JPH10173565A - Amラジオ受信機 - Google Patents

Amラジオ受信機

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Publication number
JPH10173565A
JPH10173565A JP8346726A JP34672696A JPH10173565A JP H10173565 A JPH10173565 A JP H10173565A JP 8346726 A JP8346726 A JP 8346726A JP 34672696 A JP34672696 A JP 34672696A JP H10173565 A JPH10173565 A JP H10173565A
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JP
Japan
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circuit
variable
resistor
tuning
voltage
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Application number
JP8346726A
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English (en)
Inventor
Shigeru Hatada
繁 畑田
Yukio Suzuki
幸男 鈴木
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Toko Inc
Original Assignee
Toko Inc
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Publication date
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Publication of JPH10173565A publication Critical patent/JPH10173565A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03JTUNING RESONANT CIRCUITS; SELECTING RESONANT CIRCUITS
    • H03J3/00Continuous tuning
    • H03J3/24Continuous tuning of more than one resonant circuit simultaneously, the circuits being tuned to substantially the same frequency, e.g. for single-knob tuning

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  • Superheterodyne Receivers (AREA)
  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マイクロコンピュータと、EPROM及び、
D/A変換回路を用いて高周波同調回路の可変容量素子
と局部発振回路素子の可変容量素子にトラッキングエラ
ーが小さくなる様に異なった電圧が加えられており、高
価になる。 【解決手段】 高周波同調回路は、同調コイル、同調コ
イルに接続される可変容量ダイオード素子を備え、局部
発振回路は、発振コイル、発振コイルに並列に接続され
る可変容量ダイオード素子、発振コイルに直列に接続さ
れる容量素子を備え、高周波同調回路の可変容量ダイオ
ード素子には可変電圧源から同調電圧が供給され、局部
発振回路の可変容量ダイオード素子には、可変電圧源と
基準電圧源に接続された電圧調整回路を経て同調電圧が
供給される。 【効果】 高周波同調回路と局部発振回路に異なった同
調電圧を加えるためのマイクロコンピュータと、EPR
OM及び、D/A変換回路を用いることなくトラッキン
グエラーを小さくできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、振幅変調波を受信
するAMラジオ受信機に関し、特にアンテナからの振幅
変調波を選択する高周波同調回路及び、最初の中間周波
信号を得る第1周波数変換部で、中間周波信号の周波数
を受信周波数よりも高く変換するための発振信号を発生
させる局部発振回路を備えた、いわゆるアップコンバー
ジョン式のAMラジオ受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来のAMラジオ受信機の回路
図である。従来のAMラジオ受信機は、アンテナからの
振幅変調波を選択する高周波同調回路71と、中間周波
信号の周波数を受信周波数よりも高く変換するための発
振信号を発生させる局部発振回路72を備える。高周波
同調回路71は、同調コイルL9、カソード同士が接続
された可変容量ダイオードD14、D15を有し、この
1対の可変容量ダイオードD14、D15が同調コイル
L9に並列に接続される。一方、局部発振回路72は、
発振コイルL10、コンデンサC9、可変容量ダイオー
ドD16を有する。コンデンサC9は発振コイルL10
に並列に接続される。また、可変容量ダイオードD16
は発振コイルL10に直列に接続される。そして、高周
波同調回路71は、可変容量ダイオードD14、D15
のカソードが抵抗R19を介してD/A変換回路73に
接続される。D/A変換回路73は、マイクロコンピュ
ータ74に接続される。また、局部発振回路72は、可
変容量ダイオードD16のカソード側が抵抗R20を介
してマイクロコンピュータ74に接続される。マイクロ
コンピータ74は、EPROM75に接続される。
【0003】この高周波同調回路71は、522KHz
〜1710KHzまでの振幅変調波に同調できる様に回
路定数が設定される。また、局部発振回路72は、次段
の第1周波数変換部において第1中間周波信号の周波数
を10.7MHzにする為に、発振周波数が11222
KHz〜12410KHzまで可変できる様に回路定数
が設定される。従って、高周波同調回路71の可変容量
ダイオードと、局部発振回路72の可変容量ダイオード
は、容量値の大きさや容量可変比が異なると共に、電圧
対容量値の特性曲線が異なったものが用いられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この様なAMラジオ受
信機は、前述の様に高周波同調回路71と局部発振回路
72に異なる特性の可変容量ダイオードが使用されるの
で、高周波同調回路71の可変容量ダイオードと、局部
発振回路72の可変容量ダイオードに同じ電圧の同調電
圧を加えた場合、受信帯域(522〜1710KHz)
内の一点の周波数を除いて局部発振回路72の発振周波
数と高周波同調回路71の同調周波数の差が、第1中間
周波数(10.7MHz)から大きくはずれ、トラッキ
ングエラーが大きくなる。従って、高周波同調回路と局
部発振回路に異なる特性の可変容量ダイオードが使用さ
れるこの種のAMラジオ受信機は、トラッキングエラー
を抑える為に、各々の回路に要求される適切な容量可変
比を設定し、かつ、各々の回路に用いられる可変容量ダ
イオードの異なる特性曲線の傾きを近似させる補正手段
が必要となる。図7に示された従来のAMラジオ受信機
は、この補正手段としてD/A変換回路73、マイクロ
コンピュータ74、EPROM75を用いて局部発振回
路72にマイクロコンピュータ74から出力される同調
電圧を加え、高周波同調回路71にEPROM75のデ
ータに基づいてマイクロコンピュータ74からD/A変
換回路73を介して出力される同調電圧を加えることに
より局部発振回路72の可変電圧源と高周波同調回路7
1の可変電圧源を分けると共に、トラッキングエラーが
小さくなる様に高周波同調回路71と局部発振回路72
に異なった電圧を加える為、高価になるという問題があ
った。本発明は、この様なマイクロコンピュータ、EP
ROM、D/A変換回路を使用することなく、トラッキ
ングエラーの少ないAMラジオ受信機を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のAMラジオ受信
機は、アンテナからの振幅変調波を選択する高周波同調
回路と、最初の中間周波信号を得る第1周波数変換部
で、中間周波信号の周波数を受信周波数よりも高く変換
するための発振信号を発生させる局部発振回路を備え、
高周波同調回路が、同調コイル、同調コイルに接続され
る可変容量ダイオード素子を備え、局部発振回路が、発
振コイルと、発振コイルに並列に接続される可変容量ダ
イオード素子及び、発振コイルに直列に接続される容量
素子を備え、高周波同調回路の可変容量ダイオード素子
には可変電圧源から同調電圧が供給され、局部発振回路
の可変容量ダイオード素子には、可変電圧源と基準電圧
源間に接続された電圧調整回路を経て同調電圧が供給さ
れるものである。
【0006】また、本発明のAMラジオ受信機は、アン
テナからの振幅変調波を選択する高周波同調回路と、最
初の中間周波信号を得る第1周波数変換部で、中間周波
信号の周波数を受信周波数よりも高く変換するための発
振信号を発生させる局部発振回路を備え、高周波同調回
路が、同調コイル、同調コイルに接続される可変容量ダ
イオード素子を備え、局部発振回路が、発振コイルと、
発振コイルに並列に接続される可変容量ダイオード素子
及び、発振コイルに直列に接続される容量素子を備え、
高周波同調回路の可変容量ダイオード素子が可変電圧源
に接続され、局部発振回路の可変容量ダイオード素子
が、基準電圧源に接続された電圧調整回路を介して可変
電圧源に接続されたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明のAMラジオ受信機は、高
周波同調回路の可変容量ダイオード素子と局部発振回路
の可変容量ダイオード素子が接続された可変電圧源から
同調電圧が供給される。そして、可変電圧源と局部発振
回路の可変容量ダイオード素子間に接続された電圧調整
回路によって、局部発振回路の可変容量ダイオード素子
に、高周波同調回路の可変容量ダイオード素子に加えら
れる電圧と異なった同調電圧が加えられる。また、本発
明のAMラジオ受信機は、局部発振回路の発振コイルに
直列接続された容量素子により、局部発振回路の可変容
量ダイオードの特性曲線が調整される。
【0008】
【実施例】以下、本発明のAMラジオ受信機の実施例を
図1乃至図9を参照しながら説明する。図1は本発明の
AMラジオ受信機の第1の実施例を示す回路図である。
図1において、11は高周波同調回路、12は局部発振
回路、13は可変電圧源に接続される可変電圧供給端
子、14は基準電圧源に接続される基準電圧供給端子、
15は電圧調整回路である。高周波同調回路11は、同
調コイルL1、可変容量ダイオードD1とD2、コンデ
ンサC1を備える。可変容量ダイオードD1とD2は、
カソード同士が接続され、可変容量ダイオードD1のア
ノードが同調コイルL1の一端に接続され、可変容量ダ
イオードD2のアノードが同調コイルL1の他端に接続
される。コンデンサC1は、同調コイルL1と並列に接
続される。局部発振回路12は、発振コイルL2、可変
容量ダイオードD3、トラッキング特性を3次関数にし
てトラッキングエラーを小さくする為のコンデンサC
2、C3を備える。コンデンサC2は、発振コイルL2
と直列になる様に、一端が発振コイルL2の一端に接続
される。コンデンサC2の他端には、可変容量ダイオー
ドD3の一端とコンデンサC3の一端が接続される。可
変容量ダイオードD3の他端とコンデンサC3の他端
は、発振コイルL2の他端に接続される。そして、高周
波同調回路11は、可変容量ダイオードD1とD2のカ
ソードが抵抗R1を介して可変電圧供給端子13に接続
される。局部発振回路12は、可変容量ダイオードD3
のカソードに抵抗R2が接続される。この抵抗R2は、
基準電圧供給端子14に接続された電圧調整回路15を
介して可変電圧供給端子13に接続される。電圧調整回
路15は、基準電圧供給端子14とアース間に、抵抗R
5と抵抗R6が直列に接続され、抵抗R5と抵抗R6の
接続点と可変電圧供給端子13間に、抵抗R3と抵抗R
4が直列に接続される。この抵抗R3と抵抗R4の接続
点に、抵抗R2を介して局部発振回路12が接続され
る。そして、可変電圧供給端子13から高周波同調回路
11の可変容量ダイオードと、局部発振回路13の可変
容量ダイオードに同調電圧が加えられる。また、基準電
圧供給端子14から電圧調整回路15に、基準電圧が加
えられる。
【0009】この高周波同調回路11と局部発振回路1
2は、局部発振回路12の発振周波数と高周波同調回路
11の同調周波数の差が10.7MHzに近くなる様
に、それぞれの回路定数が設定される。この時、高周波
同調回路11の可変容量ダイオードD1とD2は、52
2KHz〜1710KHzまでの振幅変調波に同調でき
る様に、それぞれ容量の可変比が10.73以上有する
ものが用いられる。また、局部発振回路13の可変容量
ダイオードD3は、11222KHz〜12410KH
zまで発振できる様に、容量の可変比が1.22以上有
するものが用いられる。
【0010】この様に形成されたAMラジオ受信機は、
電圧調整回路15の抵抗R3の抵抗値と抵抗R4の抵抗
値の比及び、抵抗R5の抵抗値と抵抗R6の抵抗値の比
によって局部発振回路12の可変容量ダイオードに加え
られる電圧が調整される。電圧調整回路15は、抵抗R
3の抵抗値と抵抗R4の抵抗値の比により、図2に示さ
れる様に可変電圧供給端子13から加えられる同調電圧
内における局部発振回路13の可変容量ダイオードに加
えられる同調電圧の比が調整される。図2は、電圧調整
回路15の抵抗R3の抵抗値と抵抗R4の抵抗値の比を
変えた場合の可変電圧供給端子13から加えられる同調
電圧V1 と局部発振回路13の可変容量ダイオードに加
えられる同調電圧V2 の関係を示すグラフである。な
お、図2では、抵抗R5と抵抗R6の接続点に加わる基
準電圧V3 を6Vとした場合を示している。図2におい
て、縦軸は局部発振回路13の可変容量ダイオードに加
えられる同調電圧V2 、横軸は可変電圧供給端子13か
ら加えられる同調電圧V1 、21は抵抗R3の抵抗値と
抵抗R4の抵抗値の比を33:18にした時の同調電圧
1と同調電圧V2 の関係、22は抵抗R3の抵抗値と
抵抗R4の抵抗値の比を18:33にした時の同調電圧
1 と同調電圧V2 の関係を示している。なお、20は
局部発振回路13の可変容量ダイオードにこの電圧調整
回路15を介すことなく同調電圧を加えた場合の同調電
圧V1 と同調電圧V2 の関係を示している。この可変電
圧供給端子13から加えられる同調電圧内における局部
発振回路12の可変容量ダイオードに加えられる同調電
圧の比を調整することにより、局部発振回路13の発振
周波数が11222KHz〜12410KHzまで発振
できる様に局部発振回路12の容量可変比が設定され
る。
【0011】電圧調整回路15は、さらに、抵抗R5の
抵抗値と抵抗R6の抵抗値の比により、抵抗R5と抵抗
R6の接続点に加わる基準電圧V3 が調整される。図3
は、電圧調整回路15の抵抗R5と抵抗R6の接続点に
加わる基準電圧V3 を変えた場合の可変電圧供給端子1
3から加えられる同調電圧V1 と局部発振回路13の可
変容量ダイオードに加えられる同調電圧V2 の関係を示
すグラフである。なお、図3では、抵抗R3の抵抗値と
抵抗R4の抵抗値の比を18:33とした場合を示して
いる。図3において、縦軸は局部発振回路13の可変容
量ダイオードに加えられる同調電圧V2 、横軸は可変電
圧供給端子13から加えられる同調電圧V1 、31は基
準電圧V3 を5Vにした時の同調電圧V1 と同調電圧V
2 の関係、32は基準電圧V3 を6Vにした時の同調電
圧V1 と同調電圧V2 の関係、32は基準電圧V3 を7
Vにした時の同調電圧V1 と同調電圧V2 の関係を示し
ている。なお、30は局部発振回路12の可変容量ダイ
オードにこの電圧調整回路15を介すことなく同調電圧
を加えた場合の同調電圧V1 と同調電圧V2 の関係を示
している。この基準電圧V3 が、可変電圧供給端子13
から加えられる同調電圧V1 より大きい場合、局部発振
回路13の可変容量ダイオードに加えられる同調電圧V
2は次のようになる。 V2 =V1 +(V3 −V1 )×R3 ÷(R3 +R4 ) ただし、R3 は抵抗R3の抵抗値、R4 は抵抗R4の抵
抗値である。また、基準電圧V3 が、可変電圧供給端子
13から加えられる同調電圧V1 と等しい場合、局部発
振回路13の可変容量ダイオードに加えられる同調電圧
2は次のようになる。 V2 =V1 さらに、この基準電圧V3 が、可変電圧供給端子13か
ら加えられる同調電圧V1 より小さい場合、局部発振回
路13の可変容量ダイオードに加えられる同調電圧V2
は次のようになる。 V2 =V1 −(V1 −V3 )×R3 ÷(R3 +R4 ) そして、この基準電圧V3 を調整することにより、トラ
ッキングエラーが小さくなる様に局部発振回路13の容
量値が設定される。
【0012】図4は、本発明のAMラジオ受信機の第2
の実施例を示す回路図である。図4において、41は高
周波同調回路、42は局部発振回路である。高周波同調
回路41は、カソード同士を接続した可変容量ダイオー
ドD4とD5が同調コイルL3と並列に接続される。ま
た、局部発振回路42は、コンデンサC4が発振コイル
L4に直列に接続され、可変容量ダイオードD6が発振
コイルL4に並列に接続される。この高周波同調回路4
1は、抵抗R7を介して可変電圧供給端子43に接続さ
れる。一方、局部発振回路42は、電圧調整回路45を
介して可変電圧供給端子43に接続される。電圧調整回
路45は、基準電圧供給端子44とアース間に可変抵抗
R10が接続され、この可変抵抗R10と可変電圧供給
端子43間に抵抗R8と抵抗R9が直列に接続される。
そして、この抵抗R8と抵抗R9の接続点に抵抗R11
を介して局部発振回路42が接続される。
【0013】このAMラジオ受信機は、基準電圧V3
可変抵抗R10の抵抗値により調整される。従って、可
変容量ダイオードの容量値にバラツキが発生してもこの
可変抵抗R10の抵抗値を調整することにより、可変容
量ダイオードの容量値のバラツキによるトラッキングエ
ラーを小さくできる。
【0014】図5は、本発明のAMラジオ受信機の第3
の実施例を示す回路図である。図5において、51は高
周同調回路、52は局部発振回路、53は可変電圧供給
端子、54は基準電圧供給端子、55は電圧調整回路で
ある。高周波同調回路51は、カソード同士を接続した
1対の可変容量ダイオードD7、D8が同調コイルL5
と並列に接続される。局部発振回路52は、発振コイル
L6、可変容量ダイオードD9、D10、コンデンサC
5を備える。コンデンサC5は、発振コイルL6と直列
に接続される。また、可変容量ダイオードD9と可変容
量ダイオードD10は、それぞれ発振コイルL6に並列
に接続される。なお、C5、C6、C7はトラッキング
特性を5次関数にしてトラッキングエラーを小さくする
ためのコンデンサ、R12は直流電流を流すための抵抗
である。電圧調整回路55は、基準電圧供給端子54と
アース間に可変抵抗R15が接続され、可変抵抗R15
と可変電圧供給端子53間に可変抵抗R14が接続され
る。そして、高周波同調回路51が抵抗R13を介して
可変電圧供給端子53に接続され、局部発振回路52が
抵抗R16を介して電圧調整回路55の可変抵抗R14
に接続される。
【0015】この様に形成されたAMラジオ受信機は、
可変抵抗R14の抵抗値により、可変電圧供給端子53
から加えられる同調電圧内における局部発振回路52の
可変容量ダイオードに加えられる同調電圧の比が調整さ
れ、可変抵抗R15の抵抗値により基準電圧V3 が調整
される。従って、可変容量ダイオードの可変比及び容量
値にバラツキが発生してもこの可変抵抗R14とR15
の抵抗値を調整することにより、可変容量ダイオードの
可変比及び容量値のバラツキによるトラッキングエラー
を小さくできる。
【0016】図6は、本発明のAMラジオ受信機の第4
の実施例を示す回路図である。高周波同調回路61は、
1対の可変容量ダイオードD11とD12及び、同調コ
イルL7を用いて形成され、可変電圧供給端子63に接
続される。局部発振回路62は、発振コイルL8に直列
に接続されるコンデンサC8及び、発振コイルL8に並
列に接続される可変容量ダイオードD13を用いて形成
される。電圧調整回路65は、可変電圧供給端子63と
基準電圧供給端子64間に抵抗R17、R18が直列に
接続されて形成され、抵抗R17と抵抗R18の接続点
に局部発振回路62が接続される。この様に形成された
AMラジオ受信機は、抵抗R17と抵抗R18の抵抗値
の比によって、端子63から加えられる同調電圧内にお
ける局部発振回路52の可変容量ダイオードに加えられ
る同調電圧の比を設定した後、端子64から加える基準
電圧V3 が設定される。
【0017】以上、本発明のAMラジオ受信機の実施例
を述べたが、本実施例に限られるものではない。例え
ば、高周波同調回路は、同調コイルとコンデンサが並列
に接続された並列回路、この並列回路とアース間に直列
に接続された可変容量ダイオードとコンデンサによって
形成されてもよい。
【0018】
【発明の効果】以上述べた様に、本発明のAMラジオ受
信機は、局部発振回路が発振コイルに直列に接続される
容量素子を備え、高周波同調回路の可変容量ダイオード
素子に、可変電圧源から同調電圧が供給され、局部発振
回路の可変容量ダイオード素子に、可変電圧源と基準電
圧源間に接続された電圧調整回路を経て同調電圧が供給
されるので、マイクロコンピュータ、EPROM、D/
A変換回路を使用することなくトラッキングエラーを小
さくできる。また、本発明のAMラジオ受信機は、電圧
調整回路によって局部発振回路に加えられる同調電圧を
調節できるので、高周波同調回路と局部発振回路に、特
性(可変比や容量値)が異なる可変容量ダイオードが用
いられても、1つの可変電圧源で構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のAMラジオ受信機の第1の実施例を
示す回路図である。
【図2】 図1の電圧調整回路の抵抗R3の抵抗値と抵
抗R4の抵抗値の比を変えた場合の可変電圧供給端子か
ら加えられる同調電圧と局部発振回路の可変容量ダイオ
ードに加えられる同調電圧の関係を示すグラフである。
【図3】 図1の電圧調整回路に加わる基準電圧を変え
た場合の可変電圧供給端子から加えられる同調電圧と局
部発振回路の可変容量ダイオードに加えられる同調電圧
の関係を示すグラフである。
【図4】 本発明のAMラジオ受信機の第2の実施例を
示す回路図である。
【図5】 本発明のAMラジオ受信機の第3の実施例を
示す回路図である。
【図6】 本発明のAMラジオ受信機の第4の実施例を
示す回路図である。
【図7】 従来のAMラジオ受信機を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
11 高周波同調回路 12 局部発振回路 13 可変電圧源に接続される可変電圧供給端子 14 基準電圧源に接続される基準電圧供給端子 15 電圧調整回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナからの振幅変調波を選択する高
    周波同調回路と、最初の中間周波信号を得る第1周波数
    変換部で、中間周波信号の周波数を受信周波数よりも高
    く変換するための発振信号を発生させる局部発振回路を
    備えたAMラジオ受信機において、 該高周波同調回路は、同調コイル、該同調コイルに接続
    される可変容量ダイオード素子を備え、 該局部発振回路は、発振コイルと、該発振コイルに並列
    に接続される可変容量ダイオード素子及び、該発振コイ
    ルに直列に接続される容量素子を備え、 該高周波同調回路の可変容量ダイオード素子には可変電
    圧源から同調電圧が供給され、該局部発振回路の可変容
    量ダイオード素子には、該可変電圧源と基準電圧源間に
    接続された電圧調整回路を経て同調電圧が供給されるこ
    とを特徴とするAMラジオ受信機。
  2. 【請求項2】 アンテナからの振幅変調波を選択する高
    周波同調回路と、最初の中間周波信号を得る第1周波数
    変換部で、中間周波信号の周波数を受信周波数よりも高
    く変換するための発振信号を発生させる局部発振回路を
    備えたAMラジオ受信機において、 該高周波同調回路は、同調コイル、該同調コイルに接続
    される可変容量ダイオード素子を備え、 該局部発振回路は、発振コイルと、該発振コイルに並列
    に接続される可変容量ダイオード素子及び、該発振コイ
    ルに直列に接続される容量素子を備え、 該高周波同調回路の可変容量ダイオード素子が可変電圧
    源に接続され、該局部発振回路の可変容量ダイオード素
    子が、基準電圧源に接続された電圧調整回路を介して可
    変電圧源に接続されたことを特徴とするAMラジオ受信
    機。
  3. 【請求項3】 前記電圧調整回路は、基準電圧源とアー
    ス間に第3の抵抗と第4の抵抗が直列接続され、第3の
    抵抗と第4の抵抗の接続点と、可変電圧源間に、第1の
    抵抗と第2の抵抗が接続され、第1の抵抗と第2の抵抗
    の接続点に局部発振回路が接続された請求項2に記載の
    AMラジオ受信機。
  4. 【請求項4】 前記電圧調整回路は、基準電圧源とアー
    ス間に可変抵抗が接続され、該可変抵抗と可変電圧源間
    に、第1の抵抗と第2の抵抗が接続され、第1の抵抗と
    第2の抵抗の接続点に局部発振回路が接続された請求項
    2に記載のAMラジオ受信機。
  5. 【請求項5】 前記電圧調整回路は、基準電圧源とアー
    ス間に第1の可変抵抗が接続され、該第1の可変抵抗と
    可変電圧源間に、第2の可変抵抗が接続され、該第2の
    可変抵抗に局部発振回路が接続された請求項2に記載の
    AMラジオ受信機。
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