JPH08302833A - 鉄骨架構用鋼管の接合構造およびその鉄骨架構 - Google Patents

鉄骨架構用鋼管の接合構造およびその鉄骨架構

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JPH08302833A
JPH08302833A JP12917795A JP12917795A JPH08302833A JP H08302833 A JPH08302833 A JP H08302833A JP 12917795 A JP12917795 A JP 12917795A JP 12917795 A JP12917795 A JP 12917795A JP H08302833 A JPH08302833 A JP H08302833A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 突出部分が少なくて安全作業に適し、特殊な
専用機器や熟練工を要することなく、安定した品質で作
業効率良く接合できる構造とする。 【構成】 接合する一対の鋼管4,4の端部に互いに逆
ねじの雌ねじ部5A,5Bを設ける。軸方向中央に非円
形の頭部7を有しこの頭部7の両側に互いに逆ねじの雄
ねじ部8A,8Bを有するジョイントボルト6を設る。
このジョイントボルト6の両側の雄ねじ部8A,8Bを
両鋼管4,4の雌ねじ部5A,5Bに螺合させる。雄ね
じ部8A,8Bにはねじ切りパイプを用い、鋼管4の端
面に摩擦圧接合で溶接する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、工場、事務所、集会
所、その他の鉄骨造建物における屋根トラス等の鉄骨架
構に応用される鉄骨架構用鋼管の接合構造およびその鉄
骨架構に関する。
【0002】
【従来の技術】トラスなどの鉄骨架構に使用する鋼管を
接合する場合、従来は図10〜図12のような構造によ
って行っていた。図10に示す接合構造は、工場におい
て、接合する一対の鋼管50,50の端部に、鋼管50
の長手方向に対して垂直に接合用フランジ51をそれぞ
れ溶接しておき、現場ではこれらフランジ51,51同
士を突き合わせて高力ボルト52などで接合するもので
ある。図11に示す接合構造は、工場において、接合す
る一対の鋼管50,50の端部に、径方向に延びて管壁
外に突出する接合プレート53をそれぞれ溶接してお
き、現場では両鋼管50の接合プレート53に跨がる上
下一対の連結プレート54,54で接合プレート53を
挟み、接合プレート53と連結プレート54とを高力ボ
ルト52などで接合するものである。図12に示す接合
構造は、工場において、接合する一対の鋼管50,50
の端部を相欠き状に切り欠くと共に、片方の鋼管50の
切欠部50aにその切欠部に沿う接合プレート55を溶
接しておき、現場では前記接合プレート55をもう片方
の鋼管50の切欠部50aに溶接によって接合するもの
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図10や図1
1のような接合構造では、鋼管50の外側にフランジ5
1や接合プレート53が突出するため、各種の作業時に
邪魔になるという問題点が有るばかりか、ボルト締めの
作業では専用の特殊締付器具によって多数本のボルトを
規定値まで締め付け、締付け力の耐力確認を専用器具で
行う必要があり、作業が煩雑である。また、図12のよ
うな接合構造では、現場での面倒な溶接作業が必要で、
天候、安全足場、溶接工の技量等に左右されて品質が安
定しないという問題点が有る。
【0004】この発明の目的は、突出部分が少なくて安
全作業に適し、特殊な専用器具や熟練工を要することな
く、安定した接合品質で作業効率良く接合できる鉄骨架
構用鋼管の接合構造およびその鉄骨架構を提供すること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の鉄骨架
構用鋼管の接合構造は、接合する一対の鋼管の端部に互
いに逆ねじの雌ねじ部を設け、軸方向中央に非円形の頭
部を有しこの頭部の両側に互いに逆ねじの雄ねじ部を有
するジョイントボルトを設け、このジョイントボルトの
両側の雄ねじ部を前記両鋼管の雌ねじ部に螺合させたも
のである。請求項2の発明の鉄骨架構用鋼管の接合構造
は、請求項1記載の接合構造において、前記各雌ねじ部
を、鋼管の端部に摩擦圧接合されたねじ切りパイプと
し、かつ前記ジョイントボルトをパイプ状としたもので
ある。請求項3の発明の鉄骨架構は、トラスの弦材を複
数本の鋼管の接続体とし、これら各鋼管を請求項1また
は請求項2記載の鉄骨架構用鋼管の接合構造で接合した
ものである。
【0006】請求項4の発明の鉄骨架構用鋼管の接合構
造は、接合する一対の鋼管の端部に互いに逆ねじの雄ね
じ部を設け、両側に互いに逆ねじの雌ねじ部を有しかつ
中央に締め付け用孔を有するジョイントスリーブを設
け、このジョイントスリーブの両側の雌ねじ部を前記両
鋼管の雄ねじ部に螺合させたものである。締め付け用孔
は、貫通孔であっても、非貫通の孔であっても良い。請
求項5の発明の鉄骨架構用鋼管の接合構造は、請求項4
記載の接合構造において、前記各雄ねじ部を、鋼管の端
部に摩擦圧接合されたねじ切りパイプとし、かつ前記ジ
ョイントスリーブは軸方向中央に補強仕切りを有するも
のとし、この補強仕切りに前記締め付け用孔を設けたも
のである。請求項6の発明の鉄骨架構は、トラスの弦材
を複数本の鋼管の接続体とし、これら各鋼管を請求項4
または請求項5記載の鉄骨架構用鋼管で接合したもので
ある。
【0007】
【作用】請求項1の発明の接合構造によると、接合する
一対の鋼管の各端部の雌ねじ部に、1本のジョイントボ
ルトの両側の雄ねじ部を螺合させるだけで接合できる。
この場合に、ジョイントボルトの両側の雄ねじ部は互い
に逆ねじであるため、両側の鋼管を回転させずに、ジョ
イントボルトだけを回転させて接合できる。ジョイント
ボルトの回転作業は、中央の非円形の頭部を利用して行
える。これらのため、熟練工や特殊な器具を要すること
なく、迅速に、かつ安定した接合品質に接合することが
できる。また、各鋼管の外周に突出する部分が少なく、
接合作業やこの接合部付近で行われる各種の作業を安全
に行うことができる。請求項2の接合構造の場合は、ね
じ切りパイプを鋼管の端部に摩擦圧接合したので、ねじ
切りパイプに鋼管よりも管壁の厚いものを使用すること
ができ、そのため雌ねじのねじ溝の形成に伴う鋼管の強
度低下が避けられる。ねじ切りパイプを用いるため、長
い鋼管にねじ加工を行う場合に比べてねじ加工も行い易
い。また、摩擦圧接合するため、簡単な作業で堅固にね
じ切りパイプを鋼管の端部に接合することができる。さ
らにジョイントボルトはパイプ状のものであるため、鋼
管の管径が太くても材料の無駄がない。請求項3の鉄骨
架構によると、簡単、安全かつ迅速な接合作業で、複数
本の鋼管からなる十分な長さのトラス弦材を得ることが
できる。
【0008】請求項4の発明の接合構造の場合は、一対
の鋼管の各端部の雄ねじ部に、1本のジョイントスリー
ブの両側の雌ねじ部を螺合させるだけで接合が行える。
この場合も、ジョイントスリーブの両側の雌ねじ部を互
いに逆ねじとしたため、両側の鋼管を回転させずに、ジ
ョイントスリーブだけを回転させて接合できる。ジョイ
ントスリーブの回転作業は、締め付け用孔にシノ等の工
具を差し込んで行える。これらのため、熟練工や特殊な
器具を要することなく、迅速に、かつ安定した接合品質
に接合することができる。また、各鋼管の外周に突出す
る部分が少なく、この接合部付近で行われる各種の作業
を安全に行うことができる。請求項5の発明の接合構造
の場合は、各雄ねじ部が、鋼管の端部に摩擦圧接合され
たねじ切りパイプであるため、ねじ切りパイプに鋼管よ
りも厚肉のものを使用することができて、ねじ溝の形成
に伴う鋼管の強度低下が避けられる。ねじ切りパイプ
は、軸方向中央に補強仕切りを有するため、剛性やその
他の強度確保が容易である。締め付け用孔はこの補強仕
切りに設けるため、締め付け用孔の形成に伴う強度低下
が避けられる。ねじ切りパイプを用いるため、長い鋼管
にねじ加工を行う場合に比べてねじ加工も行い易い。摩
擦圧接合するため、簡単な作業で堅固にねじ切りパイプ
を鋼管の端部に接合することができる。請求項6の発明
の鉄骨架構によると、簡単、安全かつ迅速な接合作業
で、複数本の鋼管からなる十分な長さのトラス弦材を得
ることができる。
【0009】
【実施例】この発明の第1の実施例を図1ないし図4に
基づいて説明する。この実施例は、図4(A)に示す鉄
骨架構1におけるトラス2の主材である上下の弦材3
を、同図(B)のように複数本の鋼管4を接続して構成
するにつき、各接合部20に図1に示す接合構造を使用
したものである。トラス2は、上下の弦材3間に接合プ
レート15を介してラチス材16をボルト止め等で接合
したものであり、弦材3の鋼管接合部20は各ラチス材
16の接合位置の中間に配置してある。弦材3の両端は
鉄骨柱17に接合プレート18を介してボルト止め等で
接合してある。接合プレート15,18は各々弦材3お
よび柱1に溶接されている。
【0010】図1の接合構造は、接合する一対の丸形鋼
管4の端部に、図2のように互いに逆ねじの雌ねじ部5
A,5Bを設け、図3に示すジョイントボルト6で相互
に接合したものである。ジョイントボルト6は、軸方向
中央に六角形の頭部7を有するねじ切りパイプからな
り、頭部7の両側に互いに逆ねじの雄ねじ部8A,8B
が形成してある。これら雄ねじ部8A,8Bを対応する
鋼管4,4の雌ねじ部5A,5Bに各々螺合させる。ジ
ョイントボルト6の頭部7は、六角形に限らず、スパナ
などの締付け工具が係合可能な非円形であればよい。丸
形鋼管4の端部の各雌ねじ部5A,5Bは各々ねじ切り
パイプからなり、摩擦圧接合により丸形鋼管4の端部に
接合してある。図中、符号aはその摩擦圧接合部を示
す。雌ねじ部5A,5Bとなるねじ切りパイプは、丸形
鋼管4よりも厚肉で、丸形鋼管4と外径を同径としてあ
る。
【0011】この構成によると、ジョイントボルト6の
頭部7をスパナ等の工具で挟んで回すことで、その各雄
ねじ部8A,8Bを鋼管4,4の雌ねじ部5A,5Bに
螺合させることができる。両雄ねじ部8A,8Bは互い
に逆ねじであるため、両側の鋼管4,4を回すことなく
締め付けることができる。このように、1本のジョイン
トボルト6を回すだけで良いため、熟練工でなくても、
必要な位置まで締めつけることで所定の耐力が確保で
き、安定した接合が行える。しかも、作業効率が良く短
時間で接合できる。また、接合部の外部に突出する不必
要な突起物がないため、接合作業や他の種々の周辺作業
を安全に行うことができる。さらに、突出物がないこと
から、接合部を露出したままとする場合でも見栄えが良
い。なお、前記所定の締め付け位置は、ジョイントボル
ト6に目印を施すことで定めても良く、またジョイント
ボルト6の頭部7等が鋼管4の端面に当接するねじ込み
深さを所定の締め付け位置としても良い。鋼管4,4の
雌ねじ部5A,5Bは、ねじ切りパイプを用いているた
め、必要な強度の肉厚のものが使用できる。また、摩擦
圧接合で鋼管4と接合しているため、溶接歪みのない堅
固な接合が行える。なお、アーク溶接によっても堅固に
接合できる。
【0012】なお、ジョイントボルト6の外径は、鋼管
4がトラスの主材である場合、例えば89.1mmないし
318.5mm程度が適切である。この範囲の外径である
と、締め込み作業に一般の電動工具が使用できる。この
ように、この実施例の接合構造を使用することで、図4
に示すトラス2を容易にスパンの長いものとできる。一
般のトラック輸送が可能な長さは、所定の長さに道路交
通規則等で定められているが、このような規制長さを超
えたスパンのトラスが、この接合構造の使用で容易に構
築できる。
【0013】図5ないし図7はこの発明の第2の実施例
を示す。この実施例は、図4に示す鉄骨架構1における
トラス2の弦材3を、複数本の鋼管4を接続して構成す
るにつき、図5に示す接合構造を使用するものである。
図5の接合構造は、接合する一対の丸形鋼管4の端部
に、図6のように互いに逆ねじの雄ねじ部9A,9Bを
設け、ジョイントスリーブ10で接合するものである。
ジョイントスリーブ10は、図7のように両側に互いに
逆ねじの雌ねじ部11A,11Bを有し、かつ中央に締
め付け用孔12を有するものである。ジョイントスリー
ブ10は鋼管4よりも厚肉としてある。ジョイントスリ
ーブ10の軸方向中央には補強仕切り13が設けられ、
これによりジョイントスリーブ10の剛性や他の強度の
向上が図られている。締め付け用孔12は補強仕切り1
3を貫通して形成されている。丸形鋼管4の端部の各雄
ねじ部9A,9Bはねじ切りパイプからなり、円板状ま
たはリング状のダイヤフラム19を介して摩擦圧接合に
より丸形鋼管4の端部に接合してある。ダイヤフラム1
9は、ねじ切りパイプからなる雄ねじ部9A,9Bに対
する接合部bと、鋼管4に対する接合部cの両方を摩擦
圧接合部としてある。このように摩擦圧接合とすること
で、前記と同様にアーク溶接等によって接合する場合に
比べて十分な接合強度を確保できる。
【0014】この接合構造の場合、ジョイントスリーブ
10の中央の締め付け用孔12にシノ等の工具を差し込
んでジョイントスリーブ10を回すことで、ジョイント
スリーブ10の両側の雌ねじ部11A,11Bをそれぞ
れ対応する両鋼管4の端部の雄ねじ部9A,9Bに螺合
させる。このように、この実施例の場合も簡単な工具で
ジョイントスリーブ10を回して鋼管4を容易にかつ迅
速に接合でき、熟練工も要らない。また、接合部に外部
に突出する突起物がないので、接合作業や周辺作業を安
全に行うことができ、見栄えも向上する。
【0015】なお、前記実施例では、接合する一対の丸
形鋼管4に対して、ジョイントスリーブ10の外径をこ
れら鋼管4と略同径としたが、図8のように丸形鋼管4
に比してジョイントスリーブ10の外径を大きくしても
よい。また、前記各実施例では、一対の丸形鋼管4,4
を接合する場合を示したが、図5〜8の実施例におい
て、鋼管4を図9のように角形鋼管14とした場合にも
同様に適用できる。ジョイントスリーブ10の構成は図
7の例と同様である。図1ないし図4の実施例の場合
も、鋼管4を角形鋼管とできるが、その場合は雄ねじ部
5A,5Bとなるねじ切りパイプと角形鋼管との間に図
6や図9の例のようなダイヤフラムを介在させる。ま
た、前記各実施例において、互いに接合する鋼管のう
ち、片方を丸形鋼管とし、もう片方を角形鋼管としても
良い。
【0016】
【発明の効果】この発明の請求項1の鉄骨架構用鋼管の
接合構造は、接合する一対の鋼管の端部に互いに逆ねじ
の雌ねじ部を設け、軸方向中央に非円形の頭部を有しこ
の頭部の両側に互いに逆ねじの雄ねじ部を有するジョイ
ントボルトを設け、このジョイントボルトの両側の雄ね
じ部を前記両鋼管の雌ねじ部に螺合させたため、突出部
分が少なくて安全作業に適し、特殊な専用器具や熟練工
を要することなく、安定した接合品質で作業効率良く接
合することができる。請求項2の発明では、各雌ねじ部
を鋼管の端部に摩擦圧接合されたねじ切りパイプとした
ため、雌ねじ部を厚肉に形成できて強度確保が図れ、ね
じの形成も容易となる。また、摩擦圧接合の採用によ
り、ねじ切りパイプの接合が堅固に行える。さらに、ジ
ョイントボルトがパイプ状であるため、管径が太くても
材料の無駄がない。請求項4の発明の接合構造は、接合
する一対の鋼管の端部に互いに逆ねじの雄ねじ部を設
け、両側に互いに逆ねじの雌ねじ部を有しかつ中央に締
め付け用孔を有するジョイントスリーブを設け、このジ
ョイントスリーブの両側の雌ねじ部を前記両鋼管の雄ね
じ部に螺合させたため、請求項1の発明と同様に、突出
部分が少なくて安全作業に適し、特殊な専用器具や熟練
工を要することなく、安定した接合品質で作業効率良く
接合することができる。請求項5の発明は、前記各雄ね
じ部を鋼管の端部に摩擦圧接合されたねじ切りパイプと
し、ジョイントスリーブの軸方向中央に補強仕切りを設
け、この補強仕切りに前記締め付け用孔を設けたため、
この場合も剛性や他の強度の向上が簡単に図れる。この
発明の鉄骨架構は、トラスの弦材を複数本の鋼管の接続
体とし、これら各鋼管を請求項1または請求項2または
請求項4または請求項5の接合構造で接合したため、簡
単に、安全かつ迅速な接合作業で、弦材が複数本の鋼管
を継いで構成される十分なスパンのトラスを構築でき
る。例えば、トラック輸送のできないスパンのトラスが
容易に構築できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例に係る鉄骨架構用鋼管
の接合構造の正面図である。
【図2】(A)は同接合構造における鋼管の端面図、
(B)は同接合構造における雌ねじ部の破断正面図、
(C)は同雌ねじ部の横断面図である。
【図3】(A)は同接合構造のジョイントボルトにおけ
る雄ねじ部の左側面図、(B)は同ジョイントボルトの
正面図、(C)は同雄ねじ部の右側面図である。
【図4】(A)は同接合構造を応用した鉄骨架構の一例
を示す正面図、(B)は同鉄骨架構のトラス部分の拡大
図である。
【図5】この発明の第2の実施例に係る鉄骨架構用鋼管
の接合構造の正面図である。
【図6】(A)は同接合構造における鋼管の端面図、
(B)は同接合構造における雄ねじ部の正面図、(C)
は同雄ねじ部の横断面図である。
【図7】(A)は同接合構造のジョイントスリーブにお
ける補強仕切りの断面図、(B)は同ジョイントスリー
ブの正面図、(C)は同ジョイントスリーブの端面図で
ある。
【図8】この発明の第3の実施例に係る鉄骨架構用鋼管
の接合構造の正面図である。
【図9】(A)はこの発明の第4の実施例に係る鉄骨架
構用鋼管の接合構造の正面図、(B)は同接合構造が適
用される角形鋼管の断面図である。
【図10】(A),(B)は従来例の正面図および破断
側面図である。
【図11】(A),(B)は他の従来例の正面図および
破断側面図である。
【図12】(A),(B)はさらに他の従来例の正面図
および破断側面図である。
【符号の説明】
1…鉄骨架構、2…トラス、3…弦材、4,14…鋼
管、5A,5B…雌ねじ部、6…ジョイントボルト、7
…頭部、8A,8B…雄ねじ部、9A,9B…雄ねじ
部、10…ジョイントスリーブ、11A,11B…雌ね
じ部、12…締め付け用孔、13…補強仕切り

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接合する一対の鋼管の端部に互いに逆ね
    じの雌ねじ部を設け、軸方向中央に非円形の頭部を有し
    この頭部の両側に互いに逆ねじの雄ねじ部を有するジョ
    イントボルトを設け、このジョイントボルトの両側の雄
    ねじ部を前記両鋼管の雌ねじ部に螺合させた鉄骨架構用
    鋼管の接合構造。
  2. 【請求項2】 前記各雌ねじ部が、鋼管の端部に摩擦圧
    接合されたねじ切りパイプであり、前記ジョイントボル
    トがパイプ状である請求項1記載の鉄骨架構用鋼管の接
    合構造。
  3. 【請求項3】 トラスの弦材を複数本の鋼管の接続体と
    し、これら各鋼管を請求項1または請求項2記載の鉄骨
    架構用鋼管の接合構造で接合した鉄骨架構。
  4. 【請求項4】 接合する一対の鋼管の端部に互いに逆ね
    じの雄ねじ部を設け、両側に互いに逆ねじの雌ねじ部を
    有しかつ中央に締め付け用孔を有するジョイントスリー
    ブを設け、このジョイントスリーブの両側の雌ねじ部を
    前記両鋼管の雄ねじ部に螺合させた鉄骨架構用鋼管の接
    合構造。
  5. 【請求項5】 前記各雄ねじ部が、鋼管の端部に摩擦圧
    接合されたねじ切りパイプであり、前記ジョイントスリ
    ーブは軸方向中央に補強仕切りを有し、この補強仕切り
    に前記締め付け用孔を設けた請求項1記載の鉄骨架構用
    鋼管の接合構造。
  6. 【請求項6】 トラスの弦材を複数本の鋼管の接続体と
    し、これら各鋼管を請求項4または請求項5記載の鉄骨
    架構用鋼管で接合した鉄骨架構。
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