JP3248250B2 - 携帯型無線電話機 - Google Patents

携帯型無線電話機

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JP3248250B2
JP3248250B2 JP18719292A JP18719292A JP3248250B2 JP 3248250 B2 JP3248250 B2 JP 3248250B2 JP 18719292 A JP18719292 A JP 18719292A JP 18719292 A JP18719292 A JP 18719292A JP 3248250 B2 JP3248250 B2 JP 3248250B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規なアンテナ構造を
そなえた防水構造の携帯型無線電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯型無線電話機を、図3の外観
斜視図、図4の断面図、図5の内部配置構成図、にそれ
ぞれ示す。
【0003】図3を参照すると、背面側ケース1の前面
に正面側ケース2が一体的に組み合わせられ、正面側ケ
ース2の正面中央部分には操作用の押しボタンスイッチ
の押しボタン3が配列され、その上部に内部の受話器に
対応する受話用の孔4と下部に送話器に対応する送話用
の孔5とが設けられている。背面側ケース1と正面側ケ
ース2との周囲の対向面間には防水用ゴムパッキング4
0が介在されている。中央部の押しボタン3の周囲が操
作ならびに通話時に手のひらでにぎるようにして保持さ
れることからにぎり部15として示してある。
【0004】背面側ケース1と正面側ケース2とは、図
4の断面図に示されるように、いずれも合成樹脂がモー
ルド成形されて細長く浅い箱形形状をなし、背面側ケー
ス1には、その内側の周囲に凹形の段部と外側の周囲に
凹溝を有する枠形の端面とからなる段端面11が形成さ
れてなる。また、正面側ケース2には、その内側の周囲
に凸形の段部と外側の周囲に凹溝を有する枠形の端面と
からなる段端面21が形成されてなる。
【0005】背面側ケース1の段端面11の内側の周囲
の凹形の段部に、正面側ケース2の段端面21の内側の
周囲の凸形の段部が嵌まり込み相互の位置関係が決めら
れるとともに、外側の周囲の凹溝を有する端面間に、断
面が双方の凹溝に嵌まり合うような凸形41で、額縁形
状をなす柔軟なゴムパッキング40が周囲に嵌め合わせ
られ、図示しない締結手段によって背面側ケース1と正
面側ケース2とが締め付けられることによりケースの内
部が防水構造となり保護される。ゴムパッキング40の
両面の凸形41部分が段端面11、21の凹溝に嵌まり
合うことで位置ずれしたり外れることがない。
【0006】図5を参照すると、背面側ケース1の内部
配置が示されており、送受信回路8を構成するプリント
板9が取り付けられており、その上方に受話器6と下方
に送話器7とが配置されている。送受信回路8の部分は
金属で覆われてシールドされている。
【0007】送受信回路8には通信用のアンテナ30−
1がコネクタあるいは半田付けによって接続されてお
り、その先端側が背面側ケース1の内部側縁に沿って配
置されている。このアンテナ30−1は、所定の長さで
直径が約0.5mmの金属線からなり、その先端側がケ
ース内の他の構成部品などに触れるとアンテナ機能が阻
害されることから、接着性のテープなどを用いてケース
内面に固定させる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記ゴムパッキング4
0は柔軟なことから、その細い凸形41の部分をケース
を組み合わせる際にいずれかの段端面11、21の凹溝
に嵌め合わせておくことと組み合わせる作業が厄介かつ
困難である。
【0009】また、背面側ケース1には各種回路を構成
する電子部品などが高密度に搭載実装されていることか
ら、アンテナ30−1の先端側を接着性のテープなどに
よってケース内面に位置決め固定させる作業も面倒であ
るといった問題点もある。
【0010】本発明は、以上のような問題点にかんがみ
て創作されたものであり、アンテナの取り付け作業を要
することなく送受信回路に接続させるのみであり、ゴム
パッキングの装着も容易かつ確実な携帯型無線電話機を
提供することを発明の課題とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記、課題を達成するた
めの本発明手段の構成要旨とするところは、機能回路を
収容する背面側ケースと背面側ケースを覆う正面側ケー
スとからなり、上記背面側ケースと正面側ケースとの開
口部周囲の対向面間に額縁形状のゴムパッキングを介在
させてなる防水構造の携帯型無線電話機であって、送受
信回路に接続されるアンテナが受話部または送話部を取
り囲むように上記ゴムパッキング内に埋設されてなる携
帯型無線電話機である。
【0012】さらには、上記の携帯型無線電話機におい
て、ゴムパッキング内に埋設されたアンテナ部分に対向
する他方側を取り囲むように金属芯がゴムパッキング内
に埋設されてなる携帯型無線電話機となし得る。
【0013】
【作用】上記、本発明手段によれば、背面側ケースと正
面側ケースとの開口部周囲の対向面間に介在される防水
用の額縁形状のゴムパッキングの内部に、受話部または
送話部を取り囲むような枠形のアンテナを埋設させたこ
とにより、ゴムパッキングをケースに取り付けることで
アンテナが装着され、しかもアンテナの先端側がケース
内部の他の電子部品や構成部品などに触れることがな
い。
【0014】ゴムパッキングはケースの取り付け面の形
状に沿うような形のアンテナが埋設されたことにより、
取り付け面に安定した状態に一致させて位置合わせさせ
ることができるので、従来のような位置決めの作業を要
することから解放される。
【0015】さらには、他方の側にも同様形状の金属芯
を埋設させることによっては、ゴムパッキングの全体形
状が確実に取り付け面に合うので好都合なものとなる。
【0016】
【実施例】以下、図を参照しながら本発明を構成要旨に
もとづいた実施例によって具体的詳細に説明する。な
お、全図を通じて同一符号は同一対象部分を示す。
【0017】本発明の携帯型無線電話機の外観図は、図
3の従来技術として示した構成と基本的には同一なこと
から、ここでの図示ならびに説明は省略することとする
ので必要に応じて図3とその説明を参照されたい。
【0018】図1に、本発明の一実施例の背面側ケース
1の内部配置が示されており、中央部のにぎり部15
(図3に図示)に対応する部分に送受信回路8を構成す
るプリント板9が取り付けられており、その上方に受話
器6と下方に送話器7とが配置されている。送受信回路
8の部分は金属で覆われシールドされている。
【0019】背面側ケース1と正面側ケース2とについ
ては、図2の断面斜視図に示されるように、いずれも合
成樹脂のモールド成形品であり、細長く浅い箱形形状を
なし、背面側ケース1には、その内側の周囲に凹形の段
部と外側の周囲に凹溝12を有する枠形の端面とからな
る段端面11が形成されてなる。また、正面側ケース2
には、その内側の周囲に凸形の段部と外側の周囲に凹溝
22を有する枠形の端面とからなる段端面21が形成さ
れてなる。
【0020】上記、背面側ケース1の段端面11の端面
と正面側ケース2の段端面21の端面との間に密着して
介在される額縁形状のゴムパッキング40は、断面が双
方の凹溝12,22に嵌まり合うような凸形41であ
り、その中心部に長さが所定長で直径が約0.5mmの
金属線でなるアンテナ30が埋設されている。
【0021】アンテナ30は図1によく示されるよう
に、受話器6の外側を取り囲むような形であり、ゴムパ
ッキング40を製造する際にインサート成形して設けら
れ、その一端部を送受信回路8に対応する箇所で背面側
ケース1の内部側に導出されている。このために、正面
側ケース2の段端面21の内側周囲の凸形の段部にはア
ンテナ30の導出部に対応する箇所に切り欠き(図示せ
ず)が設けられている。
【0022】アンテナ30が設けられている他方側に
は、送話器7の外側を取り囲むような形の長さで直径が
約0.5mmの金属芯50がゴムパッキング40の中心
部に埋設されている。この金属芯50についても、アン
テナ30と同様にしてゴムパッキング40を製造する際
にインサート成形して設けられたものである。
【0023】このように、アンテナ30と金属芯50と
を両側に埋設されたゴムパッキング40を、背面側ケー
ス1周囲の段端面11上に配置することにより、周囲の
凸形41の部分が凹溝12に嵌まり合い位置決めされ
る。このゴムパッキング40から背面側ケース1の内部
に導出されたアンテナ30の端部を送受信回路8にコネ
クタあるいは半田付けして接続させる。
【0024】ゴムパッキング40には、背面側ケース1
の周囲に沿うように成形された金属製のアンテナ30と
金属芯50とが埋設されていることによって、形状が確
実に安定形成されており従来のように位置決め状態を保
持させる必要がない。また、アンテナ30はゴムパッキ
ング40内に埋設されていることから、ケース内の他の
構成部品などに接触することもない。
【0025】したがって、この背面側ケース1に正面側
ケース2を嵌め合わせて取り付けることにより、正面側
ケース2の段端面21の凹溝22に対してもゴムパッキ
ング40の凸形41の部分が容易に嵌まり合い確実に位
置決めされるから、図示しない締結手段によって背面側
ケース1と正面側ケース2とが締め付けられることによ
りケースの内部が防水構造となり保護される。
【0026】上記、実施例は上方にアンテナ30を配置
させたが、送受信回路8への接続位置に応じては、下方
側の送話器7の周囲にアンテナ30を配置埋設させるこ
とも可能なことであり、この場合には上方側の周囲に金
属芯50を配置埋設させることとなる。
【0027】
【発明の効果】以上、説明のように本発明になる携帯型
無線電話機によれば、ゴムパッキングをケースの周囲面
に配置し取り付けることが容易であり、しかも形状が安
定していることによって配置状態でケースから脱落した
りすることもなくなり、アンテナの位置決め対策を要す
ることも必要ないといった実用上きわめてすぐれた効果
を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の背面側ケースの内部配置図
である。
【図2】背面側ケースと正面側ケースとの断面斜視図で
ある。
【図3】携帯型無線電話機の外観斜視図である。
【図4】従来例の断面図である。
【図5】従来例の内部配置構成図である。
【符号の説明】
1 背面側ケース 2 正面側ケース 3 押しボタン 4 受話用の孔 5 送話用の孔 6 受話器 7 送話器 8 送受信回路 9 プリント板 11 段端面 12 凹溝 15 にぎり部 21 段端面 22 凹溝 30 アンテナ 30−1 アンテナ 40 ゴムパッキング 41 凸形 50 金属芯

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機能回路を収容する背面側ケースと該背
    面側ケースを覆う正面側ケースとからなり、上記背面側
    ケースと正面側ケースとの開口部周囲の対向面間に額縁
    形状のゴムパッキングを介在させてなる防水構造の携帯
    型無線電話機であって、 送受信回路に接続されるアンテナが受話器部または送話
    器部を取り囲むように上記ゴムパッキング 内に埋設され
    てなることを特徴とする携帯型無線電話機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の携帯型無線電話機にお
    いて、ゴムパッキング内に埋設されたアンテナ部分に対
    向する他方側を取り囲むように金属芯がゴムパッキング
    内に埋設されてなることを特徴とする携帯型無線電話
    機。
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