JPH08287355A - カップ自動販売機のカップ取出口 - Google Patents

カップ自動販売機のカップ取出口

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Publication number
JPH08287355A
JPH08287355A JP9331495A JP9331495A JPH08287355A JP H08287355 A JPH08287355 A JP H08287355A JP 9331495 A JP9331495 A JP 9331495A JP 9331495 A JP9331495 A JP 9331495A JP H08287355 A JPH08287355 A JP H08287355A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flap
cup
gear
vending machine
outlet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9331495A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiko Shirai
隆彦 白井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Refrigeration Co filed Critical Matsushita Refrigeration Co
Priority to JP9331495A priority Critical patent/JPH08287355A/ja
Publication of JPH08287355A publication Critical patent/JPH08287355A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 カップ自動販売機のカップ取出口において、
フラップがゆっくりと閉じるようにすることにより、カ
ップを取り出す際、常にフラップを押さえなければなら
ないという不自由さを解消し、フラップが閉じるときの
音を低減する。 【構成】 取出口本体1と、取出口本体1に開閉自在に
内設されたフラップ2と、フラップ2を貫通するピン3
と、ピン3を保持する保持板4と、フラップ2と保持板
4に掛合されフラップ2を閉じる方向に付勢するスプリ
ング5と、ダンパー8と、フラップ2の回動力をダンパ
ー8に伝えるギア9とから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カップ自動販売機のカ
ップ取出口に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カップ自動販売機のカップ取出口
において、虫等の侵入防止、また、飲料の飛散防止の為
に、カップ取出口のフラップが自ら閉じる機構が設けら
れている。しかし、フラップには常に力が作用している
為、手でフラップを開け、カップを取り出したあと、手
を放すと急に閉じてしまう為、大きな音がしたり、カッ
プを取り出す際、常にフラップを押さえていなければな
らなかった(例えば実開昭57−114469号公
報)。
【0003】以下、図7、図8を参照しながら従来のカ
ップ自動販売機のカップ取出口について説明する。図7
は、カップ自動販売機の斜視図、図8は、カップ取出口
の断面斜視図である。
【0004】図7、図8において、1は取出口本体で、
カップ自動販売機前面に設けられている。2はフラップ
で、フラップ2を貫通するピン3により支持され、ピン
3は、保持板4によって保持されている。保持板4は、
取出口本体1に固定されている。フラップ2と保持板4
との間にスプリング5が掛合されスプリング5の作用に
よりフラップ2は、常に閉じる方向に力が働いている。
取出口部の奥には、カップ台6が設けられ、カップ台6
上に飲料が入ったカップ7が供給される。
【0005】以上のように構成されたカップ自動販売機
のカップ取出口について、以下その動作を説明する。
【0006】フラップ2は、スプリング5の作用により
常に閉じる方向に力が働いている。カップ台6上にカッ
プ7が供給されると、カップ7を取出す為に、片方の手
でフラップ2を開け、その後、もう片方の手でカップ7
を取り出し、そして、フラップ2を保持していた手を放
すと、スプリング5の作用によりフラップ2は、閉じ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、カップ7を取り出す際、常に片手でフラ
ップ2を押さえていなければならず不便であり、特に、
片手がふさがれている場合は非常に不便である。また、
フラップ2から手を放すと急にフラップ2が閉じてしま
う為大きな音がし、不快であるという課題を有してい
た。
【0008】更に、フラップ2の開閉角度が構造上規制
され、180°にはならず100°前後である為、カッ
プ7を取り出しにくいという欠点を有していた。
【0009】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
で、カップを容易に取り出せるようにするものであり、
更に不快な音を低減するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明のカップ自動販売機のカップ取出口は、カップ自
動販売機前面に設けられた取出口本体と、前記取出口本
体に内設されたフラップと、前記フラップを貫通するピ
ンと、前記ピンを保持する保持板と、前記フラップと前
記保持に掛合されたスプリングと、ダンパーと、前記ダ
ンパーと前記フラップを掛合する掛合手段で構成された
ものである。
【0011】また、ダンパーが保持板に上設され、掛合
手段がギアであるものである。また、下部に扇状のトレ
イを設けかつ掛合手段としてトレイ端面にギア部を有し
たフラップと、取出口本体に内設されたダンパーとから
構成されたものである。
【0012】また、さらに、フラップを貫通しているピ
ンの位置が、取出口本体前面より前方に出た位置にある
ものである。
【0013】
【作用】本発明は、上記構成により、カップを取り出す
際、カップを容易に取り出せるものであり、また、不快
な音を低減するものである。
【0014】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例のカップ自動販
売機のカップ取出口について、図面を参照しながら説明
する。なお、従来例と同一構成については、同一符号を
付け詳細な説明を省略する。
【0015】図1は本発明の第1の実施例によるカップ
自動販売機のカップ取出口のフラップ取付け部分の斜視
図、図2は同実施例のカップ取出口の斜視図である。
【0016】図1,図2において、8はギア部8Aを有
し、かつ、外部からの回転力に対し一定のトルクをもっ
て抵抗となるオイル式のダンパーであり、9はギアであ
り、ダンパー8のギア部8Aと係合し、軸部分は、フラ
ップ2の上部に嵌合されている。ピン3は、ギア9を貫
通し、フラップ2をも貫通している。スプリング5は、
ギア9の軸部分の外側に巻きつくように取り付けられ、
フラップ2と、保持板4に掛合し、フラップ2が常に閉
じる方向に力が働いている。
【0017】以上のように構成されたカップ自動販売機
のカップ取出口について、以下その動作を説明する。
【0018】供給されたカップを取り出す為に、フラッ
プ2を開け手を放すと、スプリング5の作用によりフラ
ップ2は閉じるが同時にダンパー8の反対方向の力を受
け、急には閉じずにゆっくりと閉じるようになる。
【0019】本実施例によれば、カップを取り出す際、
フラップ2を常に押さえている必要がなく、また、フラ
ップ2が閉じるときの不快な騒音を低減できる。
【0020】次に、本発明によるカップ自動販売機のカ
ップ取出口の第2の実施例について、図面を参照しなが
ら説明する。なお、従来例及び第1の実施例と同一構成
については、同一符号を付け詳細な説明は省略する。
【0021】図3は、本発明の第2の実施例によるカッ
プ自動販売機のカップ取出口の斜視図である。図4は、
同実施例の断面斜視図である。
【0022】図3,図4において、10はフラップであ
り、下部にトレイ部20を設けかつトレイ部20端面に
ギア部21を有している。11は取出口本体であり、ト
レイ部20を収容する為の収容部22と、ダンパー8の
保持部を有している。ダンパー8は、取出口本体11に
回動自在に固着され、ダンパー8のギア部21と、フラ
ップ10のギア部が係合されている。
【0023】以上のように構成されたカップ自動販売機
のカップ取出口について、以下その動作を説明する。
【0024】供給されたカップを取り出す為に、フラッ
プ10を開け手を放すと、スプリング5の作用によりフ
ラップ10は閉じるが同時にダンパー8(ギア式)の反
力を受け、急には閉じずにゆっくりと閉じるようにな
る。
【0025】本実施例によれば、カップを取り出す際、
フラップ10を常に押さえている必要がなく、フラップ
10が閉じるときの音を低減でき、また、カップより飲
料がこぼれた際、床面を汚すことなくトレイ部20で受
けることができる。
【0026】次に、本発明によるカップ自動販売機のカ
ップ取出口の第3の実施例について、図面を見ながら説
明する。なお、従来例及び第1,第2の実施例と同一構
成については同一符号を付け詳細な説明は省略する。
【0027】図5は本発明の第3の実施例によるカップ
自動販売機のカップ取出口の斜視図である。図6は同実
施例の断面平面図である。
【0028】図5,図6において、12はフラップであ
り、回転軸部分が、前方にはり出し略流線形をなしてい
る。13は取出口本体であり、フラップ12同様回転軸
部分が前方にはり出し略流線形をなしている。14は保
持板であり、ピン3を取出口本体13前面より前の位置
で保持している。
【0029】以上のように構成されたカップ自動販売機
のカップ取出口について、以下その動作を説明する。
【0030】供給されたカップを取り出す為に、フラッ
プ12を開ける際、回転軸であるピン3が、取出口本体
13の前面より前方に位置する為、二点鎖線で示した想
像線のように180°開くことができ、その後、第1の
実施例同様、スプリング5(図示せず),ダンパー8
(ギア式),ギア9の作用によりゆっくりと閉じるよう
になる。
【0031】本実施例によれば、カップを取り出す際、
フラップ12を常に押さえている必要がなく、また、フ
ラップ12が180°と大きく開く為、カップが取り出
し易すく、フラップ12が閉じるときの音を低減でき
る。
【0032】しかも、フラップ12の軸支部分が、R形
状を有する流線形に突起して形成されているので、フラ
ップ12を開放した場合でも、指をはさんだりすること
を防止できる。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明は、カップ取出口の
フラップに、オイルダンパーと、ギアと、スプリングを
有しているので、カップを取り出す際、フラップがゆっ
くりと閉じる為、常にフラップを押さえていなければな
らないという煩しさを解消し、フラップを閉じる際に発
生する騒音を低減でき、かつ、ギア式オイルダンパーで
あることにより、回転軸上部の僅かなスペースでその効
果を得ることができる。
【0034】また、本発明は、フラップの下部にトレイ
部を有し、トレイ端面にギア部を有し、オイルダンパー
と、スプリングを有しているので、カップを取り出す
際、フラップがゆっくりと閉じる為、常にフラップを押
さえていなければならないという煩しさを解消し、バタ
ンと閉じる音を低減でき、飲料がこぼれてもトレイ部で
受け床面を濡らすことがなく、かつ、構成部品点数を低
減することができる。
【0035】また、本発明は、フラップの回転軸部が取
出口本体前面より前方に位置し、オイルダンパーと、ギ
アと、スプリングを有しているので、カップを取り出す
際、フラップがゆっくりと閉じる為、常にフラップを押
さえていなければならないという煩しさを解消し、バタ
ンと閉じる音を低減でき、かつ、フラップの開閉角度が
180°ある為、開閉角度が規制されている場合のよう
に、カップをフラップに当てて飲料をこぼさないように
と気をつかう煩しさも解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による、カップ自動販売機のカップ取出
口の第1の実施例のフラップ取付け部分の斜視図
【図2】同実施例のカップ取出口の斜視図
【図3】本発明による、カップ自動販売機のカップ取出
口の第2の実施例の斜視図
【図4】同実施例の断面斜視図
【図5】本発明による、カップ自動販売機のカップ取出
口の第3の実施例の斜視図
【図6】同実施例の断面平面図
【図7】カップ自動販売機の斜視図
【図8】従来のカップ自動販売機のカップ取出口部の断
面斜視図
【符号の説明】 1 取出口本体 2 フラップ 3 ピン 4 保持板 5 スプリング 8 ダンパー 9 ギア 10 フラップ 11 取出口本体 12 フラップ 13 取出口本体 14 保持板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カップ自動販売機前面に設けられた取出
    口本体と、前記取出口本体に内設されたフラップと、前
    記フラップを貫通するピンと、前記ピンを保持する保持
    板と、前記フラップと前記保持板に掛合されたスプリン
    グと、ダンパーと、前記ダンパーと前記フラップを掛合
    する掛合手段とからなるカップ自動販売機のカップ取出
    口。
  2. 【請求項2】 ダンパーが保持板に上設され、掛合手段
    がギアである請求項1記載のカップ自動販売機のカップ
    取出口。
  3. 【請求項3】 フラップ下部に設けられた扇状のトレイ
    部と、前記トレイ部の開放端に設けたギア部と、取出口
    本体に内設され前記ギア部にかみ合うギアを有するダン
    パーとからなる請求項1記載のカップ自動販売機のカッ
    プ取出口。
  4. 【請求項4】 フラップを貫通しているピンの位置が、
    取出口本体前面より前方に出た位置にある請求項1記載
    のカップ自動販売機のカップ取出口。
JP9331495A 1995-04-19 1995-04-19 カップ自動販売機のカップ取出口 Pending JPH08287355A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9331495A JPH08287355A (ja) 1995-04-19 1995-04-19 カップ自動販売機のカップ取出口

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JPH08287355A true JPH08287355A (ja) 1996-11-01

Family

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JP9331495A Pending JPH08287355A (ja) 1995-04-19 1995-04-19 カップ自動販売機のカップ取出口

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JP (1) JPH08287355A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009125770A1 (ja) * 2008-04-08 2009-10-15 株式会社ニフコ 回転体を備えた装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009125770A1 (ja) * 2008-04-08 2009-10-15 株式会社ニフコ 回転体を備えた装置
JP2009269592A (ja) * 2008-04-08 2009-11-19 Nifco Inc 回転体を備えた装置
US8186638B2 (en) 2008-04-08 2012-05-29 Nifco Inc. Apparatus with a rotating body
US8376300B2 (en) 2008-04-08 2013-02-19 Nifco Inc. Apparatus with a rotating body

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