JPH0374131A - 管路用物体保持具 - Google Patents
管路用物体保持具Info
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- JPH0374131A JPH0374131A JP1320566A JP32056689A JPH0374131A JP H0374131 A JPH0374131 A JP H0374131A JP 1320566 A JP1320566 A JP 1320566A JP 32056689 A JP32056689 A JP 32056689A JP H0374131 A JPH0374131 A JP H0374131A
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Landscapes
- Sewage (AREA)
- Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野〉
本発明は、下水道管、上水道管、電線用管等の管路内に
物体を保持するための物体保持具に関する。
物体を保持するための物体保持具に関する。
(従来の技術)
ガス管におけるガスの漏洩を防止する方法の一つとして
、漏洩防止用のゴム製スリーブを板ばねのようなバンド
により管の内面に保持させる漏洩防止方法がある(実開
昭60−24993号公報)。バンドは、その一端部に
形成された雄係合部と、該雄係合部を受け入れるべく他
端部に形成された雌係合部とを有する。この漏洩防止方
法は、バンドを雄係合部および雌係合部の一方が他方に
関して内側となるように渦巻状に巻いてスリーブ内に配
置し、バンドとスリーブとを管内の所定の箇所へ移動さ
せ、該箇所においてバンドを拡開させ、バンドの画体合
部を相互に係合させる。これにより、ハンドは筒状に拡
開された状態に維持され、スリーブはバンドにより管の
内壁面に押圧された状態に維持される。
、漏洩防止用のゴム製スリーブを板ばねのようなバンド
により管の内面に保持させる漏洩防止方法がある(実開
昭60−24993号公報)。バンドは、その一端部に
形成された雄係合部と、該雄係合部を受け入れるべく他
端部に形成された雌係合部とを有する。この漏洩防止方
法は、バンドを雄係合部および雌係合部の一方が他方に
関して内側となるように渦巻状に巻いてスリーブ内に配
置し、バンドとスリーブとを管内の所定の箇所へ移動さ
せ、該箇所においてバンドを拡開させ、バンドの画体合
部を相互に係合させる。これにより、ハンドは筒状に拡
開された状態に維持され、スリーブはバンドにより管の
内壁面に押圧された状態に維持される。
管路からの水の流出または管路内への水の流入を防止す
る方法の1つとして、止水用のゴム製スリーブをコイル
ばねにより管の内面に保持させる漏水防止方法がある(
実公昭62−18799号公報)。この漏洩防止方法は
、コイルばねをその直径が小さくなるようにねじられた
状態に拘束してスリーブの内側に配置し、その状態でス
リーブとコイルばねとを管路内の所定の箇所へ移動させ
、その箇所でコイルばねの拘束を解除する。これにより
、スリーブは、コイルばねの復元力で管の内壁面に押圧
される。
る方法の1つとして、止水用のゴム製スリーブをコイル
ばねにより管の内面に保持させる漏水防止方法がある(
実公昭62−18799号公報)。この漏洩防止方法は
、コイルばねをその直径が小さくなるようにねじられた
状態に拘束してスリーブの内側に配置し、その状態でス
リーブとコイルばねとを管路内の所定の箇所へ移動させ
、その箇所でコイルばねの拘束を解除する。これにより
、スリーブは、コイルばねの復元力で管の内壁面に押圧
される。
(解決しようとする課題)
前者の漏洩防止方法で用いるバンドは、−組の係合部を
有するにすぎないから、管の内径、特スリーブを配置す
べき箇所の内径ガ所定の値より大きいと、バンドが拡開
された状態に維持されても、ライナーが管の内壁面に押
圧されず、ライナーを配置すべき箇所の内径が所定の値
より小さいと、係合部か相互に係合するまでバンドを拡
開させることができない。
有するにすぎないから、管の内径、特スリーブを配置す
べき箇所の内径ガ所定の値より大きいと、バンドが拡開
された状態に維持されても、ライナーが管の内壁面に押
圧されず、ライナーを配置すべき箇所の内径が所定の値
より小さいと、係合部か相互に係合するまでバンドを拡
開させることができない。
後者の漏水防止方法のように、物体保持具としてのコイ
ルばねを用いると、該コイルばねの復元力の変化がコイ
ルばねの直径の変化に比べて大きいから、スリーブを管
路に装着したときのコイルばねの復元力がスリーブを配
置すべき箇所の実際の内径と理論的な内径との差すなわ
ち誤差に大きく依存する。その結果、スリーブを配置す
べき箇所の内径が所定の値より大きいと、スリーブが管
の内壁に押圧されない。
ルばねを用いると、該コイルばねの復元力の変化がコイ
ルばねの直径の変化に比べて大きいから、スリーブを管
路に装着したときのコイルばねの復元力がスリーブを配
置すべき箇所の実際の内径と理論的な内径との差すなわ
ち誤差に大きく依存する。その結果、スリーブを配置す
べき箇所の内径が所定の値より大きいと、スリーブが管
の内壁に押圧されない。
したがって、管内への物体保持具として、従来のバンド
およびコイルばねを用いると、いずれも、所定の物体を
管内に保持することができないことが多い。
およびコイルばねを用いると、いずれも、所定の物体を
管内に保持することができないことが多い。
本発明は、物体を配置すべき箇所の内径に誤差があって
も、物体を管内に確実に保持することができる、物体保
持具を提供することを目的とする。
も、物体を管内に確実に保持することができる、物体保
持具を提供することを目的とする。
(解決手段、作用、効果)
本発明の、物体を管内に保持するための物体保持具は、
一端部および他端部を有しかつ前記一端部が前記他端部
の内側となるように拡開可能に筒の形に巻かれたシート
状のベース手段と、該ベース手段に設けられ、該ベース
手段が拡開されたとき互いに共同して前記ベース手段を
ほぼ筒状に維持する固定手段とを含む。前記固定手段は
、前記ベース手段に配置された第1の係合部と、前記ベ
ース手段の前記第1の係合部から周方向に離された箇所
にあって前記第1の係合部と係合可能に配置された複数
の第2の係合部とを含む。前記第2の係合部は、前記第
1の係合部に選択的に係合可能に周方向に間隔をおかれ
ている。
一端部および他端部を有しかつ前記一端部が前記他端部
の内側となるように拡開可能に筒の形に巻かれたシート
状のベース手段と、該ベース手段に設けられ、該ベース
手段が拡開されたとき互いに共同して前記ベース手段を
ほぼ筒状に維持する固定手段とを含む。前記固定手段は
、前記ベース手段に配置された第1の係合部と、前記ベ
ース手段の前記第1の係合部から周方向に離された箇所
にあって前記第1の係合部と係合可能に配置された複数
の第2の係合部とを含む。前記第2の係合部は、前記第
1の係合部に選択的に係合可能に周方向に間隔をおかれ
ている。
本発明の保持具は、物体とともに管内の所定の箇所へ移
動される。その箇所において、先ず、ベース手段が拡開
機により筒状に拡開される。その後、ベース手段を拡開
させる力が除去されると、第1の係合部といずれかの第
2の係合部とが係合される。これにより、ベース手段は
、筒状に拡開された状態に維持され、所定の物体を管内
に保持する。
動される。その箇所において、先ず、ベース手段が拡開
機により筒状に拡開される。その後、ベース手段を拡開
させる力が除去されると、第1の係合部といずれかの第
2の係合部とが係合される。これにより、ベース手段は
、筒状に拡開された状態に維持され、所定の物体を管内
に保持する。
本発明の保持具によれば、第1の係合部といずれかの第
2の係合部とを係合させることができるから、管の物体
を配置すべき部位の内径に多少の誤差があっても、物体
を管内に確実に保持することができる。
2の係合部とを係合させることができるから、管の物体
を配置すべき部位の内径に多少の誤差があっても、物体
を管内に確実に保持することができる。
前記第1および第2の係合部の一方を前記一端部に形成
された雌係合部とし、他方を前記他端部に形成されかつ
前記雌係合部に受け入れられる雄係合部とすることがで
きる。
された雌係合部とし、他方を前記他端部に形成されかつ
前記雌係合部に受け入れられる雄係合部とすることがで
きる。
前記雌係合部を、前記ベース手段の一部をその厚さ方向
の一方の側から他方の側へ打ち出した舌片とし、前記雄
係合部を前記ベース手段の他端縁とすることができる。
の一方の側から他方の側へ打ち出した舌片とし、前記雄
係合部を前記ベース手段の他端縁とすることができる。
前記第1の係合部は前記ベース手段の厚さ方向の一方に
突出する突出部を含み、前記第2の係合部は前記突出部
を受け入れるべく前記ベース手段をその厚さ方向に貫通
する穴を含むことができる。
突出する突出部を含み、前記第2の係合部は前記突出部
を受け入れるべく前記ベース手段をその厚さ方向に貫通
する穴を含むことができる。
前記ベース手段は、シート状のベース部と、該ベース部
の一端縁から前記ベース手段の軸線方向へ間隔をおいて
互いに平行に伸びる一対の帯状の延長部とを含むことが
できる。この場合、前記第1の係合部は、前記ベース部
の前記延長部と反対の側の部位に前記軸線方向へ間隔を
おいて形成された前記軸線方向へ伸びる細長い一対の切
欠部であって前記延長部が受け入れられた切欠部を含み
、前記第2の係合部は前記ベース部の前記切欠部を規定
する部位に係合すべく前記延長部に形成された鋸歯状の
歯を含むことができる。
の一端縁から前記ベース手段の軸線方向へ間隔をおいて
互いに平行に伸びる一対の帯状の延長部とを含むことが
できる。この場合、前記第1の係合部は、前記ベース部
の前記延長部と反対の側の部位に前記軸線方向へ間隔を
おいて形成された前記軸線方向へ伸びる細長い一対の切
欠部であって前記延長部が受け入れられた切欠部を含み
、前記第2の係合部は前記ベース部の前記切欠部を規定
する部位に係合すべく前記延長部に形成された鋸歯状の
歯を含むことができる。
(実施例)
第1図を参照するに、保持具10は、弾性変形可能のシ
ート状のベース12と、該ベースの長手方向の一端部に
配置された複数の雌係合部14゜16.18とを含む。
ート状のベース12と、該ベースの長手方向の一端部に
配置された複数の雌係合部14゜16.18とを含む。
雌係合部14,16.18は、図示の例では、2字状の
断面形状を有しかつベース12にこれの長手方向に間隔
をおいて固定された長尺の金具からなり、また、ベース
12の幅方向全体にわたって伸びる。しかし、雌係合部
14,16.18のそれぞれは、ベース12の幅方向へ
複数に分割されていてもよい。
断面形状を有しかつベース12にこれの長手方向に間隔
をおいて固定された長尺の金具からなり、また、ベース
12の幅方向全体にわたって伸びる。しかし、雌係合部
14,16.18のそれぞれは、ベース12の幅方向へ
複数に分割されていてもよい。
雌係合部14,16.18のいずれかに受け入れられて
該雌係合部と係合する雄係合部20は、図示の例では、
ベース12の他端部であり、また、ベース12の他の部
位に対しわずかに曲げられている。保持具10は、ステ
ンレス、銅、銅合金のように耐食性を有する金属材料製
であることが好ましい。
該雌係合部と係合する雄係合部20は、図示の例では、
ベース12の他端部であり、また、ベース12の他の部
位に対しわずかに曲げられている。保持具10は、ステ
ンレス、銅、銅合金のように耐食性を有する金属材料製
であることが好ましい。
第2図に示すように、保持具10を漏水防止用の被覆体
22として用いるとき、保持具10は、雌係合部14,
16.18および雄係合部20の一方が他方の内側とな
るように、渦巻状に巻かれた状態で、弾性変形可能のゴ
ム製のスリーブ24の内側に配置される。図示の例では
、保持具10は、雌係合部14,16.18が雄係合部
20の外側となるように、巻かれている。
22として用いるとき、保持具10は、雌係合部14,
16.18および雄係合部20の一方が他方の内側とな
るように、渦巻状に巻かれた状態で、弾性変形可能のゴ
ム製のスリーブ24の内側に配置される。図示の例では
、保持具10は、雌係合部14,16.18が雄係合部
20の外側となるように、巻かれている。
第2図に示すように、ベース12がスリーブ24の内側
に配置された状態において、保持具10は、スリーブ2
4に拘束されて、拡開することを阻止される。これによ
り、特殊な金具を用いることなく、スリーブ24の軸線
方向へのスリーブ24と保持具10との相対的な移動を
防止することができる。
に配置された状態において、保持具10は、スリーブ2
4に拘束されて、拡開することを阻止される。これによ
り、特殊な金具を用いることなく、スリーブ24の軸線
方向へのスリーブ24と保持具10との相対的な移動を
防止することができる。
ベース12は、これをスリーブ24内に入れるとき渦巻
状に変形させてもよいし、スリーブ24内に入れること
ができるように予め渦巻状に巻いておいてもよい。また
、ベース12は、雌係合部26が雄係合部28の内側と
なるように、スリーブ24内に配置してもよい。
状に変形させてもよいし、スリーブ24内に入れること
ができるように予め渦巻状に巻いておいてもよい。また
、ベース12は、雌係合部26が雄係合部28の内側と
なるように、スリーブ24内に配置してもよい。
第3図に示すように、スリーブ24は、その筒状部26
の軸線方向の各端部に、対応する端部外周面上を連続し
て伸びるように形成された複数の突出部28,30,3
2.34を有する。突出部2B、30,32.34は、
三角形の断面形状を有しており、また、三角形の底辺に
対応する部位が筒状部26の側となるように形成されて
いる。突出部の断面形状は、上記以外の形状であっても
よい。
の軸線方向の各端部に、対応する端部外周面上を連続し
て伸びるように形成された複数の突出部28,30,3
2.34を有する。突出部2B、30,32.34は、
三角形の断面形状を有しており、また、三角形の底辺に
対応する部位が筒状部26の側となるように形成されて
いる。突出部の断面形状は、上記以外の形状であっても
よい。
スリーブ24の軸線方向における最も外側すなわち最端
部に位置する突出部28と、最も内側(中央部側)に位
置する突出部36とは、筒状部26と同一の材料でかつ
筒状部26に一体に作られている。これに対し、両突出
部28.34の間に(存置する中間の突出部30.32
は、水を吸収して膨張する高分子材料からなる。水を吸
収して膨張する高分子材料としては、たとえば、旭電化
工業株式会社からアゾカウルトラシールなる商品名で販
売されている合成ゴムを用いることができる。
部に位置する突出部28と、最も内側(中央部側)に位
置する突出部36とは、筒状部26と同一の材料でかつ
筒状部26に一体に作られている。これに対し、両突出
部28.34の間に(存置する中間の突出部30.32
は、水を吸収して膨張する高分子材料からなる。水を吸
収して膨張する高分子材料としては、たとえば、旭電化
工業株式会社からアゾカウルトラシールなる商品名で販
売されている合成ゴムを用いることができる。
しかし、突出部30.32を水を吸収して膨張する高分
子材料製とする代りに、筒状部26と同の材料製として
もよいし、突出部30.32を突出部28.34より弾
性変形特に伸縮しやすい材料製としてもよい。また、突
出部28,30゜32.34の全てを、水を吸収して膨
張する高分子材料製としてもよい。
子材料製とする代りに、筒状部26と同の材料製として
もよいし、突出部30.32を突出部28.34より弾
性変形特に伸縮しやすい材料製としてもよい。また、突
出部28,30゜32.34の全てを、水を吸収して膨
張する高分子材料製としてもよい。
突出部30.32の内側の部位は、筒状部26に埋め込
まれている。これにより、突出部30゜32は、スリー
ブ24の軸線方向へ変位することを阻止されている。突
出部30.32の一部を筒状部26に埋め込む代りに、
突出部30.32を筒状部26に接着してもよいし、成
形時または加硫時に突出部30.32と筒状部26とを
一体的に接合または結合してもよい。
まれている。これにより、突出部30゜32は、スリー
ブ24の軸線方向へ変位することを阻止されている。突
出部30.32の一部を筒状部26に埋め込む代りに、
突出部30.32を筒状部26に接着してもよいし、成
形時または加硫時に突出部30.32と筒状部26とを
一体的に接合または結合してもよい。
スリーブ24の内径、スリーブ24の軸線方向長さ、筒
状部26の厚さ、突出部の高さ、突出部の断面形状、突
出部の厚さは、それ等相互の関係、漏水防止処理をすべ
き管の大きさ、被処理箇所の大きさ等に応じて任意に選
択することができる。しかし、スリーブ24の外径は漏
水防止処理すべき管の内径より小さい。また、スリーブ
24の内径はベース12をその係合部26,28が係合
する状態に拡開させたときのベース12の外径より小さ
い。
状部26の厚さ、突出部の高さ、突出部の断面形状、突
出部の厚さは、それ等相互の関係、漏水防止処理をすべ
き管の大きさ、被処理箇所の大きさ等に応じて任意に選
択することができる。しかし、スリーブ24の外径は漏
水防止処理すべき管の内径より小さい。また、スリーブ
24の内径はベース12をその係合部26,28が係合
する状態に拡開させたときのベース12の外径より小さ
い。
図示の例では、突出部28.34の高さは筒状部26の
厚さより大きく、突出部30.32の高さは突出部28
.34のそれより大きい。しかし、突出部28.34の
高さを筒状部26の厚さより小さくしてもよいし、筒状
部26の厚さと同じにしてもよい。また、突出部28,
30゜32.34の高さを同じにしてもよい。
厚さより大きく、突出部30.32の高さは突出部28
.34のそれより大きい。しかし、突出部28.34の
高さを筒状部26の厚さより小さくしてもよいし、筒状
部26の厚さと同じにしてもよい。また、突出部28,
30゜32.34の高さを同じにしてもよい。
たとえば、呼径が250mmの丁水道管用のスリーブの
場合、スリーブ24の内径、スリーブ24の筒状部26
の厚さ、突出部28.34の高さ、および、突出部30
.32の高さは、それぞれ、180〜220mm、0.
5〜1mm。
場合、スリーブ24の内径、スリーブ24の筒状部26
の厚さ、突出部28.34の高さ、および、突出部30
.32の高さは、それぞれ、180〜220mm、0.
5〜1mm。
2〜5mm、および、5〜10mmとすることができる
。
。
図示の例では、ベース12の幅すなわち軸線方向長さは
、スリーブ24の軸線方向長さとほぼ同じであるが、ス
リーブ24の軸線方向最端に位置する両突出部28の外
端間の距離以上であればよい。ベース12の長さは、ス
リーブ24の内面に沿う長さより大であるが、漏水防止
処理をすべき管の内径により異なる。ベース!2の厚さ
は、スリーブ24のそれより小さくてよく、たとえば0
65〜3mmとすることができる。
、スリーブ24の軸線方向長さとほぼ同じであるが、ス
リーブ24の軸線方向最端に位置する両突出部28の外
端間の距離以上であればよい。ベース12の長さは、ス
リーブ24の内面に沿う長さより大であるが、漏水防止
処理をすべき管の内径により異なる。ベース!2の厚さ
は、スリーブ24のそれより小さくてよく、たとえば0
65〜3mmとすることができる。
次に、被覆体22を用いる漏水処理方法について説明す
る。
る。
第4図に示すように、先ず、被覆体22は、該被覆体を
拡開させる拡開機40に配置される。
拡開させる拡開機40に配置される。
拡開機40は、軸部42と、該軸部にこれの軸線方向へ
間隔をおいて固定されかつ圧縮空気のような圧力流体に
より浮き輪状に膨張される膨張部44とを備える。この
ような拡開機40としては、たとえば、本発明の出願人
の一人である東亜グラウト工業株式会社から、バッカー
なる商品名で販売されている止水栓を用いることができ
る。
間隔をおいて固定されかつ圧縮空気のような圧力流体に
より浮き輪状に膨張される膨張部44とを備える。この
ような拡開機40としては、たとえば、本発明の出願人
の一人である東亜グラウト工業株式会社から、バッカー
なる商品名で販売されている止水栓を用いることができ
る。
拡開機40は、膨張部44が収縮された状態で、ベース
12の内側に受け入れられる。
12の内側に受け入れられる。
次いで、膨張部44は、地上に配置された流体源からホ
ースを介してニップル46へ供給される圧縮空気のよう
な圧力流体により、被覆体10が拡開機40に対して変
位しない程度に膨張され、その状態に維持される。ニッ
プル46は軸部42に取り付けられており、軸部42は
ニップル46に供給された圧力流体のための流路な有す
る。
ースを介してニップル46へ供給される圧縮空気のよう
な圧力流体により、被覆体10が拡開機40に対して変
位しない程度に膨張され、その状態に維持される。ニッ
プル46は軸部42に取り付けられており、軸部42は
ニップル46に供給された圧力流体のための流路な有す
る。
第4図に示すように、止水処理をすべき管48内の被処
理箇所には、被覆体22を配置するための凹所50が形
成されている。凹所50は、管48の内壁面を周方向へ
連続して伸びる。凹所50の軸線方向長さは被覆体22
のそれとほぼ同じであるが、凹所50の深さは突出部3
0の高さを含む被覆体22の厚さよりやや小さい。被処
理箇所は、隣り合う管の間の連結部すなわち継目部であ
ってもよいし、また、管に形成された亀裂部分であって
もよい。
理箇所には、被覆体22を配置するための凹所50が形
成されている。凹所50は、管48の内壁面を周方向へ
連続して伸びる。凹所50の軸線方向長さは被覆体22
のそれとほぼ同じであるが、凹所50の深さは突出部3
0の高さを含む被覆体22の厚さよりやや小さい。被処
理箇所は、隣り合う管の間の連結部すなわち継目部であ
ってもよいし、また、管に形成された亀裂部分であって
もよい。
次いで、被覆体22および拡開機40は、管48内をそ
の一端部から凹所50の箇所まで移動される。被覆体2
2および拡開機40は、たとえば、拡開機40に連結さ
れたロープ52を管48の他端部の側へ引くことにより
、管48内を移動させることができる。管48内を撮像
するテレビカメラを被覆体22および拡開機40ととも
に移動させつつ、テレビカメラによる映像をモニタで監
視することにより、被覆体22および拡開機40を所定
の位置へ移動させることができる。
の一端部から凹所50の箇所まで移動される。被覆体2
2および拡開機40は、たとえば、拡開機40に連結さ
れたロープ52を管48の他端部の側へ引くことにより
、管48内を移動させることができる。管48内を撮像
するテレビカメラを被覆体22および拡開機40ととも
に移動させつつ、テレビカメラによる映像をモニタで監
視することにより、被覆体22および拡開機40を所定
の位置へ移動させることができる。
被覆体22および拡開機40か管48内の所定の箇所へ
移動されると、膨張部44がニップル46を介して供給
される圧力流体によりさらに膨張される。これにより、
被覆体22は、ベース12の両端部が僅かに重なる程度
にすなわちいずれか1つの雌係合部14.16または1
8と雄係合部20とが係合可能になる程度に拡開されて
管48の内壁面に押圧され、その結果、スリーブ24は
圧縮される。
移動されると、膨張部44がニップル46を介して供給
される圧力流体によりさらに膨張される。これにより、
被覆体22は、ベース12の両端部が僅かに重なる程度
にすなわちいずれか1つの雌係合部14.16または1
8と雄係合部20とが係合可能になる程度に拡開されて
管48の内壁面に押圧され、その結果、スリーブ24は
圧縮される。
しかし、突出部2B、30,32.34の断面形状か三
角形であるから、被覆体22が管48の内壁面に押圧さ
れたとき、突出部28,30゜32.34は主として弾
性変形され、その結果各突出部は、その復元力により管
48の内壁面に押圧される。突出部28,30,32.
34を有しないスリーブを用いる場合、スリーブ自体か
直接管の内壁面に押圧されて圧縮変形する。
角形であるから、被覆体22が管48の内壁面に押圧さ
れたとき、突出部28,30゜32.34は主として弾
性変形され、その結果各突出部は、その復元力により管
48の内壁面に押圧される。突出部28,30,32.
34を有しないスリーブを用いる場合、スリーブ自体か
直接管の内壁面に押圧されて圧縮変形する。
突出部28.34が筒状部26と一体であり、また、突
出部30.32がスリーブ24の軸線力1rjlへ変位
することを阻止されているから、突出部28,30,3
2.34が圧縮されても、突出部28,30,32.3
4の基端部すなわち筒状部26の側の部位は、スリーブ
24の軸線方向へ膨張せず、その結果、突出部18,2
0゜22.24は、管48の内壁面に確実に押圧される
。
出部30.32がスリーブ24の軸線力1rjlへ変位
することを阻止されているから、突出部28,30,3
2.34が圧縮されても、突出部28,30,32.3
4の基端部すなわち筒状部26の側の部位は、スリーブ
24の軸線方向へ膨張せず、その結果、突出部18,2
0゜22.24は、管48の内壁面に確実に押圧される
。
次いで、膨張部44内の圧力流体が除去された後、拡開
機40がテレビカメラとともに管48から除去される。
機40がテレビカメラとともに管48から除去される。
膨張部44内の圧力流体が除去されると、スリーブ24
がベース12を縮小させる力をベース12に作用させる
から、第5図に示すように、ベース12の雄係合部20
がいずれか1つの雌係合部14.16または18(図示
の例では14)に嵌合される。これにより、ベース12
は僅かに縮小するが、この縮小分は突出部28.30゜
32.34が僅かに復元することにより吸収される。こ
のため、スリーブ24の突出部28゜30.32.34
は、第4図に示すように、管48の内壁面に押圧されか
つ圧縮された状態に維持される。この結果、管48から
の漏水および管48への漏水が防止され、また、被覆体
22は管48内に突出しないように凹所50に配置され
る。
がベース12を縮小させる力をベース12に作用させる
から、第5図に示すように、ベース12の雄係合部20
がいずれか1つの雌係合部14.16または18(図示
の例では14)に嵌合される。これにより、ベース12
は僅かに縮小するが、この縮小分は突出部28.30゜
32.34が僅かに復元することにより吸収される。こ
のため、スリーブ24の突出部28゜30.32.34
は、第4図に示すように、管48の内壁面に押圧されか
つ圧縮された状態に維持される。この結果、管48から
の漏水および管48への漏水が防止され、また、被覆体
22は管48内に突出しないように凹所50に配置され
る。
第5図では、突出部は、弾性変形されていないように示
されているが、実際には第4図に示すように変形されて
いる。また、スリーブ24とベース12との間に空隙が
存在するように示しているが、実際には、スリーブ24
が弾性変形可能の高分子材料製であるから、図示のよう
な空隙は実際には形成されない。
されているが、実際には第4図に示すように変形されて
いる。また、スリーブ24とベース12との間に空隙が
存在するように示しているが、実際には、スリーブ24
が弾性変形可能の高分子材料製であるから、図示のよう
な空隙は実際には形成されない。
被覆体22を管48に装着後、管48の周りの水が管4
8の損傷箇所から、または、管48内を流れる水が被覆
体22と管48との間に入り込むと、突出部20.22
は前記水を吸収して膨張する。これにより、突出部20
.22は、管48に強く押圧され5被覆体22と管48
との間の水密性を維持する。
8の損傷箇所から、または、管48内を流れる水が被覆
体22と管48との間に入り込むと、突出部20.22
は前記水を吸収して膨張する。これにより、突出部20
.22は、管48に強く押圧され5被覆体22と管48
との間の水密性を維持する。
ベース12がシート状であり、また、スリーブ24がそ
の内周面全体にわたってベースにより支持されているか
ら、スリーブ24は、地下水の圧力等に起因する力が作
用してもわずかに圧縮変形されるにすぎない。
の内周面全体にわたってベースにより支持されているか
ら、スリーブ24は、地下水の圧力等に起因する力が作
用してもわずかに圧縮変形されるにすぎない。
止水処理をすべき管が電力線用管、電話線用管等の場合
は、凹所50を形成しなくてもよい。
は、凹所50を形成しなくてもよい。
しかし、特に下水道管の場合、被覆体22を凹所50か
ら突出しないように凹所50に配置すれば、下水ととも
に流下する異物が被覆体22に係止することを防止する
ことができる。
ら突出しないように凹所50に配置すれば、下水ととも
に流下する異物が被覆体22に係止することを防止する
ことができる。
被覆体22を管48内に配置する前に、管48内を清掃
しておくことが好ましく、また、補修の間、下水等の流
体が管48内に流入しないように管48への流体の流入
口を閉鎖しておくことが好ましい。
しておくことが好ましく、また、補修の間、下水等の流
体が管48内に流入しないように管48への流体の流入
口を閉鎖しておくことが好ましい。
被覆体22は、実際に漏水している箇所の漏水防止処理
のために配置することができるのみならず、新設管の継
目のように経午変化により漏水を生じるおそれのある箇
所の漏水防止処理すなわち予防のためにも配置すること
ができる。
のために配置することができるのみならず、新設管の継
目のように経午変化により漏水を生じるおそれのある箇
所の漏水防止処理すなわち予防のためにも配置すること
ができる。
スリーブ26の突出部2B、30,32.34は、かな
らずしも必要ではない。しかし、スリーブ26に突出部
を形成した被覆体22を用いると、第6図に示すように
、隣り合う管48a、48bが互いに変位していても、
管48a、Jab内とその周囲とを被覆体22により隔
離することができる。
らずしも必要ではない。しかし、スリーブ26に突出部
を形成した被覆体22を用いると、第6図に示すように
、隣り合う管48a、48bが互いに変位していても、
管48a、Jab内とその周囲とを被覆体22により隔
離することができる。
ベース12を拡開された状態に維持する固定手段として
の係合部は、ベース12の幅方向に連続している必要は
ない。また、ベース12を拡開された状態に維持する固
定手段としては、上記した実施例以外の形状および種類
の係合部であってもよい。たとえば、雄係合部は、雌係
合部14,16.18と類似の金具からなる係合部であ
ってもよい。また、雌係合部は、たとえば、第7図(A
)、(B)および(C)に示す保持具54,56.58
のような係合部とすることができる。
の係合部は、ベース12の幅方向に連続している必要は
ない。また、ベース12を拡開された状態に維持する固
定手段としては、上記した実施例以外の形状および種類
の係合部であってもよい。たとえば、雄係合部は、雌係
合部14,16.18と類似の金具からなる係合部であ
ってもよい。また、雌係合部は、たとえば、第7図(A
)、(B)および(C)に示す保持具54,56.58
のような係合部とすることができる。
第7図(A)に示す保持具54は、ベース6゜の一部を
プレス加工等によりベース6oの一方の側から他方の側
へ打出した舌片からなる雌係合部62を備える。また、
第7図(B)に示す保持具58は、そのベース64の一
端部をY字状に折り曲げることによって形成された雌係
合部66を備える。さらに、第7図(C)に示す保持具
58は、そのベース68の一端に形成された複数の穴(
または溝)からなる雌係合部7oを有する。
プレス加工等によりベース6oの一方の側から他方の側
へ打出した舌片からなる雌係合部62を備える。また、
第7図(B)に示す保持具58は、そのベース64の一
端部をY字状に折り曲げることによって形成された雌係
合部66を備える。さらに、第7図(C)に示す保持具
58は、そのベース68の一端に形成された複数の穴(
または溝)からなる雌係合部7oを有する。
第7図(C)に示す保持具58の場合は、雌係合部70
に嵌合可能にベース68の他端部に形成された突起を雌
係合部72とすることができる。
に嵌合可能にベース68の他端部に形成された突起を雌
係合部72とすることができる。
第8図に示す保持具74の固定手段は、ベース76の一
端部にマトリクス状に形成された複数の雌係合部7B、
80.82と、ベース76の他端縁部である雄係合部8
4とを有する。雌係合部78,80.82は、ベース7
6の一部をプレス加工等によりベース76の一方の側か
ら他方の側へ打出した舌片からなる。雄係合部84は、
ベース76の他の部位に対しわずかに曲げられている。
端部にマトリクス状に形成された複数の雌係合部7B、
80.82と、ベース76の他端縁部である雄係合部8
4とを有する。雌係合部78,80.82は、ベース7
6の一部をプレス加工等によりベース76の一方の側か
ら他方の側へ打出した舌片からなる。雄係合部84は、
ベース76の他の部位に対しわずかに曲げられている。
保持具74も、雄係合部84をいずれかの雌係合部78
.80または82に係合させることができる 第9図に示す保持具86は、固定手段として、ベース8
8の長手方向に間隔をおいた複数の仮想的な線のそれぞ
れに沿って配置された複数の雌係合部90,92.94
と、該雌係合部に選択的に係合される雄係合部96とを
有する。雌係合部90,92.94は、ベース88の一
端部の所定の部位に固定された2字状の金具からなる。
.80または82に係合させることができる 第9図に示す保持具86は、固定手段として、ベース8
8の長手方向に間隔をおいた複数の仮想的な線のそれぞ
れに沿って配置された複数の雌係合部90,92.94
と、該雌係合部に選択的に係合される雄係合部96とを
有する。雌係合部90,92.94は、ベース88の一
端部の所定の部位に固定された2字状の金具からなる。
これに対し、雄係合部96は、ベース88の他端縁部で
あり、また、ベース88の他の部位に対しわずかに曲げ
られている。この保持具86も、雄係合部96をいずれ
かの雌係合部90,92.94に係合させることができ
る。
あり、また、ベース88の他の部位に対しわずかに曲げ
られている。この保持具86も、雄係合部96をいずれ
かの雌係合部90,92.94に係合させることができ
る。
第1O図に示す保持具98は、その固定手段として、ベ
ース100の−・端部にあってべ一ス102の長子方向
へ間隔をおいた複数の係合部102,104,106,
108と、該係合部のいずれか一つに係合する係合部1
10とを有する。係合部102,104,106,10
8は、三角形の断面形状を有する部材からなり、また、
ベース102に固定されている。係合部110は、ベー
ス100の他端縁部であり、また、係合部102,10
4,106,108の1つに容易に係合することができ
るように曲げられている。
ース100の−・端部にあってべ一ス102の長子方向
へ間隔をおいた複数の係合部102,104,106,
108と、該係合部のいずれか一つに係合する係合部1
10とを有する。係合部102,104,106,10
8は、三角形の断面形状を有する部材からなり、また、
ベース102に固定されている。係合部110は、ベー
ス100の他端縁部であり、また、係合部102,10
4,106,108の1つに容易に係合することができ
るように曲げられている。
係合部102,104,106,108のそれぞれは、
ベース100の幅方向へ複数に分割されていてもよい。
ベース100の幅方向へ複数に分割されていてもよい。
第11図に示す保持具112は、その固定手段として、
ベース114の一端部にマトリクス状に形成された複数
の矩形の穴からなる係合部116,118,120と、
ベース114の他端部に設けられた複数の突出部からな
る係合部122とを存する。各突出部124は、マトリ
クスの行に対応する穴116,118,120に対応さ
れており、対応する穴の一つに係合される。穴116.
118.120は、ベース114をその厚さ方向に貫通
しており、また、矩形の対向する一対の辺がベース11
4の幅方向となるように形成されている。これに対し、
係合部122は、直角三角形の断面形状を有しており、
また、直角三角形の直角に交差する二つの辺に対応する
二つの面の一方がベース114の他端縁の側となり、他
方がベース1】4の側となるように、ベース114に固
定されている。
ベース114の一端部にマトリクス状に形成された複数
の矩形の穴からなる係合部116,118,120と、
ベース114の他端部に設けられた複数の突出部からな
る係合部122とを存する。各突出部124は、マトリ
クスの行に対応する穴116,118,120に対応さ
れており、対応する穴の一つに係合される。穴116.
118.120は、ベース114をその厚さ方向に貫通
しており、また、矩形の対向する一対の辺がベース11
4の幅方向となるように形成されている。これに対し、
係合部122は、直角三角形の断面形状を有しており、
また、直角三角形の直角に交差する二つの辺に対応する
二つの面の一方がベース114の他端縁の側となり、他
方がベース1】4の側となるように、ベース114に固
定されている。
第12図・−第15図に示す保持具124の固定手段は
、ベース126の一端縁からベース126の幅方向へ間
隔をおいて平行に伸びる一対の帯状の延長部128とを
有する。ベース126の延長部128と反対の側の端部
は、他の部位からベース126の厚さ方向の一方へベー
ス126の厚さよりやや大きく変形されている。
、ベース126の一端縁からベース126の幅方向へ間
隔をおいて平行に伸びる一対の帯状の延長部128とを
有する。ベース126の延長部128と反対の側の端部
は、他の部位からベース126の厚さ方向の一方へベー
ス126の厚さよりやや大きく変形されている。
ベース126の変形された部位には、ベース126の幅
方向へ間隔をおいて形成された細長い一対の切欠部13
0が形成されている。切欠部130は、延長部128に
対応されており、また、対応する延長部128を受け入
れべくベース部126の幅方向端縁から中央へ向けて伸
びている。切欠部130の長さは、対応する延長部12
8の幅とほぼ同じである。延長部128の先端部内側に
は、鋸歯状部132が形成されている。鋸歯状部132
の各歯は、ベース126の切欠部130を規定する部位
に係合可能である。
方向へ間隔をおいて形成された細長い一対の切欠部13
0が形成されている。切欠部130は、延長部128に
対応されており、また、対応する延長部128を受け入
れべくベース部126の幅方向端縁から中央へ向けて伸
びている。切欠部130の長さは、対応する延長部12
8の幅とほぼ同じである。延長部128の先端部内側に
は、鋸歯状部132が形成されている。鋸歯状部132
の各歯は、ベース126の切欠部130を規定する部位
に係合可能である。
ベース126は、第14図に示すように、延長部128
が切欠部130にベース126の内側から外側へ通され
、延長部128の大部分がベース126の外側となるよ
うに、巻かれた状態でライナーの内側に配置される。ま
た、ベース126は、7J15図に示すように、鋸歯状
部132のいずれかの歯がベース126の切欠部130
を規定する部位と係合することにより、筒状に拡開され
た状態に維持される。このため、ベース126では、鋸
歯状部132の歯と、ベース126の切欠部130を規
一定する部位とが、ベース126を拡開された状態に維
持する固定手段として作用する。
が切欠部130にベース126の内側から外側へ通され
、延長部128の大部分がベース126の外側となるよ
うに、巻かれた状態でライナーの内側に配置される。ま
た、ベース126は、7J15図に示すように、鋸歯状
部132のいずれかの歯がベース126の切欠部130
を規定する部位と係合することにより、筒状に拡開され
た状態に維持される。このため、ベース126では、鋸
歯状部132の歯と、ベース126の切欠部130を規
一定する部位とが、ベース126を拡開された状態に維
持する固定手段として作用する。
第1図は本発明の保持具の一実施例を示す斜視図、第2
図は第1図の保持具を用いた被覆体の一実施例を示す斜
視図、第3図は第2図の被覆体で用いるスリーブの一実
施例を示す断面図、第4図は被覆体を拡開機により拡開
させた状態を示す断面図、第5図は雄係合部と雄係合部
とを係合させた状態を示す側面図、第6図は互いに変位
した管内に被覆体を配置した場合の実施例を示す図、第
7図(A)、(B)、(C)は係合部の他の実施例を示
す斜視図、第8図、第9図、第10図および第11図は
それぞれ保持具のさらに他の実施例を示す斜視図、第1
2図は保持具のさらに他の実施例を示す展開図、第13
図は第12図の13−13線に沿って得た拡大側面図、
第14図は第12図の保持具の係合部を係合させる前の
状態を拡大して示す斜視図、第15図は第12図の保持
具の係合部を係合させた状態を示す斜視図である。 10、 54. 56. 58. 74. 86. 9
8゜112,124:保持具、 12、 60. 64. 6B、 76、 88.
100゜114.126:ベース、 14、 16. 18. 20. 62. 66、 7
0゜72、 78. 80. 82. 84. 90.
92゜94、 96. 102. 104. 106
. 108゜110.116,118,120,122
:係合部(固定手段)、 130:切欠部、 132;鋸歯状部(固定手段)、 48.48a、48b:管。
図は第1図の保持具を用いた被覆体の一実施例を示す斜
視図、第3図は第2図の被覆体で用いるスリーブの一実
施例を示す断面図、第4図は被覆体を拡開機により拡開
させた状態を示す断面図、第5図は雄係合部と雄係合部
とを係合させた状態を示す側面図、第6図は互いに変位
した管内に被覆体を配置した場合の実施例を示す図、第
7図(A)、(B)、(C)は係合部の他の実施例を示
す斜視図、第8図、第9図、第10図および第11図は
それぞれ保持具のさらに他の実施例を示す斜視図、第1
2図は保持具のさらに他の実施例を示す展開図、第13
図は第12図の13−13線に沿って得た拡大側面図、
第14図は第12図の保持具の係合部を係合させる前の
状態を拡大して示す斜視図、第15図は第12図の保持
具の係合部を係合させた状態を示す斜視図である。 10、 54. 56. 58. 74. 86. 9
8゜112,124:保持具、 12、 60. 64. 6B、 76、 88.
100゜114.126:ベース、 14、 16. 18. 20. 62. 66、 7
0゜72、 78. 80. 82. 84. 90.
92゜94、 96. 102. 104. 106
. 108゜110.116,118,120,122
:係合部(固定手段)、 130:切欠部、 132;鋸歯状部(固定手段)、 48.48a、48b:管。
Claims (6)
- (1)物体を管内に保持するための物体保持具であって
、一端部および他端部を有しかつ前記一端部が前記他端
部の内側となるように拡開可能に筒の形に巻かれたシー
ト状のベース手段と、該ベース手段に設けられ、該ベー
ス手段が拡開されたとき互いに共同して前記ベース手段
をほぼ筒状に維持する固定手段とを含み、前記固定手段
は、前記ベース手段に配置された第1の係合部と、前記
ベース手段の前記第1の係合部から周方向に離された箇
所にあって前記第1の係合部と係合可能に配置された複
数の第2の係合部とを含み、前記第2の係合部は、前記
第1の係合部に選択的に係合可能に周方向に間隔をおか
れている、管路用物体保持具。 - (2)前記第1および第2の係合部の一方は前記一端部
に形成された雌係合部であり、前記第1および第2の係
合部の他方は前記他端部に形成されかつ前記雌係合部に
受け入れられる雄係合部である、請求項(1)に記載の
物体保持具。 - (3)前記雌係合部は、前記ベース手段の一部をその厚
さ方向の一方の側から他方の側へ打ち出した舌片を含む
、請求項(2)に記載の物体保持具。 - (4)前記雄係合部は、前記ベース手段の他端縁である
、請求項(2)または(3)に記載の物体保持具。 - (5)前記第1の係合部は前記ベース手段の厚さ方向の
一方に突出する突出部を含み、前記第2の係合部は前記
突出部を受け入れるべく前記ベース手段をその厚さ方向
に貫通する穴を含む、請求項(1)に記載の物体保持具
。 - (6)前記ベース手段は、シート状のベース部と、該ベ
ース部の一端縁から前記ベース手段の軸線方向へ間隔を
おいて互いに平行に伸びる一対の帯状の延長部とを含み
、前記第1の係合部は、前記ベース部の前記延長部と反
対の側の部位に前記軸線方向へ間隔をおいて形成された
前記軸線方向ヘ伸びる細長い一対の切欠部であって前記
延長部が受け入れられた切欠部を含み、前記第2の係合
部は前記ベース部の前記切欠部を規定する部位に係合す
べく前記延長部に形成された鋸歯状の歯を含む、請求項
(1)に記載の物体保持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1320566A JPH0374131A (ja) | 1989-12-12 | 1989-12-12 | 管路用物体保持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1320566A JPH0374131A (ja) | 1989-12-12 | 1989-12-12 | 管路用物体保持具 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1207839A Division JP2565405B2 (ja) | 1989-08-14 | 1989-08-14 | 管路の漏水防止用被覆体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0374131A true JPH0374131A (ja) | 1991-03-28 |
Family
ID=18122866
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1320566A Pending JPH0374131A (ja) | 1989-12-12 | 1989-12-12 | 管路用物体保持具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0374131A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5765492A (en) * | 1980-10-09 | 1982-04-21 | Hakko Co | Leakageproofing method of buried pipe |
JPS6417757U (ja) * | 1987-07-23 | 1989-01-30 |
-
1989
- 1989-12-12 JP JP1320566A patent/JPH0374131A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5765492A (en) * | 1980-10-09 | 1982-04-21 | Hakko Co | Leakageproofing method of buried pipe |
JPS6417757U (ja) * | 1987-07-23 | 1989-01-30 |
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