JPH08286574A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH08286574A
JPH08286574A JP7085656A JP8565695A JPH08286574A JP H08286574 A JPH08286574 A JP H08286574A JP 7085656 A JP7085656 A JP 7085656A JP 8565695 A JP8565695 A JP 8565695A JP H08286574 A JPH08286574 A JP H08286574A
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JP
Japan
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Pending
Application number
JP7085656A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryoichi Suzuki
良一 鈴木
Masami Higuchi
正己 樋口
Yoko Fukui
葉子 福井
Nobuaki Tomidokoro
伸明 富所
Kunio Hayakawa
国男 早川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP7085656A priority Critical patent/JPH08286574A/ja
Publication of JPH08286574A publication Critical patent/JPH08286574A/ja
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  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 試しコピーを自動的に行い、操作性の向上を
図ることができる画像形成装置を提供する。 【構成】 原稿を露光位置に搬送し、選択された条件で
原稿像を作成して用紙に前記原稿像を作成する試しコピ
ーモードを有する画像形成装置において、原稿を自動原
稿給送装置にセットし、原稿を給送する順番を指定する
操作部のテンキーによって試しコピーする原稿の順番を
指定し、原稿処理各部611から当該テンキーによって
指定された原稿の状態データをCPU601が獲得し
て、画像形成部で当該原稿の試しコピーを行わせる。そ
の後、残りのをコピーすることなく給送して初期状態に
戻して試しコピーのコピー状態に基づいて全原稿のコピ
ーを実行させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通常行われる複写に先
立って画像の形成状態を確認するために指定原稿で試し
コピーを行うことができる画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置を使用して大量のコピーを
得る場合、最初からコピーを開始することなく、試験的
に1枚だけコピーを実行し、コピーされた画像の状態を
確認して、その画像状態が良好な画像が形成されていれ
ば必要部数だけのコピーを実行するように設定された所
謂試しコピー機能が不要された画像形成装置がある。こ
のような画像形成装置としては、例えば特開昭58−1
162号公報、特開昭63−11641号公報、及び特
開昭63−25369号公報などに開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な公報に開示された試しコピー可能な画像形成装置にお
いては、確かに複数枚コピーが設定されている場合に、
1枚コピーを実行して所定のトレイに排紙することによ
って画像の形成状態を目視で確認することができるの
で、失敗のないコピーを作成することができるが、複数
枚のコピーの実行に際し、試しコピーを行うために適当
な原稿を抜き取ってコピーする必要がある。しかし、こ
のように原稿を抜き取ってコピーを行うと、オペレータ
の操作が煩雑になって操作性も悪い。
【0004】この発明は、このような従来技術の実情に
鑑みてなされたもので、その目的は、試しコピーを自動
的に行うことが可能で、オペレータの作業を最小限に抑
えることによって操作性の向上を図ることができる画像
形成装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、原稿を露光位置に搬送し、選択された条
件で原稿像を作成して用紙に前記原稿像を作成する試し
コピーモードを有する画像形成装置において、原稿を自
動的に給送する手段と、原稿を給送する順番を指定する
手段と、当該指定する手段によって指定された原稿を検
知する手段と、前記指定する手段によって指定された原
稿を試しコピーさせる手段とを備えていることを特徴と
している。この場合、前記原稿を給送する順番を指定す
る手段として操作部に設けられたテンキーが使用され
る。また、前記原稿を給送する手段は、指定された原稿
がコピーされた後、残りの原稿を全て給送して試しコピ
ー前の初期状態に戻すように設定するとよい。
【0006】
【作用】上記手段では、まず、原稿を自動的に給送する
手段に原稿がセットされた状態で、原稿を給送する順番
を指定する手段、この場合にはテンキーによって試しコ
ピーを行う原稿を指定する。画像形成装置側では、原稿
を自動的に給送する手段から送られるデータに基づいて
指定された原稿を検知し、その原稿を試しコピーさせる
手段によってコピーさせる。
【0007】試しコピーが終了すると、原稿を給送する
手段によって残りの原稿を全て給送するが、その際、原
稿を循環させて原稿を元の状態に戻してそのままコピー
できるようにすると、最も効率的に処理することができ
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0009】[全体的構成]図1は本発明の実施例に係
る複写装置としての複写機の構成を示す概略図である。
同図において複写機は、複写機本体A、自動原稿給送装
置B及びソータCから構成されている。
【0010】複写装置本体Aはスキャナ部A−1と画像
形成部A−2とからなる。スキャナ部A−1は、上面に
原稿を載置するコンタクトガラス101と、コンタクト
ガラス101の裏面から原稿に照明光を照射する照明ラ
ンプ(蛍光灯)102と、原稿からの反射光を受けて水
平方向に偏向させる第1ミラー103と、第1ミラー1
03からの光を受けて水平に逆方向に偏向させる第2及
び第3ミラー104と、第2及び第3ミラー104から
光を集光するレンズ105と、レンズ105によって集
光された読取光を画像形成部A−2の感光体ドラム10
7の表面に照射する第4、第5及び第6ミラー106と
からなっている。
【0011】画像形成部A−2は、感光体107と、こ
の感光体107の外周部に沿って配置された帯電チャー
ジャ108と、露光された部分以外の不要な部分の電荷
を除去するイレーサ126と、露光によって形成された
潜像をトナーによって顕像化する現像器109と、感光
体107の表面に形成された画像を記録用紙に転写する
転写チャージャ110と、転写された記録用紙を感光体
から分離する分離チャージャ111と、分離爪112
と、チャージャ113と、クリーナ114と、画像が転
写された記録用紙に画像を定着する定着器115とから
なり、レジストローラ116によってタイミングをとっ
て画像の転写位置に記録用紙が搬送される。このレジス
トローラ位置には、給紙トレイ117,118,119
のいずれかから記録用紙がピックアップされて搬送され
る。また、両面コピーの場合には両面トレイ120に一
旦収容された用紙がレジストローラ116側に搬送され
る。定着器115で定着された記録用紙はそのまま機外
に排出され、両面コピーモードで片面のコピーが完了し
た場合には、両面トレイ側に排出される。なお、複写機
本体Aの右上には操作部200が付設されている。
【0012】複写処理は、複写機本体Aに設けられた操
作部に必要な処理モードを設定し、プリントキーを押す
ことにより開始されるため、まず、操作部について説明
する。
【0013】[操作表示部]図2は複写機本体Aに設け
られた操作部の正面図である。操作部200はこの実施
例では、複写機本体Aの上部右側の前部に設けられてお
り、モードクリアキー201、割り込みキー202、プ
ログラムキー203、ガイダンスキー204、プリント
キー205、クリアストップキー206、及びテンキー
207などのキー部分と、表示部208とからなる。
【0014】モードクリアキー201は、各々のモード
を標準モードに戻すためのもので、このキーの操作によ
りリピート枚数は1枚、濃度は自動濃度、給紙は自動給
紙選択、変倍率は等倍に設定され、両面等、その他の機
能は全て解除される。割り込みキー202は割り込みコ
ピーをする場合に使用され、プログラムキー203は使
用者が頻繁に使用するモードを登録、呼出しする場合に
使用される。ガイダンスキー204は基本操作や機能の
説明を表示するときに使用され、プリントキー(スター
トキー)205は複写動作を開始するときに選択され
る。ここは、レディ/ウェイト表示を兼ねており、レデ
ィ時は、グリーンのLEDが、ウェイト時はレッドのL
EDが点灯する。クリア/ストップキー206は、待機
中はクリアキー、複写動作中はストップキーの機能を有
する。このクリアキーは、設定した複写枚数を解除する
時に押下され、ストップキーは、複写動作を中断すると
きに押下され、その時点での複写動作が終了したときに
機械は停止する。テンキー207は、原稿の順番を指定
する場合、複写枚数を設定する場合、およびズーム変
倍、綴じ代の数値を入力する場合などに使用される。
【0015】表示部208はCRTタイプのもので機
能、状態、メッセージ等を表示する。このディスプレイ
は、表面にタッチキーを配設し、機能の表示とともに選
択キーにもなるタッチパネル210として構成されてい
る。選択されたモードキーは黒地に白文字で表示され、
未選択状態のモードキーは白地に黒文字で表示される。
なお、この実施例ではCRTを使用しているが、その
他、LCDC等の公知の表示装置を使用することもでき
る。
【0016】図3は表示部208の正面図である。同図
において、240はメッセージディスプレイであり、機
械に関する情報を表示する。その表示は、例えば、「コ
ピーできます」「コピー中です」等のメッセージであ
る。241はセット表示エリアである。242は試しコ
ピースタートキーで、コピーの仕上がりを確認したい場
合に選択する。243は濃度調整キーで、複写濃度を手
動で調整するときに選択する。244は自動濃度キー
で、原稿の地肌濃度に応じて複写濃度を自動的に調整す
るときに選択する。245はトレイ選択キー及び用紙サ
イズ、残量表示エリア、紙種表示エリアで、給紙段に応
じて複数のキー及び表示エリアから構成される。246
は自動用紙選択キーで、このキーが選択されたときには
原稿と同じサイズの用紙が収納されたトレイが自動選択
される。247は用紙指定変倍キーで、指定した用紙の
サイズに合わせて原稿の画像を自動的に縮小拡大したい
場合に選択する。248は等倍キーで、等倍コピーする
場合に選択する。247aは倍率表示エリアである。
【0017】249は定型変倍キーで、定形サイズの縮
小、拡大を指定するときに選択する。250,251は
ズームキーで、1%刻みで任意の倍率を指定する場合に
選択する。252は寸法変倍キーで、指定した寸法にな
るよう縮小/拡大したい場合に選択する。253は寸法
変倍時の原稿寸法、コピー寸法表示エリアである。25
4は片面→両面キーで、片面原稿を両面コピーにする。
255は両面→両面キーで、両面原稿を両面コピーにす
る。256は両面→片面キーで、両面原稿を片面コピー
にする場合に選択する。
【0018】257は表面綴じ代寸法表示エリアであ
る。258は表面綴じ代キーで、綴じ代が必要なとき2
1mm以下であれば左右どちら側にも設定できる。25
9は裏面綴じ代寸法表示エリアである。260は裏面綴
じ代キーで、裏面原稿または裏面コピーに対し表面綴じ
代キーと同様の設定が可能である。261は編集モード
外消去キーで、原稿の一部分を指定しその外側を消して
コピーする場合に選択する。262は編集モード内消去
キーで、原稿の一部分を指定しその内側を消してコピー
する場合に選択する。263は編集モードセンター消去
キーで、原稿の中央部分を消してコピーする場合に選択
する。264は消去用寸法表示エリアである。265は
表表紙キーで、原稿1枚目を表紙専用紙でコピーする場
合に選択する。266は両表紙キーで、原稿の先頭と最
終紙を表紙専用紙でコピーする場合に選択する。267
はタブキーで、原稿の指定箇所をタブ専用紙でコピーす
る場合に選択する。268は合紙キーで、原稿が変わる
ごとに合紙専用紙1枚コピーに挿入する場合に選択す
る。
【0019】269はソート機能選択キー、270は2
倍ソートキーで大量原稿をソート機能を使用してコピー
する場合に選択する、271はスタック機能選択キー、
272,273,274,275はステイプル機能選択
キーでステープルをする場所も選択することが可能であ
る。ステイプル機能を選択すると、自動的にソートモー
ドも選択され、操作を簡略化している。ステイプル機能
には、オートステイプル機能とマニュアルステイプル機
能とがあり、オートステイプル機能は、複写処理が完了
した時点で自動的に綴じ動作を実行するものであり、マ
ニュアルステイプル機能は、使用者がステイプルキーを
押したときに綴じ動作を実行する機能である。
【0020】なお、図4は前記試しコピースタートキー
242を一度押下したときの表示エリアにおける表示状
態を示し、その表示内容は、「試しコピーしたい原稿の
順番を入力して下さい。」というもので、試しコピーし
たい原稿の入力を促している。
【0021】[自動原稿給送装置]図5に複写機の上部
に設けられた自動原稿給送装置Bの一例の詳細を示す。
自動原稿給送装置Bは図において、上部に原稿載置台1
が設けられ、下部に原稿搬送ベルト6がターンローラ5
とともに設けられて、これらの間に原稿給紙ローラ3か
ら給紙された原稿を搬送するための中間搬送路4が配さ
れている。また、前記原稿給紙ローラ3に原稿載置台1
上に載置された原稿を送り込むバキュームベルト2が原
稿載置台1の原稿給紙ローラ3設置側に設けられてい
る。
【0022】図において左側の部分には原稿の排紙路9
が設置され、その下部には排紙切換爪7および原稿排紙
ローラ8が設けられている。原稿排紙路9はさらに反転
排紙路12と正転排紙路13に分けられ、反転排紙路1
2にはスイッチバックローラ10が設けられ、下部の正
転排紙路13との切換点付近には反転センサ11が配さ
れている。また、原稿排紙路9の原稿排出口付近には原
稿排紙ローラ14が配され、原稿載置台1側には排出さ
れた原稿を仕切る原稿仕切爪15と、この原稿仕切爪1
5の位置を検出するための仕切爪センサ16が設置され
ている。
【0023】このように構成された自動原稿給送装置B
では、原稿載置台1に下向きに載置された原稿束の最下
部の原稿1枚がバキュームベルト2に引き付けられ、バ
キュームベルト2の移動によって原稿給紙口に送られる
が、給紙に先立ち原稿仕切り爪15は一端原稿左上側に
引き込まれ、再度出現することによって原稿束上にセッ
トされる。その状態で給紙された原稿は原稿給紙ローラ
3により中間搬送路4に送られ、一旦停止する。停止し
た原稿はその後の再起動によってターンローラ5及び原
稿搬送ベルト6によってコンタクトガラス101上にセ
ットされる。連続給紙する場合は、同時に前記給紙動作
を実行することで、次の原稿を中間搬送路4にセットす
る。コンタクトガス101上にセットされた原稿の排出
に際しては、原稿は原稿搬送ベルト6と原稿排紙ローラ
8によって原稿排紙路9に送られるが、片面原稿と両面
原稿とで排出の仕方が異なる。
【0024】すなわち、片面原稿では、コンタクトガラ
ス101上の原稿は原稿搬送ベルト6によって原稿排紙
路9に導かれ、一旦、原稿排紙路9に進入した原稿の後
端が反転センサ11で検知されたとき、スイッチバック
ローラ10が逆転して原稿は逆送される。このとき、排
紙切換爪7が動作しているので、原稿は正転排出路13
に導かれ、原稿排紙ローラ14によって原稿載置台1の
原稿束の上に同じ向きで排出される。
【0025】両面原稿では、スイッチバックローラ10
の逆転はなく、そのまま反転排出路12に進む。したが
って、原稿載置台1に再度スタックされる場合は天地が
逆になる。この状態で給紙されるとコンタクトガラス1
01上では裏面が露光されることになり、再度、反転排
出路12を通ることで元の状態に戻される。最終原稿の
検知は、最終原稿の上にセットされた原稿仕切爪15が
最終原稿の給紙により仕切爪検知センサ16内に落下す
ることで行われる。
【0026】[複写機の電気的構成]図6に実施例に係
る複写機の電気的な構成を示す。複写機は中央制御装置
(以下、「CPU」と称する。)601と、このCPU
601の処理内容を表すプログラムやデータを格納した
ROM602と、データ処理に伴う中間結果などを格納
するRAM603とを備えている。このCPU601に
は、ランプ電圧、フォトセンサ(Pセンサ)、電位セン
サ、ADSセンサ、ランプ光量センサ、ドラム電位セン
サ、定着サーミスタなどの各種の検出出力604がA/
Dコンバータ605を介して入力され、メモリクリア用
DIPSW、人体検検知センサ606からの出力がIN
ポート607から入力される。一方、CPU601から
はOUTポート608を介して各種ソレノイドおよび各
種ローラ駆動用クラッチ609に制御信号が出力され
る。また、シリアル通信ユニット610を介して操作
部、およびADF(もしくはRDF)、ソータ・ステー
プラ(もしくはステープル装置)などの原稿処理各部6
11との間で原稿順番のようなコマンドの送受信を行
う。これによってCPU601は原稿順番を検知し、カ
ウントすることができる。
【0027】さらに、CPU601には、光学系制御ユ
ニット612、高圧電源ユニット613、モータ制御ユ
ニット614、ヒータ制御ユニット615、センサ感度
制御ユニット616およびタイマユニット617と相互
に通信が行われる。なお、光学系制御ユニット612
は、露光ランプ102、スキャナA−1、レンズ光軸モ
ータおよびスラストモータなどの光学系の各部618を
制御する。高圧電源ユニット613は、帯電チャージャ
108、分離チャージャ111、転写チャージャ11
0、転写前チャージャ(PTC)および現像バイアスな
どのプロセス系の各部619に電源を供給する。モータ
制御ユニット614は感光体ドラムを含む各部の駆動を
行うメインモータ620を制御する。ヒータ制御ユニッ
ト615は定着ユニットの定着ヒータ621の定着温度
を制御する。センサ感度制御ユニット616はPセンサ
の受光ゲイン、PセンサLEDの発光電圧、ADSセン
サの受光ゲイン、およびランプ光量センサの受光ゲイン
などの各種センサ622のゲインなどを制御する。
【0028】[複写機の動作]次に、概略のコピープロ
セスを図1を参照しながら説明する。
【0029】自動原稿給紙装置B(ARDF)には、原
稿載置台150(前述の図5に示した自動原稿給送装置
では1に相当)があり、そこに載置された原稿は、原稿
給紙ローラ151により給紙され、コンタクトガラス1
01上に搬送される。そこで原稿は蛍光灯102により
光照射される。原稿からの反射光は、第1ミラー10
3、第2、第3ミラー104、スルーレンズ105、第
4、第5、第6ミラー106により感光体ドラム107
を露光する。感光体ドラム107は、帯電チャージャ1
08により電荷が一様に与えられており、露光により静
電潜像を形成する。感光体ドラム107上の静電潜像
は、イレーサ126により不要部分の電荷が除去され、
現像器109により現像されて転写部へ送られる。現像
された原稿像は、そこで、転写チャージャ110により
転写紙に転写される。この転写紙は、給紙トレイ11
7,118,119、両面トレイ120のいずれかより
給紙され、搬送路121に沿って搬送され、レジストロ
ーラ116により、感光体107上の原稿像とタイミン
グを合わせて、感光体ドラム107と転写チャージャ1
10との間に送られる。そこで像転写された転写紙は分
離チャージャー111により、感光体107と分離さ
れ、搬送ベルト122を通り定着器115により定着さ
れる。
【0030】転写紙の両面に複写する両面モードでは、
両面切り替え爪123が両面トレイ120側に切り替わ
り、転写紙が両面進入路124より両面トレイ120に
送られ、両面トレイ120内に一旦貯えられる。また、
転写紙の片面にのみ複写する片面モードでは、両面切り
替え爪123が排紙側に切り替わり、反転部125に送
られ、必要に応じて反転あるいは非反転のまま用紙はソ
ータへ排出される。
【0031】感光体ドラム107は転写紙の分離後に除
電用チャージャ113により除電され、クリーニング装
置114により感光体107上の残トナーが除去され、
次の複写に備える。ソータCへ排出された用紙は1枚ず
つビンにスタックされ、置数分の用紙がスタックされる
と、再び最初のビンに排出されるということを繰り返す
ことで置数分の複写物が完成する。
【0032】[指定原稿試しコピーの処理手順]引き続
き、指定原稿の試しコピーの処理手順について図7を参
照して説明する。この手順では、まず、試しコピーを行
うときに図3の試しコピースタートキー242を押し下
げると、図4に示すように表示画面に「試しコピーした
い原稿の順番を入力して下さい。」という表示が行わ
れ、指定原稿の順番の入力を促す(ステップ701)。
そして原稿番号を前述のテンキー207によって入力す
ると、ステップ702で原稿番号が1未満かどうかチェ
ックし、1未満であればステップ701に戻って再度指
定原稿の順番の入力を促し、1以上であればステップ7
03で試しコピースタートキー242が押し下げられて
いるかどうかチェックする。そして、押し下げられてい
たときには、ステップ704で原稿が原稿自動給送装置
Bにセットされているかどうかチェックして、セットさ
れていれば、もしくはセットされた時点で、原稿を指定
された順番まで給送してコピー位置に位置させる(ステ
ップ705)。ついで当該原稿をコピーし(ステップ7
06)、最終原稿まで送られ、初期状態まで戻る(ステ
ップ707)。なお、循環式原稿自動給送装置であれ
ば、このように初期状態に戻るが、単なる原稿自動給送
装置の場合には、全ての原稿を給送した後、オペレータ
が再度原稿をセットする必要がある。
【0033】なお、上記実施例においては画像形成装置
として複写機能についてのみしか説明していないが、コ
ンピュータなどの出力装置として使用される複写機能を
有するプリンタにも適用することができることはいうま
でもない。
【0034】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば次のよう
な効果がある。
【0035】すなわち、原稿を自動的に給送する手段
と、原稿を給送する順番を指定する手段と、当該指定す
る手段によって指定された原稿を検知する手段と、指定
する手段によって指定された原稿を試しコピーさせる手
段とを備えた請求項1記載の発明によれば、原稿を給送
する手段によって自動的に給送して試しコピーを行うの
で、オペレータに無駄な作業をさせることがなくなり、
操作性の向上を図ることができる。
【0036】原稿を給送する順番を指定する手段が操作
部に設けられたテンキーからなる請求項2記載の発明に
よれば、テンキーによって簡単に順番を指定することが
できるので、試しコピーする原稿を簡単に設定すること
ができる。
【0037】原稿を給送する手段は、指定された原稿が
コピーされた後、残りの原稿を全て給送して試しコピー
前の初期状態に戻す請求項3記載の発明によれば、全く
原稿に手を触れることなく原稿のコピーを開始すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る画像形成装置の概略構成
図である。
【図2】実施例に係る画像形成装置の操作部の正面図で
ある。
【図3】実施例に係る画像形成装置の表示部の正面図で
ある。
【図4】図3の表示例を示す正面図である。
【図5】実施例に係る自動原稿給送装置の概略構成図で
ある。
【図6】実施例に係る画像形成装置の電気的構成を示す
ブロック図である。
【図7】実施例に係る画像形成装置における試しコピー
の処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
207 テンキー 242 試しコピースタートキー 601 CPU 602 RAM 603 ROM 610 シリアル通信ユニット 611 操作部および原稿処理各部 A 複写機本体 A−1 スキャナ部 A−2 画像形成部 B 自動原稿給送装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 富所 伸明 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 早川 国男 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を露光位置に搬送し、選択された条
    件で原稿像を作成して用紙に前記原稿像を作成する試し
    コピーモードを有する画像形成装置において、 原稿を自動的に給送する手段と、 原稿を給送する順番を指定する手段と、 当該指定する手段によって指定された原稿を検知する手
    段と、 前記指定する手段によって指定された原稿を試しコピー
    させる手段と、を備えていることを特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】 前記原稿を給送する順番を指定する手段
    が、操作部に設けられたテンキーからなることを特徴と
    する請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記原稿を給送する手段は、指定された
    原稿がコピーされた後、残りの原稿を全て給送して試し
    コピー前の初期状態に戻すことを特徴とする請求項1記
    載の画像形成装置。
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