JPH0830852B2 - コマの位置決め装置 - Google Patents

コマの位置決め装置

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JPH0830852B2
JPH0830852B2 JP9746888A JP9746888A JPH0830852B2 JP H0830852 B2 JPH0830852 B2 JP H0830852B2 JP 9746888 A JP9746888 A JP 9746888A JP 9746888 A JP9746888 A JP 9746888A JP H0830852 B2 JPH0830852 B2 JP H0830852B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、写真焼付装置に利用され、ピースネガに記
録されたコマをプリント位置に自動的に位置決めするた
めの装置に関するものである。
〔従来の技術〕
大規模現像所では、焼増しプリントや焼直しプリント
をする際には、一定のコマ数毎に分断したピースネガを
写真焼付装置にセットし、このピースネガに記録された
コマをカラーペーパーにプリントしている。このコマを
プリント位置にセットする方法としては、コマの中心線
上に穿設したノッチを利用して位置決めする方法,コマ
のエッジを検出して位置決めする方法,コマのピッチに
応じた距離だけ定量送りして位置決めする方法等が知ら
れている。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の写真焼付装置は、前述した位置決め方法のいず
れか1つを利用しているが、これらの位置決め方法は全
てのコマに対して有効なものではないので、コマの位置
決めを適正に行えない場合があった。例えば、ノッチを
利用して位置決めする方法では、ノッチがないコマに対
しては位置決めが不可能であることは勿論であるが、ノ
ッチがコマの中心からずれた位置に施されている場合に
は、このノッチ位置のずれ量だけコマのセット位置がず
れてしまう。また、コマのエッジを検出して位置決めす
る方法では、ストロボ撮影のコマのようにエッジ明確で
ない場合には、コマのセット位置がずれることになる。
更に、定量送りで位置決めする方法では、コマとコマと
の間隔が異なっている場合には、やはり位置ずれが発生
することになる。
本発明の目的は、コマをプリント位置に精度よくセッ
トすることができるようにしたコマの位置決め方法を提
供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、ピースネガを
プリント位置に向けて移送するための移送手段と、ピー
スネガの側縁であってコマの中心線上に形成したノッチ
を検出するためのノッチセンサーと、このノッチセンサ
ーからの信号を基準としてピースネガの送り量を測定す
る第1の測定手段と、コマのエッジを検出するためのエ
ッジセンサーと、このエッジセンサーからの信号を基準
としてピースネガの送り量を測定する第2の測定手段
と、ピースネガの先端を検出する先端検出センサーと、
この先端検出センサーからの信号を基準としてピースネ
ガの送り量を測定する第3の測定手段と、第1の測定手
段の測定値を利用した位置決め方法,第2の測定手段の
測定値を利用した位置決め方法,第3の測定手段の測定
値を利用した定量送りによる位置決め方法のいずれか1
つを優先させる優先順位決定手段と、優先された位置決
め方法に基づいてコマをプリント位置に位置決めするよ
うに移送手段を制御するための手段とを設けたものであ
る。
前記優先順位の決定は、コマがプリント位置の手前の
一定位置に達した時に行われる。この決定は、ピースネ
ガを移送しながら行ってもよいが、優先順位の決定後に
残りの送り量の演算を行う時間を確保するために、フイ
ルム送りを一時停止してからするのがよい。
ピースネガの移送量は、パルスモータの駆動パルス又
はこれに従動して回転するローラに連結したロータリエ
ンコーダのパルスをカウントすることで測定することが
できる。また、パーフォレーションの個数をカウントす
るカウンタを設け、パーフォレーション数とパルス数と
で移送量を測定してもよい。
前記フイルム移送量の測定は、センサーからの信号が
入力された時点を零として行なう他に、センサーの信号
で測定値をサンプリングし、そして残りの移送量を算出
する際にサンプリングした2個の測定値との差から求め
てもよい。
前記エッジセンサーは、ピースネガの移送通路中に配
置してもよいが、コマを測光するためのスキャナーを兼
用するとコスト的に有利である。このスキャナーは、イ
メージエリアセンサーで構成されており、プリント位置
を斜めの方向から睨むように、焼付光路から退避した位
置に配置されている。
〔作用〕
本発明においては、ピースネガをネガキャリアに挿入
すると、このピースネガが移送手段によりプリント位置
に向けて移送される。この移送中に、先端検出センサー
がピースネガの先端を検出すると、第1の測定手段で先
端の移動位置の測定が開始される。また、ノッチセンサ
ーがノッチを検出すると、第2の移送手段でノッチの移
動位置の測定が開始される。更に、エッジセンサーがコ
マのエッジを検出すると、第3の測定手段がエッジの移
動位置の測定を開始する。
第3の測定手段の測定値から、プリントすべきコマ
(以下、プリントコマという)の移動位置を調べ、プリ
ント位置の手前の一定値に達した時に優先順位の判定が
行われる。優先順位決定部は、ノッチとエッジの有無か
ら、又はノッチを基準としたコマ位置とエッジを基準と
したコマ位置とを調べ、その差異から優先順位を決定す
る。この優先された位置決め方法から、プリントコマを
プリント位置に位置決めするための残りの移送量を算出
し、プリントコマの位置決めを行う。
以下、図面を参照して本発明の一実施例について詳細
に説明する。
〔実施例〕
第1図はピースネガとセンサーとの関係を示すもので
ある。ピースネガ2は、ネガケースに挿入するために、
1本のネガフイルムを所定のコマ数例えば6コマ毎に分
断したものであり、図面では5個のコマ2a〜2eが示され
ている。また、ピースネガ2には、ネガ検定時にノッチ
ャー・パンチャーによって、プリントをすべきコマに対
してノッチ3が形成されている。このノッチ3は、ピー
スネガ2の側縁部であって中心線上に位置するように設
けられている。
ネガマスク4は、プリント位置に配置されてお、その
中央部にマスク開口4aが形成されている。このマスク開
口4aの中心から距離L1だけ離れた位置にノッチセンサー
5が配置されており、ピースネガ2が矢線方向に移送さ
れるときにノッチ3を検出する。この実施例では、ノッ
チセンサー5としては受光部5a,5bを備えた光透過型の
ホトセンサーが用いられ、ノッチ3に対面しているとき
に大きな光電流が発生し、ベースに対面しているときに
小さな光電流が発生する。この受光部5a,5bは、その間
隔W1がノッチ3の幅W2のほぼ1/2となっており、受光部5
bだけがノッチ3内に入っている状態をノッチありと判
定する。なお、3個の受光部を用い、中央部のものがノ
ッチ3内に入っている状態をノッチありとしてもよい。
前記ピースネガ2の先端7を検出するために、ネガマ
スク中心から距離L2だけ離れた位置に先端検出センサー
8が設けられている。また、コマの後端側にあるエッジ
9を検出するために、コマの通路上にエッジセンサー10
が設けられている。ストロボ撮影したコマ等ではエッジ
9の一部又は全部が欠けていることがある。そこで、こ
の部分的なエッジの欠けに対処するために、エッジセン
サー10は3個の受光部10aから構成されており、コマの
中心部、上部,下部の3ヵ所でエッジ検出を行うように
してある。また、エッジセンサー10は、ネガマスク中心
から距離L3だけ離れた位置に配置されている。
ピースネガ2をニップして、これをプリント位置に向
けて移送するために、ネガマスク4の両側にローラ13,1
4が配置されている。図面ではピースネガ2の上側に位
置しているローラだけが示されている。パルスモータ15
はローラ13に連結されており、またベルト16を介して回
転がローラ14に伝達されるようになっている。このパル
スモータ15はモータ制御装置17によって回転が制御され
る。
第3図はモータ制御装置の一例を示すものである。先
端検出センサー8は、ピースネガ2の先端7を検出する
とカウンタ20をリセットする。このカウンタ20は、パル
スモータ15をステップ回転させるための駆動パルスをカ
ウントし、先端7の移動位置を駆動パルスの個数で測定
する。演算部21は、フイルム移送を開始する前及び一時
停止後に、カウンタ20のカウント値と、メモリ22のコマ
位置データとの差を算出する。このコマ位置データは、
先端検出センサー8が先端7を検出した時点を基準と
し、各コマをプリント位置に位置決めするに要する駆動
パルス数であるから、これとカウンタ20との差から、プ
リントすべきコマをプリント位置にセットするために必
要な駆動パルス数が求められる。フイルム移送を開始す
る前に算出した駆動パルス数はパルス数設定部23に送ら
れ、コマがプリント位置に達する直前、例えば1cm手前
で一時停止させるために必要な駆動パルス数が算出され
る。この駆動パルス数は、モータ制御部24に送られ、ド
ライバ25を介してパルスモータ15を駆動パルス数だけ回
転させる。一時停止後に演算部21で算出された差は、プ
リントコマを一時停止位置からプリント位置まで移送す
るに要する駆動パルス数であり、これは優先順位決定部
26に送られる。
ノッチセンサー5はパターン判定部27に接続されてお
り、第2図の状態となっている時にパターン判定部27が
ノッチ検出信号を発生し、これを優先順位決定部26に送
るとともに、カウンタ28に送ってこれをリセットする。
このカウンタ28は、駆動パルスをカウントしてノッチ3
の移動位置を測定する。演算部29は、一時停止後に演算
を開始し、メモリ30に記憶された距離データとカウンタ
28との差を算出する。この距離データは、ノッチセンサ
ー5とネガマスク中心までの距離L1に相当した駆動パル
ス数であるから、演算部29で算出された差は、プリント
コマを停止位置からプリント位置まで移送するに必要な
駆動パルス数であり、これは優先順位決定部26に送られ
る。
エッジ検出部10の信号はコンパレータ31に送られ、ベ
ース濃度に相当したレベルと比較される。コンパレータ
31は、比較によってエッジ9の通過を検出し、得られた
エッジ検出信号を優先順位決定部26に送るとともに、カ
ウンタ32に送ってこれをリセットする。このカウンタ32
は、エッジ9の移動位置を駆動パルスの個数から測定す
る。演算部33は、一時停止後にメモリ34に記憶された距
離データとカウンタ32のカウント値との差を算出し、こ
れを優先順位決定部26に送る。この距離データは、エッ
ジセンサー10とネガマスク中心までの距離L3に相当した
駆動パルス数であるから、演算部33からはプリントコマ
を停止位置からプリント位置まで移送するに必要な駆動
パルス数が算出される。
前記優先順位決定部26は、ノッチ検出の有無,エッジ
検出の有無,演算部29及び演算部33の演算結果から、定
量送りによる位置決め,ノッチを基準とする位置決め,
エッジを基準とする位置決めの中から最適なものを選
ぶ。そして、選択した位置決め方法から算出した駆動パ
ルス数を取り出し、これをモータ制御部24に送る。この
モータ制御部24は、選択された駆動パルスをドライバ25
に送ってパルスモータ15を回転させる。これにより、ピ
ースネガ2の移送が開始され、優先された位置決め方法
に基づいてコマをプリント位置に位置決めする。
焼増しプリントや焼直しプリントでは、プリントコマ
を指定するデータが記憶媒体例えば紙テープ(図示せ
ず)に記録されている。プリントコマ指定手段35は、紙
テープからデータを読みとり、メモリ22のアドレスを指
定する。
次に、第4図及び第5図を参照して上記実施例の作用
について説明する。ピースネガ2をネガキャリア(図示
せず)にセットしてからフイルム送りを開始するとパル
スモータ15が回転する。このパルスモータ15が回転する
と、送りローラ13がピースネガ2をニップして、これを
プリント位置に向けて移送する。このパルスモータ15は
徐々に増速し、そして所定のステップ数だけ回転した時
に減速が開始される。このピースネガ2の移送時に、先
端検出センサー8が先端7を検出すると、カウンタ20の
カウントが開始され、先端7の移動位置が測定される。
また、プリントコマ指定手段35は、次にプリントすべ
きコマが何番目のコマであるかを表す信号を出力する。
演算部21は、プリントコマの番号をアドレスとして用
い、このコマの位置データをメモリ22から読み出し、こ
れをパルス数設定部23に送る。このパルス数設定部23
は、プリント位置と一時停止位置との距離に応じた駆動
パルス数を減算することより、プリントコマを一時停止
位置まで移送するために必要な駆動パルスの個数を求
め、これをモータ制御部24に送る。なお、パルスモータ
15が一定回転しても先端7が検出されない場合には、ア
ラームを駆動してジャムが発生していることを警告表示
する。
モータ制御部24によってピースネガ2を一時停止位置
まで移送する間に、ノッチセンサー5がノッチ3を検出
すると、カウンタ28のカウント動作が開始され、ノッチ
3の移動位置が測定される。また、エッジセンサー10が
コマのエッジ9を検出すると、カウンタ32がカウント動
作を開始する。
ピースネガ2が一時停止位置に達すると、モータ制御
部24はパルスモータ15の回転を停止する。この一時停止
後に、優先順位決定部26は、三種類の位置決め方法の中
から最も精度が良いと認められるものを選択する。この
選択された位置決め方法に基づいて、プリントコマをプ
リント位置にセットするに要する残りの駆動パルスNを
算出する。この算出後に、モータ制御部24は、パルスモ
ータ15をNステップだけ回転させ、プリントコマを位置
決めする。
プリントコマがプリント位置にセットされると、周知
のようにプリントが開始される。次の焼増しコマをプリ
ントする場合には、演算部21はそのコマの位置データを
メモリ22から読み出し、そしてカウンタ20に記憶されて
いる現在の位置データの差を算出する。この差がパルス
数設定部23に送られ、前述したように次の焼増しコマの
位置決めとプリントとが行われる。
次に、第5図を参照して優先順位の決定の一例につい
て説明する。優先順位決定部26は、パターン判定部27か
ら出力されたノッチ検出信号と、コンパレータ31から出
力されたエッジ検出信号とをラッチしている。そこで、
ステップS1において、優先順位決定部26はプリントコマ
のノッチ3を検出したかどうかを判定する。もし、ノッ
チ3を検出していた場合には、ステップS2に進む。この
ステップS3では、プリントコマのエッジ9を検出してい
たかどうかを判定する。エッジ9が検出されていない場
合には、ノッチ検出による位置決めを優先させる。
演算部29は、一時停止後にカウンタ28のカウンタ値
と、メモリ30から読み出した距離データとの差から、残
りの送り量(駆動パルス数)を算出している。そこで、
ノッチ検出が優先された場合には、演算部29で求めた残
りの移送量がモータ制御部24に送られ、この移送量だけ
パルスモータ15を回転させる。これにより、一時停止位
置にあるプリントコマが更に移送されてプリント位置に
セットされる。
ステップS2において、エッジ検出を行っていた場合に
は、ノッチ検出とエッジ検出のどちらを優先すべきかを
決定する。ノッチ3はコマの中心から多少ずれた位置に
形成されることがあるから、エッジ検出が正しく行われ
ている場合には、このエッジ検出による位置決めを優先
させるのがよい。これは、ステップS3のように、ノッチ
検出から求めた残りの移送量と、エッジ検出から求めた
残りの移送量との差が一定値、例えば2mm以内であるか
どうかによって判定することができる。もし、両者のず
れ量が一定値以内であれば、エッジ検出による位置決め
を優先させ、一時停止後に演算部33で算出した残りの移
送量をモータ制御部24に送り、パルスモータ15を更に回
転させて一時停止したコマをプリント位置に位置決めす
る。
他方、両者のずれ量が一定値以上の場合には、コマの
一部をエッジであると誤認定している場合であるから、
ノッチ検出を優先させるのがよい。この場合には、演算
部29で算出した残りの移送量だけパルスモータ15を回転
させる。
ステップS1でプリントコマのノッチ3が検出されてい
ないと判定された場合には、ステップS4においてエッジ
検出をしたかどうかについての判定が行われる。もし、
エッジ検出がされている場合には、エッジ検出による位
置決めが優先される。エッジ検出が行われていない場合
には、定量送りによる位置決めが行われる。演算部21
は、メモリ22から読み出したプリントコマの位置データ
と、カウンタ20のカウント値とから残りの移送量を算出
している。そこで、定量送りが優先された場合には、演
算部21で算出された残りの移送量をモータ制御回路24に
送り、プリントコマの位置決めを行う。
前記実施例では、ノッチ検出とエッジ検出のズレ量か
ら優先を決定しているが、ステップS2,S3を省略しても
よい。この場合には、優先順位はノッチ検出,エッジ検
出,定量送りの順番となる。また、フイルムのサイズで
コマ位置データが変わるから、例えば35ミリフルサイズ
とハーフサイズのデータをメモリ22に記憶させておき、
フイルムサイズに応じてデータを選択して使用するのが
よい。また、ピースネガ2にコマ番号を表すバーコード
をサイドプリントしておき、バーコードセンサーでこれ
を読み取ることで、焼増しコマの割り出しを行ってもよ
い。この場合には、プリントコマ指定手段35には、焼増
しコマのコマ番号が入力される。更に、エッジセンサー
及びノッチセンサーとしては、機械的なスイッチも用い
ることができる。
更にまた、焼増しコマのプリントについて説明した
が、本発明は同時プリントにも利用することができるも
のである。また、後端検出センサーを設け、最後のコマ
をプリントした時に、自動的にピースネガを戻すように
してもよい。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように、本発明は、ノッチ検出,
エッジ検出,定量送りの3種類の位置決め方法の中か
ら、いずれか1つの位置決め方法を優先させるようにし
たから、全てのコマに対して位置決めを正確に行うこと
ができる。また、エッジ検出による残りの移送量と、ノ
ッチ検出による残り移送量の差異の程度に応じて、エッ
ジ検出とノッチ検出の優先順位を決定するから、高精度
の位置決めを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はネガマスク,センサー,ピースネガとの関係を
示す本発明の説明図である。 第2図はノッチセンサーがノッチを検出した状態を示す
説明図である。 第3図はモータ制御装置の一例を示すブロック図であ
る。 第4図はプリントコマの位置決め手順を示すフローチャ
ートである。 第5図は優先順位の決定手順の一例を示すフローチャー
トである。 2……ピースネガ 2a〜2e……コマ 3……ノッチ 4……ネガマスク 5……ノッチセンサー 7……先端 8……先端検出センサー 9……エッジ 10……エッジセンサー。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ピースネガをプリント位置に向けて移送す
    るための移送手段と、ピースネガの側縁であってコマの
    中心線上に形成したノッチを検出するためのノッチセン
    サーと、このノッチセンサーからの信号を基準としてピ
    ースネガの送り量を測定する第1の測定手段と、コマの
    エッジを検出するためのエッジセンサーと、このエッジ
    センサーからの信号を基準としてピースネガの送り量を
    測定する第2の測定手段と、ピースネガの先端を検出す
    る先端検出センサーと、この先端検出センサーからの信
    号を基準としてピースネガの送り量を測定する第3の測
    定手段と、第1の測定手段の測定値を利用した位置決め
    方法,第2の測定手段の測定値を利用した位置決め方
    法,第3の測定手段の測定値を利用した定量送りによる
    位置決め方法のいずれか1つを優先させる優先順位決定
    手段と、優先された位置決め方法に基づいて移送手段を
    制御し、コマをプリント位置に位置決めするための手段
    とからなることを特徴とするコマの位置決め装置。
  2. 【請求項2】前記第3の測定手段の測定値から、プリン
    トすべきコマをプリント位置の手前で一時停止させ、こ
    の停止位置において優先順位の決定と、残りの移送量の
    決定とを行うようにしたことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載のコマの位置決め装置。
  3. 【請求項3】エッジ検出による残りの移送量が、ノッチ
    検出による残りの移送量よりも小さい場合には、エッジ
    検出による位置決めを優先させ、また大きい場合にはノ
    ッチ検出による位置決めを優先させ、ノッチ及びエッジ
    のいずれも検出しない場合には定量送りによる位置決め
    を行うようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項又は第2項記載のコマの位置決め装置。
  4. 【請求項4】前記移送手段は、ピースネガを移送するた
    めの送りローラと、この送りローラを駆動するためのパ
    ルスモータとからなることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項ないし第3項いずれか記載のコマの位置決め装
    置。
  5. 【請求項5】前記第1ないし第3の測定手段は、対応し
    たセンサーからの信号でカウント動作を開始し、パルス
    モータの駆動パルスをカウントすることにより、ピース
    ネガの移送量を測定することを特徴とする特許請求の範
    囲第4項記載のコマの位置決め装置。
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