JP2016110873A - 電気接続装置及びそれを用いた照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】負荷と電源装置とを電気的に接続する際の作業性を向上させた電気接続装置及びそれを用いた照明器具を提供する。【解決手段】電気接続装置4は、接続端子413と、複数のコネクタ43と、ベース部材41とを備え、複数の負荷と電源装置とを電気的に接続し、電源装置から複数の負荷の各々に電源を供給する。接続端子413は、電源装置の出力端子と電気的に接続され、複数のコネクタ43は、電気的経路を介して接続端子413と電気的に接続されている。ベース部材41は、板状であって、接続端子413及び複数のコネクタ43が実装され且つ電気的経路が形成されている。この電気接続装置4は、複数の負荷への接続位置にベース部材41を配置することで、複数のコネクタ43の各々が複数の負荷のうち対応する負荷と電気的に接続されるように構成されている。【選択図】図10

Description

本発明は、電気接続装置及びそれを用いた照明器具に関し、より詳細には、負荷と電源装置とを電気的に接続する電気接続装置及びそれを用いた照明器具に関する。
従来、天井に取り付けられて室内を照明する照明器具が提供されている(例えば特許文献1参照)。特許文献1に記載された照明器具は、複数のLEDユニットと、複数のLEDユニットが取り付けられる器具本体とを備える。また、LEDユニットは、光源部と、放熱部材と、絶縁部材と、取付部材と、カバーとで構成される。
光源部は、絶縁材料により長尺且つ板状に形成された基板と、基板の下面に実装される複数個のLEDチップと、基板の下面に形成される導電体とを有する。取付部材は、金属板を曲げ加工することにより角樋状に形成され、長尺且つ板状の底板と、底板の幅方向における両端より立ち上がる一対の側板とを有する。また、取付部材の後面側には、光源部の導電体と電気的に接続されたレセプタクルコネクタが取り付けられている。
器具本体は、金属板により下面が開口する矩形箱状に形成され、器具本体の底部の下面には、電源線が接続される電源端子台と、信号線が接続される調光端子台とが取り付けられている。また、器具本体の底部の上面には点灯装置が取り付けられており、電源端子台及び調光端子台と点灯装置とがリード線により電気的に接続されている。
そして、この照明器具では、複数のLEDユニットが横並びに取り付けられた矩形の取付板を器具本体にねじ固定することで、複数のLEDユニットが器具本体に取り付けられる。また、この照明器具では、リード線を介して点灯装置より引き出された複数のプラグコネクタを、複数のLEDユニットのレセプタクルコネクタにそれぞれ接続することで、各LEDユニットの光源部と点灯装置とが電気的に接続される。
特開2013−178949号公報
上述の特許文献1に示した照明器具では、点灯装置より引き出された複数のプラグコネクタを、複数のLEDユニットのレセプタクルコネクタにそれぞれ接続する作業が必要である。そのため、器具本体に取り付けられるLEDユニットの個数が増えるにつれて接続作業も増え、その結果、接続作業に要する時間が長くなるという問題があった。
本発明は上記問題点に鑑みてなされており、負荷と電源装置とを電気的に接続する際の作業性を向上させた電気接続装置及びそれを用いた照明器具を提供することを目的とする。
本発明の電気接続装置は、複数の負荷と電源装置とを電気的に接続し、前記電源装置から前記複数の負荷の各々に電源を供給する電気接続装置であって、
前記電源装置の出力端子と電気的に接続される電源入力部と、電気的経路を介して前記電源入力部と電気的に接続される複数の電源出力部と、前記電源入力部及び前記複数の電源出力部が実装され且つ前記電気的経路が形成された板状のベース部材とを備え、
前記複数の負荷への接続位置に前記ベース部材を配置することで前記複数の電源出力部の各々が前記複数の負荷のうち対応する負荷と電気的に接続されるように構成されていることを特徴とする。
本発明の照明器具は、上記の電気接続装置と、前記電源装置と、前記複数の負荷であって且つ前記電気接続装置を介して前記電源装置より電源が供給される複数の光源ユニットと、前記電気接続装置、前記電源装置及び前記複数の光源ユニットを支持する器具本体とを備えていることを特徴とする。
本発明の構成によれば、負荷と電源装置とを電気的に接続する際の作業性を向上させた電気接続装置及びそれを用いた照明器具を提供することができるという効果がある。
本発明の実施形態に係る照明器具の分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る照明器具の別の分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る照明器具の外観斜視図である。 本発明の実施形態に係る照明器具の別の外観斜視図である。 本発明の実施形態に係る照明器具から透光パネルを取り外した状態の外観斜視図である。 本発明の実施形態に係る照明器具に用いられる光源ユニットの分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る照明器具に用いられる光源ユニットの別の分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る電気接続装置の分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る電気接続装置の外観斜視図である。 図10A及び図10Bは本発明の実施形態に係る電気接続装置に用いられるベース部材のバリエーションを示す平面図である。
本発明の実施形態に係る電気接続装置4及び照明器具10について、図面を参照しながら具体的に説明する。ただし、以下に説明する構成は、本発明の一例に過ぎず、本発明は下記の実施形態に限定されない。したがって、この実施形態以外であっても、本発明に係る技術思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
なお、以下の説明では特に断りがない限り、図2において上下、前後、左右の各方向を規定する。したがって、本実施形態では、光源ユニット3の長手方向が前後方向、光源ユニット3の短手方向(幅方向)が左右方向、光源ユニット3の高さ方向が上下方向となる。ただし、これらの方向は照明器具10の取付方向を規定するものではない。
本実施形態の照明器具10は、図1〜図5に示すように、器具本体1と、枠体2と、複数(本実施形態では11個)の光源ユニット3(負荷)と、電気接続装置4と、電源装置5と、透光パネル6とを備える。
器具本体1は、金属板を曲げ加工することにより下面が開口する扁平な矩形箱状に形成され、矩形板状の底壁部11と、底壁部11の外縁から斜め下向きに傾斜する4つの側壁部12とを有する。また、各側壁部12の下端には、水平且つ外向きに突出する鍔部13が一体に設けられている。
底壁部11には、光源ユニット3に設けられた3個の引掛爪3112(図6参照)がそれぞれ引っ掛けられる3個1組の引掛孔111が、左右方向において複数組(本実施形態では11組)設けられている。また、底壁部11の前後方向における中央寄りには、光源ユニット3に設けられた2本の接続ピン323(図6参照)を露出させるための露出孔112が、同じく左右方向において複数個(本実施形態では11個)設けられている。
枠体2は、金属板からなり、枠部21と、枠部21の下端に取り付けられる鍔部22とを有する。枠部21は、左右方向において対向する一対の第1側壁部211と、前後方向において対向する一対の第2側壁部212とで矩形枠状に形成されている。また、鍔部22は、矩形の金属板の中央に矩形の開口部を設けることで枠状に形成された主部221と、主部221の外縁を上向きに折り曲げることで形成された縁部222とで構成される。
この枠体2は、鍔部22の主部221の一部が枠部21の枠内に配置されるようにして、例えば溶接により鍔部22を枠部21の下端に取り付けることで一体に組み付けられる。
第1側壁部211には、取付ばね7を支持する支持金具9が取り付けられる取付孔2111が、前後方向における両端寄りで且つ上寄りの位置にそれぞれ設けられている。また、第2側壁部212には、取付金具8の引掛爪821が引っ掛けられる2個の引掛孔2121が、左右方向の中央部において上下方向に並べて設けられている。
ここで、取付ばね7は、天井裏に施工された筐体に枠体2を取り付けるために用いられ、線材をコイル状に巻くことで形成された基部71と、基部71の両端から前後方向にそれぞれ延出する一対の腕部72とを有する。そして、取付ばね7の両方の腕部72を筐体の取付部に引っ掛けることで、枠体2を筐体に取り付けることができる。なお、上記構造は従来周知の構造であり、詳細については省略する。
また、取付金具8は、枠体2を器具本体1に取り付けるために用いられ、水平方向に延出する横板81と、横板81の前後方向における一端より下向きに延出する縦板82とでL字状に形成されている。横板81には、固定ねじ100が挿通される挿通孔811が、左右方向における中央部で且つ先端寄りの位置に設けられている。また、縦板82の下端には、外向きに延出し且つ先端が上向きに折り曲げられたL字状の引掛爪821が一体に設けられている。
この取付金具8は、横板81の挿通孔811に挿通させた固定ねじ100を器具本体1の底壁部11のねじ孔にねじ込むことで器具本体1に取り付けられる。そして、縦板82の引掛爪821を枠体2の上下何れかの引掛孔2121に引っ掛けることで、器具本体1と枠体2とが一体に組み付けられる。つまり、本実施形態の照明器具10では、引掛爪821が引っ掛けられる引掛孔2121に応じて、器具本体1に対する枠体2の高さ位置を調整することができる。
光源ユニット3は、図6及び図7に示すように、取付部材31と、LEDモジュール32と、レンズ33とを備える。
LEDモジュール32は、前後方向に長い矩形板状に形成されたプリント配線板321を有する。プリント配線板321の下面には、複数のLED322(図7参照)が前後方向(長手方向)に沿って実装されている。また、プリント配線板321には、上向きに突出し且つプリント配線板321に形成された導体によりLED322と電気的に接続された2本の接続ピン323(図6参照)が実装されている。
取付部材31は、例えばABS樹脂などの合成樹脂による成形品であって、前後方向に長い矩形板状の底壁部311と、底壁部311の左右方向(幅方向)における両端から下向きに突出する一対の側壁部312とを有する。
底壁部311には、プリント配線板321を取り付けた状態において2本の接続ピン323を露出させる矩形の露出孔3111が設けられている。また、底壁部311の上面には、取付部材31を器具本体1に引っ掛けて取り付けるための引掛爪3112(図6参照)が前後方向(長手方向)に沿って複数(図6では3個)設けられている。さらに、各側壁部312の内側面には、U字状の差込溝3121が全長に亘って設けられている。
レンズ33は、例えば透明なガラスにより長尺に形成され、プリント配線板321に実装されたLED322を覆うように配置される円弧状の主部331と、主部331の左右方向(幅方向)における両端から水平に延出する一対の取付部332とを有する。
電源装置5は、交流の電圧・電流を直流の電圧・電流に変換する電力変換回路や入力端子台52、出力端子台、信号端子台53などが実装されたプリント配線板が金属製のケース51に収納されて構成される。なお、入力端子台52と信号端子台53は、プリント配線板の右端部に実装され、出力端子台は、プリント配線板の左端部に実装される。
ケース51は、角樋状に形成されたケース本体511と、ケース本体511の上に被せられる箱形のケース蓋512とを組み立てて構成される。ただし、入力端子台52、出力端子台、信号端子台53が実装されたプリント配線板の長手方向における両端部はケース蓋512で覆われていない。
透光パネル6は、例えばアクリル樹脂などの透光性を有する材料により矩形板状に形成されている。そして、枠体2の枠部21の枠内に位置する鍔部22の主部221と、器具本体1の鍔部13とで透光パネル6を挟み込むことにより、枠体2の下面開口を塞いだ状態で透光パネル6が枠体2に取り付けられる(図4参照)。
電気接続装置4は、図8及び図9に示すように、ベース部材41と、取付部材42と、複数(本実施形態では11個)のコネクタ43とを備える。
ベース部材41は、例えばエポキシ樹脂などの可撓性を有する材料により長尺且つ矩形板状に形成されている。ベース部材41の下面における左端には、図10Aに示すように、電源装置5より引き出された一対のリード線54が電気的に接続される一対の接続端子413が、前後方向(幅方向)に並べて実装されている。
また、ベース部材41の下面には、前後方向(幅方向)に並べて配置された一対の接続部414が、左右方向(長手方向)に沿って等間隔に実装されている。さらに、ベース部材41の下面には、上下方向(ベース部材41の厚み方向)において一対の接続部414と重なるようにして、複数のコネクタ43が左右方向に沿って実装されている。
ここで、コネクタ43は、例えばABS樹脂などの合成樹脂により直方体状に形成されたハウジング431を有し、ハウジング431の内部には、ハウジング431の下面に形成された一対の差込孔4311を臨むようにして一対の刃受けが収納されている。そして、コネクタ43をベース部材41に実装した状態では、一対の刃受けの各々が、一対の接続部414のうち対応する接続部414と電気的に接続されている。
また、ベース部材41には、取付部材42の突起4211が入り込む円弧状の溝411が、前後方向(幅方向)における両端で且つ左右方向(長手方向)における両端寄りの位置にそれぞれ設けられている。
ここで、図10Aに示す例では、左端のコネクタ43に電気的に接続された一対の接続部414のうち上側の接続部414は、ベース部材41に形成された導体412を介して、一対の接続端子413のうち上側の接続端子413と電気的に接続されている。また、左端のコネクタ43に電気的に接続された一対の接続部414のうち下側の接続部414は、導体412を介して、右側のコネクタ43に電気的に接続された一対の接続部414のうち上側の接続部414と電気的に接続されている。
同様にして、左側のコネクタ43に電気的に接続された一対の接続部414のうち下側の接続部414と、右側のコネクタ43に電気的に接続された一対の接続部414のうち上側の接続部414とが、導体412を介して電気的に接続されている。また、右端のコネクタ43に電気的に接続された一対の接続部414のうち下側の接続部414は、導体412を介して、一対の接続端子413のうち下側の接続端子413と電気的に接続されている。
そして、各LEDモジュール32の一対の接続ピン323を、対応するコネクタ43の一対の差込孔4311に差し込んで一対の刃受けに電気的に接続することで、全てのLED322が直列に接続される。
取付部材42は、金属板を曲げ加工することにより長尺且つL字状に形成され、左右方向に長い矩形板状の底板421と、底板421の後端(一端)より下向き(底板421と交差する向き)に突出する側板422とを有する。また、側板422の下端には、底板421と平行で且つ反対向きに突出する取付板423が一体に設けられている。
底板421には、前後方向(幅方向)において横並びに配置された一対の突起4211が、左右方向(長手方向)における両端寄りの位置にそれぞれ設けられている。また、底板421の前端には、底板421の一部を切り起こすことでL字状に形成された一対のかしめ部4212が設けられている。
次に、電気接続装置4の組立手順について説明する。まず最初に、作業者は、ベース部材41の溝411と取付部材42の突起4211の位置を合わせた状態で、取付部材42の底板421の下面にベース部材41を取り付ける。その後、作業者は、各かしめ部4212を後方(ベース部材41側)に折り曲げる。以上の手順により、ベース部材41が取付部材42に取り付けられ、電気接続装置4が組み立てられる(図9参照)。
ベース部材41が取付部材42に取り付けられた状態では、ベース部材41の後端部(側板422と対向する端部)が側板422に接触しており、これによりベース部材41が前後方向に位置決めされる。また、本実施形態では、取付部材42の突起4211がベース部材41の溝411に入り込むことにより、取付部材42に対してベース部材41が前後方向且つ左右方向に位置決めされる。
そして、この取付部材42は、取付板423の挿通孔4231に挿通させた固定ねじを器具本体1の底壁部11のねじ孔にねじ込むことで底壁部11に固定される。ここに、本実施形態では、取付部材42の底板421の下面により取付面が構成される。また、本実施形態では、接続端子413により電源入力部が構成され、コネクタ43により電源出力部が構成される。さらに、導体412及び接続部414により電気的経路が構成される。
続けて、光源ユニット3の組立手順について説明する。まず最初に、作業者は、取付部材31の底壁部311の下面にプリント配線板321を置き、底壁部311の一部を熱変形させてプリント配線板321を底壁部311に熱かしめする。このとき、プリント配線板321に実装された2本の接続ピン323は、底壁部311の露出孔3111を通して上側に露出する。
その後、作業者は、取付部材31に対して前後方向(長手方向)からレンズ33をスライドさせ、レンズ33を取付部材31に取り付ける。このとき、レンズ33の各取付部332が取付部材31の対応する側壁部312の差込溝3121に差し込まれ、レンズ33が取付部材31に取り付けられる。以上の手順により、光源ユニット3が組み立てられる。
さらに、照明器具10の組立手順について説明する。なお、以下では、電源装置5の出力端子台と電気接続装置4のベース部材41の接続端子413とがリード線54により予め接続されているものとして説明する。
まず最初に、作業者は、光源ユニット3の3個の引掛爪3112を、器具本体1の底壁部11において前後方向に沿って設けられた3個の引掛孔111にそれぞれ引っ掛け、光源ユニット3を器具本体1に取り付ける。なお、作業者は、11個の光源ユニット3に対して同様の作業を行う。
次に、作業者は、器具本体1の底壁部11の上面中央に電源装置5をねじ固定した後、長手方向が左右方向となるように向きを合わせた電気接続装置4を底壁部11の上面に取り付ける。このとき、底壁部11の露出孔112より露出する各光源ユニット3の2本の接続ピン323が、対応するコネクタ43の一対の差込孔4311に差し込まれ、一対の刃受けと電気的に接続される。ここに、本実施形態では、図1における電気接続装置4の位置が複数の負荷への接続位置となる。
そして、作業者は、枠体2の枠部21の枠内に位置する鍔部22の主部221の上面に透光パネル6を載せた後、器具本体1の底壁部11にねじ固定された各取付金具8の引掛爪821を、枠体2の対応する引掛孔2121に引っ掛ける。このとき、透光パネル6は、器具本体1の鍔部13と枠体2の鍔部22の主部221とで上下方向に挟まれ、枠体2に取り付けられる。以上の手順により、照明器具10が組み立てられる(図3及び図4参照)。
ところで、上述の実施形態では、すべてのLEDモジュール32のLED322が直列となるように、導体412、接続端子413及び接続部414を電気的に接続したが、図10Bに示すように接続してもよい。
図10Bに示す例では、左側の6個のLEDモジュール32のLED322が直列となり、且つ右側の5個のLEDモジュール32のLED322が直列となる。また、左側の6個のLEDモジュール32のLED322と、右側の5個のLEDモジュール32のLED322とが並列となる。
而して、本実施形態の照明器具10では、複数のコネクタ43の各々と対応する光源ユニット3とを一度の作業により電気的に接続することができ、従来例のように各光源ユニットと点灯装置とを個別に接続する場合に比べて作業性を向上させることができる。また、電気接続装置4のコネクタ43同士を導体412及び接続部414により接続することで、光源ユニット3同士を繋ぐ配線をなくすことができる。
さらに、可撓性を有する材料によりベース部材41を形成した場合、ベース部材41のみではベース部材41が撓むことでコネクタ43を光源ユニット3にうまく接続できず、作業性が低下する可能性がある。一方、本実施形態の照明器具10のように、ベース部材41を取付部材42に取り付けた場合にはベース部材41が撓みにくくなり、作業性の低下を抑えることができる。
また、本実施形態のように、取付部材42にかしめ部4212を設けた場合には、かしめ部4212によりベース部材41をかしめるだけでベース部材41を取付部材42に固定することができる。さらに、ベース部材41を取付部材42に固定するための固定手段を別途設けなくてもよく、コストアップを抑えることもできる。
なお、本実施形態では、光源ユニット3を負荷としたが、光源ユニット3以外を負荷としてもよい。また、本実施形態では、取付部材42の材料として金属板を用いたが、ベース部材41よりも撓みにくい材料であれば他の材料でもよい。
以上説明したように、本実施形態の電気接続装置4は、複数の光源ユニット3(負荷)と電源装置5とを電気的に接続し、電源装置5から複数の光源ユニット3の各々に電源を供給する。この電気接続装置4は、接続端子413(電源入力部)と、複数のコネクタ43(電源出力部)と、ベース部材41とを備える。接続端子413は、電源装置5の出力端子と電気的に接続され、複数のコネクタ43は、電気的経路(導体412及び接続部414)を介して接続端子413と電気的に接続されている。ベース部材41は、板状であって、接続端子413及び複数のコネクタ43が実装され且つ前記電気的経路が形成されている。また、この電気接続装置4は、複数の光源ユニット3への接続位置にベース部材41を配置することで、複数のコネクタ43の各々が複数の光源ユニット3のうち対応する光源ユニット3と電気的に接続されるように構成されている。
上記構成によれば、複数のコネクタ43の各々と対応する光源ユニット3とを一度の作業により電気的に接続することができ、従来例のように各LEDユニットと点灯装置とを個別に接続する場合に比べて作業性を向上させることができる。
また、本実施形態の電気接続装置4のように、ベース部材41は、可撓性を有する材料からなるのが好ましい。この場合、電気接続装置4は、ベース部材41よりも撓みにくい材料からなり、ベース部材41が取り付けられる取付面(底板421の下面)を有する取付部材42をさらに備えるのが好ましい。
可撓性を有する材料によりベース部材41を形成した場合、ベース部材41のみではベース部材41が撓むことでコネクタ43を光源ユニット3にうまく接続できず、作業性が低下する可能性がある。一方、上記構成のように、ベース部材41を取付部材42に取り付けた場合にはベース部材41が撓みにくくなり、作業性の低下を抑えることができる。
また、本実施形態の電気接続装置4のように、取付部材42は、一面が前記取付面となる底板421と、底板421の一端から底板421と交差する方向に突出する側板422とを有するのが好ましい。この場合、ベース部材41は、側板422と対向する端部を側板422に接触させた状態で前記取付面に取り付けられるのが好ましい。
上記構成によれば、側板422と対向するベース部材41の端部を側板422に接触させることで、取付部材42に対してベース部材41を位置決めすることができる。
また、本実施形態の電気接続装置4のように、取付部材42は、底板421の一部を切り起こすことにより形成されたかしめ部4212を有するのが好ましい。この場合、ベース部材41は、かしめ部4212により取付部材42の前記取付面に固定されるのが好ましい。
上記構成によれば、取付部材42の底板421に設けられたかしめ部4212によりベース部材41をかしめるだけでベース部材41を取付部材42に固定することができる。また、ベース部材41を取付部材42に固定するための固定手段を別途設けなくてもよく、コストアップを抑えることもできる。
また、本実施形態の電気接続装置4のように、複数の光源ユニット3は、一定の間隔を空けて並べて配置されるのが好ましい。この場合、ベース部材41は、複数の光源ユニット3が並ぶ方向を長手方向とする長尺且つ矩形板状に形成されるのが好ましい。また、複数のコネクタ43は、ベース部材41の長手方向において複数の光源ユニット3と同じ間隔を空けてベース部材41に実装されるのが好ましい。
上記構成によれば、複数のコネクタ43の各々と対応する光源ユニット3とを一度の作業により電気的に接続することができ、従来の照明器具に比べて作業性を向上させることができる。
本実施形態の照明器具10は、電気接続装置4と、電源装置5と、複数の光源ユニット3と、器具本体1とを備えている。複数の光源ユニット3は、電気接続装置4を介して電源装置5より電源が供給される。器具本体1は、電気接続装置4、電源装置5及び複数の光源ユニット3を支持する。
上記構成によれば、上述の電気接続装置4を用いることによって、光源ユニット3と電源装置5とを電気的に接続する際の作業性を向上させた照明器具10を提供することができる。
1 器具本体
3 光源ユニット(負荷)
4 電気接続装置
5 電源装置
10 照明器具
41 ベース部材
42 取付部材
43 コネクタ(電源出力部)
412 導体(電気的経路)
413 接続端子(電源入力部)
414 接続部(電気的経路)
421 底板
422 側板
4212 かしめ部

Claims (6)

  1. 複数の負荷と電源装置とを電気的に接続し、前記電源装置から前記複数の負荷の各々に電源を供給する電気接続装置であって、
    前記電源装置の出力端子と電気的に接続される電源入力部と、電気的経路を介して前記電源入力部と電気的に接続される複数の電源出力部と、前記電源入力部及び前記複数の電源出力部が実装され且つ前記電気的経路が形成された板状のベース部材とを備え、
    前記複数の負荷への接続位置に前記ベース部材を配置することで前記複数の電源出力部の各々が前記複数の負荷のうち対応する負荷と電気的に接続されるように構成されていることを特徴とする電気接続装置。
  2. 前記ベース部材は、可撓性を有する材料からなり、
    前記ベース部材よりも撓みにくい材料からなり、前記ベース部材が取り付けられる取付面を有する取付部材をさらに備えていることを特徴とする請求項1記載の電気接続装置。
  3. 前記取付部材は、一面が前記取付面となる底板と、前記底板の一端から前記底板と交差する方向に突出する側板とを有し、
    前記ベース部材は、前記側板と対向する端部を前記側板に接触させた状態で前記取付面に取り付けられることを特徴とする請求項2記載の電気接続装置。
  4. 前記取付部材は、前記底板の一部を切り起こすことにより形成されたかしめ部を有し、
    前記ベース部材は、前記かしめ部により前記取付面に固定されることを特徴とする請求項3記載の電気接続装置。
  5. 前記複数の負荷は、一定の間隔を空けて並べて配置され、
    前記ベース部材は、前記複数の負荷が並ぶ方向を長手方向とする長尺且つ矩形板状に形成され、
    前記複数の電源出力部は、前記ベース部材の長手方向において前記複数の負荷と同じ間隔を空けて前記ベース部材に実装されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の電気接続装置。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載の電気接続装置と、前記電源装置と、前記複数の負荷であって且つ前記電気接続装置を介して前記電源装置より電源が供給される複数の光源ユニットと、前記電気接続装置、前記電源装置及び前記複数の光源ユニットを支持する器具本体とを備えていることを特徴とする照明器具。
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