JP5911774B2 - 防水構造体及び携帯端末 - Google Patents

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Description

本発明は、アンテナを内包し、かつ防水機能を有する防水構造体及び携帯端末に関するものである。
近年、アンテナを内包する携帯端末において、防水機能を付与するための開発が進められている。
例えば、特許文献1に開示された携帯端末100では、図10(a)(b)(c)に示すように、上ケース110の周縁部近傍の当接面111と、下ケース120の周縁部近傍の当接面121との間にアンテナ入りパッキン130が挟まれ、上ケース110と下ケース120とが嵌合することにより、両ケース間が防水構造となっている。これにより、形状の大きいアンテナと防水パッキンとをコンパクトに実装することができる携帯端末を提供するものとなっている。
また、例えば特許文献2に開示された携帯電話機200は、図11(a)(b)に示すように、筐体210・220と、筐体210・220内に配設されるループアンテナ231とを有し、ループアンテナ231は、筐体210・220を水密に維持するための防水パッキン230内に内包されており、かつ、筐体210・220の外周部にループ形状に配設されている。これにより、防水機能を発揮しつつ、ループアンテナ231によって確定されるアンテナ面積をできるだけ広く確保し、さらに、組み立て工数の低減を図ることが可能となっている。
さらに、例えば特許文献3に開示された携帯無線機300は、図12(a)(b)に示すように、第1ケース310と第2ケース320とが組み合わされる筐体を有すると共に、基板301上にアンテナ部302が搭載されたフレキシブル基板303の一部が、環状弾性部材330の一部に沿って配設されている。
これにより、防水機能を有する携帯無線機において、アンテナ性能の劣化を防止すると共にアンテナに接続される回路部が機械的に破損することを回避可能な携帯無線機を提供するものとなっている。
特開2011−146955号公報(2011年7月28日公開) 特開2011−155527号公報(2011年8月11日公開) 特開2011−035823号公報(2011年2月17日公開)
しかしながら、上記従来の防水構造体及び携帯端末では、防水部材の断面形状は円形となっていた。
このため、アンテナを内包する円形の弾性部材からなる防水部材を筐体へ組み込むときに、充分な弾性力を得ることができず、防水が不十分となったり又は筐体がアンテナを噛み込んだ状態になったりする場合が発生する。この結果、防水不十分、及びアンテナが傷つき、アンテナにおける特性の劣化等の問題が発生する。
このように、携帯端末、詳細には携帯情報通信端末では、機能が増え、回路部品、各種アンテナ等の物理的な面積が大きくなっている。一方で、市場での小型・薄型化が以前よりも要求されている。特に、最近の携帯情報通信端末では防水機能が付いており、部品スペースは一層小さくなっている。
さらに、防水を成立させるため、防水パッキン等の防水部材の内側にアンテナを作成するので、アンテナはこれまで以上に筺体の内側に配置され、アンテナ特性にも影響する場合がある。
したがって、スペースの有効活用のため、アンテナを内包する防水部材等の防水部品とアンテナとの一体化を図る中で、防水性能及びアンテナ性能を確保することが重要な課題となっている。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、アンテナを内包する防水部材を有する防水構造体において、防水性能が不十分となったり、アンテナが損傷したりするのを防止し得る防水構造体及び携帯端末を提供することにある。
本発明の防水構造体は、上記課題を解決するために、アンテナが内包された弾性部材からなる防水部材が第1筐体と第2筐体との間に挟持されてなる防水構造体において、上記防水部材は、第1筐体と第2筐体との間に挟持される被挟持部を有していると共に、上記被挟持部は、被挟持方向の縦寸法が横寸法よりも長くなっていることを特徴としている。
上記の発明によれば、防水構造体は、アンテナが内包された弾性部材からなる防水部材が第1筐体と第2筐体との間に挟持されてなっている。
このような防水構造体では、第1筐体と第2筐体との間に挟持される被挟持部の断面形状が円形であると、防水部材の被挟持部への圧縮力が不十分となり、防水機能が不充分となる虞がある。また、防水部材における被挟持部の内部にアンテナが内包されている場合には、被挟持部におけるアンテナと第1筐体又は第2筐体との間の間隔が小さいものとなる。このため、第1筐体と第2筐体との間への被挟持部の組み込み時に適切な緩衝作用が得られず、第1筐体又は第2筐体がアンテナを噛み込んだり潰れたりした状態になる場合が発生する。この結果、アンテナが傷つき、アンテナの特性の劣化、及び防水不十分等の問題が発生する。
そこで、本発明では、被挟持部は、被挟持方向の縦寸法が横寸法よりも長くなっている。このため、被挟持部の厚さが充分に確保されるので、被挟持部への圧縮力が充分となり、防水機能が充分となる。
また、防水部材における被挟持部の内部にアンテナが内包されている場合には、被挟持部におけるアンテナと第1筐体又は第2筐体との間の間隔が大きいものとなる。この結果、第1筐体と第2筐体との間への被挟持部の組み込み時に、適切な緩衝作用が得られるので、第1筐体又は第2筐体がアンテナに噛み込んだ状態にはならない。
したがって、アンテナを内包する防水部材を有する防水構造体において、防水性能が不十分となったり、アンテナが損傷したりするのを防止し得る防水構造体を提供することができる。
本発明の防水構造体では、前記防水部材の被挟持部における被挟持方向の中心位置にアンテナが内包されているとすることができる。
これにより、防水部材の被挟持部における被挟持方向の中心位置にアンテナが内包されている場合には、特に、第1筐体と第2筐体との間に挟持される被挟持部の断面形状が円形であると、被挟持部におけるアンテナと第1筐体又は第2筐体との間の間隔が小さい。このため、第1筐体と第2筐体との間への被挟持部の組み込み時に適切な緩衝作用が得られず、第1筐体又は第2筐体がアンテナを噛み込んだり潰れたりした状態になる場合が発生する。この結果、アンテナが傷つき、アンテナの特性の劣化、及び防水不十分等の問題が発生する。
これに対して、本発明では、被挟持方向の縦寸法が横寸法よりも長くなっている被挟持部における被挟持方向の中心位置にアンテナが内包されているので、アンテナが損傷したり、防水が不十分となったりするのを確実に防止することができる。
本発明の防水構造体では、前記アンテナは、複数本の金属線からなっているとすることができる。
これにより、例えば、非接触ICカードの一種であるFeliCa(登録商標)カード等において使用されているFeliCa(登録商標)アンテナ等の3ターン又は4ターン等の渦巻き状のコイル等における複数本の金属線にも対応することが可能となる。
本発明の防水構造体では、前記防水部材の被挟持部は、縦長の楕円形状又は縦長の卵型形状になっているとすることができる。
これにより、第1筐体と第2筐体との間に挟持される被挟持部の形状を縦長の楕円形状又は縦長の卵型形状にすることによって、被挟持方向の圧縮に対して圧縮率を上げることができる。
本発明の防水構造体では、前記防水部材の被挟持部の側方には、被挟持部における被挟持方向の縦寸法よりも小さい縦寸法を有するアンテナ内包部が設けられているとすることができる。
例えば、被挟持部にアンテナを内包した場合に、構造の制約条件から防水部材として必要な圧縮率が確保できないとき、又は組み込み時に内包されたアンテナが第1筐体又は第2筐体に噛み込まれたりねじれたりすることを防ぐ必要があるときには、被挟持部の側方に設けられ、かつ被挟持部における被挟持方向の縦寸法よりも小さい縦寸法を有するアンテナ内包部にアンテナを内包することによって、防水機能及びアンテナ機能の両方を満たすことができる。
例えば、特に、ループアンテナを使用する場合、アンテナ特性の確保に有効な手段となり得る。
本発明の防水構造体では、前記防水部材の被挟持部における上端又は下端の少なくとも一方には、第1筐体の凸部又は第2筐体の凸部の少なくとも一方に挿入される凹部が形成されているとすることができる。
これにより、第1筐体の凸部又は第2筐体の凸部の少なくとも一方を被挟持部における凹部に挿入することによって、被挟持部の転倒防止に効果がある。また、この形状は、被挟持方向からの圧縮だけなく斜め方向からの圧縮にも対応できるので、被挟持部が転倒するのをさらに防止することができる。
本発明の防水構造体では、前記アンテナ内包部に設けられたアンテナは板状になっているとすることができる。
これにより、板状のアンテナを採用する防水構造体にも適用が可能となる。
本発明の防水構造体では、前記防水部材の被挟持部には、アンテナを挿入可能な被挟持部切り込みが設けられているとすることができる。
例えば、製品開発過程においては、最終形状にするまでに試作をしてアンテナ特性を確保する。例えば、アンテナ長やアンテナ形状を変更して周波数調整したりする。
この場合、従来の公開技術又は防水部材に内包されたアンテナでは、アンテナ特性を確保するには防水部材を切断して取り出し、アンテナを調整する必要があった。
そこで、本発明では、アンテナを防水部材の被挟持部に完全に内包してしまうのではなく、例えば、被挟持部に、第1筐体及び第2筐体によって形成される内部空間に面する部分に被挟持部切り込みを設けておく。これにより、アンテナを評価してアンテナ長や形状を変更した後に、防水部材の被挟持部にアンテナを嵌め込むことができる。勿論、防水については、第1筐体と第2筐体との防水部材の被挟持部への被挟持方向の圧縮にて成立する。
本発明の防水構造体では、前記防水部材の被挟持部には、側方に延びる延設部が設けられており、該延設部には、アンテナを挿入可能な延設部アンテナ用切り込みが設けられているとすることができる。
これにより、アンテナを評価してアンテナ長や形状を変更した後に、防水部材における延設部アンテナ用切り込みを通してアンテナを被挟持部21に嵌め込むことができる。勿論、防水については、第1筐体と第2筐体との防水部材の被挟持部への被挟持方向の圧縮にて成立すると共に、延設部にて確実に防水することができる。
本発明の防水構造体では、前記アンテナ内包部には、アンテナを収納可能な内包部切り込みが設けられているとすることができる。
これにより、アンテナを評価してアンテナ長や形状を変更した後に、防水部材における内包部切り込みにアンテナを収納することができる。勿論、防水については、第1筐体と第2筐体との防水部材の被挟持部への被挟持方向の圧縮にて成立する。
本発明の防水構造体では、前記被挟持部には、側方に延びる延設部が設けられており、該延設部には、アンテナを搭載した基板又はフレキシブルアンテナを挿入可能な延設部アンテナ一体化物用切り込みが設けられているとすることができる。
例えば、アンテナを搭載した基板と防水テープ又はフレキシブルアンテナと防水テープとを一体構造化して用いる場合がある。この場合、このような一体構造化物を、後から防水部材に内包することが可能となる。したがって、アンテナの形状に関わらず防水部材の中にアンテナを収納することができる。また、製品開発時にアンテナの性能を得るためのアンテナ長の変更等が容易である。
本発明の防水構造体では、前記防水部材は、アンテナが内包された導電性材料からなっていると共に、上記防水部材には、アンテナに接続される端子を有する基板が挿入されているとすることができる。
例えば、防水部材にアンテナが内包される場合に、基板とアンテナとの接続が不十分となる場合がある、
しかし、本発明では、防水部材は、アンテナが内包された導電性材料からなっていると共に、防水部材には、アンテナに接続される端子を有する基板が挿入されている。これにより、基板の端子とアンテナとが導電性材料を介して電気的に接続可能となる。この結果、基板の端子とアンテナとの電気的接続を容易かつ確実に行うことが可能となる。
本発明の携帯端末は、上記課題を解決するために、前記記載の防水構造体を備えていることを特徴としている。
上記の発明によれば、アンテナが損傷したり、防水が不十分となったりするのを防止し得る防水構造体を備えた携帯端末を提供することができる。
本発明の防水構造体は、以上のように、防水部材は、第1筐体と第2筐体との間に挟持される被挟持部を有していると共に、上記被挟持部は、被挟持方向の縦寸法が横寸法よりも長くなっているものである。
本発明の携帯端末は、以上のように、前記記載の防水構造体を備えているものである。
それゆえ、アンテナを内包する防水部材を有する防水構造体において、防水性能が不十分となったり、アンテナが損傷したりするのを防止し得る防水構造体及び携帯端末を提供するという効果を奏する。
(a)は本発明における防水構造体及び携帯端末の実施の一形態を示すものであって、防水構造体を備えた携帯端末としての携帯電話の構成を示す平面図であり、(b)は(a)のA−A線断面図である。 上記携帯電話における本体側筐体の構成を示す斜視図である。 (a)〜(d)は、上記携帯電話のアンテナ入りパッキンにおける被挟持部の種々の構成を示す断面図である。 (a)(b)は、上記携帯電話のアンテナ入りパッキンにおける被挟持部の他の種々の構成を示す断面図である。 (a)(b)は、上記携帯電話における被挟持部の側方にアンテナ内包部を有するアンテナ入りパッキンの構成を示す断面図である。 (a)は上記携帯電話における被挟持部の側方のアンテナ内包部に板金アンテナを挿入したアンテナ入りパッキンの構成を示す断面図であり、(b)は上記携帯電話における被挟持部の側方のアンテナ内包部に板金アンテナを挿入したアンテナ入りパッキンの構成を示す斜視図であり、(c)は上記携帯電話における被挟持部の側方のアンテナ内包部にコイル状アンテナを挿入したアンテナ入りパッキンの構成を示す斜視図である。 (a)は上記被挟持部に被挟持部切り込みを有するアンテナ入りパッキンの構成を示す断面図であり、(b)は上記被挟持部の側方に設けられた延設部に延設部アンテナ用切り込みを有するアンテナ入りパッキンの構成を示す断面図であり、(c)は上記アンテナ入りパッキンのアンテナ内包部にアンテナを挿入可能な内包部切り込みを有するアンテナ入りパッキンの構成を示す断面図である。 (a)はアンテナを搭載した基板又はフレキシブルアンテナと防水テープとの一体化物を挿入可能な延設部アンテナ一体化物用切り込みを有するアンテナ入りパッキンの構成を示す平面図であり、(b)は(a)のB−B線断面図である。 (a)は被挟持部が導電性材料からなっているアンテナ入りパッキンの構成を示す断面図であり、(b)は上記アンテナ入りパッキンの構成を示す平面図である。 (a)は従来の携帯端末の構成を示す平面図であり、(b)は(a)のX−X線断面図であり、(c)は(a)のY−Y線断面図である。 (a)は従来の他の携帯端末の構成を示す分解斜視図であり、(b)は上記携帯端末の要部の成を示す部分断面図である。 (a)は従来のさらに他の携帯端末の構成を示す平面図であり、(b)は(a)のC−C線断面図である。
本発明の一実施形態について図1〜図9に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
本発明の防水構造体及び、該防水構造体を備えた携帯端末の一例として、本実施の形態では、携帯端末としての携帯電話について説明する。ただし、携帯端末は携帯電話に限らず、アンテナを内蔵し、かつ防水機能を有するものであれば、携帯TV、携帯通信機等の各種の携帯端末であれば足りる。
本実施の形態の携帯端末としての携帯電話1の構成について、図1(a)(b)及び図2に基づいて説明する。
本実施の形態の携帯電話1は、図2に示すように、操作キー5を備えかつ電池を内蔵する本体側筐体2と、図示しない表示画面を備えた表示画面側筐体とがヒンジ部2aにてヒンジ結合されることにより折り畳み可能となっている。
上記本体側筐体2は、第1筐体としての操作キー側筐体3と第2筐体としての電池側筐体4とからなっている。
操作キー側筐体3には前記複数の操作キー5が設けられている一方、電池側筐体4には、図1(a)に示すように、アンテナ10と、防水部材としてのアンテナ入りパッキン20と、基板6と、図示しない電池とが実装されている。
上記アンテナ入りパッキン20は、ゴム等の弾性部材からなっており、電池側筐体4の周縁部4aに沿ってループ状に配設されており、図1(b)に示すように、電池側筐体4の周縁部4aと操作キー側筐体3の周縁部3aとの間に挟持されるようになっている。これによって、操作キー側筐体3及と電池側筐体4とが周縁部3a・4aの各当接面において防水構造となっている。
本実施の形態のアンテナ入りパッキン20は、図1(b)に示すように、操作キー側筐体3と電池側筐体4との間に挟持される被挟持部21と、この被挟持部21の側方に延設されるアンテナ内包部22とを有している。
上記アンテナ入りパッキン20のアンテナ内包部22にはアンテナ10が内包されており、このアンテナ10は図示しないアンテナ端子から基板6のアンテナ用端子に電気的に接続されるようになっている。
この結果、本実施の形態では、形状の大きいアンテナ10とアンテナ入りパッキン20とをコンパクトに実装することができる携帯電話1を提供するものとなっている。
ところで、本実施の形態の携帯電話1のように、アンテナ入りパッキン20を採用する防水構造体では、操作キー側筐体3と電池側筐体4との間に挟持される被挟持部21の断面形状が円形であると、アンテナ入りパッキン20の被挟持部21への圧縮力が不十分となり、防水機能が不充分となる虞がある。また、アンテナ入りパッキン20における被挟持部21の内部にアンテナ10が内包されている場合には、被挟持部21におけるアンテナ10と操作キー側筐体3又は電池側筐体4との間の間隔が小さいものとなる。このため、操作キー側筐体3と電池側筐体4との間への被挟持部21の組み込み時に適切な緩衝作用が得られず、操作キー側筐体3又は電池側筐体4がアンテナ10を噛み込んだり潰れたりした状態になる場合が発生する。この結果、アンテナ10が傷つき、アンテナ10の特性の劣化、及び防水不十分等の問題が発生する。
そこで、本実施の形態では、被挟持部21は、この被挟持部21は、図1(b)では、例えば縦長のトラック形状となっており、被挟持方向の縦寸法が横寸法よりも長くなっている。
このため、被挟持部21の厚さが充分に確保されるので、被挟持部21への圧縮力が充分となり、防水機能が充分となる。
また、アンテナ入りパッキン20における被挟持部21の内部にアンテナ10が内包されている場合には、被挟持部21におけるアンテナ10と操作キー側筐体3又は電池側筐体4との間の間隔が大きいものとなる。この結果、操作キー側筐体3と電池側筐体4との間への被挟持部21の組み込み時に適切な緩衝作用が得られるので、操作キー側筐体3又は電池側筐体4がアンテナ10に噛み込んだ状態にはならない。
したがって、防水が不十分となったり、アンテナ10が損傷したりするのを防止し得る防水構造体を提供することができる。
ここで、本実施の形態の防水構造体及び携帯電話1においては、被挟持部21の形状において、被挟持方向の縦寸法が横寸法よりも長くなっているという条件を満たしていれば、携帯端末アンテナ入りパッキン20自体の構成においても、種々の形態が考えられる。
以下では、アンテナ入りパッキン20の種々の構成について、図3〜図9に基づいて説明する。
まず、図3(a)〜(d)に示すように、アンテナ入りパッキン20の被挟持部21における被挟持方向の中心位置にアンテナ10が内包されているとすることができる。
例えば、アンテナ入りパッキン20の被挟持部21における被挟持方向の中心位置にアンテナ10が内包されている場合には、特に、操作キー側筐体3と電池側筐体4との間に挟持される被挟持部21の断面形状が円形であると、被挟持部21におけるアンテナ10と操作キー側筐体3と電池側筐体4との間の間隔が小さい。このため、操作キー側筐体3と電池側筐体4との間への被挟持部21の組み込み時に適切な緩衝作用が得られず、操作キー側筐体3又は電池側筐体4がアンテナ10を噛み込んだり潰れたりした状態になる場合が発生する。この結果、アンテナ10が傷つき、アンテナ10の特性の劣化、及び防水不十分等の問題が発生する。この場合の解決方法として、円の直径を大きくすることが考えられるが、そのようにすると、防水構造体及び携帯電話1の小型化に支障を来たす。
これに対して、本実施の形態では、被挟持方向の縦寸法が横寸法よりも長くなっている被挟持部21における被挟持方向の中心位置にアンテナ10が内包されているので、アンテナ10が損傷したり、防水が不十分となったりするのを確実に防止することができる。また、被挟持部21の横幅が大きくなるということがないので、防水構造体及び携帯電話1の小型化に支障を来たすこともない。
また、前述した図1(b)に示す被挟持部21の形状は、縦長のトラック形状となっていたが、必ずしもこれに限らない。
例えば、図3(a)に示すように、アンテナ入りパッキン20は、被挟持部21のみからなっており、その被挟持部21は、縦長の楕円形状又は縦長の卵型形状になっているとすることができる。
これにより、操作キー側筐体3又は電池側筐体4とアンテナ10との間隔を大きくすることができるので、緩衝作用を確保し、被挟持方向の圧縮に対して圧縮率を上げることができる。
また、図3(b)に示すように、図3(a)に示す縦長の楕円形状又は縦長の卵型形状の被挟持部21における上端及び下端を水平に切り欠いた形状とすることが可能である。さらに、縦長の長方形とすることも可能である。このように、被挟持部21の上下をフラットに切断することにより、操作キー側筐体3及び電池側筐体4との接触面積を大きくすることができ、圧縮面積を十分に確保することができる。この結果、操作キー側筐体3と電池側筐体4との間に被挟持部21を挟持するときに、上下方向つまり被挟持方向からの圧縮でも斜め方向からの圧縮でも、操作キー側筐体3及び電池側筐体4が安定して圧縮される。したがって、操作キー側筐体3及び電池側筐体4が型崩れしないので、アンテナ10の破損も抑制することができる。
このように、被挟持方向の縦寸法が横寸法よりも長くなっている被挟持部21の具体的形状は、圧縮する方向、接触面積等の条件によりアンテナ入りパッキン20の硬度、圧縮率を考えて材質を含めて決定することが好ましい。
次に、上述したように、生産ラインにおいて被挟持部21を操作キー側筐体3と電池側筐体4との間に組み込む場合、被挟持部21が横に倒れることが起こり得る。アンテナ入りパッキン20を操作キー側筐体3及び電池側筐体4の溝に沿って挿入していく形態の設計であっても、条件によっては溝が防水部材全体をカバーできず、溝が作れない部分が存在することもある。このため、縦長の楕円や卵型では倒れや捻じれのために、正しく組み込みができない場合があることが想定される。
そこで、図3(c)(d)に示すように、例えば、被挟持部21における上端又は下端の少なくとも一方には、操作キー側筐体3の凸部としての周縁部3a又は電池側筐体4の凸部としての周縁部4aの少なくとも一方に挿入される凹部21bが形成されているとすることができる。
これにより、被挟持部21の転倒防止に効果がある。また、この形状は、被挟持方向からの圧縮だけなく斜め方向からの圧縮にも対応できるので、被挟持部21が転倒するのをさらに防止することができる。
ここで、図3(d)に示すように、被挟持部21の凹部21bは、被挟持部21の上下におけるいずれか一方でもよい。尚、被挟持部21に凸部を採用し、操作キー側筐体3及び電池側筐体4側に凹部を作成してもよい。また、凹部21bは全体に作成しても又は部分的に作成してもよい。
次に、上記の説明では、被挟持部21に内包されるアンテナ10は、単線であったが、必ずしもこれに限らず、図4(a)(b)に示すように、アンテナ10は、複数本の金属線からなっているとすることができる。
これにより、例えば、非接触ICカードの一種であるFeliCa(登録商標)カード等において使用されているFeliCa(登録商標)アンテナ等の3ターン又は4ターン等の渦巻き状のコイル等における複数本の金属線にも対応することが可能となる。
尚、この場合においても、図4(b)に示すように、被挟持部21に凹部21bを設けることが可能である。
次に、上述の図3(a)〜(d)及び図4(a)(b)に示すように、被挟持部21にアンテナ10を内包した場合に、構造の制約条件から防水部材として必要な圧縮率が確保できないとき、又は組み込み時に内包されたアンテナ10が操作キー側筐体3又は電池側筐体4に噛み込まれたりねじれたりする場合がある。
このような場合には、図5(a)(b)に示すように、アンテナ入りパッキン20の被挟持部の側方には、被挟持部における被挟持方向の縦寸法よりも小さい縦寸法を有するアンテナ内包部22が設けられているとすることができる。このアンテナ内包部22は、必ずしも図1(b)に示すように、被挟持部21の上下方向の中心線上に設ける必要はなく、図5(a)(b)に示すように、被挟持部21の下端部又は上端部から側方に延びるものであってもよい。
このように構成することによって、アンテナ10が被挟持部21ではなくアンテナ内包部22に配置されるので、アンテナ10が圧縮されることがない。この結果、アンテナ特性も改善される。利点として、図6(a)(b)(c)に示すように、板状の板金アンテナ11、又はフレキシブルアンテナ等の幅の広いアンテナでも被挟持部21の容積を大きくすることなく、操作キー側筐体3の周縁部3a及び電池側筐体4の周縁部3aに寄せて配置することが可能となる。例えば、特に、ループアンテナを使用する場合、アンテナ特性の確保に有効な手段となり得る。
この構成により、防水機能及びアンテナ機能の両方を確実に満たすことができる。
尚、この構成においても、図5(b)に示すように、被挟持部21の上下における少なくとも一方に、凹部21bを設けることが可能である。
次に、例えば、製品開発過程においては、最終形状にするまでに試作をしてアンテナ特性を確保することが行われる。具体的には、アンテナ長やアンテナ形状を変更して周波数調整したりする。
この場合、従来の公開技術又は防水部材に内包されたアンテナでは、アンテナ特性を確保するには防水部材を切断して取り出し、アンテナを調整する必要があった。
そこで、防水部材を切断してアンテナを取り出すということを回避するために、アンテナを防水部材の被挟持部に完全に内包してしまうのではなく、例えば、図7(a)に示すように、被挟持部21に、操作キー側筐体3及び電池側筐体4によって形成される内部空間に面する部分に被挟持部切り込み21aを設けておく。これにより、アンテナ10を評価してアンテナ長や形状を変更した後に、アンテナ入りパッキン20の被挟持部21にアンテナ10を嵌め込むことができる。勿論、防水については、操作キー側筐体3と電池側筐体4との間の被挟持部21への被挟持方向の圧縮にて成立する。尚、この場合、アンテナ10の径が大きい場合には、対応できない。
ここで、アンテナ10を挟み込む部分は、被挟持部21でも、被挟持部21の側方でもよい。したがって、図7(b)に示すように、アンテナ入りパッキン20の被挟持部21には、側方に延びる延設部23が設けられており、この延設部23には、アンテナ10を挿入可能な延設部アンテナ用切り込み23aが設けられているとすることができる。
これにより、アンテナ10を評価してアンテナ長や形状を変更した後に、アンテナ入りパッキン20における延設部アンテナ用切り込み23aを通してアンテナ10を被挟持部21に嵌め込むことができる。勿論、防水については、操作キー側筐体3と電池側筐体4との間の被挟持部への被挟持方向の圧縮にて成立すると共に、延設部23にて確実に防水することができる。
また、図7(c)に示すように、アンテナ内包部22には、アンテナ10を収納可能な内包部切り込み22aが設けられているとすることができる。
これにより、アンテナを評価してアンテナ長や形状を変更した後に、防水部材における内包部切り込み22aにアンテナ10を収納することができる。勿論、防水については、操作キー側筐体3と電池側筐体4との間の被挟持部21への被挟持方向の圧縮にて成立する。
ところで、フレキシブルアンテナやフレキシブル基板が用いられている場合には、フレキシブルアンテナに防水テープを貼ったり、フレキシブルアンテナを搭載したフレキシブル基板に防水テープを貼ったりすることが多い。しかし、これではアンテナを検討する際や生産に不具合があった場合に、交換することが難しい。そのような場合の防水構造体としては、例えば、図8(a)(b)に示すように、被挟持部21には、側方に延びる延設部23を設けると共に、この延設部23(図示しない防水テープを貼り付けた延設部23又は被挟持部21)には、フレキシブルアンテナ12を搭載したフレキシブル基板7又はフレキシブルアンテナ12等のアンテナ一体化物を挿入可能な延設部アンテナ一体化物用切り込み23bを設けておくことが好ましい。
これにより、このような一体構造化物を、後からアンテナ入りパッキン20に内包することが可能となる。したがって、アンテナ10の形状に関わらずアンテナ入りパッキン20の中にアンテナ10を収納することができる。また、製品開発時にアンテナ10の性能を得るためのアンテナ長の変更等が容易である。
また、防水部材を導電性材料で作成している場合、アンテナ10と基板6との接合をどのように行うかが課題となる。
そこで、本実施の形態では、図9(a)(b)に示すように、アンテナ入りパッキン20には、アンテナに接続される端子を有する基板6が挿入されている。これにより、基板6の回路接点端子とアンテナとが導電性材料を介して電気的に接続可能となる。すなわち、アンテナと基板6の回路接点端子とは、操作キー側筐体3と電池側筐体4との圧縮によって、導電性材料を介して電気的に接続される。
この結果、基板6の端子とアンテナとの電気的接続を容易かつ確実に行うことが可能となる。
このように、本実施の形態の防水構造体は、アンテナ10が内包された弾性部材からなる防水部材が操作キー側筐体3と電池側筐体4との間に挟持されてなる防水構造体において、アンテナ入りパッキン20は、操作キー側筐体3と電池側筐体4との間に挟持される被挟持部21Bを有していると共に、被挟持部21は、被挟持方向の縦寸法が横寸法よりも長くなっている。
尚、防水部材を導電性材料で作成したものとして、導電性ゴムが存在する。この導電性ゴムは、例えば、絶縁体であるシリコーンゴムにカーボン粒子又は銀粉等を配合して弾性を維持したまま導電性を発現するようにしたものである。したがって、このような導電性ゴムからなる防水部材にアンテナ10を内包することが可能である。
また、本実施の形態の防水構造体では、例えば、アンテナ入りパッキン20の被挟持部21における被挟持方向の中心位置にアンテナが内包されている。
さらに、本実施の形態の防水構造体では、例えば、アンテナ10は、複数本の金属線からなっている。
また、本実施の形態の防水構造体では、例えば、アンテナ入りパッキン20の被挟持部21は、縦長の楕円形状又は縦長の卵型形状になっている。
さらに、本実施の形態の防水構造体では、例えば、アンテナ入りパッキン20の被挟持部21の側方には、被挟持部21における被挟持方向の縦寸法よりも小さい縦寸法を有するアンテナ内包部22が設けられている。
また、本実施の形態の防水構造体では、例えば、アンテナ入りパッキン20の被挟持部21における上端又は下端の少なくとも一方には、操作キー側筐体3の周縁部3a又は電池側筐体4の周縁部4aの少なくとも一方に挿入される凹部21bが形成されている。
さらに、本実施の形態の防水構造体では、例えば、アンテナ内包部22に設けられたアンテナ10は板状になっている。
また、本実施の形態の防水構造体では、例えば、アンテナ入りパッキン20の被挟持部21には、アンテナ10を挿入可能な被挟持部切り込み21aが設けられている。
さらに、本実施の形態の防水構造体では、例えば、アンテナ入りパッキン20の被挟持部21には、側方に延びる延設部23が設けられており、延設部23には、アンテナ10を挿入可能な延設部アンテナ用切り込み23aみが設けられている。
また、本実施の形態の防水構造体では、例えば、アンテナ内包部22には、アンテナ10を収納可能な内包部切り込み22aが設けられている。
さらに、本実施の形態の防水構造体では、例えば、被挟持部21には、側方に延びる延設部23が設けられており、延設部23(図示しない防水テープを貼り付けた延設部23又は被挟持部21)には、アンテナ10を搭載したフレキシブル基板7又はフレキシブルアンテナ12等のアンテナ一体化物を挿入可能な延設部アンテナ一体化物用切り込み23bが設けられている。
また、本実施の形態の防水構造体では、例えば、アンテナ入りパッキン20は、アンテナ10が内包された導電性材料からなっていると共に、アンテナ入りパッキン20には、アンテナ10に接続される端子を有する基板6が挿入されている。
さらに、本実施の形態の携帯電話1は、本実施の形態の防水構造体を備えている。
これらにより、防水が不十分となったり、アンテナが損傷したりするのを防止し得る防水構造体、及び該防水構造体を備えた携帯電話1を提供することができる。
尚、本発明は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、アンテナが内包された弾性部材からなる防水部材が第1筐体と第2筐体との間に挟持されてなる防水構造体及びそれを備えた携帯端末に関するものであり、例えば、携帯電話(スマートフォン等の携帯電話も含む)、PDA、携帯型ゲーム機、携帯用テレビ、携帯用ラジオ等の携帯端末、タブレット端末、電子書籍端末等に適用することができる。
1 携帯電話(携帯端末)
2 本体側筐体
2a ヒンジ部
3 操作キー側筐体
3a 周縁部(凸部)
4 電池側筐体
4a 周縁部(凸部)
5 操作キー
6 基板
7 フレキシブル基板
10 アンテナ
11 板金アンテナ
12 フレキシブルアンテナ(パターンアンテナ)
20 アンテナ入りパッキン(防水部材)
21 被挟持部
21b 凹部
21B 被挟持部
22 アンテナ内包部
22a 内包部切り込み
23 延設部
23a 延設部アンテナ用切り込み
23b 延設部アンテナ一体化物用切り込み

Claims (4)

  1. アンテナが内包された弾性部材からなる防水部材が第1筐体と第2筐体との間に挟持されてなる防水構造体において、
    上記防水部材は、第1筐体と第2筐体との間に挟持される被挟持部を有していると共に、
    上記被挟持部は、被挟持方向の縦寸法が横寸法よりも長くなっており、
    上記防水部材の被挟持部の側方には、被挟持部における被挟持方向の縦寸法よりも小さい縦寸法を有するアンテナ内包部が設けられていることを特徴とする防水構造体。
  2. 前記アンテナ内包部に設けられたアンテナは板状になっていることを特徴とする請求項記載の防水構造体。
  3. 前記アンテナ内包部には、アンテナを収納可能な内包部切り込みが設けられていることを特徴とする請求項記載の防水構造体。
  4. 請求項1〜のいずれか1項に記載の防水構造体を備えていることを特徴とする携帯端末。
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