JP7302195B2 - 車両用の電子キー - Google Patents

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Description

本開示は、車両用の携帯型電子通信機器に関する。
車両との無線通信によって、車両のドアの施錠・開錠やエンジンの始動等を遠隔操作で行う、いわゆる電子キーといった携帯型の電子通信機器が知られている。このような携帯型電子通信機器では、外部と無線通信を行うための素子を実装された回路基板が機器内に備えられる。例えば、特許文献1には、1枚の回路基板が機器内に配置された携帯型電子通信機器が示されている。
特開2013-19224号公報
近年、自動運転車両の普及やスマートフォンと車両との連携技術の向上などにより、車両用の携帯型電子通信機器には様々な制御が求められている。そのため、携帯型電子通信機器では、内部の回路基板上に実装される電子部品の部品点数を増加したいといった要請がある。しかし、単に回路基板を大型化するのでは、携帯型電子通信機器の大型化を招くという問題がある。
本開示は、以下の形態として実現することが可能である。
[形態1]
本開示の一形態によれば、車両に用いられる電子キー(200、200b、200c、200d)が提供される。この電子キーは、少なくとも第一基板(50,50b,50c,50d)と、前記第一基板とは異なる第二基板(60,60c)とを含む複数の回路基板であって、外部と無線通信を行う素子を含む電子部品(58t、58u、62t、62u)が実装される複数の回路基板と、前記第一基板の一方の面側を保護する第一保護カバー(40,40b,40d)と、前記複数の回路基板を固定し、前記第二基板の一方の面側を保護する第二保護カバー(70,70b)であって、前記第二保護カバーの外形が前記第一基板の外形と一致する第二保護カバーと、を備える。前記第二保護カバーは、前記第二基板を固定可能な第二基板収容部(75)と、前記第一基板の面方向に沿って前記第二基板収容部と隣接する位置に設けられる電池収容部(78)であって、電池を前記第一基板と対向する位置に収容可能な電池収容部とを備える。前記第二基板収容部に固定される前記第二基板は、前記第一基板から離間した位置であって、前記第一基板の他方の面側と前記第二基板の他方の面側とが互いに対向する位置となるように配される。前記第一保護カバーと前記第二保護カバーとが、前記複数の回路基板を覆うように係合される。
本開示の一形態によれば、車両に用いられる携帯型電子通信機器(200、200b、200c、200d)が提供される。この携帯型電子通信機器は、少なくとも第一基板(50,50b,50c,50d)と、前記第一基板とは異なる第二基板(60,60c)とを含む複数の回路基板であって、外部と無線通信を行う素子を含む電子部品(58t、58u、62t、62u)が実装される複数の回路基板と、前記第一基板の一方の面側を保護する第一保護カバー(40,40b,40d)と、前記複数の回路基板を固定し、前記第二基板の一方の面側を保護する第二保護カバー(70,70b)と、を備える。前記第二保護カバーに固定される前記第二基板は、前記第一基板から離間した位置であって、前記第一基板の他方の面側と前記第二基板の他方の面側とが互いに対向する位置となるように配されてよい。前記第一保護カバーと前記第二保護カバーとが、前記複数の回路基板を覆うように係合されてよい。前記第一基板と、前記第二基板とは、フレキシブル基板(67)を介して電気的に接続されてよい。
この形態の携帯型電子通信機器によれば、第一保護カバーと第二保護カバーとが複数の基板を覆うように係合して構成されるので、複数の基板に実装された複数の電子部品への外部からの接触を困難なものとすることができる。第一基板と、第二基板とは互いに対向する位置で離間して固定されるので、携帯型電子通信機器の内部に複数の基板を備えつつ、電子部品を備えるための空間を得ることができ、携帯型電子通信機器の内部の実装面積を拡大することができる。
電子キーの構成を表す分解斜視図。 ホルダの構成を表す斜視図。 第二基板の構成と組み付け方法を表す斜視図。 第一基板の構成と組み付け方法を表す斜視図。 保護カバーの構成と組み付け方法を表す斜視図。 各部の組み付けを完了した通信機器を表す斜視図。 通信機器の内部構造を表す断面図。 第2実施形態での保護カバーの構成を表す斜視図。 第2実施形態の通信機器を表す斜視図。 第2実施形態の通信機器の内部構造を表す断面図。 第3実施形態の通信機器の構成を表す分解斜視図。 第3実施形態の通信機器の内部構造を表す断面図。 第4実施形態での保護カバーの構成を表す斜視図。 第4実施形態での第一基板の構成を表す上面図。 第4実施形態の通信機器の構成を表す斜視図。 第4実施形態の通信機器の内部構造を表す断面図。
A.第1実施形態:
図1には、携帯型電子通信機器の一例としての電子キー100が示されている。本実施形態において、電子キー100は、電子キー制御装置を搭載する車両に用いられる。ユーザは、電子キー100を操作して車両内の制御装置に操作情報を送信することにより、メカニカルキーを使用することなく、ドアのロック・アンロック、エンジンやハイブリッドシステムのスタート等といった種々の操作を行うことができる。なお、図1には、説明の便宜のための上下の方向関係を図示の通り定義した。この上下の方向関係は、実際の使用時の上下の方向関係を示すものではない。
図1に示すように、電子キー100は、上側ケース20と、防水カバー30と、通信機器200と、ボタン型の電池80と、下側ケース90との順に構成された電子キー本体に、非常用キー94を収容することによって完成する。電子キー100では、電池80を取り付けられた通信機器200が携帯型電子通信機器として機能する。防水カバー30、上側ケース20、および下側ケース90は、通信機器200を外側から保護している。
防水カバー30は、上側ケース20から侵入する水や異物を通信機器200側へ侵入することを抑制し、通信機器200の上面側の操作面を保護する部材である。なお、通信機器200の操作面は上面側に限らず下面側にも備えてよい。防水カバー30の材料は、ゴムで構成され、吸湿しにくく弾力性を有する。防水カバー30は、上側ケース20上の図示しない操作ボタンの押し下げと共に弾性変形し、通信機器200上の各操作ボタンに対応するスイッチ52を押し下げる。これにより、ユーザは、外部から電子キー100内部の通信機器200を操作することができる。
通信機器200は、保護カバー40と、第一基板50と、第二基板60と、ホルダ70とによって構成される。第一基板50および第二基板60は、平板状の回路基板であり、本実施形態において剛性を有するいわゆるリジッドタイプのプリント配線基板によって構成される。第一基板50と第二基板60とは、それぞれの面を互いに対向させた位置関係で通信機器200内に配置され、互いに電気的に接続される。
第一基板50の一方の面側には、電子部品58tと、プッシュ式のスイッチ52が備えられ、他方の面側には、電子部品58uと、コネクタ59とが備えられる。第一基板50の一方の面側とは、第一基板50の面のうち、第二基板60と対向する面とは逆側の面のことを表し、本実施形態において上側ケース20側となる面である。以下、この第一基板50の一方の面側を上面側(上面50t)とし、第二基板60と対向する他方の面側を下面側(下面50u)として説明する。
第二基板60は、本実施形態において、上面視において第一基板50の外形よりも小さい外形を有する回路基板で構成される。第二基板60は、ホルダ70の第二基板収容部75に収容され、その一方の面側がホルダ70と対向する状態で固定される。第二基板60の他方の面側は、第一基板50と対向し、第一基板50のコネクタ59と電気的に接続するためのコネクタ69とともに電子部品62tを備える。第一基板50のコネクタ59と第二基板60のコネクタ69とは、第二基板60が例えばNFC(Near field communication)を利用する近距離無線通信等によって単独で機能できるような場合には備えられなくともよい。以下、第二基板60の面のうち、ホルダ70と対向する一方の面側を下面側(下面60u)とし、第一基板50と対向する他方の面側を上面側(上面60t)として説明する。第二基板60の下面60uは、電子部品62uを備えるが図1において図示を省略した。
電子部品58t、58u、62t、62uは、能動素子や受動素子、ICチップのほか、電波を送信して外部と無線通信を行うアンテナ素子を含む電子回路部品である。ユーザが電子キー100を所持した状態で車両のセンシングエリアに入ると、アンテナ素子が、車両側からのID要求信号を受信し、それに対応して自動的にIDコード信号を出力する。これにより、車両側でID認証が行われ、それが一致するとドアのロック・アンロック信号待ち状態に移行し、その状態にてロック・アンロック信号を発信することにより、車両のロック・アンロックを実行する。そのほか、電子部品58t、58u、62t、62uは、メモリ内のプログラムをCPUが読み込むことによって、車両のエンジンの始動や停止、自動運転の遠隔操作等の車両の種々の機能を実行するための信号を生成してもよい。
保護カバー40は、通信機器200の上面側に位置し、第一基板50を上面側から保護する板状部材である。保護カバー40は、本実施形態において、ポリカーボネートで構成されるが、成形可能な種々の樹脂材料を採用してよい。
ホルダ70は、第一基板50と第二基板60とを下面側から保護する部材である。ホルダ70は、本実施形態においてポリカーボネートで構成されるが、成形可能な種々の樹脂材料を採用してよい。ホルダ70は、上面側に開口を有する凹部である第二基板収容部75と、下面側に開口を有する凹部である電池収容部78とを備える。上面視による第二基板収容部75の外形と第二基板60の外形とは互いに一致し、ホルダ70は、第二基板収容部75に第二基板60を収容して内部に固定する。本実施形態では、上面視においてホルダ70の外形は、第一基板50の外形と一致するように構成されている。ホルダ70は、その上面側で第一基板50を保持することによって第一基板50の下面側を保護する。ホルダ70の電池収容部78には電池80が取り付けられて第一基板50と電気的に接続された状態で保持される。
このように、通信機器200は、保護カバー40とホルダ70とによって各基板50,60を上面側と下面側とから覆うようにして構成される。これにより、保護カバー40は、各基板50,60を上面側から保護する第一保護カバーとして機能し、ホルダ70は、各基板50,60を下面側から保護する第二保護カバーとして機能する。
次に、図2から図7を用いて、通信機器200の各部の構造と組み付けの方法について下面側から上面側にかけて順に説明する。初めに図2を用いてホルダ70の構造について説明する。なお、図6には、各部材の組み付けを完成した状態の通信機器200が示され、図7には、図6のVII-VII位置の断面図が示されている。以下、各図とともに適宜に図7を用いて断面構造とともに説明する。
図2には、通信機器200の下面側に位置するホルダ70が示されている。ホルダ70は、上述した第二基板収容部75および電池収容部78のほか、支持突起部71と、支持凸部72と、第一下面突起部73と、第二下面突起部74と、を備える。上述したように、第二基板収容部75は、ホルダ70の上面側に設けられた第二基板60を収容するための凹部であり、図2に示すように、底面部75Bと、底面部75Bを囲む側壁部75Wとによって構成される。底面部75Bの面方向と、ホルダ70の上面70tの面方向とは互いに平行する。
支持突起部71と、支持凸部72とは、第二基板60を第二基板収容部75内で固定するための部位であり、ホルダ70とともに樹脂成形によって一体的に形成される。第一下面突起部73と、第二下面突起部74とは、ホルダ70の外周から上面側に突出し、ホルダ70に第一基板50を固定するための部位であり、ホルダ70とともに樹脂成形によって一体で形成される。第一下面突起部73および第二下面突起部74については後述する。
支持突起部71は、図2および図7に示すように、側壁部75Wから内側に向けて突出する爪状(フック状)の突起体で構成される。より具体的には、支持突起部71は、上面側よりも下面側の方が内側に突出する距離が大きく、すなわち下面側に突起の頂点を有する。支持突起部71の上面側は、この突起の頂点に向けて側壁部75W側から傾斜する傾斜面で構成され、下面側は底面部75Bに平行する平面(以下、下面71uとも呼ぶ)で構成される。支持突起部71の下面71uは、第二基板60の上面側の一部を保持するための固定面として機能する。図2に示すように、支持突起部71を配される位置の側壁部75Wを側壁71wとしたとき、側壁71wは、その両側を切り欠いて構成され、負荷をかけることによって外側に向けて撓むように弾性を持たせた構成としている。換言すれば、側壁71wは、外側に向けて負荷をかけるとホルダ70の外側に一時的に反ることができるように構成されている。
支持凸部72は、側壁部75Wから第二基板収容部75の内側の空間に向けて突出する凸状の部位であり、側壁部75Wとともに一体的に形成される。本実施形態では、側壁部75Wの内周全体に亘って内側に向けて突出して形成される壁面として形成される。すなわち、支持凸部72は、上面視において第二基板収容部75の外形や第二基板60の外形よりも、第二基板収容部75の内側に向けて突出して構成される。これにより、図7に示すように、支持凸部72の上面側の表面は、第二基板60を下面側から固定するための固定面72tとして機能する。固定面72tの位置は、底面部75Bから支持凸部72の高さに相当する位置である。これにより、支持凸部72は、固定面72tによって、第二基板60を底面部75Bから支持凸部72の高さ分の距離を離間した位置で下面側から支持する。換言すれば、支持凸部72の高さを調整することにより、第二基板60を第二基板収容部75内に固定する位置、すなわち底面部75Bから離間させる距離を調整することも可能である。なお、この固定面72tから支持突起部71の下面71u側との距離は、第二基板60の厚みと略同一である。
次に図3とともに図7を用いて、ホルダ70に第二基板60を組み付ける方法について説明する。第二基板60は、図3に示すように、上面視においてホルダ70の第一下面突起部73に対応する位置に第一凹部63を備える。第一凹部63は、第一下面突起部73と嵌め合わされて、第二基板60を第二基板収容部75に収容する際の案内部として機能する。第一下面突起部73との接触を避けるための空間としてもよい。
第二基板60は、第二基板収容部75に向かって組み付けられる際、第一凹部63によって第一下面突起部73に沿って案内されて下面側に移動する。第二基板60は、その外形が第二基板収容部75の外形と一致するために、初めに支持突起部71と接触する。上述したように、支持突起部71は上面側から下面側に向けて傾斜し、側壁71wが外側に向けて一時的に反ることができる。そのため、第二基板60は、側壁71wを外側に向けて反らしながら、支持突起部71の傾斜面に沿って下面側に移動して、支持凸部72の固定面72tに到達する。第二基板60が固定面72tに到達すると、支持突起部71は側壁71wの弾性によって初期位置に戻り、支持凸部72の固定面72tと、支持突起部71の下面71uと間に第二基板60が嵌め合わされる。その結果、第二基板60は、底面部75Bから支持凸部72の高さ分の距離を離間した位置で第二基板収容部75内に固定される。このように、一方の部材に設けられた爪状のフックを、フックを備える壁面やフック自体の弾性を利用して受け側の部材に引っ掛けて機械的に固定する構造を、以下、スナップフィット構造とも呼ぶ。
次に、図4とともに図5を用いて、ホルダ70に第一基板50を組み付ける方法について説明する。図5の下側には、第一基板50の組み付けを完成した状態のホルダ70が示されている。
ホルダ70は、図4に示すように、上面側に向けて突出する第一下面突起部73と、第二下面突起部74とを外周上に備える。第一下面突起部73と、第二下面突起部74とは、弾性を有する基体の先端に内側に向けて突出する爪部73e,74eを備え、それぞれスナップフィット構造を採用している。なお、第一下面突起部73は、基体の外側、すなわち爪部73eが備えられる側とは逆側の面に、さらに嵌合部73fを備えるが、嵌合部73fについては後述する。
第一基板50は、上面視で第一下面突起部73に対応する位置に設けられる第一上面凹部53と、第二下面突起部74に対応する位置に設けられる切り欠き部54とを備える。第一上面凹部53は、第一基板50をホルダ70に組み付ける際に第一下面突起部73が嵌め合わされる部位であり、第一下面突起部73の爪部73eの受け側となる部位である。同様に、切り欠き部54は、組み付け時に第二下面突起部74の爪部74eの受け側となる部位である。なお、第一基板50は、後述する保護カバー40の第二上面突起部45に対応する位置に第二上面凹部55を更に備えるが、第二上面凹部55については後述する。
第一基板50は、ホルダ70に組み付けられる際、第一下面突起部73と第二下面突起部74との基体を外側に向けて反らしつつ、各爪部73e、74eの傾斜面に沿って移動し、ホルダ70の上面70tに到達する。このとき、第一下面突起部73と第二下面突起部74との基体がその弾性により初期位置に戻ることによって、第一基板50は、ホルダ70の上面70tと、爪部73eと爪部74eとの間に嵌め合わされて固定される。その結果、図7に示すように、第一基板50の下面50uと、第二基板60の上面60tとは互いに平行となり、かつ互いに対向しつつ所定の距離を離間した状態で固定される。このとき、第二基板60の上面60t上の電子部品62tと、第一基板50の下面50uの電子部品58uとは、互いに接触しない位置関係で第二基板収容部75内に収容されるとともに、第一基板50のコネクタ59と、第二基板60のコネクタ69とが互いに電気的に接続される。
次に、図5および図6を用いて、保護カバー40を、第一基板50とホルダ70とに組み付ける方法について説明する。図5に示すように、保護カバー40は、第一基板50の上面を覆う平面部40pと、平面部40pに設けられる複数の開口42と、平面部40pの外縁に設けられる第一上面突起部43および第二上面突起部45とで構成される。第一上面突起部43および第二上面突起部45は、それぞれ下面側に向けて突出する基体の先端に、それぞれ爪部43e、爪部45eを備えるスナップフィット構造を採用している。第一上面突起部43は、上面視において第一下面突起部73に対応する位置に備えられ、第二上面突起部45は、第一基板50の第二上面凹部55に対応する位置に備えられる。第一上面突起部43の基体の外側には、さらに嵌合部73fが備えられる。嵌合部73fは、上面視において第一上面突起部43に対応する位置に設けられ、第一上面突起部43の爪部43eを嵌め合わせるための嵌合受け部として機能する。爪部43eは、ホルダ70の嵌合部73fに嵌め合わせるための嵌合爪部として機能し、第一上面突起部43は、保護カバー40の嵌合突起部として機能する。
保護カバー40が、第一基板50を固定したホルダ70に組み付けられる際、第二上面突起部45の爪部45eは、スナップフィット構造を利用して、第一基板50の第二上面凹部55に嵌め合わされる。他方、第一上面突起部43の爪部43eは、保護カバー40をホルダ70側に組み付けられる際に、第一下面突起部73の外側の面上に沿って下面側に移動し、嵌合部73fに到達して外側から嵌合部73f内に嵌め合わされる。これにより、図6に示すように、保護カバー40は、第一上面突起部43で第一下面突起部73を外側から覆い隠した状態でホルダ70と係合して固定される。このとき、保護カバー40は、平面部40pで第一基板50の上面50tを覆う状態でホルダ70に固定される。
図6に示すように、平面部70pの開口42は、それぞれ第一基板50のスイッチ52に対応する位置に設けられており、第一基板50のスイッチ52を露出させている。このように、保護カバー40やホルダ70が各基板50,60を覆う状態とは、必ずしも各基板50,60全体を覆う状態には限定されず、電子部品58t、58u、62t、62uを除く各基板50,60の一部を外側に露出させる状態をも含んでよい。以上により、保護カバー40とホルダ70とが各基板50,60を覆うように係合した状態の通信機器200の組み付けが完成する。
本実施形態の通信機器200によれば、保護カバー40とホルダ70とが基板50,60を覆うように係合して構成される。したがって、各基板50,60上の電子部品58t、58u、62t、62uへの外部からの接触を困難なものとすることができる。第一基板50と、第二基板60とは互いに平行かつ対向する状態で離間して固定されるので、通信機器200の内部に複数の基板を備えつつ、各基板間に電子部品を備えるための空間を得ることができ、通信機器200内部の実装面積を拡大することができる。
本実施形態の通信機器200によれば、図7に示すように、第二基板60は、支持凸部72によって底面部75Bから離間した位置に固定される。これにより、底面部75Bと第二基板60との間、すなわち第二基板60の下面60u側にも電子部品を備えるための空間を得ることができ、通信機器200内部の実装面積をさらに拡大することができる。
本実施形態の通信機器200によれば、保護カバー40とホルダ70とが固定される際に、保護カバー40の第一上面突起部43が、ホルダ70の第一下面突起部73を外側から覆い隠した状態となる。これにより、外部から第一下面突起部73に接触することが困難になるとともに、工具等によって第一上面突起部43に力を加えて第一上面突起部43を外側に反らせることが困難になる。したがって、保護カバー40とホルダ70との嵌合状態を解くことが困難になり、通信機器200内の各基板50,60の電子部品58t、58u、62t、62uへの外部からの接触をより困難なものとすることができる。
B.第2実施形態:
図8から図10を用いて第2実施形態の通信機器200bの構成を説明する。通信機器200bは、第1実施形態の通信機器200とは、保護カバー40に代えて保護カバー40bを備える点と、第一基板50に代えて第一基板50bを備える点と、ホルダ70に代えてホルダ70bを備える点とで相違するとともに、第二基板収容部75内での第二基板60の固定方法が異なる。
保護カバー40bは、図8に示すように、平面部40pの外縁に更に延伸固定部48を備える点で、第1実施形態の保護カバー40と相違する。延伸固定部48は、第二基板60に向かって突出する長尺な板状部材である。延伸固定部48は、板状のほか、円柱状や四角柱状であってもよく、保護カバー40bの外縁に設けられる壁面で構成されてもよく、保護カバー40bの少なくとも一部が第二基板60に向かって延伸して構成されればよい。
第一基板50bは、図8に示すように、更に第三上面凹部56を備える点で、第1実施形態の第一基板50と相違する。第三上面凹部56は、上面視において保護カバー40bの延伸固定部48に対応する位置に設けられる。第三上面凹部56は、保護カバー40bをホルダ70bに組み付ける際の延伸固定部48の案内部として機能する。延伸固定部48との接触を避けるための空間としてもよい。図9に示すように、保護カバー40bが、ホルダ70bに組み付けられると、延伸固定部48は、第三上面凹部56に沿って案内されてホルダ70b内の第二基板収容部75に至る。
次に、図10を用いて、第2実施形態の通信機器200bの第二基板60の固定方法について説明する。図10には、図9に示す通信機器200bのX-X位置での断面図である。図10に示すように、ホルダ70bは、支持突起部71および側壁71wを備えない点で、第1実施形態のホルダ70と相違する。他方、保護カバー40bの延伸固定部48は、第二基板60の上面60tに至る長さで構成される。延伸固定部48の下面側の先端面を下面48uとしたとき、保護カバー40bがホルダ70bに組み付けられると、下面48uは第二基板60の上面60tと接した状態となる。すなわち、第二基板60は、支持凸部72の上面側に位置する固定面72tと、延伸固定部48の下面48uとの間に挟み込まれることによって固定される。その結果、第二基板60は、第1実施形態と同様に、底面部75Bから支持凸部72の高さ分の距離を離間した位置で第二基板収容部75内に固定される。
このように、第2実施形態の通信機器200bによれば、保護カバー40bの延伸固定部48と、ホルダ70bの支持凸部72とによって、通信機器200b内に各基板50b,60を互いに平行かつ対向する状態で離間して固定することができる。したがって、通信機器200bの内部に複数の基板を備えつつ、電子部品を備えるための空間を得ることができ、通信機器200b内部の実装面積を拡大することができる。
C.第3実施形態:
図11および図12を用いて第3実施形態の通信機器200cについて説明する。図11に示すように、通信機器200cは、第一基板50に代えて第一基板50cを備える点と、第二基板60に代えて第二基板60cを備える点と、更にフレキシブル基板67を備える点で第1実施形態の通信機器200と相違する。
フレキシブル基板67は、柔軟性を有するプリント配線基板であり、ポリイミド製フィルムの絶縁層に導体の配線を備えて構成される。絶縁層には、ポリイミド製のほか、ポリエステルやポリプロピレンなどの種々のプラスチックが用いられてもよい。フレキシブル基板67は、第一基板50cと第二基板60cとを電気的に接続する機能を有する。フレキシブル基板67に代えて、FFC(Flexible Flat Cable)が用いられてもよい。
図11に示すように、本実施形態の通信機器200cでは、第一基板50cは、コネクタ59に代えてコネクタ59cを備え、第二基板60cは、コネクタ69に代えてコネクタ69cを備える点で第1実施形態とは相違する。第一基板50cと第二基板60cとのその他の構成は第1実施形態と同様である。
各コネクタ59c、69cは、いわゆるFFCコネクタであり、フレキシブル基板67を挿入しロックすることによってフレキシブル基板67と各基板50c,60cとを電気的に接続する。FFCコネクタのほか、BTBコネクタ、UTFコネクタ、フライングコネクタなどの種々のコネクタを用いてもよい。そのほか、各コネクタ59c、69cに代えて、圧接や、はんだ融着、ダイレクトボンディングなどの種々の接続方法によってフレキシブル基板67と各基板50c,60cとを電気的に接続してもよい。
図11に示すように、第一基板50cと第二基板60cとは、各コネクタ59c、69cを介してフレキシブル基板67と電気的に接続された状態で、ホルダ70に組み付けられる。ホルダ70および保護カバー40の各部との組み付け方法は第1実施形態と同様である。図12には、図11のXII-XII位置の通信機器200cの断面図が示され、各基板50c,60cおよびフレキシブル基板67を内部に配置した状態の通信機器200cの内部構造が示されている。図12に示すように、フレキシブル基板67は、その柔軟性により通信機器200c内で弾性変形し、第一基板50cと第二基板60cとの間の空間で折りたたまれるようにして配置される。
本実施形態の通信機器200cによれば、第一基板50cと、第二基板60cとは、フレキシブル基板67を介して電気的に接続される。これにより、ホルダ70に組み付ける前に各基板50c,60cを電気的に接続できるので、組み付ける際の第一基板50cと第二基板60cとの互いの位置合わせを容易なものとすることができる。
本実施形態の通信機器200cによれば、ホルダ70内で各基板50c,60cの間に弾性変形した状態のフレキシブル基板67を配置することができるので、ホルダ70内で各基板50c,60cに弾性力を加えることができる。したがって、ホルダ70や保護カバー40の各部との接触面積の向上や摩擦係数の増大により、各基板50c,60cを通信機器200c内で堅実に固定することができる。
D.第4実施形態:
図13から図16を用いて第4実施形態の通信機器200dについて説明する。図13に示すように、第4実施形態の通信機器200dは、保護カバー40に代えて保護カバー40dを備える点と、第一基板50に代えて第一基板50dを備える点とで第1実施形態の通信機器200と相違する。
図13に示すように、保護カバー40dは、平面部40pの外縁に更に側壁部40Wを備える点で第1実施形態での保護カバー40と相違する。側壁部40Wは、平面部40pの外縁から下側、すなわち保護カバー40dからホルダ70側に向けて突出する壁面であり、保護カバー40dの全周囲に亘って設けられる。平面部40pの下面と、その外周に設けられる側壁部40Wとによって保護カバー40dの下面側に凹部を構成し、この凹部が第一基板50dを収容する第一基板収容部49を構成する。上面視において第一基板収容部49の外形と、第一基板50dの外形とは互いに一致する。側壁部40Wの下側に突出する幅(高さ)は、第一基板50dの厚みと同一となるように構成される。
図14には、ホルダ70に組み付けられた状態の第一基板50dがホルダ70とともに上面視で表されている。第一基板50dの外形は、その外形を第1実施形態での第一基板50よりも一回り小さく構成される点で第1実施形態とは相違する。より具体的には、図14に示すように、第一基板50dは、全周囲に亘って距離Dt分を小さくして構成される。本実施形態において、距離Dtは、保護カバー40dの側壁部40Wの面方向に垂直な距離、すなわち側壁部40Wの厚みに相当する距離である。距離Dtは、ホルダ70の側壁部75Wの厚みとも一致する。もとより、距離Dtは、第一基板50dの外形に応じて調整してもよい。例えば、上面視での保護カバー40dの外形を、ホルダ70の外形と一致させつつ、保護カバー40dの外周から第一基板50dの外周に至るまでの距離を距離Dtとして設定し、距離Dt分の厚みを有する側壁部40Wとして構成してもよい。このようにすることで、第一基板50dを側壁部40Wの壁面で固定した状態で第一基板収容部49内に収容できるので、第一基板50dが面方向に沿って通信機器200d内部を移動してしまう不具合を抑制できる。また、側壁部40Wの下側に突出する高さは、第一基板50dの厚みと同一には限定されず、第一基板50dの厚みよりも大きい高さで構成し、その分をホルダ70の上面70tの位置(高さ)を低くしてもよい。
図15には、ホルダ70に保護カバー40dが組み付けられた状態の通信機器200dが示され、図16には、図15におけるXVI-XVI位置での通信機器200dの断面図が示されている。図16に示すように、通信機器200dは、保護カバー40dの第一基板収容部49内に第一基板50dの上面と側面とを覆うようにして収容する。第一基板50dの下面50uと側壁部40Wの下面とは面一であり、ホルダ70の上面70tに、第一基板50dとともに保護カバー40dが固定される。このように、保護カバー40dの側壁部40Wが、その高さを第一基板50dの厚みと同一としつつ、保護カバー40dの全周囲に亘って備えられることによって、第一基板50dの側面は、全周囲に亘って側壁部40Wによって覆われた状態で通信機器200d内に収容される。
本実施形態の通信機器200dによれば、保護カバー40dは、第一基板50dの上面50tから外周までを覆う第一基板収容部49を備える。第一基板50dは、全周囲に亘って保護カバー40dに覆われているので、第一基板50dが通信機器200dの外部から視認でなくなり、通信機器200d内部の各基板50d,60上の電子部品58t、58u、62t、62uへの外部からの接触をより困難なものとすることができる。さらに、通信機器200dの外部に露出する構成部品間の隙間の数を減らすことができ、外部から破壊するためのきっかけとなる箇所を減らすことができる。
E.他の実施形態:
(E1)上記各実施形態では、第二基板60は、上面視において第一基板50の外形よりも小さい外形を有する回路基板で構成される。もとより、第一基板50と第二基板60とが同一の外形であってもよく、第二基板60の外形が第一基板50の外形よりも大きい態様であってもよい。
(E2)上記各実施形態では、通信機器200は、第一基板50と、第二基板60との2枚の回路基板を備えるが、これに限定されず、第一基板50と第二基板60とに更に回路基板を追加して、3以上の複数の回路基板を備える態様であってもよい。
(E3)上記第2実施形態において、ホルダ70bは、第1実施形態の支持突起部71および側壁71wを備えないが備えてもよい。これにより、第二基板収容部75内に第二基板60をより堅実に固定できる。保護カバー40bの延伸固定部48と併用することにより、通信機器200b内により堅実に固定することができる。
(E4)上記各実施形態において、第二基板60の下面60uは、ホルダ70の底面部75Bから離間された状態で固定されるが、底面部75Bと接してもよい。
(E5)上記各実施形態において、車両用の携帯型電子通信機器の一例として、通信機器が搭載される電子キーの例を示したが、通信機器は、例えば、車両内のオーディオシステムのON/OFFの制御や、車両の自動運転の制御、車両の安全装置のON/OFFの制御などのように、種々の車両の制御を遠隔操作で行う電子キー以外の電子通信機器であってもよい。
本開示は、上述の実施形態や変形例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態、変形例中の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
20 上側ケース、30 防水カバー、40,40b,40d 保護カバー、40W 側壁部、40p 平面部、42 開口、43 第一上面突起部、43e 爪部、45 第二上面突起部、45e 爪部、48 延伸固定部、49 第一基板収容部、50,50b,50c,50d 第一基板、52 スイッチ、53 第一上面凹部、54 切り欠き部、55 第二上面凹部、56 第三上面凹部、58t,58u 電子部品、59,59c コネクタ、60,60c 第二基板、62t,62u 電子部品、63 第一凹部、67 フレキシブル基板、69,69c コネクタ、70,70b ホルダ、71 支持突起部、71w 側壁、72 支持凸部、73 第一下面突起部、73e 爪部、73f 嵌合部、74 第二下面突起部、74e 爪部、75 第二基板収容部、75B 底面部、75W 側壁部、78 電池収容部、80 電池、90 下側ケース、94 非常用キー、100 電子キー、200,200b,200c,200d 通信機器

Claims (5)

  1. 車両に用いられる電子キー(200、200b、200c、200d)であって、
    少なくとも第一基板(50,50b,50c,50d)と、前記第一基板とは異なる第二基板(60,60c)とを含む複数の回路基板であって、外部と無線通信を行う素子を含む電子部品(58t、58u、62t、62u)が実装される複数の回路基板と、
    前記第一基板の一方の面側を保護する第一保護カバー(40,40b,40d)と、
    前記複数の回路基板を固定し、前記第二基板の一方の面側を保護する第二保護カバー(70,70b)であって、前記第二保護カバーの外形が前記第一基板の外形と一致する第二保護カバーと、を備え、
    前記第二保護カバーは、前記第二基板を固定可能な第二基板収容部(75)と、前記第一基板の面方向に沿って前記第二基板収容部と隣接する位置に設けられる電池収容部(78)であって、電池を前記第一基板と対向する位置に収容可能な電池収容部とを備え、
    前記第二基板収容部に固定される前記第二基板は、前記第一基板から離間した位置であって、前記第一基板の他方の面側と前記第二基板の他方の面側とが互いに対向する位置となるように配され、
    前記第一保護カバーと前記第二保護カバーとが、前記複数の回路基板を覆うように係合される、
    電子キー。
  2. 請求項1に記載の電子キーであって、
    前記第二基板収容部は、前記第二基板の一方の面側と対向する底面部(75B)と、前記底面部を囲む側壁部(75W)とを備え、
    前記側壁部は、
    前記底面部から離間した位置で前記第二保護カバーの内部側に突出して前記第二基板の一方の面側の少なくとも一部を支持する支持凸部(72)と、
    前記支持凸部よりも前記底面部から離れる側に位置する支持突起部であって、前記側壁部から突出して前記第二基板の他方の面側の少なくとも一部を支持する支持突起部(71)と、を備え、
    前記第二基板は、前記支持凸部と、前記支持突起部との間に嵌め合わされることによって、前記第二基板が前記底面部から離間された状態で前記第二保護カバーに固定される
    電子キー
  3. 前記第一保護カバーは、前記第二基板に向かって延伸する延伸固定部(48)を備え、
    前記第二基板収容部は、前記第二基板の一方の面側と対向する底面部(75B)と、前記底面部を囲む側壁部(75W)とを備え、
    前記側壁部は、前記底面部から離間した位置で前記第二保護カバーの内部側に突出して前記第二基板の一方の面側の少なくとも一部を支持する支持凸部(72)を備え、
    前記第二基板は、前記第一保護カバーと前記第二保護カバーとが前記係合された状態で、前記支持凸部と前記延伸固定部の先端とで挟み込まれることによって、前記第二基板が前記底面部から離間された状態で前記第二保護カバーに固定される
    請求項1に記載の電子キー
  4. 前記第一保護カバーは、前記第一基板の一方の面側とともに外周部までを覆う第一基板収容部(49)を備える、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の電子キー
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電子キーであって、
    前記第一保護カバーは、前記第一基板の一方の面を覆う平面部(40p)と、前記平面部の外縁に設けられ前記第二保護カバーに向けて突出し、先端に嵌合爪部(43e)を有する嵌合突起部(43)とを備え、
    前記第二保護カバーは、前記第一保護カバーの前記嵌合突起部に対応する位置に前記嵌合爪部が外側から嵌め合わされる嵌合受け部(73f)を備え、
    前記第一保護カバーの前記嵌合突起部が、前記第二保護カバーの嵌合受け部に嵌め合わされる
    電子キー
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