JPH0783213B2 - 電圧制御発振回路 - Google Patents
電圧制御発振回路Info
- Publication number
- JPH0783213B2 JPH0783213B2 JP61173008A JP17300886A JPH0783213B2 JP H0783213 B2 JPH0783213 B2 JP H0783213B2 JP 61173008 A JP61173008 A JP 61173008A JP 17300886 A JP17300886 A JP 17300886A JP H0783213 B2 JPH0783213 B2 JP H0783213B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- varactor diode
- controlled oscillator
- voltage controlled
- capacitor
- microstrip line
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自動車電話、コードレス電話等に用いる電圧制
御発振回路に関するものである。
御発振回路に関するものである。
従来の技術 従来のマイクロストリップラインを用いた電圧制御発振
回路では第2図のように入力端子1にコイル2を介して
バラクターダイオード3とコンデンサー4の接続点を接
続し、リング状のマイクロストリップライン5の開口部
の他端をバラクターダイオード3に一端にコンデンサー
4を接続し、共振回路を構成していた。またマイクロス
トリップライン5の一端を高周波コイル6を介してアー
スするとともに結合容量7を介して発振回路部8に接続
していた。これは、バラクターダイオード3に電圧を印
加しバラクターダイオード3の容量を変化させ発振周波
数を制御するもので、このバラクターダイオード3に電
圧を印加させるために、リング状マイクロストリップラ
イン5とアース間に高周波コイル6を設けている。
回路では第2図のように入力端子1にコイル2を介して
バラクターダイオード3とコンデンサー4の接続点を接
続し、リング状のマイクロストリップライン5の開口部
の他端をバラクターダイオード3に一端にコンデンサー
4を接続し、共振回路を構成していた。またマイクロス
トリップライン5の一端を高周波コイル6を介してアー
スするとともに結合容量7を介して発振回路部8に接続
していた。これは、バラクターダイオード3に電圧を印
加しバラクターダイオード3の容量を変化させ発振周波
数を制御するもので、このバラクターダイオード3に電
圧を印加させるために、リング状マイクロストリップラ
イン5とアース間に高周波コイル6を設けている。
発明が解決しようとする問題点 このような従来の回路ではバラクターダイオード3に電
圧を印加させるために高周波コイル6が必要であるが、
これを付加することにより回路が不安定となって異状発
振を起こしたり、又コストアップにもなるといった問題
があった。
圧を印加させるために高周波コイル6が必要であるが、
これを付加することにより回路が不安定となって異状発
振を起こしたり、又コストアップにもなるといった問題
があった。
本発明は以上のような問題点を除去するために高周波コ
イルを用いずバラクターダイオードに電圧を印加し発振
周波数を制御する電圧制御発振回路を提供することを目
的とするものである。
イルを用いずバラクターダイオードに電圧を印加し発振
周波数を制御する電圧制御発振回路を提供することを目
的とするものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明は、リング状マイク
ロストリップラインの他端とアース間にバラクターダイ
オードを設けたものである。
ロストリップラインの他端とアース間にバラクターダイ
オードを設けたものである。
作用 本発明は上記したごとく、リング状マイクロストリップ
ラインの他端とアース間にバラクターダイオードを設け
ることによりバラクターダイオードに電圧が印加でき、
バラクターダイオードの容量変化により、発振周波数を
制御できることになる。
ラインの他端とアース間にバラクターダイオードを設け
ることによりバラクターダイオードに電圧が印加でき、
バラクターダイオードの容量変化により、発振周波数を
制御できることになる。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明する。第1
図は本発明の電圧制御発振回路の一実施例の回路図を示
す。
図は本発明の電圧制御発振回路の一実施例の回路図を示
す。
第1図において、9は入力端子であり、この入力端子9
にはインダクタンス素子として用いたコイル10を介して
バラクターダイオード11のカソードと、このバラクター
ダイオード11の同調回路に対する変化量の調整用コンデ
ンサー12が接続されている。上記バラクターダイオード
11のアノードはアースされ、調整用コンデンサー12はリ
ング形マイクロストリップライン13の開口部の他端に接
続されている。このリング形マイクロストリップライン
13の開口部両端間にはコンデンサー14が接続されてい
る。また、このリング形マイクロストリップライン13の
開口部の一端は結合容量15を介して、発振トランジス
タ、複数の抵抗とコンデンサーからなるコレクタ接地型
のコルピッツタイプの発振回路部16が接続されている。
にはインダクタンス素子として用いたコイル10を介して
バラクターダイオード11のカソードと、このバラクター
ダイオード11の同調回路に対する変化量の調整用コンデ
ンサー12が接続されている。上記バラクターダイオード
11のアノードはアースされ、調整用コンデンサー12はリ
ング形マイクロストリップライン13の開口部の他端に接
続されている。このリング形マイクロストリップライン
13の開口部両端間にはコンデンサー14が接続されてい
る。また、このリング形マイクロストリップライン13の
開口部の一端は結合容量15を介して、発振トランジス
タ、複数の抵抗とコンデンサーからなるコレクタ接地型
のコルピッツタイプの発振回路部16が接続されている。
なお、リング形マイクロストリップライン13,バラクタ
ーダイオード11,調整用コンデンサー12,コンデンサー14
により同調回路部を構成している。
ーダイオード11,調整用コンデンサー12,コンデンサー14
により同調回路部を構成している。
このような構成の電圧制御発振回路において、発振周波
数を電圧により可変するために、バラクターダイオード
11に入力端子9からコイル10を通して電圧を印加する。
すると、印加電圧変化に対するバラクターダイオード11
の容量変化により、発振周波数を変化させることができ
る。また、このバラクターダイオード11と調整用コンデ
ンサー12を、発振回路部16との結合容量15との反対側で
あるバラクターダイオード11の他端側に設けることによ
り、発振回路部16のQを低下させず、発振出力及びキャ
リア/ノイズ・比(以下C/Nという)を良くすることが
できる。コイル10は発振周波数に対し、インピーダンス
が高く、低周波に対しインピーダンスが低くなるため、
ノイズに対し影響が少ないため用いる。
数を電圧により可変するために、バラクターダイオード
11に入力端子9からコイル10を通して電圧を印加する。
すると、印加電圧変化に対するバラクターダイオード11
の容量変化により、発振周波数を変化させることができ
る。また、このバラクターダイオード11と調整用コンデ
ンサー12を、発振回路部16との結合容量15との反対側で
あるバラクターダイオード11の他端側に設けることによ
り、発振回路部16のQを低下させず、発振出力及びキャ
リア/ノイズ・比(以下C/Nという)を良くすることが
できる。コイル10は発振周波数に対し、インピーダンス
が高く、低周波に対しインピーダンスが低くなるため、
ノイズに対し影響が少ないため用いる。
発明の効果 以上述べてきたように本発明は、一端側に結合容量を介
して発振回路部を接続したリング状マイクロストリップ
ラインの他端側とアース間にバラクターダイオードを接
続したので、マイクロストリップラインの一端側に高周
波コイルを用いず電圧制御が可能で、かつ高キャリア/
ノイズ特性が得られ実用的にきわめて有用である。
して発振回路部を接続したリング状マイクロストリップ
ラインの他端側とアース間にバラクターダイオードを接
続したので、マイクロストリップラインの一端側に高周
波コイルを用いず電圧制御が可能で、かつ高キャリア/
ノイズ特性が得られ実用的にきわめて有用である。
第1図は本発明の一実施例における電圧制御発振回路の
電気的回路図、第2図は従来の電気的回路図である。 9……入力端子、10……コイル、11……バラクターダイ
オード、12……調整用コンデンサー、13……リング形マ
イクロストリップライン、14……コンデンサー、15……
結合容量、16……発振回路部。
電気的回路図、第2図は従来の電気的回路図である。 9……入力端子、10……コイル、11……バラクターダイ
オード、12……調整用コンデンサー、13……リング形マ
イクロストリップライン、14……コンデンサー、15……
結合容量、16……発振回路部。
Claims (1)
- 【請求項1】リング状マイクロストリップラインの開口
部における両端間に、コンデンサーを接続して同調回路
を形成し、前記マイクロストリップラインの一端と発振
回路部とを結合容量を介して接続し、前記マイクロスト
リップラインの他端に入力端子を接続するとともに、こ
のマイクロストリップの他端とアース間にバラクターダ
イオードを設けてなる電圧制御発振回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61173008A JPH0783213B2 (ja) | 1986-07-23 | 1986-07-23 | 電圧制御発振回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61173008A JPH0783213B2 (ja) | 1986-07-23 | 1986-07-23 | 電圧制御発振回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6330008A JPS6330008A (ja) | 1988-02-08 |
JPH0783213B2 true JPH0783213B2 (ja) | 1995-09-06 |
Family
ID=15952484
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61173008A Expired - Lifetime JPH0783213B2 (ja) | 1986-07-23 | 1986-07-23 | 電圧制御発振回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0783213B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2853658B2 (ja) * | 1996-06-04 | 1999-02-03 | 日本電気株式会社 | アンテナ支持構造 |
KR20030070955A (ko) * | 2002-02-27 | 2003-09-03 | 한국전자통신연구원 | 링 공진기를 이용한 공진 회로, 이를 이용한 전압제어발진기 및 전압 제어 발진기의 배치구조 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58139502A (ja) * | 1982-02-15 | 1983-08-18 | Anritsu Corp | 共振器 |
-
1986
- 1986-07-23 JP JP61173008A patent/JPH0783213B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6330008A (ja) | 1988-02-08 |
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