JP5578660B2 - 電気機器収納用箱 - Google Patents

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Description

本発明は、コントロールケースなどの小型機器を収納する電気機器収納用箱に関するものである。
従来から電気機器収納用箱において、箱本体の開口部に施蓋される蓋をネジ等の締付金具により箱本体に締付ける構造が一般的に採用されている(特許文献1)。
しかし、電気機器収納用箱が小型機器を収納するコントロールケース等、小型の電気機器収納用箱である場合、該箱本体に対する締付金具のスペース占有割合が大きくなり、機器収納スペースが圧迫され、好ましくないという問題があった。
また、該問題解決のために、従来使用していた通常サイズの締付金具を特殊サイズに小型化した場合、小型の締付金具の取り扱いが困難であり該電気機器収納用箱の開閉作業性が悪くなる問題や、コストが高くなる問題がある。
特開2003−332767号公報
本発明の目的は前記問題を解決し、ネジ等の締付金具を用いずに蓋を箱本体に固定することができ、しかも、開閉作業性に優れた小型の電気機器収納用箱を低コストに提供することである。
上記課題を解決するためになされた本発明の電気機器収納用箱は、前面を開口させた箱本体と、その開口部を覆うカバーとからなる電気機器収納用箱であって、該カバーは、前面板と、その左右両端部に形成した左右一対の第1側面板と、該第1側面板の少なくとも一か所に形成した突状係止部を有し、該箱本体は、背面板と、その端部に形成した第2側面板と、該第2側面板に形成されカバーの突状係止部と係止する孔状係止部を有し、少なくとも一つの第2側面板の端部を、カバーの突状係止部を当接して孔状係止部に導くガイド面として形成し、該カバーは、更に、前面板の上下両端部に形成した上下一対の第3側面板と、該第3側面板に形成した通気孔部を有し、箱本体の側面には、カバーの突状係止部を、背面板からの高さが異なる位置で係止する孔状係止部が複数形成したことを特徴とするものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の電気機器収納用箱において、箱本体が、連結した複数のボデーからなることを特徴とするものである。
請求項3記載の発明は、請求項記載の電気機器収納用箱において、該複数のボデーは第2側面板の少なくとも一方の面が開口されており、一方のボデーの開口端部には背面板の開口端部側の中央部に形成された連結部を介して連結部材を形成し、他方のボデーの開口端部には突出部を形成し、該連結部の両端に形成されたスリットに突出部が嵌合し、複数のボデーを連結することを特徴とするものである。
請求項4記載の発明は、請求項1〜の何れかに記載の電気機器収納用箱において、背面板全体から外周部を除き方形状に内側に形成した電気機器取付用のエンボス部を形成したことを特徴とするものである。
本発明に係る電気機器収納用箱は、前面を開口させた箱本体と、その開口部を覆うカバーとからなる電気機器収納用箱であって、該カバーを、前面板と、その左右両端部を箱本体側に形成した左右一対の第1側面板と、該第1側面板の少なくとも一か所に形成した突状係止部を有する構成とし、該箱本体を、背面板と、その端部に形成した第2側面板と、該第2側面板に形成されカバーの突状係止部と係止する孔状係止部を有する構成とし、少なくとも一つの第2側面板の端部を、カバーの突状係止部を当接して孔状係止部に導くガイド面として形成した。当該構成によれば、ネジ等の締付金具を用いることなく、カバーの突状係止部を該箱本体のガイド面に当接させて孔状係止部にガイドして係止させて電気機器収納用箱とすることができるため、開閉作業性に優れた小型の電気機器収納用箱を低コストに提供することができる。
また本発明では、該カバーを、更に、前面板の上下両端部に形成した上下一対の第3側面板と、該第3側面板に形成した通気孔部を有し、箱本体の側面には、カバーの突状係止部を、背面板からの高さが異なる位置で係止する孔状係止部が複数形成された構成として、背面からの高さが異なる位置でカバーを係止可能とした。また、最背面側の孔状係止部以外の孔状係止部を選択した場合には、カバーの水平面と該箱本体の側面との間に隙間が生じ、電気機器収納用箱の換気や放熱を行うことができる。また、請求項2記載の発明の構成によれば、該隙間が通気孔部で覆われるため、該隙間から電気機器収納用箱内へ指が入って怪我をする等の事故を効果的に防止することができる。
請求項2記載の発明によれば、箱本体を、連結した複数のボデーからなる構成とすることにより、箱本体のサイズを適宜変更して、最適なサイズとすることができる。
請求項3記載の発明によれば、請求項3記載の発明における該複数のボデーは第2側面板の少なくとも一方の面が開口されており、一方のボデーの開口端部には背面板の開口端部側の中央部に形成された連結部を介して連結部材を形成し、他方のボデーの開口端部には突出部を形成し、該連結部の両端に形成されたスリットに突出部が嵌合し、複数のボデーを連結することにより、ボデー同士の嵌合においてもねじを不要として部品点数の削減を図りつつ、強固に連結させることができる。
請求項4記載の発明によれば、該箱本体の背面板全体から外周部を除き略方形に内側に形成した電気機器取付用のエンボス部を形成したことにより、該エンボス加工部に機器を直接取り付け可能となり、機器取り付け用の端子台を別途取り付ける必要がなくなり、部品点数の削減が図られる。また、壁取付の際、ねじやナットが背面板の外周部より飛び出さない構造となるために取り付けも容易で、外観上も好ましい。
実施形態1の電気機器収納用箱およびそのカバーの全体図である。 図1のA−A断面図である。 実施形態1の電気機器収納用箱およびそのカバーの全体図である。 実施形態1の電気機器収納用箱およびそのカバーの全体図である。 実施形態1の電気機器収納用箱およびそのカバーの全体図である。 実施形態1の電気機器収納用箱およびそのカバーの全体図である。 実施形態2の電気機器収納用箱およびそのカバーの全体図である。 実施形態3の電気機器収納用箱の説明図である。 実施形態4の電気機器収納用箱の説明図である。 実施形態4の電気機器収納用箱の説明図である。 実施形態4の電気機器収納用箱の説明図である。 実施形態4の電気機器収納用箱の説明図である。
以下に本発明の好ましい実施形態を示す。
(実施形態1)
図1には、実施形態1の電気機器収納用箱を示し、図2には、図1のA−A断面斜視図を示している。本発明の電気機器収納用箱1は、前面に開口部2を有する箱本体3と、該開口部2を覆うカバー4とから構成される。
カバー4は、略コ字状に形成され、箱本体3の開口部2を覆う前面板5と、該前面板5の左右両端部を箱本体3側に折り曲げて形成した左右一対の第1側面板6と、該第1側面板6の少なくとも一か所に形成した突状係止部7を有している。突状係止部7は該箱本体3側に向かって突出形成した構造となっている。
本実施形態では、突状係止部7を左第1側面板61と右第1側面板62の各々の両先端部付近に2か所ずつ合計4つ形成している。
箱本体3は、背面板8と、該背面板8の端部をカバー側に折り曲げて形成した第2側面板9から構成されている。
箱本体3の第2側面板9は、カバー4の左第1側面板61・右第1側面板62と各々平行に配置される左第2側面板91・右第2側面板92と、左第2側面板91・右第2側面板92に直交して形成された上第2側面板93・下第2側面板94からなり、左第2側面板91・右第2側面板92には、上第2側面板93・下第2側面板94の該直交端部付近にカバー4の突状係止部7を係止する孔状係止部10を形成している。
背面板8から上第2側面板93・下第2側面板94の先端部までの高さは、背面板8から左第2側面板91・右第2側面板92の高さよりも高く形成されている。箱本体3にカバー4を装着する際には、上第2側面板93・下第2側面板94の内側面の端部にカバー4の突状係止部7を当接させながら、左第2側面板91・右第2側面板92に形成された孔状係止部10までガイドして嵌合させることができる。つまり、上第2側面板93・下第2側面板94をカバー4の突状係止部7を当接して左第2側面板91・右第2側面板92の孔状係止部10に導くガイド面としたものである。
当該構成によれば、図2に示すように、カバー4の突状係止部7を該箱本体3の上第2側面板93・下第2側面板94に当接させて孔状係止部10にガイドした上で、該突状係止部7と孔状係止部10とを係止させることにより、ネジ等の締付金具を用いることなくカバー4と箱本体を係止した電気機器収納用箱1とすることができるため、開閉作業性に優れた小型の電気機器収納用箱を低コストに提供することができる。
なお、開閉作業性の観点から、カバー4の水平方向長さを、箱本体3の水平方向長さより長く形成している。このような構造にすることによって、箱本体3の上第2側面板93・下第2側面板94からカバー4の左右の第1側面板6が突出し引掛部11が形成される。作業者は、引掛部11に指を引掛けて取外し作業等をすればよいため、作業性の向上が図られる。
また、図2に示すように、箱本体3の背面板8全体から外周部を除き方形状に内側に形成した電気機器取付用のエンボス加工を施し、エンボス加工部8aを形成する。そのため、該エンボス加工部8aに機器を直接取り付け可能となり、機器取り付け用の基台を別途取り付ける必要がなくなり、部品点数の削減が図られる。また、壁取付の際、外周部8bにねじ穴部8cを設けることによりねじなどにより壁面に取り付けることが可能となっている。また、エンボス加工部8aに機器を取り付ける際、機器取付用のねじやナットが背面の外周部8bより飛び出さない構造となるために取り付けも容易で、外観上も好ましい。
本実施形態では、図1に示すように、カバー4の4か所に突状係止部7を設け、箱本体3の4か所に孔状係止部10を設けているが、本実施形態にはとくに限定されず、例えば、図3に示すように、カバー4の左第1側面板61に突状係止部7を2つ形成し、右第1側面板62に孔状係止部10を2つ形成し、箱本体3の上第2側面板93・下第2側面板94の右第2側面板92側の端部の下側に突状係止部7を各々一つずつ形成し、左第2側面板91の上第2側面板93・下第2側面板94の直交端部付近に孔状係止部10を各々一つずつ形成してもよい。
その他、図4に示すように、カバー4の左第1側面板61に孔状係止部10と突状係止部7を各1つずつ形成し、右第1側面板62にも孔状係止部10と突状係止部7を各一つずつ形成し、箱本体3の上第2側面板93の両端部の下側に突状係止部7を各々1つずつ形成し、左第2側面板91・右第2側面板92の下第2側面板94の直交端部付近に孔状係止部10を各々一つずつ形成してもよく、更に、図5に示すように、図4における孔状係止部10と突状係止部7を、各々対角位置に配置してもよい。なお、図3から図5において箱本体3に突状係止部7を形成する場合には上第2側面板93・下第2側面板94の端部に形成したもので説明をしたが、左第2側面板91・右第2側面板92に突状係止部7を形成して良いことは勿論である。
また、図6に示すように、カバー4の左第1側面板61・右第1側面板62に突状係止部7を4か所形成し、箱本体3の上第2側面板93・下第2側面板94に孔状係止部10をそれぞれ2か所形成し、突状係止部7は上第2側面板93・下第2側面板94の端部にガイドされながら上第2側面板93・下第2側面板94に形成した孔状係止部10に係止させることもでき、また、その他の実施例として、左第2側面板91・右第2側面板92の孔状係止部10の上に突状係止部7をガイドする切欠などガイド溝25を形成することにより孔状係止部10を形成する左第2側面板91・右第2側面板92自身もカバー4の突状係止部7のガイド面とすることも可能で、より容易にカバー4の突状係止部7を孔状係止部10にガイドさせることが出来るものである。図1〜6に示すのいずれの実施形態においても、突状係止部7は箱本体部3の第2側面板9の端部にガイドされながら、孔状係止部10に係止される構造となるものである。なお、カバー4もしくは箱本体3に形成した突状係止部7は、該箱本体部3もしくは該カバー4に形成した孔状係止部10より突出しても良い。孔状係止部10より突出する場合は該カバー4と該箱本体3を強固に係止可能となり、突出しない場合は美観が良くなり、突出部による指の引っ掛かり等がなくなるものである。
また、図1〜6に示すように、箱本体3の上第2側面板93・下第2側面板94には、電線・ケーブルの通過孔やLEDなどのランプを取付孔として使用可能なノックアウト部12を形成している。該ノックアウト部12は、カバー4の前面板5に形成してもよい。
(実施形態2)
図7には、実施形態2の電気機器収納用箱を示している。本実施形態の基本構成は、実施形態1のカバー4に通気孔部13を形成し、箱本体3に、該カバー4を異なる高さ位置で係止するための複数段の孔状係止部10を設けたものである。
本実施形態のカバー4は、略コ字状に形成され、箱本体3の開口部2を覆う前面板5と、該前面板5の左右両端部を箱本体3側に折り曲げて形成した左右一対の第1側面板6と、該第1側面板6の少なくとも一か所に形成した突状係止部7を有していることは、実施形態1と同様であるが、更に、前面板5の上下両端部を箱本体側に折り曲げて形成した上第3側面板63・下第3側面板64と、該上下第3側面板に形成した通気孔部13を有している。
箱本体3の左第2側面板91・右第2側面板92には、該カバー4の突状係止部7を、背面板8からの高さが異なる位置で係止する孔状係止部10を複数形成している。このうち、最も背面板8側に位置する孔状係止部10は、突状係止部7を該孔状係止部10に係止させた場合、カバー4の前面板5の内側面が該箱本体3の上第2側面板93・下第2側面板94の上端部と内接する位置にくるように形成されている。
本実施形態の構成によれば、背面板8からの高さが異なる位置でカバー4を係止することができ、最背面側の孔状係止部以外の孔状係止部10を選択した場合には、カバー4の前面板5と該箱本体3の側面9との間に隙間が生じ、電気機器収納用箱1の換気や放熱を行うことができる。また、該隙間が通気孔部13で覆われるため、該隙間から電気機器収納用箱内へ指等の進入を効果的に防止することができる。
なお、図7には、格子状に形成した通気孔部13を示しているが、格子状に限定するものでなく、例えばパンチング形状等であっても良い。
(実施形態3)
また、図1〜図7までの実施形態例においては、第2側面板9は背面板8から折り曲げて形成したものであるが、図8のように上第2側面板93・下第2側面板94及び背面板19をそれぞれ別部材で形成し、溶接などで取り付けることにより箱本体3を形成するものであっても良い。背面板19と上第2側面板93・下第2側面板94を別部材で形成することにより、鉄材を打ち抜いて利用できる部分が小さい一方の廃材から背面板19、他の廃材から上第2側面板93・上第2側面板93を切り抜いて利用できるので資源の有効活用が可能となるものである。図上では左第2側面板91と右第2側面板92は記載していないが同様に別部材として用意しても良いものである。
図8の実施例においては、背面板19の上下端部に上第2側面板93・下第2側面板94との取付けを行う取付部19aを形成し、該背面板19の左右端部に折曲部19bを形成している。該折曲部19bの両端部は折り曲げを行わず該取付部19aの端部と該折曲部19b端部の間に空隙を形成し、空隙を孔状係止部10としたものであり、また、該折曲部19bの両端部まで形成し、該取付部19aとの直交端部付近に孔状係止部を設けても良い。このような形状にしておけば、該折曲部19bが従来の左第2側面板91と右第2側面板92の役目を持つものとなり、左第2側面板91と右第2側面板92を別部材として用意することなく図1〜図7と同様の効果を得ることが可能である。カバー4の突状係止部7は上第2側面板93・下第2側面板94の端部にガイドされながら背面板8の折曲部19bの両端部に形成した孔状係止部10に係止させるものである。また、カバー4にねじ30を取り付け、上第2側面板93・下第2側面板94のカバー4側の字上端面にねじ30を受けるネジ受け部40を形成して箱の開閉を行うものであり、図8のようなねじ受け部40の構造を図1〜図7の実施形態例に使用して良いことは勿論である。
(実施形態4)
図9〜12には、実施形態3の電気機器収納用箱を示している。本実施形態の基本構成は、複数のボデー14を連結し箱本体3を構成したものである。
該ボデー14間の連結構造としては、該複数のボデー14は第2側面板9の少なくとも一方の面が開口されており、一方のボデー14の開口端部には背面板の中央部の連結部21を介して連結部材15を形成し、他方のボデー14の開口端部には突出部16を形成し、該連結部21の両端に形成されたスリット20に該突出部16が嵌合し複数のボデー14を連結する連結構造を採用している。カバー4は、複数のボデー14を連結して構成した箱本体3を1つのカバー4で覆う構造としている。
当該連結構造によれば、ボデー14同士の嵌合においてもねじを不要として部品点数の削減を図りつつ、強固に連結させることができる。
ボデー14の連結配置や連結数は特に限定されず、例えば、図9〜10に示すように2つのボデー14を連結させて箱本体3の左第2側面板91・右第2側面板92を形成するタイプ、図11に示すように2つのボデー14を連結させて箱本体3の上第2側面板93・下第2側面板94を形成するタイプ、図12に示すように3つのボデー14を連結させて箱本体3の左第2側面板91・右第2側面板92を形成するタイプ、等がある。
図9に示す実施形態では、紙面向かって左側のボデー14aと、紙面向かって右側のボデー14bを連結させて箱本体3を構成している。本実施形態では、ボデー14bは下第2側面板94を有さず当該側面は開口構造となっており、ボデー14bの左第2側面板91・右第2側面板92には各々、ボデー14bの内部方向にL字状に折り曲げた構造の突出部16が形成されている。左第2側面板91・右第2側面板92の該折り曲げ側の端部には、孔状係止部17が形成されている。ボデー14aは上第2側面板93を有さず当該側面は開口構造をなっており、開口した先端部には、該開口断面と略同一形状のコ字状の連結部材15が連結されている。該連結部材15の両腕部には突状係止部18が形成されている。連結部材15をボデー14bの背面板8の開口端部側の中央部に形成された連結部21で連結する構造とすることにより、該連結部21の左右両端部にはL字状のスリット20が各々形成され、該スリット20にボデー14aの突出部16を嵌め込み、更に突状係止部18を孔状係止部17に係止させることにより、ボデー14aとボデー14bを強固に連結して箱本体3を構成することができる。
図10に示す実施形態は、基本構造は図9に示す実施形態と同様であるが、図9に示す実施形態のコ字状の連結部材15に代えて、ボデー14aの開口した先端部に、該開口部を塞ぐように立設させた板状の連結部材15を連結しているため、ボデー14aとボデー14bを各々独立した空間として使用することができる。図10に示す実施形態においても、開口端部側の中央部に形成された連結部21の左右両端部にL字状のスリット20が形成されるため、該スリット20に突出部16を嵌合させるものである。ただし、この実施例においては突状係止部18と孔状係止部17は、連結部材15と突出部16に形成するものである。
図11に示す実施形態では、紙面向かって左上側のボデー14cと、紙面向かって右下側のボデー14dを連結させて箱本体3を構成している。本実施形態では、ボデー14cは右第2側面板92を有さず当該側面は開口構造をなっており、上第2側面板93・下第2側面板94には各々、ボデー14aの内部方向にL字状に折り曲げた構造の突出部16が形成されている。ボデー14dは左側面91を有さず当該側面は開口構造をなっており、開口した先端部には、該開口部を塞ぐように立設させた板状の連結部材15が連結され、ボデー14aの突出部16が嵌合可能としている。なお、図11の実施形態においては各々独立した空間として使用することが可能な嵌合構造を例として表示したが、図9に示すように各々の空間を連結して使用することが可能な嵌合構造としても良いことは勿論である。
図12に示す実施形態は、3つのボデー14を連結させて箱本体3の左第2側面板91・右第2側面板92を形成するものである。紙面向かって中央のボデー14eは、上第2側面板93・下第2側面板94を有さず当該側面は開口構造となっており、それぞれの開口端部には連結部材15が連結されている。ボデー14eの左側のボデー14fは上第2側面板93を有さず突出部16が形成、ボデー14eの右側のボデー14gは下第2側面板94を有さず突出部16が形成されており、それぞれ嵌合可能に形成しているものである。本実施形態ではボデー14eには連結部材15を形成したものであるが、ボデー14eに突出部16を形成し、ボデー14f及びボデー14gに連結部材15を形成するようなものであるなど、使用状況にあわせて連結部材15、突出部16の形成方法を変えても良い。
1 電気機器収納用箱
2 開口部
3 箱本体
4 カバー
5 前面板
6 第1側面板
61 左第1側面板
62 右第1側面板
63 上第3側面板
64 下第3側面板
7 突状係止部
8 背面板
8a エンボス加工部
8b 外周部
8c ねじ穴部
9 第2側面板
91 左第2側面板
92 右第2側面板
93 上第2側面板
94 下第2側面板
10 孔状係止部
11 引掛部
12 ノックアウト部
13 通気孔部
14 ボデー
15 連結部材
16 突出部
17 孔状係止部
18 突状係止部
19 背面板
19a 取付部
19b 折曲部
20 スリット
21 連結部
25 ガイド溝
30 ねじ
40 ねじ受け部

Claims (4)

  1. 前面を開口させた箱本体と、その開口部を覆うカバーとからなる電気機器収納用箱であって、
    該カバーは、前面板と、その左右両端部に形成した左右一対の第1側面板と、該第1側面板の少なくとも一か所に形成した突状係止部を有し、
    該箱本体は、背面板と、その端部に形成した第2側面板と、該第2側面板に形成されカバーの突状係止部と係止する孔状係止部を有し、少なくとも一つの第2側面板の端部を、カバーの突状係止部を当接して孔状係止部に導くガイド面として形成し、
    該カバーは、更に、前面板の上下両端部に形成した上下一対の第3側面板と、該第3側面板に形成した通気孔部を有し、箱本体の側面には、カバーの突状係止部を、背面板からの高さが異なる位置で係止する孔状係止部が複数形成したことを特徴とする電気機器収納用箱。
  2. 箱本体が、連結した複数のボデーからなることを特徴とする請求項1記載の電気機器収納用箱。
  3. 該複数のボデーは第2側面板の少なくとも一方の面が開口されており、
    一方のボデーの開口端部には背面板の開口端部側の中央部に形成された連結部を介して連結部材を形成し、
    他方のボデーの開口端部には突出部を形成し、
    該連結部の両端に形成されたスリットに突出部が嵌合し、
    複数のボデーを連結することを特徴とする請求項2記載の電気機器収納用箱。
  4. 背面板全体から外周部を除き方形状に内側に形成した電気機器取付用のエンボス部を形成したことを特徴とする請求項1〜の何れかに記載の電気機器収納用箱。
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