JPH0317454Y2 - - Google Patents

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JPH0317454Y2
JPH0317454Y2 JP1984120524U JP12052484U JPH0317454Y2 JP H0317454 Y2 JPH0317454 Y2 JP H0317454Y2 JP 1984120524 U JP1984120524 U JP 1984120524U JP 12052484 U JP12052484 U JP 12052484U JP H0317454 Y2 JPH0317454 Y2 JP H0317454Y2
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JP
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variable capacitance
resonant circuit
capacitance
variable
coupling capacitor
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JP1984120524U
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  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
技術分野 本考案は角度変調器に関し、特に、変調器の変
調回路を可変容量ダイオード及びLC発振回路の
組合せによつて形成する角度変調器に関する。 背景技術 従来この種の角度変調器としては、第1図に示
すような角度変調器がある。以下第1図に示され
る角度変調器について説明する。 図示された角度変調器においては、互いに陰極
を共通接続してこの接続点をJ1とする可変容量ダ
イオード対1、共振用コイル2、共振用コンデン
サ3及び共振周波数の微調整用トリマコンデンサ
4をそれぞれ並列に接続して共振回路5が形成さ
れる。共振回路5の一方の共通接続点は結合コン
デンサ6の一方端子に接続され、他方の共通接続
点は接地されている。可変容量ダイオード対1の
接続点J1には結合コンデンサ7を介して変調信号
電圧及びバイアス抵抗8を介してコントロール電
圧が供給される。コントロール電圧は可変な電圧
源(図示せず)より、所要キヤリア周波数に応じ
て可変容量ダイオード対1への逆バイアス電圧と
して供給されるのである。結合コンデンサ6の他
方端子は共振回路の共振動を持続せしめるトラン
ジスタ回路9のNPN形トランジスタ10のベー
スに接続されている。さらにトランジスタ10の
ベースにはバイアス抵抗11,12及びトランジ
スタ10のエミツタ信号電圧をベースに正帰還す
る帰還コンデンサ13の一方端子が接続されてい
る。トランジスタ10のコレクタには上記バイア
ス抵抗11の他方端子及びコンデンサ14の一方
端子が接続されかつバイアス電源+B〔V〕が供
給されている。トランジスタ10のエミツタには
上記帰還コンデンサ13の他方端子、バイアス抵
抗15及びバイパスコンデンサ16の各々一方端
子が接続されている。抵抗12,15、コンデン
サ14,16の各他方端子は接地されている。共
振回路5とトランジスタ回路9は上記の如く接続
されているので、共振回路5の共振周波数に略等
しい周波数にて持続発振する発振回路を形成して
いる。 次に動作について説明する。共振回路5のコン
デンサ3及びトリマコンデンサ4の合成静電容量
をC、結合コンデンサ6及び可変容量ダイオード
対1の各静電容量をC1,CV1としてかつコイル2
のインダクタンスをLとすれば上記発振回路の発
振周波数1
【式】と なる。可変容量ダイオード1の静電容量CV1は、
可変容量ダイオード1に供給される変調信号電圧
とコントロール電圧が重畳した逆バイアス電圧に
応じて増減するので、発振周波数1は該重畳電圧
に応じて変化する。したがつて共振回路の各定数
を適当に設定しコントロール電圧を所要キヤリア
周波数に対応して設定することにより該キヤリア
周波数の前後に変調信号電圧に応じて周波数偏移
する周波数変調器が得られるのである。また、可
変容量ダイオードの逆バイアス電圧−静電容量特
性例を第2図に示す。一般に可変容量ダイオード
の静電容量CVはCV=K/VR nで表される。ここにK、 nは製造プロセスにより決定される定数であり、
VRは可変容量ダイオードに印加される逆バイア
ス電圧である。該式より、明らかに可変容量ダイ
オードの逆バイアス−静電容量特性は非直線的と
なり、各バイアス電圧値における静電容量の変化
率が異なる為に、第2図に示すように変調信号電
圧振幅を一定とした場合、バイアス電圧が低いと
きは静電容量変化が大きく、バイアス電圧が高い
ときは静電容量変化が小さくなる傾向がある。 よつて、キヤリア周波数により変調度が異な
り、特に、低バイアス電圧域においては過変調と
なり、規定の周波数偏移を越える場合も生ずるの
で、一定の変調度を保つ為にはあらかじめコント
ロール電圧に応じて変調信号の電圧レベルを調整
するレベル設定回路を必要とするのである。 考案の概要 本考案の目的は角度変調器の所定のキヤリア周
波数範囲において、変調度が一定である角度変調
器を提供することにある。 上記目的を達成する為に、本考案による角度変
調器においては、変調信号が供給される可変容量
ダイオードによつて共振回路に加わる静電容量を
結合コンデンサを介することにより、相対的に逆
バイアス電圧−静電容量特性をより直線的に変化
せしめて、過変調を防止すると共に変調度の安定
を図るようになされている。 実施例 以下、添付図面を参照しつつ本考案の実施例に
ついて詳細に説明する。 第3図は本考案の一実施例を示す。第3図にお
いて第1図に示す要素と同一の要素には同一の符
号を付して示している。この実施例において、第
1図の従来の角度変調器と異なる部分は、共振回
路5に結合コンデンサ17を介して第2の可変静
電容量手段が設けられていることである。 共振回路5に結合コンデンサ17を介してバイ
アス抵抗18及び互いにカソードを共通接続した
可変容量ダイオード対19を並列に接続してい
る。可変容量ダイオード対19のカソードには、
結合コンデンサ7を介して変調信号電圧とバイア
ス抵抗8を介してコントロール電圧が供給され
る。可変容量ダイオード対1にはバイアス抵抗2
0を介してコントロール電圧が供給されている。
本考案の角度変調器のその他の構成は第1図の角
度変調器と同様であるのでかかる部分の説明は省
略する。 かかる構成の本考案による角度変調器において
は、共振回路5と追加可変容量回路及びトランジ
スタ回路9によつて発振回路を形成し、可変容量
ダイオード対1,19によつて該発振周波数を可
変とすることは第1図の回路と同様である。 可変容量ダイオード対19と結合コンデンサ1
7は直列接続されて共振回路5の並列静電容量と
して加わる。可変容量ダイオード対19及び結合
コンデンサ17の静電容量を各々CV2,C2とすれ
ば該合成静電容量CV2′は、CV2′=CV2・C2/CV2+C2
な るので、本考案角度変調器の発振周波数1は、 となる。コントロール電圧を一定とすればCV1
略一定値であるので発振周波数2はCV2′の値に応
じて増減する。 ところで、CV2′の値はCV2>C2の領域では
CV2′≒C2、CV2<C2の領域ではCV2′≒CV2となる
ので、可変容量ダイオード対19の逆バイアス電
圧−静電容量CV2特性曲線と比較して合成静電容
量CV2′特性曲線はより直線的になる。第4図に結
合コンデンサ17のC2値を可変容量ダイオード
19のCV2値の使用領域の略中央値としたときの
各CV2値、CV2′値の逆バイアス特性例を示す。第
4図からも明らかなように、可変容量ダイオード
19の静電容量CV2の変化は結合コンデンサ17
を介することにより、逆バイアス電圧によつて
CV2の変化率が大のとき、相対的に結合コンデン
サ17の静電容量C2によつて変化を押え、CV2
変化率が小であるとき、相対的にC2の影響が小
さくなり、各逆バイアス電圧に対して略一定の静
電容量の変化率である合成静電容量CV2′となるの
である。よつて該合成静電容量CV2′は、各コント
ロール電圧において変調信号電圧の変化に対して
略一定の変化率となるので、発振周波数も同様の
変化となり変調度は安定する。 さらに、本変角度変調器においては、可変容量
ダイオード1によつてキヤリア周波数を可変とし
て、相対的な可変容量ダイオード19のダイナミ
ツクレンジの減少を補償している。 本角度変調器をFM送信機に用いれば、例えば
送信帯域76〜90MHzの範囲で平坦な変調度を持つ
変調器が得られる。また、上記した本考案の実施
例では可変容量ダイオードを対にして用いている
が、これらを各々単独の可変容量ダイオードとす
ることが可能であることは自明である。 効 果 以上説明したように、本考案の角度変調器にお
いては、発振器のLC共振回路に並列に接続され
た第1可変容量ダイオードにバイアス電圧を与
え、LC共振回路に所定容量の第1結合コンデン
サを介して並列に接続された第2可変容量ダイオ
ードに前記バイアス電圧及び第2結合コンデンサ
を経て入力される変調信号とを与えることによ
り、キヤリア周波数の可変幅を減少することな
く、変調信号電圧に対する周波数偏移は略一定と
なつて変調度の安定した角度変調器を得ることが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の角度変調器例を示す回路図、第
2図は可変容量ダイオードの特性例を示す図、第
3図は本考案の実施例を示す回路図、第4図は可
変容量ダイオード及び結合コンデンサによる合成
静電容量の特性例を示す図。 主要部分の符号の説明、1,19……可変容量
ダイオード、2……共振コイル、3……共振コン
デンサ、4……トリマコンデンサ、5……共振回
路、6,7,17……結合コンデンサ、9……ト
ランジスタ回路、10……NPNトランジスタ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) LC共振回路を有する発振器と、前記LC共振
    回路に並列に接続されかつバイアス電圧に応じ
    て変化する静電容量を有する第1可変静電容量
    手段と、前記LC共振回路に所定容量の第1結
    合コンデンサを介して並列に接続されかつ前記
    バイアス電圧及び第2結合コンデンサを経て入
    力される変調信号に応じて変化する静電容量を
    有する第2可変静電容量手段とを備え、前記発
    振器の発振出力をFM変調波とすることを特徴
    とする角度変調器。 (2) 前記第1及び第2可変静電容量手段は、各々
    互いに陰極を共通接続した一対の可変容量ダイ
    オードからなることを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第1項に記載の角度変調器。
JP12052484U 1984-08-03 1984-08-03 角度変調器 Granted JPS6135418U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12052484U JPS6135418U (ja) 1984-08-03 1984-08-03 角度変調器

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JP12052484U JPS6135418U (ja) 1984-08-03 1984-08-03 角度変調器

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JPS6135418U JPS6135418U (ja) 1986-03-04
JPH0317454Y2 true JPH0317454Y2 (ja) 1991-04-12

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ID=30679339

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0354426Y2 (ja) * 1986-03-05 1991-12-02

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5848112B2 (ja) * 1975-03-31 1983-10-26 日本電気株式会社 オンセイブンセキキ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5837155Y2 (ja) * 1978-03-13 1983-08-22 松下電器産業株式会社 テレビジョンチュ−ナの自動周波数制御回路
JPS5848112U (ja) * 1981-09-26 1983-03-31 日本無線株式会社 周波数変調回路

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JPS5848112B2 (ja) * 1975-03-31 1983-10-26 日本電気株式会社 オンセイブンセキキ

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