JPH0983246A - 誘電体共振発振器 - Google Patents
誘電体共振発振器Info
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- JPH0983246A JPH0983246A JP7239847A JP23984795A JPH0983246A JP H0983246 A JPH0983246 A JP H0983246A JP 7239847 A JP7239847 A JP 7239847A JP 23984795 A JP23984795 A JP 23984795A JP H0983246 A JPH0983246 A JP H0983246A
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- Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)
Abstract
らずれた場合でも、発振周波数や出力に影響を及ぼさな
い誘電体共振発振器の提供。 【解決手段】 結合用線路10の負性抵抗回路9とは逆
側の端部に一端を接続されている終端抵抗12と並列
に、発振周波数における1/4波長の奇数倍の長さを有
するオープンスタブ15を接続する。終端抵抗の他端は
接地されている。結合用線路には誘電体共振器11が磁
気的に結合している。負性抵抗回路は発振能動素子1を
有するものである。1/4波長の奇数倍の長さを有する
オープンスタブの代わりに、1/2波長の整数倍の長さ
を有するショートスタブを用い得る。
Description
等に用いられる誘電体共振発振器に関する。
発振器を説明する。
図である。この誘電体共振発振器においては、発振能動
素子であるFET1のドレイン端子に、伝送線路2とオ
ープンスタブ3とMIMキャパシタ4aとから構成され
る出力整合回路5が接続されている。この出力整合回路
5を通して発振出力が取り出される。FET1のソース
端子には帰還のためのショートスタブ6が接続されてい
る。FET1のドレイン端子には、1/4波長線路7a
とMIMキャパシタ4bとから構成されるバイアス回路
8aが接続されている。FET1のゲート端子には、1
/4波長線路7bとMIMキャパシタ4cとから構成さ
れるバイアス回路8bが接続されている。以上のFET
1、出力整合回路5、帰還のためのショートスタブ6、
及びバイアス回路8a及び8bから負性抵抗回路9が構
成される。
10が接続されている。結合用伝送線路10の近傍には
誘電体共振器11が配置され両者は磁気的に結合してい
る。結合用伝送線路10のFET1とは反対側の端部に
は、終端抵抗12の一方の端部が接続されている。終端
抵抗12の他方の端部は接地されている。以上の結合用
線路10、誘電体共振器11及び終端抵抗12から共振
回路14が構成されている。
上述したような終端抵抗に直列に一つのオープンスタブ
を接続することや、同じ終端抵抗に直列に二つの互いに
並列なオープンスタブを接続することが開示されてい
る。
電体共振発振器における共振回路のインピーダンスZr
は終端抵抗の値に依存する。従って終端抵抗の値が設計
値からずれた場合、Zrも変化し、その結果発振周波数
及び発振出力が設計値からずれるという問題があった。
特に終端抵抗として、ドーピングした半導体層を用いた
場合抵抗値の制御は困難である。また特開平3−140
003号公報の場合でも、同様な問題は解決されない。
ための終端抵抗値が設計値からずれた場合でも、発振周
波数や出力に影響を及ぼさない誘電体共振発振器を提供
することにある。
誘電体共振発振器は、発振能動素子を有する負性抵抗回
路と、前記負性抵抗回路に接続した結合用線路と、前記
結合用線路に結合した誘電体共振器と、前記結合用線路
の前記負性抵抗回路とは逆側の端部に一端を接続され他
端を接地した終端抵抗とを含む誘電体共振発振器におい
て、発振周波数における1/4波長の奇数倍の長さを有
するオープンスタブを前記終端抵抗と並列に接続したこ
とを特徴としている。
は、発振能動素子を有する負性抵抗回路と、前記負性抵
抗回路に接続した結合用線路と、前記結合用線路に結合
した誘電体共振器と、前記結合用線路の前記負性抵抗回
路とは逆側の端部に一端を接続され他端を接地した終端
抵抗とを含む誘電体共振発振器において、発振周波数に
おけるインピーダンスが前記終端抵抗に比べ十分小さく
かつ寄生発振の起こり得る周波数におけるインピーダン
スが前記終端抵抗に比べ十分大きい特定手段を前記終端
抵抗と並列に接続したことを特徴としている。
は、発振能動素子を有する負性抵抗回路と、前記負性抵
抗回路に接続した変調能動素子を含む変調回路と、前記
変調回路に接続した結合用線路と、前記結合用線路に結
合した誘電体共振器と、前記結合用線路の前記変調回路
とは逆側の端部に一端を接続され他端を接地した終端抵
抗とを含む誘電体共振発振器において、発振周波数にお
ける1/4波長の奇数倍の長さを有するオープンスタブ
を前記終端抵抗と並列に接続したことを特徴としてい
る。
ける共振回路インピーダンスが終端抵抗の値に依存しな
くなる。したがって、発振周波数及び発振出力の設計値
からのずれを防止できる。
による誘電体共振発振器の等価回路図である。この誘電
体共振発振器においては、発振能動素子であるFET1
のドレイン端子に、伝送線路2とオープンスタブ3とM
IMキャパシタ4aとから構成される出力整合回路5が
接続されている。この出力整合回路5を通して発振出力
が取り出される。FET1のソース端子には帰還のため
のショートスタブ6が接続されている。FET1のドレ
イン端子には、1/4波長線路7aとMIMキャパシタ
4bとから構成されるバイアス回路8aが接続されてい
る。FET1のゲート端子には、1/4波長線路7bと
MIMキャパシタ4cとから構成されるバイアス回路8
bが接続されている。以上のFET1、出力整合回路
5、帰還のためのショートスタブ6、及びバイアス回路
8a,8bから負性抵抗回路9が構成される。
10が接続されている。結合用伝送線路10の近傍には
誘電体共振器11が配置され両者は磁気的に結合してい
る。結合用伝送線路10のFET1とは反対側の端部に
は、終端抵抗12の一方の端部が接続されている。終端
抵抗12の他方の端部は接地されいる。さらに終端抵抗
12と並列に、発振周波数における1/4波長オープン
スタブ13が接続されている。以上の結合用伝送線路1
0、誘電体共振器11、終端抵抗12及び1/4波長オ
ープンスタブ13から共振回路14が構成される。
電体共振発振器の等価回路図である。この誘電体共振発
振器は、図1の誘電体共振発振器における1/4波長オ
ープンスタブ13の代わりに、発振周波数における1/
2波長ショートスタブ15を特定手段として用いてい
る。この他にも発振周波数におけるインピーダンスが終
端抵抗12に比べ十分小さくかつ寄生発振の起こり得る
周波数におけるインピーダンスが終端抵抗12に比べ十
分大きい特定手段を終端抵抗12と並列に接続すること
により同様の効果を得ることが出来る。
電体共振発振器の等価回路図である。この誘電体共振発
振器は、負性抵抗回路9と共振回路14との間に接続さ
れた変調回路17を含む。この変調回路17はバイアス
回路8cとバラクターダイオード16とを含む。バイア
ス回路8cは1/4波長線路7cとMIMキャパシタ4
eとからなる。
路17を共振回路14と直列に接続しているが、両者を
並列に接続した回路においても同様の効果が得られる。
発振器は、発振周波数における共振回路のインピーダン
スが終端抵抗の値に依存しなくなるため、発振周波数及
び発振出力の設計値からのずれを防止する効果を有す
る。
振器の等価回路図である。
振器の等価回路図である。
振器の等価回路図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 発振能動素子を有する負性抵抗回路と、
前記負性抵抗回路に接続した結合用線路と、前記結合用
線路に結合した誘電体共振器と、前記結合用線路の前記
負性抵抗回路とは逆側の端部に一端を接続され他端を接
地した終端抵抗とを含む誘電体共振発振器において、発
振周波数における1/4波長の奇数倍の長さを有するオ
ープンスタブを前記終端抵抗と並列に接続したことを特
徴とする誘電体共振発振器。 - 【請求項2】 発振能動素子を有する負性抵抗回路と、
前記負性抵抗回路に接続した結合用線路と、前記結合用
線路に結合した誘電体共振器と、前記結合用線路の前記
負性抵抗回路とは逆側の端部に一端を接続され他端を接
地した終端抵抗とを含む誘電体共振発振器において、発
振周波数におけるインピーダンスが前記終端抵抗に比べ
十分小さくかつ寄生発振の起こり得る周波数におけるイ
ンピーダンスが前記終端抵抗に比べ十分大きい特定手段
を前記終端抵抗と並列に接続したことを特徴とする誘電
体共振発振器。 - 【請求項3】 前記特定手段は、1/2波長の整数倍の
長さを有するショートスタブである請求項2記載の誘電
体共振発振器。 - 【請求項4】 発振能動素子を有する負性抵抗回路と、
前記負性抵抗回路に接続した変調能動素子を含む変調回
路と、前記変調回路に接続した結合用線路と、前記結合
用線路に結合した誘電体共振器と、前記結合用線路の前
記変調回路とは逆側の端部に一端を接続され他端を接地
した終端抵抗とを含む誘電体共振発振器において、発振
周波数における1/4波長の奇数倍の長さを有するオー
プンスタブを前記終端抵抗と並列に接続したことを特徴
とする誘電体共振発振器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23984795A JP2910830B2 (ja) | 1995-09-19 | 1995-09-19 | 誘電体共振発振器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP23984795A JP2910830B2 (ja) | 1995-09-19 | 1995-09-19 | 誘電体共振発振器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0983246A true JPH0983246A (ja) | 1997-03-28 |
JP2910830B2 JP2910830B2 (ja) | 1999-06-23 |
Family
ID=17050762
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23984795A Expired - Fee Related JP2910830B2 (ja) | 1995-09-19 | 1995-09-19 | 誘電体共振発振器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2910830B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2006095502A1 (ja) * | 2005-03-08 | 2008-08-14 | 日本電気株式会社 | 電圧制御発振器および電圧制御発振器の周波数制御方法 |
JP2008312112A (ja) * | 2007-06-18 | 2008-12-25 | Hitachi Ltd | 誘電体共振器型発振器及びそれを用いたレーダシステム |
JP2010062614A (ja) * | 2008-09-01 | 2010-03-18 | Mitsubishi Electric Corp | 電圧制御発振器、mmic、および高周波無線装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01125006A (ja) * | 1987-11-09 | 1989-05-17 | Fuji Elelctrochem Co Ltd | マイクロ波発振器 |
JPH03131104A (ja) * | 1989-10-16 | 1991-06-04 | Nec Corp | 電圧制御発振器 |
JPH06318804A (ja) * | 1993-05-10 | 1994-11-15 | Mitsubishi Electric Corp | 無反射終端器 |
-
1995
- 1995-09-19 JP JP23984795A patent/JP2910830B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2910830B2 (ja) | 1999-06-23 |
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