JPH08300768A - ヘッドギャップ調整機構付印字装置 - Google Patents

ヘッドギャップ調整機構付印字装置

Info

Publication number
JPH08300768A
JPH08300768A JP7129565A JP12956595A JPH08300768A JP H08300768 A JPH08300768 A JP H08300768A JP 7129565 A JP7129565 A JP 7129565A JP 12956595 A JP12956595 A JP 12956595A JP H08300768 A JPH08300768 A JP H08300768A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
contact portion
guide plate
carriage
protrusion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7129565A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3488540B2 (ja
Inventor
Motohito Hino
元人 日野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP12956595A priority Critical patent/JP3488540B2/ja
Priority to US08/635,591 priority patent/US5678936A/en
Publication of JPH08300768A publication Critical patent/JPH08300768A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3488540B2 publication Critical patent/JP3488540B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J25/00Actions or mechanisms not otherwise provided for
    • B41J25/304Bodily-movable mechanisms for print heads or carriages movable towards or from paper surface
    • B41J25/308Bodily-movable mechanisms for print heads or carriages movable towards or from paper surface with print gap adjustment mechanisms
    • B41J25/3088Bodily-movable mechanisms for print heads or carriages movable towards or from paper surface with print gap adjustment mechanisms with print gap adjustment means on the printer frame, e.g. for rotation of an eccentric carriage guide shaft
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J25/00Actions or mechanisms not otherwise provided for
    • B41J25/304Bodily-movable mechanisms for print heads or carriages movable towards or from paper surface
    • B41J25/308Bodily-movable mechanisms for print heads or carriages movable towards or from paper surface with print gap adjustment mechanisms

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヘッドギャップの変動を別個の規制手段や付
勢手段を設けずに排除したヘッドギャップ調整機構付印
字装置を提供すること。 【構成】 印字装置の印字ヘッドを搭載するキャリッジ
20に回動可能にレバー2を取り付け、このレバー2に
一体にカム面8a、8bを有する偏心カム8と、突起9
とを形成し、カム面8a及び突起9により印字装置のガ
イドプレート21を上下から挟持する状態と、カム面8
b及び突起9によりガイドプレート21を上下から挟持
する状態とをレバー2の回動操作により選択してヘッド
ギャップの調整を行うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印字ヘッドと印字用紙
との間隔(以下、「ヘッドギャップ」という)を調整で
きる印字装置に関し、更に詳細には、印字ヘッドを搭載
するキャリッジの前部に設けられる高さ調整レバーを、
ガイド部材を上下から挟み込むように形成することによ
り、ヘッドギャップが常に適正に維持されるようにした
印字装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】印字装置では、印字ヘッドと印字用紙と
の間のヘッドギャップが適正に調整されていないと印字
の解像度が悪くなったり、印字ヘッドが印字用紙との摩
擦で損傷したりする。ところが通常の印字用紙以外に封
筒のような比較的厚いものが印字に供されることがあり
被印字体の厚さは一定しないため、被印字体と印字ヘッ
ドとが共に固定されていると被印字体の厚さによりヘッ
ドギャップが変化してしまう。このため印字装置では、
使用する紙の厚さに応じてヘッドギャップを調整できる
ようにする必要がある。
【0003】このためのヘッドギャップ調整機構を設け
た従来の印字装置の例として、特開平6−115212
号公報に記載されているものが挙げられる。同号公報に
記載されている印字装置のヘッドギャップ調整機構の部
分を図11に示す。ここに示すのは印字ヘッドを搭載す
るキャリッジ20を前側から見た図であり、キャリッジ
20の前方下部にその移動方向に沿って設けられたガイ
ドプレート21に対する高さ調整を行う部分である。
【0004】キャリッジ20の前面には、中心軸4の周
りに回動可能な調節レバー51が取り付けられている。
この調節レバー51は、偏心カム52、操作ツマミ5
3、フック部54、ストッパアーム55が一体に形成さ
れたものであり、偏心カム52に対し偏心して設けられ
た中心軸4がキャリッジ20後面の下部に取り付けられ
ている。偏心カム52は、カム面52a、52b、52
cを有している。このうちカム面52aと52bとは、
中心軸4の中心からの距離が互いに異なりカム面52a
の方がカム面52bより中心軸4の中心から近い。そし
てこれらは曲面状に連続している。これらは、操作ツマ
ミ53の操作によりいずれか一方がガイドプレート21
に接触するものである。
【0005】そしてキャリッジ2の前面には、中心軸4
を中心に弧状をなすガイドレール34と、その内側に設
けられた2つのストッパ32、33とが設けられてい
る。ガイドレール34は調節レバー51のフック部54
を案内するものであり、ストッパ32、33はストッパ
アーム55の先端を係止して調節レバー51の回動を規
制するものである。
【0006】この印字装置のヘッドギャップ調整機構に
おいて、操作ツマミ53を操作して調節レバー51を回
動させ、ストッパアーム55の先端がストッパ33に係
止された位置にすると(図11の左側)、偏心カム52
のカム面52aがガイドプレート21に接触した状態と
なる。一方、操作ツマミ53を操作して調節レバー52
を回動させ、ストッパアーム55がストッパ32に係止
された位置にすると(図11の右側)、偏心カム52の
カム面52bがガイドプレート21に接触した状態とな
る。この2つの状態ではキャリッジ20の前部における
ガイドプレート21に対する高さが異なるので、この切
換によりキャリッジ20はその後方下部に設けられたガ
イドシャフトを中心に回動し、印字ヘッドの位置が移動
され、ヘッドギャップが調整されることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この印
字装置のヘッドギャップ調整機構には以下に説明する問
題点があった。即ちこのヘッドギャップ調整機構では、
偏心カム52のカム面52a又52bがガイドプレート
21の上面に接触して位置決めしており、この接触は単
にキャリッジ20及びその搭載物の重量に依っているに
すぎない。従って、キャリッジ20の前部を持ち上げる
向きの力が作用した場合に偏心カム52がガイドプレー
ト21から浮き上がり、このためヘッドギャップが狂う
おそれがある。
【0008】このような力が作用する原因としては、キ
ャリッジ20のガイドシャフトに沿っての印字のための
移動により生じるモーメントがある。キャリッジ20は
通常ベルト駆動されるが、そのベルトの取付位置はキャ
リッジ20の搭載物を含めた全体での重心位置と異なる
ためである。特に、印字速度の高速化に伴いキャリッジ
20の加減速が激しくなってきた近年の印字装置ではこ
の問題が大きく、キャリッジ2は印字中ふらつきながら
移動しているに等しい状態であるため、ヘッドギャップ
の狂いによる印字解像度の悪化や印字ヘッドの摩擦損傷
が生じ易い。
【0009】もう1つの問題点として、印字ヘッドのキ
ャッピングがある。即ち印字ヘッドがインクジェット式
のものである場合には、ヘッド内で増粘や発泡等した劣
化インクを吸引除去して作動状態を回復させる必要があ
るので、キャリッジ20は適宜の頻度で印字範囲を外れ
て所定の回復位置に移動し印字ヘッドを回復装置に対面
させるようになっている。この回復位置では回復装置の
キャップを当てがって印字ヘッドを覆うので、印字ヘッ
ドがキャリッジ20の下面に設けられている場合にはこ
のキャッピング時に上向きの力が作用する。この場合に
は印字解像度の問題は生じないが、印字ヘッドがスムー
ズにキャップされないので回復動作の所要時間が長くな
り、トータルでの印字速度を低下させる。
【0010】このような現象を防止するためには、偏心
カム52のカム面52cを上方から押し付ける規制板を
ガイドプレート52と平行に設ける等の対策を施す必要
があった。しかしかかる対策をとっても、規制板の加工
精度や取付精度が悪いとガイドプレート21との平行度
が出しにくかったり、またキャリッジ20の組み付け作
業が困難化したり等、別の問題が引き起こされた。ある
いは、バネ等の付勢手段を用いて浮き上がりの防止を図
ったものもあったが、部品点数の増加によるコストアッ
プを余儀なくされていた。
【0011】本発明は従来技術のかかる問題点を解消す
るためになされたものであり、その目的とするところ
は、キャリッジの移動時等においてもキャリッジのガイ
ドプレートからの浮き上がりを生じないようにして、ヘ
ッドギャップの狂いによる印字解像度の悪化や印字ヘッ
ドの損耗を排除したヘッドギャップ調整機構付印字装置
を、別個の規制手段や付勢手段を設けることなく少ない
部品点数で提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明のヘッドギャップ調整機構付印字装置(1)は、
印字領域に沿って移動するキャリッジと、このキャリッ
ジに搭載された印字ヘッドと、前記キャリッジの一端を
案内するガイドシャフトと、前記キャリッジの他端を案
内するガイドプレートと、前記キャリッジに回動可能に
取り付けたレバーとを備えたヘッドギャップ調整機構付
印字装置において、前記レバーに一体に設けられこのレ
バーの回動により選択的に前記ガイドプレートの表側に
接触する第1上接部及び第2上接部と、前記レバーに一
体に設けられ前記第1上接部が前記ガイドプレートに接
触するときにガイドプレートの裏側に接触する第1下接
部と、前記レバーに一体に設けられ前記第2上接部が前
記ガイドプレートに接触するときにガイドプレートの裏
側に接触する第2下接部とを有し、前記第1上接部及び
第2上接部の前記レバーの回動中心からの距離が異なる
ことをその要旨とする。
【0013】また本発明のヘッドギャップ調整機構付印
字装置(2)は、前記レバーに一体に形成された第1突
起部及び第2突起部を有し、この第1突起部の側面に前
記第1上接部及び第2上接部を設け、第2突起部の側面
に前記第1下接部及び第2下接部を設けたことを特徴と
する(1)の構成を有する。
【0014】また本発明のヘッドギャップ調整機構付印
字装置(3)は、前記レバーに一体に形成された偏心カ
ム部及び突起部を有し、この偏心カム部の側面に前記第
1上接部及び第2上接部を設け、突起部の側面に前記第
1下接部及び第2下接部を設けたことを特徴とする
(1)の構成を有する。
【0015】また本発明のヘッドギャップ調整機構付印
字装置(4)は、前記レバーに一体に形成された偏心カ
ム部、第1突起部及び第2突起部を有し、この偏心カム
部の側面に前記第1上接部及び第2上接部を設け、第1
突起部の側面に前記第1下接部を設け、第2突起部の側
面に前記第2下接部を設けたことを特徴とする(1)の
構成を有する。
【0016】
【作用】かかる構成を有する本発明のヘッドギャップ調
整機構付印字装置(1)では、レバーを回動させると、
ガイドプレートがレバーと一体の第1上接部及び第1下
接部により挟持される状態と、レバーと一体の第2上接
部及び第2下接部により挟持される状態とが切り換えら
れ、キャリッジに取り付けられたレバーの回動中心のガ
イドプレートからの距離が変化する。このためキャリッ
ジがガイドシャフト周りに回動して印字ヘッドと印字面
とのヘッドギャップが変更される。従って、被印字体の
厚さに応じてレバーを回動操作することによりヘッドギ
ャップを適正に保ち良好な印字をすることができる。こ
こで、レバーをいずれの位置にしても、レバーはガイド
プレートを両側から保持するので、キャリッジを印字領
域に沿って移動させるときにキャリッジが回動してヘッ
ドギャップが変動することはない。
【0017】また本発明のヘッドギャップ調整機構付印
字装置(2)では、レバーを回動させると、ガイドプレ
ートが第1突起部の側面に設けられた第1上接部及び第
2突起部の側面に設けられた第1下接部により挟持され
る状態と、第1突起部の側面に設けられた第2上接部及
び第2突起部の側面に設けられた第2下接部により挟持
される状態とが切り換えられ、ヘッドギャップが変更さ
れる。
【0018】また本発明のヘッドギャップ調整機構付印
字装置(3)では、レバーを回動させると、ガイドプレ
ートが偏心カム部の側面に設けられた第1上接部及び突
起部の側面に設けられた第1下接部により挟持される状
態と、偏心カム部の側面に設けられた第2上接部及び突
起部の側面に設けられた第2下接部により挟持される状
態とが切り換えられ、ヘッドギャップが変更される。
【0019】また本発明のヘッドギャップ調整機構付印
字装置(4)では、レバーを回動させると、ガイドプレ
ートが偏心カム部の側面に設けられた第1上接部及び第
1突起部の側面に設けられた第1下接部により挟持され
る状態と、偏心カム部の側面に設けられた第2上接部及
び第2突起部の側面に設けられた第2下接部により挟持
される状態とが切り換えられ、ヘッドギャップが変更さ
れる。
【0020】
【実施例】以下、本発明に係るヘッドギャップ調整機構
付印字装置を図面に示す実施例に即して詳細に説明す
る。図1に全体斜視図で示す印字装置1には、アンダー
フレーム40の前部に手差し給紙部41が設けられてお
り、手差し給紙部41の後方でアンダーフレーム40の
上部には後述するキャリッジ20やパージキャップ42
等を搭載するサブフレーム43が載置されている。サブ
フレーム43の上部後方には、印刷用紙を複数枚貯蔵可
能な給紙カセット46が脱着可能に取り付けられてい
る。
【0021】サブフレーム43には左右にサイドフレー
ム44、45が設けられており、給紙カセット46はこ
れらの間に取り付けられ、パージ装置42はその外側に
位置する。またサブフレーム43の前端部分にはキャリ
ッジ20を案内するガイドプレート21が形成されてい
る。キャリッジ20は印字領域に沿って移動可能であ
り、その移動範囲にはパージキャップ42に対面する位
置も含まれている。キャリッジ20は印字ヘッドを搭載
するものであり、パージキャップ42は印字ヘッドの回
復動作を行うパージ装置の一部である。また、サブフレ
ーム43の下面には、キャリッジ20の移動の駆動源で
あるCRモータ47が取り付けられている。
【0022】キャリッジ20について、図2の側視図を
用いて更に説明する。キャリッジ20は、搭載するイン
クジェット式の印字ヘッド22をプラテンローラ23に
搬送される印字用紙Sに対面させつつ印字領域に沿って
移動させるものであり、CRモータ47によりベルト駆
動されるようになっている。このキャリッジ20は、プ
ラテンローラ23側(以下、後側という)の端部がガイ
ドシャフト24に案内され、図1の手差し給紙部41側
(以下、前側という)の端部がレバー2を介してガイド
プレート21に案内されている。ガイドシャフト24は
プラテンローラ23と平行であり、その両端は図1のサ
イドフレーム44、45に保持されている。かかるキャ
リッジ20には、ヘッドホルダ25を介して印字ヘッド
22とインクカートリッジ26とが搭載されている。
【0023】また、プラテンローラ23の上方には、印
字ヘッド22の吐出面27と対面する印字位置を通過し
た印字用紙Sを排出する排出ローラ28及び押えローラ
29が設けられており、印字位置における印字用紙Sが
弛まないようにされている。印字用紙Sが弛むと印字ヘ
ッド22の吐出面27と印字用紙Sとのヘッドギャップ
Gが変するので、印字の解像度が悪化したり吐出面27
が印字用紙Sとの摩擦で損傷したりすることがあるから
である。更に印字ヘッド22から見て印字用紙Sの裏側
には、用紙ガイド30が設けられている。
【0024】次に、キャリッジ20のガイドプレート2
1側の端部に取り付けられるレバー2について、図4を
参照して説明する。図4に表側と裏側とを斜視図で示す
レバー2は、操作アーム3、軸部4、ストッパアーム
5、及びホールド部6を、合成樹脂等の低摩擦係数の材
料で一体に成形したものである。
【0025】操作アーム3は、レバー2をキャリッジ2
0に取り付けた状態で軸部4の周りに回動操作するため
の操作部分であり、先端部の表側には操作者が指を掛け
るツマミ3aが形成され、裏側には後述するキャリッジ
20のガイドレールに案内されるフック3bが形成され
ている。軸部4はキャリッジ20に取り付けたときに回
動中心となる部分で、その裏側にはキャリッジ20の後
述する軸受部に係止されるフック7、7が設けられてい
る。フック7、7は、先端部分に外方への小突起7aを
有している。また軸部4の周囲には偏心カム8が設けら
れている。偏心カム8の側面にはカム面8a、8bが形
成されており、軸部4の軸心からの距離はカム面8aよ
りカム面8bの方が大きい。
【0026】ストッパアーム5は、レバー2の回動範囲
を規制するためのものであり、その先端5aがキャリッ
ジ20の後述するストッパに係止されるものである。ホ
ールド部6には突起9が形成されている。この突起9
は、レバー2をキャリッジ20に取り付け印字装置1に
セットしたときに偏心カム8と協働してガイドプレート
21を上下から挟持するためのものである。
【0027】次に、かかるレバー2を取り付けるキャリ
ッジ20の前面部分を図5により説明する。キャリッジ
20の前面部分には、レバー2の軸部4を取り付ける筒
状の軸受部31と、ストッパアーム5の先端5aを係止
して回動範囲を規制する山状のストッパ32、33と、
操作アーム3のフック3bを案内する弧状のガイドレー
ル34とが形成されている。
【0028】軸受部31の内面径はレバー2のフック
7、7の外幅(小突起7aでない部分)と等しくされて
いる。これは、軸受部31にレバー2のフック7、7を
差し込むと、フック7、7が小突起7aの分内側へ曲が
りながら侵入し、小突起7aが軸受部31の裏面に達し
たところでフック7、7が元に戻り、レバー2は手動で
回動可能にかつ外れないように取り付けられるように構
成したものである。また、ストッパ32、33は、レバ
ー2を回動させたときにストッパアーム5の先端5aが
接触して回動が規制され、かつ、操作者が操作アーム3
を操作して回動させたときにはストッパアーム5が弾性
変形することによりこれを乗り越えられる程度の高さを
有している。
【0029】レバー2をキャリッジ20に取り付け印字
装置1にセットした状態では、図2に示すように偏心カ
ム8と突起9とが上下からガイドプレート21に接触し
て、キャリッジ20の前端部のガイドプレート21に対
する高さを決定している。このためこの状態ではキャリ
ッジ20はガイドシャフト24の周りに回動することは
なく、ヘッドギャップGは一定に維持されている。従っ
て、キャリッジ20を印字領域に沿って移動させつつ印
字データに従い印字ヘッド22からインクを吐出するこ
とにより、給紙カセット46からプラテンローラ23に
より供給される印字用紙Sに印字を行うことが可能であ
る。
【0030】次に作用を説明する。レバー2は前記のよ
うに軸部4の周りに回動可能であるのでこの回動動作に
より、偏心カム8のカム面8aと突起9とでガイドプレ
ート21を挟持する状態と、カム面8bと突起9とでガ
イドプレート21を挟持する状態と、のいずれかを選択
できる。各状態でのキャリッジ20の正面図を図6に示
す。
【0031】図6の右側には、レバー2を右向きに回動
させた状態が示されている。この状態は、レバー2の回
動によりストッパアーム5の先端5aがストッパ32に
接触し更にこれを乗り越えたところで停止させた状態で
ある。このとき、偏心カム8のカム面8bがガイドプレ
ート21の上面に接触し、そして突起9がガイドプレー
ト21の下面に接触しており、ガイドプレート21は上
下から挟持されている。この状態では、軸部4の軸心か
らの距離が大きいカム面8bがガイドプレート21の上
面に接触しているので、キャリッジ20の前部は若干持
ち上げられた状態にある。また、このとき突起9がガイ
ドプレート21の下面に接触しているので、レバー2を
更に右向きに回動させることはできない。この状態が図
2の側視図に対応する状態である。
【0032】そして、ツマミ3aによりレバー2を左向
きに回動させると、ストッパアーム5が弾性変形してそ
の先端5aがストッパ32を乗り越え、偏心カム8のカ
ム面8bと突起9とによるガイドプレート21の挟持が
解除される。そして更にレバー2を左向きに回動させ、
先端5aがストッパ33に接触してこれを乗り越えたと
ころで停止させると、図6の左側に示す状態となる。
【0033】このとき、偏心カム8のカム面8aがガイ
ドプレート21の上面に接触し、そして突起9がガイド
プレート21の下面に接触しており、ガイドプレート2
1は上下から挟持されている。この状態では、軸部4の
軸心からの距離が小さいカム面8aがガイドプレート2
1の上面に接触しているので、キャリッジ20の前部は
図6の右側の状態と比べて若干下がっている。また、こ
のとき突起9がガイドプレート21の下面に接触してい
るので、レバー2を更に左向きに回動させることはでき
ない。尚、突起9は図6の左右いずれの状態でもその側
面の一箇所がガイドプレート21の下面に接触している
が、実際に接触している箇所はその側面の異なる位置で
ある。
【0034】この状態の側視図を図3に示す。図2の状
態と比較してキャリッジ20全体がガイドシャフト24
を中心に少し右に回動しており、従って印字ヘッド22
がわずかに印字用紙Sから後退し、ヘッドギャップがG
+Δとなっている。このように印字装置1では、レバー
2の回動によりヘッドギャップを調整できるので、使用
する印字用紙Sの厚さに応じてレバー2を操作すればよ
い。即ち、通常のコピー用紙のような薄手の紙を印字用
紙Sとして用いるときには図6の右側及び図2に示す状
態で印字を行うが、封筒や葉書のような厚手の印字用紙
Sを用いるときには図6の左側及び図3に示す状態とす
れば、印字ヘッド22の後退Δによって厚さが相殺さ
れ、薄手の印字用紙Sの場合と同様に最適なヘッドギャ
ップで印字できるのである。
【0035】次に、第2の実施例について図7及び図9
を参照して説明する。この実施例は、前記第1実施例の
レバー2に替えて形状の異なるレバー10を用いたもの
であり、他の部分は同様である。図7に表側と裏側とを
斜視図で示すレバー10は、操作アーム3、軸部4、ス
トッパアーム5、及びホールド部6を、合成樹脂等の低
摩擦係数の材料で一体に成形したものである点ではレバ
ー2と同様である。レバー2との相違点はホールド部6
に2個の突起9a、9bが形成されていることであり、
操作アーム3や、軸部4及び偏心カム8、そしてストッ
パアーム5に関しては違いはない。このレバー10は、
レバー2と同様にキャリッジ20の前面の軸受部31に
回動可能に取り付けて使用されるものである。
【0036】レバー10の作用を説明する。レバー10
を軸部4の周りに回動させることにより、偏心カム8の
カム面8aと突起9aとでガイドプレート21を挟持す
る状態と、カム面8bと突起9bとでガイドプレート2
1を挟持する状態と、のいずれかを選択できる。各状態
でのキャリッジ20の正面図を図9に示す。
【0037】図9の右側には、レバー10を右向きに回
動させた状態が示されている。この状態は、レバー10
の回動によりストッパアーム5の先端5aがストッパ3
2に接触し更にこれを乗り越えたところで停止させた状
態である。このとき、偏心カム8のカム面8bがガイド
プレート21の上面に接触し、そして突起9bがガイド
プレート21の下面に接触しており、ガイドプレート2
1は上下から挟持されている。この状態では、軸部4の
軸心からの距離が大きいカム面8bがガイドプレート2
1の上面に接触しているので、キャリッジ20の前部は
若干持ち上げられた状態にある。また、このとき突起9
bがガイドプレート21の下面に接触しているので、レ
バー10を更に右向きに回動させることはできない。こ
の状態は図2の側視図に対応する。
【0038】そして、レバー10を左向きに回動させる
と、ストッパアーム5が弾性変形してその先端5aがス
トッパ32を乗り越え、偏心カム8のカム面8bと突起
9bとによるガイドプレート21の挟持が解除される。
そして更にレバー10を左向きに回動させ、先端5aが
ストッパ33に接触してこれを乗り越えたところで停止
させると、図9の左側に示す状態となる。このとき、偏
心カム8のカム面8aがガイドプレート21の上面に接
触し、そして突起9aがガイドプレート21の下面に接
触しており、ガイドプレート21は上下から挟持されて
いる。この状態では、軸部4の軸心からの距離が小さい
カム面8aがガイドプレート21の上面に接触している
ので、キャリッジ20の前部は図9の右側の状態と比べ
て若干下がっている。また、このとき突起9aがガイド
プレート21の下面に接触しているので、レバー10を
更に左向きに回動させることはできない。
【0039】この状態は図3の側視図に対応する。従っ
て第1実施例の場合と同様に、レバー10の回動により
ヘッドギャップを調整できるので、使用する印字用紙S
の厚さに応じてレバー10を操作すればよい。即ち、薄
手の紙を印字用紙Sとして用いるときには図9の右側に
示す状態で印字を行うが、厚手の印字用紙Sを用いると
きには図9の左側に示す状態とすれば、印字ヘッド22
の後退Δによって厚さが相殺され、薄手の印字用紙Sの
場合と同様に最適なヘッドギャップで印字できるのであ
る。
【0040】次に、第3の実施例について図8及び図1
0を参照して説明する。この実施例は、前記第1実施例
のレバー2に替えて形状の異なるレバー11を用いたも
のであり、他の部分は同様である。図8に表側と裏側と
を斜視図で示すレバー11は、操作アーム3、軸部4、
ストッパアーム5、及びホールド部6を、合成樹脂等の
低摩擦係数の材料で一体に成形したものである点ではレ
バー2と同様である。レバー2との相違点は軸部4の周
囲に偏心カムを設けず、替わりに軸部4に近接して突起
12を設けたことであり、操作アーム3や、ホールド部
6及び突起9、そしてストッパアーム5に関しては違い
はない。ここで突起12の中心は、軸部4の中心と突起
9の中心とをむすぶ直線上にはなく、少し操作アーム3
側に偏っている。このレバー11は、レバー2と同様に
キャリッジ20の前面の軸受部31に回動可能に取り付
けて使用されるものである。
【0041】レバー11の作用を説明する。レバー11
を用いた場合にはガイドプレート21の挟持は突起12
と突起9とによりなされるが、突起12の形成位置が偏
っているので、レバー11を軸部4の周りに回動させる
ことにより、挟持した状態でのガイドプレート21から
軸部4までの高さを2段階のいずれかに選択できる。各
状態でのキャリッジ20の正面図を図10に示す。
【0042】図10の右側には、レバー11を右向きに
回動させた状態が示されている。この状態は、レバー1
1の回動によりストッパアーム5の先端5aがストッパ
32に接触し更にこれを乗り越えたところで停止させた
状態である。このとき、突起12がガイドプレート21
の上面に接触し、そして突起9がガイドプレート21の
下面に接触しており、ガイドプレート21は上下から挟
持されている。この状態ではキャリッジ20の前部は若
干持ち上げられた状態にある。また、このとき突起9が
ガイドプレート21の下面に接触しているので、レバー
11を更に右向きに回動させることはできない。この状
態は図2の側視図に対応する。
【0043】そして、レバー11を左向きに回動させる
と、ストッパアーム5が弾性変形してその先端5aがス
トッパ32を乗り越え、突起12と突起9とによるガイ
ドプレート21の挟持が解除される。そして更にレバー
11を左向きに回動させ、先端5aがストッパ33に接
触してこれを乗り越えたところで停止させると、図10
の左側に示す状態となる。
【0044】このとき再び、突起12がガイドプレート
21の上面に接触し、そして突起9がガイドプレート2
1の下面に接触しており、ガイドプレート21は上下か
ら挟持されている。この状態ではキャリッジ20の前部
は図10の右側の状態と比べて若干下がっている。ま
た、このとき突起9がガイドプレート21の下面に接触
しているので、レバー11を更に左向きに回動させるこ
とはできない。尚、突起12、9は図10の左右いずれ
の状態でもそれらの側面のそれぞれ一箇所がガイドプレ
ート21の上下面に接触しているが、実際に接触してい
る箇所はそれらの側面の異なる位置である。
【0045】この状態は図3の側視図に対応する。従っ
て第1、第2実施例の場合と同様に、レバー11の回動
によりヘッドギャップを調整できるので、使用する印字
用紙Sの厚さに応じてレバー11を操作すればよい。即
ち、薄手の紙を印字用紙Sとして用いるときには図10
の右側に示す状態で印字を行うが、厚手の印字用紙Sを
用いるときには図10の左側に示す状態とすれば、印字
ヘッド22の後退Δによって厚さが相殺され、薄手の印
字用紙Sの場合と同様に最適なヘッドギャップで印字で
きるのである。
【0046】以上詳細に説明したように、前記実施例に
係る印字装置1では、印字ヘッド22を搭載するキャリ
ッジ20の前側端部にレバー2、10、11のいずれか
を回動可能に取り付けてこれを介してガイドプレート2
1に案内させ、このレバーの回動によりキャリッジ20
の前側端部のガイドプレート21に対する高さを変更し
て印字ヘッド22を移動させるようにしたので、使用す
る印字用紙Sの厚さに応じてレバーを操作することによ
り最適なヘッドギャップで印字を行うことができる。
【0047】ここでレバー2を用いる場合には、薄い印
字用紙Sに合わせたレバー位置ではカム面8bと突起9
とによりガイドプレート21を上下から挟持し、厚い印
字用紙Sに合わせたレバー位置ではカム面8aと突起9
とによりガイドプレート21を上下から挟持するので、
いずれのレバー位置でもキャリッジ20はガイドシャフ
ト24周りに回動することはない。このため印字中も適
正なヘッドギャップが維持され、印字解像度の悪化や印
字ヘッド22の損耗が生じない。またパージキャップ4
2を印字ヘッド22に被せる動作も短時間で済む。そし
て、このレバー2が一部品として一体成形されているの
で、余計な付勢手段を要しないで部品点数が少なく、か
つ容易にキャリッジ20に組み付けてかかる効果が得ら
れるものである。
【0048】レバー10を用いる場合には、薄い印字用
紙Sに合わせたレバー位置ではカム面8bと突起9bと
によりガイドプレート21を上下から挟持し、厚い印字
用紙Sに合わせたレバー位置ではカム面8aと突起9a
とによりガイドプレート21を上下から挟持するので、
同様に少ない部品点数で適正なヘッドギャップの維持等
が図られる。レバー11を用いる場合には、薄い印字用
紙Sに合わせたレバー位置でも厚い印字用紙Sに合わせ
たレバー位置でも突起12と突起9とによりガイドプレ
ート21を上下から挟持するので、同様に少ない部品点
数で適正なヘッドギャップの維持等が図られる。
【0049】尚、本発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改
良、変形が可能であることは勿論である。例えば実施例
において、印字ヘッド22はキャリッジ20の後側の端
面に取り付けられる配置としたが、下面に取り付けられ
る構成としてもよい。
【0050】
【発明の効果】以上説明した通り本発明のヘッドギャッ
プ調整機構付印字装置によれば、レバーの回動操作によ
りヘッドギャップをいずれの状態に調整しても、ガイド
プレートがレバーに設けられた第1上接部及び第1下接
部により挟持されもしくは第2上接部及び第2下接部に
より挟持されるようにしたので、別個の規制手段や付勢
手段を設けなくても、キャリッジが印字領域に沿って移
動させるとき等にガイドプレートから浮き上がることが
なく、ヘッドギャップの狂いによる印字解像度の悪化や
印字ヘッドの損耗のおそれがない。また、この第1上接
部、第2上接部、第1下接部そして第2下接部をレバー
に一体に形成したので、部品点数が少なく組立も容易で
ある。
【0051】そして、レバーに一体に形成された第1突
起部の側面に第1上接部及び第2上接部を設け、第2突
起部の側面に第1下接部及び第2下接部を設けたので、
レバーの回動操作によりヘッドギャップをいずれの状態
に調整しても、ガイドプレートが第1突起部及び第2突
起部により挟持される。
【0052】また、レバーに一体に形成された偏心カム
部の側面に第1上接部及び第2上接部を設け、突起部の
側面に第1下接部及び第2下接部を設けたので、レバー
の回動操作によりヘッドギャップをいずれの状態に調整
しても、ガイドプレートが偏心カム部及び突起部により
挟持される。
【0053】また、レバーに一体に形成された偏心カム
部の側面に第1上接部及び第2上接部を設け、第1突起
部の側面に第1下接部を設け、第2突起部の側面に第2
下接部を設けたので、レバーの回動操作によりヘッドギ
ャップをいずれの状態に調整しても、ガイドプレートが
偏心カム部及び第1突起部もしくは第2突起部により挟
持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係るヘッドギャップ調整機構付印字
装置の全体斜視図である。
【図2】印字装置のヘッドギャップ調整機構を薄い印字
用紙に合わせた状態を説明する側視図である。
【図3】印字装置のヘッドギャップ調整機構を厚い印字
用紙に合わせた状態を説明する側視図である。
【図4】レバーを示す斜視図である。
【図5】キャリッジのレバー取付部分を示す斜視図であ
る。
【図6】レバーの回動によるキャリッジ位置の変化を説
明する図である。
【図7】別の実施例のレバーを示す斜視図である。
【図8】別の実施例のレバーを示す斜視図である。
【図9】別の実施例のレバーの回動によるキャリッジ位
置の変化を説明する図である。
【図10】別の実施例のレバーの回動によるキャリッジ
位置の変化を説明する図である。
【図11】従来の印字装置におけるレバーの回動による
キャリッジ位置の変化を説明する図である。
【符号の説明】
3、10、11 レバー 8 偏心カム 8a、8b カム面 9、9a、9b 突起 12 突起 20 キャリッジ 21 ガイドプレート 22 印字ヘッド 24 ガイドシャフト

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字領域に沿って移動するキャリッジ
    と、このキャリッジに搭載された印字ヘッドと、前記キ
    ャリッジの一端を案内するガイドシャフトと、前記キャ
    リッジの他端を案内するガイドプレートと、前記キャリ
    ッジに回動可能に取り付けたレバーとを備えたヘッドギ
    ャップ調整機構付印字装置において、 前記レバーに一体に設けられこのレバーの回動により選
    択的に前記ガイドプレートの表側に接触する第1上接部
    及び第2上接部と、 前記レバーに一体に設けられ前記第1上接部が前記ガイ
    ドプレートに接触するときにガイドプレートの裏側に接
    触する第1下接部と、 前記レバーに一体に設けられ前記第2上接部が前記ガイ
    ドプレートに接触するときにガイドプレートの裏側に接
    触する第2下接部とを有し、 前記第1上接部及び第2上接部の前記レバーの回動中心
    からの距離が異なることを特徴とするヘッドギャップ調
    整機構付印字装置。
  2. 【請求項2】 前記レバーに一体に形成された第1突起
    部及び第2突起部を有し、この第1突起部の側面に前記
    第1上接部及び第2上接部を設け、第2突起部の側面に
    前記第1下接部及び第2下接部を設けたことを特徴とす
    る請求項1に記載のヘッドギャップ調整機構付印字装
    置。
  3. 【請求項3】 前記レバーに一体に形成された偏心カム
    部及び突起部を有し、この偏心カム部の側面に前記第1
    上接部及び第2上接部を設け、突起部の側面に前記第1
    下接部及び第2下接部を設けたことを特徴とする請求項
    1に記載のヘッドギャップ調整機構付印字装置。
  4. 【請求項4】 前記レバーに一体に形成された偏心カム
    部、第1突起部及び第2突起部を有し、この偏心カム部
    の側面に前記第1上接部及び第2上接部を設け、第1突
    起部の側面に前記第1下接部を設け、第2突起部の側面
    に前記第2下接部を設けたことを特徴とする請求項1に
    記載のヘッドギャップ調整機構付印字装置。
JP12956595A 1995-04-28 1995-04-28 ヘッドギャップ調整機構付印字装置 Expired - Lifetime JP3488540B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12956595A JP3488540B2 (ja) 1995-04-28 1995-04-28 ヘッドギャップ調整機構付印字装置
US08/635,591 US5678936A (en) 1995-04-28 1996-04-22 Printer with head gap adjusting mechanism

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12956595A JP3488540B2 (ja) 1995-04-28 1995-04-28 ヘッドギャップ調整機構付印字装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08300768A true JPH08300768A (ja) 1996-11-19
JP3488540B2 JP3488540B2 (ja) 2004-01-19

Family

ID=15012635

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12956595A Expired - Lifetime JP3488540B2 (ja) 1995-04-28 1995-04-28 ヘッドギャップ調整機構付印字装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5678936A (ja)
JP (1) JP3488540B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003018322A1 (fr) 2001-08-22 2003-03-06 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Dispositif de formation d'image
US6666536B2 (en) 2000-08-24 2003-12-23 Sharp Kabushiki Kaisha Ink jet device with movable platen
US7585123B2 (en) 2001-08-22 2009-09-08 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
JP2009298077A (ja) * 2008-06-16 2009-12-24 Canon Inc 記録装置
US7837401B2 (en) 2006-02-27 2010-11-23 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6027264A (en) * 1998-02-16 2000-02-22 Hewlett-Packard Company Fixtureless, accurate system and assembly method for controlling pen-to-paper spacing in an inkjet printer
US6543868B2 (en) * 1998-09-04 2003-04-08 Hewlett-Packard Company Dynamically adjustable inkjet printer carriage
US6450710B1 (en) 2000-07-14 2002-09-17 Lexmark International, Inc. Frame system for an ink jet printer
US6637958B2 (en) * 2000-10-30 2003-10-28 Vutek, Inc. Printing system with adjustable carriage rail support
KR100385051B1 (ko) * 2001-01-20 2003-05-23 삼성전자주식회사 잉크 젯 프린터의 헤드갭 조정장치
KR100444594B1 (ko) * 2002-07-04 2004-08-16 삼성전자주식회사 잉크젯 프린터의 헤드갭 조절장치 및 그 방법
US6736557B2 (en) 2002-09-05 2004-05-18 Lexmark International, Inc. Printhead gap adjustment mechanism for an imaging apparatus
US6964476B2 (en) * 2002-09-25 2005-11-15 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Ink-jet recording apparatus
JP4551796B2 (ja) * 2005-03-18 2010-09-29 株式会社リコー 画像形成装置
JP2007176122A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Brother Ind Ltd キャリッジ走査装置および画像形成装置
US20100328395A1 (en) * 2009-06-26 2010-12-30 Siew Pern Chuang Selectable printhead-to-paper spacing adjustment apparatus
JP5091288B2 (ja) * 2010-08-10 2012-12-05 東芝テック株式会社 プリンタ

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4676675A (en) * 1984-05-09 1987-06-30 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Media thickness compensating device for a printer
JPS612945U (ja) * 1984-06-12 1986-01-09 沖電気工業株式会社 プラテンギヤツプ調整機構
US4738552A (en) * 1985-03-11 1988-04-19 Oki Electric Industry Co., Ltd. Platen gap adjusting mechanism of printer
JP3025778B2 (ja) * 1988-04-08 2000-03-27 レックスマーク・インターナショナル・インコーポレーテッド 印刷ヘツドの間隙調節機能付きのプリンタ
JPH04355177A (ja) * 1991-05-31 1992-12-09 Brother Ind Ltd 印字ヘッドのギャップ調整装置
JP3055584B2 (ja) * 1992-10-08 2000-06-26 セイコーエプソン株式会社 プリンタにおけるプラテンギャップの調整機構

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6666536B2 (en) 2000-08-24 2003-12-23 Sharp Kabushiki Kaisha Ink jet device with movable platen
WO2003018322A1 (fr) 2001-08-22 2003-03-06 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Dispositif de formation d'image
EP1970207A2 (en) 2001-08-22 2008-09-17 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming device
US7585123B2 (en) 2001-08-22 2009-09-08 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
US7591518B2 (en) 2001-08-22 2009-09-22 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
EP2266806A1 (en) 2001-08-22 2010-12-29 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming device
EP2269831A1 (en) 2001-08-22 2011-01-05 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming device
US8348403B2 (en) 2001-08-22 2013-01-08 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
US7837401B2 (en) 2006-02-27 2010-11-23 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
JP2009298077A (ja) * 2008-06-16 2009-12-24 Canon Inc 記録装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3488540B2 (ja) 2004-01-19
US5678936A (en) 1997-10-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3488540B2 (ja) ヘッドギャップ調整機構付印字装置
US7614739B2 (en) Recording apparatus with movable discharge tray
US9162493B2 (en) Ink-jet recording apparatus
US9044980B2 (en) Platen gap adjustment mechanism
JP4529363B2 (ja) プリンタ
JP3595779B2 (ja) 記録装置
JP5327440B2 (ja) キャリッジ、該キャリッジを備えた記録装置
US5087141A (en) Combination pinch roller and carriage guide for printer
US6360657B1 (en) Printer
US6412995B2 (en) Printing apparatus and platen with a plurality of impact surfaces
US5887987A (en) Image recording device
JP4968347B2 (ja) プリンタおよび紙押さえ機構
US8186786B2 (en) Printer
JP3132531B2 (ja) 画像形成装置の紙厚調整装置
JPH0427571A (ja) インクジェット・プリンタ
JP3856104B2 (ja) 記録装置
JP5093533B2 (ja) 記録装置
JP3548554B2 (ja) 記録装置
JPH08290564A (ja) インクジェット式印字装置
JP4478395B2 (ja) プリンタおよび紙押さえ機構
JP4025996B2 (ja) 記録装置
JP2004114365A (ja) プラテンギャップ調整装置および記録装置
JP2002002056A (ja) プリンタ
JP2002192789A (ja) 記録装置
JP2003011455A (ja) シリアルプリンタ

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071031

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081031

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091031

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091031

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101031

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101031

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111031

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111031

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121031

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131031

Year of fee payment: 10

EXPY Cancellation because of completion of term