JPH0830555B2 - 管路の漏水防止方法および漏水防止用被覆体 - Google Patents

管路の漏水防止方法および漏水防止用被覆体

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JPH0830555B2
JPH0830555B2 JP1209531A JP20953189A JPH0830555B2 JP H0830555 B2 JPH0830555 B2 JP H0830555B2 JP 1209531 A JP1209531 A JP 1209531A JP 20953189 A JP20953189 A JP 20953189A JP H0830555 B2 JPH0830555 B2 JP H0830555B2
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Iseki Kaihatsu Koki KK
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、流動性および固化性を有する注入材によ
り、下水道管のような管路からの水の流出または管路内
への水の流入を防止するいわゆる漏水防止方法およびこ
れに用いる被覆体に関する。
(従来の技術) 下水道管、上水道管、電線用管等の管路における漏水
防止方法の一つとして、流動性および固化性を有する注
入材を漏水防止処理をすべき管の内側から漏水箇所の周
りの地盤に注入し、漏水箇所を注入材で塞ぐ方法があ
る。
この公知の方法は、管内を区画手段により漏水箇所に
対応する空間部と他の空間部とに区画した状態で、注入
材を漏水箇所に対応する空間部に供給し、該注入材を漏
水箇所から該管の周りに注入し、該管の周りに注入され
た注入材を固化させる。
しかし、この公知の方法では、注入材が固化する前に
区画手段を管から撤去すると、漏水箇所の周りの地盤に
注入された注入材が管内に逆流するおそれがある。この
ため、公知の方法では、注入材の固化を促進させる薬剤
を注入材に多量に添加しなければならない。
(解決しようとする課題) 本発明の目的は、注入材が管内へ逆流することを効果
的に防止することができる、管の漏水防止方法および漏
水防止用被覆体を提供することにある。
(解決手段、作用、効果) 本発明の、流動性および固化性を有する注入材を用い
て管路の漏水を防止する方法は前記管路を規定する管の
内径より小さい外径を有する弾性変形可能のスリーブで
あってその外周面に軸線方向に間隔をおいて形成されか
つ周方向に連続して伸びる弾性変形可能の複数の突出部
を有するスリーブと、拡開可能に渦巻状に巻かれた状態
で前記スリーブの内側に配置されたシート状のベース
と、該ベースが前記スリーブ内で拡開されたとき該ベー
スをほぼ筒状に維持する固定手段と、前記ベースが拡開
されたとき前記スリーブと前記ベースとにより形成され
る注入口手段であって前記注入材が前記ベースの内側か
ら軸線方向における前記突出部の間の空間へ流出するこ
とは許すが前記突出部の間の空間内の注入材が前記ベー
スの内側に逆流することは防止する注入口手段とを備え
る被覆体を前記管内に配置し、前記突出部が前記管の内
壁面に押圧されて弾性変形するまで前記スリーブを弾性
変形させるべく前記ベースを拡開させ、前記突出部を弾
性変形させた状態に維持する間、前記注入材を前記注入
口手段を介して前記スリーブと前記管との間に供給し、
前記突出部を弾性変形させた状態に維持すべく前記固定
手段により前記ベースを拡開させた状態に維持すること
を含む。
スリーブと管との間に流出した注入材は、亀裂箇所、
継目等を介して管の周りの地盤に注入される。被覆体が
管の内壁面に装着されているから、注入口手段は有効に
機能し、その結果、スリーブと管との間に流出した注入
材はベースの内側へ逆流することを被覆体により防止さ
れる。このため、管の周りの地盤に注入された注入材は
管内へ逆流しない。スリーブと管との間に流出した注入
材および管の周りに流出した注入材は、時間の経過にと
もなって固化し、その結果亀裂箇所、継目等を経る漏水
が防止される。
本発明の漏水防止方法によれば、ベースを拡開させる
手段および注入材を供給する手段を撤去しても、被覆体
が管の内壁面に装着されていることと、注入口手段が有
効に機能することから、スリーブと管との間に流出した
注入材および管の周りに流出した注入材はベースの内側
へ逆流しない。また、被覆体自体が漏水防止機能を有す
るから、固化した注入材が経年変化により劣化しても、
漏水を防止することができ、漏水を防止している期間が
長い。
被覆体の内側の注入口手段に連通する空間部をベース
を拡開させる拡開手段により他の空間部と区画する間、
前記注入材を管の周りに供給すべく注入材を注入口手段
に連通する空間部に供給すれば、注入材の注入作業が容
易になる。
拡開手段は、固定手段によりベースを拡開させた状態
に維持させた後に除去することができる。
本発明の他の漏水防止方法は、管路を規定する所定の
箇所に前記管の内壁面に沿う環状の凹所を形成すべく前
記管を切削し、前記管の内径より小さい外径を有する弾
性変形可能のスリーブであってその外周面に軸線方向に
間隔をおいて形成されかつ周方向に連続して伸びる弾性
変形可能の複数の突出部を有するスリーブと、拡開可能
に渦巻状に巻かれた状態で前記スリーブの内側に配置さ
れたシート状のベースと、該ベースが前記スリーブ内で
拡開されたとき該ベースをほぼ筒状に維持する固定手段
と、前記ベースが拡開されたとき前記スリーブと前記ベ
ースとにより形成される注入口手段であって前記注入材
が前記ベースの内側から軸線方向における前記突出部の
間の空間へ流出することは許すが前記突出部の間の空間
内の注入材が前記ベースの内側に逆流することは防止す
る注入口手段とを備える被覆体を前記凹所に配置し、前
記突出部が前記管の内壁面に押圧されて弾性変形するま
で前記スリーブを弾性変形させるべく前記ベースを拡開
させ、前記突出部を弾性変形させた状態に維持する間、
前記注入材を前記注入口手段を介して前記スリーブと前
記管との間に供給し、前記突出部を弾性変形させた状態
に維持すべく前記固定手段により前記ベースを拡開させ
た状態に維持することを含む。
この漏水防止方法によれば、被覆体が凹所内に配置さ
れるから、下水導管に適用した場合に、異物が被覆体に
係止することを防止することができる。
本発明の漏水防止用被覆体は、弾性変形可能のスリー
ブであってその外周面に軸線方向に間隔をおいて形成さ
れかつ周方向に連続して伸びる弾性変形可能の複数の突
出部を有するスリーブと、拡開可能に渦巻状に巻かれた
状態で前記スリーブの内側に配置されたシート状のベー
スと、該ベースが前記スリーブ内で拡開されたとき該ベ
ースをほぼ筒状に維持する固定手段と、前記ベースが拡
開されたとき前記スリーブと前記ベースとにより規定さ
れる注入口手段であって流動性を有する注入材が前記ベ
ースの内側から軸線方向における前記突出部の間の空間
へ流出することは許すが前記突出部の間の空間内の注入
材が前記ベースの内側に逆流することは防止する注入口
手段とを含む。
本発明の被覆体によれば、ベースが固定手段により拡
開させた状態に維持される限り、注入口手段の機能が有
効に作用するから、ベースを拡開させる手段および注入
材を供給する手段を撤去しても、スリーブと管との間に
流出した注入材および管の周りに流出した注入材はベー
スの内側へ逆流しない。
注入口手段は、スリーブに軸線方向へ間隔をおいて形
成された一対の切込みであってスリーブをこれの厚さ方
向へ貫通しかつ周方向へ伸びる切込みと、ベースの切込
み間の部位に対応する箇所に形成され、ベースをこれの
厚さ方向へ貫通する穴とを含むことが好ましい。これに
より、注入口手段の構造が簡単になる。
(実施例) 先ず、本発明で用いる被覆体の実施例について説明す
る。
第1図を参照するに、被覆体10は、弾性変形可能のス
リーブ12と、弾性変形可能のシート状のベース14とを含
む。スリーブ12は、ゴム、合成樹脂のように不透水性を
有する高分子材料製であることが好ましい。これに対
し、ベース14は、ステンレス、銅、銅合金のように耐食
性を有する金属材料製であることが好ましい。
スリーブ12は、その筒状部16の軸線方向の各端部に、
対応する端部外周面上を周方向に連続して伸びるように
形成された複数の突出部18,20,22,24を有する。突出部1
8,20,22,24は、第2図に示すように、直角三角形の断面
形状を有しており、また、直角三角形の底辺に対応する
部位が筒状部16の側となるように形成されている。全て
の突出部または中間の突出部20,22を、水を吸収して膨
張する合成樹脂製としてもよい。
ベース14の長手方向の一端部には、雌係合部26が形成
されている。雌係合部26は、第3図に示すように、Z字
状の断面形状を有しかつベース14に固定された長尺の金
具からなる。雌係合部26は、ベース14の幅方向全体にわ
たって伸びる。雌係合部26に受け入れられて該雌係合部
と係合する雄係合部28は、図示の例ではベース14の他端
部であるが、他の形状の係合部たとえば雌係合部26と類
似の金具からなる係合部であってもよい。
第1図および第2図に示すように、スリーブ12は、該
スリーブの厚さ方向の一方の側から他方の側へ達する三
対の切込み30,32を有する。切込み30,32は、スリーブ12
の軸線方向中央部にあって周方向に等角度間隔に形成さ
れている。
これに対し、ベース14は、第3図に示すように、ベー
ス14をこれの厚さ方向に貫通する三つの穴34を有する。
穴34は、係合部26,28が係合する状態にベース14が筒の
形に変形されたときすなわち渦巻状に巻かれたとき、等
角度間隔となる部位に形成されている。
第1図に示すように、ベース14は、雄係合部28が雌係
合部26の内側となり、かつ、中央に位置する一つの穴34
がスリーブ12の一対の切込み30,32の間の部位36と対向
するように、渦巻状に巻かれた後、スリーブ12の内側に
配置される。この状態において、ベース14は、スリーブ
12に拘束されて、半径方向へ拡大すなわち拡開すること
を阻止される。これにより、特殊な金具を用いることな
く、スリーブ12の軸線に沿う方向へのスリーブ12とベー
ス14との相対的な移動を防止することができる。しか
し、ベース14は、これをスリーブ12内に入れることがで
きるように予め渦巻状に巻かれていてもよい。
スリーブ12の内径、スリーブ12の軸線方向長さ、筒状
部16の厚さ、突出部の高さ、突出部の断面形状、突出部
の厚さは、それ等相互の関係、漏水防止処理をすべき管
の大きさ、被処理箇所の大きさ等に応じて任意に選択す
ることができる。しかし、スリーブ12の外径は漏水防止
処理をすべき管の内径より小さい。また、スリーブ12の
内径はベース14をその係合部26,28が係合する状態に拡
開させたときのベース14の外径より小さい。
図示の例では、突出部18,24の高さは筒状部16の厚さ
より大きく、突出部20,22の高さは突出部18,24のそれよ
り大きい。しかし、突出部18,24の高さを筒状部16の厚
さより小さくしてもよいし、筒状部16の厚さと同じにし
てもよい。また、突出部18,20,22,24の高さを同じにし
てもよい。
たとえば、呼径が250mmの下水道管用のスリーブの場
合、スリーブ12の内径、スリーブ12の筒状部16の厚さ、
突出部18,24の高さ、および、突出部20,22の高さは、そ
れぞれ、180〜220mm、0.5〜1mm、2〜5mm、および、5
〜10mmとすることができる。
図示の例では、ベース14の幅すなわち軸線方向長さ
は、スリーブ12の軸線方向長さとほぼ同じであるが、ス
リーブ12の軸線方向最端に位置する両突出部18の外端間
の距離以上であればよい。ベース14の長さは、スリーブ
12の内面に沿う長さより大であるが、漏水防止処理をす
べき管の内径により異なる。ベース14の厚さは、スリー
ブ12のそれより小さくてよく、たとえば0.5〜3mmとする
ことができる。
次に、被覆体10を用いる漏水防止方法について説明す
る。
第4図に示すように、先ず、被覆体10は、これを半径
方向へ拡大すなわち拡開させる拡開機40に配置される。
拡開機40は、軸部42と、該軸部にこれの軸線方向へ間
隔をおいて固定されかつ圧縮空気にような圧力流体によ
り浮輪状に膨張される一対の膨張部44と、圧縮空気のよ
うな圧力流体を受けるニップル46と、流動性の注入材を
受けるニップル48とを備える。ニップル46と両膨張部44
とは、軸部42に形成された穴(図示せず)により連通さ
れている。軸部42は両膨張部44の間の部位の外周面に開
口する注入材噴出口50を有し、噴出口50は軸部42に形成
された他の穴(図示せず)によりニップル48に連通され
ている。
上記のような拡開機40としては、たとえば、本発明の
出願人の一人である東亜グラウト工業株式会社から、バ
ッカーなる商品名で販売されている既知の止水材注入機
を用いることができる。拡開機40は、膨張部44が収縮さ
れた状態で、被覆体10内すなわちベース14の内側に受け
入れられる。
被覆体10は、ベース14の穴34が両膨張部44の間となる
ように拡開機40に配置される。
次いで、膨張部44は、ニップル46および軸部42を介し
て膨張部44に供給される圧力流体により、被覆体10が拡
開機40に対して変位しない程度に膨張され、その状態に
維持される。圧力流体は、地上に配置された流体源から
ホースを介してニップル46に供給される。
第4図に示すように、漏水防止処理をすべき管52内の
被処理箇所には、被覆体10を配置するための凹所54が予
め形成されている。凹所54は、管52の内壁面を周方向全
体にわたって伸びる。凹所40の軸線方向長さは被覆体の
それとほぼ同じであるが、凹所40の深さは突出部20の高
さを含む被覆体10の厚さよりやや小さい。被処理箇所
は、第4図の場合、管52の亀裂56を有する部位である
が、隣り合う管の連結部であってもよい。
次いで、被覆体10および拡開機40は、管52内をこれの
一端部から凹所54の部位まで移動される。被覆体10およ
び拡開機40は、たとえば、拡開機40に連結されたロープ
58を管52の他端部の側へ引くことにより、管52内を移動
させることができる。被覆体10および拡開機40は、管52
内を撮像するテレビカメラを被覆体10および拡開機40と
ともに移動させつつ、テレビカメラによる映像をモニタ
で監視することにより、所定の位置へ移動させることが
できる。
被覆体10および拡開機40が管52内の所定の箇所へ移動
されると、膨張部44がニップル46に供給される圧力流体
によりさらに膨張される。これにより、被覆体10は、ベ
ース14の両端部が僅かに重なる程度にすなわち両係合部
26,28が係合可能になる程度に拡開されて、凹所54に配
置される。
ベース14が拡開されると、被覆体10は、管52の内壁面
に押圧され、その結果、スリーブ12は圧縮される。しか
し、突出部18,20,22,24の断面形状が三角形であるか
ら、被覆体10が管52の内壁面に押圧されたとき、突出部
18,20,22,24が主として弾性変形される。すなわち、図
示の例では、第5図に示すように、突出部18,20,22およ
び24は、それぞれ、突出部20の側と反対の側へ、突出部
22の側へ、突出部24の側へおよび突出部22の側と反対の
側へ曲げられ、さらに圧縮される。その結果、各突出部
は、その復元力により管52の内壁面に押圧される。
各突出部がスリーブ12と一体であるから、突出部18,2
0,22,24が圧縮されても、突出部18,20,22,24の筒状部16
の側の部位は、スリーブ12の軸線方向へ膨張せず、その
結果、突出部18,20,22,24は、管52の内壁面に確実に押
圧される。
ベース14が所定の大きさに拡開されると、穴34は、ス
リーブ12の切込み30,32の間の部位36と対向し、対向す
る部位36により閉塞される。また、拡開機40の膨張部44
がスリーブ12を管52の内壁面に押圧するようにベース14
の内面に当接されるから、管52の内部空間のうち、膨張
部44の間の空間60が膨張部44により他の空間62から区画
される。
次いで、スラリー状のセメントのような流動性および
固化性を有する注入材が地上に設置された注入材源から
拡開機40のニップル48に、管52の周りの土圧より高い圧
力で供給される。注入材としては、粉状、液状、スラリ
ー状のものを用いることができ、また、凝結性、硬化性
のものであることが好ましい。
ニップル48に供給された注入材は、拡開機40の噴出口
50から空間60へ噴出される。空間60に到達した注入材
は、ベース14の穴34からスリーブ12の部位36を押してス
リーブ12の切込み30,32を押し開き、さらに、切込み30,
32から被覆体10と管52との間を介して、管52の亀裂56ま
たは隣り合う管の継目部を経て管52の周りに流出する。
このため、図示の例では、切込み30,32と穴34とは、切
込み30,32間の部位36と共同して、注入口手段として作
用する。
管52の周りに所定量の注入材が注入されると、ニップ
ル48への注入材の供給が停止される。これにより、空間
60内の圧力が低下しかつ管52の周りの土圧がスリーブ12
の外周面に作用するから、ベース14の穴34は、スリーブ
12の部位36により閉塞される。このため、空間60の圧力
が被覆体10の周りの圧力より低下しても、被覆体10の周
りの注入材はベース14の穴34から空間60へ逆流しない。
このため、図示の例では、注入後においては、切込み3
0,32と穴34とは、切込み30,32間の部位36と共同して、
逆流防止手段として作用し、したがって詳細には逆流防
止機能を有する注入口手段として作用する。
膨張部44内の圧力流体が除去された後、拡開機40がテ
レビカメラとともに管52から除去される。膨張部44内の
圧力流体が除去されると、スリーブ12がベース14を縮小
させる力をベース14に作用させるから、第6図に示すよ
うに、ベース14の雄係合部28が雌係合部26に嵌合され
る。これにより、スリーブ12は、拡開された状態に維持
される。
ベース14の雌係合部26と雄係合部28とが係合すると、
ベース14は僅かに縮小するが、この縮小分は突出部18,2
0,22,24が僅かに復元することにより吸収されるから、
スリーブ12の突出部は第4図および第5図に示すように
管52の内壁面に押圧された状態に維持される。このた
め、ベース14の穴34は、スリーブ12の部位36により閉塞
された状態を維持する。
第4図および第5図では、隣り合う突出部間に空隙が
形成されるように示しているが、前記空隙は突出部の変
形量によっては形成されないことがある。また、第6図
では、各突出部が弾性変形されないように示している
が、実際には各突出部は上記のように変形される。
拡開機40の撤去時、空間60に残存している多くの注入
材は拡開機40とともに除去される。その後、管52内は水
等により洗浄される。これにより、管52内に残存してい
る注入材は、洗浄時に清掃水により除去される。清掃水
は、その圧力が管52の周りの土圧より高くならないかぎ
り、被覆体10の周りに流出しない。
被覆体10の周りの注入材、亀裂56内または継目内の注
入材および管52の周りの注入材は、時間の経過とともに
凝結し、固化する。これにより、管52内への漏水または
管52からの漏水が防止される。
上記の実施例によれば、被覆体10が凹所54から突出し
ないから、管52内を流れる流体中の異物が被覆体10に係
止するおそれが少ない。しかし、凹所54は形成しなくて
もよい。
被覆体10を管52内に配置する前に、管52内を清掃する
ことが好ましく、また、補修の間、下水等の流体が管52
内に流入しないように管52への流体の流入口を閉鎖する
ことが好ましい。
突出部の断面形状は、上記以外の形状であってもよ
い。第7図(A)に示す突出部64は二等辺三角形の断面
形状を有し、第7図(B)および(C)に示す突出部6
6,68は筆先のような断面形状を有し、第7図(D)に示
す突出部70は逆W字状の形状断面形状を有する。これら
の突出部によれば、管の内壁面に凹凸があっても、突出
部が管の内壁面に押圧されることにより、被覆体と管と
の間の水密性が維持される。しかし、突出部の断面形状
を台形等他の形状としてもよい。第7図(E)に示す突
出部72は、チューブ状の断面形状を有する。このような
突出部72を有する被覆体の場合も、該被覆体が管の内壁
面に押圧されると、突出部72が主として弾性変形され
る。
ベース14を拡開された状態に維持する固定手段として
の係合部は、ベース14の幅方向に連続している必要はな
く、また、上記した実施例以外の形状および種類の係合
部であってもよい。
第8図に示すベース74は、その長手方向の一端部にあ
って幅方向に間隔をおいた複数箇所に雌係合部76を有す
る。雌係合部76はZ字状の断面形状を有する金具からな
り、該金具はベース74の幅方向へ間隔をおいてベース54
に固定されている。雌係合部76に受け入れて該雌係合部
と係合する雄係合部78も、図示の例では、ベース74の他
端部であるが、他の形状の係合部であってもよい。
雌係合部は、第9図(A)に示すベース80のように、
ベース80の一部をプレス加工等によりベース80の一方の
側から他方の側へ打出した舌片からなる雌係合部82であ
ってもよいし、第9図(B)に示すベース84のように、
ベース84の一端部をY字状に折り曲げることによって形
成された雌係合部86であってもよく、さらに、第9図
(C)に示すベース88のように、ベース88の一端に形成
された複数の穴からなる雌係合部90であってもよい。第
9図(C)に示す雌係合部90を用いる場合は、雌係合部
90に嵌合可能にベース88の他端部に形成された突起を雄
係合部92とすることができる。
ベースを拡開された状態に維持する固定手段として、
複数の雌係合部または複数の雄係合部をベースの長手方
向に間隔をおいて形成してもよい。このようにすれば、
雄係合部および雌係合部の一方を他方のいずれかに係合
させることができるから、互いに係合させるべき係合部
を管への被覆体の押圧力に応じて選択することができ
る。
第10図に示すベース94の固定手段は、ベース94の長手
方向に間隔をおいた複数の仮想的な線のそれぞれに沿っ
て複数の雌係合部96,98,100と、該雌係合部に選択的に
係合される雄係合部102とを有する。雌係合部96,98,100
は、ベース94の一端部の所定の部位に固定されたZ字状
の金具からなる。これに対し、雄係合部102は、ベース9
4の他端部であり、また、他の部位に対しわずかに曲げ
られている。ベース94によれば、雄係合部102をいずれ
かの雌係合部96,98または100に係合させることができる
から、雄係合部102を係合させるべき雌係合部を管への
被覆体の押圧力に応じて選択することができる。
第11図に示すベース104の固定手段は、ベース104の一
端部にマトリクス状に形成された複数の雌係合部106,10
8,110と、ベース104の他端部である雄係合部112とを有
する。雌係合部106,108,110は、ベース104の一部をプレ
ス加工等によりベース104の一方の側から他方の側へ打
出した舌片からなる。雄係合部112は、他の部位に対し
わずかに曲げられている。
第12図に示すベース114の固定手段は、ベース114の長
手方向に間隔をおいてベースの幅方向へ平行に伸びる複
数の雌係合部116,118,120と、該雌係合部に選択的に係
合される雄係合部122とを有する。雌係合部116,118,120
は、ベース114の一端部の所定の部位に固定されたZ字
状の金具からなり、また、ベース114の幅方向へ連続し
ている。これに対し、雄係合部122は、ベース114の他端
部であり、また、他の部位に対しわずかに曲げられてい
る。
第13図に示すベース124の固定手段は、ベース124の一
端部にあってベース124の長手方向へ間隔をおいた複数
の係合部126,128,130,132と、該係合部のいずれか一つ
に係合する係合部134とを有する。係合部126,128,130,1
32は、三角形の断面形状を有する部材からなり、また、
ベース124に固定されている。係合部124は、ベース124
の他端部であり、また、係合部126,128,130,132に容易
に係合することができるように曲げられている。係合部
126,128,130,132のそれぞれは、ベース124の幅方向へ複
数に分割されていてもよい。
第14図に示すベース136の固定手段は、ベース136の一
端部にマトリクス状に形成された複数の矩形の穴からな
る係合部138,140,142と、ベース136の他端部に設けられ
た複数の突出部からなる係合部144とを有する。各突出
部144は、マトリクスの行に対応する穴138,140,142に対
応されており、対応する穴の一つに係合される。穴138,
140,142は、ベース136をその厚さ方向に貫通しており、
また、矩形の対向する一対の辺がベース136の幅方向と
なるように形成されている。これに対し、係合部144
は、直角三角形の断面形状を有しており、また、直角三
角形の直角に交差する二つの辺に対応する二つの面の一
方がベース136の他端縁の側となり、他方がベース136の
側となるように、ベース136に固定されている。
第15図〜第18図に示すベース146の固定手段は、ベー
ス146の一端縁からベース146の幅方向へ間隔をおいて平
行に伸びる一対の帯状の延長部148とを有する。ベース1
46の延長部148と反対の側の端部は、他の部位からベー
ス146の厚さ方向の一方へベース146の厚さよりやや大き
く変形されている。
ベース146の変形された部位には、ベース146の幅方向
へ間隔をおいて形成された細長い一対の切欠部150が形
成されている。切欠部150は、延長部148に対応されてお
り、また、対応する延長部128を受け入れべくベース部1
46の幅方向端縁から中央へ向けて伸びている。切欠部15
0の長さは、対応する延長部148の幅とほぼ同じである。
延長部148の先端部内側には、鋸歯状部152が形成されて
いる。鋸歯状部152の各歯は、ベース146の切欠部150を
規定する部位に係合可能である。
ベース146は、第17図に示すように、延長部148が切欠
部150にベース146の内側から外側へ通され、延長部148
の大部分がベース146の外側となるように、巻かれた状
態でスリーブの内側に配置される。また、ベース146
は、第18図に示すように、鋸歯状部152のいずれかの歯
がベース146の切欠部150を規定する部位と係合すること
により、筒状に拡開された状態に維持される。このた
め、ベース146では、鋸歯状部152の歯と、ベース146の
切欠部150を規定する部位とが、ベース146を拡開された
状態に維持する固定手段として作用する。
本発明は、実際に漏水している箇所の漏水防止処理の
みならず漏水はしていないが、亀裂が形成されている箇
所のように、漏水を生じるおそれのある箇所の漏水防止
処理にも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の被覆材の一実施例を示す斜視図、第2
図はスリーブの一実施例を示す拡大断面図、第3図はベ
ースの一実施例を示す拡大斜視図、第4図は被覆材を拡
開機により半径方向へ拡大させた状態を示す拡大断面
図、第5図は突出部が弾性変形された状態を拡大して示
す断面図、第6図は雌係合部と雄係合部とを係合させた
状態を示す側面図、第7図(A),(B),(C),
(D)および(E)はそれぞれ突出部の他の実施例の断
面形状を示す図、第8図はベースの他の実施例を示す斜
視図、第9図(A),(B)および(C)はそれぞれ雌
係合部の他の実施例を示す図、第10図は係合部のさらに
他の実施例を示す斜視図、第11図はベースのさらに他の
実施例の一部を示す斜視図、第12図、第13図および第14
図はそれぞれベースのさらに他の実施例を示す斜視図、
第15図はベースの他の実施例を示す展開図、第16図は第
15図の16−16線に沿って得た拡大側面図、第17図は第15
図のベースの係合部を係合させる前の状態を拡大して示
す斜視図、第18図は第15図のベースの係合部を係合させ
た状態を示す斜視図である。 10:被覆体、12:スリーブ、 14:ベース、18,20,22,24:突出部、 26,28:係合部、30,32:切込み、 34:穴、40:拡開機、 52:管、64,66,68,70,72:突出部、 74:ベース、76,78:係合部、 80,84,88:ベース、82,86,90,92:係合部、 94,104,114,124,136,146:ベース、 96,98,100,102,106,108,110,112,116,118,120,122,126,
128,130,132,134,138,140,142,144:係合部、 150:切込み、152:鋸歯状部。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流動性および固化性を有する注入材を用い
    て管路の漏水を防止する方法において、前記管路を規定
    する管の内径より小さい外径を有する弾性変形可能のス
    リーブであってその外周面に軸線方向に間隔をおいて形
    成されかつ周方向に連続して伸びる弾性変形可能の複数
    の突出部を有するスリーブと、拡開可能に渦巻状に巻か
    れた状態で前記スリーブの内側に配置されたシート状の
    ベースと、該ベースが前記スリーブ内で拡開されたとき
    該ベースをほぼ筒状に維持する固定手段と、前記ベース
    が拡開されたとき前記スリーブと前記ベースとにより形
    成される注入口手段であって前記注入材が前記ベースの
    内側から軸線方向における前記突出部の間の空間へ流出
    することは許すが前記突出部の間の空間内の注入材が前
    記ベースの内側に逆流することは防止する注入口手段と
    を備える被覆体を前記管内に配置し、前記突出部が前記
    管の内壁面に押圧されて弾性変形するまで前記スリーブ
    を弾性変形させるべく前記ベースを拡開させ、前記突出
    部を弾性変形させた状態に維持する間、前記注入材を前
    記注入口手段を介して前記スリーブと前記管との間に供
    給し、前記突出部を弾性変形させた状態に維持すべく前
    記固定手段により前記ベースを拡開させた状態に維持す
    ることを含む、管路の漏水防止方法。
  2. 【請求項2】前記注入口手段は、前記スリーブに軸線方
    向へ間隔をおいて形成された一対の切込みであって前記
    スリーブをこれの厚さ方向へ貫通しかつ周方向へ伸びる
    切込みと、前記ベースの前記切込みの間の部位に対応す
    る部位に形成され、前記ベースをこれの厚さ方向へ貫通
    する穴とを含む、請求項(1)に記載の漏水防止方法。
  3. 【請求項3】前記被覆体の内側の前記注入口手段に連通
    する空間部を前記ベースを拡開させる拡開手段により他
    の空間部と区画する間、前記注入材を前記管の周りに供
    給すべく、前記注入材を前記注入口手段に連通する前記
    空間部に供給する、請求項(2)に記載の漏水防止方
    法。
  4. 【請求項4】さらに、前記固定手段により前記ベースを
    拡開させた状態に維持させた後、前記拡開手段を除去す
    ることを含む、請求項(3)に記載の漏水防止方法。
  5. 【請求項5】流動性および固化性を有する注入材を用い
    て管路の漏水を防止する方法において、前記管路を規定
    する管の所定の箇所に前記管の内壁面に沿う環状の凹所
    を形成すべく前記管を切削し、前記管の内径より小さい
    外径を有する弾性変形可能のスリーブであってその外周
    面に軸線方向に間隔をおいて形成されかつ周方向に連続
    して伸びる弾性変形可能の複数の突出部を有するスリー
    ブと、拡開可能に渦巻状に巻かれた状態で前記スリーブ
    の内側に配置されたシート状のベースと、該ベースが前
    記スリーブ内で拡開されたとき該ベースをほぼ筒状に維
    持する固定手段と、前記ベースが拡開されたとき前記ス
    リーブと前記ベースとにより形成される注入口手段であ
    って前記注入材が前記ベースの内側から軸線方向におけ
    る前記突出部の間の空間へ流出することは許すが前記突
    出部の間の空間内の注入材が前記ベースの内側に逆流す
    ることは防止する注入口手段とを備える被覆体を前記凹
    所に配置し、前記突出部が前記管の内壁面に押圧されて
    弾性変形するまで前記スリーブを弾性変形させるべく前
    記ベースを拡開させ、前記突出部を弾性変形させた状態
    に維持する間、前記注入材を前記注入口手段を介して前
    記スリーブと前記管との間に供給し、前記突出部を弾性
    変形させた状態に維持すべく前記固定手段により前記ベ
    ースを拡開させた状態に維持することを含む、管路の漏
    水防止方法。
  6. 【請求項6】弾性変形可能のスリーブであってその外周
    面に軸線方向に間隔をおいて形成されかつ周方向に連続
    して伸びる弾性変形可能の複数の突出部を有するスリー
    ブと、拡開可能に渦巻状に巻かれた状態で前記スリーブ
    の内側に配置されたシート状のベースと、該ベースが前
    記スリーブ内で拡開されたとき該ベースをほぼ筒状に維
    持する固定手段と、前記ベースが拡開されたとき前記ス
    リーブと前記ベースとにより規定される注入口手段であ
    って流動性を有する注入材が前記ベースの内側から軸線
    方向における前記突出部の間の空間へ流出することは許
    すが前記突出部の間の空間内の注入材が前記ベースの内
    側に逆流することは防止する注入口手段とを含む、管路
    の漏水防止用被覆体。
  7. 【請求項7】前記注入口手段は、前記スリーブに軸線方
    向へ間隔をおいて形成された一対の切込みであって前記
    スリーブをこれの厚さ方向へ貫通しかつ周方向へ伸びる
    切込みと、前記ベースの前記切込みの間の部位に対応す
    る箇所に形成され、前記ベースをこれの厚さ方向へ貫通
    する穴とを含む、請求項(6)に記載の漏水防止用被覆
    体。
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