JP2018129151A - 表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】端子台4の固定強度の向上を図る。【解決手段】表示装置1は、光源ブロック2と、光源ブロック2を点灯させる点灯回路ブロック3と、端子台4とを備える。表示装置1は、少なくとも前面の一部に開口部を有し、光源ブロック2、点灯回路ブロック3及び端子台4を収容する筐体6と、開口部を閉塞するように筐体6に取り付けられ、光源ブロック2から放射される光によって照明される表示体5とを備える。端子台4は、1つ以上の突部42を有する。筐体6は、突部42が引っ掛けられることで端子台4を支持するように構成されている取付部(第1取付部93及び第2取付部94)を備える。【選択図】 図7
Description
本発明は、表示装置に関し、より詳細には、電源線が電気的に接続される端子台を備えた表示装置に関する。
従来の表示装置として、たとえば、特許文献1記載の誘導灯を例示する。誘導灯は、火災などの災害発生による停電の際に避難口又はそれへの通路を表示するための表示装置である。
特許文献1記載の誘導灯は、厚み方向に薄型で正面側が開口された箱状の誘導灯本体と、誘導灯本体の正面側に着脱可能に取り付けられる表示ユニットと、誘導灯本体内の上部側に着脱可能に取り付けられる光源ユニットとを備える。また、この誘導灯は、バッテリと、電源線が電気的に接続される端子台と、誘導灯本体内に着脱可能に取り付けられる点灯ユニットとを備える。なお、バッテリと端子台は、点灯ユニットに着脱可能に取り付けられる。
点灯ユニットは、端子台を介して通常電源(商用電源)から供給される電力でバッテリを充電し、かつ、通常電源から供給される電力で光源ユニットを点灯するとともに、通常電源の停電時には、バッテリから供給される電力で光源ユニットを点灯する。
端子台は、箱状の端子台本体を有している。端子台本体の上面に複数の電源線挿入孔が形成されている。端子台本体内には、電源線挿入孔に挿入される電源線と電気的に接続されるとともに電源線を機械的に保持する自己鎖錠形の端子片が配置されている。端子台本体の両側面には、点灯ユニットのケースに設けられている係止段部に係止する係止爪が設けられている。
特許文献1記載の誘導灯の施工作業において、作業者は、点灯ユニットから端子台を取り外した後、誘導灯本体内に引き込んだ電源線を端子台に結線し、結線済みの端子台を点灯ユニットに取り付ける。つまり、作業者は、誘導灯本体内の狭い空間で電源線の結線作業を行う必要がない。
ところで、特許文献1記載の従来例のように、端子台が点灯ユニット(のケース)に係止される構造では、電源線に加わる張力に対抗するために端子台の係止爪と点灯ユニットの係止段部の係止力(端子台の固定強度)を上げることが困難であった。
本発明の目的は、端子台の固定強度の向上を図ることができる表示装置を提供することである。
本発明の一態様に係る表示装置は、光源と、前記光源を点灯させる点灯回路ブロックと、端子台と、少なくとも前面の一部に開口部を有し、前記光源、前記点灯回路ブロック及び前記端子台を収容する筐体とを備える。表示装置は、前記開口部を閉塞するように前記筐体に取り付けられ、前記光源から放射される光によって照明される表示体を備える。前記端子台は、1つ以上の突部を有する。前記筐体は、前記突部が引っ掛けられることで前記端子台を支持するように構成されている取付部を備える。
本発明の表示装置は、端子台の固定強度の向上を図ることができるという効果がある。
以下、本発明の一実施形態に係る表示装置1について、図1〜図7を参照して詳細に説明する。表示装置1は、事務所や店舗などの建物の避難口又は避難口への通路に設置される誘導灯である(図1参照)。ただし、以下の実施形態で説明する構成は本発明の一例にすぎない。本発明は、以下の実施形態に限定されず、本発明の効果を奏することができれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。したがって、表示装置は誘導灯に限定されない。
表示装置1は、図1及び図2に示すように、光源ブロック2と、点灯回路ブロック3と、端子台4と、表示体5と、筐体6と、電池ブロック7とを備えている。ただし、以下の説明においては、特に断りのない限り、図2において、表示装置1の前後、上下、左右の各方向を規定する。
筐体6は、図3に示すように、合成樹脂製の本体8と、金属製の取付板9とを有している。本体8は、前面に開口部を有する矩形の箱状に形成されている。本体8は、矩形の後壁80と、後壁80の上端から前方へ立ち上がる上側壁81と、後壁80の下端から前方へ立ち上がる下側壁82と、後壁80の左端から前方へ立ち上がる左側壁83と、後壁80の右端から前方へ立ち上がる右側壁84とを有している。上側壁81の長手方向(左右方向)のほぼ中央に、第1通線孔85が開口している。また、後壁80の左右方向の中央における上部に、2つの第2通線孔86が上下方向に並ぶように開口している(図3参照)。
取付板9は、矩形の底板90と、底板90の下端から前方へ立ち上がる第1側板91と、底板90の左端における上下方向の中央付近から前方へ立ち上がる第2側板92と、端子台4が取り付けられる取付部とを有している(図3参照)。底板90、第1側板91、第2側板92及び取付部は、たとえば、亜鉛鋼板などの金属板によって一体に形成されることが好ましい。取付板9は、底板90を後壁80の前面に当てた状態において、ねじ止めなどの適宜の方法によって本体8に固定されている。底板90の左右方向の中央における上部に、長円形の孔900が貫通している。この孔900を通して、後壁80に設けられている2つの第2通線孔86が底板90の前方に露出している(図3参照)。第1側板91及び第2側板92には、それぞれ突起910、920が設けられている。
取付部は、第1取付部93と第2取付部94を有している。第1取付部93は、筐体6の前後方向に沿って底壁(後壁80及び底板90)に対向する第1対向片931及び第2対向片932を有している。第1取付部93は、更に、第1支持片933、第2支持片934、並びに連結片935を有している。第1対向片931及び第2対向片932は、矩形の平板状に形成されている。第1支持片933は、矩形の平板状に形成され、底板90の前面から前方斜め下向きに突出している。第1支持片933の前端と第1対向片931の上端が繋がっている。つまり、第1対向片931は、第1支持片933を介して底板90に支持されている。また、第2支持片934は、矩形の板をV字状に折り曲げた形状に形成され、底板90の前面から前方斜め下向きに突出している。第2支持片934の前端と第2対向片932の上端及び左端が繋がっている。つまり、第2対向片932は、第2支持片934を介して底板90に支持されている。ただし、前後方向に沿った底板90から第1対向片931までの距離は、前後方向に沿った底板90から第2対向片932までの距離よりも大きい(図3参照)。連結片935は、矩形の平板状に形成され、第1対向片931の左端と第2対向片932の右端を連結している。
第2取付部94は、筐体6の前後方向に沿って底壁(後壁80及び底板90)に対向する第1対向片941及び第2対向片942を有している。第2取付部94は、更に、第1支持片943、第2支持片944、並びに連結片945を有している。第1対向片941及び第2対向片942は、矩形の平板状に形成されている。第1支持片943は、矩形の平板状に形成され、底板90の前面から前方斜め上向きに突出している。第1支持片943の前端と第1対向片941の下端が繋がっている。つまり、第1対向片941は、第1支持片943を介して底板90に支持されている。また、第2支持片944は、矩形の板をV字状に折り曲げた形状に形成され、底板90の前面から前方斜め上向きに突出している。第2支持片944の前端と第2対向片942の下端及び左端が繋がっている。つまり、第2対向片942は、第2支持片944を介して底板90に支持されている。ただし、前後方向に沿った底板90から第1対向片941までの距離は、前後方向に沿った底板90から第2対向片942までの距離よりも大きい(図3参照)。連結片945は、矩形の平板状に形成され、第1対向片941の左端と第2対向片942の右端を連結している。ここで、第1取付部93と第2取付部94とは、互いの第1対向片931、941同士及び第2対向片932、942同士をそれぞれ上下方向に沿って向き合わせるように構成されている。また、底板90から第1取付部93の第1対向片931までの距離と、底板90から第2取付部94の第1対向片941までの距離とは等しい。同じく、底板90から第1取付部93の第2対向片932までの距離と、底板90から第2取付部94の第2対向片942までの距離とは等しい。
光源ブロック2は、図2に示すように、直方体形状の第1ケース20と、第1ケース20内に収容される光源とを有している。光源は、たとえば、複数個の発光ダイオードが長方形状の実装基板に実装された発光ダイオードモジュールである。ただし、光源は、発光ダイオードモジュールに限定されず、たとえば、冷陰極管放電ランプのような放電ランプでも構わない。光源ブロック2は、本体8の開口部の上部を覆う位置に取り付けられる。発光ダイオードモジュールから放射される光は、第1ケース20の下面から下方に照射される。
表示体5は、アクリル樹脂又はポリカーボネート樹脂などの透光性を有する合成樹脂材料によって矩形の平板状に形成されている。表示体5の前面には、避難誘導のための図柄が印刷されている。表示体5は、本体8の開口部の下部、より詳細には、開口部における光源ブロック2から下側の部分を覆う位置に取り付けられる(図1参照)。光源ブロック2の発光ダイオードモジュールから放射される光は、表示体5の上端面から表示体5内に入射し、表示体5内を進行しながら表示体5の後面で全反射されて表示体5の前方へ出射する。
点灯回路ブロック3は、常用電源(商用電源)から供給される電力で電池ブロック7の蓄電池を充電する充電回路と、常用電源から供給される電力で光源ブロック2の光源(発光ダイオードモジュール)を点灯させる点灯回路とを備えている。点灯回路ブロック3は、更に、常用電源の停電時に電池ブロック7から供給(放電)される電力で光源ブロック2の光源を点灯させる非常点灯回路と、充電回路、点灯回路及び非常点灯回路を収容する箱形の第2ケース30とを備えている。
点灯回路ブロック3は、図4に示すように、第1コネクタ31、光源用コネクタ32及び電池用コネクタ33を有している。光源用コネクタ32は、第2ケース30の右上隅に配置され、電気ケーブルの一端に設けられているオス型のコネクタと電気的かつ機械的に接続される。この電気ケーブルの他端は、光源ブロック2の発光ダイオードモジュールと電気的に接続されている。つまり、点灯回路ブロック3は、光源用コネクタ32において光源ブロック2と電気的に接続される。電池用コネクタ33は、オス型のコネクタであって、電池ブロック7が備えるメス型のコネクタ(電池コネクタ71)と電気的に接続される(図2及び図4参照)。第1コネクタ31は、箱状のコネクタハウジング310を有している。コネクタハウジング310の前面に、複数(図示例では4つ)のV溝311が上下方向に等間隔に並ぶように形成されている(図4参照)。また、コネクタハウジング310の各V溝311の底に開口が設けられている。コネクタハウジング310内には、各V溝311と対応する位置に刃受が配置されている。これらの刃受は、点灯回路ブロック3の常用電源用の入力端子と電気的に接続されている。点灯回路ブロック3は、図2に示すように、本体8内の左右方向の中央から右側の空間に収容され、ねじ止めなどの適宜の方法によって取付板9に取り付けられている。
電池ブロック7は、概ね直方体状の電池ケース70と、電池ケース70内に収容される蓄電池とを備える(図2参照)。蓄電池は、たとえば、乾電池形のニッケル水素電池である。電池ケース70内には、複数本の蓄電池が収容される。これら複数本の蓄電池は、導電板やリード線などの導体を介して電気的に接続されている。電池ブロック7は、更に、電池コネクタ71を備える。電池コネクタ71は、点灯回路ブロック3の電池用コネクタ33と電気的に接続される。つまり、電池ブロック7の複数本の蓄電池は、電池コネクタ71及び電池用コネクタ33を介して、点灯回路ブロック3の充電回路の出力端子及び非常点灯回路の入力端子と電気的に接続される。電池ブロック7は、図2に示すように、本体8内の左下の空間に収容される。電池ブロック7は、取付板9の第1側板91の突起910及び第2側板92の突起920に電池ケース70の前端を引っ掛けるようにして取付板9に取り付けられる。
端子台4は、図5及び図6に示すように、合成樹脂製の端子台ケース40と、第2コネクタ41と、一対の突部42とを備えている。端子台ケース40は、概ね箱形に形成されている。端子台ケース40の前面には、三角柱状の2つの突台部400が左右方向に並ぶように形成されている。各突台部400の右側の斜面には、それぞれ電線挿入孔401が3つずつ設けられている(図6参照)。各電線挿入孔401は、端子台ケース40の内部空間と繋がっている。端子台ケース40の内部空間には、合計6つのねじなし端子(速結端子)が収容されている。これら6つのねじなし端子は、6つの電線挿入孔401とそれぞれ一対一に対向する位置に配置されている。すなわち、電源線の導体が各電線挿入孔401に挿入されると、それぞれの導体とねじなし端子が電気的かつ機械的に接続される。ただし、6つのねじなし端子(第1〜第6のねじなし端子)のうちの第1及び第2のねじなし端子は、第3〜第6のねじなし端子と電気的に絶縁されている。また、第1のねじなし端子と第2のねじなし端子も互いに電気的に絶縁されている。第3〜第6のねじなし端子は、第3及び第4のねじなし端子の組と、第5及び第6のねじなし端子の組とに分けられ、同じ組のねじなし端子同士が互いに電気的に接続され、かつ、異なる組のねじなし端子同士が電気的に絶縁されている。
第2コネクタ41は、図5に示すように、複数(図示例では4つ)のコンタクト410と、これら4つのコンタクト(第1〜第4のコンタクト)410を支持するコンタクト支持部411とを有している。ただし、第1のコンタクト410は第1のねじなし端子と電気的に接続され、第2のコンタクト410は第2のねじなし端子と電気的に絶縁されている。また、第3のコンタクト410は、第3及び第4のねじなし端子と電気的に絶縁され、第4のコンタクト410は、第5及び第6のねじなし端子と電気的に絶縁されている。コンタクト支持部411は、端子台ケース40の右側の前端から右方向に突出する矩形の板状に形成されている。コンタクト支持部411は、4つのコンタクト410を上下方向に沿って等間隔に並べた状態で支持するように構成されている(図5参照)。
一対の突部42は、端子台ケース40の上側の側面及び下側の側面から突出している。ただし、以下の説明においては、端子台ケース40の上側の側面から突出する突部42を上側突部42Aと呼び、端子台ケース40の下側の側面から突出する突部42を下側突部42Bと呼ぶ場合がある。各突部42(上側突部42A及び下側突部42B)はそれぞれ、矩形の平板状の第1突片43と、矩形の平板状の第2突片44と、第1突片43と第2突片44を連結する連結片45とを有している(図5参照)。ただし、前後方向に沿った端子台ケース40の後面から第1突片43までの距離は、前後方向に沿った端子台ケース40の後面から第2突片44までの距離よりも大きい(図5参照)。また、連結片45は、矩形の平板状に形成され、第1突片43の左端と第2突片44の右端を連結している。端子台4は、一対の突部42(上側突部42A及び下側突部42B)を取付板9の取付部(第1取付部93及び第2取付部94)に引っ掛けるようにして取付板9に取り付けられる。
ここで、表示装置1の施工時においては、図7に示すように、筐体6(取付板9)の取付部(第1取付部93及び第2取付部94)から取り外された状態の端子台4に対して電源線10が結線される。電源線10は、表示装置1が天井に設置される場合、本体8の上側壁81の第1通線孔85から筐体6内に引き込まれる(図7参照)。なお、電源線10は、表示装置1が壁に設置される場合、本体8の後壁80の第2通線孔86から筐体6内に引き込まれる。いずれの場合においても、作業者は、筐体6内の狭い空間ではなく、筐体6の外の広い空間で端子台4に対する電源線10の結線作業を行うことができる。そして、電源線10が結線された後の端子台4は、以下のような手順で取付部(第1取付部93及び第2取付部94)に取り付けられる。
作業者は、第1取付部93の第1対向片931と底板90の間に、第2突片44の方から上側突部42Aを挿入するとともに、第2取付部94の第1対向片941と底板90の間に、第2突片44の方から下側突部42Bを挿入する。このとき、第1対向片931、941と底板90の間の距離が第2対向片932、942と底板90の間の距離よりも大きいので、作業者は、端子台4の右側を手前(前方)に傾けた状態で端子台4の突部42を挿入することができる。そして、作業者は、上側突部42Aの第1突片43を第1取付部93の第1対向片931と底板90の間に挿入し、下側突部42Bの第1突片43を第2取付部94の第1対向片941と底板90の間に挿入する。つまり、作業者は、下側突部42Bの第1突片43を第2取付部94の第1対向片941に引っ掛け、下側突部42Bの第2突片44を第2取付部94の第2対向片942に引っ掛ける。同じく、作業者は、上側突部42Aの第1突片43を第1取付部93の第1対向片931に引っ掛け、上側突部42Aの第2突片44を第1取付部93の第2対向片932に引っ掛ける。その結果、端子台4は、端子台4の一対の突部42を取付部(第1取付部93及び第2取付部94)に取り付けることにより、筐体6に固定される(図2参照)。なお、端子台4の第2コネクタ41の4つのコンタクト410は、点灯回路ブロック3の第1コネクタ31の4つのV溝311のうちの対応する1つのV溝311にそれぞれ差し込まれる。これら4つのコンタクト410は、V溝311の底の開口からコネクタハウジング310内に進入して対応する刃受と電気的かつ機械的に接続される。
ここで、特許文献1記載の従来例のように、端子台が点灯ユニット(のケース)に係止される構造では、電源線に加わる張力に対抗するために端子台の係止爪と点灯ユニットの係止段部の係止力(端子台の固定強度)を上げることが困難であった。
これに対して本実施形態の表示装置1における端子台4は、点灯回路ブロック3(の第2ケース30)ではなく、筐体6(の取付板9)に取り付けられている。筐体6は、そもそも点灯回路ブロック3や電池ブロック7などを収容しかつ支持するために、点灯回路ブロック3の第2ケース30よりも強度を高くするように構成される。具体的には、筐体6は、合成樹脂製の本体8に金属製の取付板9を組み合わせることによって強度を高めている。そのため、表示装置1は、特許文献1記載の従来例と比較して、端子台4の固定強度の向上を図ることができる。特に、取付部(第1取付部93及び第2取付部94)が金属製の取付板9と一体に形成されていれば、端子台4の固定強度の更なる向上を図ることができる。
また、前後方向に沿った底板90から第1対向片931、941までの距離が、前後方向に沿った底板90から第2対向片932、942までの距離よりも大きい。そのため、端子台ケース40の後面を底板90の前面に対して傾けた状態で一対の突部42を第1対向片931、941と底板90の間に挿入することができる。その結果、端子台4を筐体6に取り付けるために必要な空間の削減を図ることができる。なお、筐体6から取り外された端子台4が落下することを防ぐため、筐体6と端子台4が落下防止用の紐で連結されることが好ましい。
上述のように表示装置1は、光源(光源ブロック2)と、光源ブロック2を点灯させる点灯回路ブロック3と、端子台4とを備える。また、表示装置1は、少なくとも前面の一部に開口部を有し、光源ブロック2、点灯回路ブロック3及び端子台4を収容する筐体6と、開口部を閉塞するように筐体6に取り付けられ、光源ブロック2から放射される光によって照明される表示体5とを備える。端子台4は、1つ以上の突部42を有する。筐体6は、突部42が引っ掛けられることで端子台4を支持するように構成されている取付部(第1取付部93及び第2取付部94)を備える。
表示装置1が上述のように構成されれば、特許文献1記載の従来例と比較して、端子台4の固定強度の向上を図ることができる。
また、表示装置1において、筐体6は、前後方向に沿って開口部と対向する底壁(後壁80及び底板90)を有することが好ましい。取付部は、筐体6の前後方向に沿って底壁に対向する第1対向片931、941及び第2対向片932、942を有することが好ましい。取付部は、前後方向に沿った底壁から第1対向片931、941までの距離を、前後方向に沿った底壁から第2対向片932、942までの距離よりも大きくすることが好ましい。取付部は、第1対向片931、941と底壁の間に挿入される(端子台4の)突部42を、第2対向片932、942に引っ掛けて支持するように構成されていることが好ましい。
表示装置1が上述のように構成されれば、筐体6内の狭い空間においても端子台4を容易に筐体6の取付部に取り付けることができる。
表示装置1において、筐体6は、前後方向に沿って開口部と対向する底壁(後壁80及び底板90)を有することが好ましい。底壁は、少なくとも一部が金属製の板材(取付板9の底板90)で構成されていることが好ましい。取付部は、金属製の板材(取付板9の底板90)と一体に構成されていることが好ましい。
表示装置1が上述のように構成されれば、端子台4の固定強度の更なる向上を図ることができる。
表示装置1において、端子台4は、点灯回路ブロック3に設けられた第1コネクタ31と電気的に接続される第2コネクタ41を有することが好ましい。第2コネクタ41は、端子台4が取付部に取り付けられている状態で第1コネクタ31と電気的に接続されることが好ましい。
表示装置1が上述のように構成されれば、端子台4と点灯回路ブロック3との電気的な接続作業(結線作業)の簡素化を図ることができる。
表示装置1において、表示体5は、建物の避難口又は避難口への通路を表示するように構成されていることが好ましい。
表示装置1が上述のように構成されれば、施工作業の作業性が向上した誘導灯を提供することができる。
1 表示装置
2 光源ブロック(光源)
3 点灯回路ブロック
4 端子台
5 表示体
6 筐体
9 取付板
31 第1コネクタ
41 第2コネクタ
42 突部
80 後壁
90 底板
93 第1取付部(取付部)
94 第2取付部(取付部)
931 第1対向片
932 第2対向片
941 第1対向片
942 第2対向片
2 光源ブロック(光源)
3 点灯回路ブロック
4 端子台
5 表示体
6 筐体
9 取付板
31 第1コネクタ
41 第2コネクタ
42 突部
80 後壁
90 底板
93 第1取付部(取付部)
94 第2取付部(取付部)
931 第1対向片
932 第2対向片
941 第1対向片
942 第2対向片
Claims (5)
- 光源と、
前記光源を点灯させる点灯回路ブロックと、
端子台と、
少なくとも前面の一部に開口部を有し、前記光源、前記点灯回路ブロック及び前記端子台を収容する筐体と、
前記開口部を閉塞するように前記筐体に取り付けられ、前記光源から放射される光によって照明される表示体と
を備え、
前記端子台は、1つ以上の突部を有し、
前記筐体は、前記突部が引っ掛けられることで前記端子台を支持するように構成されている取付部を備える
ことを特徴とする表示装置。 - 前記筐体は、
前後方向に沿って前記開口部と対向する底壁を有し、
前記取付部は、
前記筐体の前後方向に沿って前記底壁に対向する第1対向片及び第2対向片を有し、
前記前後方向に沿った前記底壁から前記第1対向片までの距離を、前記前後方向に沿った前記底壁から前記第2対向片までの距離よりも大きくし、
前記第1対向片と前記底壁の間に挿入される前記突部を、前記第2対向片に引っ掛けて支持するように構成されている
ことを特徴とする請求項1記載の表示装置。 - 前記筐体は、
前後方向に沿って前記開口部と対向する底壁を有し、
前記底壁は、少なくとも一部が金属製の板材で構成されており、
前記取付部は、前記金属製の板材と一体に構成されている
ことを特徴とする請求項1又は2記載の表示装置。 - 前記端子台は、前記点灯回路ブロックに設けられた第1コネクタと電気的に接続される第2コネクタを有し、
前記第2コネクタは、前記端子台が前記取付部に取り付けられている状態で前記第1コネクタと電気的に接続される
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の表示装置。 - 前記表示体は、建物の避難口又は前記避難口への通路を表示するように構成されている
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の表示装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017020540A JP2018129151A (ja) | 2017-02-07 | 2017-02-07 | 表示装置 |
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---|---|---|---|
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JP7270393B2 (ja) | 2019-01-25 | 2023-05-10 | 三菱電機株式会社 | 取り付け構造、表示装置、及び、照明装置 |
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