JP2018142447A - 光源ユニット及び照明器具 - Google Patents

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和広 中島
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Abstract

【課題】振動音を低減させる。【解決手段】光源ユニット2は、複数の発光素子41と、基板42と、取付部材5とを備える。取付部材5は、長尺状のベース部51と、複数の保持部53とを含む。ベース部51は、基板42の厚み方向において基板42と対向する。複数の保持部53は、ベース部51の長手方向におけるベース部51の複数の位置から基板42へ向かって突出し、基板42に引っ掛けられて基板42を保持する。基板42及び取付部材5の少なくとも一方は、少なくとも1つの凸部9を有する。凸部9は、基板42と取付部材5のベース部51との間の空間であってベース部51の長手方向における複数の保持部53の間の位置に設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、光源ユニット及び照明器具に関する。
従来、LED基板が取付部材に取り付けられている光源ユニット及び照明器具が知られている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に記載された照明器具は、光源ユニットと、光源ユニットが取り付けられている器具本体とを備える。特許文献1に記載された光源ユニットは、LEDと、LEDが設けられているLED基板と、LED基板が取り付けられている取付部材とを備える。
特開2016−110977号公報
ところで、特許文献1に記載された従来の光源ユニットでは、LED基板が取付部材に取り付けられている状態において、LED基板と取付部材との間に隙間がある。このような光源ユニットでは、通電により、LED基板と取付部材との間に対地間電圧が発生する。これにより、LED基板と取付部材との間には浮遊容量が発生し、LED基板と取付部材との間に引力又は反力が発生する。その結果、特許文献1に記載された従来の照明器具では、LED基板と取付部材との間の対地間電圧により、LED基板と取付部材とが対向する方向に沿ってLED基板が振動し、取付部材に対するLED基板の相対移動により、振動音が発生する可能性があった。
本発明は上記の点に鑑みてなされた発明であり、本発明の目的は、振動音を低減させることができる光源ユニット及び照明器具を提供することにある。
本発明の一態様に係る光源ユニットは、複数の発光素子と、基板と、取付部材とを備える。前記基板は、前記複数の発光素子が設けられている第1面と、厚み方向において前記第1面とは反対側の第2面とを有する。前記取付部材は、長尺状のベース部、及び、複数の保持部を含む。前記ベース部は、前記基板の前記厚み方向において前記基板の前記第2面と対向する。前記複数の保持部は、前記ベース部の長手方向における前記ベース部の複数の位置から前記基板へ向かって突出し、前記基板に引っ掛けられて前記基板を保持する。前記基板及び前記取付部材の少なくとも一方は、少なくとも1つの凸部を有する。前記凸部は、前記基板と前記取付部材の前記ベース部との間の空間であって前記ベース部の前記長手方向における前記複数の保持部の間の位置に設けられている。
本発明の一態様に係る照明器具は、前記光源ユニットと、器具本体とを備える。前記器具本体には、前記光源ユニットが取り付けられている。
本発明の上記態様に係る光源ユニット及び照明器具によれば、振動音を低減させることができる。
図1は、本発明の実施形態1に係る照明器具の分解斜視図である。 図2は、同上の照明器具の外観斜視図である。 図3は、同上の照明器具の取付部材の正面図である。 図4は、同上の照明器具の取付部材の要部の斜視図である。 図5Aは、同上の照明器具の取付部材及び基板の断面図である。図5Bは、図5AのX1−X1線断面図である。 図6は、同上の照明器具の取付部材と基板との間に発生する現象を説明するための概略図である。 図7は、本発明の実施形態1の変形例に係る照明器具の取付部材の要部の斜視図である。 図8は、本発明の実施形態2に係る照明器具の取付部材の正面図である。 図9は、同上の照明器具の取付部材の要部の斜視図である。 図10Aは、同上の照明器具の取付部材及び基板の断面図である。図10Bは、図10AのX2−X2線断面図である。 図11は、本発明の実施形態3に係る照明器具の取付部材の正面図である。 図12は、同上の照明器具の取付部材の要部の斜視図である。 図13Aは、同上の照明器具の取付部材及び基板の断面図である。図13Bは、図13AのX3−X3線断面図である。
以下の実施形態は、光源ユニット及び照明器具に関し、特に、複数の発光素子が設けられている基板が取付部材に取り付けられる光源ユニット、及び、この光源ユニットを備える照明器具に関する。
(実施形態1)
実施形態1に係る光源ユニットでは、複数の発光素子が設けられている基板と、基板が取り付けられている取付部材との間の空間であって、取付部材のベース部の長手方向における複数の保持部の間の位置に凸部が設けられている。
以下、実施形態1に係る光源ユニット及び照明器具について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明では、特に断りのない限り、図1に示す方向において、照明器具の上下、左右及び前後の各方向を規定する。
(1)照明器具の全体構成
実施形態1に係る照明器具1は、図1及び図2に示すように、光源ユニット2と、光源ユニット2が取り付けられている器具本体3とを備える。光源ユニット2は、器具本体3に着脱自在に取り付けられる。
(2)器具本体
器具本体3は、主部31と、2つの蓋部32とを有する。主部31は、左右方向に長尺かつ箱状に形成されている。主部31は、下面が開口した凹部311を有している。凹部311は、主部31の長尺方向に沿って、主部31の全長に亘って設けられている。凹部311には、ボルトを通して器具本体3を天井材に取り付けるための2つの孔33が設けられている。さらに、凹部311には、常用電源(例えば、商用電源)から交流電力を供給する電源線を通すための孔34が設けられている。2つの蓋部32は、主部31の長手方向の両端を塞ぐように取り付けられている。
(3)光源ユニット
光源ユニット2は、複数(図1では2個)の光源モジュール4と、複数の光源モジュール4が取り付けられる取付部材5とを備える。さらに、光源ユニット2は、取付部材5に取り付けられるカバー部材6と、複数の光源モジュール4に所定の点灯電力を供給する電源装置7と、端子ブロック8とを備える。
複数の光源モジュール4の各々は、複数の発光素子41と、左右方向に長い矩形板状に形成された複数(図1では2つ)の基板42とを備える。
複数の発光素子41は、例えば発光ダイオード(Light Emitting Diode:LED)である。複数の発光素子41は、基板42の下面43に実装されている。複数の発光素子41は、基板42の長手方向に沿って、一定の間隔を空けて並ぶように実装されている。また、複数の発光素子41は、基板42に形成されている導体(銅はく)を介して電気的に直列に接続されている。なお、基板42に形成されている導体は、基板42に実装されるコネクタ46(図6参照)と、コネクタ46に電気的に接続される電線とを介して、電源装置7の出力端子と電気的に接続される。
複数の基板42の各々は、前後方向に比べて左右方向に長くなるように長尺状に形成されたプリント配線板である。各基板42は、複数の発光素子41が設けられている下面43(第1面)と、厚み方向において下面43とは反対側の上面44(第2面)とを有する。各基板42は、複数対(図1では6対)の凹部45を有する。複数対の凹部45は、基板42の長手方向に沿った両側縁に形成されている。各対の凹部45は、基板42の短手方向において対向するように形成されている。複数対の凹部45は、基板42の長手方向において所定の間隔を空けて形成されている。
取付部材5は、板金に曲げ加工を施すことで箱状に形成されている。取付部材5は、長尺かつ矩形板状のベース部51と、ベース部51の短手方向(前後方向)における両端から長手方向に沿って上向きに立ち上がる2つの側部52とを有する。各光源モジュール4は、ベース部51の下面に取り付けられており、ベース部51の下面は、基板42の厚み方向において基板42の上面44と対向する。
2つの側部52は、ベース部51の2つの長辺に一対一で対応しており、対応する長辺から突出している。各側部52は、ベース部51の長手方向に沿って長尺状に形成されている。図5Aに示すように、各側部52は、第1側部521と、第2側部522と、第3側部523と、引掛部524とを有している。
第1側部521は、ベース部51の長辺から突出している。第1側部521がベース部51から突出している向きは、ベース部51に対して斜め下向きである。また、第1側部521は、ベース部51と繋がっている部分から離れた部分ほど、ベース部51の短手方向においてベース部51から離れている。第1側部521は、矩形板状に形成されている。
第2側部522は、第1側部521においてベース部51側とは反対側の長辺から前後方向に突出している。第2側部522は、矩形板状に形成されている。第2側部522の厚み方向とベース部51の厚み方向とは一致しており、第2側部522はベース部51よりも下方に位置している。
第3側部523は、第2側部522において第1側部521側とは反対側の長辺から、第2側部522に直交する向き(上向き)に突出している。第3側部523は、矩形板状に形成されている。
引掛部524は、第3側部523において第2側部522側とは反対側の長辺に設けられている。引掛部524は断面C字状に形成されている。
上記により、取付部材5は、前後面と下面とを有する角樋状に形成されている。また、取付部材5は、下面がベース部51において上向きに窪んだ形状に形成されている。
また、図1に示すように、取付部材5は、複数対(図1では12対)の保持部53を更に備える。複数対の保持部53は、ベース部51の長手方向に沿った両辺付近に、例えばベース部51に対して切り起こして形成されている。各保持部53は、L字状に形成されている。各保持部53は、図5A及び図5Bに示すように、胴部531と、腕部532とを含む。胴部531は、ベース部51から下向きに突出している。腕部532は、胴部531の下端(先端)から右向きに突出している。複数の保持部53は、ベース部51の長手方向におけるベース部51の複数の位置から基板42へ向かって突出し、基板42に引っ掛けられて基板42を保持する。
ところで、取付部材5は、図3に示すように、複数(図3では6つ)の凸部9を有する。図4に示すように、各凸部9は、ベース部51から各保持部53が突出している向きに突出している。また、図5A及び図5Bに示すように、各凸部9は、基板42とベース部51との間の空間21であってベース部51の長手方向における複数の保持部53の間の位置に設けられている。各凸部9は、ベース部51の長手方向において隣接する保持部53間の中間位置であって、ベース部51の短手方向の中心位置に設けられている。また、図3の例では、複数の凸部9は、ベース部51の長手方向における複数の保持部53の間の複数(図3では11個)の位置に対して1つ置きに設けられている。
光源モジュール4が取付部材5に取り付けられている状態では、図6に示すように、光源モジュール4への通電により、基板42と取付部材5との間に対地間電圧V1が発生する。これにより、基板42と取付部材5との間には浮遊容量C1が発生する。その結果、基板42及び取付部材5に引力又は反力が発生する。
しかしながら、実施形態1では、図5A及び図5Bに示すように、上記のような凸部9が設けられていることにより、基板42と取付部材5との間の距離を短くすることができる。これにより、基板42と取付部材5との間に対地間電圧が発生して浮遊容量が発生したとしても、基板42と取付部材5とが対向する方向において、取付部材5に対する基板42の相対移動を低減させることができる。
また、複数の凸部9のうち、ベース部51の長手方向における両端の2つの凸部9は、複数の凸部9のうちの残りの凸部9よりも、ベース部51からの高さが高い。これにより、取付部材5に取り付けられた基板42は、長手方向の中央部分が両端部分よりもベース部51に近づくように撓む。その結果、ベース部51の長手方向の中央部分において、複数の凸部9のベース部51からの高さが同じである場合に比べて、基板42の厚み方向における基板42とベース部51との間の距離を短くすることができる。
カバー部材6は、図1に示すように、カバー本体61と、2つのエンド部材62とを有する。カバー本体61は、合成樹脂材料によって長尺状に形成されており、長手方向の両端及び上面(取付部材5側の面)が開口している。カバー本体61は、前後方向(幅方向)において両端側から中央側にいくほど下側への突出量が大きくなるような凸レンズ状の拡散面611を有する。各エンド部材62は、カバー本体61の前後方向及び上下方向に平行な断面の形状と同じ形状に形成されている。各エンド部材62は、おおよそ半円板状に形成されている。
電源装置7は、電源用基板71と、電源用基板71に実装された電源回路72と、ケース73と、絶縁シート74とを含む。電源用基板71は、例えばプリント配線板である。電源回路72は、例えば、トランス、ダイオード、コンデンサ、スイッチング素子及びマイクロコンピュータ等を含む。電源回路72は、常用電源(例えば、商用の交流電源)から供給される交流電力を直流電力に変換し、変換した直流電力を各光源モジュール4に供給することで各光源モジュール4を点灯するように構成されている。ケース73には、電源用基板71と電源回路72とが収容されている。絶縁シート74は、樹脂などの電気絶縁性の材料により形成されている。絶縁シート74は、ケース73に収容されており、電源用基板71と電源回路72とを下方から覆っている。電源装置7は、取付部材5のベース部51に取り付けられている。各光源モジュール4と電源装置7とは、ベース部51に設けられた挿通孔に挿通される電線によって電気的に接続される。
端子ブロック8は、矩形箱状に形成された端子台81と、端子台81を取付部材5に取り付けるための取付金具82とを有する。端子台81には、天井材を通して室内側(下側)に露出する電源線が接続されるとともに、電源装置7との間を電気的に接続する電線が接続される。そして、端子ブロック8は、例えばねじなどを用いて取付部材5に取り付けられる。
(4)光源ユニットの組立手順
次に、実施形態1に係る光源ユニット2の組立手順について説明する。最初に、作業者は、電源装置7及び端子ブロック8をそれぞれ取付部材5に取り付け、さらに電源装置7と端子ブロック8との間を電線により接続する。その後、作業者は、複数の保持部53により基板42を取付部材5に固定し、さらに基板42のコネクタ46から導出する電線を取付部材5から電源装置7に接続する。そして、最後に、作業者は、開口側を上向きにした状態でカバー部材6を取付部材5に組み付ける。以上のような手順に従って、光源ユニット2が組み立てられる。
(5)照明器具の施工手順
次に、実施形態1に係る照明器具1の施工手順について説明する。最初に、作業者は、室内側に露出する上記電源線を器具本体3に設けられた孔34に通し、さらに天井材を通して室内側に露出する吊りボルトを孔33に通した後、吊りボルトにナットをねじ込んで器具本体3を天井材に固定する。その後、作業者は、上記電源線を端子台81に接続し、少なくとも電源装置7及び取付部材5にそれぞれ設けられた嵌合構造により光源ユニット2を器具本体3に取り付ける。以上のような手順に従って、照明器具1が天井材に施工される。
(6)変形例
本実施形態の変形例として、光源ユニット2は、取付部材5に代えて、図7に示すような取付部材5aを備えてもよい。図7に示すように、取付部材5aは、円状の複数の凸部9ではなく、長尺状の複数の凸部9aを有する。各凸部9aは、取付部材5aのベース部51の短手方向に長くなるような形状であり、各保持部53が突出している向きに突出している。
本実施形態の他の変形例として、取付部材5が凸部9を有するのではなく、基板42が凸部を有していてもよい。あるいは、基板42と取付部材5との両方が凸部を有していてもよい。要するに、基板42及び取付部材5の少なくとも一方が凸部を有していればよい。
また、凸部9は、6つには限定されず、1つのみであってもよいし、2つ〜5つであってもよい。あるいは、凸部9は、7つ以上であってもよい。要するに、基板42及び取付部材5の少なくとも一方が、少なくとも1つの凸部を有していればよい。
複数の凸部9は、取付部材5のベース部51における複数の保持部53の間の複数の位置に対して1つ置きに設けられていることには限定されない。複数の凸部9は、複数の保持部53の間の全ての位置に設けられてもよいし、ランダムに設けられてもよい。
(7)効果
以上説明したように、実施形態1に係る光源ユニット2は、複数の発光素子41と、基板42と、取付部材5とを備える。基板42は、複数の発光素子41が設けられている第1面(下面43)と、厚み方向において第1面とは反対側の第2面(上面44)とを有する。取付部材5は、長尺状のベース部51と、複数の保持部53とを含む。ベース部51は、基板42の厚み方向において基板42の第2面と対向する。複数の保持部53は、ベース部51の長手方向におけるベース部51の複数の位置から基板42へ向かって突出し、基板42に引っ掛けられて基板42を保持する。基板42及び取付部材5の少なくとも一方は、少なくとも1つの凸部9を有する。凸部9は、基板42と取付部材5のベース部51との間の空間21であってベース部51の長手方向における複数の保持部53の間の位置に設けられている。
実施形態1に係る光源ユニット2では、基板42と取付部材5との間の空間21であって取付部材5のベース部51の長手方向における複数の保持部53の間の位置に凸部9が設けられている。凸部9によって、基板42の厚み方向における基板42と取付部材5との間の距離を短くすることができるので、対地間電圧による取付部材5に対する基板42の相対移動を低減させることができる。その結果、上記相対移動に起因する振動音を低減させることができる。
実施形態1に係る光源ユニット2において、複数の保持部53は、4つ以上の保持部であることが好ましい。凸部9は、4つ以上の保持部53の間の3つ以上の位置において、3つ以上設けられていることが好ましい。3つ以上の凸部9のうちベース部51の長手方向における両端の2つの凸部9は、3つ以上の凸部9のうちの残りの凸部9よりも高いことが好ましい。
実施形態1に係る光源ユニット2では、3つ以上の凸部9のうち取付部材5のベース部51の長手方向における両端の2つの凸部9が残りの凸部9よりも高い。これにより、全ての凸部の高さが同じである場合に比べて、ベース部51の長手方向の中央部分における基板42と取付部材5との間の距離を短くすることができるので、取付部材5に対する基板42の相対移動を抑制することができる。その結果、基板42の相対移動に起因する振動音をより低減させることができる。
実施形態1に係る照明器具1は、光源ユニット2と、器具本体3とを備える。器具本体3には、光源ユニット2が取り付けられている。
実施形態1に係る照明器具1では、光源ユニット2において、基板42と取付部材5との間の空間21であって取付部材5のベース部51の長手方向における複数の保持部53の間の位置に凸部9が設けられている。凸部9によって、基板42の厚み方向における基板42と取付部材5との間の距離を短くすることができるので、対地間電圧による取付部材5に対する基板42の相対移動を低減させることができる。その結果、上記相対移動に起因する振動音を低減させることができる。
(実施形態2)
実施形態2に係る取付部材5bは、図8に示すように、凸部9bが設けられた複数の弾性片54を備える点で、実施形態1に係る取付部材5(図3参照)と相違する。なお、実施形態1に係る取付部材5と同様の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
実施形態2に係る光源ユニット2bは、図8に示すような取付部材5bを備える。取付部材5bは、弾性を有する複数(図8では6つ)の弾性片54を有する。図9に示すように、各弾性片54には、凸部9bが設けられている。凸部9bは、ベース部51から保持部53が突出している向きに突出している。なお、実施形態1の光源ユニット2(図1参照)と同様の機能については説明を省略する。
複数の弾性片54は、図10A及び図10Bに示すように、基板42とベース部51との間の空間21であってベース部51の長手方向における複数の保持部53の間の位置に設けられている。各弾性片54は、ベース部51の長手方向において隣接する保持部53間の中間位置であって、ベース部51の短手方向の中心位置に設けられている。より詳細には、ベース部51の短手方向の中心位置には開口部55が形成されており、各弾性片54は、開口部55におけるベース部51の短手方向に沿った端縁からベース部51の長手方向に沿って延びて設けられている。つまり、各弾性片54に設けられた凸部9bは、基板42とベース部51との間の空間21であってベース部51の長手方向における複数の保持部53の間の位置に設けられている。また、複数の弾性片54すなわち複数の凸部9bは、図8に示すように、ベース部51の長手方向における複数の保持部53の間の複数(図8では11個)の位置に対して1つ置きに設けられている。
以上説明した実施形態2に係る光源ユニット2bでは、凸部9bは、取付部材5bに設けられている。取付部材5bは、弾性を有し凸部9bが設けられている弾性片54を含む。
実施形態2に係る光源ユニット2bでは、弾性を有する弾性片54に凸部9bが設けられている。これにより、基板42を取付部材5bに取り付ける際に、弾性片54の弾性を利用して基板42を保持部53に引っ掛けることができる。その結果、基板42を取付部材5bに取り付ける際の作業性を向上させることができる。また、基板42及び取付部材5bに寸法ばらつきがあって、基板42と取付部材5bとの間の距離にばらつきがあっても、弾性を有する弾性片54によって寸法ばらつきの影響を小さくすることができる。
(実施形態3)
実施形態3に係る取付部材5cは、図11に示すように、凸部9に代えてシート状の凸部9cを有する点で、実施形態1に係る取付部材5(図3参照)と相違する。なお、実施形態1に係る取付部材5と同様の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
実施形態3に係る光源ユニット2cは、図11に示すように、シート状の複数(図11では6つ)の凸部9cを有する取付部材5cを備える。
複数の凸部9cは、図11に示すように、取付部材5cのベース部51の長手方向における複数の保持部53の間の複数(図11では11個)の位置に対して1つ置きに設けられている。また、複数の凸部9cの各々は、図12に示すように、例えば矩形状のテープである。各凸部9cは、長手方向がベース部51の短手方向に沿うようにベース部51に貼り付けられている。図13A及び図13Bに示すように、各凸部9cは、基板42とベース部51との間の空間21であってベース部51の長手方向における複数の保持部53の間の位置に設けられている。
以上説明した実施形態3に係る光源ユニット2cでは、凸部9cは、シート状である。
実施形態3に係る光源ユニット2cでは、凸部9cがシート状であるので、凸部9cを容易に形成することができる。
1 照明器具
2、2b、2c 光源ユニット
21 空間
3 器具本体
41 発光素子
42 基板
43 下面(第1面)
44 上面(第2面)
5、5a、5b、5c 取付部材
51 ベース部
53 保持部
54 弾性片
9 凸部

Claims (5)

  1. 複数の発光素子と、
    前記複数の発光素子が設けられている第1面と、厚み方向において前記第1面とは反対側の第2面とを有する基板と、
    前記基板の前記厚み方向において前記基板の前記第2面と対向する長尺状のベース部、及び、前記ベース部の長手方向における前記ベース部の複数の位置から前記基板へ向かって突出し前記基板に引っ掛けられて前記基板を保持する複数の保持部を含む取付部材とを備え、
    前記基板及び前記取付部材の少なくとも一方は、前記基板と前記取付部材の前記ベース部との間の空間であって前記ベース部の前記長手方向における前記複数の保持部の間の位置に設けられている少なくとも1つの凸部を有する
    ことを特徴とする光源ユニット。
  2. 前記凸部は、前記取付部材に設けられており、
    前記取付部材は、弾性を有し前記凸部が設けられている弾性片を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の光源ユニット。
  3. 前記凸部は、シート状である
    ことを特徴とする請求項1に記載の光源ユニット。
  4. 前記複数の保持部は、4つ以上の保持部であり、
    前記凸部は、前記4つ以上の保持部の間の3つ以上の位置において、3つ以上設けられており、
    前記3つ以上の凸部のうち前記ベース部の前記長手方向における両端の2つの凸部は、前記3つ以上の凸部のうちの残りの凸部よりも高い
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の光源ユニット。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の光源ユニットと、
    前記光源ユニットが取り付けられている器具本体とを備える
    ことを特徴とする照明器具。
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