JPH08289441A - 配線箱 - Google Patents
配線箱Info
- Publication number
- JPH08289441A JPH08289441A JP7090517A JP9051795A JPH08289441A JP H08289441 A JPH08289441 A JP H08289441A JP 7090517 A JP7090517 A JP 7090517A JP 9051795 A JP9051795 A JP 9051795A JP H08289441 A JPH08289441 A JP H08289441A
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- JP
- Japan
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- connector holder
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- box body
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- Connection Or Junction Boxes (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
コネクタを収納する配線箱に関し、コネクタ保持体を簡
単に組付けることができ、ガタの発生が確実に防止でき
る信頼性の高い配線箱を提供することを目的とする。 【構成】 箱本体1内に案内支柱4A、4B、4C、4
Dを立設し、複数のコネクタ収容室14を有するコネク
タ保持体3を該案内支柱4Aと4Bとの間、および4C
と4Dとの間で挟持すると共に、コネクタ保持部14に
ワイヤハーネス10、10′と接続するコネクタ11、
11′を収納するようにしている。
Description
使用されるワイヤハーネスと接続するコネクタを収納す
る配線箱に関する。
内にワイヤハーネス相互を接続するコネクタを固定する
手段としては、たとえば、実開昭63−90920号公
報には、図6に示すような電気接続箱Jが提案されてい
る。電気接続箱Jは、電気接続箱の本体aのカバーb内
に、ロッキングアームなどの固定手段cを設け、本体a
の内部回路を経由しないで配設されるワイヤハーネス
d、d′相互を接続するコネクタ結合部分eを固定手段
cにより固定するようにしている。
分eを増加しようとすると、ロッキングアームなどの固
定手段cを多数設ける必要が生じ、その収容空間を増大
するためカバーbを大型化しなければならず、組付け作
業も煩雑となって作業性が悪化する欠点を有している。
点に着目してなされたもので、複数のコネクタを収納す
るコネクタ保持体を簡単に組付けることができ、いえわ
ゆるガタの発生が確実に防止できる信頼性の高い配線箱
を提供することを課題とする。
め、本発明の配線箱は、箱本体内に対をなす案内支柱を
立設し、複数のコネクタ保持部を有するコネクタ保持体
を該案内支柱相互間で挟持すると共に、該コネクタ保持
部にワイヤハーネスと接続するコネクタを収納するよう
にしたことを特徴とする。案内支柱は、箱本体の両側壁
の近傍に相対向して立設され、コネクタ保持体が、箱型
のコネクタ保持部を複数段積重した枠状のコネクタ保持
体であり、該コネクタ保持体の周壁を該案内支柱により
挟持することが好ましい(請求項2)
設けられていることが好適である(請求項3)。案内支
柱は、コネクタ保持体に対する挟持面に突条を有する案
内支柱であることが有効である(請求項4)。
突設し、コネクタ保持体の周壁を該支持片にて固定する
ようにしたことが好ましい(請求項5)。箱本体に配線
導入口を設けて防水部材を介してワイヤハーネスを収容
すると共に防水パッキンを介してカバーを被着すること
が有効である(請求項6)。
によって、コネクタ保持体を案内支柱で挟持して固定す
るようにしているため、コネクタ保持体が安定して保持
され、機械的な振動などの外力が加えられてもいわゆる
ガタが発生せず信頼性が向上する。また、コネクタ保持
体を用いているため、ワイヤハーネスが増加してコネク
タが多数となっても、箱本体内にコネクタを効率良く収
納できると共に、コネクタ保持体のコネクタ保持部にコ
ネクタを収納した状態で相手側のワイヤハーネスのコネ
クタを接続することができ、ワイヤハーネスおよびコネ
クタの組付け作業の生産性が著しく向上する。とくに、
コネクタ保持体を箱本体に対し着脱自在に装着すること
により一段と作業性を改善することが可能となる。さら
に、箱本体に被着するカバーの内壁に支持片を突設する
ことにより、コネクタ保持体を該支持片で支持すること
ができるため、ガタの発生を確実に防止することが可能
となる。
分解して示した斜視図である。配線箱Aは、箱本体1
と、カバー2と、コネクタ保持体3とから構成されてい
る。箱本体1は、電気絶縁性の合成樹脂材を箱型に成形
加工して形成したもので、長手方向の対向する内壁1
a、1a′には、それぞれ相対向する案内支柱4A、4
Bおよび4C、4D(以下代表して示す場合は単に4で
表す)が底壁1bに対し略垂直に立設されている。ま
た、内壁1a、1a″には、ワイヤハーネスを導入する
配線導入口5、5′を有し、外壁1cには、カバー2を
固定するため、カバー2の固定用突部2aと係合するロ
ック鉤6を備えている。
導入し易くするため、導入斜面4aがそれぞれ設けられ
ている。案内支柱4Aと4Bとの間隔、おおび4Cと4
Dとの間隔は、装着するコネクタ保持体3の形状に合わ
せて設定されている。各案内支柱4の導入斜面4aに続
く挟持面4bには、突条7が設けられており、コネクタ
保持体3の周壁3aと密着させて挟持力を高めるように
してある。各案内支柱4の高さは、箱本体1にカバーを
被せる際に装着しやすいように、箱本体1の開口縁1d
よりも突出するように設定してある。すなわち、案内支
柱4は、カバー2を装着する際の案内具の作用も有して
いる。
て、それぞれグロメット8、8′およびインナー9、
9′を受け入れるシール用溝5a、5a′が設けられて
いる。ワイヤハーネス10、10′を挿通したグロメッ
ト8、8′およびインナー9、9′を、シール用溝5
a、5a′に装着することにより、ワイヤハーネス1
0、10′を箱本体1に対し水密的にシールするように
している。ワイヤハーネス10、10′の末端部には、
コネクタ保持体3に装着される複数のコネクタ11、1
1′が、それぞれ接続されている。
成形されており、開口縁2bには図2に示すように、パ
ッキン収容溝12が周設され、パッキン収容溝12内に
環状の防水パッキン13を収容するようにしている。ま
た、開口縁2bの外側には、箱本体1のロック鉤6に対
応する固定用突部2aが設けてある。
部14が並列に配置された枠状に形成されており、箱本
体1の案内支柱4Aと4Bとの間および4Cと4Dとの
間に挿入することにより、コネクタ保持体3の周壁3a
が、各案内支柱4によって挟持されて固定される。
ており、図3に示すように、弾性係止片15の自由端部
に設けた係止爪15aと、箱本体1の内壁1a′に設け
た係止突部16とを係合させることにより、箱本体1内
にコネクタ保持体3を、着脱自在に固定するようにして
いる。
壁14aには、コネクタ係止部17が設けられ、コネク
タ11′に設けた係止片11a′と係合させてコネクタ
11′をコネクタ保持部14に固定するようにしてい
る。
組付けるには、コネクタ保持体3のコネクタ保持部14
にワイヤハーネス10′のコネクタ11′を固定し、ワ
イヤハーネス10′を挿通したグロメット8′およびイ
ンナー9′を導入口5′に装着すると共に、箱本体1の
案内支柱4Aと4Bとの間および4Cと4Dとの間にコ
ネクタ保持体3を挿入する。
タ11とコネクタ11′とを嵌合させ、ワイヤハーネス
10を挿通したグロメット8およびインナー9を導入口
5に装着する。そして、カバー2を箱本体1に被せ、ロ
ック鉤6と、カバー2に設けた固定用突部2aとを係合
させて箱本体1とカバー2とを密閉する。
箱Bを分解して示す斜視図である。配線箱Bは、箱本体
1と、カバー18と、コネクタ保持体3とから成る。配
線箱Bは、カバー18の構造が前記配線箱Aのカバー2
と異なる以外は配線箱Aと同様であるので、カバー18
について説明する。他は前記配線箱Aの記載を参照され
たい。
で、その天井壁18aには開口部に向けて延びる支持片
19が突設してある。支持片19は、図5に示すよう
に、箱本体1に装着したコネクタ保持体3の側壁3bを
側方から押圧するように設けてある。したがって、箱本
体1にカバー18を被着した際に、支持片19によって
コネクタ保持体3を安定して支持することができるた
め、コネクタ保持体3のガタが確実に防止できる利点が
ある。
内支柱によって、コネクタ保持体を挟持するようにして
いるため、組付けの作業性が良好である。とくに、案内
支柱を箱本体の開口縁より突出するように立設すること
により、カバーの装着も容易となる利点がある。案内支
柱によりコネクタ保持体が安定して保持されるので、機
械的な振動などの外力が加えられてもいわゆるガタが発
生せず信頼性が向上する。
コネクタが多数であっても、箱本体内に効率良く収納で
きると共に、コネクタ保持部にコネクタを収納した状態
で相手側のワイヤハーネスのコネクタを接続することが
でき、ワイヤハーネスを組付ける作業性が著しく向上す
る。さらに、箱本体に被着するカバーの内壁に支持片を
突設することにより、コネクタ保持体を的確に支持する
ことができるため、ガタの発生を確実に防止することが
可能となるなどの多大な利点がある。
た斜視図である。
ンを示す断面図である。
を示す縦断面図である。
示した斜視図である。
持体を支持している状態を示す縦断面図である。
を示す断面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 箱本体内に対をなす案内支柱を立設し、
複数のコネクタ保持部を有するコネクタ保持体を該案内
支柱相互間で挟持すると共に、該コネクタ保持部にワイ
ヤハーネスと接続するコネクタを収納するようにしたこ
とを特徴とする配線箱。 - 【請求項2】 案内支柱が、箱本体の両側内壁の近傍に
相対向して立設され、コネクタ保持体が、箱型のコネク
タ保持部を複数段積重した枠状のコネクタ保持体であ
り、該コネクタ保持体の周壁を該案内支柱により挟持す
るようにしたことを特徴とする請求項1記載の配線箱。 - 【請求項3】 案内支柱が、箱本体の開口縁より突出し
て設けられている請求項1または請求項2記載の配線
箱。 - 【請求項4】 案内支柱が、コネクタ保持体に対する挟
持面に突条を有する案内支柱である請求項1、請求項2
または請求項3記載の配線箱。 - 【請求項5】 箱本体に被着するカバーの内壁に支持片
を突設し、コネクタ保持体の周壁を該支持片にて支持す
るようにしたことを特徴とする請求項1、請求項2、請
求項3または請求項4記載の配線箱。 - 【請求項6】 箱本体に配線導入口を設けて防水部材を
介してワイヤハーネスを収容すると共に防水パッキンを
介してカバーを被着するようにしたことを特徴とする請
求項1、請求項2、請求項3、請求項4または請求項5
記載の配線箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07090517A JP3107139B2 (ja) | 1995-04-17 | 1995-04-17 | 配線箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07090517A JP3107139B2 (ja) | 1995-04-17 | 1995-04-17 | 配線箱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08289441A true JPH08289441A (ja) | 1996-11-01 |
JP3107139B2 JP3107139B2 (ja) | 2000-11-06 |
Family
ID=14000654
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07090517A Expired - Fee Related JP3107139B2 (ja) | 1995-04-17 | 1995-04-17 | 配線箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3107139B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007288900A (ja) * | 2006-04-14 | 2007-11-01 | Yazaki Corp | 電気接続箱 |
JP2011131714A (ja) * | 2009-12-24 | 2011-07-07 | Fujikura Ltd | 車輌のフロアパネル |
JP2015056994A (ja) * | 2013-09-13 | 2015-03-23 | 矢崎総業株式会社 | 電気接続箱 |
JP2016040978A (ja) * | 2014-08-12 | 2016-03-24 | 矢崎総業株式会社 | 被支持部材と支持体との支持構造及び電気接続箱 |
JP2016040977A (ja) * | 2014-08-12 | 2016-03-24 | 矢崎総業株式会社 | 電子部品の支持構造及び電気接続箱 |
JP2019037023A (ja) * | 2017-08-10 | 2019-03-07 | 古河電気工業株式会社 | 電気接続箱 |
-
1995
- 1995-04-17 JP JP07090517A patent/JP3107139B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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---|---|
JP3107139B2 (ja) | 2000-11-06 |
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