JP2007313090A - パチンコ機 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の配線を分けた状態で留めることが出来ると共に、配線を留める作業を効率良く行うことが出来る、新規な構造のパチンコ機を提供することを、目的とする。
【解決手段】配線留め部材32によって配線26,28が留められたパチンコ機10において、かかる配線留め部材32が、パチンコ機10における取付面25に重ね合わせられた状態で取り付けられる取付部34を有していると共に、取付面25に取付部34が取り付けられた状態で、取付面25から突出した取付部34の先端部分から取付面25に沿って延びる腕部36を有しており、更に、かかる腕部36が延びる方向に所定距離を隔てて複数設けられた仕切片38,39のそれぞれが、取付部34が取付面25に取り付けられた状態で、腕部36から取付面25に向かって突出するようにした。
【選択図】図8

Description

本発明は、配線留め部材で配線を留めることによって配線処理が施されたパチンコ機に関するものである。
良く知られているように、パチンコ機においては、電源用配線や信号用配線等、多くの配線が用いられていることから、これらの配線を巧く処理する必要がある。
ところで、パチンコ機というのは、例えば、中枠が外枠に対して一軸回りに回動可能に組み付けられているように、一方の部材が他方の部材に対して一軸回りに回動可能に組み付けられていることが多い。それ故、配線を処理する際において、メンテナンス等に伴う部材の回動時に配線が邪魔にならないように考慮する必要がある。
そこで、特許文献1において、パチンコ機の機枠に対して一軸回りに回動可能に配設された前面枠の裏側に取り付けられる機構板の縁の部分に配線用樋を設けると共に、かかる配線用樋に組み付けられる遮蔽部材によって配線用樋の内部を二つの領域に分けて、これら二つの領域の一方に対して電源用配線を収納する一方、他方の領域に対して信号用配線を収納する遊技機の配線構造が提案されている。
しかしながら、特許文献1に記載されている遊技機の配線構造においては、配線用樋に遮蔽部材を組み付ける作業と、配線用樋に遮蔽部材を組み付けることで形成される二つの領域に電源用配線と信号用配線を分けて収納する作業を同時にしなければならず、かかる作業が面倒であるという問題があった。
なお、特許文献2には、枠状部材に取り付けられる保持枠に設けられた仕切片によって配線を分離すると共に、保持枠が取り付けられる枠状部材を利用して保持枠から配線が外れないようにした配線処理技術が開示されている。
しかしながら、特許文献2に記載されている配線処理技術においては、保持枠の枠状部材からの突出高さが大きくなってしまうという問題があり、特にパチンコ機等のように配線を取り付けるスペースが狭い場合には、かかる配線処理技術を用いて配線の処理をすることが非常に難しくなるおそれがある。
特開平10−277239号公報 特開2000−92666号公報
ここにおいて、本発明は、上述の如き事情を背景として為されたものであって、その解決課題とするところは、複数の配線を分けた状態で留めることが出来ると共に、配線を留める作業を効率良く行うことが出来る、新規な構造のパチンコ機を提供することにある。
以下、このような課題を解決するために為された本発明の態様を記載する。なお、以下に記載の各態様において採用される構成要素は、可能な限り任意の組み合わせで採用可能である。
本発明は、配線留め部材によって配線が留められたパチンコ機において、かかる配線留め部材が、パチンコ機における取付面に重ね合わせられた状態で取り付けられる取付部を有していると共に、かかる取付部が取付面に取り付けられた状態で取付面から突出した取付部の先端部分から取付面に沿って延びる腕部を有しており、更に、かかる腕部が延びる方向に所定距離を隔てて複数設けられた仕切片のそれぞれが取付部が取付面に取り付けられた状態で腕部から取付面に向かって突出していることを、特徴とする。
このような本発明に従う構造とされたパチンコ機においては、腕部が延びる方向に所定距離を隔てて複数設けられた仕切片のそれぞれが、パチンコ機における取付面に取付部が取り付けられた状態で、腕部からパチンコ機の取付面に向かって突出していることから、取付部がパチンコ機の取付面に取り付けられることにより、隣り合う二つの仕切片と腕部とパチンコ機における取付面とによって囲まれた領域や、仕切片と取付部と腕部とパチンコ機における取付面とによって囲まれた領域が形成されることとなる。その結果、これらの領域に対して、少なくとも二本の配線を、例えば、配線の種類毎に分ける等して収容位置せしめることにより、少なくとも二本の配線を配線留め部材によって分けた状態でパチンコ機に留めることが可能となる。
また、本発明においては、パチンコ機における取付面に取付部を取り付けるだけで、配線が収容位置せしめられる領域が複数形成されるようになっていることから、少なくとも二本の配線を分けた状態でパチンコ機に留める作業を効率良く行うことが可能となる。その結果、パチンコ機のように、狭い領域で配線処理をしなければならない場合であっても、配線処理作業を、速やかに、且つ、容易に行うことが可能となる。
更にまた、本発明においては、取付部がパチンコ機の取付面に取り付けられた状態で、パチンコ機の取付面から突出した取付部の先端部分から取付面に沿って延びる腕部が設けられていると共に、かかる腕部に設けられた複数の仕切片のそれぞれが、パチンコ機の取付面に取付部が取り付けられた状態で、腕部からパチンコ機の取付面に向かって突出していることから、パチンコ機における取付面からの配線留め部材の突出高さを低くすることが可能となる。
なお、本発明において、取付部のパチンコ機への取付方法としては、嵌込係止や接着,ねじ止め等、従来から公知の各種取付方法が何れも採用可能であるが、メンテナンス性の向上等の観点からねじ止めが好適に採用される。そこにおいて、取付部のパチンコ機への取付方法としてねじ止めを採用する場合、パチンコ機の取付面に突起を設けると共に、かかる突起が挿通される中心孔を取付部に形成しておき、取付部の中心孔に突起を挿通せしめた状態で突起に形成されたねじ穴に螺挿されるねじによって取付部をパチンコ機へ取り付ける構成が望ましい。特に、このような構成を採用する場合、取付部と突起の何れか一方に切欠や溝を形成すると共に、かかる切欠や溝に嵌め入れられる係止片を取付部と突起の他方に形成することが望ましい。それによって、取付部がパチンコ機の取付面に重ね合わせられた状態で切欠や溝に係止片が嵌め入れられることとなり、ねじ穴にねじを螺挿する際に取付部が突起に対して回転してしまう不具合を有利に回避することが可能となる。その結果、取付部のねじ止め作業を速やかに行うことが可能となる。
また、本発明における配線とは、電源用配線や信号用配線等、パチンコ機を稼動させるために必要な各種の配線をいう。そこにおいて、電源用配線とは、パチンコ機が設置された遊技ホールの島設備に設けられたコンセントに接続される配線、即ち、パチンコ機と外部電源とを接続する配線のみならず、パチンコ機に設けられた電源ユニットからパチンコ機を構成する各種装置に電力を供給する配線、更には、アース線も含むものとする。また、信号用配線とは、パチンコ機の状態、例えば、遊技球が所定の領域を通過したこと等、パチンコ機の遊技に関する状態や、ガラス枠が中枠に対して開いていること等、パチンコ機そのものの状態を検出する検出手段から出力される検出信号の伝送に用いられる配線のみならず、パチンコ機の遊技動作全体を制御する主制御回路からパチンコ機を構成する各種装置の作動を制御するサブ制御回路への制御信号の伝送に用いられる配線や複数のサブ制御回路間での制御信号の伝送に用いられる配線等も含む。
さらに、本発明において、隣り合う二つの仕切片の離隔距離や仕切片と取付部の離隔距離は全て同じである必要はなく、例えば、隣り合う二つの仕切片の間や仕切片と取付部の間に位置せしめられる配線の太さや数等に応じて、適宜変更されるものである。
更にまた、本発明において、隣り合う二つの仕切片と腕部とパチンコ機の取付面とによって取り囲まれた領域や、仕切片と取付部と腕部とパチンコ機の取付面とによって取り囲まれた領域は、そこに収容配置される配線の脱落を回避することが可能となっていれば良く、仕切片の突出端がパチンコ機の取付面に当接している必要は、必ずしもない。
以下、本発明を更に具体的に明らかにするために、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ、詳細に説明する。
先ず、図1には、本発明の一実施形態としてのパチンコ機10が示されている。このパチンコ機10は、機体の外郭を為す外枠12の開口前面側において、縦長方形の中枠14が開閉及び着脱自在に組み付けられた構造とされている。また、中枠14には、図示しない遊技領域が形成された遊技盤(図示せず)が着脱自在に組み付けられており、かかる遊技領域が、中枠14に対して開閉可能に組み付けられたガラス枠16によって保持されているガラス板を通して遊技者に視認されるようになっている。そして、中枠14に設けられた操作ハンドル18に対して回動可能に装着された操作レバー20が遊技者に回動操作されることにより、中枠14に設けられた上皿22に貯留されている遊技球が、図示しない球送り機構を介して発射装置(図示せず)に送られた後、遊技領域に向けて発射されるようになっている。
このようなパチンコ機10の裏側には、図2及び図3に示されているように、パチンコ機10を構成する各種の部品、例えば、遊技領域に設けられた入賞装置に遊技球が入賞した場合に払い出される賞球が貯留される賞球タンク等が装着される機構盤24が設けられている。この機構盤24は、ABS等の硬質の合成樹脂材料によって形成されており、全体として額縁形状を呈している。なお、図3では、後述する電源用配線26や信号用配線28,電源中継基板30,配線留め部材32,センターカバー33の図示は省略してある。
このような機構盤24は、本実施形態では、中枠14の裏側に取り付けられるようになっており、かかる機構盤24の中枠14への取付状態で、機構盤24に形成された開口部分に対して、中枠14の裏側に装着された遊技盤に設けられている表示装置等が位置せしめられるようになっている。そして、中枠14の裏側に装着された遊技盤に設けられている表示装置等は、機構盤24に取り付けられたセンターカバー33によって覆われるようになっている。
また、上述の如く、機構盤24が中枠14の裏側に取り付けられることにより、機構盤24は、中枠14と一体的に回動可能とされている。
そして、本実施形態では、このような額縁形状を呈する機構盤24の縁の部分に対して、電源用配線26と信号用配線28が並行に配された状態で配線留め部材32によって機構盤24に留められている。このことから明らかなように、本実施形態では、パチンコ機10を構成する機構盤24に対して電源用配線26と信号用配線28が配線留め部材32で留められることにより、電源用配線26と信号用配線28がパチンコ機10に対して配線留め部材32で留められるようになっているのである。
因みに、本実施形態における信号用配線28は、機構盤24が中枠14に取り付けられているか否かを検出すると共に、中枠14に対してガラス枠16が閉められているか否かを検出する中枠開放スイッチ(図示せず)等と、パチンコ機10の状態をパチンコ機10が設置されたホールの監視装置へ出力するための回路が形成された外部出力端子基板(図示せず)とを接続しており、それによって、中枠開放スイッチ等からの検出信号が信号用配線28を通じて外部出力端子基板に形成された回路に伝送されるようになっている。なお、本実施形態では、かかる外部出力端子基板は、機構盤24の裏側(図2における紙面の裏側)、即ち、中枠14とは反対側において、後述する電源中継基板30と平行に配置されるようになっている。また、本実施形態における電源用配線26は、機構盤24の裏側に取り付けられる電源ユニット(図示せず)と電源中継基板30とを接続しており、交流電流が流れる電源コード、特に本実施形態では、AC24V用の電源コードによって構成されている。そして、図面上では明示されていないが、電源中継基板30は、パチンコ機10が設置された遊技ホールの島設備に設けられたコンセントに対して電源コード(図示せず)によって接続されており、それによって、パチンコ機10に電力が供給されるようになっている。
また、配線留め部材32は、ABS等の硬質の合成樹脂材料によって形成されており、図4乃至図9に示されているように、機構盤24の取付面25に重ね合わせられる設置面35が形成された取付部34を含んで構成されている。そこにおいて、本実施形態の取付部34は、全体として上底壁と周壁を備えた逆カップ形状とされている。そして、本実施形態では、取付部34の軸方向一端側(上底壁が位置するほうとは反対側)の端面によって、設置面35が構成されている。
また、取付部34の軸方向他端、即ち、取付面25に重ね合わせられる設置面35が形成されたほうとは反対側の端(上底壁側の端)には、取付部34の軸直角方向外方に延びる腕部36が一体形成されている。そこにおいて、本実施形態の腕部36は長手板形状とされており、設置面35に対して略平行に延びている。
更にまた、腕部36には、複数(本実施形態では、二つ)の仕切片38,39が、腕部36の延びる方向で所定距離を隔てて、且つ、取付部34の中心軸線に沿って取付部34の軸方向一方の側に突出するようにして一体形成されている。そこにおいて、本実施形態では、二つの仕切片38,39は、一方の仕切片38が腕部36の長手方向において取付部34が位置するほうとは反対側の端に位置せしめられており、他方の仕切片39が腕部36の長手方向中間部分に位置せしめられている。特に、本実施形態では、他方の仕切片39が、腕部36の長手方向中央よりも先端側に位置せしめられており、それによって、二つの仕切片38,39の離隔距離よりも他方の仕切片39と取付部34の離隔距離のほうが長くなっている。また、本実施形態では、二つの仕切片38,39の対向面が、それぞれ、腕部36の長手方向に対して直交する方向に略平行とされていると共に、他方の仕切片39における取付部34側の面も腕部36の長手方向に対して直交する方向に略平行とされている。
なお、上述の説明から明らかなように、配線留め部材32は、取付部34と腕部36と二つの仕切片38,39とを一体成形により備えている。
このような構造とされた配線留め部材32は、機構盤24の表側、即ち、機構盤24における中枠14側に対して、所定の距離を隔てて複数設けられるようになっている。具体的には、本実施形態の場合、図7乃至図9に示されているように、機構盤24の取付面25から突出するように設けられた取付用突起40に対して配線留め部材32の取付部34が外挿されて、取付部34の設置面35が機構盤24の取付面25に重ね合わせられた状態で、取付部34の上底壁に形成された挿通孔に挿通されるねじ44が取付用突起40に形成されたねじ穴42に螺挿されることにより、取付部34、延いては、配線留め部材32が、機構盤24の取付面25に取り付けられるようになっている。その結果、取付部34が取付面25に取り付けられた状態で、腕部36が、取付面25から突出した取付部34の先端部分から取付面25に沿って延びるように設けられていることとなり、また、二つの仕切片38,39のそれぞれが、腕部36から取付面25に向かって突出するように設けられていることとなる。なお、本実施形態では、取付部34の上底壁に形成された挿通孔の軸方向他端側の開口周縁部に角取りが施されており、それによって、挿通孔の軸方向他端側の開口周縁部にテーパ面が形成されている。その結果、上述の如くねじ44がねじ穴42に螺挿された状態で、ねじ44の頭部が取付部34の軸方向他端側の端面から突出しないようになっている。
因みに、本実施形態では、上述の如く配線留め部材32が機構盤24に取り付けられた状態で、一方の仕切片38の突出端と他方の仕切片39の突出端は、何れも、取付面25に対して当接するようになっている。その結果、二つの仕切片38,39と腕部36と取付面25によって囲まれた領域41が周方向で閉じるようになっていると共に、他方の仕切片39と取付部34と腕部36と取付面25によって囲まれた領域43が周方向で閉じるようになっている。
そこにおいて、本実施形態では、取付部34に対して切欠46が形成されており、特に本実施形態では、取付部34の周壁において腕部36の長手方向で対向位置せしめられる部分のそれぞれに対して切欠46が形成されている。そして、上述の如く取付部34が取付用突起40に外挿されて取付部34の設置面35が機構盤24の取付面25に重ね合わされた状態で、取付用突起40に設けられた係止片としての突出片48が切欠46内に位置せしめられるようになっている。これにより、ねじ穴42にねじ44を螺挿する際に取付部34が取付用突起40に対して回転してしまう不具合を有利に回避することが可能となる。その結果、ねじ穴42にねじ44を螺挿する作業を速やかに行うことが可能となる。加えて、取付部34、延いては、配線留め部材32の位置決めをすることも可能となる。
また、本実施形態では、上述の如く配線留め部材32が機構盤24に取り付けられた状態で、信号用配線28は、二つの仕切片38,39と腕部36と取付面25によって囲まれた領域41に収容位置せしめられるようにして、機構盤24に配されるようになっている。これにより、信号用配線28は略真っ直ぐ延びるようにして機構盤24に配されることとなる。
一方、電源用配線26は、本実施形態の場合、配線留め部材32によって機構盤24に留められた状態と留められていない状態、即ち、他方の仕切片39と取付部34と腕部36と取付面25によって囲まれた領域43に収容位置せしめられた状態とそうでない状態とを交互に繰り返すようにして、機構盤24に配されるようになっている。これにより、電源用配線26は蛇行するようにして機構盤24に配されることとなる。
そこにおいて、本実施形態では、図7に示されているように、蛇行して波状に配された電源用配線26が位置する平面:S(図8及び図9参照)に対して直交する方向での投影において、電源用配線26が波打つ方向(図7における上下方向)の両端の間に信号用配線28が位置せしめられるようになっている。これにより、本実施形態では、蛇行して波状に配された電源用配線26が位置する平面:Sに対して直交する方向での投影において、信号用配線28と電源用配線26が部分的に重なるようになっている。
このような構造とされたパチンコ機10においては、信号用配線28が配線留め部材32と取付面25によって形成された領域41に収容位置せしめられた状態で機構盤24に留められるようになっていると共に、電源用配線26が配線留め部材32と取付面25によって形成された領域43に収容位置せしめられた状態で機構盤24に留められるようになっていることから、信号用配線28と電源用配線26を分けた状態で機構盤24に留めることが可能となる。
また、取付部34を取付面25に重ね合わせて取り付けるだけで、電源用配線26が収容配置される領域43と信号用配線28が収容配置される領域41が形成されるようになっていることから、電源用配線26と信号用配線28を分けて機構盤24に留める作業が簡単になり、その結果、かかる作業を効率良く行うことが可能となる。従って、狭い領域で配線処理をしなければならない場合であっても、配線処理作業を、速やかに、且つ、容易に行うことが可能となる。
さらに、取付部34が取付面25に取り付けられた状態で、腕部36が、取付面25から突出した取付部34の先端部分から取付面25に沿って延びるように設けられていると共に、二つの仕切片38,38のそれぞれが、腕部36から取付面25に向かって突出していることから、取付面25からの配線留め部材32の突出高さを低くすることが可能となる。
更にまた、本実施形態では、電源用配線26が蛇行するように配されている一方、信号用配線28が略真っ直ぐに延びるように配されていることから、電源用配線26に電流が流れることで発生する磁界が信号用配線28の殆どの部分において信号用配線28に対して斜めに交わることとなる。これにより、電源用配線26に交流電流が流れることに起因する発生磁界の変化に基づく悪影響が、信号用配線28を通じて伝送される信号に対して、殆ど及ぼされないようにすることが可能となる。その結果、信号用配線28を通じて伝送される信号にノイズがのり難くなるようにすることが可能となる。
また、本実施形態では、電源用配線26と信号用配線28が中枠14の裏側に取り付けられる機構盤24の縁の部分に配されるようになっていることから、中枠14の開閉作動に際して電源用配線26と信号用配線28が邪魔になることがない。
更にまた、本実施形態では、電源用配線26と信号用配線28を機構盤24に留める配線留め部材32を利用して電源用配線26を蛇行させるようになっていることから、電源用配線26を蛇行させるために特別な部材を用いる必要がなくなる。
以上、本発明の一実施形態について詳述してきたが、これはあくまでも例示であって、本発明は、かかる実施形態における具体的な記載によって、何等、限定的に解釈されるものではない。
例えば、前記実施形態において、配線留め部材32が機構盤24に取り付けられた状態で、一方の仕切片38と取付面25の間に隙間が形成されるようになっていても良いし、他方の仕切片39と取付面25の間に隙間が形成されるようになっていても良い。また、前記実施形態において、取付部34に形成された切欠46は、必ずしも必要なものではない。
さらに、前記実施形態において、電源用配線26の代わりに、信号用配線28を蛇行させて波状に配するようにしても良い。また、前記実施形態において、信号用配線28を、電源用配線26とは逆になるように、即ち、位相が180度ずれるように蛇行させて波状に配するようにしても良い。
また、電源用配線26と信号用配線28は、機構盤24を介さずに、中枠14に対して直接に配されるようになっていても良い。
その他、一々列挙はしないが、本発明は、当業者の知識に基づいて、種々なる変更,修正,改良等を加えた態様において実施され得るものであり、また、そのような実施態様が本発明の趣旨を逸脱しない限り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであることは、言うまでもない。
本発明の一実施形態のパチンコ機を示す正面図。 同パチンコ機の裏側に取り付けられた機構盤を示す正面図。 同機構盤の斜視図。 配線留め部材の斜視図。 配線留め部材の側面図。 配線留め部材の裏面図。 電源用配線と信号用配線が配された状態を説明するための側面図。 図7におけるVIII−VIII断面図。 図7におけるIX−IX断面図。
符号の説明
10:パチンコ機,25:取付面,26:電源用配線,28:信号用配線,32:配線留め部材,34:取付部,36:腕部,38:仕切片,39:仕切片

Claims (1)

  1. 配線留め部材によって配線が留められたパチンコ機において、
    前記配線留め部材が、
    前記パチンコ機における取付面に対して重ね合わされた状態で取り付けられる取付部と、
    該取付部が前記取付面に取り付けられた状態で、該取付面から突出した該取付部の先端部分から該取付面に沿って延びるように設けられた腕部と、
    該腕部の延びる方向に所定距離を隔てて複数設けられており、前記取付部が前記取付面に取り付けられた状態で該腕部から該取付面に向かって突出する仕切片と
    を、一体成形により備えていることを特徴とするパチンコ機。
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