JPH08291946A - スクリュー冷凍機 - Google Patents
スクリュー冷凍機Info
- Publication number
- JPH08291946A JPH08291946A JP11906095A JP11906095A JPH08291946A JP H08291946 A JPH08291946 A JP H08291946A JP 11906095 A JP11906095 A JP 11906095A JP 11906095 A JP11906095 A JP 11906095A JP H08291946 A JPH08291946 A JP H08291946A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- control
- compressor
- solenoid valve
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Air Conditioning Control Device (AREA)
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 運転条件を総合的に判断し、できるだけ保安
装置が作動しないで、運転の継続が可能な冷凍機を提供
する。 【構成】 ２つの電磁弁１２を有するスクリュー圧縮機
１、水熱交換器２、ファン５を有する空気熱交換器３、
及びそれらを配管で接続して回路を形成するスクリュー
冷凍機において、凝縮圧力９、１０を検出して凝縮圧力
が所定値（これを第一の設定値とする）になるように、
空気熱交換器用のファン５を制御する制御機構６と、冷
水温度７を検出して冷水温度が所定値になるように、圧
縮機１を容量制御する制御機構６とを有すると共に、凝
縮圧力９、１０に前記第一の設定値より上に第二の設定
値を設け、第二の設定値によって、圧縮機１の容量制御
を、冷水温度７による制御に優先して、圧縮機のロード
電磁弁１２又はアンロード電磁弁１２を制御する制御機
構６を有することとしたものであり、前記凝縮圧力の検
出を凝縮温度８の検出で代えることができる。
装置が作動しないで、運転の継続が可能な冷凍機を提供
する。 【構成】 ２つの電磁弁１２を有するスクリュー圧縮機
１、水熱交換器２、ファン５を有する空気熱交換器３、
及びそれらを配管で接続して回路を形成するスクリュー
冷凍機において、凝縮圧力９、１０を検出して凝縮圧力
が所定値（これを第一の設定値とする）になるように、
空気熱交換器用のファン５を制御する制御機構６と、冷
水温度７を検出して冷水温度が所定値になるように、圧
縮機１を容量制御する制御機構６とを有すると共に、凝
縮圧力９、１０に前記第一の設定値より上に第二の設定
値を設け、第二の設定値によって、圧縮機１の容量制御
を、冷水温度７による制御に優先して、圧縮機のロード
電磁弁１２又はアンロード電磁弁１２を制御する制御機
構６を有することとしたものであり、前記凝縮圧力の検
出を凝縮温度８の検出で代えることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、スクリュー冷凍機に係
り、特に、吸込空気温度が一時的に高くなる場所などに
設置されるスクリュー冷凍機に関するものである。
り、特に、吸込空気温度が一時的に高くなる場所などに
設置されるスクリュー冷凍機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】スクリュー圧縮機による空気熱交換を用
いるスクリュー冷凍機においては、従来は、外気温度が
高くなると、冷凍能力が落ちるため、冷水温度は高めに
なり、圧縮機はフルロードとなり、益々吐出圧力は上昇
し、最後に高圧スイッチによりトリップに至る。このよ
うに、従来のこの種の冷凍機では、特に吸込空気温度が
高くなっても成り行きで運転し、最後に高圧スイッチに
よる保安装置により停止させていた。そのため、冷水温
度が急激に上昇したり、再度運転する場合には、人が機
械のところに行って操作する必要があり、手間がかかる
のと復帰に時間がかかっていた。
いるスクリュー冷凍機においては、従来は、外気温度が
高くなると、冷凍能力が落ちるため、冷水温度は高めに
なり、圧縮機はフルロードとなり、益々吐出圧力は上昇
し、最後に高圧スイッチによりトリップに至る。このよ
うに、従来のこの種の冷凍機では、特に吸込空気温度が
高くなっても成り行きで運転し、最後に高圧スイッチに
よる保安装置により停止させていた。そのため、冷水温
度が急激に上昇したり、再度運転する場合には、人が機
械のところに行って操作する必要があり、手間がかかる
のと復帰に時間がかかっていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を解決し、運転条件を総合的に判断し、できるだけ保
安装置が作動しないで、運転の継続が可能な冷凍機を提
供することを課題とする。
点を解決し、運転条件を総合的に判断し、できるだけ保
安装置が作動しないで、運転の継続が可能な冷凍機を提
供することを課題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明では、２つの電磁弁を有するスクリュー圧縮
機、水熱交換器、ファンを有する空気熱交換器、及びそ
れらを配管で接続して回路を形成するスクリュー冷凍機
において、凝縮圧力を検出して凝縮圧力が所定値（これ
を第一の設定値とする）になるように、空気熱交換器用
のファンを制御する制御機構と、冷水温度を検出して冷
水温度が所定値になるように、圧縮機を容量制御する制
御機構とを有すると共に、凝縮圧力に前記第一の設定値
より上に第二の設定値を設け、第二の設定値によって、
圧縮機の容量制御を、冷水温度による制御に優先して、
圧縮機のロード電磁弁又はアンロード電磁弁を制御する
制御機構を有することとしたものである。前記におい
て、凝縮圧力を検出する手段は、凝縮温度の検出で代用
できる。
め、本発明では、２つの電磁弁を有するスクリュー圧縮
機、水熱交換器、ファンを有する空気熱交換器、及びそ
れらを配管で接続して回路を形成するスクリュー冷凍機
において、凝縮圧力を検出して凝縮圧力が所定値（これ
を第一の設定値とする）になるように、空気熱交換器用
のファンを制御する制御機構と、冷水温度を検出して冷
水温度が所定値になるように、圧縮機を容量制御する制
御機構とを有すると共に、凝縮圧力に前記第一の設定値
より上に第二の設定値を設け、第二の設定値によって、
圧縮機の容量制御を、冷水温度による制御に優先して、
圧縮機のロード電磁弁又はアンロード電磁弁を制御する
制御機構を有することとしたものである。前記におい
て、凝縮圧力を検出する手段は、凝縮温度の検出で代用
できる。
【０００５】
【作用】本発明では、容量制御の目標値を冷水温度と凝
縮圧力の２つを切替えて制御するため、特に吸込空気温
度が高くなった場合ほど高圧による保安装置の作動を回
避でき、故障のしない、冷水温度が急激に上昇せず人手
のかからない冷凍機が提供できる。
縮圧力の２つを切替えて制御するため、特に吸込空気温
度が高くなった場合ほど高圧による保安装置の作動を回
避でき、故障のしない、冷水温度が急激に上昇せず人手
のかからない冷凍機が提供できる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明を図面を用いて具体的に説明す
るが、本発明はこれに限定されるものではない。 実施例１ 図１に、本発明のスクリュー冷凍機の概略構成図を示
す。図１において、１は圧縮機、２は水熱交換器、３は
空気熱交換器（コイル）、４は四方弁、５はファン、６
は制御装置、７，８は温度センサー、９、１０は圧力セ
ンサー（又は圧力スイッチ）、１１はインバータ、１２
は電磁弁である。
るが、本発明はこれに限定されるものではない。 実施例１ 図１に、本発明のスクリュー冷凍機の概略構成図を示
す。図１において、１は圧縮機、２は水熱交換器、３は
空気熱交換器（コイル）、４は四方弁、５はファン、６
は制御装置、７，８は温度センサー、９、１０は圧力セ
ンサー（又は圧力スイッチ）、１１はインバータ、１２
は電磁弁である。
【０００７】図１はヒートポンプのサイクルで示してあ
り、この図により操作を説明すると、スクリュー圧縮機
１からの冷媒吐出ガスは、四方弁４を経由して空気熱交
換器３で外気へ熱を放熱し、凝縮して液となり、水熱交
換器２で蒸発して冷房用の冷水を作る。蒸発した冷媒ガ
スは、四方弁４を経由してスクリュー圧縮機１に吸い込
まれて冷房サイクルを形成する。四方弁４がないチラー
専用でも同じである。制御装置６は、冷水出口温度（入
口側でも良い）を検出して、所定の温度となるようにス
クリュー圧縮機に設置した電磁弁１２のロード電磁弁と
アンロード電磁弁をＯＮ、ＯＦＦして、容量制御する。
一方、ファン５は連続運転する場合や複数台設置して、
圧力スイッチ９により台数制御する。また、インバータ
制御１１にすれば、より凝縮圧力が安定する。また、圧
縮機の吐出側には、圧力スイッチ１０がついており設定
圧力を越えると冷凍機をトリップさせる。
り、この図により操作を説明すると、スクリュー圧縮機
１からの冷媒吐出ガスは、四方弁４を経由して空気熱交
換器３で外気へ熱を放熱し、凝縮して液となり、水熱交
換器２で蒸発して冷房用の冷水を作る。蒸発した冷媒ガ
スは、四方弁４を経由してスクリュー圧縮機１に吸い込
まれて冷房サイクルを形成する。四方弁４がないチラー
専用でも同じである。制御装置６は、冷水出口温度（入
口側でも良い）を検出して、所定の温度となるようにス
クリュー圧縮機に設置した電磁弁１２のロード電磁弁と
アンロード電磁弁をＯＮ、ＯＦＦして、容量制御する。
一方、ファン５は連続運転する場合や複数台設置して、
圧力スイッチ９により台数制御する。また、インバータ
制御１１にすれば、より凝縮圧力が安定する。また、圧
縮機の吐出側には、圧力スイッチ１０がついており設定
圧力を越えると冷凍機をトリップさせる。
【０００８】図２は、本発明の図１の制御機構を示す。
制御装置６における冷水温度制御部は、冷水温度を検出
７して、冷水温度が設定値より高い場合はロード電磁弁
１２をＯＮして容量を増し、設定値より低くなるとアン
ロード電磁弁１２をＯＮにして容量を減少する。両方Ｏ
ＦＦの場合は、その位置で停止している。これによりＰ
ＩＤ制御相当が可能である。一方、凝縮圧力制御機構は
凝縮圧力を検出９して、第一の設定値になるようにイン
バータ１１により回転数制御する。
制御装置６における冷水温度制御部は、冷水温度を検出
７して、冷水温度が設定値より高い場合はロード電磁弁
１２をＯＮして容量を増し、設定値より低くなるとアン
ロード電磁弁１２をＯＮにして容量を減少する。両方Ｏ
ＦＦの場合は、その位置で停止している。これによりＰ
ＩＤ制御相当が可能である。一方、凝縮圧力制御機構は
凝縮圧力を検出９して、第一の設定値になるようにイン
バータ１１により回転数制御する。
【０００９】図３は凝縮圧力の動向を示す。ここで、第
一の設定値より上（高い圧力）に第二の設定値を設け、
凝縮圧力がこの設定値付近まで上昇した時に、冷水温度
による圧縮機の容量制御機構に、優先した制御機構を割
り込ませるものである。例えば、第一の設定値を越えて
第二の設定値に近づくまでは、ロード制限のみおこな
い、更に第二の設定値を越える場合は、アンロード機能
が作動する。図２において、ロード信号は温度制御とシ
リーズに入っており、アンロード信号は並列に入ってい
る。図４はファンを３台で運転し制御する場合の例であ
り、第二の設定値はファンが最大で運転している値とト
リップ値との間で設定する。凝縮圧力の検出は凝縮温度
の検出によって代用することが可能である。空気熱交換
器が複数ある場合は代表値又は複数の平均値を採用すれ
ば良い。
一の設定値より上（高い圧力）に第二の設定値を設け、
凝縮圧力がこの設定値付近まで上昇した時に、冷水温度
による圧縮機の容量制御機構に、優先した制御機構を割
り込ませるものである。例えば、第一の設定値を越えて
第二の設定値に近づくまでは、ロード制限のみおこな
い、更に第二の設定値を越える場合は、アンロード機能
が作動する。図２において、ロード信号は温度制御とシ
リーズに入っており、アンロード信号は並列に入ってい
る。図４はファンを３台で運転し制御する場合の例であ
り、第二の設定値はファンが最大で運転している値とト
リップ値との間で設定する。凝縮圧力の検出は凝縮温度
の検出によって代用することが可能である。空気熱交換
器が複数ある場合は代表値又は複数の平均値を採用すれ
ば良い。
【００１０】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のスクリュ
ー冷凍機によれば、外気温度が一時的に高くなっても容
易にトリップにならず運転継続となった。
ー冷凍機によれば、外気温度が一時的に高くなっても容
易にトリップにならず運転継続となった。
【図１】本発明のスクリュー冷凍機の概略構成図。
【図２】図１の本発明による制御機構を示す説明図。
【図３】凝縮圧力の変化を示す説明図。
【図４】ファンの台数制御と凝縮圧力の関係を示す説明
図。
図。
【図５】従来のスクリュー冷凍機の概略構成図。
１：圧縮機、２：水熱交換器、３：空気熱交換器（コイ
ル）、４：四方弁、５：ファン、６：制御装置、７，
８：温度センサー、９，１０：圧力センサー（又は圧力
スイッチ）、１１：インバータ、１２：電磁弁
ル）、４：四方弁、５：ファン、６：制御装置、７，
８：温度センサー、９，１０：圧力センサー（又は圧力
スイッチ）、１１：インバータ、１２：電磁弁
Claims (2)
- 【請求項１】 ２つの電磁弁を有するスクリュー圧縮
機、水熱交換器、ファンを有する空気熱交換器、及びそ
れらを配管で接続して回路を形成するスクリュー冷凍機
において、凝縮圧力を検出して凝縮圧力が所定値（これ
を第一の設定値とする）になるように、空気熱交換器用
のファンを制御する制御機構と、冷水温度を検出して冷
水温度が所定値になるように、圧縮機を容量制御する制
御機構とを有すると共に、凝縮圧力に前記第一の設定値
より上に第二の設定値を設け、第二の設定値によって、
圧縮機の容量制御を、冷水温度による制御に優先して、
圧縮機のロード電磁弁又はアンロード電磁弁を制御する
制御機構を有することを特徴とするスクリュー冷凍機。 - 【請求項２】 前記凝縮圧力を検出する手段が、凝縮温
度の検出であることを特徴とする請求項１記載のスクリ
ュー冷凍機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11906095A JPH08291946A (ja) | 1995-04-21 | 1995-04-21 | スクリュー冷凍機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11906095A JPH08291946A (ja) | 1995-04-21 | 1995-04-21 | スクリュー冷凍機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08291946A true JPH08291946A (ja) | 1996-11-05 |
Family
ID=14751920
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11906095A Pending JPH08291946A (ja) | 1995-04-21 | 1995-04-21 | スクリュー冷凍機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08291946A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001241787A (ja) * | 2000-02-24 | 2001-09-07 | Mitsubishi Electric Corp | スクリュー式冷凍機 |
| JP2012052713A (ja) * | 2010-08-31 | 2012-03-15 | Sanyo Electric Co Ltd | 容量制御式スクリュー冷凍装置の運転制御方法 |
| JP2012052714A (ja) * | 2010-08-31 | 2012-03-15 | Sanyo Electric Co Ltd | 容量制御式スクリュー冷凍装置の運転制御方法 |
-
1995
- 1995-04-21 JP JP11906095A patent/JPH08291946A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001241787A (ja) * | 2000-02-24 | 2001-09-07 | Mitsubishi Electric Corp | スクリュー式冷凍機 |
| JP2012052713A (ja) * | 2010-08-31 | 2012-03-15 | Sanyo Electric Co Ltd | 容量制御式スクリュー冷凍装置の運転制御方法 |
| JP2012052714A (ja) * | 2010-08-31 | 2012-03-15 | Sanyo Electric Co Ltd | 容量制御式スクリュー冷凍装置の運転制御方法 |
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