JPH0828709A - シールリング - Google Patents
シールリングInfo
- Publication number
- JPH0828709A JPH0828709A JP6191332A JP19133294A JPH0828709A JP H0828709 A JPH0828709 A JP H0828709A JP 6191332 A JP6191332 A JP 6191332A JP 19133294 A JP19133294 A JP 19133294A JP H0828709 A JPH0828709 A JP H0828709A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side wall
- seal ring
- mounting groove
- fluid
- axial end
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 軸方向端面2に流体導入用凹部4が設けられ
ているシールリング1について、側壁24がテーパ状と
なっている装着溝23に装着されても、必要な密封性能
を維持することが可能なシールリング1を提供する。 【構成】 流体導入用凹部4が設けられているシールリ
ング1の軸方向端面2に、装着溝23の側壁24のテー
パに見合ったテーパ部5または段差部を設けるととも
に、このテーパ部5または段差部に、装着溝23の側壁
24に密接する環状の密接部6を設け、この環状の密接
部6により密封流体Oの漏洩経路を遮断することにし
た。
ているシールリング1について、側壁24がテーパ状と
なっている装着溝23に装着されても、必要な密封性能
を維持することが可能なシールリング1を提供する。 【構成】 流体導入用凹部4が設けられているシールリ
ング1の軸方向端面2に、装着溝23の側壁24のテー
パに見合ったテーパ部5または段差部を設けるととも
に、このテーパ部5または段差部に、装着溝23の側壁
24に密接する環状の密接部6を設け、この環状の密接
部6により密封流体Oの漏洩経路を遮断することにし
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、密封装置の一種である
シールリングに関する。
シールリングに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、図11に示すように、相対に
移動する二部材21,22のうちの一方の部材21に設
けた環状の装着溝23に装着され、一方の軸方向端面2
を装着溝23の一方の側壁24に摺動自在に密接させる
とともに、一方の周面、すなわち、この場合には外周面
3を他方の部材22の対向面25に摺動自在に密接させ
て、油等の密封流体Oを密封するシールリング1が知ら
れている。一方の軸方向端面2には、一方の側壁24と
の摺動部に密封流体Oの一部を導入して該部を潤滑し、
もって回転トルクを小さくしてシールリング1の耐久性
を向上させることを目的として、流体導入用凹部4が設
けられている。またこのシールリング1の断面形状は、
装着溝23の断面形状が矩形であるのに合わせて、矩形
とされている(実開平3−88062号公報または実開
平4−39371号公報参照)。
移動する二部材21,22のうちの一方の部材21に設
けた環状の装着溝23に装着され、一方の軸方向端面2
を装着溝23の一方の側壁24に摺動自在に密接させる
とともに、一方の周面、すなわち、この場合には外周面
3を他方の部材22の対向面25に摺動自在に密接させ
て、油等の密封流体Oを密封するシールリング1が知ら
れている。一方の軸方向端面2には、一方の側壁24と
の摺動部に密封流体Oの一部を導入して該部を潤滑し、
もって回転トルクを小さくしてシールリング1の耐久性
を向上させることを目的として、流体導入用凹部4が設
けられている。またこのシールリング1の断面形状は、
装着溝23の断面形状が矩形であるのに合わせて、矩形
とされている(実開平3−88062号公報または実開
平4−39371号公報参照)。
【0003】上記シールリング1は例えば、自動車のオ
ートマティックトランスミッションに装着される。この
場合、一方の部材21は軸であり、この軸にバイト加工
によって断面矩形の装着溝23が設けられるが、この装
着溝23の側壁24が、以下の理由から、図12に示し
たように、テーパ状に形成されることがある。 バイト加工時に発生する切り粉を排出し易いよう
に、側壁24がテーパ状に形成される場合がある。 シールリング1の摩耗を抑える目的をもって、側壁
24の表面粗さを研磨により良化させる工程が加えられ
る場合があり、この場合、側壁24にテーパ状のダレが
発生することがある。
ートマティックトランスミッションに装着される。この
場合、一方の部材21は軸であり、この軸にバイト加工
によって断面矩形の装着溝23が設けられるが、この装
着溝23の側壁24が、以下の理由から、図12に示し
たように、テーパ状に形成されることがある。 バイト加工時に発生する切り粉を排出し易いよう
に、側壁24がテーパ状に形成される場合がある。 シールリング1の摩耗を抑える目的をもって、側壁
24の表面粗さを研磨により良化させる工程が加えられ
る場合があり、この場合、側壁24にテーパ状のダレが
発生することがある。
【0004】そして、以上の理由から側壁24がテーパ
状となっている装着溝23に、断面矩形のシールリング
1が装着されると、図12に示したように、側壁24に
接するのが軸方向端面2の内周端だけとなって、しかも
ここに流体導入用凹部4が設けられているために、密封
流体Oが矢示する経路を辿って漏洩し、スペックが例え
ば55cm3 /minであるときに、600cm3 /m
in程度にも及ぶ多量の密封流体Oが漏洩することがあ
る。
状となっている装着溝23に、断面矩形のシールリング
1が装着されると、図12に示したように、側壁24に
接するのが軸方向端面2の内周端だけとなって、しかも
ここに流体導入用凹部4が設けられているために、密封
流体Oが矢示する経路を辿って漏洩し、スペックが例え
ば55cm3 /minであるときに、600cm3 /m
in程度にも及ぶ多量の密封流体Oが漏洩することがあ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の点に鑑
み、側壁がテーパ状となっている装着溝に装着されても
必要な密封性能を維持することが可能なシールリングを
提供することを目的とする。
み、側壁がテーパ状となっている装着溝に装着されても
必要な密封性能を維持することが可能なシールリングを
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のシールリングは、側壁がテーパ状となって
いる装着溝に装着され、軸方向端面に流体導入用凹部が
設けられているシールリングにおいて、前記軸方向端面
に、前記側壁のテーパに見合ったテーパ部または段差部
を設け、前記テーパ部または前記段差部に、前記側壁に
密接する環状の密接部を設けることにした。
め、本発明のシールリングは、側壁がテーパ状となって
いる装着溝に装着され、軸方向端面に流体導入用凹部が
設けられているシールリングにおいて、前記軸方向端面
に、前記側壁のテーパに見合ったテーパ部または段差部
を設け、前記テーパ部または前記段差部に、前記側壁に
密接する環状の密接部を設けることにした。
【0007】
【作用】装着溝の側壁がテーパ状になっており、またシ
ールリングの軸方向端面に流体導入用凹部が設けられて
いても、この軸方向端面に、装着溝の側壁に密接する環
状の密接部が確保されていれば、この環状の密接部によ
り密封流体の漏洩経路を遮断することが可能である。し
たがって本発明では、このような環状の密接部を確実に
設定することにし、これを可能にするために、軸方向端
面に、装着溝の側壁のテーパに見合ったテーパ部または
環状の段差部を設けることにした。
ールリングの軸方向端面に流体導入用凹部が設けられて
いても、この軸方向端面に、装着溝の側壁に密接する環
状の密接部が確保されていれば、この環状の密接部によ
り密封流体の漏洩経路を遮断することが可能である。し
たがって本発明では、このような環状の密接部を確実に
設定することにし、これを可能にするために、軸方向端
面に、装着溝の側壁のテーパに見合ったテーパ部または
環状の段差部を設けることにした。
【0008】
【実施例】つぎに本発明の実施例を図面にしたがって説
明する。
明する。
【0009】第一実施例(図1および図2)・・・ 図2に示すように、一方の部材21である軸の外周面に
設けられた環状の装着溝23の側壁24がその全面に亙
ってテーパ状となっており、このような側壁24を備え
た装着溝23に装着されて所定の密封性能を発揮すべ
く、シールリング1が以下のように構成されている。
設けられた環状の装着溝23の側壁24がその全面に亙
ってテーパ状となっており、このような側壁24を備え
た装着溝23に装着されて所定の密封性能を発揮すべ
く、シールリング1が以下のように構成されている。
【0010】すなわち、流体導入用凹部4を設けた当該
シールリング1の一方の軸方向端面2に、その内周端か
ら外周端までの全面に亙って、側壁24のテーパ角度θ
1 と同じ角度θ2 を備えたテーパ部5が設けられてお
り、流体導入用凹部4の外周側に、側壁24に摺動自在
に密接する、所定の幅wを備えた環状の密接部6が設け
られている。したがってこのシールリング1によれば、
所定の幅wを備えたこの環状の密接部6が側壁24に全
周に亙って密接して密封流体Oの漏洩経路を遮断するこ
とになるために、密封流体Oが従来のように漏洩経路を
辿って多量に漏洩するのを防止することができる。尚、
当該シールリング1においては、装着溝23の他方の側
壁26が一方の側壁24と対称的にテーパ状になってい
るのに合わせて、他方の軸方向端面7にも、一方の軸方
向端面2と対称的なテーパ部8が設けられている。
シールリング1の一方の軸方向端面2に、その内周端か
ら外周端までの全面に亙って、側壁24のテーパ角度θ
1 と同じ角度θ2 を備えたテーパ部5が設けられてお
り、流体導入用凹部4の外周側に、側壁24に摺動自在
に密接する、所定の幅wを備えた環状の密接部6が設け
られている。したがってこのシールリング1によれば、
所定の幅wを備えたこの環状の密接部6が側壁24に全
周に亙って密接して密封流体Oの漏洩経路を遮断するこ
とになるために、密封流体Oが従来のように漏洩経路を
辿って多量に漏洩するのを防止することができる。尚、
当該シールリング1においては、装着溝23の他方の側
壁26が一方の側壁24と対称的にテーパ状になってい
るのに合わせて、他方の軸方向端面7にも、一方の軸方
向端面2と対称的なテーパ部8が設けられている。
【0011】第二実施例(図3および図4)・・・ 図4に示すように、一方の部材21である軸の外周面に
設けられた環状の装着溝23の側壁24がその全面に亙
ってテーパ状となっており、このような側壁24を備え
た装着溝23に装着されて所定の密封性能を発揮すべ
く、シールリング1が以下のように構成されている。
設けられた環状の装着溝23の側壁24がその全面に亙
ってテーパ状となっており、このような側壁24を備え
た装着溝23に装着されて所定の密封性能を発揮すべ
く、シールリング1が以下のように構成されている。
【0012】すなわち、流体導入用凹部4を設けた当該
シールリング1の一方の軸方向端面2に、その内周端か
ら流体導入用凹部4の外周端までに亙って、側壁24の
テーパ角度θ1 と同じ角度θ2 を備えたテーパ部5が設
けられており、流体導入用凹部4の外周端と径方向の位
置を同じくするところに、側壁24に摺動自在に線接触
する環状の密接部6が設けられている。したがってこの
シールリング1によれば、この環状の密接部6が側壁2
4に全周に亙って密接して密封流体Oの漏洩経路を遮断
するために、密封流体Oが従来のように漏洩経路を辿っ
て多量に漏洩するのを防止することができる。尚、当該
シールリング1においては、装着溝23の他方の側壁2
6が一方の側壁24と対称的にテーパ状になっているの
に合わせて、他方の軸方向端面7にも、一方の軸方向端
面2と対称的なテーパ部8が設けられている。またこの
実施例においては、シールリング1の軸方向端面2の一
部にテーパ部5が設けられているために、テーパ部5を
面取り部と言い換えることも可能である。
シールリング1の一方の軸方向端面2に、その内周端か
ら流体導入用凹部4の外周端までに亙って、側壁24の
テーパ角度θ1 と同じ角度θ2 を備えたテーパ部5が設
けられており、流体導入用凹部4の外周端と径方向の位
置を同じくするところに、側壁24に摺動自在に線接触
する環状の密接部6が設けられている。したがってこの
シールリング1によれば、この環状の密接部6が側壁2
4に全周に亙って密接して密封流体Oの漏洩経路を遮断
するために、密封流体Oが従来のように漏洩経路を辿っ
て多量に漏洩するのを防止することができる。尚、当該
シールリング1においては、装着溝23の他方の側壁2
6が一方の側壁24と対称的にテーパ状になっているの
に合わせて、他方の軸方向端面7にも、一方の軸方向端
面2と対称的なテーパ部8が設けられている。またこの
実施例においては、シールリング1の軸方向端面2の一
部にテーパ部5が設けられているために、テーパ部5を
面取り部と言い換えることも可能である。
【0013】第三実施例(図5および図6)・・・ 図6に示すように、一方の部材21である軸の外周面に
設けられた環状の装着溝23の側壁24がその全面に亙
ってテーパ状となっており、このような側壁24を備え
た装着溝23に装着されて所定の密封性能を発揮すべ
く、シールリング1が以下のように構成されている。
設けられた環状の装着溝23の側壁24がその全面に亙
ってテーパ状となっており、このような側壁24を備え
た装着溝23に装着されて所定の密封性能を発揮すべ
く、シールリング1が以下のように構成されている。
【0014】すなわち、流体導入用凹部4を設けた当該
シールリング1の一方の軸方向端面2に、その内周端か
ら流体導入用凹部4の外周端までに亙って、環状の段差
部9が設けられており、流体導入用凹部4の外周端と径
方向の位置を同じくするところに、側壁24に摺動自在
に線接触する環状の密接部6が設けられている。段差部
9の径方向長さaおよび軸方向長さbは、下記A式を満
足させるように設定されている。
シールリング1の一方の軸方向端面2に、その内周端か
ら流体導入用凹部4の外周端までに亙って、環状の段差
部9が設けられており、流体導入用凹部4の外周端と径
方向の位置を同じくするところに、側壁24に摺動自在
に線接触する環状の密接部6が設けられている。段差部
9の径方向長さaおよび軸方向長さbは、下記A式を満
足させるように設定されている。
【数1】 したがってこのシールリング1によれば、この環状の密
接部6が側壁24に全周に亙って密接して密封流体Oの
漏洩経路を遮断するために、密封流体Oが従来のように
漏洩経路を辿って多量に漏洩するのを防止することがで
きる。尚、当該シールリング1においては、装着溝23
の他方の側壁26が一方の側壁24と対称的にテーパ状
になっているのに合わせて、他方の軸方向端面7にも、
一方の軸方向端面2と対称的な段差部10が設けられて
いる。
接部6が側壁24に全周に亙って密接して密封流体Oの
漏洩経路を遮断するために、密封流体Oが従来のように
漏洩経路を辿って多量に漏洩するのを防止することがで
きる。尚、当該シールリング1においては、装着溝23
の他方の側壁26が一方の側壁24と対称的にテーパ状
になっているのに合わせて、他方の軸方向端面7にも、
一方の軸方向端面2と対称的な段差部10が設けられて
いる。
【0015】上記各実施例に共通して、シールリング1
は所定の樹脂材を材料として環状に成形されているが、
所謂エンドレスである他に、装着を容易にすべく円周の
一箇所でカットされたものであっても良い。また外周面
3ではなく、内周面が他方の部材22の対向面25に摺
動自在に密接するものであっても良い。
は所定の樹脂材を材料として環状に成形されているが、
所謂エンドレスである他に、装着を容易にすべく円周の
一箇所でカットされたものであっても良い。また外周面
3ではなく、内周面が他方の部材22の対向面25に摺
動自在に密接するものであっても良い。
【0016】また流体導入用凹部4は、以下に例示され
るようなものである。 螺子状に設けられた多数の凹み4aからなるもの
(図7参照) 環状部4bと多数の連通部4cとを備えた、全体と
して櫛状を呈する凹みからなるもの(図8参照) 半円形または半楕円形に設けられた多数の凹み4d
からなるもの(図9参照) 螺子状に設けられた凹み4eと、この凹み4eの端
部から他方の軸方向端面7まで貫通した流体排出孔4f
からなるもの(図10参照)
るようなものである。 螺子状に設けられた多数の凹み4aからなるもの
(図7参照) 環状部4bと多数の連通部4cとを備えた、全体と
して櫛状を呈する凹みからなるもの(図8参照) 半円形または半楕円形に設けられた多数の凹み4d
からなるもの(図9参照) 螺子状に設けられた凹み4eと、この凹み4eの端
部から他方の軸方向端面7まで貫通した流体排出孔4f
からなるもの(図10参照)
【0017】
【発明の効果】本発明は、以下の効果を奏する。
【0018】すなわち、側壁がテーパ状となっている装
着溝に装着され、軸方向端面に流体導入用凹部が設けら
れているシールリングにおいて、前記軸方向端面に、装
着溝の側壁のテーパに見合ったテーパ部または段差部を
設けるとともに、このテーパ部または段差部に、装着溝
の側壁に密接する環状の密接部を設けて、この環状の密
接部により密封流体の漏洩経路を遮断するようにしたた
めに、密封流体が多量に漏洩するのを防止し、必要な密
封性能を維持することができる。したがってこの意味で
密封性能に関して信頼性の高い製品を提供することがで
きる。また本発明を実施すれば、密封性能を向上させる
べく装着溝の加工精度(装着溝の側壁の中心軸線に対す
る直角度)を特に高める必要がないために、これに掛か
る装着溝の加工コストの上昇を抑えることができる。
着溝に装着され、軸方向端面に流体導入用凹部が設けら
れているシールリングにおいて、前記軸方向端面に、装
着溝の側壁のテーパに見合ったテーパ部または段差部を
設けるとともに、このテーパ部または段差部に、装着溝
の側壁に密接する環状の密接部を設けて、この環状の密
接部により密封流体の漏洩経路を遮断するようにしたた
めに、密封流体が多量に漏洩するのを防止し、必要な密
封性能を維持することができる。したがってこの意味で
密封性能に関して信頼性の高い製品を提供することがで
きる。また本発明を実施すれば、密封性能を向上させる
べく装着溝の加工精度(装着溝の側壁の中心軸線に対す
る直角度)を特に高める必要がないために、これに掛か
る装着溝の加工コストの上昇を抑えることができる。
【図1】本発明の第一実施例に係るシールリングの半裁
断面図
断面図
【図2】同シールリングの装着状態を示す断面図
【図3】本発明の第二実施例に係るシールリングの半裁
断面図
断面図
【図4】同シールリングの装着状態を示す断面図
【図5】本発明の第三実施例に係るシールリングの半裁
断面図
断面図
【図6】同シールリングの装着状態を示す断面図
【図7】流体導入用凹部の例を示すシールリングの一部
側面図
側面図
【図8】流体導入用凹部の他の例を示すシールリングの
一部側面図
一部側面図
【図9】流体導入用凹部の他の例を示すシールリングの
一部側面図
一部側面図
【図10】流体導入用凹部の他の例を示すシールリング
の一部側面図
の一部側面図
【図11】従来例に係るシールリングの装着状態を示す
断面図
断面図
【図12】従来例に係るシールリングの装着状態を示す
断面図
断面図
1 シールリング 2,7 軸方向端面 3 外周面 4 流体導入用凹部 4a,4d,4e 凹み 4b 環状部 4c 連通部 4f 流体排出孔 5,8 テーパ部 6 密接部 9,10 段差部 21 一方の部材 22 他方の部材 23 装着溝 24,26 側壁 25 対向面 O 密封流体
Claims (1)
- 【請求項1】 側壁(24)がテーパ状となっている装
着溝(23)に装着され、軸方向端面(2)に流体導入
用凹部(4)が設けられているシールリング(1)にお
いて、前記軸方向端面(2)に、前記側壁(24)のテ
ーパに見合ったテーパ部(5)または段差部(9)を設
け、前記テーパ部(5)または前記段差部(9)に、前
記側壁(24)に密接する環状の密接部(6)を設けた
ことを特徴とするシールリング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6191332A JPH0828709A (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | シールリング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6191332A JPH0828709A (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | シールリング |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0828709A true JPH0828709A (ja) | 1996-02-02 |
Family
ID=16272801
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6191332A Pending JPH0828709A (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | シールリング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0828709A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1994
- 1994-07-22 JP JP6191332A patent/JPH0828709A/ja active Pending
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