JPH08293688A - シールドケース - Google Patents

シールドケース

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JPH08293688A
JPH08293688A JP12324795A JP12324795A JPH08293688A JP H08293688 A JPH08293688 A JP H08293688A JP 12324795 A JP12324795 A JP 12324795A JP 12324795 A JP12324795 A JP 12324795A JP H08293688 A JPH08293688 A JP H08293688A
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JP
Japan
Prior art keywords
box body
face
faces
side surfaces
bent
Prior art date
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Pending
Application number
JP12324795A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Yamauchi
淳 山内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Chemi Con Corp
Original Assignee
Nippon Chemi Con Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Chemi Con Corp filed Critical Nippon Chemi Con Corp
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  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 4つの側面に囲まれた方形の底面に対向して
方形の開口を有する1組のケース片(箱体)を用い、双
方の開口を対向状態として一方のケース片(箱体)の開
口に他方のケース片(箱体)の各側面を嵌合して形成さ
れるシールドケースに関し、内部に配置する基板が外部
に露出せず、密閉が完全で十分なシールド効果が得られ
るシールドケースを提供する。 【構成】 隣接する2つの側面13、15の一方には接合部
分が無く、他方には角部から側面内にかけて接合部分が
形成される1組のケース片(箱体)9、10を用い、一方
のケース片(箱体)9の開口に他方のケース片(箱体)
10の各側面を嵌合して各ケース片(箱体)9、10の接合
部分が無い側面と接合部分が形成される側面とが当接す
るようにシールドケースを形成し、各ケース片(箱体)
9、10の一体化されていない接合部分の各々はこれと当
接するケース片(箱体)9、10の側面により隙間が塞が
れ、シールドケースの内部に配置する基板は角部で露出
せず十分なシールド効果が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、開口を有する一組の
金属の箱体を互いの開口方向で向かい合わせて嵌合する
ことにより内部が密閉して形成されたシールドケースに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7に従来のシールドケースを示し説明
する。図7の(a)に示すように1枚の方形の金属板1
の四隅を切除し方形の底面2の各辺から所定幅に垂直に
折り曲げて縦側面3と横側面4を形成し、これら各側面
3、4に囲まれた方形の底面2に対向して方形の開口5
を有する箱体6を形成する。図7の(b)は箱体6と同
様に形成された箱体7を示す。これら箱体6と箱体7の
双方の開口5を対向させて一方の箱体7の開口5に他方
の箱体6の各側面を嵌合し、内部が密閉されたシールド
ケースが形成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図7の(c)は、図7
の(b)の○で囲んだA部の拡大図で、縦側面3と横側
面4の折り曲げによる接合部分であり角部8を形成す
る、この角部8は一体化されていないため隙間が生じ、
箱体7の開口5に他方の箱体6の各側面を嵌合してシー
ルドケースを形成すると、箱体7と箱体6の双方の角部
が一致するが、この一致した角部は各々一体化されてい
ない接合部分に隙間が生じ、シールドケース内部に配置
する図示しない基板がシールドケースの角部の接合部分
の隙間から外部に露出する等、内部の密閉が不完全で十
分なシールド効果が得られず改善が望まれていた。
【0004】この発明は、4つの側面に囲まれた方形の
底面に対向して方形の開口を有する1組の箱体を用い、
双方の開口を対向状態として一方の箱体の開口に他方の
箱体の各側面を嵌合して形成されるシールドケースに関
し、内部に配置する基板が外部に露出せず、密閉が完全
で十分なシールド効果が得られるシールドケースを提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで本発明のシールド
ケースは、1枚の方形の金属板の四隅を切除し方形の底
面の各辺から所定幅に垂直に折り曲げて折り曲げ位置よ
り両端にはみ出す端余面を有する第1側面とこれに隣接
し折り曲げ位置より両端が前記端余面の分だけ欠如し形
状の異なる第2側面を各々対向させて1組づつ形成し、
前記各第1側面の両端の端余面を直角に折り曲げ、該折
り曲げた端余面を除いた第1側面の残りの面により縦側
面を形成すると共に、前記両端余面を前記第2側面の両
端側の欠如部分に接合して横側面を形成して、これら各
側面に囲まれた底面に対向して開口を有する第1の箱体
を形成し該第1の箱体の底面の周面が丸みをもって多少
突出するように絞り加工して形成した第1ケース片と、
前記縦側面と前記横側面を入れ換えた形態の各側面に囲
まれた底面に対向して開口を有する第2の箱体を形成し
該第1の箱体の底面の周面が丸みをもって多少突出する
ように絞り加工して形成した第1ケース片との組み合わ
せにより構成され、前記両開口の対向状態で前記一方の
ケース片の開口に前記他方のケース片の各側面を嵌合し
て形成したことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明は、隣接する2つの側面の一方には接合
部分が無く、他方には角部から側面内にかけて接合部分
が形成される1組のケース片(箱体)を用い、一方のケ
ース片(箱体)の開口に他方のケース片(箱体)の各側
面を嵌合して各ケース片(箱体)の接合部分が無い側面
と接合部分が形成される側面とが当接するようにシール
ドケースを形成しているから、各箱体の一体化されてい
ない接合部分の各々はこれと当接する箱体の側面により
隙間が塞がれ、シールドケースの内部に配置する基板が
角部で露出せず十分なシールド効果が得られる。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に従って説明す
る。図1は本発明のシールドケースを構成する1組のケ
ース片(箱体)を示す斜視図、図2は図1の一方のケー
ス片(箱体)を形成するための金属板の平面図、図3は
図2の金属板を折り曲げて形成した箱体を示す斜視図、
図4は図3に示す箱体を絞り加工して形成した図1の一
方の箱体を示す斜視図、図5は図1の他方の箱体を形成
するための金属板の平面図、図6は図5の金属板を折り
曲げて形成した箱体を絞り加工して形成した図1の他方
の箱体を示す斜視図である。
【0008】図2において、11は1枚の方形の金属板の
四隅を切除して形成した金属板で、方形の底面12の各辺
から破線に沿って所定幅に垂直に折り曲げたときに折り
曲げ位置より両端にはみ出す端余面14を有する側面13と
この側面13に隣接し、方形の底面12の各辺から破線に沿
って所定幅に垂直に折り曲げたときに折り曲げ位置より
両端が前述の端余面14の分だけ欠如し、側面13と形状の
異なる側面15を各々1組づつ形成する。次に各側面13の
両端の端余面14を直角に折り曲げて、直角に隣接する側
面15、15の欠如部分に衝合させて図3に示すように各側
面13、15に囲まれた底面12に対向して開口を形成する箱
体19を形成する。この箱体19の内部には図示しないが回
路基板が配置される。17は箱体19の内部に配置される回
路基板の入出力端子を外部に導出するための端子孔であ
り、この実施例では長孔を採用しているが入出力端子の
形状に応じて丸孔に形成してもよく、また、入出力端子
が複数のピンの突出する形態の場合には、各ピンに対応
して丸孔(又は角孔)を複数設けてもよい。さて、この
箱体19の底面12の周面が丸みをもって多少突出するよう
に絞り加工して図4に示すケース片9を形成する。次に
ケース片9と組み合わされてシールドケースを構成する
ケース片10について説明する。図1の10に示すようにケ
ース片は図1に示すケース片9の縦側面と横側面を入れ
換えた形態の各側面に囲まれた底面に対向して開口を形
成するものである。図5において、21は1枚の方形の金
属板の四隅を切除して形成した金属板で、方形の底面22
の各辺から破線に沿って所定幅に垂直に折り曲げたとき
に折り曲げ位置より両端にはみ出す端余面26を有する側
面25とこの側面25に隣接し、方形の底面22の各辺から破
線に沿って所定幅に垂直に折り曲げたときに折り曲げ位
置より両端が前述の端余面26の分だけ欠如し、側面25と
形状の異なる側面25を各々1 組づつ形成する。次に各側
面25の両端の端余面26を直角に折り曲げて、直角に隣接
する側面25、25の欠如部分に衝合させて各側面23、25に
囲まれた底面22に対向して開口を形成する箱体29(図示
せず)を形成し、この箱体29の底面22の周面が丸みをも
って多少突出するように絞り加工して図6に示すケース
片10を形成する。そして、両開口の対向状態で一方のケ
ース片の開口に他方のケース片の各側面を嵌合してシー
ルドケースを構成した。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、隣接す
る2つの側面の一方には接合部分が無く、他方には角部
から側面内にかけて接合部分が形成される1組のケース
片(箱体)を用い、一方のケース片(箱体)の開口に他
方のケース片(箱体)の各側面を嵌合して各ケース片
(箱体)の接合部分が無い側面と接合部分が形成される
側面とが当接するようにシールドケースを形成している
から、各箱体の一体化されていない接合部分の各々はこ
れと当接する箱体の側面により隙間が塞がれ、シールド
ケースの内部に配置する基板が角部で露出せず十分なシ
ールド効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシールドケースを構成する1組のケー
ス片を示す斜視図である。
【図2】図1の一方のケース片となる箱体を形成するた
めの金属板の平面図である。
【図3】図2の金属板を折り曲げて形成した箱体を示す
斜視図である。
【図4】図3に示す箱体を絞り加工して形成した図1の
一方のケース片示す斜視図である。
【図5】図1の他方のケース片を形成するための金属板
の平面図である。
【図6】図5の金属板を折り曲げて形成した箱体を絞り
加工して形成した図1の他方の箱体を示す斜視図であ
る。
【図7】(a)は従来のシールドケースを構成する1組
の箱体の一方を示す斜視図である。(b)は従来のシー
ルドケースを構成する1組の箱体の他方を示す斜視図で
ある。(c)は、(b)の○で囲んだA部の拡大図であ
る。
【符号の説明】
9 ケース片 10 ケース片 11 金属板 12 底面 13 第1側面 14 端余面 15 第2側面 19 箱体 21 金属板 22 底面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1枚の方形の金属板の四隅を切除し方形
    の底面の各辺から所定幅に垂直に折り曲げて折り曲げ位
    置より両端にはみ出す端余面を有する第1側面とこれに
    隣接し折り曲げ位置より両端が前記端余面の分だけ欠如
    し形状の異なる第2側面を各々対向させて1組づつ形成
    し、前記各第1側面の両端の端余面を直角に折り曲げ、
    該折り曲げた端余面を除いた第1側面の残りの面により
    縦側面を形成すると共に、前記両端余面を前記第2側面
    の両端側の欠如部分に接合して横側面を形成して、これ
    ら各側面に囲まれた底面に対向して開口を有する第1の
    箱体を形成し該第1の箱体の底面の周面が丸みをもって
    多少突出するように絞り加工して形成した第1ケース片
    と、前記縦側面と前記横側面を入れ換えた形態の各側面
    に囲まれた底面に対向して開口を有する第2の箱体を形
    成し該第1の箱体の底面の周面が丸みをもって多少突出
    するように絞り加工して形成した第1ケース片との組み
    合わせにより構成され、前記両開口の対向状態で前記一
    方のケース片の開口に前記他方のケース片の各側面を嵌
    合して形成したことを特徴とするシールドケース。
JP12324795A 1995-04-24 1995-04-24 シールドケース Pending JPH08293688A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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