JP2600037B2 - 管路の止水方法、管路の連結部の構造および止水材 - Google Patents

管路の止水方法、管路の連結部の構造および止水材

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JP2600037B2
JP2600037B2 JP3504015A JP50401591A JP2600037B2 JP 2600037 B2 JP2600037 B2 JP 2600037B2 JP 3504015 A JP3504015 A JP 3504015A JP 50401591 A JP50401591 A JP 50401591A JP 2600037 B2 JP2600037 B2 JP 2600037B2
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伸吉 大岡
幸雄 鈴木
恒 喜多島
栄宏 野田
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東亜グラウト工業株式会社
株式会社イセキ開発工機
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【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、第1の管路と該第1の管路から分岐された
第2の管路との連結部を止水する方法、止水のための前
記連結部の構造および止水材に関する。
背景技術 下水道の本管のような第1の管路と、枝管のような第
2の管路との連結部は、一般に、モルタルのような接合
剤により液密的に接合されている。接合剤は、一般に、
第1および第2の管路が相対的にわずかに変位するだけ
で、第1または第2の管路から剥離される。その結果、
連結部に隙間が形成され、連結部の液密性が低下する。
連結部の液密性が低下すると、連結部に形成された間隙
からの漏水を防止する止水処理が行われる。
この種の止水処理は、一般に、セメント系または溶液
系の止水剤を間隙内および連結部の周りに注入し、該止
水剤を凝結させる、いわゆる薬液注入法により行われて
いる。
しかし、薬液注入法は、実際に漏水していると、止水
剤が希釈流亡されて、止水剤が固化されないことがあ
り、また管路内に流出した止水剤を除去する後処理をし
なければならない。
また、セメント系の止水剤を用いる薬液注入法では、
硬化後の止水剤が弾力性を有しないから、振動、地盤沈
下等に起因して管が変位すると、硬化した止水剤が管路
から剥離したり、硬化した止水剤にクラックが形成さ
れ、したがって長期間安定した止水効果を期待すること
ができない。
さらに、溶液系の止水剤を用いる薬液注入法では、止
水剤の機械的強度が弱く、止水効果を長期間安定して維
持することができない。
第1および第2の管路の連結部を止水する他の技術の
1つとして、弾力性を有する挿入筒と、該挿入筒の基端
部に続く弧状のフランジとを備える補強バッドを用い、
挿入筒を第2の管路に挿入し、挿入筒の外側面を第2の
管路の内面に接着し、フランジの外側面を第1の管路の
内面に接着する技術がある(特開昭63−167193号公
報)。しかし、この従来技術では、接着剤が硬化するま
で、フランジおよび挿入筒をそれぞれ第1および第2の
管路の内面に押圧していなければならないから、作業能
率が著しく低い。
発明の開示 本発明は、止水剤および接着剤を用いることなく、連
結部の止水処理をすることができる、管路の止水方法、
管路の連結部の構造および止水材を提供することを目的
とする。
本発明の、第1の管路と該第1の管路から分岐された
第2の管路との連結部を止水する方法は、第2の管路の
長さ以上の長さを有しかつホース状の基材に熱または光
により硬化される樹脂を含浸させた伸縮可能のホース部
と該ホース部の一端に一体的に続くフランジ部とを有す
る不透水性の止水部材を、前記フランジ部が第1の管路
内となりかつ前記ホース部が第2の管路内となるよう
に、第1および第2の管路に配置し、次いで前記フラン
ジ部が第1の管路の内面に液密的に接触しかつ前記ホー
ス部が第2の管路内を伸びるように、前記止水部材を維
持することを含む。
前記止水部材を維持するステップは、半径方向へ拡開
可能に筒の形に巻かれたシート状のベースであって該ベ
ースをこれが半径方向へ拡開された状態に維持する複数
の係合部を有するベースを第1の管路内に配置し、前記
ベースを半径方向へ拡開させて前記フランジ部を前記ベ
ースにより第1の管路の内面に押圧し、前記係合部を互
いに係合させて前記ベースを半径方向へ拡開させた状態
に維持することにより、前記フランジ部を第1の管路の
内面に液密的に接触させることを含む。
本発明の、第1の管路と該第1の管路から分岐された
第2の管路との連結部の構造は、第2の管路の長さとほ
ぼ同じ長さを有する硬化されたホース部および該ホース
部の一端に一体的に続くフランジ部を有する不透水性の
止水部材と、筒の形に巻かれた状態で第1の管路内に配
置されたシート状のベースであって第1および第2の管
路の分岐部に整合された穴を有するベースとを含み、前
記係合部は互いに係合されて前記ベースを半径方向へ拡
開させた状態に維持しており、前記フランジ部は前記ベ
ースにより前記第1の管路の内面に液密的に接触されて
おり、前記ホース部は前記第2の管路内を伸びるように
配置されている。
本発明の、第1の管路と該第1の管路から分岐された
第2の管路との連結部の止水に用いる止水材は、第2の
管路の長さ以上の長さを有しかつホース状の基材に熱ま
たは光により硬化される樹脂を含浸させた伸縮可能のホ
ース部および該ホース部の一端に一体的に続くフランジ
部を備える不透水性の止水部材と、半径方向へ拡開可能
に筒の形に巻かれたシート状のベースであって第1の管
路内に配置されて半径方向へ拡開した状態において前記
フランジ部を第1の管の内面に押圧した状態に維持する
ためのベースとを含み、前記ベースは、該ベースが半径
方向へ拡開されたとき互いに係合されて前記ベースをこ
れが半径方向へ拡開した状態に維持する複数の係合部を
有する。
前記係合部が互いに係合された状態において前記第1
および第2の管路の分岐部に整合される穴は、前記ベー
スに予め形成しておいてもよいし、前記係合部を互いに
係合させた後に前記ベースに形成してもよい。
止水部材は、フランジ部が第1の管路内となりかつホ
ース部が第2の管路内を伸びるように、第1の管路内か
らまたは第2の管路の上端部の側から配置される。フラ
ンジ部と第1の管路との間の液密性は、フランジ部がベ
ースにより第1の管路の内面に液密的に接触されること
により、維持される。これに対し、ホース部と第2の管
路との間の液密性は、硬化されたホース部が第2の管路
内を地下水のレベルより上方まで伸びることにより、維
持される。
ベースは、第1の管路内に配置され、次いで半径方向
へ拡大すなわち拡開される。これにより、フランジ部
は、前記ベースにより第1の管路の内面に押圧される。
その後、ベースは、これに設けられた複数の係合部が互
いに係合されることにより半径方向へ拡開された状態に
維持され、その結果、フランジ部は第1の管路の内面に
液密的に係止される。
このため、本発明によれば、連結的に形成された間隙
を閉鎖する止水剤、および、止水部材を管路に接着する
接着剤を用いることなく、管路の連結部からの漏水を防
止することができる。
フランジ部を第1の管路の内面に押圧する手段とし
て、前記ベースと、弾性変形可能のスリーブとを用いる
ことができる。この場合、前記ベースは、拡開可能に筒
の形に巻かれた状態で前記スリーブ内に配置された状態
で、前記スリーブとともに第1の管路内に配置され、次
いで半径方向へ拡開される。これにより、前記フランジ
部は、前記ベースおよび前記スリーブにより第1の管路
の内面に押圧される。その後、前記ベースは、これに設
けられた複数の係合部が互いに係合されることにより、
半径方向へ拡開された状態に維持され、その結果前記フ
ランジ部は第1の管路の内面に液密的に係止される。
前記止水材を配置するに先立って、前記フランジ部、
前記スリーブおよび前記ベースをこれらが第1の管路の
内面から突出しないように配置する凹所を第1の管路の
内面に形成することが好ましい。
前記フランジ部は、前記ホース部の側の面およびこれ
と反対の側の面のうちの少なくとも1つの面に形成され
た複数の突出部を有することが好ましい。このようにす
れば、半径方向へ拡開可能に筒の形に巻かれたシート状
のベースを第1の管路内で半径方向へ拡開させて前記フ
ランジ部を前記ベースにより第1の管路の内面に押圧す
るとき、前記突出部を主として弾性変形させることがで
きる。
前記突出部が前記ホース部の側の面と反対の側の面に
形成されている場合、前記フランジ部が第1の管路の内
面に押圧されて弾性変形された状態に維持されることに
より、第1の管路の内面とフランジ部との間の液密性が
維持される。
これに対し、前記突出部が前記ホース部の側の面に形
成されている場合、前記突出部が第1の管路の内面に押
圧されて弾性変形された状態に維持されることにより、
第の管路の内面とフランジ部との間の液密性が維持され
る。
前記突出部は、前記ホース部の軸線の周りを連続して
伸びる環状の突出部であることが好ましい。このように
すれば、前記フランジ部と第1の管路の内面との接触部
が前記ホース部の軸線の周りを連続して伸びるから、前
記フランジ部と第1の管路の内面との液密性をより確実
に維持することができる。
前記フランジ部は、前記ホース部の端部を半径方向に
広げた主部と、該主部のホース部の側に取り付けられた
弾性変形可能の補助部材とを備えることができる。この
場合、前記突出部は前記補助部材に一体的に形成されて
いる。
図面の簡単な説明 第1図は、本発明の止水部材の一実施例を示す断面図
である。
第2図は、第1図の止水部材を配置した管路の断面図
である。
第3図は、第1図の止水部材とともに用いるベースの
一実施例を展開して示す斜視図である。
第4図は、第3図のベースを筒の形に巻いた状態を示
す斜視図である。
第5図は、第1図の止水部材および第4図のベースを
装着した管路をベース用の拡開機とともに示す断面図で
ある。
第6図は、管路に装着されたベースに穴を形成した状
態を示す断面図である。
第7図は、補修管部を管路に形成した実施例を示す断
面図である。
第8図は、第1の管路に凹所を形成した場合の止水構
造の一実施例を示す断面図である。
第9図は、第1の管路に凹所を形成した場合の止水構
造の他の実施例を示す断面図である。
第10図は、ベースとスリーブを示す斜視図である。
第11図は、第10図のベースとスリーブとを装着した管
路の断面図である。
第12図は、ベースの他の実施例を示す展開図である。
第13図は、第12図の13−13線に沿って得た断面図であ
る。
第14図は、第12図のベースの左側面図である。
第15図は、本発明の止水部材の他の実施例を示す斜視
図である。
第16図は、第15図の止水部材のフランジ部の近傍を拡
大して示す断面図である。
第17図は、ベースのさらに他の実施例を示す斜視図で
ある。
第18図は、第17図のベースを展開し状態で示す斜視図
である。
第19図は、第17図のベースを拡開機とともに管路内に
移動させた状態を示す断面図である。
第20図は、ベースを管路内で半径方向へ拡開させた状
態を示す断面図である。
第21図は、第15図の止水部材の突出部が変形された状
態を示す断面図である。
発明を実施するための最良の改良 第1図および第2図に示す止水部材10は、地中に埋設
された第1の管路12と、該第1の管路から分岐された第
2の管路14との連結部16からの漏水防止に用いられる。
図示の例では、第1の管路12および第2の管路14は、そ
れぞれ、地中に敷設された本管および枝管である。しか
し、第1の管路12は、既設の本管とこれの内側に形成さ
れたコーティング管すなわち補修管部とからなる管路で
あってもよい。
止水部材10は、伸縮可能のホース部18と、該ホース部
の一端部に一体的に続く弾性変形可能のフランジ部20と
を有する。ホース部18は、これを配置すべき第2の管路
14の内径とほぼ同じ外径を有するとともに第2の管路14
の長さ以上の長さを有しており、また熱硬化性または光
硬化性の合成樹脂からなる。
しかし、ホース部18は、熱硬化性または光硬化性の合
成樹脂を、織物、編物、スポンジ状の素材等によりホー
ス状に形成された伸縮可能の基材に含浸させたものであ
ってもよい。
フランジ部20は、第2の管路14の外径よりも大きい外
径を有するとともにホース部18の厚さ寸法よりやや大き
い厚さを有する。フランジ部2は、ホース部18の軸線の
周りを連続して伸びる複数の突出部22をホース部18の側
の面と反対の側の面に有する。
ホース部18およびフランジ部20の厚さは、図示の例の
ようにほぼ同じであってもよいし、異なっていてもよ
く、特にホース部18の厚さをフランジ部20の厚さより小
さくすることが好ましい。
連続部16からの漏水防止のために、さらに、第3図に
示すシート状のベース24が用いられる。ベース24は、弾
性変形可能のシート部26と、該シート部の一端部に形成
された複数の雌係合部28と、シート部26の他端部に形成
されかつ雌係合部28と係合可能の雄係合部30とを有す
る。
図示の例では、雌係合部28は、Z字状の断面形状を有
しかつシート部26に固定された長尺の金具からなり、雄
係合部30は、シート部26の他端部であり、また、雌係合
部28が設けられた面と反対の面の側へ折り曲げられてい
る。
ホース部18の厚さ、フランジ部20の厚さ、突出部22の
高さ、およびベース24の厚さは、それぞれ、たとえば0.
2〜5mm、1〜6mm、4〜8mm、および0.5〜3mmとすること
ができる。
止水部材10は、ゴム、合成樹脂のような高分子材料製
であることが好ましい。これに対し、ベース24は、ステ
ンレス、銅、銅合金のように、耐食性を有する金属材料
製、あるいは塩化ビニルのような合成材料製であること
が好ましい。
第4図に示すように、ベース24は、シート部26の雌係
合部28の側の端部が雌係合部30の側の端部の外側となる
ように、予め渦巻き状にまたは筒の形に巻かれている。
止水処理時、先ず、第1の管路12および第2の管路14
内が清掃される。
次いで、フランジ部20が第1の管路12内となりかつホ
ース部18が第2の管路14内を伸びるように、止水部材10
が第1の管路12内からまたは第2の管路14の上端部の側
から第2の管路14内に挿入される。
止水部材10は、たとえば、ホース部18の他端を閉鎖し
た状態で、圧縮空気のような流体を利用して、ホース部
18の一部が第2の管路14から上方へ突出するまで止水部
材10を第2の管路14に挿入することにより、第1の管路
12内から配置することができる。
また、止水部材10は、たとえば、フランジ部20をこれ
が第2の管路14内を通過可能の大きさに折り畳み、その
状態で、フランジ部20を弾性変形可能の1以上の棒状部
材により第2の管路14内にその上端部の側から押し込
み、フランジ部20が第1の管路12内に到達したことによ
り、フランジ部20の折り畳みを解除することにより、配
置することができる。
次いで、フランジ部20が第1の管路12の内面に係合す
るように、止水部材10が第2の管路14の上端部の側へ引
き寄せられる。
次いで、第5図に示すように、ベース24がこれを半径
方向へ拡開させる拡開機32とともに第1の管路12内の連
結部に配置される。拡開機32は、軸部34と、該軸部に該
軸部の周りを連続して伸びるように固定されかつ圧縮空
気のような圧力流体により浮き輪状に膨張される膨張部
36と、圧力流体のニップル38とを備える。このような拡
開機32としては、本発明の出願人の一人である東亜グラ
ウト工業株式会社からパッカーなる商品名で販売されて
いる止水栓を用いることができる。第5図は、膨張部36
を膨張させ、ベース24を半径方向へ拡開させた状態を示
す。
拡開機32は、膨張部36が収縮された状態で、ベース24
内に配置され、次いで地上に設けられた流体源からホー
スを介してニップル38に供給される圧力流体により、ベ
ース24が拡開機32に対して変位しない程度に膨張部36が
膨張された状態で、ベース24とともに第1の管路12内の
所定の位置へ移動される。拡開機32の軸部34には、膨張
部36とニップル38とを連通する流路40が形成されてい
る。
ベース24および拡開機32は、たとえば、第1の管路12
がそれに作業者が入ることができない大きさである場
合、ロープを第1の管路12内の一端から他端に通し、該
ロープを第1の管路12の他端部側において拡開機32に連
結し、該ロープを第1の管路12の一端部の側へ所定距離
移動させることにより、第1の管路12内の所定の位置へ
移動させることがきる。この場合、テレビジョンカメラ
を拡開機32に装着し、該テレビジョンカメラによる映像
をモニタで監視しつつベース24および拡開機32を移動さ
せることが好ましい。
ベース24および拡開機32が所定の位置へ移動される
と、拡開機32のニップル38に圧力流体が供給され、膨張
部36が膨張される。これにより、ベース24は、シート部
26の両端部が僅かに重なる程度にすなわち雄係合部30が
いずれの雌係合部28と係合可能になる程度に、半径方向
へ拡開される。その結果、止水部材10のフランジ部20が
シート部26により第1の管路12の内面に押圧され、フラ
ンジ部20の突出部22が弾性変形される。
次いで、膨張部36内の圧力流体が除去された後、拡開
機32が除去される。これにより、ベース24は、突出部22
の復元力により、雄係合部30がいずれかの雌係合部28と
係合するまで縮小される。このため、フランジ部20はベ
ース24により第1の管路12の内面に押圧された状態に維
持され、第1の管路12の内面とフランジ部20との間は液
密的に維持され、フランジ部20とベース24との間は気密
的に維持される。
次いで、止水部材10のホース部18が膨張されて、第2
の管路14の内面に沿って伸ばされ、その状態に加熱空気
または光により硬化される。ホース部18は、ホース部18
の第1の管路12側の端部開口がベース24により閉鎖され
ているから、たとえば、他端部の側から圧縮空気を供給
することにより膨張させることができる。
次いで、第6図に示すように、第2の管路14を第1の
管路12内に開口させるべく、ベース24の所定の部位が既
知の穿孔機により穿孔される。これにより、ベース24の
シート部26に穴42が形成され、穴42により第1の管路12
と第2の管路14とが連通させる。
止水部材を上記したように配置するために、たとえ
ば、フランジ部20を配置する部位の形状特に第1の管14
の内面の形状を記憶している形状記憶合金または形状記
憶樹脂をフランジ部20に配置しておき、フランジ部20が
第1の管路12内に配置された後、形状記憶合金または形
状記憶樹脂を元の形状に復帰させることができる。
フランジ部20およびホース部18をそれぞれ接着剤等に
より第1および第2の管路12,14の内面に接着してもよ
い。この場合、たとえば、ホース部18およびフランジ部
20の外面に熱溶融性の接着剤を塗布しておくかまたは同
種の接着剤をホース部18およびフランジ部20に含浸させ
ておき、前記圧縮空気として加熱空気を供給することに
より前記接着剤を溶融させ、フランジ部20およびホース
部18をそれぞれ第1および第2の管路12および14に接着
することができる。前記接着剤としては、加熱溶融性の
もの以外の他の接着剤を用いることもできる。
第1の管路12の内側に筒状のコーティング層すなわち
補修管部44を形成するときは、補修管部44は、第6図に
示すように、フランジ部18とベース24とを第1の管路12
と補修管部44との間に挟むように、配置することができ
る。この場合、補修管部44にも、第2の管路14を第1の
管路12内に開口させる穴が形成される。補修管部44の穴
は、ベース24の穴と42と同時に形成してもよい。
しかし、第7図に示すように、止水部材10およびベー
ス24を配置する前に、補修管部44を第1の管路12内に形
成し、補修管部44に第2の管路14を第1の管路12内に開
口させる穴を形成することが好ましい。このようにすれ
ば、補修管部44の穴を規定する部位が第1の管路12とフ
ランジ部18との間に挟まれるから、前記部位が第1の管
路12の内面から剥離することを防止することができる。
第8図に示すように、止水部材10およびベース24を配
置するに先立って、第1の管路12の内面にフランジ部20
およびベース24を受け入れる凹所46を形成するここが好
ましい。これにより、フランジ部20およびベース24が第
1の管路12の内面から突出することを防止することがで
きる。
凹所46を第1の管路12に形成した場合、補修管部44
は、第8図に示すように止水部材10およびベース24を配
置した後に第1の管路12内に形成してもよいし、第9図
に示すように止水部材10およびベース24を配置する前に
第1の管路12内に形成してもよい。
止水部材10の突出部22は、ベース24が拡開されたとき
弾性変形してベース24の雌係合部28と雄係合部30とを係
合させる形状であれば、環状である必要はなく、円錐形
等の多数の突出部であってもよい。また、止水部材10に
突出部を形成する代りに、フランジ部20の厚さ寸法を大
きくしてもよい。
止水部材10に突出部を形成する代りに、第10図に示す
スリーブ50を用いてもよい。第10図に示すスリーブ50
は、ゴムのように弾性変形可能の材料からなり、また、
第1の管路12の内径より小さい外径を有する。
スリーブ50を用いるとき、ベース24は、第10図に示す
ように半径方向へ拡開可能に筒の形に巻かれた状態でス
リーブ50内に配置される。その状態で、ベース24および
スリーブ50は、第5図に示す拡開機32に配置され、拡開
機32とともに第1の管内の所定の位置へ移動され、拡開
機32の膨張部36が膨張されることにより半径方向へ拡開
される。
これにより、スリーブ50は、第11図に示すように、弾
性変形されて止水部材10のフランジ部20を第1の管路12
の内面に押圧する。拡開機32の膨張部36が収縮される
と、スリーブ50は、ベース24の雄係合部といずれかの雌
係合部とが係合するように、ベース24を僅かに縮小させ
る。
その後、拡開機32が除去され、第2の管路14を第1の
管路12に開口させるべく、ベース24およびスリーブ50に
穴が開けられる。スリーブ50を用いる場合も、フランジ
部20、スリーブ50およびベース24を配置する凹所52を第
1の管路12の内面に形成することが好ましい。
ベース24の雌係合部としては、シート部26に形成され
た穴、シート部26の一部をその一方の面の側から他方の
面の側に打ち出し、打出された部位を変形した舌片等、
他の係合部を用いることができる。雄係合部も、突起の
ような他の係合部とすることができる。
第12図〜第14図に示すベース54の雌計58は、シート部
56の一端部にマトクリス状に形成された複数の穴からな
り、雄係合部60は、シート部56の他端部をその一方から
他方の側へ打ち出した複数の舌片からなる。シート部56
の幅方向両縁部62は、雄係合部60と反対の側げ曲げられ
ている。
ベース54も、雄係合部60が雌係合部58の内側となるよ
うに半径方向へ拡開可能に筒の形に巻かれた状態で使用
される。両縁部62は、ベース54が半径方向へ拡開される
とき、シート部56の両端部がシート部56の幅方向へ相対
的に変位することを阻止する。
止水部材のフランジ部に形成される突出部は、ホース
部の側の面に形成してもよいし、フランジ部の両面に形
成してもよい。突出部をホース部の側の面に形成した止
水部材の一実施例を第15図および第16図に示す。
第15図および第16図に示す止水部材70は、伸縮可能の
ホース部72と、該ホース部の一端部に一体的に続く弾性
変形可能のフランジ部74とを有する。フランジ部74は、
ホース部72の端部を半径方向に広げた主部76と、主部76
にあってホース部72の側に取り付けられた補助部材78と
を備える。
ホース部72および主部76は、織物、編物、スポンジ状
の素材等によりホース状に形成された伸縮可能の基材に
熱、光等、特に紫外線により硬化する性質を有する樹脂
を含浸させることにより製作することができる。補助部
材78は、ゴムのような弾性変形可能の板材料からなり、
また、ホース部72の軸線の周りを連続して伸びる複数の
突出部80をホース部72の側の面に有する。
第1および第2の管路を連通させる穴は、止水部材の
フランジ部を第1の管路の内面に液密的に接触させた状
態に維持する前に、ベースに形成しておいてもよい。こ
のようなベースを一実施例を第17図および第18図に示
す。
第17図および第18図に示すベース82は、弾性変形可能
のシート部84と、シート部84の一端部に形成された複数
の雌係合部86と、シート部84の他端部に形成されかつ雌
係合部86と係合可能の雄係合部88と、シート部84の幅方
向両縁部をシート部84の長手方向全体に渡って連続して
伸びる縁部すなわち折曲げ部90とを有する。
シート部84には、円形の穴92が雄係合部88の側に形成
されているとともに、半円形の切欠部94が雌係合部の側
に形成されている。穴92および切欠部94は、第2の管路
14の内径の2分の1にほぼ等しい曲率半径を有する。穴
92を規定する部位96は、折曲げ部90と同じ方向へ折り曲
げられている。
図示の例では、雌係合部86はシート部84の一部を折曲
げ部90と反対の側へ打ち出した舌片あり、雄係合部88は
シート部84の他端部である。
第17図に示すように、ベース82は、シート部84の雌係
合部86の側の端部が雄係合部88の側の端部の外側となる
ように、予め第1の管路12の内径より小さい直径を有す
る渦巻き状にすなわち筒の形に巻かれている。筒の形に
巻かれた状態において、折曲げ部90は半径方向外方へ向
けられている。
ベース82は、その雌係合部86と雄係合部88とが係合さ
れた状態において第1の管路12の内径とほぼ同じ内径を
有する。ベース82の軸線方向の長さは、止水部材のフラ
ンジ部の直径よりやや大きい。
ベース82を用いて止水処理をする場合、第19図に示す
ように、ベース82がこれを半径方向へ拡開させる拡開機
100とともに第1の管12内の連結部に配置される。第19
図および第20図においては、第15図および第16図に示す
止水部材70を用いた例を示す。
拡開機100は、軸部102と、該軸部に軸部102の周りを
連続して伸びるように固定されかつ圧縮空気のような圧
力流体により浮き輪状に膨張される一対の膨張部104
と、図示しないホースを介して圧力流体を受ける一対の
ニップル106,108とを備える。ニップル106は両膨張部10
4に図示しない流路を介して連通されており、ニップル1
08は両膨張部104間にあって軸部102に形成された開口11
0に図示しない流路を介して連通されている。
このような拡開機100としては、本考案の出願人の一
人である東亜グラウト工業株式会社からパッカーなる商
品名で販売されている止水栓を用いることができる。
拡開機100は、膨張部104が収縮された状態で、ベース
82内に配置され、次いで地上に設けられた流体源からホ
ースを介してニップル106に供給される圧力流体によ
り、ベース82が拡開機100に対して変位しない程度に膨
張部104が半径方向へ膨張された状態で、ベース82とと
もに第1の管12内の所定の位置へ移動される。
ベース82と拡開機100とは、ベース82の穴92の中心が
拡開機100の膨張部104間となるように関係付けられた状
態で、ベース82の穴92が止水部材70の下端部開口と対向
するように位置決められる。この状態で、拡開機100の
ニップル106に圧力流体が供給され、膨張部104がさらに
半径方向へ膨張される。
これにより、ベース82は、シート部84の両端部が僅か
に重なる程度にすなわち雄係合部88がいずれかの雌係合
部86と係合可能になる程度に半径方向へ拡開される。そ
の結果、第19図に示すように、止水部材70のフランジ部
74およびベース82は、第1の管路12の内面に予め形成さ
れた凹所112に配置される。また、止水部材70の突出部8
0は、第20図に示すようにシート部84により第1の管12
の内面に押圧されて、第21図に示すように弾性変形され
る。
次いで、雄係合部88が突出部80の復元力にいずれかの
雌係合部86と係合するまで膨張部104内の圧力流体が除
去されて、ベース82が縮小される。この結果、突出部80
はベース82により第1の管12の内面に押圧された状態に
維持され、第1の管12の内面とフランジ部74との間およ
びフランジ部74とベース82との間は気密的に維持され
る。
次いで、止水部材70が第2の管路14内を伸びるように
維持され、ホース部72の先端部が気密的に閉じられ、さ
らに、膨張部104とベース82との間が気密的に維持され
た状態で、拡開機100のニップル108に圧力流体が供給さ
れる。
これにより、圧力流体が軸部102の開口110から止水部
材70内へ供給されるから、止水部材70は、そのホース部
72が第2の管路14の内面に接触するように、半径方向へ
膨張される。
次いで、止水部材70が膨張された状態で、止水部材70
が硬化される。この作業は、止水部材70内に予め配置さ
れた第20図に示す硬化手段114を、これに電力を供給し
て熱、光、特に紫外線を発生させつつ、止水部材70内で
そのホース部72の方向へ少なくとも一回移動させること
により行われる。硬化手段114は、ロープを利用してホ
ース部72内を移動させることができる。
次いで、膨張部104内の圧力流体が除去された後、拡
開機100が除去される。また、止水部材70の先端部が開
放され、ここから硬化手段114が除去され、止水部材70
の先端部がマンホールに固定される。
これにより、ベース82は突出部80の復元力により雄係
合部88がいずれかの雌係合部86と係合した状態に維持さ
れるから、フランジ部74はベース82により第1の管路12
の内面に押圧された状態に維持され、第1の管路12の内
面とフランジ部74との間およびフランジ部74とベース82
との間は気密的に維持される。
その結果、連結部からの漏水が防止され、また、第2
の管路14の途中からの漏水も防止される。第19図に示す
ように、止水部材70のフランジ部74およびベース82は、
第1の管路12の内面に予め形成された凹所114に配置さ
れる。
本発明は、作業者が入ることができない管路の連結部
用の止水体として好適であるが、作業者が入ることがで
きる管路の連結部の止水体にも適用することができる。
また、本発明は、下水道管路以外の管路、たとえば電力
線用または電話線用管路における本管すなわち第1の管
路と枝管すなわち第2の管路との連結部の止水にも適用
することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−167193(JP,A)

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の管路と該第1の管路から分岐された
    第2の管路との連結部を止水する方法であって、 前記第2の管路の長さ以上の長さを有しかつホース状の
    基材に熱または光により硬化される樹脂を含浸させた伸
    縮可能のホース部と該ホース部の一端に一体的に続くフ
    ランジ部とを有する不透水性の止水部材を、前記フラン
    ジ部が前記第1の管路内となりかつ前記ホース部が前記
    第2の管路内となるように、前記第1および第2の管路
    に配置し、次いで前記フランジ部が前記第1の管路の内
    面に液密的に接触しかつ前記ホース部が前記第2の管路
    内を伸びるように、前記止水部材を維持することを含
    み、 前記止水部材を維持するステップは、半径方向へ拡開可
    能に筒の形に巻かれたシート状のベースであって該ベー
    スをこれが半径方向へ拡開された状態に維持する複数の
    係合部を有するベースを前記第1の管路内に配置し、前
    記ベースを半径方向へ拡開させて前記フランジ部を前記
    ベースにより前記第1の管路の内面に押圧し、前記係合
    部を互いに係合させて前記ベースを半径方向へ拡開させ
    た状態に維持することにより、前記フランジ部を前記第
    1の管路の内面に液密的に接触させることを含む、管路
    の止水方法。
  2. 【請求項2】前記ベースは、さらに、前記係合部が互い
    に係合された状態において前記第1および第2の管路の
    分岐部に整合される穴を有する、請求の範囲1に記載の
    止水方法。
  3. 【請求項3】さらに、前記係合部を互いに係合させた後
    に、前記第1および第2の管路の分岐部に整合される穴
    を前記ベースに形成することを含む、請求の範囲1に記
    載の止水方法。
  4. 【請求項4】さらに、前記止水部材を配置するに先立っ
    て、少なくとも前記フランジ部および前記ベースを配置
    する凹所を前記第1の管路の内面に形成することを含
    む、請求の範囲1〜3のいずれか1項に記載の止水方
    法。
  5. 【請求項5】前記止水部材を維持するステップは、前記
    ベースを前記第1の管路内に配置するに先だって、前記
    ベースを弾性変形可能のスリーブ内に配置することを含
    み、前記スリーブは、前記ベースが半径方向へ拡開され
    たことにより前記フランジ部を前記ベースと共同して前
    記第1の管路の内面に押圧する、請求の範囲1〜3のい
    ずれか1項に記載の止水方法。
  6. 【請求項6】さらに、前記止水部材を配置するに先立っ
    て、前記フランジ部、前記スリーブおよび前記ベースを
    配置する凹所を前記第1の管路の内面に形成する、請求
    の範囲5に記載の止水方法。
  7. 【請求項7】第1の管路と該第1の管路から分岐された
    第2の管路との連結部の構造であって、前記第2の管路
    の長さとほぼ同じ長さを有する硬化されたホース部およ
    び該ホース部の一端に一体的に続くフランジ部を有する
    不透水性の止水部材と、筒の形に巻かれた状態で前記第
    1の管路内に配置されたシート状のベースであって前記
    第1および第2の管路の分岐部に整合された穴を有する
    ベースとを含み、前記係合部は互いに係合されて前記ベ
    ースを半径方向へ拡開させた状態に維持しており、前記
    フランジ部は前記ベースにより前記第1の管路の内面に
    液密的に接触されており、前記ホース部は前記第2の管
    路内を伸びるように配置されている、管路の連結部の構
    造。
  8. 【請求項8】前記フランジ部および前記ベースは、前記
    第1の管路の内面に形成された凹所に配置されている、
    請求の範囲7に記載の管路の連結部の構造。
  9. 【請求項9】さらに、前記第1の管路内に配置されかつ
    前記ベースの周りを伸びる弾性変形可能のスリーブであ
    って前記ベースの穴に整合された穴を有するスリーブを
    含み、前記ベースは、前記スリーブを介して前記フラン
    ジ部を前記第1の管路の内面に押圧した状態に維持され
    ている、請求の範囲7に記載の管路の連結部の構造。
  10. 【請求項10】前記フランジ部、前記スリーブおよび前
    記ベースは、前記第1の管路の内面に形成された凹所に
    配置されている、請求の範囲8に記載の管路の連結部の
    構造。
  11. 【請求項11】第1の管路と該第1の管路から分岐され
    た第2の管路との連結部の止水に用いる止水材であっ
    て、前記第2の管路の長さ以上の長さを有しかつホース
    状の基材に熱または光により硬化される樹脂を含浸させ
    た伸縮可能のホース部および該ホース部の一端に一体的
    に続くフランジ部を備える不透水性の止水部材と、半径
    方向へ拡開可能に筒の形に巻かれたシート状のベースで
    あって前記第1の管路内に配置されて半径方向へ拡開し
    た状態において前記フランジ部を前記第1の管の内面に
    押圧した状態に維持するためのベースとを含み、前記ベ
    ースは、該ベースが半径方向へ拡開されたとき互いに係
    合されて前記ベースをこれが半径方向へ拡開した状態に
    維持する複数の係合部を有する、止水材。
  12. 【請求項12】前記ベースは、さらに、前記係合部が互
    いに係合された状態において前記第1および第2の管路
    の分岐部に整合される穴を有する、請求の範囲11に記載
    の止水材。
  13. 【請求項13】前記フランジ部は、前記ホース部の側の
    面およびこれと反対の側の面のうちの少なくとも一方の
    面に形成された複数の突出部を有する。請求の範囲11ま
    たは12に記載の止水材。
  14. 【請求項14】前記突出部は、前記ホース部の軸線の周
    りを連続して伸びる環状の突出部である、請求の範囲13
    に記載の止水材。
  15. 【請求項15】さらに、前記第1の管路内に配置される
    弾性変形可能のスリーブであって前記ベースの周りに配
    置されるスリーブを含み、前記ベースは、該ベースが半
    径方向へ拡開されたとき、前記スリーブを介して前記フ
    ランジ部を前記第1の管路の内面に押圧有する、請求の
    範囲11または12に記載の止水材。
  16. 【請求項16】前記フランジ部は、前記ホース部の端部
    を半径方向に広げた主部と、該主部のホース部の側に取
    り付けられた弾性変形可能の補助部材とを備え、前記突
    出部は前記補助部材に一体的に形成されている、請求の
    範囲11〜15のいずれか1項に記載の止水体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63167193A (ja) * 1986-12-26 1988-07-11 日本鋼管工事株式会社 管の分岐部の補修方法

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