JP4068395B2 - 基板保持装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主として所要の部品が実装搭載される基板を2枚以上保持するための基板保持装置であって、詳しくは全体の小型薄型化並びに各基板の薄型化を図りつつ、最大限の部品搭載を可能とすると共に、機能識別表示用の表示部の面積を可能な限り大きく確保できる構造の基板保持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の基板保持装置は、これが搭載される電気・電子機器の仕様により必要な部品を実装搭載するための基板が2つ以上必要な場合、これらの基板を保持すると共に、そこで構築された機能表示が可能なようにLCD(液晶表示装置)等の表示部を備えた積層構造体として構成されている。
【0003】
図8は、従来の基板保持装置の基本構成をその要部の保持体に用いられた2つの基板2,4に対して部品7,8を実装搭載した状態で示した側面図である。
【0004】
このような基板保持装置は、例えば主たる複数の部品7の実装搭載用に供される第1の基板(メイン基板)2に対して各部品7を実装搭載(通常は基板2の一方の面を対象にして実装搭載するが、実装用の面積が足りない場合には他方の面を含めた両面を用いることがある)し、ここで実装搭載し切れない場合(基板2の片面にしか実装搭載できない場合や、基板2の両面に各部品7を実装搭載しても尚、その面積が足りない場合)、機能上、別の補助的な使用に供される第2の基板(サブ基板)4を使用して他の部品8を実装搭載する(但し、この基板4ではコネクタやFPC接続が必要な場合を含めて一方の面に実装搭載する)ときに各基板2,4を保持するために使用されるものである。
【0005】
具体的に言えば、この基板保持装置の場合、装置全体の外周側面の一方向に幅寸法Xを持つように表示部であるLCD9が取り付け保持されたホルダ3に対して取り付け可能であると共に、各基板2,4を保持するための断面略アーチ型のサブフレーム1を用い、その基底部から両側に延在する側面部の基底部近傍に内側に向いて突出して設けられた底面受け片1cと基底部との間で基板4を装着保持すると共に、側面部の底面受け片1cよりも先端部分に内壁側に向いて設けられた保持爪1bの凹部で基板2を外側から挟み込んで装着保持した状態でホルダ3に対して保持爪1bの先端部分の取り付けを行うことで保持体を構成した後、この保持体に対してホルダ3の基底部側からLCD9の主面である表示面を外部に対して露呈可能であると共に、外装部分の対向する側面が一部切り欠かれた略板型のフロントケース6を嵌め込んだ状態でフロントケース6の周縁部に対してサブフレーム1の基底部側から別の外装部分の対向する側面が一部切り欠かれた略箱型のリヤカバー5の周縁部を組み付けて嵌合することで保持体を覆うように構成され、この状態で各基板2,4とLCD9との主面が互いに平行に積層される積層構造体となっている。
【0006】
因みに、このような基板保持装置や一般的な部品保持構造体に関連する周知技術としては、例えば特開平8−6670号公報に開示された携帯形電子機器、特開平11−17366号公報に開示された計器の基板固定用ホルダ、特開2000−13271号公報に開示された電子機器の保持器具等が挙げられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述した基板保持装置の場合、構造的に各基板を確実に保持することができるが、保持体及び装置全体における左右側面での背高寸法が高く、全体として体積が大きくなってしまう傾向にあるため、携帯電話機等の小型電気・電子機器を対象として搭載するときに適用できないことがあり、不都合となっているという問題がある他、携帯電話機等の小型電気・電子機器に搭載するときにはデザイン面での制約も大きく、特に表示部の面積においても近年ではモデルをチェンジする毎にその面積の拡大が要求されているにも拘らず、保持体におけるサブフレームに持たされた保持爪の内側の幅寸法範囲内でしかホルダに対して表示部を取り付け保持することができないため、表示部の面積拡大が制約されてしまうという問題もある。
【0008】
要するに、既存の基板保持装置の場合、部品の実装搭載に供される基板が複数になるに伴い、如何に全体の厚さを最小限に抑え、全体の体積を小さくしながらサブフレーム又は他の部材により各基板を保持配置する積層構造とした上、ホルダに保持される表示部の面積を拡大し得るかが技術的課題となっている。
【0009】
本発明は、このような問題点を解決すべくなされたもので、その技術的課題は、全体の小型薄型化並びに各基板の薄型化を図りつつ、最大限の部品搭載を可能とすると共に、機能識別用の表示部の面積を可能な限り大きく確保できる構造の基板保持装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、主たる部品の実装搭載に供される第1の基板を含むと共に、補助的に該部品の実装搭載に供される第2の基板を含む複数の基板と、複数の基板を装着保持するサブフレームと、サブフレームを取り付け固定すると共に、所定箇所に機能表示用の表示部が取り付け保持されるホルダと、複数の基板を装着保持したサブフレームと表示部とをホルダにより保持して構成される保持体に対して該ホルダ側から嵌め込まれて表示部を外部に対して露呈させるフロントケースと、フロントケースに対してサブフレーム側から嵌め込まれることで保持体を覆うリヤカバーとを備えた基板保持装置において、ホルダは、少なくとも第1の基板を装着保持してサブフレームを内壁側で嵌合保持するものであり、サブフレームは、第2の基板のみを装着保持してホルダに対して外壁側で嵌め込まれるものであり、表示部は、第1の基板と略同等な幅寸法を有してホルダの基底部に取り付け保持された基板保持装置が得られる。
【0011】
又、本発明によれば、上記基板保持装置において、ホルダは、基底部の両側から表示部とは反対側に延在する側面部の内壁間に設けられた受け溝で第1の基板を装着可能になっており、サブフレームは、基底部から両側に延在する側面部の該基底部近傍の所定箇所に内側を向いて突出して設けられた複数の底面受け片と該基底部との間で第2の基板を装着保持可能になっていると共に、該側面部の先端に外側へ突出してホルダの側面部に設けられた受け溝に対して嵌め込み可能な突起を有しており、第1の基板は、ホルダの側面部に設けられた受け溝の余剰部分にサブフレームの側面部先端に設けられた突起が嵌合係止されることで固定保持される構造である基板保持装置が得られる。
【0012】
更に、本発明によれば、上記何れかの基板保持装置において、リヤカバーの所定箇所には、第2の基板を位置決めするための位置決めリブが設けられた基板保持装置が得られる。
【0013】
加えて、本発明によれば、上記何れかの基板保持装置において、サブフレームは、複数の底面受け片及び基底部との間に対する第2の基板の装着保持に際して該第2の基板を所定方向でスライド挿入可能な構造となっており、且つ該第2の基板に対する該スライド挿入に際して該複数の底面受け片における該第2の基板の先端及び後端を位置決めして規定する位置に対応するものの近傍に位置決め突き当て部が設けられた基板保持装置が得られる。
【0014】
一方、本発明によれば、主たる部品の実装搭載に供される第1の基板を含むと共に、補助的に該部品の実装搭載に供される第2の基板を含む複数の基板と、所定箇所に機能表示用の表示部が取り付け保持されると共に、少なくとも第1の基板を装着保持するホルダと、第1の基板と表示部とをホルダにより保持して構成される保持体に対して該ホルダ側から嵌め込まれて表示部を外部に対して露呈させるフロントケースと、第2の基板のみを位置決め可能に組み込み保持してフロントケースに対して嵌め込まれることで保持体を覆うリヤカバーとを備え、更に、ホルダは、基底部の両側から表示部とは反対側に延在する側面部の内壁間に設けられた受け溝で第1の基板を装着可能になっており、表示部は、第1の基板と略同等な幅寸法を有してホルダの基底部に取り付け保持され、リヤカバーは、ホルダの側面部に設けられた受け溝に対して嵌め込み可能な先端の突起と中途部分の所定箇所に内側を向くように突出して設けられた複数の底面受け片とを持って内側に延在する係合用突出片を有すると共に、該複数の底面受け片と基底面との間で第2の基板を装着保持可能になっており、第1の基板は、ホルダの側面部に設けられた受け溝の余剰部分にリヤカバーの係合用突出片先端に設けられた突起が嵌合係止されることで固定保持される構造である基板保持装置が得られる。
【0015】
又、本発明によれば、上記基板保持装置において、リヤカバーは、複数の底面受け片及び基底面との間に対する第2の基板の装着保持に際して該第2の基板を所定方向でスライド挿入可能な構造となっており、且つ該第2の基板に対する該スライド挿入に際して該複数の底面受け片における該第2の基板の先端及び後端を位置決めして規定する位置に対応するものの近傍に位置決め突き当て部が設けられた基板保持装置が得られる。
【0016】
他方、本発明によれば、上記何れか一つの基板保持装置において、第1の基板及び第2の基板を含む複数の基板と表示部とは、互いに主面が平行に積層される基板保持装置が得られる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0018】
図1は、本発明の一つの実施の形態に係る基板保持装置の基本構成をその要部の保持体に用いられた2つの基板2,4′に対して部品を実装搭載した状態で示したもので、同図(a)は上面方向からの平面図に関するもの,同図(b)は側面図に関するものである。又、図2は、この基板保持装置における細部構成の組み付けを説明するために各部を分解して示した側面図である。
【0019】
この基板保持装置の場合も、従来通りに各基板2,4′を保持する用途で使用されている点は変わりないが、各図を参照すれば、ここでは主たる複数の部品7の実装搭載に供される第1の基板(メイン基板)2を含むと共に、補助的に他の部品8の実装搭載に供される第2の基板(サブ基板)4′(図8で説明したものよりも幾分大きさが小さくなっている)を含む各基板2,4′を保持すべく、ホルダ3′では少なくとも基板2を装着保持してサブフレーム1′を内壁側で嵌合保持し、サブフレーム1′では基板4′のみを装着保持してホルダ3′に対して外壁側で嵌め込まれるものとし、表示部のLCD9′を装置全体の外周側面の一方向に基板2と略同等な幅寸法X′(従来のLCD9の幅寸法Xよりも大きい)を有してホルダ3′の基底部に取り付け保持されたものとした上、基板2を装着保持してLCD9′を保持したホルダ3′に対して基板4′を装着保持したサブフレーム1′を嵌合することで保持体を構成し、この保持体に対してホルダ3′の基底部側からLCD9′の主面である表示面を外部に対して露呈可能な外装部分の対向する側面が一部切り欠かれた略板型のフロントケース6を嵌め込んだ状態でフロントケース6の周縁部に対してサブフレーム1′の基底部側から別の外装部分の対向する側面が一部切り欠かれた略箱型のリヤカバー5′の周縁部を組み付けて嵌合することで保持体を覆うように構成され、この状態で各基板2,4′とLCD9′との主面が互いに平行な位置関係を保って積層される積層構造体となっている。
【0020】
即ち、この基板保持装置の場合、長めの幅寸法X′のLCD9′が基底部に取り付け保持されたホルダ3′は基底部の両側からLCD9′とは反対側に延在する側面部の内壁間に設けられた受け溝3aで基板2を装着可能になっており、サブフレーム1′は基底部から両側に延在する側面部の基底部近傍の所定箇所に内側を向いて突出して設けられた複数の底面受け片1c′と基底部との間で基板4′を装着保持可能になっていると共に、側面部の先端に外側へ突出してホルダ3′の側面部に設けられた受け溝3aに対して嵌め込み可能な突起1aを有しており、ホルダ3′の内壁側にサブフレーム1′の外壁側を嵌め込んで保持体を構成する際、基板2はホルダ3′の側面部に設けられた受け溝3aの余剰部分にサブフレーム1′の側面部先端に設けられた突起1aが嵌合係止されることで固定保持される構造となっている。
【0021】
又、この基板保持装置の場合、リヤカバー5′の所定箇所(図示するものでは基板4′の4隅に対応する4箇所)には、基板4′を組み込み状態で位置決めするための位置決めリブ5aが設けられている。
【0022】
この基板保持装置によれば、基板4′を単独で装着保持したサブフレーム1′の外側壁を基板2が装着されたホルダ3′の内側壁に沿って上から落とし込むことで簡単に保持体を組み立てて各基板2,4′及びLCD9′の主面を互いに平行に保持した積層構造にすることができる。ここで、サブフレーム1′はホルダ3′の内側に包み込まれるような格好で係止されるが、サブフレーム1′及びホルダ3′を各基板2,4′の主面に平行な方向で位置決めせず、基板4′の位置をリヤカバー5′に設けられた位置決めリブ5aで基板4′の端部を突き当てることで位置決めを行うようにしており、基板2に関してはホルダ3′のフロントケース6への位置決めによって位置決めされるが、この位置決めは周知技術を適用して容易に実施できるので、図示及び細かな説明を省略する。
【0023】
こうした構成を持つことにより、図示されない嵌合リブ等で位置決めされる筐体のリヤカバー5′及びフロントケース6でそれぞれ保持体の各基板2,4′が位置決めされて相互の位置精度が向上し、各基板2,4′間をコネクタ,FPC等の部品接続で接続を要する場合にも位置精度が向上する他、基板4′の装着保持したサブフレーム1′の外壁側を基板2が装着されたホルダ3′の内壁側で包み込んで嵌合した積層構造としていることにより、各基板2,4′を含む装置全体の小型化・薄型化を図りつつ、各基板2,4′に対する部品7,8の搭載を最大限としてLCD9′の面積を大きく確保することが可能な構造であるため、小型電気・電子機器の一例である携帯電話機等への搭載が好適となる。しかも、図2に示される通り、フロントケース6へ他の各部を内蔵して組み込む際、部品7を実装した基板2が装着されたホルダ3′と部品8を実装した基板4′を装着保持したサブフレーム1′とを順に落とし込んでホルダ3′及びサブフレーム1′を嵌合して保持体とした上、フロントケース6に対してリヤカバー5′を被せることで簡単に組み立てを行うことができる。
【0024】
図3は、この基板保持装置の要部である保持体にあってのサブフレーム1′への基板4′の組込み状態を説明するために示したもので、同図(a)は上面方向からの平面図に関するもの,同図(b)は同図(a)のA−A線断面矢視方向における側面図に関するもので、同図(c)は他の方向からの側面図に関するものである。又、図4は、同様に保持体にあってのサブフレーム1′への基板4′の組込み初期状態を説明するために示したもので、同図(a)は上面方向からの平面図に関するもの,同図(b)は同図(a)のA−A線断面矢視方向における側面図に関するものである。更に、図5は、同様に保持体にあってのサブフレーム1′への基板4′の組込み中期状態を説明するために示したもので、同図(a)は上面方向からの平面図に関するもの,同図(b)は同図(a)のA−A線断面矢視方向における側面図に関するものである。
【0025】
ここでは、上述した基板保持装置において、各図を参照すれば、サブフレーム1′は、複数の底面受け片1c′及び基底部との間に対する基板4′の装着保持に際して基板4′を図4(a),(b)、図5(a),(b)に示される順で所定方向(各図中における矢印で示される下側から上側への向き)でスライド挿入可能な構造となっており、且つ基板4′の底面を支持するための複数の底面受け片1c′として基板4′の4隅を含む総計6箇所にそれぞれ一対の組み合わせによる底面受け片1d,1e,1fが設けられると共に、基板4′に対するスライド挿入に際して各底面受け片1d,1e,1fにおける基板4′の先端及び後端を位置決めして規定する位置に対応するもの(各底面受け片1d,1f)の近傍にそれぞれ一対の組み合わせによる先端位置決め突き当て部1g,後端位置決め突き当て部1hが設けられており、スライド挿入後には図3(a),(b)に示されるように組込み状態となることを示している。
【0026】
即ち、ここでは基板4′をサブフレーム1′への組み込む際、先ず図4(a),(b)に示される矢印の方向から基板4′を底面受け片1dに沿って滑り込ませるように挿入した後、引き続いて図5(a),(b)に示される矢印の方向に従って底面受け片1e,1fのリブのガイドに沿うように挿入して基板4′を各底面受け片1d,1e,1fのリブ面上に完全に乗せると、この状態で図3(a)に示される先端位置決め突き当て部1f,後端位置決め突き当て部1gの角に基板4′の先端,後端が順次突き当てられることで位置決めされ、6方向から確実に固定保持されることを示している。
【0027】
更に、ここで基板4′をスライド挿入して固定保持したサブフレーム1′は、その側面の先端部分に外方へ向いて設けられた突起1aが基板2を装着したホルダ3′の内壁側に設けられた受け溝3aに上から落とし込むように組み込まれて嵌合係止することで簡単に保持体の組み立てを行うことができ、この後にリヤカバー5′をサブフレーム1′の基底部側から組み込むことで4箇所の位置決めリブ5aが基板4′の上下方向における位置決め及び保持固定をすると共に、サブフレーム1′における突起1aの基板2の主面周縁部に対する突き当て、及びリヤカバー5′の周縁部を上部からの基板2を装着したホルダ3′に組み込まれたフロントケース6の周縁部に組み付け嵌合するときのリヤカバー5′の側面壁によるホルダ3′の側面部に沿った支持固定による各基板2,4′の側面方向における固定保持により、図1(a),(b)に示されるような基板保持装置の組み立て状態で各基板2,4′を位置決め精度良く安定して装着保持することができる。
【0028】
従って、このような構成の基板保持装置では、基板4′を装着保持したサブフレーム1′の外壁側を基板2を保持しているホルダ3′の内壁側に包み込むように嵌合保持することにより、各基板2,4′を積層構造として配置できると共に、各基板2,4′を含む装置全体の厚みや体積を容易に小さくすることができる他、ホルダ3′に保持されるLCD9′の幅寸法X′も左右一杯まで伸ばしてその表示面積を拡大することができる。
【0029】
ところで、上述した一つの実施の形態に係る基板保持装置の基本構成を変更し、基板4′を単独で装着保持するサブフレーム1′を用いることなく、以下に説明するように基板4′をリヤカバー5″へ組み込む構造とすると共に、サブフレーム1′の側面部先端に設けたホルダ3′の内壁側に設けた受け溝3aへの取り付け部である突起1aをリヤカバー5″の内側に延在するように一体化に形成した係合用突出片の先端に持たせることにより、ほぼ同等な機能の構造とすることも可能である。
【0030】
図6は、本発明の他の実施の形態に係る基板保持装置の基本構成を示したもので、同図(a)は組み込み前の各部を分解して示した側面図に関するもの,同図(b)は組み込み後の側面図に関するものである。
【0031】
この基板保持装置の場合、各基板2,4′を保持すべく、少なくとも基板2を装着保持するホルダ3′と、基板2とLCD9′とをホルダ3′により保持して構成される保持体に対してホルダ3′側から嵌め込まれてLCD9′を外部に対して露呈させるフロントケース6と、基板4′のみを位置決め可能に組み込み保持してフロントケース6に対して嵌め込まれることで保持体を覆うリヤカバー5″とを備えており、更に、ここでは先の一つの実施の形態の場合と比べてホルダ3′は、基底部の両側からLCD9′とは反対側に延在する側面部の内壁間に設けられた受け溝3aで基板2を装着可能になっており、LCD9′は、基板2と略同等な幅寸法X′を有してホルダ3′の基底部に取り付け保持されている構成は同様であるが、リヤカバー5″に関しては、ホルダ3′の側面部に設けられた受け溝3aに対して嵌め込み可能な先端の突起5cと中途部分の所定箇所に内側を向くように突出して設けられた複数の底面受け片5d,5e,5fとを一体的に持って内側に延在する係合用突出片5bを有すると共に、各底面受け片5d,5e,5fと基底面との間で基板4′を装着保持可能になっていることが相違しており、これにより基板2は、ホルダ3′の側面部に設けられた受け溝3aの余剰部分にリヤカバー5″の係合用突出片5b先端に設けられた突起5cが嵌合係止されることで固定保持される構造となっている。
【0032】
即ち、この基板保持装置の場合、リヤカバー5″に関して、位置決めリブ5aを設けることは構造上困難であるが、同様な部材はホルダ3′側に設けることで確保できる(但し、基板4′の装着保持に際して基底面での摩擦を大きく確保できるために実用上はさほど必要でない)し、各底面受け片5d,5e,5f及び基底面との間に対する所定方向でのスライド挿入による基板4′の装着保持に際して各底面受け片5d,5e,5fにおける基板4′の先端及び後端を位置決めして規定する位置に対応するもの(各底面受け片5d,5f)の近傍にそれぞれ一対の組み合わせによる図示されない先端位置決め突き当て部や後端位置決め突き当て部を設けることは可能な構造となっているので、こうした構成によればほぼ先の一つの実施の形態の場合と同様に基板4′を装着保持したリヤカバー5″の内側に延在する係合用突出片5b先端に設けられた突起5cを基板2を保持しているホルダ3′の内壁側に設けられた受け溝3aの余剰部分に嵌合係止することにより、図6(b)に示されるように各基板2,4′とLCD9′との主面が互いに平行な位置関係を保って積層される積層構造として安定良く保持配置できると共に、各基板2,4′を含む装置全体の厚みや体積を容易に小さくすることができる他、ホルダ3′の基底部に保持されるLCD9′の幅寸法X′も同様に左右一杯まで伸ばしてその表示面積を拡大することができる。
【0033】
この基板保持装置において組み立てを行う際、図6(a)に示されるようにリヤカバー5″において基板4が位置決め保持されたものに対し、基板2を装着したホルダ3′から成る保持体を上から落とし込んでホルダ3′の側面部の内側にリヤカバー5″の係合用突出片5bが包み込まれるように嵌合(この状態でリヤカバー5″の係合用突出片5b先端の突起5cがホルダ3′の側面部内壁側の受け溝3aの余剰部分に嵌合係止される)した後、リヤカバー5″の周縁部に対してフロントケース6の周縁部を組み付けて嵌合することで組み立てが行われるもので、先の一つの実施の形態の場合と比べて各部の組み込みの順序が逆となっているが、落とし込みによる組み立ては同様に容易なものとなっており、各基板2,4′の固定保持機能もほぼ同等に得られる。
【0034】
図7は、上述した各実施の形態に係る基板保持装置を搭載した電気・電子機器の一例である携帯電話機100を示した外観斜視図である。
【0035】
ここでは、小型電気・電子機器の代表である携帯電話機100に上述した各実施の形態に係る基板保持装置を適用する場合、各基板保持装置では全体が薄型化(低背化)されているために搭載が容易となり、しかも従来以上に幅寸法X′が拡張されて表示面積が拡大されたLCD9′を持たせることができることにより、好適となることを示している。
【0036】
尚、上述した各実施の形態に係る基板保持装置では、実用面で主流となっている2枚の基板2,4′を保持する場合を説明したが、必要に応じて3枚以上の基板を組み込み保持するように改造することも可能である。
【0037】
【発明の効果】
以上に説明した通り、本発明の基板保持装置によれば、主たる基板が装着されて基底部にその基板と同等な長めの幅寸法の表示部が取り付け保持されたホルダの内側壁に沿って補助的な基板を単独で装着保持したサブフレームの外側壁を上から落とし込むことで保持体を組み立て、この保持体をホルダ側からフロントケース,サブフレーム側からリヤカバーを組み付けて嵌合することで各基板及び表示部の主面を互いに平行関係に保った積層構造とするか、或いはサブフレームを用いることなく、ホルダ及びフロントケースの構成をそのままにして補助的な基板をリヤカバーへ組み込む構造とすると共に、サブフレームに相当する係止用突出片をリヤカバーの内側へ延在するように一体的に設けた上、リヤカバーの係止用突出片に対してホルダを落とし込んで嵌合してからリヤカバーに対してフロントケースを組み付けて嵌合することで各基板及び表示部の主面を互いに平行関係に保った積層構造としているので、何れの場合にも各基板を含む装置全体の厚み(背高寸法)や体積を容易に小さくすることができる他、ホルダに保持される表示部の幅寸法を最大限に拡張してその表示面積を拡大することができるようになる。従って、このような基板保持装置によれば、結果として全体の小型薄型化並びに各基板の薄型化を図りつつ、各基板に対する部品搭載を最大限として表示部の面積を大きく確保するという技術的課題を達成できるため、特に小型化・薄型化(低背化)が顕著で従来構造の場合には搭載が困難な場合もあった携帯電話機に代表される小型電気・電子機器への適用が好適となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施の形態に係る基板保持装置の基本構成をその要部の保持体に用いられた2つの基板に対して部品を実装搭載した状態で示したもので、(a)は上面方向からの平面図に関するもの,(b)は側面図に関するものである。
【図2】図1に示す基板保持装置における細部構成の組み付けを説明するために各部を分解して一部を切り欠いた状態で示した示した側面図である。
【図3】図1に示す基板保持装置の要部である保持体にあってのサブフレームへの第2の基板の組込み状態を説明するために示したもので、(a)は上面方向からの平面図に関するもの,(b)は(a)のA−A線断面矢視方向における側面図に関するもので、(c)は他の方向からの側面図に関するものである。
【図4】図1に示す基板保持装置の要部である保持体にあってのサブフレームへの第2の基板の組込み初期状態を説明するために示したもので、(a)は上面方向からの平面図に関するもの,(b)は(a)のA−A線断面矢視方向における側面図に関するものである。
【図5】図1に示す基板保持装置の要部である保持体にあってのサブフレームへの第2の基板の組込み中期状態を説明するために示したもので、(a)は上面方向からの平面図に関するもの,(b)は(a)のA−A線断面矢視方向における側面図に関するものである。
【図6】本発明の他の実施の形態に係る基板保持装置の基本構成を示したもので、(a)は組み込み前の各部を分解して示した側面図に関するもの,(b)は組み込み後の側面図に関するものである。
【図7】図1(a),(b)又は図6(a),(b)に示した基板保持装置を搭載した電気・電子機器の一例である携帯電話機を示した外観斜視図である。
【図8】従来の基板保持装置の基本構成をその要部の保持体に用いられた2つの基板に対して部品を実装搭載した状態で示した側面図である。
【符号の説明】
1,1′ サブフレーム
1a,5c 突起
1b 保持爪
1c,1c′,1d〜1f,5d〜5f 底面受け片
1g 先端位置決め突き当て部
1h 後端位置決め突き当て部
2,4,4′ 基板
3,3′ ホルダ
3a 受け溝
5,5′5″ リヤカバー
5a 位置決めリブ
5b 係合用突出片
6 フロントケース
7,8 部品
9,9′ LCD
100 携帯電話機

Claims (7)

  1. 主たる部品の実装搭載に供される第1の基板を含むと共に、補助的に該部品の実装搭載に供される第2の基板を含む複数の基板と、前記複数の基板を装着保持するサブフレームと、前記サブフレームを取り付け固定すると共に、所定箇所に機能表示用の表示部が取り付け保持されるホルダと、前記複数の基板を装着保持した前記サブフレームと前記表示部とを前記ホルダにより保持して構成される保持体に対して該ホルダ側から嵌め込まれて前記表示部を外部に対して露呈させるフロントケースと、前記フロントケースに対して前記サブフレーム側から嵌め込まれることで前記保持体を覆うリヤカバーとを備えた基板保持装置において、前記ホルダは、少なくとも前記第1の基板を装着保持して前記サブフレームを内壁側で嵌合保持するものであり、前記サブフレームは、前記第2の基板のみを装着保持して前記ホルダに対して外壁側で嵌め込まれるものであり、前記表示部は、前記第1の基板と略同等な幅寸法を有して前記ホルダの基底部に取り付け保持されたことを特徴とする基板保持装置。
  2. 請求項1記載の基板保持装置において、前記ホルダは、前記基底部の両側から前記表示部とは反対側に延在する側面部の内壁間に設けられた受け溝で前記第1の基板を装着可能になっており、前記サブフレームは、基底部から両側に延在する側面部の該基底部近傍の所定箇所に内側を向いて突出して設けられた複数の底面受け片と該基底部との間で前記第2の基板を装着保持可能になっていると共に、該側面部の先端に外側へ突出して前記ホルダの前記側面部に設けられた前記受け溝に対して嵌め込み可能な突起を有しており、前記第1の基板は、前記ホルダの前記側面部に設けられた前記受け溝の余剰部分に前記サブフレームの前記側面部先端に設けられた前記突起が嵌合係止されることで固定保持される構造であることを特徴とする基板保持装置。
  3. 請求項1又は2記載の基板保持装置において、前記リヤカバーの所定箇所には、前記第2の基板を位置決めするための位置決めリブが設けられたことを特徴とする基板保持装置。
  4. 請求項2又は3記載の基板保持装置において、前記サブフレームは、前記複数の底面受け片及び前記基底部との間に対する前記第2の基板の装着保持に際して該第2の基板を所定方向でスライド挿入可能な構造となっており、且つ該第2の基板に対する該スライド挿入に際して該複数の底面受け片における該第2の基板の先端及び後端を位置決めして規定する位置に対応するものの近傍に位置決め突き当て部が設けられたことを特徴とする基板保持装置。
  5. 主たる部品の実装搭載に供される第1の基板を含むと共に、補助的に該部品の実装搭載に供される第2の基板を含む複数の基板と、所定箇所に機能表示用の表示部が取り付け保持されると共に、少なくとも前記第1の基板を装着保持するホルダと、前記第1の基板と前記表示部とを前記ホルダにより保持して構成される保持体に対して該ホルダ側から嵌め込まれて前記表示部を外部に対して露呈させるフロントケースと、前記第2の基板のみを位置決め可能に組み込み保持して前記フロントケースに対して嵌め込まれることで前記保持体を覆うリヤカバーとを備え、更に、前記ホルダは、基底部の両側から前記表示部とは反対側に延在する側面部の内壁間に設けられた受け溝で前記第1の基板を装着可能になっており、前記表示部は、前記第1の基板と略同等な幅寸法を有して前記ホルダの前記基底部に取り付け保持され、前記リヤカバーは、前記ホルダの前記側面部に設けられた前記受け溝に対して嵌め込み可能な先端の突起と中途部分の所定箇所に内側に向くように突出して設けられた複数の底面受け片とを持って内側に延在する係合用突出片を有すると共に、該複数の底面受け片と基底面との間で前記第2の基板を装着保持可能になっており、前記第1の基板は、前記ホルダの前記側面部に設けられた前記受け溝の余剰部分に前記リヤカバーの前記係合用突出片先端に設けられた前記突起が嵌合係止されることで固定保持される構造であることを特徴とする基板保持装置。
  6. 請求項5記載の基板保持装置において、前記リヤカバーは、前記複数の底面受け片及び前記基底面との間に対する前記第2の基板の装着保持に際して該第2の基板を所定方向でスライド挿入可能な構造となっており、且つ該第2の基板に対する該スライド挿入に際して該複数の底面受け片における該第2の基板の先端及び後端を位置決めして規定する位置に対応するものの近傍に位置決め突き当て部が設けられたことを特徴とする基板保持装置。
  7. 請求項1〜6の何れか一つに記載の基板保持装置において、前記第1の基板及び前記第2の基板を含む前記複数の基板と前記表示部とは、互いに主面が平行に積層されることを特徴とする基板保持装置。
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