JP2525464B2 - カットネガピ―スのノッチ検出方法 - Google Patents

カットネガピ―スのノッチ検出方法

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JP2525464B2 JP63181333A JP18133388A JP2525464B2 JP 2525464 B2 JP2525464 B2 JP 2525464B2 JP 63181333 A JP63181333 A JP 63181333A JP 18133388 A JP18133388 A JP 18133388A JP 2525464 B2 JP2525464 B2 JP 2525464B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、写真焼付装置に利用され、カットネガピー
スに形成されたノッチを検出するための方法に関するも
のである。
〔従来の技術〕
大規模現像所では、焼増しプリントや焼直しプリント
をする場合に、一定のコマ数毎に分断したカットネガピ
ースを写真焼付装置にセットし、このカットネガピース
に記録されたコマをカラーペーパーにプリントしてい
る。この焼増しコマをプリント位置にセットする際に
は、コマの中心線上に穿設したノッチが利用され、カッ
トネガピースの送りが制御される。すなわち、ノッチの
通路上に配置したノッチセンサーがノッチを検出した時
点から、カットネガピースの送り量を測定し、ノッチが
プリント位置の中心に達するに必要な距離だけ移送され
ると、カットネガピースを移送するためのモータが停止
される。
従来のノッチセンサーとしては、例えばUSP第4176944
号公報に記載されているように、ノッチの通路上に1本
のオプチカルガイドの一端を配置し、その他端にホトセ
ンサーを配置した構造のものが知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
焼増しプリント等では、カットネガピースが断続的に
移送されるので、従来のノッチセンサーでは、2つのカ
ットネガピースの境界をノッチと誤認することがあり、
そのために精度良いノッチ検出を行うことができなかっ
た。
本発明は、ノッチ検出を正確に行うことができるよう
にしたカットネガピースのノッチ検出方法を提供するこ
とを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、請求項1に記載した発明
は、カットネガピースの側縁に形成したノッチの通路上
に、第1及び第2の2個のホトセンサーをカットネガピ
ースの送り方向に並べて配列し、第1及び第2のホトセ
ンサーの配置間隔W1を、ホトセンサーの通過経路におけ
るノッチの幅をW2としたときに、{(W2)/2}<(W1)
<(W2)の関係にし、カットネガピースの送り中に、第
1及び第2ホトセンサーの出力パターンを検出し、第1
ホトセンサーがカットネガピース有りで、第2ホトセン
サーがカットネガピース無しの出力パターンのときに、
ノッチ検出信号を出力するようにしたものである。
また、請求項2に記載した発明は、上記請求項1記載
の2個のホトンセンサーに代えて、3個のホトセンサー
をカットネガピースの送り方向に同じ配置間隔W1で並べ
て配列し、第1及び第3のホトセンサーがカットネガピ
ース有りで、第2ホトセンサーがカットネガピース無し
の出力パターンのときに、ノッチ検出信号を出力するよ
うにしたものである。
〔作用〕
本発明においては、カットネガピースが移送手段によ
りプリント位置に向けて移送される。この移送中に、一
定ピッチで配列した複数のホトセンサーは、対面するカ
ットピースネガの透過光又は反射光を測定する。これら
のホトセンサーからの出力信号はデコーダに送られ、ホ
トセンサーの出力パターンからノッチの有無が検出され
る。
以下、図面を参照して本発明の一実施例について詳細
に説明する。
〔実施例〕
第1図はカットネガピースとノッチセンサーとの関係
を示すものである。カットネガピース2は、ネガケース
に挿入するために、1本のネガフィルムを所定のコマ数
例えば6コマ毎に分断したものであり、図面では5個の
コマ2a〜2eが示されている。また、カットネガピース2
には、ネガ検定時にノッチャー・パンチャーによって、
プリントをすべきコマに対してノッチ3が形成されてい
る。このノッチ3は、周知のようにカットネガピース2
の側縁部であって、コマの中心線上に位置している。
ネガマスク4は、プリント位置に配置されてお、その
中央部にはマスク開口4aが形成されている。このマスク
開口4aの中心から距離L1だけ離れた位置にノッチセンサ
ー5が配置されており、カットネガピース2が矢線方向
に移送されるときにノッチ3を検出する。このノッチセ
ンサー5は、2個の光透過型のホトセンサー5a,5bで構
成され、ノッチ3に対面しているときに大きな光電流が
発生し、カットネガピース2のベースに対面していると
きに小さな光電流が発生する。第2図に詳細に示すよう
に、ホトセンサー5a,5bの間隔W1とし、ノッチ3の幅をW
2とすると、間隔W1は次式から表される。
(W2/2)<W1<W2 なお、この第2図では、ベースと対面していることを
示すために、ホトセンサー5aにハッチングを付してあ
る。
カットネガピース2をニップして、これをプリント位
置に向けて移送するために、ネガマスク4の両側に送り
ローラ対7,8が配置されている。図面ではカットネガピ
ース2の上側に位置しているローラだけが示されてい
る。パルスモータ9は送りローラ対8に連結されてお
り、またベルト10を介して送りローラ対7を回転させる
ようにしてある。
第3図はモータ制御装置の一例を示すものである。制
御回路13は、1コマ送り信号が入力されると、ドライバ
14に回転方向信号と駆動パルスとを送ってパルスモータ
9を回転させる。前記ノッチセンター5は、ホトセンサ
ー5a,5bの信号をデコーダ15に送る。このデコーダ15
は、ホトセンサー5a,5bの信号パターンからノッチ3を
検出する。このデコーダ15から出力されたノッチ検出信
号は、カウンタ16のリセット端子に入力され、これをリ
セットする。このカウンタ16は、リセット後に駆動パル
スをカウントし、ノッチ3の移動位置を測定する。そし
て、カウンタ16が第1図に示す距離Lに相当した駆動パ
ルスをカウントした時に、モータ停止信号を制御回路13
に入力する。
次に、第4図を参照して上記実施例の作用について説
明する。カットネガピース2をネガキャリア(図示せ
ず)にセットしてからフイルム送りを開始すると、1コ
マ送り信号が制御回路13に入力される。この制御回路13
は、回転方向信号と駆動パルスとをドライバ14に送り、
パルスモータ9を回転させる。このパルスモータ9の回
転は、送りローラ対7,8に伝達され、ニップしたカット
ネガピース2をプリント位置に向けて移送する。このカ
ットネガピース2の移送中に、ノッチセンサー5は対面
したカットネガピース2の透過光を測定し、各ホトセン
サー5a,5bの出力信号をデコーダ15に送る。
ホトセンサー5a,5bの出力パターンとしては、第4図
に示すように5種類がある。(A)は、ネットネガピー
ス2の先端がホトセンサー5a,5bの手前にある状態を示
し、この場合にはノッチセンサー5から「11」の信号が
出力される。(B)はカットネガピース2の先端がホト
センサー5a,5bの間にある状態を示し、「10」の信号が
出力される。(C)はカットネガピース2のベースがホ
トセンサー5a,5bに対面している状態を示し、「00」の
信号が出力される。(D)はノッチ3がホトセンサー5b
に対面した状態を示し、「01」の信号が出力される。
(E)はノッチ3がホトセンサー5aに対面した状態を示
し、「10」の信号が出力される。
第4図から明らかなように、ノッチ3の検出には、
(D)と(E)とがある。しかし、(E)と、(B)と
は、同じ信号パターンとなるから、その識別ができな
い。そこで、「01」の信号パターンとなる(D)の状態
のときにノッチ検出と決めてある。この信号パターンの
時にデコーダ15はノッチ検出信号発生してこれをカウン
タ16に送る。このカウンタ16は、ノッチ検出信号でリセ
ットされ、その以降の駆動パルスをカウントしてノッチ
3の移動位置を測定する。そして、カウンタ16は、カウ
ント値が距離Lに相当した駆動パルス数に達した時に、
停止信号を制御回路13に送る。この制御回路13は、駆動
パルスの送出しを停止するから、パルスモータ9の回転
が停止する。これにより、焼増しコマがネガマスク4の
マスク開口4aに一致した状態で停止する。焼増しコマが
プリント位置にセットされると、周知のようにプリント
が開始され、このプリント終了後に、再びパルスモータ
9が回転して、前述したようにカットネガピース2のコ
マ送りが再開される。
第5図は本考案の別の実施例を示すものである。この
実施例のノッチセンサー20は、3個のホトセンサー20a,
20b,20cから構成されており、第2図に示す間隔W1と同
じピッチで配列されている。ホトセンサー20bだけがノ
ッチ3に対面し、ノッチセンサー20から「010」の信号
が出力され時に、ノッチ検出と判定する。この実施例で
は、カットネガピース2が右送りであっても、左送りで
あってもノッチ3の検出を正しく行うことができる。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように、本発明は、ノッチの通路
上に第1及び第2の2個のホトセンサーをカットネガピ
ースの送り方向に並べて配列し、第1及び第2のホトセ
ンサーの配置間隔W1を、ホトセンサーの通過経路におけ
るノッチの幅をW2としたときに、{(W2)/2}<(W1)
<(W2)の関係にし、カットネガピースの送り中に、第
1及び第2ホトセンサーの出力パターンを検出し、第1
ホトセンサーがカットネガピース有りで、第2ホトセン
サーがカットネガピース無しの出力パターンのときに、
ノッチ検出信号を出力したから、ネガピースの先端部と
ノッチとを確実に判別することができる。これにより、
カットネガピースのノッチ位置を確実に検出することが
できる。
また、2個のホトセンサーに代えて、3個のホトセン
サーをカットネガピースの送り方向に2個の場合と同じ
配置間隔W1で並べて配列し、第1及び第3のホトセンサ
ーがカットネガピース有りで、第2ホトセンサーがカッ
トネガピース無しの出力パターンのときに、ノッチ検出
信号を出力したから、ネガピースの先端部とノッチとの
判別の他に、ネガピースの後端部とノッチとの判別を行
うことができる。しかも、この場合には、カットネガピ
ースの送り方向を変えても、カットネガピースの端縁と
ノッチとの判別を確実に行うことができ、フィルム送り
方向に関係なくノッチを確実に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はネガマスク,センサー,カットネガピースとの
関係を示す本発明の説明図である。 第2図はノッチセンサーとノッチとの関係を示す説明図
である。 第3図はモータ制御装置の一例を示すブロック図であ
る。 第4図はノッチセンサーとカットネガピースとの関係を
示す説明図である。 第5図は3個のホトセンサーを用いた実施例を示す説明
図である。 2……カットネガピース 2a〜2e……コマ 3……ノッチ 4……ネガマスク 5……ノッチセンサー 5a,5b……ホトセンサー 20……ノッチセンサー 20a,20b,20c……ホトセンサー。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カットネガピースの側縁に形成したノッチ
    の通路上に、第1及び第2の2個のホトセンサーをカッ
    トネガピースの送り方向に並べて配列し、 第1及び第2のホトセンサーの配置間隔W1を、ホトセン
    サーの通過経路におけるノッチの幅をW2としたときに、 {(W2)/2}<(W1)<(W2)の関係にし、 カットネガピースの送り中に、第1及び第2ホトセンサ
    ーの出力パターンを検出し、 第1ホトセンサーがカットネガピース有りで、第2ホト
    センサーがカットネガピース無しの出力パターンのとき
    に、ノッチ検出信号を出力することを特徴とするカット
    ネガピースのノッチ検出方法。
  2. 【請求項2】カットネガピースの側縁に形成したノッチ
    の通路上に、第1,第2,及び第3の3個のホトセンサーを
    カットネガピースの送り方向に並べて配列し、 これら3個のホトセンサーの配置間隔W1を、ホトセンサ
    ーの通過経路におけるノッチの幅をW2としたときに、 {(W2)/2}<(W1)<(W2)の関係にし、 カットネガピースの送り中に、第1ないし第3のホトセ
    ンサーの出力パターンを検出し、 第1及び第3のホトセンサーがカットネガピース有り
    で、第2ホトセンサーがカットネガピース無しの出力パ
    ターンのときに、ノッチ検出信号を出力することを特徴
    とするカットネガピースのノッチ検出方法。
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