JPH08293728A - Mmic電圧制御発振器 - Google Patents

Mmic電圧制御発振器

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JPH08293728A
JPH08293728A JP11898395A JP11898395A JPH08293728A JP H08293728 A JPH08293728 A JP H08293728A JP 11898395 A JP11898395 A JP 11898395A JP 11898395 A JP11898395 A JP 11898395A JP H08293728 A JPH08293728 A JP H08293728A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mmic
circuit
resonator
voltage controlled
controlled oscillator
Prior art date
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Pending
Application number
JP11898395A
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English (en)
Inventor
Toshibumi Shirosaki
俊文 城崎
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Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
Japan Radio Co Ltd
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Publication date
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  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来のMMIC電圧制御発振器は、外部共振
回路にチューニング回路を形成しており、そのため接続
される外部回路が大きくなり、作成のための工程数や部
品点数が多くなる。この問題を解決する。 【構成】 チューニング回路をMMIC内部に組み込
み、共振器を構成するマイクロストリップ共振線路また
は誘電体共振子のみをMMICの外部回路上に構成する
こととした。また、チューニング回路は、MMIC内部
のFETなどの能動素子を可変容量素子として用いる構
成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロ波を発生させ
るMMIC(monolithic microwave IC) 電圧制御発振
器、さらに詳しくは外部共振回路を用いるMMIC電圧
制御発振器に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来のこの種のMMIC電圧制
御発振器(以下、MMIC−VCOと略記する)の構成
を説明するための図であり、図2(A)はマイクロスト
リップ共振線路型のMMIC−VCO、図2(B)は誘
電体共振型のMMIC−VCOを示す。図において、1
は発振素子となるMMIC、2は外部共振回路を構成す
る誘電体基板、3はマイクロストリップ共振線路、4は
誘電体共振子、5は周波数変調を行うためのチューニン
グ回路、6はチューニング回路に設けられているチュー
ニング用ダイオード、7は誘電体共振子の接地を行うた
めの接地グランドである。
【0003】図2に示すように従来のMMIC−VCO
では、位相雑音を低く抑えるため、その共振器は、MM
IC1の外部にQ(Q−sensitivity )の高いマイクロ
ストリップ共振線路3や誘電体共振子4を外部共振回路
として接続し、この外部共振回路を構成する誘電体基板
2上にチューニング回路を設けている。すなわち、図2
(A)に示すマイクロストリップ共振線路型のMMIC
−VCOでは、誘電体基板2上に、マイクロストリップ
共振線路3とチューニング回路5とチューニング用ダイ
オード6とを設け、マイクロストリップ共振線路3の線
路長を所望の周波数で共振するように設定し、周波数変
調はこの共振線路3に結合されたチューニング用のバラ
クタ−ダイオード6により行う。
【0004】また、図2(B)に示す誘電体共振型のM
MIC−VCOでは、誘電体基板2上に誘電体共振子4
とチューニング回路5とチューニング用ダイオード6と
接地グランドパターン7とを設け、所望の周波数で共振
する誘電体共振子4を基板2上のスルホール等で接地さ
れたパターン7上に実装し、周波数変調は接続線路に結
合されたチューニング用ダイオード6により行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のMMIC−VC
Oでは、マイクロストリップ共振線路や誘電体振動子の
他に、周波数変調のためのチューニング回路を外部共振
回路上に形成しているため、MMICに接続する外部基
板が大きくなり、またチューニング用ダイオードを外部
共振回路作成時に取り付ける必要があるため、その手間
が繁雑でコスト高となり、さらに部品接続箇所が多くな
るため安定性が悪くなる等の問題点があった。
【0006】本発明はかかる問題点を解決するためにな
されたものであり、共振器のQを低下させることなく、
小型,低価格で作成が容易なMMIC−VCOを提供す
ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係わるMMIC
−VCOは、周波数変調のためのチューニング回路をM
MIC内部に組み込み、共振器を構成するマイクロスト
リップ共振線路または誘電体共振子のみをMMICの外
部回路上に形成することとした。また、チューニング回
路は、MMIC内部のFETなどの能動素子を可変容量
素子として用いる構成とした。
【0008】
【作用】Qの低下が問題となるのは共振器を構成するマ
イクロストリップ共振線路または誘電体共振子が主要因
であり、従ってこれらのマイクロストリップ共振線路ま
たは誘電体共振子のみを外部回路とすることで、外部回
路基板を小型化できる。一方、チューニング回路をMM
IC内に形成することとすれば、MMIC内部のFET
などの能動素子で構成できることになる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を基に説明す
る。図1は本発明のMMIC−VCOの一実施例を示す
図であり、図1(A)はマイクロストリップ共振線路型
のMMIC−VCO、図1(B)は誘電体共振型のMM
IC−VCOを示す。図において、1は発振素子および
チューニング回路を内蔵させたMMIC、2は外部共振
回路を構成する誘電体基板、3はマイクロストリップ共
振線路、4は誘電体共振子である。
【0010】図1に示すMMIC1には、MMIC作成
時に発振素子の他にFET等の能動素子を用いてチュー
ニング回路が形成されており(図示せず)、従ってMM
IC−VCO作成時には、共振器となるマイクロストリ
ップ共振線路3または誘電体共振子4のみを外部共振回
路として接続すれば良いことになる。マイクロストリッ
プ共振線路3または誘電体共振子4と、MMIC1との
接続は、ワイヤーボンディングあるいはリボンボンディ
ングにより行う。従って、共振器となるマイクロストリ
ップ共振線路3または誘電体共振子4は外部共振回路と
しているため、共振回路のQは低下せず、且つ、MMI
C−VCO作成時にチューニング回路を新たに作成する
必要がなくなる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明のMMIC−
VCOは、共振回路のQを低下させることなく、小型で
位相雑音の低いVCOが実現できる。また、MMIC−
VCO作成時にチューニング用ダイオード等が不要とな
り、ワイヤーボンディング等の工数や部品点数の削減が
図れ、コストの低減が図れる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を説明するための図である。
【図2】従来のこの種のMMIC電圧制御発振器を説明
するための図である。
【符号の説明】
1 MMIC 2 誘電体基板 3 マイクロストリップ共振線路 4 誘電体共振子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 MMIC(monolithic microwave IC)
    で構成される発振器と共振器と周波数変調を行うための
    チューニング回路とで構成されるMMIC電圧制御発振
    器において、 上記MMIC内部に上記チューニング回路を形成し、上
    記共振器をこのMMICに接続される外部共振回路で構
    成したことを特徴とするMMIC電圧制御発振器。
  2. 【請求項2】 上記外部共振回路にマイクロストリップ
    共振線路を用いたことを特徴とする請求項第1項記載の
    MMIC電圧制御発振器。
  3. 【請求項3】 上記外部共振回路に誘電体共振子を用い
    たことを特徴とする請求項第1項記載のMMIC電圧制
    御発振器。
  4. 【請求項4】 上記チューニング回路は、MMIC内部
    のFETなどの能動素子を可変容量素子として用いる構
    成としたことを特徴とする請求項第1項〜第3項記載の
    MMIC電圧制御発振器。
JP11898395A 1995-04-21 1995-04-21 Mmic電圧制御発振器 Pending JPH08293728A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6606006B1 (en) 1999-09-08 2003-08-12 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Oscillator on optimized semiconducting substrate
EP2009784A2 (en) 2007-06-18 2008-12-31 Hitachi Ltd. Dielectric resonator oscillator and radar system using the same

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6606006B1 (en) 1999-09-08 2003-08-12 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Oscillator on optimized semiconducting substrate
EP2009784A2 (en) 2007-06-18 2008-12-31 Hitachi Ltd. Dielectric resonator oscillator and radar system using the same
US7898347B2 (en) 2007-06-18 2011-03-01 Hitachi, Ltd. Dielectric resonator oscillator and radar system using the same

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