JPH0512455Y2 - - Google Patents

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JPH0512455Y2
JPH0512455Y2 JP9579388U JP9579388U JPH0512455Y2 JP H0512455 Y2 JPH0512455 Y2 JP H0512455Y2 JP 9579388 U JP9579388 U JP 9579388U JP 9579388 U JP9579388 U JP 9579388U JP H0512455 Y2 JPH0512455 Y2 JP H0512455Y2
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closing body
link
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vehicle body
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、ヒンジ構造とりわけ、四節リンク
タイプのヒンジ構造に関する。
従来の技術 例えば、自動車にあつては、トランクリツド等
の開閉体を車体に取付けるために四節リンクタイ
プのヒンジが用いられることがある。
この一例を第4図によつて説明すると、1は車
体側ブラケツトであつて、この車体側ブラケツト
1には2本のリンク2,3が回動自在に取付けら
れ、これらリンク2,3の先端にはトランクリツ
ド4に取付けられるリツド側ブラケツト5が各々
回動自在に取付けられている。
このように構成されたヒンジは、上記車体側ブ
ラケツト1、2本のリンク2,3及びリツド側ブ
ラケツト5で四節リンクを構成している(実開昭
61−83765号公報参照)。
考案が解決しようとする課題 トランクリツド4の閉時において、各リンク
2,3とりわけトランクリツド4の端部寄りのリ
ンク2が車体側ブラケツト5に対して必要以上に
回動すると、トランクリツド4の端部が落ち込
み、トランクリツド4と車体外面との整合性が図
れず、外観品質を損ねてしまうという問題が生ず
る。
そこで、この考案は、開閉体閉時における開閉
体と車体外面との整合性を図ることができ、更に
開閉体開時の回動規制をも行い得るヒンジ構造を
提供するものである。
課題を解決するための手段 開閉体側ブラケツトと車体側ブラケツトとが2
本のリンクによつて連結された四節リンクタイプ
のヒンジ構造において、上記リンクのうち開閉体
端部寄りのリンクの回動端側に、開閉体閉時に車
体パネル側に当接するクツシヨン部材が取付けら
れ、例えば上記開閉体側ブラケツトに開閉体開時
に上記クツシヨン部材に当接するストツパ部が設
けられている。
作 用 開閉体を閉じた状態においては、開閉体端部寄
りのリンクの回動端側に設けられたクツシヨン部
材が車体パネル等に当接することにより上記リン
クの過回動を防止して開閉体を所定の位置で停止
させる。また、開閉体を開いた状態では、開閉体
側ブラケツト等に設けられたストツパ部が上記ク
ツシヨン部材に当接することで開閉体の開状態を
一定限度で規制する。
実施例 以下、この考案の一実施例を図面と共に前記従
来の構造と同一態様部分に同一符号を付して詳述
する。
第1〜3図において、車体後部にはトランクル
ーム開口部6が形成され、このトランクルーム開
口部6の周縁の一部を構成するリヤフエンダパネ
ル7の樋部8には、左右の縦壁9にヒンジ10が
取付けられている。
上記ヒンジ10は上記リヤフエンダパネル7の
樋部8の縦壁9に取付けられる車体側ブラケツト
1とこの車体側ブラケツト1に回動自在に取付け
られた2本のリンク2,3とこれらリンク2,3
の先端部に回動自在に取付けられた開閉体側ブラ
ケツトとしてのリツド側ブラケツト5を備えた4
節リンクタイプのヒンジである。
具体的には、車体側ブラケツト1は車体中央側
に向かつて前側から3箇所の取付部11,12,
13を備え、前方の取付部11と中央の取付部1
2にはピン14を介して各々リンク2とリンク3
とが前後方向に回動自在に支持され、また後方の
取付部13にはガスステー15の端部が回動自在
に取付けられている。
上記リンク2はリンク3よりも短いものであつ
て、このリンク2の回動端側には、開閉体として
のトランクリツド4閉時において、車体パネルと
してのリヤフエンダパネル7の樋部8に当接する
クツシヨン部材としてのストツパラバー16が取
付けられている。
尚、上記リンク2,3及びガスステー15は
各々が干渉しないように、各取付部11,12,
13を順次車体中央寄りに設定してある。
そして、上記リンク2とリンク3の先端部分に
は、開閉体としてのトランクリツド4の裏面に取
付けられるリツド側ブラケツト5がピン17を介
して回動自在に取付けられ、車体側ブラケツト
1、リンク2、リンク3及びリツド側ブラケツト
5で四節リンク機構が構成されている。
上記リツド側ブラケツト5は、トランクリツド
4の取付部5aと、車体側と車内側にフランジ部
5b,5cを各々有するものであり、上記取付部
5aにはトランクリツド4の取付孔5dが形成さ
れ、車外側のフランジ部5bには外側と内側とに
各々前記リンク2,3が、車内側のフランジ部5
cにはガスステー15の端部が取付けられてい
る。
そして、このリツド側ブラケツト5の前端部に
は、取付部5aに連なり、車外側に突出するスト
ツパ部5eが、トランクリツド4の全開時におい
て前記ストツパラバー16に当接する位置に形成
されている。
即ち、上記ストツパラバー16は、リツド側ブ
ラケツト5がリンク2の先端部を中心に回動した
際にリツド側ブラケツト5のストツパ部5eの回
動軌跡に干渉する位置に取付けられている。
上記実施例構造によれば、トランクリツド4の
閉時においては、リンク2及びリンク3は前側に
回動するが、このときリンク2の回動端側に取付
けられたストツパラバー16によりリンク2の回
動がリンク2の回動端側で効果的に規制されるた
め、トランクリツド4の端部の落ち込みが防止さ
れると共にトランクリツド4とリヤフエンダパネ
ル7との整合性を図ることができ外観品質を向上
させることができる。
とりわけ、ストツパラバー16は直接的にリヤ
フエンダパネル7に当接するため面合せが正確に
行なえる。
このようにトランクリツド4が閉じられた状態
からトランクリツド4を開いてゆくと、ガスステ
ー15によりバランスされながら小さな力でトラ
ンクリツド4は開度を増して行き、第2図に鎖線
で示すようにリツド側ブラケツト5のストツパ部
5eがストツパラバー16に当接した時にトラン
クリツド4の開作動が規制される。
このとき、トランクリツド4はストツパラバー
16によりスムーズに開作動を停止し不快な当接
音等が生ずることはない。
そして、上記リツド側ブラケツト5のストツパ
部5eからストツパラバー16を介してリンク2
に荷重が作用するが、リンク3よりも長さの短い
リンク2でこの荷重を受ける点で強度的に有利と
なる。
また、上記ストツパ部5eは、トランクリツド
4の端部に荷重Fが作用した場合(第2図に示
す)にこの荷重Fに対抗してトランクリツド4端
部の強度剛性を高める機能を有する。
このように、1つのストツパラバー16によつ
てトランクリツド4の閉時における落ち込み防止
機能とトランクリツド4の開時における開度規制
機能の2つの機能をもたせ、少ない部品点数で有
効に機能させるのである。
尚、この考案は上記実施例に限られるものでは
なく、開閉体はトランクリツド以外にも適用する
ことができ、またストツパ部は開閉体側ブラケツ
トに限らず開閉体自体に、あるいは開閉体に取付
けた他の部材に設けることができる。
考案の効果 以上説明してきたようにこの考案によれば、開
閉体閉時においてクツシヨン部材が車体パネル等
に当接することにより、開閉体の閉鎖位置を規制
することができ、したがつて開閉体を車体パネル
に対して面一状態にでき外観品質の向上を図るこ
とができるという効果がある。
また、クツシヨン部材は開閉体開時において開
閉体側のストツパ部が当接することにより開閉体
の開放規制をも行なう機能をもち2つの機能を1
つのクツシヨン部材に付与することにより少ない
部品点数で最大の効果を発揮させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図はこの考案の一実施例を示し、第1
図は、取付状態でかつ開閉体閉時の斜視図、第2
図は側面図、第3図は平面図、第4図は従来技術
の斜視図である。 1……車体側ブラケツト、2,3……リンク、
5……リツド側ブラケツト(開閉体側ブラケツ
ト)、5e……ストツパ部、16……ストツパラ
バー(クツシヨン部材)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 開閉体側ブラケツトと車体側ブラケツトとが2
    本のリンクによつて連結された四節リンクタイプ
    のヒンジ構造において、上記リンクのうち開閉体
    端部寄りのリンクの回動端側に、開閉体閉時に車
    体パネル側に当接するクツシヨン部材が取付けら
    れ、上記開閉体側には開閉体開時に上記クツシヨ
    ン部材に当接するストツパ部が設けられているこ
    とを特徴とするヒンジ構造。
JP9579388U 1988-07-20 1988-07-20 Expired - Lifetime JPH0512455Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9579388U JPH0512455Y2 (ja) 1988-07-20 1988-07-20

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JP9579388U JPH0512455Y2 (ja) 1988-07-20 1988-07-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0220670U JPH0220670U (ja) 1990-02-09
JPH0512455Y2 true JPH0512455Y2 (ja) 1993-03-30

Family

ID=31320510

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JP9579388U Expired - Lifetime JPH0512455Y2 (ja) 1988-07-20 1988-07-20

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JPH0220670U (ja) 1990-02-09

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