JPH08302883A - 屋根パネル - Google Patents

屋根パネル

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Publication number
JPH08302883A
JPH08302883A JP7104939A JP10493995A JPH08302883A JP H08302883 A JPH08302883 A JP H08302883A JP 7104939 A JP7104939 A JP 7104939A JP 10493995 A JP10493995 A JP 10493995A JP H08302883 A JPH08302883 A JP H08302883A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
roof
tile
tiles
roof panel
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7104939A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Otsubo
修 大坪
Takeya Kondo
健也 近藤
Norihisa Tanimoto
典久 谷本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP7104939A priority Critical patent/JPH08302883A/ja
Publication of JPH08302883A publication Critical patent/JPH08302883A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製作時間を短縮できる屋根パネルを提供す
る。 【構成】 複数枚の瓦1を棟方向に端部同士が重なり合
うように並べてフレーム2に固定した多段瓦4を少なく
とも一以上パネル本体12の上面に固定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建物の屋根を形成するた
め屋根パネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のものとしては、実開平4
−111810号公報に屋根パネルの取付構造が開示さ
れている。これは図9に示すように、パネル本体の上面
に複数枚の瓦102を棟方向に並べて、屋根パネル10
1を形成し、該屋根パネル101を屋根構造材に固定し
て成る屋根パネル101の取付構造でありこれにより施
工現場での瓦102の取り付け作業を容易にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来例で
は、工場で屋根パネル101を製作する際に、下地材の
上に、瓦102を一枚ずつ位置決めを行い並べて固定し
なければならず、屋根パネル101の製作に長時間を要
するという不都合があった。本発明はこの点に鑑みてな
されたものであり、製作時間を短縮できる屋根パネルを
提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
屋根パネルは、複数枚の瓦を棟方向に端部同士が重なり
合うように並べてフレームに固定した多段瓦を少なくと
も一以上パネル本体の上面に固定したことを特徴とする
ものである。
【0005】本発明の請求項2記載の屋根パネルは、請
求項1記載の屋根パネルにおいて、フレームの端部に嵌
合片を突出させ、該嵌合片を隣り合うフレームに嵌合さ
せて棟側の多段瓦を軒先側の多段瓦に連結したことを特
徴とするものである。
【0006】本発明の請求項3記載の屋根パネルは、請
求項1又は請求項2記載の屋根パネルにおいて、フレー
ムの軒先側における端部上面に、軒先側に固定孔を有す
る固定金具を被せて、前記固定孔を使用して前記フレー
ムをパネル本体の上面に固定したことを特徴とするもの
である。
【0007】本発明の請求項4記載の屋根パネルは、請
求項3記載の屋根パネルにおいて、固定金具の軒先側に
これと連続した水切り片を設けたことを特徴とするもの
である。
【0008】本発明の請求項5記載の屋根パネルは、請
求項3又は請求項4記載の屋根パネルにおいて、複数の
フレームが並列に設置されており、固定金具が軒先側の
複数の固定孔を有する固定片とこれに連続するフレーム
被覆部とから成り、被覆部内部に垂設されたリブをフレ
ーム側面に当接させて前記フレームをパネル本体の上面
に固定したことを特徴とするものである。
【0009】本発明の請求項6記載の屋根パネルは、請
求項1、請求項2、請求項3、請求項4又は請求項5記
載の屋根パネルにおいて、瓦とフレームをリベットで固
定して成ることを特徴とするものである。
【0010】
【作用】本発明の請求項1記載の屋根パネルは、多段瓦
の一つ以上をパネル本体の上面に並べて固定する。即ち
複数枚の瓦について一まとめにして位置決めを行い、パ
ネル本体の上面に並べて固定できる。
【0011】本発明の請求項2記載の屋根パネルは、棟
側の多段瓦を軒先側の多段瓦に連結する際に、棟側のフ
レームを軒先側のフレームの嵌合片に嵌合させて行う。
これにより多段瓦を固定する際の位置決めが容易になる
と共に多段瓦同士の結合が確実になる。
【0012】本発明の請求項3記載の屋根パネルは、前
記多段瓦をパネル本体の上面の軒先側にフレームの軒先
側を固定する際に、固定金具によりフレームの軒先側端
部をパネル本体の上面に固定できる。これによりフレー
ムの軒先側端部の固定が容易且つ確実になる。
【0013】本発明の請求項4記載の屋根パネルは、軒
先側端部に水切り片が設けられているため軒先側端部に
おける瓦と屋根下地材の隙間から水が侵入することを防
止する。
【0014】本発明の請求項5記載の屋根パネルは、前
記多段瓦において並列に設置された複数のフレームの軒
先側端部を一まとめにして保持し、これをパネル本体の
上面に固定する。これによりフレームの軒先側端部の固
定が容易になる。
【0015】本発明の請求項6記載の屋根パネルは、リ
ベットの使用により瓦とフレームの結合がより確実にな
る。
【0016】
【実施例】図1は本発明の一の実施例である屋根パネル
の製造段階における側面図である。図2は同実施例であ
る屋根パネルを構成する瓦とフレームの側面図である。
図3は同実施例である屋根パネルを構成するフレームの
斜視図である。図2及び図3に示すように、この屋根パ
ネルは複数枚の瓦1を棟方向に端部が重なり合うように
フレーム2に固定し多段瓦4とし、この多段瓦4を少な
くとも一以上パネル本体12の上面に固定して成るもの
である。フレーム2は断面略コ字状の取り付け部5とこ
れに連続する脚部6とから構成され、取り付け部5の上
面には複数の取り付け孔7が形成され、棟側上面端部に
嵌合片8が突設されている。フレーム2の材質は金属、
プラスチック等を使用できる。
【0017】図4は本発明の一の実施例である屋根パネ
ルの固定金具の斜視図である。固定金具13は固定孔1
4を有する軒先側の固定片24とこれと連続するフレー
ム被覆部25とから構成される。固定金具13の材質は
金属、プラスチック等を使用できるが亜鉛鋼板、カラー
鋼板等が適切であり、これらの厚みは0.4mm乃至0.
8mmが適正である。
【0018】以下にこの屋根パネルの製造方法について
説明する。先ず複数枚の瓦1を軒棟方向に端部が重なり
合うようにリベット3を瓦1及びフレーム2のリベット
3取り付け孔に挿通してフレーム2に固定し多段瓦4を
製造する。リベット3を使用することにより瓦1とフレ
ーム2の固定が確実にでき、剥がれにくい状態となる。
【0019】次いで枠材9の上に合板10を貼り付け、
その上に防水シート11を貼り付けたパネル本体12の
上に複数の多段瓦4を載置する。ここに枠材9は枠組み
されていない角材も含む。次いで多段瓦4aの位置決め
を行い、多段瓦4aのフレーム2の軒先側における取り
付け部5の端部上面に固定金具13のフレーム被覆部2
5を被せて固定孔14にネジ等を挿通して、フレーム2
の軒先側をパネル本体12に固定する。これにより多段
瓦4aの軒先側端部の固定を完了した。多段瓦4aの棟
側の端部は瓦1の上から釘23を挿通してパネル本体1
2に固定する。これにより多段瓦4aの固定を完了し
た。即ち複数枚の瓦1について一まとめにして位置決め
を行い、パネル本体12の上面に並べて固定できる。ま
た固定金具13によりフレーム2の軒先側端部をパネル
本体12の上面への固定が容易且つ確実に行える。
【0020】次いで多段瓦4bを多段瓦4aの棟側に位
置させ、多段瓦4bの位置決めを行い、多段瓦4bのフ
レーム2の軒先側端部を多段瓦4aのフレーム2の嵌合
片8に被せて多段瓦4bを多段瓦4aに連結する。この
状態で多段瓦4bの棟側の端部は瓦1の上から釘15を
挿通してパネル本体12に固定する。これにより多段瓦
4bの固定を完了した。このように棟側のフレーム2を
軒先側のフレーム2の嵌合片8に嵌合させて連結するこ
とにより多段瓦4bを固定する際の位置決めが容易にな
ると共に多段瓦4aと多段瓦4bとの結合が確実にな
る。同様にして多段瓦4を順次棟側に固定してパネル本
体12の上を瓦1で覆う。
【0021】図5は本発明の一の実施例である屋根パネ
ルの平面図である。図6は本発明の一の実施例である屋
根パネルの正面図である。図5及び図6に示すように瓦
1がパネル本体12に対して横方向片側は突出部22を
形成し、他の片側には凹部21を形成するように多段瓦
4をパネル本体12に固定する。これは施工時に突出部
22と凹部21を交互に組み合わせてパネル本体12を
屋根下地に固定するためである。尚凹部21の上面にお
いては防水シート11の上に複数の突起を有する特殊シ
ート26が貼り付けられている。これは左右の瓦1と瓦
1の隙間から水が侵入した場合突起と突起の間に水を保
持しここから他の場所に侵入するのを防止するためであ
る。
【0022】図7は本発明の別の実施例である屋根パネ
ルの斜視図である。図8は同実施例である屋根パネルの
別の方向の斜視図である。図7及び図8に示すようにこ
の屋根パネルは図1の場合と類似しているが固定金具1
3の構造が異なり、固定金具13の軒先側にこれと連続
した水切り片17を形成している以外は図1の場合と同
様である。
【0023】水切り片17の材質は金属、プラスチック
等を使用できるが亜鉛鋼板、カラー鋼板等が適切であ
り、これらの厚みは0.4mm乃至0.8mmが適正であ
る。この場合固定金具13はフレーム被覆部25と複数
の固定孔14を有する固定片24とから構成され、固定
金具13の軒先側にこれと連続する断面略T字状の水切
り片17が形成されている。フレーム被覆部25は上面
18と前面19と2つの側面20で囲まれる直方体形状
であり、その内部に複数のリブ16を垂設している。
【0024】リブ16は多段瓦4のフレーム2の軒先側
における取り付け部5の側端部に当接して固定金具13
の位置決めを行うためのものであり、取り付け部5の側
端部に当接する位置に垂設されている。この場合リブ1
6を軒先側における取り付け部5の側端部に当接してこ
れを両側から挟み込んで多段瓦4をパネル本体12に固
定する。これにより多段瓦4の軒先側の複数のフレーム
2を一まとめにパネル本体12へ固定できるので、多段
瓦4のパネル本体12への固定が容易になる。また軒先
側端部水切り片17が設けられているため軒先側端部に
おける瓦1と屋根下地材の隙間から水が侵入することを
防止する。
【0025】上述のごとく屋根パネルの工場製造段階に
おいて製作時間を短縮できる屋根パネルを提供すること
できた。尚この屋根パネルは防水性にも優れるものであ
る。
【0026】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の屋根パネルは、
複数枚の瓦について一まとめにして位置決めを行い、パ
ネル本体の上面に並べて固定できるため屋根パネルの製
作時間を短縮できる。
【0027】本発明の請求項2記載の屋根パネルは、請
求項1記載の屋根パネルの効果に加えて、多段瓦をパネ
ル本体の上面に固定する際の位置決めが容易になるため
屋根パネルの製作時間をさらに短縮できると共に多段瓦
同士の結合が確実になる。
【0028】本発明の請求項3記載の屋根パネルは、請
求項1、又は請求項2記載の屋根パネルの効果に加え
て、フレームの軒先側端部の固定が容易且つ確実にな
る。これにより屋根パネルの製作時間を極めて短縮でき
る。
【0029】本発明の請求項4記載の屋根パネルは、請
求項3記載の屋根パネルの効果に加えて、軒先側端部に
おける瓦と屋根下地材の隙間から水が侵入することを防
止することができる。
【0030】本発明の請求項5記載の屋根パネルは、請
求項3又は請求項4記載の屋根パネルの効果に加えて、
フレームの軒先側端部の固定がさらに容易且つ確実にな
る。これにより屋根パネルの製作時間を極めて短縮でき
る。
【0031】本発明の請求項6記載の屋根パネルは、請
求項1、請求項2、請求項3、請求項4又は請求項5記
載の屋根パネルの効果に加えて、瓦とフレームの結合が
より確実になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一の実施例である屋根パネルの側面図
である。
【図2】同上屋根パネルを構成する瓦とフレームの側面
図である。
【図3】同上屋根パネルを構成するフレームの斜視図で
ある。
【図4】同上屋根パネルの固定金具の斜視図である。
【図5】同上屋根パネルの平面図である。
【図6】同上屋根パネルの正面図である。
【図7】本発明の別の実施例である屋根パネルの斜視図
である。
【図8】本発明の別の実施例である屋根パネルの別の方
向の斜視図である。
【図9】従来例の斜視図である。
【符号の説明】
1 瓦 2 フレーム 3 リベット 4 多段瓦 8 嵌合片 12 パネル本体 13 固定金具 14 固定孔 16 リブ 17 水切り片 24 固定片 25 フレーム被覆部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚の瓦を棟方向に端部同士が重なり
    合うように並べてフレームに固定した多段瓦を少なくと
    も一以上パネル本体の上面に固定したことを特徴とする
    屋根パネル。
  2. 【請求項2】 フレームの端部に嵌合片を突出させ、該
    嵌合片を隣り合うフレームに嵌合させて棟側の多段瓦を
    軒先側の多段瓦に連結したことを特徴とする請求項1記
    載の屋根パネル。
  3. 【請求項3】 フレームの軒先側における端部上面に、
    軒先側に固定孔を有する固定金具を被せて、前記固定孔
    を使用して前記フレームをパネル本体の上面に固定した
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の屋根パネ
    ル。
  4. 【請求項4】 固定金具の軒先側にこれと連続した水切
    り片を設けたことを特徴とする請求項3記載の屋根パネ
    ル。
  5. 【請求項5】 複数のフレームが並列に設置されてお
    り、固定金具が軒先側の複数の固定孔を有する固定片と
    これに連続するフレーム被覆部とから成り、被覆部内部
    に垂設されたリブをフレーム側面に当接させて前記フレ
    ームをパネル本体の上面に固定したことを特徴とする請
    求項3又は請求項4記載の屋根パネル。
  6. 【請求項6】 瓦とフレームをリベットで固定して成る
    ことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求
    項4、又は請求項5記載の屋根パネル。
JP7104939A 1995-04-28 1995-04-28 屋根パネル Withdrawn JPH08302883A (ja)

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