JP2004305544A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】共通の基板ケースを大きさの異なる複数種類の基板に汎用できる遊技機を提供する。
【解決手段】基板16,17と、この基板16,17が収納された基板ケース18とを備え、基板ケース18に、基板16,17が嵌合する嵌合部26と、嵌合部26の周縁側で基板16,17を厚さ方向に挟持する挟持部27とを設けた遊技機において、嵌合部26の一部に基板16,17を嵌合すると共に、嵌合部26の基板16,17が嵌合されていない部分に、基板16,17に並べてスペーサー25を嵌合し、基板16,17及びスペーサー25を挟持部27により挟持したものである。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機、アレンジボール機、雀球遊技機、回胴式遊技機等の各種遊技機、取り分け基板の基板ケースへの収納構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えばパチンコ機等の弾球遊技機は、主制御基板、払い出し制御基板、電源基板、音声制御基板、ランプ制御基板等の複数種類の基板を備え、これら各基板が夫々基板ケースに収納されると共に、その基板ケースが遊技機の裏側等に適宜装着されている。
【0003】
基板ケースには、例えば基板が嵌合する嵌合部と、この嵌合部の周縁側で基板を厚さ方向に挟持する挟持部とを備え、嵌合部及び挟持部により基板を基板ケース内に保持するように構成されたものがあり、このような基板ケースでは、その嵌合部及び挟持部に見合った大きさの基板を簡単に収納できる利点がある。(例えば特許文献1)
【0004】
【特許文献1】
特開平11−290528号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記の基板ケースは、決まった大きさの基板しか収納することができないため、大きさの異なる各種基板に応じて夫々専用に設計する必要があり、製作コストが増大する原因となっていた。また、新機種の開発等により基板の大きさが変更された場合にも、その新たな基板の大きさに合わせて基板ケースを設計し直さなければならなかった。
【0006】
そこで、複数種類の基板を、又は新機種の基板と旧機種の基板とを一定の大きさに設計して、共通の基板ケースを異なる複数の基板に汎用すれば、基板ケースの設計に必要なコストを削減することが可能であるが、各種基板は機能等に応じて必要な大きさが夫々異なるため、その大きさを一定にするには新たなコストが発生することとなる。
【0007】
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、共通の基板ケースを大きさの異なる複数種類の基板に汎用できる遊技機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、基板16,17と、該基板16,17が収納された基板ケース18とを備え、該基板ケース18に、前記基板16,17が嵌合する嵌合部26と、該嵌合部26の周縁側で前記基板16,17を厚さ方向に挟持する挟持部27とを設けた遊技機において、前記嵌合部26の一部に前記基板16,17を嵌合すると共に、該嵌合部26の前記基板16,17が嵌合されていない部分に、該基板16,17に並べてスペーサー25を嵌合し、該基板16,17及びスペーサー25を前記挟持部27により挟持したものである。
【0009】
また本発明は、基板16,17と、該基板16,17が収納された基板ケース18とを備え、該基板ケース18に、前記基板16,17が嵌合する嵌合部26と、該嵌合部26の周縁側で前記基板16,17を厚さ方向に挟持する挟持部27とを設けた遊技機において、前記嵌合部26の一部に前記基板16,17を嵌合すると共に、該基板16,17に対応して前記嵌合部26を仕切る仕切り部材70を、前記基板16,17の大きさ又は嵌合位置に応じて位置調整可能に設けたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。図1〜図8は、本発明をパチンコ機に適用した第1の実施形態を例示している。図1及び図2において、1は遊技機本体で、矩形状の外枠2と、この外枠2の前側に開閉自在に枢着された前枠3とを備えている。前枠3には遊技盤4が裏側から着脱自在に装着されると共に、遊技盤4の下側に、発射用の遊技球を貯留する上皿5が装着されている。また前枠3の下部には、上皿5からの余剰球を貯留する下皿ユニット6と、発射手段7の発射ハンドル8とが設けられている。
【0011】
前枠3の裏側には、遊技盤4を裏側から押さえる裏機構板9が開閉自在に装着されている。裏機構板9には、遊技盤4の裏側の裏カバー10が嵌合する開口部11が形成され、その上側に遊技球タンク12及びタンクレール13が、左右方向の一側に払い出し手段14が、下側に通路ユニット15が夫々設けられている。遊技球タンク12は、遊技球補給系から補給された遊技球を貯留して、タンクレール13を経て払い出し手段14側へと供給するようになっている。払い出し手段14は、例えばモーター駆動による回転式であって、通路ユニット15等を経て上皿5側へと遊技球を払い出すようになっている。
【0012】
裏カバー10は、遊技盤4に装着された特別図柄表示手段等の複数の遊技部品を裏側から覆うためのもので、遊技盤4に着脱自在に固定されている。裏カバー10には、音声制御基板16及びランプ制御基板17を収容した音声・ランプ制御基板ケース18と、主制御基板19を収容した主制御基板ケース20とが着脱自在に装着されている。
【0013】
なお、音声・ランプ制御基板ケース18は裏カバー10の上部側に配置され、この音声・ランプ制御基板ケース18の下側に主制御基板ケース20が配置されているが、これらの配置は適宜変更しても良い。
【0014】
通路ユニット15の裏側には、電源基板21及び払い出し制御基板22とを例えば左右に収容した電源・払い出し制御基板ケース23が、ケース取り付け板24を介して着脱自在に装着されている。
【0015】
なお、実施形態では、本発明を音声・ランプ制御基板ケース18に適用した場合について例示するが、主制御基板ケース20、電源・払い出し制御基板ケース23等の他の基板ケースに適用することも可能である。
【0016】
音声・ランプ制御基板ケース18は、図3〜図7に示すように、音声制御基板16、ランプ制御基板17及びスペーサー25が嵌合する嵌合部26と、その嵌合部26の周縁側で各基板16,17及びスペーサー25を厚さ方向に挟持する挟持部27とを備えている。(以下、音声・ランプ制御基板ケース18を単に基板ケース18、音声制御基板16及びランプ制御基板17を単に基板16,17ということがある。)
基板ケース18は、例えば横長矩形箱状の合成樹脂製等の成型品で、各基板16,17の一側(例えばCPU等の電子部品16a,17aが装着された側)に配置されたカバー体28と、他側に配置されたベース体29とを備えており、実施形態ではそのカバー体28側に嵌合部26が形成されると共に、カバー体28側の受け部30とベース体29側の押さえ部31とにより挟持部27が構成されている。
【0017】
カバー体28はベース体29に対して後側に配置され、図3及び図4に示すように、外周に設けられた略矩形枠状の外壁部32と、外壁部32の後側に設けられ且つ前側が開放する略矩形箱状のカバー部33とを一体に備え、外壁部32の内側が嵌合部26となっている。カバー部33の例えば上側及び左右方向の一側(例えば図3の右側)は外壁部32に沿って設けられると共に、カバー部33の下側及び左右方向の他側(例えば図3の左側)は外壁部32から内側に離間して設けられており、その間が基板16,17のコネクタ34を外側に導出するためのコネクタ開口部35となっている。
【0018】
以下、説明の上下左右の方向を用いる場合には、原則として図3に示す方向に基づくため、他の図において上下又は左右が逆転する場合がある。なお、上下左右の方向は単に説明の便宜上用いているだけであり、その記載により基板ケース18等の構成、装着方向等を限定するものではない。
【0019】
コネクタ開口部35は例えばL字状で、嵌合部26の内側に、その下縁の略全長及び左右方向の他側の下部側に沿って形成されている。なお、コネクタ開口部35は、嵌合部26の少なくとも左右方向(長手方向)の略全長に沿って縁部側に設けられていることが望ましい。
【0020】
また、下側の外壁部32の後端とカバー部33の前端との間には、外壁部32を補強するための補強リブ36がコネクタ開口部35を上下方向(幅方向)に跨ぐように、1又は複数、例えば左右方向に3個設けられている。
【0021】
カバー部33は、コネクタ34及びその近傍を除く基板16,17の要部を例えば電子部品16a,17a側から覆うためのもので、図6及び図7にも示すように、略矩形板状の底板部37と、この底板部37の各縁部から起立する上側板部38a、左側板部38b、下側板部38c及び右側板部38dとを一体に備えている。
【0022】
各側板部38a〜38dは前側が拡がるように若干テーパー状に構成されている。また底板部37には、その一部又は全体、例えば上部側に複数の小孔39が形成されており、基板16,17上の電子部品16a,17aからの発熱を放出するようになっている。
【0023】
受け部30は、例えば上側及び左右方向の一側では、外壁部32と側板部38a,38dとの境目の段部40により連続的に構成されている。即ち、カバー部33の上側板部38a及び右側板部38dの前端は、外壁部32の後端よりも僅かに(例えば外壁部32の板厚程度だけ)内側に設けられており、その境目に基板16,17及びスペーサー25の縁部をその一側から受ける段部40が形成されている。
【0024】
また受け部30は、下側及び左右方向の他側では、外壁部32の左右の両隅部に設けられた受け板41,42と、下側の外壁部32の後端から内側にリブ状に突出する1又は複数(例えば3個)の突出部43とにより間欠的に構成されている。
【0025】
また、左右方向の他側の外壁部32には、外側に張り出す張り出し部44,45が上下に形成され、下側の張り出し部45に対応して前述した受け板42が設けられると共に、この受け板42に基板16の縁部が略当接又は近接する突出リブ46が設けられている。
【0026】
即ち、嵌合部26は、上側、下側及び左右方向の一側の外壁部32と、左右方向の他側の突出リブ46とに囲まれる横長の略矩形状の領域に形成されており、各基板16,17及びスペーサー25の側縁部が、それら外壁部32及び突出リブ46に内側から略当接又は近接するように嵌合されている。そして、この嵌合部26の周縁に沿って、その略全体に連続的又は間欠的に受け部30が設けられている。なお、受け部30は、嵌合部26の周縁側の略全体にわたって連続的に設けても良いし、略全体にわたって間欠的に設けても良い。
【0027】
嵌合部26には、図6(A)及び図6(B)にも示すように、音声制御基板16、ランプ制御基板17及びスペーサー25が、互いに側縁部が略当接するように例えば左右方向に並んで略全体に嵌合されている。なお、実施形態では、音声制御基板16とランプ制御基板17とをその平面方向に略当接状に並べて左右方向の他側に配置すると共に、左右方向の一側に、各基板16,17とその平面方向に略当接状に並べてスペーサー25を配置しているが、各基板16,17及びスペーサー25が嵌合部26の略全体に嵌合されていれば、それらの配置は適宜変更可能である。
【0028】
各基板16,17は、その上下方向の寸法が嵌合部26の上下方向(幅方向)の寸法に略対応されており、少なくとも対向する2辺側(例えば上下の2辺)が受け部30により受けられている。なお、左右方向の他側の基板(実施形態では音声制御基板)16は、左右方向の1辺側でも受け部30により受けられている。
【0029】
スペーサー25は、各基板16,17と略同一厚さを有する合成樹脂製等の板状で、嵌合部26の基板16,17が嵌合されていない部分の略全体に嵌合されている。なお、スペーサー25は、上下の対向する2辺側及び左右方向の一側辺側が受け部30により受けられると共に、左右方向の他側辺側が基板(実施形態ではランプ制御基板)17の側縁部に略当接されている。
【0030】
スペーサー25は、各基板16,17の大きさ、数、配置等に応じて、その大きさ、形状等が決定されるもので、基板16,17の大きさ、数、配置等が変化すれば、それに合わせて変化されるものである。
【0031】
なお、実施形態では、嵌合部26の基板16,17が嵌合されていない部分の略全体にスペーサー25を嵌合しているが、各基板16,17が安定的に保持される構造であれば、必ずしも略全体に設けなくても良い。また各基板16,17及びスペーサー25は、その何れもが少なくとも対向する2辺側(上下でも左右でも良い)が受け部30により受けられていることが望ましい。
【0032】
基板16,17及びスペーサー25は、図3にも示すように、嵌合部26の略全体に嵌合されているため、コネクタ開口部35の全体を塞いでいる。また図7に示すように、コネクタ開口部35の内側に対応するカバー部33の側板部38a〜38d(例えば、左側板部38bの下部側及び下側板部38c)の前端が基板16,17及びスペーサー25に略当接されており、電子部品16a,17a等が配置された基板16,17の要部がコネクタ開口部35の外側から完全に遮断されている。
【0033】
ベース体29は、図5〜図8に示すように、カバー体28の前側に着脱自在に取り付けられるもので、略矩形板状の底板部47と、この底板部47の各縁部から後側に起立する側板部48とを備えている。
【0034】
側板部48は、カバー体28の外壁部32の内側に丁度嵌合する枠状で、嵌合部26の左右方向の他側を除いて、この側板部48により押さえ部31が構成されている。また、ベース体29には、カバー体28の突出リブ46の内側に対応して、底板部47から側板部48と略同量だけ突出する突出板部49が上下方向の略全体に跨って設けられており、嵌合部26の左右方向の他側ではこの突出板部49により押さえ部31が構成されている。
【0035】
従って、押さえ部31は、カバー体28の側板部48と突出板部49とにより、嵌合部26の周縁側の略全体に連続的に設けられている。なお、押さえ部31は、嵌合部26の周縁側の略全体に間欠的に設けても良い。
【0036】
また、基板ケース18には、基板16,17を位置決めするための位置決め部50、カバー体28にベース体29を取り付けて保持するための保持部51、基板ケース18を裏カバー10側に取り付けるための取り付け部52等が設けられている。
【0037】
位置決め部50は、図3、図4、図6及び図8に示すように、例えばカバー体28の上部側(コネクタ開口部35と反対側)の一角(例えば左右方向の他側の隅部)に設けられ、台座部53から突設する突起部54を備えている。なお、実施形態では、嵌合部26に嵌合される2枚の基板16,17のうち、端部に配置される基板(実施形態では音声制御基板)16を位置決めするようになっている。
【0038】
台座部53は、カバー部33の後部側の角を斜めに切り欠くように形成されたもので、カバー部33の底板部37及び側板部38a〜38d等と略同じ板厚に構成された台側板部55及び基板部56を備え、この基板部56から突起部54が基板16,17側に一体に突設されている。
【0039】
台側板部55は略矩形状で、カバー部33の上側板部38aと左側板部38bとを斜めに連結すると共に後端が底板部37に連結されている。基板部56は略三角形状で、台側板部55の前端、カバー部33の上側板部38a及び左側板部38bに連結され、基板16,17に略平行に近接されている。
【0040】
突起部54は、基部側の大径部57と先端側の小径部58とを備え、この小径部58が基板16,17の隅部に開口された穴部59に嵌合されると共に、受け部30と略同一水準に設定された大径部57の上端に、基板16,17の一側面が略当接されている。
【0041】
保持部51は、図3〜図5及び図7に示すように、基板ケース18の一側、例えば上側に設けられたロック部60と、ロック部60の反対側、例えば下側に設けられた規制部61とを備えている。なお、ロック部60及び規制部61は、その上下の配置を入れ替えても良いし、左右方向の一側及び他側に配置しても良い。
【0042】
規制部61は、カバー体28とベース体29との前後の外れを規制するもので、カバー体28の外壁部32の前端に嵌合部26の内側に突出するように設けられた規制凸部65と、ベース体29の底板部47に前側から凹入状に形成され且つカバー体28にベース体29を取り付けたときに規制凸部65が前側から嵌合する規制凹部66とを備え、この規制凸部65と規制凹部66とが前後方向に係合するようになっている。なお、規制凸部65及び規制凹部66は左右方向に1又は複数、例えばカバー体28の受け部30を構成する受け板41,42及び突出部43の間に対応して3個設けられている。
【0043】
ロック部60は、カバー体28側に一体に設けられた保持突起62と、ベース体29側に一体に設けられた弾性板部63とを備えている。保持突起62は、カバー部33の上側板部38aの外側に、左右方向に1又は複数(例えば3個)設けられている。なお、各保持突起62は、例えば左右一対のリブ状に構成されている。
【0044】
弾性板部63は例えば上下方向に弾性変形可能な板状で、カバー部33の上側板部38aの外側に配置されるように、保持突起62に対応して左右方向に1又は複数(例えば3個)設けられている。弾性板部63は、ベース体29から後側に突出するように設けられると共に、その先端に保持穴部64が形成されており、カバー体28とベース体29とをその下部側で規制部61により前後方向に規制した状態で上部側を嵌め合わせたときに、保持穴部64が保持突起62に外側から係脱自在に係合するようになっている。
【0045】
取り付け部52は、図3〜図6に示すように、基板ケース18の例えば左右方向の一側に設けられた挿入部67と、この挿入部67の反対側、例えば左右方向の他側に設けられた係合部68とを備えている。なお、基板ケース18は裏カバー10に直接取り付けても良いし、適宜取り付け板等を介して取り付けても良い。
【0046】
挿入部67は上下方向に1又は複数、例えば2個あり、例えばベース体29の左右方向の一側縁から一体に前側に突出されると共に、その先端が左右方向の外側(一側)に湾曲状に曲げられたもので、裏カバー10側の挿入孔(図示略)に挿入されるようになっている。
【0047】
係合部68は上下方向に1又は複数、例えばカバー体28の上下の張り出し部44,45の間に1個設けられている。係合部68は、例えば左右方向に弾性変形可能な係合爪69を備え、この係合爪69が裏カバー10側の係合孔(図示略)に係脱自在に係合するようになっている。
【0048】
次に、本実施形態の作用について説明する。音声・ランプ制御基板ケース18に音声制御基板16、ランプ制御基板17及びスペーサー25を収納する際には、先ず、音声制御基板16を嵌合部26の左右方向の他側(左側)に嵌合する。嵌合部26の周縁部の略全体に受け部30を設けると共に、音声制御基板16の上下方向の寸法を嵌合部26に対応させているので、音声制御基板16の対向する上下の2辺を含む3辺側を受け部30により安定的に受けることができる。
【0049】
また、音声制御基板16の嵌合に際しては、その隅部に形成された穴部59に、位置決め部50の突起部54を嵌合させる。これにより音声制御基板16を位置決めすることができるうえに、他の基板、例えばランプ制御基板17と配置を間違えて嵌合することもない。
【0050】
次に、ランプ制御基板17を、音声制御基板16に略当接するように左右方向に並べて嵌合部26に嵌合する。嵌合部26の周縁側の略全体に受け部30を設けると共に、ランプ制御基板17の上下方向の寸法を嵌合部26に対応させているので、ランプ制御基板17の対向する上下の2辺を受け部30により安定的に受けることができる。
【0051】
なお、音声制御基板16及びランプ制御基板17を配置する際には、そのコネクタ34部をコネクタ開口部35に嵌合することにより、コネクタ34を基板ケース18の外側に露出できる。また、嵌合部26の下縁側の略全体及び左右方向の一側の下部側に連続状に大きい範囲でコネクタ開口部35を形成しているので、大きさ、コネクタ34の配置等の異なる各種の基板16,17にも対応できるし、基板16,17の配置を左右方向に変更することも可能である。
【0052】
両基板16,17を嵌合すれば、嵌合部26の基板16,17が嵌合されていない部分の略全体に対応して、基板16,17に並べて左右方向の一側にスペーサー25を嵌合する。なお、嵌合部26の周縁部の略全体に受け部30を設けると共に、スペーサー25の上下方向の寸法を嵌合部26に対応させているので、スペーサー25の対向する2辺側を含む3辺側を受け部30により安定的に受けることができる。
【0053】
スペーサー25は、嵌合部26の大きさ、各基板16,17の大きさ、各基板16,17の配置等に応じて、その大きさ、形状等が決定されるものであり、それらに応じて予め所定の形状に成型しておけばよい。
【0054】
更に、嵌合部26の全体に基板16,17及びスペーサー25を嵌合すると共に、コネクタ開口部35の内側でその全長に亘って、カバー部33の側縁部38a〜38d(例えば左側板部38b及び下側板部38c)の前端を基板16,17及びスペーサー25に当接させているので、基板16,17及びスペーサー25によりコネクタ開口部35を完全に塞ぐことができて、基板16,17への不正等を防止することができる。
【0055】
カバー体28の嵌合部26に基板16,17及びスペーサー25を嵌合すれば、ベース体29をカバー体28に取り付けて保持部51により保持する。即ち、カバー体28の外壁部32の内側にベース体29の側板部48を嵌合する際には、先ず、規制部61側(下側)を嵌合して、カバー体28側の規制凸部65とベース体29側の規制凹部66とを係合してから、ロック部60側(上側)を嵌合する。すると、ベース体29側の弾性板部63の保持穴部64がカバー体28側の保持突起62に係合するので、カバー体28とベース体29との結合を保持することができる。
【0056】
また、ベース体29の側板部48及び突出板部49により、基板16,17及びスペーサー25を受け部30と反対側から押さえる押さえ部31が構成されており、ベース体29をカバー体28に取り付けることにより基板16,17及びスペーサー25を受け部30との間で挟持することができる。受け部30と同様に押さえ部31を嵌合部26の周縁側の略全体に設けているので、嵌合部26の周縁側の略全体に挟持部27が形成され、基板16,17の大きさ、配置等の如何にかかわらず、基板16,17及びスペーサー25を確実に挟持することができる。
【0057】
基板ケース18を取り付け部52により裏カバー10に装着する際には、先ず左右方向の一側の挿入部67を裏カバー10側の挿入孔に挿入し、その挿入部67を支点として基板ケース18を回転させて係合部68の係合爪69を裏カバー10側の係合孔に係合させれば良く、簡単に基板ケース18を裏カバー10側に装着することができる。
【0058】
本実施形態では、基板16,17と、基板16,17が収納された基板ケース18とを備え、基板ケース18に、基板16,17が嵌合する嵌合部26と、嵌合部26の周縁側で基板16,17を厚さ方向に挟持する挟持部27とを設けた遊技機において、嵌合部26の一部に基板16,17を嵌合すると共に、嵌合部26の基板16,17が嵌合されていない部分に、基板16,17に並べてスペーサー25を嵌合し、基板16,17及びスペーサー25を挟持部27により挟持しているので、共通の基板ケース18を大きさの異なる複数種類の基板16,17に汎用でき、しかも、基板ケース18内での基板16,17の位置変更も簡単に行なうことができる。
【0059】
即ち、収容する基板16,17の大きさ、配置が異なっても、その基板16,17に応じてスペーサー25の大きさ、形状等を変更するだけで、基板16,17を嵌合部26内に安定的に保持することができる。また、1の基板ケース18に複数の基板16,17を収容する場合にも、基板16,17の大きさ又は形状を変更する場合と略同様に考えることができるので、スペーサー25の大きさ等を変更するだけで良く、基板ケース18の設計を変更する必要がない。
【0060】
スペーサー25は、基板ケース18のコネクタ開口部35を塞ぐように設けられているので、基板16,17の大きさ、配置、数等に多様に対応できるように嵌合部26の長手方向の略全長に沿ってコネクタ開口部35を形成した場合にも、基板16,17への不正等を確実に防止することができる。
【0061】
基板ケース18は、基板16,17の一側に配置されたカバー体28と、他側に配置されたベース体29とを備え、カバー体28に、内側に嵌合部26が形成される外壁部32を設け、外壁部32の内側でカバー体28に設けられ且つ基板16,17及びスペーサー25をその縁部側で受ける受け部30と、ベース体29に設けられ且つ受け部30と反対側から基板16,17及びスペーサー25を押さえる押さえ部31とにより挟持部27を構成しているので、基板16,17及びスペーサー25を基板ケース18に簡単に収納することができる。
【0062】
各基板16,17及びスペーサー25を夫々少なくとも対向する2辺側で挟持部27により挟持しているので、基板16,17及びスペーサー25をその周縁部で挟持する構成であるにもかかわらず、安定的に保持することができる。
【0063】
基板ケース18に基板16,17を位置決めする位置決め部50を設けているので、基板ケース18内での基板16,17の位置ズレ等を防止できるうえに、基板16,17を収納する際にその配置を間違えることもない。
【0064】
また、カバー体28の他の部位と略同一の板厚に構成された台側板部55及び基板部56により台座部53を設け、基板16,17に近接された基板部56から、位置決め部50の突起部54を突設しているので、突起部54を極力短くすることができ、破損の惧れを少なくできる。また、台座部53の台側板部55及び基板部56をカバー体28の他の部位と略同一の板厚に構成しているので、合成樹脂の固化の段階での歪みの発生を少なくすることができる。
【0065】
図9は本発明の第2の実施形態を例示する。この実施形態では、嵌合部26の左右方向の両端に基板(例えば音声制御基板及びランプ制御基板)16,17を夫々嵌合すると共に、それら基板16,17の間に、例えばその略全体に対応してスペーサー25を嵌合している。その他は第1の実施形態と略同様である。
【0066】
なお、この実施形態では第1の実施形態に比べて、各基板16,17が左右方向に小さく構成されており、その基板16,17の変化に対応して、スペーサー25が大きく構成されている。
【0067】
図10は本発明の第3の実施形態を例示する。この実施形態では、1枚の基板(例えば音声制御基板)16を嵌合部26の左右方向の中間に嵌合すると共に、その両側に、例えばその略全体に対応して2枚のスペーサー25を嵌合したものである。なお、本実施形態では、位置決め部50の突起部54が嵌合する穴部59aをスペーサー25に形成している。
【0068】
この第2及び第3の実施形態のように、基板16,17の大きさ、配置、数等が変化した場合にも、スペーサー25の大きさ、形状、配置、数等を変更することにより、共通の基板ケース18を汎用することが可能である。
【0069】
また、嵌合部26の周縁に沿ってその略全体に連続的又は間欠的に挟持部27(受け部30及び押さえ部31)を設けると共に、嵌合部26の左右方向(長手方向)の略全長に沿ってコネクタ開口部35を形成しているので、例えば基板16,17の上下方向(一辺側)の寸法を嵌合部26の上下方向(幅方向)の寸法に対応させておけば、基板16,17の配置を嵌合部26の左右方向に変更しても、基板16,17及びスペーサー25を少なくとも対向する2辺側で常に安定的に挟持することができるし、コネクタ開口部35からコネクタ34を露出することができる。
【0070】
なお、各実施形態では基板ケース18に基板16,17を1枚又は2枚収納した場合を例示しているが、3枚以上嵌合しても良い。なお、位置決め部50は省略することも可能である。
【0071】
図11及び図12は本発明の第4の実施形態を例示している。この実施形態では、嵌合部26の一部に例えば1枚の基板(例えば音声制御基板)16を嵌合すると共に、その基板16に対応して嵌合部26を仕切る仕切り部材70を、基板16の大きさ、嵌合位置等に応じて位置調整可能に設けている。
【0072】
カバー体28のカバー部33には、対向する側板部38a〜38d、例えば上側板部38a及び下側板部38cの内側に、仕切り部材70が嵌合する嵌合溝71が、前後方向の略全長に亘って、嵌合部27の左右方向(長手方向)の略全体に略等間隔をおいて形成されており、仕切り部材70を左右方向に段階的に位置調整できるようになっている。
【0073】
なお、仕切り部材70に、例えば側板部38a〜38d等に圧接する等により仕切り部材70を側板部38a〜38dに対して固定する固定手段を設け、仕切り部材70を嵌合部27の左右方向に無段階的に位置調整できるようにしても良い。なお、その固定手段をねじ等により構成しても良い。
【0074】
また各嵌合溝71間の凸部72は、実施形態のように例えば嵌合溝71と同程度の幅を持たせても良いし、薄いリブ状に構成しても良い。また、各側板部38a,38dの前後方向の略全長に亘って設ける以外にも、例えば、各側板部38a,38dの前後方向の両端にのみに仕切り部材70が嵌合可能な凹部を形成しても良い。
【0075】
この実施形態では、例えば1枚の基板16が、嵌合部26の左右方向の一側に配置され、上下方向の対向する2辺側及び左右方向の1辺側で挟持部27により挟持されている。
【0076】
仕切り部材70は例えば平板状で、この基板16の挟持部27により挟持されていない1辺に略当接するように設けられ、基板16が設けられた部分と設けられていない部分とで嵌合部26を上下方向(幅方向)に仕切っている。なお、実施形態では、仕切り部材70の後端縁がカバー部33の底板部37に略当接されると共に、前端縁がベース体29の底板部47に略当接されており、カバー部33を分割してその間を塞ぐようになっている。
【0077】
その他は第1の実施形態と略同様に構成されている。なお、他の実施形態と同様に基板16,17を2枚以上嵌合しても良い。
【0078】
このように、基板16,17に対応して嵌合部26を仕切る仕切り部材70を、基板16,17の大きさ、数、配置等に応じて位置調整可能に設けても良い。このように構成しても、嵌合部26の一部に嵌合された基板16,17を嵌合部26の所定位置に確実に保持することができる。仕切り部材70の位置調整を行なうために、嵌合溝71を嵌合部26の左右方向に複数形成しているので、収容する基板16,17の大きさ、数、配置等が変化しても、仕切り部材70を位置調整することにより簡単に対応でき、共通の基板ケース18を汎用することができる。
【0079】
なお、実施形態では、1枚の基板16を嵌合部26の左右方向の一側に嵌合した場合を例示しているが、例えば1枚の基板16を嵌合部26の左右方向の中間に配置し、その両側に仕切り部材70を設けても良いし、2枚の基板16,17を嵌合部26の左右方向の両端に夫々配置し、その各基板16,17に内側から略当接するように2枚の仕切り部材70を夫々設けても良い。
【0080】
この実施形態でも、他の実施形態と同様にコネクタ開口部35を嵌合部26の長手方向の略全体に沿って形成しているので、基板16,17の大きさ、配置、数等を自由に設定できる。また仕切り部材70を、カバー部33の上下方向に跨って設けると共に、その端縁がカバー部33の底板部37とベース体29の底板部47に略当接するように設けているので、コネクタ開口部35を嵌合部26の長手方向の略全体に沿って設けているにもかかわらず、基板16,17の要部をカバー部33と仕切り部材70とにより完全に塞ぐことができ、コネクタ開口部35の基板16,17により塞がれない部分からの不正等を確実に防止することができる。
【0081】
なお、仕切り部材70は、少なくとも、基板16,17に対応して嵌合部26を仕切り、且つ基板16,17の挟持部27により挟持されていない側縁部(複数の基板16,17を嵌合する場合には、挟持部27により挟持されていない側縁部及び他の基板に略当接されていない側縁部)に略当接するものであっても良い。
【0082】
以上、本発明の実施形態を詳述したが、本発明は実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
【0083】
実施形態では、音声制御基板16及びランプ制御基板17を収容する音声・ランプ制御基板ケース18について例示しているが、主制御基板19を収容する主制御基板ケース20、電源基板21及び払い出し制御基板22を収容する電源・払い出し制御基板ケース23等に適用しても良い。また、各種の基板ケース18,20,23に共通の基板ケースを使用することも可能である。その場合、各種基板16,17,19,21,22の1辺側の寸法(例えば上下方向(嵌合部26の幅方向)の寸法)を嵌合部26に対応して統一しておけば、何れの基板を収容した場合にも、少なくとも対向する2辺側で安定的に基板16,17,19,21,22を挟持することができる。
【0084】
また、例えば主制御基板19を収容する場合を考慮して、基板ケース18に、そのカバー体28とベース体29とを閉状態で封止し且つ開封時に開封痕跡が残るように構成された封止手段を設けても良い。
【0085】
実施形態では、音声制御基板16とランプ制御基板17とを同一の音声・ランプ制御基板ケース18に収納しているが、夫々が収納される音声制御基板ケース及びランプ制御基板ケースを別々に設けても良い。電源・払い出し制御基板ケース23についても同様である。また、実施形態で例示していない組み合わせで、異なる複数の基板16,17,19,21,22を同一の基板ケースに収納しても良い。
【0086】
実施形態では、音声制御基板16及びランプ制御基板17のコネクタ開口部35に対応する部分が基板ケース18の外側に露出されるようになっているが、基板16,17のコネクタ34の周囲部分を覆う部材を基板16,17に重ねるように設けても良い。なお、この部材はスペーサー25と一体に設けても良いし、別々に設けても良い。
【0087】
実施形態では、コネクタ開口部35を嵌合部26の下辺側の略全体及び左辺側の下部に連続的に形成しているが、コネクタ開口部35の配置は適宜変更可能であり、例えば、嵌合部26の周縁側の略全周に連続的に設けても良い。また、連続的に設ける以外にも、数カ所に間欠的に設けても良い。
【0088】
実施形態では、各基板16,17及びスペーサー25を嵌合部26の長手方向(左右方向)に並べ、それらの対向する2辺側を嵌合部26の幅方向(上下方向)の両側の受け部30により受けるようにしているが、各基板16,17及びスペーサー25を嵌合部26の幅方向(上下方向)に並べ、それらの対向する2辺側を嵌合部26の長手方向(左右方向)の両側の受け部30により受けるようにしても良い。
【0089】
また、各基板16,17及びスペーサー25を全て略矩形状に構成し、それらを略矩形状の嵌合部26に嵌合しているが、これらの形状も実施形態に限られるものではない。例えば、基板16,17及び嵌合部26を略矩形状に構成した場合であっても、基板16,17の配置、大きさ、数等によって、嵌合部26の基板16,17が嵌合されていない部分の形状が矩形状にならないこともあるので、その場合にはその形状に合ったスペーサー25を使用すればよい。
【0090】
実施形態では、基板ケース18のカバー体28側に嵌合部26及び受け部30を設けると共に、ベース体29側に押さえ部31を設けているが、ベース体29側に嵌合部26及び受け部30を設けると共に、カバー体28側に押さえ部31を設けても良い。更に、基板ケース18の構成はあくまでも一例であり、本発明の範囲内で適宜変更可能である。
【0091】
例えば、実施形態ではカバー体28の周縁部に設けられた外壁部32の内側に嵌合部26が形成されているが、カバー体28の外周壁を設けると共に、この外周壁の内側に外壁部32を別途設け、その外壁部32の内側を嵌合部26としても良い。その場合、外壁部32は、嵌合部26の全周に連続的に設けても良いし、全周に間欠的に設けても良い。
【0092】
なお、実施形態では本発明をパチンコ機に適用した場合を例示したが、本発明はアレンジボール機、雀球遊技機等の他の弾球遊技機、更に回胴式遊技機等の他の遊技機においても適用可能であることは言うまでもない。
【0093】
【発明の効果】
本発明は、基板16,17と、該基板16,17が収納された基板ケース18とを備え、該基板ケース18に、前記基板16,17が嵌合する嵌合部26と、該嵌合部26の周縁側で前記基板16,17を厚さ方向に挟持する挟持部27とを設けた遊技機において、前記嵌合部26の一部に前記基板16,17を嵌合すると共に、該嵌合部26の前記基板16,17が嵌合されていない部分に、該基板16,17に並べてスペーサー25を嵌合し、該基板16,17及びスペーサー25を前記挟持部27により挟持しているので、共通の基板ケース18を、大きさの異なる複数種類の基板16,17に汎用することができる。
【0094】
また、基板16,17と、該基板16,17が収納された基板ケース18とを備え、該基板ケース18に、前記基板16,17が嵌合する嵌合部26と、該嵌合部26の周縁側で前記基板16,17を厚さ方向に挟持する挟持部27とを設けた遊技機において、前記嵌合部26の一部に前記基板16,17を嵌合すると共に、該基板16,17に対応して前記嵌合部26を仕切る仕切り部材70を、前記基板16,17の大きさ又は嵌合位置に応じて位置調整可能に設けているので、共通の基板ケース18を、大きさの異なる複数種類の基板16,17に汎用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す遊技機本体の側面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す遊技機本体の背面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す基板ケースの背面図である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示すカバー体の正面図である。
【図5】本発明の第1の実施形態を示すベース体の背面図である。
【図6】(A)は本発明の第1の実施形態を示す図3のA−A断面図、(B)はカバー体とベース体とを分解した断面図である。
【図7】本発明の第1の実施形態を示す図3のB−B断面図である。
【図8】本発明の第1の実施形態を示す図4のC−C断面図である。
【図9】本発明の第2の実施形態を示すベース体を外した状態の基板ケース、基板及びスペーサーの正面図である。
【図10】本発明の第3の実施形態を示すベース体を外した状態の基板ケース、基板及びスペーサーの正面図である。
【図11】本発明の第4の実施形態を示す基板ケース、基板及び仕切り部材の断面図である。
【図12】本発明の第4の実施形態を示す要部の斜視図である。
【符号の説明】
16 音声制御基板(基板)
17 ランプ制御基板(基板)
18 音声・ランプ制御基板ケース(基板ケース)
25 スペーサー
26 嵌合部
27 挟持部
28 カバー部
29 ベース体
30 受け部
31 押さえ部
32 外壁部
35 コネクタ開口部
50 位置決め部

Claims (7)

  1. 基板(16)(17)と、該基板(16)(17)が収納された基板ケース(18)とを備え、該基板ケース(18)に、前記基板(16)(17)が嵌合する嵌合部(26)と、該嵌合部(26)の周縁側で前記基板(16)(17)を厚さ方向に挟持する挟持部(27)とを設けた遊技機において、前記嵌合部(26)の一部に前記基板(16)(17)を嵌合すると共に、該嵌合部(26)の前記基板(16)(17)が嵌合されていない部分に、該基板(16)(17)に並べてスペーサー(25)を嵌合し、該基板(16)(17)及びスペーサー(25)を前記挟持部(27)により挟持したことを特徴とする遊技機。
  2. 前記スペーサー(25)は、前記基板ケース(18)のコネクタ開口部(35)を塞ぐように設けられていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記基板ケース(18)は、前記基板(16)(17)の一側に配置されたカバー体(28)と、他側に配置されたベース体(29)とを備え、該カバー体(28)及びベース体(29)の一方に、内側に前記嵌合部(26)が形成される外壁部(32)を設け、前記挟持部(27)は、前記外壁部(32)の内側に設けられ且つ前記基板(16)(17)及びスペーサー(25)をその縁部側で受ける受け部(30)と、前記カバー体(28)及びベース体(29)の他方に設けられ且つ前記受け部(30)と反対側から前記基板(16)(17)及びスペーサー(25)を押さえる押さえ部(31)とを備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 前記基板(16)(17)の少なくとも対向する2辺側を前記挟持部(27)により挟持したことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の遊技機。
  5. 前記スペーサー(25)は、前記基板(16)(17)と略同一厚さの板状に構成されていることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の遊技機。
  6. 前記基板ケース(18)に、前記基板(16)(17)を位置決めする位置決め部(50)を設けたことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の遊技機。
  7. 基板(16)(17)と、該基板(16)(17)が収納された基板ケース(18)とを備え、該基板ケース(18)に、前記基板(16)(17)が嵌合する嵌合部(26)と、該嵌合部(26)の周縁側で前記基板(16)(17)を厚さ方向に挟持する挟持部(27)とを設けた遊技機において、前記嵌合部(26)の一部に前記基板(16)(17)を嵌合すると共に、該基板(16)(17)に対応して前記嵌合部(26)を仕切る仕切り部材(70)を、前記基板(16)(17)の大きさ又は嵌合位置に応じて位置調整可能に設けたことを特徴とする遊技機。
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