JP5399281B2 - 携帯電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は携帯電話機、PDA、携帯型ゲーム機、携帯用テレビ、携帯用ラジオ等の携帯電子機器に関する。
特許文献1には、アンテナ部に防水パッキンを設置した携帯電話機が記載されている。
また、特許文献2には、ケース部材相互の接合部に防水パッキンを使用した屋外設置用筐体が記載されている。
特開2007―201633号公報 特開2008―160096号公報
しかしながら、従来例では、ループアンテナ13aは、フロントケース4とリアケース5との内部空間に配置されているため、ループアンテナ13aによって確定されるアンテナ面積が小さくなってしまうという不利益があった。
また、従来例では、ループアンテナ13aは防水パッキン13とは別部材であるため、組み立て工数が増えるという不利益もあった。
本発明の目的は、防水機能を発揮しつつ、ループアンテナによって確定されるアンテナ面積をできるだけ広く確保し、さらに、組み立て工数の低減を図ることが可能な携帯電子機器を提供することにある。
本発明の携帯電子機器は、筐体と、前記筺体を水密に維持するための防水パッキンと、前記防水パッキンに内包されて前記筐体内に配設されるループアンテナと、を有し、前記筺体には、前記防水パッキンが収容される収容部が形成され、前記ループアンテナは、伸びることが可能な可伸部が形成されており、当該可伸部が伸びた状態で前記収容部に収容される
好適には、前記可伸部は、前記ループアンテナを構成する導線が螺旋状に巻かれて形成される
本発明の目的は、防水機能を発揮しつつ、ループアンテナによって確定されるアンテナ面積をできるだけ広く確保し、さらに、組み立て工数の低減を図ることが可能な携帯電子機器を提供することができる。
本発明の実施形態に係る携帯電話機の外観を示す斜視図である。 図1の携帯電話機の信号処理系を示すブロック図である。 本実施形態の説明図である。 図1におけるIV―IVの断面図である。 防水パッキンの構造の説明図である。 防水パッキンの第1の変形例の説明図である。 第2の変形例の説明図である。 第3の変形例の説明図である。 第4の変形例の説明図である。
図1は、本発明の実施形態に係る携帯電話機1の外観を示す斜視図である。
携帯電話機1は、非折り畳み式の携帯電話機として構成されている。
携帯電話機1は入力部10及び表示部8が形成されているフロントケース4と、反対側部分を構成するリアケース5とを有している。以下、フロントケース4とリアケース5とをあわせて筐体2という。
フロントケース4及びリアケース5はネジ等により互いに固定され、フロントケース4及びリアケース5の間に形成された空間に種々の電子部材を収容する収容空間が構成される。
フロントケース4、リアケース5は、例えば、樹脂により形成されている。
入力部10には、複数の入力キーが配置されており、ユーザはこの入力キーを押圧することによって携帯電話機1に命令・入力を行う。
なお、入力部10は図1ではフロントケース4の表面にのみ配置されているが、筐体2の右側面、左側面、上側面及び下側面に配置されているサイドキー等も含まれる。
表示部8は、携帯電話機1の状態、ユーザの操作内容、発信先電話番号、電子メールの内容の表示、ゲーム画面等の様々な情報を表示するためのものである。
また、表示部8はLCD(液晶ディスプレイ)、OLED(Organic light-emitting diode:有機EL)等によって構成されている。
なお、方向を示すときは、リアケース5からフロントケース4に向かう方向を表面方向(図1においては、紙面手前の方向)といい、フロントケース4からリアケース5に向かう方向を裏面方向(図1においては、紙面奥手の方向)という。
また、入力部10から表示部8に向かう方向の位置にある側面を上側面とし、表示部8から入力部10に向かう方向の位置にある側面を下側面とする。
そして、上側面に向かう方向を上側面方向(図1においては紙面上の方向)といい、下側面に向かう方向を下側面方向(図1においては紙面下の方向)という。
さらに、表示部8を上にして入力部10を下として、携帯電話機1を見たときに、右側に来る側面を右側面とし、左側に来る側面を左側面という。
そして、右側面側に向かう方向を右側面方向(図1においては、紙面右の方向)といい、左側面面に向かう方向を左側面方向(図1においては、紙面左の方向)という。
図2は、図1の携帯電話機1の信号処理系を示すブロック図である。
図2に示されるように、携帯電話機1は、制御・処理の中枢である制御部51と、非接触式ICカード部57と、音声入出力部53と、表示部8と、記憶部59、図示しない無線通信部55等が、アドレス、データ、コントロールのためのラインが複数本からなるシステムバス61に接続されている。
非接触式ICカード部57は、非接触式ICカードに関する処理を行う部分である。
非接触式ICカード部57はループアンテナ13aと接続されており、このループアンテナ13aは外部からの電波信号を受けるためのものである。電波信号を受けた時には、ループアンテナ13aはこの電波信号を電気信号に変換して非接触式ICカード部57に入力する。
そして、この電波信号を契機として非接触式ICカード部57は必要な内部処理を行い、その結果を電気信号としてループアンテナ13aに出力する。
この電気信号はループアンテナ13aによって電波信号に変換される。
非接触式ICカードによって達成される目的・用途は複数ありうるが、例えば、駅における自動改札、店における料金の支払い、会社内等への入室カード等がある。それに応じて、非接触式ICカード部57の内部処理も複数の処理がなされる。
音声入出力部53は、スピーカから出力される音声信号やマイクロフォンにおいて入力される音声信号の入出力処理を行う。
すなわち、音声入出力部53は、マイクロフォンから入力された音声を増幅し、アナログ/デジタル変換を行い、更に符号化等の信号処理を施し、デジタルの音声データに変換して制御部51に出力する。
また、音声入出力部53は、制御部51から供給される音声データに復号化、デジタル/アナログ変換、増幅等の信号処理を施し、アナログの音声信号に変換してスピーカに出力する。
また、無線通信部55は、基地局との無線通信を行う。
表示部8は、例えばLCDやOLED(Organic light-emitting diode(有機EL))を用いて構成されており、制御部51から供給される映像信号に応じた画像を表示する。
記憶部59では、携帯電話機1の各種処理に利用される各種データを記憶する。記憶部59は、例えば制御部51が実行するコンピュータのプログラム、通信相手の電話番号や電子メールアドレス等の個人情報を管理するアドレス帳、着信音やアラーム音を再生するための音声ファイル、待ち受け画面用の画像ファイル、各種の設定データ、プログラムの処理過程で利用される一時的なデータが記憶される。
前記記憶部59は、非接触式ICカード部57との関係においては、非接触式ICカード部57がデータを処理するのに必要な情報を記憶する役割を果たす。例えば、前記記憶部59は、暗号化された情報を読み解くための鍵として用いるデータ等を記憶する。
なお、記憶部59は、例えば、不揮発性の記憶デバイス(不揮発性半導体メモリ、ハードディスク装置など)やランダムアクセス可能な記憶デバイス(例えばSRAM、DRAM)などによって構成される。
制御部51は、携帯電話機1の全体的な動作を統括的に制御する。
すなわち、制御部51は、携帯電話機1の各種処理(回線交換網を介して行われる音声通話、電子メールの作成と送受信、インターネットのWeb上のサイトの閲覧など)が操作部の操作に応じて適切な手順で実行されるように、上述した各ブロックの動作(無線通信部55における信号の送受信、表示部8における画像の表示、撮像部における撮像処理等)を制御する。
さらに、制御部51は、記憶部59に格納されるプログラム(オペレーティングシステム、アプリケーションプログラム等)に基づいて処理を実行するコンピュータ(マイクロプロセッサ)を備えており、このプログラムにおいて指示された手順に従って上述した処理を実行する。
すなわち、制御部51は、記憶部59に格納されるオペレーティングシステムやアプリケーションプログラム等のプログラムから命令コードを順次受け取って処理を実行する。
制御部51は、非接触式ICカード部57との関係においては、非接触式ICカード部57の処理の一部又は全部を行う場合がありうる。
また、表示部8に非接触式ICカード部57の情報を表示する場合などに、各種の処理を行う。
図3は、本実施形態の説明図である。
前述したようにフロントケース4とリアケース5とは、ネジ等で接合されており、その接合する面に防水パッキン13が挿入される。
そして、この防水パッキン13があることによって、携帯電話機1の内部に水(場合によっては、油、埃等)の侵入を防止している。
防水パッキン13は、フロントケース4とリアケース5とが圧着されるその間に挟まれているため、弾性変形している。
そして、この防水パッキン13の弾性変形によって、携帯電話機1内部への水等の侵入を防止している。
フロントケース4には、防水パッキン13を安定的に収容するためのフロントケース側防水パッキン収容部4aが配置されている。
また、リアケース5には、防水パッキン13を安定的に収容するためのリアケース側防水パッキン収容部5aが配置されている。
なお、フロントケース側防水パッキン収容部4aとリアケース側防水パッキン収容部5aはいずれか一方のみが形成されていても良い。
そして、このフロントケース側防水パッキン収容部4aとリアケース側防水パッキン収容部5a内に防水パッキン13は引っ張って伸びた状態(引張伸の状態)で収容されている。この様に防水パッキン13が引張伸の状態で収容されていることから、防水パッキンをフロントケース側防水パッキン収容部4a及びリアケース側防水パッキン収容部5a内に確実に収容することが可能となる。
防水パッキン13が引張伸の状態となるために、防水パッキン13には縮退部13bが形成されている。
この縮退部13bは、ループアンテナ13aの線が螺旋状になるように形成して、引張伸の状態と成りうるように形成している。
もっとも、縮退部13bを形成せずに、ループアンテナ13a全体を螺旋状に形成して、防水パッキン13全体がそれぞれ伸びる様に形成してもよい。
また、防水パッキン13をフロントケース4又はリアケース5に接合していてもよいし、防水パッキン13をフロントケース4又はリアケース5と一体形成しても良い。また、防水パッキン13の断面形状は、正方形、長方形、円形、楕円、複数のリブ部を有する形状、8の字形状等、防水の必要に応じて様々な形状であって良い。
防水パッキン13内には、ループアンテナ13aが形成されている。
また、防水パッキン13の短辺側には、給電点配置部13cが形成されており、この給電点配置部13cには、ループアンテナ13aの両端の給電点13dが形成される。
また、この給電点配置部13cを収容するためにリアケース5には、リアケース側給電点配置部収容部5dが形成される。
ループアンテナ13aは、非接触式ICカード用に用いられているが、同時に、無線通信のアンテナとして機能させると好適である。
ここで、無線通信とは、例えば、テレビジョン放送、無線LAN等が考えられる。
とくに、テレビジョン放送の場合には、防水パッキン13の短辺側に給電点配置部13cが形成していることによって、好適な効果がある。
つまり、携帯電話機1を図1のように立てて使用している際に、テレビジョンを受信する場合には、テレビジョン放送の水平波を受けやすくするという効果がある。
また、ループアンテナ13aは、非接触式ICカード以外に、無線通信のアンテナとして機能させていることから、部品点数の削減となり、携帯電話機1の内部空間を占める部品が削減することから内部空間の有効利用が可能となる。
図4は、図1におけるIV―IVの断面図である。
図4のように、フロントケース4にはフロントケース側防水パッキン収容部4aが形成され、リアケース5にはリアケース側防水パッキン収容部5aが形成されている。
フロントケース側防水パッキン収容部4aとリアケース側防水パッキン収容部5aとは、向かい合わせて配置されて、両者によって形成された空間に防水パッキン13が収容される。
防水パッキン13内には、ループアンテナ13aが配置されている。
図5は、防水パッキン13の構造の説明図である。
防水パッキン13は、ゴム等の弾性変形可能な部分である弾性部13eとループアンテナ13aによって形成されている。
そして、ループアンテナ13aは、皮膜部13fと3本の導体線13gから形成されている。
以上のような構成を有することから、携帯電話機1は、フロントケース4とリアケース5の接合部分(外周部分、防水部分)にループアンテナ13aを配置することによって、アンテナの面積を増大させることが可能になる。
つまり、アンテナの感度を向上させることが可能になる。
また、ループアンテナ13aをフロントケース4とリアケース5によって形成される内部空間に設けなくてよくなるため、内部空間に余裕ができ、携帯電話機1の小型化又は携帯電話機1により多くの部品を搭載可能となる。
さらに、ループアンテナ13aと防水パッキン13とが一部材となるため、組み立て時の工程が減少する。
また、フロントケース4とリアケース5の接合部分(外周部分、防水部分)にループアンテナ13aを配置することによって、アンテナの面積を増大させることが可能になっている。
それによって、ループアンテナ13aのループの回数を1回でアンテナの感度を得ることが可能になっている。
<第1の変形例>
図6は、防水パッキン13の第1変形例の説明図である。
図6のように、ループアンテナ13aのループの回数を3回として、アンテナの感度をより向上させることも可能である。
<第2の変形例>
図7は、第2の変形例の説明図である。
図7のように、フロントケース側防水パッキン収容部4aは、防水パッキン13の弾性部13eを圧縮するためのフロントケース側弾性部収容部4bと、ループアンテナ13aを収容するためのフロントケース側ループアンテナ収容部4cとを有する。
また、リアケース側防水パッキン収容部5aは、防水パッキン13の弾性部13eを圧縮するためのリアケース側弾性部収容部5bと、ループアンテナ13aを収容するためのリアケース側ループアンテナ収容部5cとを有する。
このフロントケース側ループアンテナ収容部4cとリアケース側ループアンテナ収容部5cとは、フロントケース側弾性部収容部4b及びリアケース側弾性部収容部5bよりも、深い溝部によって形成される。
このように、フロントケース側ループアンテナ収容部4cとリアケース側ループアンテナ収容部5cが、フロントケース側弾性部収容部4b及びリアケース側弾性部収容部5bよりも深い溝部によって形成されていることから、ループアンテナ13aには、圧縮力が加わることを防いでいる。
このように構成したことによって、ループアンテナ13aが圧力によって断線等することを防ぐことができる。
つまり、従来の方法では、ループアンテナ13aには外力が加わることはなかったが、図3のように、筐体2の外周部に形成して防水機能を発揮させたために、ループアンテナに外力が加わる恐れがある。
外力の原因は、フロントケース4とリアケース5を接合させるネジの力の場合もあるし、携帯電話機1を水中に沈めた場合に生ずるフロントケース4とリアケース5の間の圧縮力である場合もあるし、携帯電話機1を落としてしまったときに生ずるフロントケース4又はリアケース5を押す力の場合もある。
このような場合に、ループアンテナ13aへの外力が及ばない様にするのが、前述のフロントケース側ループアンテナ収容部4cとリアケース側ループアンテナ収容部5cである。
<第3の変形例>
図8は、第3の変形例の説明図である。
以上説明した、実施形態、第1の変形例1及び第2の変形例では、ループアンテナ13aは筐体2の外周部に配置可能としている。
そうすると、連結部9を有する2つ折りの携帯電話機1では、ループアンテナ13aを図8のように、上部筐体と下部筐体とに跨って配置可能である。
このように構成すると、2つ折りの携帯電話機1を図8のように開状態では、ループアンテナ13aはループが閉じており使用可能であるが、2つに折って閉状態としたときには、ループアンテナ13aは閉じていないので使用不可能になる。
このように構成したことによって、非接触式ICカード機能を物理的に使用不可能にすることが可能である。
これによって、携帯電話機1に搭載される非接触式ICカード機能の安全性を高めることができる。
<第4の変形例>
図9は、第4の変形例の説明図である。
図9のように、本発明の第4の実施形態では、図2の構成に加えて、テレビジョン受信部61及び切替部63がシステムバス41に接続されている。
テレビジョン受信部61は、無線放送されるテレビジョン等の信号を受信し、信号処理を行って表示部8等に表示する。
テレビジョン受信部61及び非接触式ICカード部57は、切替部63とそれぞれ接続されている。
また切替部63はループアンテナ13aと接続されており、切替部63は、ループアンテナ13aとテレビジョン受信部61又は非接触式ICカード部57とに切り替える機能を有している。
つまり、切替部63は、ループアンテナ13aをテレビジョン受信部61用のアンテナとして用いるか、ループアンテナ13aを非接触式ICカード部57用のアンテナとして用いるかを切り替える機能を有している。
このように、切替部63を有することからループアンテナ13aをテレビジョン受信部61又は非接触式ICカード部57のアンテナとして兼用することが可能となり、部品点数の削減、筐体2内のスペースの有効利用が可能となる。
そして、この切替部63は、制御部51からの命令によって、ループアンテナ13aをテレビジョン受信部61に接続する状態とループアンテナ13aを非接触式ICカード部57に接続する状態とを変更する。
以上の実施形態によれば、本発明の携帯電話機1は、筐体2と、筐体2内に配設されるループアンテナ13aと、を有している。
そして、ループアンテナ13aは、筐体2を水密に維持するための防水パッキン13内に内包されており、かつ、筐体2の外周部にループ形状に配設されている。
このように構成したことによって、携帯電話機1は、フロントケース4とリアケース5の接合部分(外周部分、防水部分)にループアンテナ13aを配置し、その結果、アンテナの面積を増大させることが可能になる。
つまり、アンテナの感度を向上させることが可能になる。
また、ループアンテナ13aをフロントケース4とリアケース5によって形成される内部空間に設けなくてよくなるため、内部空間に余裕ができ、携帯電話機1の小型化又は携帯電話機1により多くの部品を搭載可能となるという効果がある。
さらに、ループアンテナ13aと防水パッキン13とが一部材となるため、組み立て時の工程が減少するという効果がある。
ループアンテナ13aは、伸び縮み可能な縮退部13bを有する。
このような構成を有することから、防水パッキンをフロントケース側防水パッキン収容部4a及びリアケース側防水パッキン収容部5aは内に確実に収容することが可能となる。
ループアンテナ13aは、縮退部13bを引張伸した状態で前記筐体2内に配設される。
このような構成を有することから、防水パッキンをフロントケース側防水パッキン収容部4a及びリアケース側防水パッキン収容部5aは内に確実に収容することが可能となる。
筐体2は、フロントケース4とリアケース5とを含んでいる。
また、フロントケース4及びリアケース5の少なくとも一方は、防水パッキン13を圧接しつつ収容するための溝形状のフロントケース側防水パッキン収容部4a(又はリアケース側防水パッキン収容部5a)を有する。
このように構成したことによって、防水パッキンをフロントケース側防水パッキン収容部4a及びリアケース側防水パッキン収容部5aは内に確実に収容することが可能となる。
フロントケース側防水パッキン収容部4a(リアケース側防水パッキン収容部5a)は、フロントケース側ループアンテナ収容部4c(リアケース側ループアンテナ収容部5c)を有している。
フロントケース側ループアンテナ収容部4c(リアケース側ループアンテナ収容部5c)は、防水パッキン13に内包されているループアンテナ13aに対応する部分に、フロントケース側防水パッキン収容部4a(リアケース側防水パッキン収容部5a)の他の部分よりも深く溝が形成された溝形状を有する。
このように構成したことによって、ループアンテナ13aが圧力によって断線等することを防ぐことができる。
ループアンテナ13aは、非接触式ICカード用のアンテナとして機能する。
このように構成したことによって、非接触式ICカードのアンテナを大きくすることができ、アンテナ感度の向上を図ることができる。
ループアンテナ13aは、遠距離通信用のアンテナ(テレビジョン受信部61用のアンテナ)と兼用である。
このような構成としたことによって、遠距離通信用のアンテナの部品を削減することが可能になる。
また、ループアンテナ13aをフロントケース4とリアケース5によって形成される内部空間に設けなくてよくなるため、内部空間に余裕ができ、携帯電話機1の小型化又は携帯電話機1により多くの部品を搭載可能となるという効果がある。
さらに、ループアンテナ13aと防水パッキン13とが一部材となるため、組み立て時の工程が減少するという効果がある。
前記筐体2は長方形の箱形状を有し、ループアンテナの給電点13dは、前記筐体2の長方形の短辺側に配置されている。
このように構成したことによって、携帯電話機1を図1のように立てて使用している際に、テレビジョンを受信する場合には、テレビジョン放送波の磁界成分を受けやすくするという効果がある。
なお、以上の実施形態において、筐体2は本発明の筐体の一例である。つまり、筺体とは、携帯電子機器を収容する容器に該当するものであり、かつ、樹脂製のものであるならば、どのようなものであってもよい。さらに、容器の一部、例えば、フロントケース4及びリアケース5であっても筺体に該当する。
本発明は、以上の実施形態に限定されず、種々の態様で実施されてよい。
携帯電子機器は、携帯電話機1に限定されない。例えば、携帯電子機器は、ノートパソコン、PDA、ゲーム機、カメラであってもよい。また、携帯電子機器は、非折り畳み式のものに限定されない。ケースが2つ折り式のものであっても良いし、スライド式のものであっても良い。
1…携帯電話機、2…筐体、4…フロントケース、4a…フロントケース側防水パッキン収容部(防水パッキン収容部)、4b…フロントケース側弾性部収容部、4c…フロントケース側ループアンテナ収容部(ループアンテナ収容部)、5…リアケース、5a…リアケース側防水パッキン収容部(防水パッキン収容部)、5b…リアケース側弾性部収容部、5c…リアケース側ループアンテナ収容部(ループアンテナ収容部)、5d…リアケース側給電点配置部収容部、8…表示部、10…入力部、13…防水パッキン、13a…ループアンテナ、13b…縮退部、13c…給電点配置部、13d…給電点、13e…弾性部、13f…皮膜部、13g…導体線、51…制御部、55…無線通信部、53…音声入出力部、57…非接触式ICカード部、59…記憶部、61…テレビジョン受信部、63…切替部

Claims (2)

  1. 筐体と、
    前記筺体を水密に維持するための防水パッキンと、
    前記防水パッキンに内包されて前記筐体内に配設されるループアンテナと、を有し、
    前記筺体には、前記防水パッキンが収容される収容部が形成され、
    前記ループアンテナは、伸びることが可能な可伸部が形成されており、当該可伸部が伸びた状態で前記収容部に収容される
    携帯電子機器。
  2. 前記可伸部は、前記ループアンテナを構成する導線が螺旋状に巻かれて形成される
    請求項1に記載の携帯電子機器。
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