JPH03178206A - モノリシック集積回路化発振器 - Google Patents

モノリシック集積回路化発振器

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JPH03178206A
JPH03178206A JP31835689A JP31835689A JPH03178206A JP H03178206 A JPH03178206 A JP H03178206A JP 31835689 A JP31835689 A JP 31835689A JP 31835689 A JP31835689 A JP 31835689A JP H03178206 A JPH03178206 A JP H03178206A
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JP
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semiconductor substrate
acoustic wave
oscillator
surface acoustic
piezoelectric material
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JP31835689A
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Tatsuya Miya
龍也 宮
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NEC Corp
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電界効果トランジスタ(以下、FETという。
〉を含み、一つの半導体基板上に形成された発振回路を
備えたモノリシック集積回路化発振器(以下、IC化発
振器という。)に利用され、特に、Kバンド帯域の高周
波を発生させ衛星放送などのマイクロ波通信に使用され
るIC化発振器に関する。
〔概要〕
本発明は、FETを含み一つの半導体基板上に形成され
た発振回路を備えたIC化発振器において、 共振回路として、同一半導体基板上に堆積された圧電材
料を用いて形成された弾性表面波共振回路を用いること
により、 K帯辺上のマイクロ波を発振する小型化されたIC化発
振器の実現を可能としたものである。
〔従来の技術〕
通常発振器は共振回路が必要であるが、この共波回路を
LC回路や分布定数回路を用いて構成しても、誘電体共
振器のような高Qは得られないし、回路が大きくなるの
でICとしてコストが高くなってしまう。そこで、従来
、この種のIC化発振器は、FETと外付けされた誘電
体共振器とを用いた構成になっている。
第3図はかかる従来のIC化発振器の一例を示す回路図
である。第3図において、2はFET。
3および4はオープンスタブ、5および7はチョークコ
イル、6はコンデンサ、8および9は抵抗、10は50
Ωの終端抵抗、1工は電源端子、12は出力端子、16
は50Ω線路ならびに17は誘電体共振器である。点線
で囲んだ部分が同一半導体基板上に形成される回路でI
Cを構成する。
まず、FET2のゲート(G〉、ドレイン(D)、ソー
ス(S)  にどのようなサセプタンスがつくかを見る
と、ゲートは、誘電体共振器17の共振周波数では50
Ω線路16と誘電体共振器17がカップリングし、その
点でオープンとなる。その点からゲートまでの距離によ
ってゲートから見えるインピーダンスは変化するが、そ
の長さを調整することによりゲートと接地間に適当なイ
ンダクタンスを入れたと等価にすることができる。共振
周波数以外では、誘電体共振器17の影響は無<50Ω
線路16の先端にある終端抵抗10で消費される。ドレ
インは、オープンスタブ3によりその根本は共振周波数
ではンヨートとなるが、オープンスタブ3とドレインと
の距離により任意のサセプタンスを接地との間に入れる
ことができる。ソースは、オープンスタブ4により高周
波的にショートされたことになるが、オープンスタブ4
の大きさにより接地との間に容量性の任意のサセプタン
スを入れた形にすることができる。
次に、各端子間のサセプタンスを見ると、ゲート−ソー
ス間は、FETのゲート−ソース間容量Cgsが支配的
である。ドレイン−ソース間は、接地を介してオープン
スタブ3および4で決まるサセプタンスがシリーズに見
えており、各オープンスタブ3および4の位置や大きさ
によってドレイン−ソース間に任意の容量を入れたと等
価にすることができる。ドレイン−ゲート間も同様にグ
ランドを介して見るとドレイン−ゲート間にインダクタ
を入れたと等価にすることができる。
以上述べたことを整理すると、第4図に示すような回路
が構成される。第4図はコルピッツ型発振器を構成して
おり、同図中のり、C,およびC2で決まる周波数で発
振する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前述した従来のIC化発振器は、共振器が外付けとなっ
ているので、組立および実装が複雑になるうえ、共振器
のスペースがどうしても必要となるので、FET回りを
含めてIC化しても発振器全体としてはあまり小型化で
きない欠点があった。
本発明の目的は、前記の欠点を除去することにより、共
振器も含めてIC化することにより、K帯辺上のマイク
ロ波で発振しかつ十分に小型化されたIC化発振器を提
供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、電界効果トランジスタを含み一つの半導体基
板上に形成された発振回路を備えたモノリシック集積回
路化発振器において、前記半導体基板上に堆積された圧
電材料を用いて形成された弾性表面波共振回路を備えた
ことを特徴とする。
また、本発明は、前記圧電材料は、その表面波の伝搬速
度VVRの値が、弾性表面共振回路の共振角周波数をω
o、表面電極の間隔をdとしたとき、π を満足するものが好ましい。
〔作用〕
共振器として、FETが形成された同一半導体基板上に
堆積された圧電材料を用いた弾性表面波共振回路を用い
るので、従来の誘電体共振器を外付けするのに比べ一層
の小型化を図ることができる。
ところで、一般に弾性波を電子回路として利用するため
には、電磁エネルギーをフォノンに変換することが必要
である。従って、必然的にこの種の素子を構成するため
の材料として圧電材料が適用される。ある圧電材料を用
いて後述の第1開山)に示すようなIDT(インターデ
ィジタルトランスジューサ)形と呼ばれる弾性表面波共
振回路を構成した場合、対向する表面電極15の間隔d
が弾性表面波の波長のス波長となる周波数で共振するこ
とが知られている。
弾性表面波の波長をλ。、共振角周波数をωo、材料中
での表面波の伝搬速度をVaとすると、であるから、共
振角周波数W。と間隔dとの関係は となり、 π となる。
従って、圧電材料として、所望のω。に対して(3)式
で与えられる値以上のVRを持つ圧電材料を用いること
で、K帯辺上のマイクロ波を発振し、かつ十分に小型化
されたIC化発振器を得ることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
第1図(a)は本発明の一実施例の一要部を示す平面図
、第1図ら)はそのA−A’拡大断面図、および第2図
はその回路図である。
本発明は、FET2を含み一つのGaAs基板13上に
形成された発振回路を備えたIC化発振器において、 本発明の特徴とするところの、 共振回路として、GaAs基板13上に堆積された圧電
材料としての7102層14上に、間隔d=2μmとし
て表面電極15を配置することで形成された弾性表面波
共振回路1を含んでいる。
そして、弾性表面波共振回路1の一端は50Ωの終端抵
抗10を介して接地され、その他端はFET2のゲート
(G)に接続されるとともに抵抗9を介して接地される
。FET2のドレイン(D)  はオープンスタブ3な
らびにチョークコイル5およびコンデンサ6からなるチ
ョーク回路を介して電源端子11に接続される。FET
2のソース(S)  は出力端子12に接続されるとと
もに、チョークコイル7および抵抗8からなるチョーク
回路を介して接地される。
弾性表面波共振回路1は第■図ら)で示すような構造に
なっており等何曲に共振子になっている。
従って、FET2のゲート側には、共振子の共振周波数
とゲート端子と共振子との距離を選ぶことにより、FE
T2のゲートと接地との間で任意の周波数において任意
のサセプタンスを挿入することができ、しかも、そのQ
の値は弾性表面波共振回路↓による共振を用いているの
で、10000程度の非常に大きくすることができる。
この構成で例えば、FET2のゲート−ソース間容量C
gsに合わせてオープンスタブ3の位置と大きさとでF
ET2のドレイン側のサセプタンスを調整すれば、弾性
表面波共振回路lと合わせて従来技術で説明したと同様
に、第4図に示すコルピッツ型発振器を構成することが
できる。
このとき、問題となるのは、所望の周波数で共振する弾
性表面波共振回路1をいかに構成するかにある。
いま、圧電材料を堆積することなく 、GaAs基板を
そのまま用いるとすると、GaAs基板中での音速(伝
搬速度VR)は、2800m/Sであるから10GHz
で共振させるには前記(2)式の関係より、=0.07
μm となる。
現在、加工上0.2μm程度はFETの製造技術で存在
するが、0.1μm以下では現在のところ難しい。
そこで0.2μm以上の間隔でも10GHzで共振する
ようにVVRのもっと速い材料を堆積させればよい。
例えばV8が8000m/sとなる材料であればd=Q
、2μmで10GHzで共振する。例えば、T10□な
どはVRが9200m/Sであるし、Si (100面
)はV、が8400m/sであるが、これらは十分加工
できる寸法で、10GHzでの弾性表面波回路を製造す
る二とができる。
本実施例においては、d=0.2μmで圧電材料として
TlO2を用いているので、10GHz以上で発振する
ことができる。
以上の実施例においては、圧電材料としてTi[12を
用いたが、5i(100面)を用いてもよく、一般的に
は、前記(3)式以上のVRを有する圧電材料でかつ半
導体基板上に堆積しやすい材料を用いればよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は、TlO2のように伝搬
速度の速い圧電材料を半導体基板上に堆積しその上に弾
性表面波回路を構成することにより、K帯でも共振する
共振回路が半導体基板上に構成することができるため、
外付は共振器を必要としないIC化発振器の構成を可能
とする。しかもその共振回路の寸法はFETの大きさと
同程度であるためチップサイズも小型化できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の一実施例の要部を示す平面図。 第1図b)はそのA−A’拡大断面図。 第21ilJはその回路図。 第3図は従来例を示す回路図。 第4図はコルピッツ発振器の回路図。 1・・・弾性表面波共振回路、2・・・FET、3.4
・・・オープンスタブ、5.7・・・チョークコイル、
6・・・コンデンサ、8.9・・・抵抗、10・・・終
端抵抗、11・・・電源端子、12・・・出力端子、1
3・・・GaAs基板、14・・・TlO2層、15・
・・表面電極、16・・・50Ω線路、■7・・・誘電
体共振器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、電界効果トランジスタを含み一つの半導体基板上に
    形成された発振回路を備えたモノリシック集積回路化発
    振器において、 前記半導体基板上に堆積された圧電材料を用いて形成さ
    れた弾性表面波共振回路を含む ことを特徴とするモノリシック集積回路化発振器。 2、前記圧電材料は、その表面波の伝搬速度V_Rの値
    が、弾性表面共振回路の共振角周波数をω_o、表面電
    極の間隔をdとしたとき、 V_R≧(2dω_o)/π を満足するものである請求項1記載のモノリシック集積
    回路化発振器。
JP31835689A 1989-12-06 1989-12-06 モノリシック集積回路化発振器 Pending JPH03178206A (ja)

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