JPH08248835A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH08248835A
JPH08248835A JP7054753A JP5475395A JPH08248835A JP H08248835 A JPH08248835 A JP H08248835A JP 7054753 A JP7054753 A JP 7054753A JP 5475395 A JP5475395 A JP 5475395A JP H08248835 A JPH08248835 A JP H08248835A
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JP
Japan
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image forming
time
key
automatic
adjustment
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Application number
JP7054753A
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English (en)
Inventor
Kunio Hayakawa
国男 早川
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像形成装置をその電源を1日24時間オン
状態にして使用する場合でも、複写条件を自動調整して
画質の劣化を防止できるようにする。 【構成】 時計手段Bによる時刻が予め設定された時刻
になった時に、調整開始指示手段Cが自動調整手段Aに
画像形成条件の自動調整を開始させる。なお、画像形成
条件の自動調整開始時刻を任意に設定する調整開始時刻
設定手段を設け、時計手段Bによる時刻がその設定時刻
になった時に、自動調整手段Aに画像形成条件の自動調
整を開始させるようにしてもよい。この場合、調整開始
時刻設定手段によって画像形成条件の自動調整開始時刻
が設定されていなければ、時計手段Bによる時刻が予め
設定された時刻になった時に自動調整手段Aに画像形成
条件の自動調整を開始させるとよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、画像形成条件の自動
調整機能を有するプリンタ,複写機,ファクシミリ装置
等の各種画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、上記のような画像形成装置で
は、例えば特開平4−368059号公報に見られるよ
うに、電源がオンになって(立ち上がって)から定着ロ
ーラ温度が所定温度に達するまでのウォームアップ期間
内に、トナー濃度等の画像形成条件を自動調整して画質
の劣化を防止するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この方式だ
と、画像形成条件の自動調整を開始させるために一旦電
源をオフに(シャットダウン)し、その後再度電源をオ
ンにしてウォームアップ期間を持たせなければならなか
った。そのため、画像形成装置をその電源を1日24時
間オン状態にして使用する場合は、画像形成条件の自動
調整は行なわれないことになり、経時により変化する画
像形成条件に対応できなくなり、画質が劣化してしまう
という欠点があった。
【0004】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、画像形成装置をその電源を1日24時間オン状
態にして使用する場合でも、複写条件を自動調整できる
ようにして画質の劣化を防止することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、図1の機能ブロック図に示すように、画
像形成条件を自動調整する自動調整手段Aを備えた画像
形成装置において、時計手段Bと、該時計手段Bによる
時刻が予め設定された時刻になった時に自動調整手段A
に画像形成条件の自動調整を開始させる調整開始指示手
段Cとを設けたものである(請求項1)。
【0006】また、図2の機能ブロック図に示すよう
に、自動調整手段Aによる画像形成条件の自動調整開始
時刻を任意に設定する調整開始時刻設定手段Dと、時計
手段Bと、該時計手段Bによる時刻が調整開始時刻設定
手段Dによって設定された時刻になった時に自動調整手
段Aに画像形成条件の自動調整を開始させる調整開始指
示手段Eとを設けた画像形成装置も提供する(請求項
2)。
【0007】この場合、調整開始指示手段Eに、調整開
始時刻設定手段Dによって自動調整手段Aによる画像形
成条件の自動調整開始時刻が設定されていない場合に
は、時計手段Bによる時刻が予め設定された時刻になっ
た時に自動調整手段Aに画像形成条件の自動調整を開始
させる手段を備えるとよい。
【0008】
【作用】請求項1の発明による画像形成装置では、図1
の時計手段Bによる時刻が予め設定された時刻になった
時に、調整開始指示手段Cが自動調整手段Aに画像形成
条件の自動調整を開始させるので、この画像形成装置を
その電源を1日24時間オン状態にして使用する場合で
も画質の劣化を防止できる。
【0009】請求項2の発明による画像形成装置では、
図2の時計手段Bによる時刻が調整開始時刻設定手段D
によって設定された時刻になった時に、調整開始指示手
段Eが自動調整手段Aに画像形成条件の自動調整を開始
させるので、上述と同様にこの画像形成装置をその電源
を1日24時間オン状態にして使用する場合でも画質の
劣化を防止できる。しかも、画像形成条件の自動調整開
始時刻をユーザが画像形成作業を最も多く行なう時間帯
の直前に設定しておけば、より安定した画質を得られる
ことになる。
【0010】さらに、調整開始時刻設定手段Dによって
自動調整手段Aによる画像形成条件の自動調整開始時刻
が設定されていない場合には、時計手段Bによる時刻が
予め設定された時刻になった時に自動調整手段Aに画像
形成条件の自動調整を開始させるようにすれば、ユーザ
が画像形成条件の自動調整開始時刻を設定するための操
作を行なうことを忘れた場合でも画質が劣化することが
なくなる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図3は、この発明の一実施例である複
写機の機構部の一例を示す概略構成図である。
【0012】この複写機は電子写真方式の普通紙複写機
(PPC)であり、複写機本体1の上部に自動原稿給送
装置(以下「ADF」と略称する)2を載置し、排紙側
にソータ3を設けている。また、ADF2の上部に操作
部4を設けている。ADF2には原稿載置台21があ
り、そこに載置された原稿は原稿給紙ローラ22により
給送され、複写機本体1のスキャナ部10のコンタクト
ガラス11上に搬送されてセットされる。
【0013】そこで、コンタクトガラス11上の原稿は
スキャナ部10によって走査及び露光される。すなわ
ち、その原稿はスキャナ部10内の露光ランプ(蛍光
灯)12によって光照射され、その原稿からの反射光が
第1ミラー13,第2ミラー14,第3ミラー15,ス
ルーレンズ16,第4ミラー17,第5ミラー18,第
6ミラー19を介して感光体ドラム31に入射され、そ
の表面が露光される。
【0014】その感光体ドラム31は、帯電チャージャ
32によって電荷が一様に与えられており、露光によっ
て静電潜像を形成する。この潜像は、イレーサ33によ
り不要な部分の電荷が除去され、現像器34によりトナ
ー像として顕像化された後、転写部へ送られる。そし
て、そこで感光体ドラム31上のトナー像が転写チャー
ジャ35により転写紙に転写される。
【0015】この転写紙は、給紙トレイ36〜38又は
両面トレイ39のいずれかより給紙され、搬送路40又
は41に沿って搬送され、レジストローラ42により感
光体ドラム31上のトナー像とタイミングを合わせてそ
の感光体ドラム31と転写チャージャ35との間の転写
部に送られる。そこでトナー像が転写された転写紙は、
分離チャージャ43によって感光体ドラム31と分離
し、搬送ベルト44を通って定着器45により熱定着さ
れる。
【0016】その後、片面コピー済みの転写紙は、両面
コピーを行なう両面モードが設定されていれば、両面切
換爪46及び反転切換爪47の切り換えによって両面ト
レイ39に一旦スタックされ、再び転写部へ向けて反転
給紙される。また、片面コピーを行なう片面モードが設
定されていれば、そのまま、あるいは反転切換爪47の
切り換えによって反転部48に一旦に送り込まれて表裏
面が反転された後ソータ3へ送られ、そこで各ビン3
a,3b,……,3nに選択的に排紙されて仕分けされ
る。両面コピー済みの転写紙は、片面モード設定時にお
ける片面コピー後の転写紙と同様にして排紙される。
【0017】一方、感光体ドラム31は転写紙の分離後
に除電用チャージャ49により除電され、クリーニング
装置50により残留トナーを除去され、次の複写に備え
る。また、必要に応じて感光体ドラム31上のトナー濃
度(コピー濃度)をトナー濃度センサ51によって測定
したり、感光体ドラム31の表面電位を電位センサ52
によって測定したりする。
【0018】図4は、この複写機の操作部4の構成例を
示す外観図である。操作部4は、モードクリアキー6
1,割り込みキー62,プログラムキー63,ガイダン
スキー64,スタートキー65,クリア/ストップキー
66,テンキー67,及び表示器68とを備えている。
【0019】モードクリアキー61は、各機能(モー
ド)を標準機能に戻すためのキーであり、このキー操作
によってリピート枚数が「1」に、濃度(トナー濃度)
が自動濃度に、給紙が自動給紙に、変倍率が等倍にそれ
ぞれ設定され、両面モードを含むその他の機能は全て解
除される。割り込みキー62は、コピー動作中に割り込
み、別の原稿のコピーを行なうときに使用するキーであ
る。
【0020】プログラムキー63は、使用者が頻繁に使
用する複写モードの登録と呼び出しを行なう時に使用す
るキーである。ガイダンスキー64は、表示器68に基
本操作や機能の説明を表示する時に使用するキーであ
る。スタートキー65は、コピー動作をスタートさせる
時に使用するキーである。また、このスタートキー65
はレディ/ウェイト表示を兼ねており、レディ時はグリ
ーンのLEDが、ウェイト時はレッドのLEDがそれぞ
れ点灯する。
【0021】クリア/ストップキー66は、待機中はク
リアキー、コピー動作中はストップキーとしての機能を
持つ。つまり、待機中にクリア/ストップキー66を押
下すると、その時設定されているコピー枚数がクリアさ
れる。また、コピー動作中にクリア/ストップキー66
を押下すると、その時点でのコピー動作が終了された時
に以後の複写動作が中断される。
【0022】テンキー67は、複写枚数(置数)を設定
したり、ズーム変倍や綴代の数値を入力する時に使用す
るキーである。表示器68はCRTディスプレイ(LC
Dディスプレイでもよい)にタッチパネルを備えたもの
であり、そのタッチパネルの各キーへのタッチ入力によ
って各種情報を入力したり、操作の状態やメッセージ等
の各種情報を表示することができる。なお、タッチ入力
が可能なキーは白地に黒文字で表示され、タッチ入力に
よってON状態であると判断されたものは白黒反転によ
り黒地に白文字表示になる。
【0023】図5は、表示器68に表示されるモード設
定画面の一例を示す図である。このモード設定画面にお
いて、70はメッセージエリアであり、「コピーできま
す」「コピー中です」等のメッセージを表示する。71
はセット表示エリアであり、セットされたコピー枚数
(置数)を表示する。72は、試しコピースタートキー
であり、コピーの仕上がりを確認したい場合に使用す
る。但し、このキー72は試しコピー禁止状態では表示
されず、キー入力も無効である。
【0024】73は濃度調整キーであり、コピー濃度を
手動で調整するときに使用する。74は自動濃度キーで
あり、原稿の地肌濃度に応じてコピー濃度を自動的に調
整させたいときに使用する。75はトレイ選択キー・表
示エリア(転写紙のサイズ,残量,種類を表示するエリ
ア)であり、給紙トレイ(転写紙のサイズ及び種類)を
手動で選択するときに使用する。そして、いずれかの給
紙トレイに対応するキー・表示エリアがタッチされる
と、その給紙トレイにセットされている転写紙のサイ
ズ,残量,種類を表示する。
【0025】76は自動用紙選択キーであり、原稿と同
じサイズの転写紙を自動的に選択させたいときに使用す
る。77は用紙指定変倍キーであり、選択された給紙ト
レイ内の転写紙サイズに合わせて原稿の画像を自動的に
縮小又は拡大させたいときに使用する。78は等倍キー
であり、等倍コピーする場合に使用する。79は倍率表
示エリアであり、コピー倍率を表示する。
【0026】80は定型変倍キーであり、定型サイズの
縮小又は拡大を指定するときに使用する。81,82は
ズームキーであり、1%刻みで任意のコピー倍率を指定
する場合に使用する。83は寸法変倍キーであり、指定
された寸法になるように縮小又は拡大させたい場合に使
用する。84は片面・両面キーであり、2枚の片面原稿
(片面にのみ画像がある原稿)の画像を1枚の転写紙の
表裏面にコピーさせたいときに使用する。
【0027】85は両面・両面キーであり、1枚の両面
原稿(両面に画像がある原稿)の各画像を1枚の転写紙
の両面にコピーさせたいときに使用する。86は両面・
片面キーであり、1枚の両面原稿の各画像を2枚の転写
紙の片面にコピーさせたいときに使用する。87は、表
面綴代寸法表示エリアである。88は表面綴代キーであ
り、片面原稿又は片面コピーに対して綴代が必要なとき
に使用する。なお、この綴代が21mm以下であれば左右
どちら側にも設定できる。
【0028】89は、裏面綴代寸法表示エリアである。
90は裏面綴代キーであり、裏面原稿又は裏面コピーに
対して綴代が必要なときに使用する。なお、この綴代も
21mm以下であれば左右どちら側にも設定できる。91
は編集モード外消去キーであり、原稿の一部分を指定
し、その外側を消してコピーする場合に使用する。92
は編集モード内消去キーであり、原稿の一部分を指定
し、その内側を消してコピーする場合に使用する。
【0029】93は編集モードセンタ消去キーであり、
原稿の中央部分を消してコピーする場合に使用する。9
4は表表紙キーであり、原稿1枚目を表紙専用紙でコピ
ーする場合に使用する。95は両表紙キーであり、原稿
1枚目と最後を表紙専用紙でコピーする場合に使用す
る。96は章句切りキーであり、指定された原稿を合紙
にコピーする場合に使用する。97はソート機能選択キ
ー、98はスタック機能選択キーである。
【0030】次に、システム時計設定及びウィークリタ
イマ設定について、図6〜図8に基づいて説明する。こ
の実施例の複写機は、ユーザが別個に使用する条件に合
わせて設定するモードであるユーザプログラムモード
(UPモード)を持っており、図4に示した操作部4の
表示器68に図5に示したモード設定画面が表示されて
いるときに、ユーザによってモードクリアキー61を押
下した後、テンキー67によって暗証番号「9991
1」を入力すると、表示器68の表示画面が図6に示す
UPモード設定画面に切り換わる。
【0031】ここで、終了キー101を押下すると、表
示器68の表示画面が図5に示したモード設定画面に戻
る。また、「1」のシステム時計設定キー102を押下
すると、表示器68の表示画面が図7に示すシステム時
計設定画面に切り換わる。さらに、「2」のウィークリ
タイマ設定キー103を押下すると、表示器68の表示
画面が図8に示すウィークリタイマ設定画面に切り換わ
る。
【0032】そして、表示器68の表示画面が図7のシ
ステム時計設定画面に切り換わった場合には、まず時計
設定キー111を押下することにより時計情報である日
付,曜日,時刻の設定を可能にし、続いて日付キー11
2を押下した後、図4のテンキー67によって日付を入
力し、さらに確定キー113を押下すると、その日付が
確定される。
【0033】次いで、曜日キー114の中から所望の曜
日を示すキーを選んで押下すると、その曜日が確定され
る。次に、時刻キー115を押下した後、テンキー67
によって時刻を入力し、さらに確定キー113を押下す
ると、時刻が確定される。その後、再び時計設定キー1
11を押下すると、確定された日付,曜日,時刻が設定
される。ここで、目次キー116を押すと、表示器68
の表示画面が図6のUPモード設定画面に戻る。
【0034】表示器68の表示画面が図8のウィークリ
タイマ設定画面に切り換わった場合には、オン時刻キー
121の中から所望の曜日を示すキーを選んで押下し、
テンキー67によって時刻を入力した後、確定キー12
2を押下すると、電源オン時刻が設定される。また、オ
フ時刻キー123の中から所望の曜日を示すキーを選ん
で押下し、テンキー67によって時刻を入力した後、確
定キー122を押下すると、電源オフ時刻が設定され
る。ここで、目次キー124を押すと、表示器68の表
示画面が図6のUPモード設定画面に戻る。
【0035】図9は、この複写機の制御系の構成例を示
すブロック図である。複写機本体1の制御は、CPU1
30を中心としてROM131に記憶されている制御プ
ログラムやデータに基づいて行なわれる。また、処理の
中間結果や各種設定値,装置の状態などを記憶するため
にRAM132を使用する。なお、その各部が図1及び
図2に示した自動調整手段A,時計手段B,調整開始指
示手段C,E,及び調整開始時刻設定手段Dとしての機
能を果たす。
【0036】A/Dコンバータ133は露光ランプ12
への供給電圧,トナー濃度センサ51の出力,電位セン
サ52の出力,露光ランプ12の光量を検出するランプ
光量センサの出力,感光体ドラム31に流れる電流を検
出するドラム電流センサの出力、定着器45内のサーミ
スタ電圧等を入力するために使用する。光学系制御ユニ
ット134は、図3に示したスキャナ部10を制御す
る。
【0037】高圧電源ユニット135は、帯電チャージ
ャ32,転写チャージャ35,分離チャージャ43,除
電用チャージャ49にそれぞれ印加する高電圧、及び現
像器34内の現像ローラに印加する現像バイアス電圧を
供給する。モータ制御ユニット136は、感光体ドラム
31及び給紙部や搬送部のローラ等を駆動するメインモ
ータのコントロールを行なう。
【0038】ヒータ制御ユニット137は、定着器45
の定着ローラを加熱する定着ヒータへの通電を制御し
て、定着ローラの表面温度を所定範囲に保持する。セン
サ感度制御ユニット138は、ランプ光量センサの受光
ゲイン等を可変するために使用する。
【0039】図10は、図9に示した複写機本体1の制
御部によるコピープロセス制御及びこの発明に係わる制
御を含むメイン制御のルーチン(メインルーチン)の一
例を示すフローチャートである。このルーチンは電源が
オンになるとスタートし、まずステップ1でメモリの初
期化を行なう。
【0040】その後、ステップ2でコピー動作を行なう
ための制御(コピー制御)を、ステップ3でプロセスコ
ントロールの設定動作(画像形成条件の自動調整)の制
御(プロセスコントロール設定動作制御)を、ステップ
4でその設定動作の開始時刻を設定する制御(プロセス
コントロール設定動作開始要求制御)をそれぞれ行なっ
てステップ2に戻り、以後電源がオフになるまでステッ
プ2〜4の各制御を繰り返す。
【0041】図11は、図10におけるプロセスコント
ロール設定動作制御のサブルーチンの一例を示すフロー
チャートである。まず、ステップ11でステイタスがい
くつになっているか判断し、ステイタスが「0」の時は
ステップ12へ、「1」の時はステップ15へ、「2」
の時はステップ21へそれぞれ進む。
【0042】ステップ12では、プロセスコントロール
の設定動作開始要求フラグがセットされているかどうか
を判断して、セットされていなければ直ちにメインルー
チンへリターンし、セットされていればステップ13で
ステイタスを「1」にし、ステップ14で図3の電位セ
ンサ52の校正を行なう。
【0043】ステップ15では、定着器45の定着ロー
ラの表面温度は160℃以上になっているかどうかを判
断して、160℃になっていなければ直ちにメインルー
チンへリターンし、160℃以上になっていればステッ
プ16でトナー濃度センサ51の感光体ドラム31上の
地肌部分に対する出力の調整を行ない、ステップ17で
帯電チャージャ32によって帯電された感光体ドラム3
1上のイレーサ33によってイレースした部分の電位
(残留電位)を電位センサ52によって測定する。
【0044】次に、ステップ18で帯電出力の設定を行
なう。すなわち、スキャナ部10内の露光ランプ12等
からなる走行体を図示しない黒パターンの下に移動させ
ると共にその露光ランプ12を点灯させ、その黒パター
ンからの反射光によって帯電チャージャ32によって帯
電された感光体ドラム31の表面を露光した後、その露
光部分の電位を電位センサ52によって測定し、その結
果に応じて帯電チャージャ32から出力すべき電圧を設
定する。
【0045】次に、ステップ19で露光出力の設定を行
なう。すなわち、スキャナ部10内の露光ランプ12等
からなる走行体を図示しない白パターンの下に移動させ
ると共にその露光ランプ12を点灯させ、その白パター
ンからの反射光によって帯電チャージャ32によって帯
電された感光体ドラム31の表面を露光した後、その露
光部分の電位を電位センサ52によって測定し、その結
果に応じて露光ランプ12の光量を設定する。その後、
ステップ20でステイタスを「2」にし、メインルーチ
ンへリターンする。
【0046】ステップ21では、帯電チャージャ32に
よる帯電直後の感光体ドラム31上の電位を電位センサ
52によって測定し、その結果に応じてトナー濃度セン
サ51を用いてトナー濃度を制御する時に出力するトナ
ー濃度検知用の現像バイアスの値を設定する。その後、
プロセスコントロールの設定動作が終了したので、ステ
ップ22でプロセスコントロールの設定動作開始要求フ
ラグをリセットし、ステップ23でスティタスを「0」
にして、メインルーチンへリターンする。
【0047】図12は、図10におけるプロセスコント
ロール設定動作開始要求制御のサブルーチンの一例を示
すフローチャートである。まず、ステップ31でステイ
タスがいくつになっているか判断し、ステイタスが
「0」の時はステップ32へ、「1」の時はステップ3
7へそれぞれ進む。
【0048】ステップ32では、ウィークリタイマのオ
ン時刻(電源オン時刻)が設定されているかどうかを判
断して、設定されていればステップ33でそのオン時刻
をプロセスコントロールの設定動作開始時刻(プロコン
開始時刻)とし、設定されていなければステップ36で
毎日午前0時(予め設定された時刻で、図9のROM1
31に記憶されている)をプロセスコントロールの設定
動作開始時刻とする。
【0049】その後、ステップ34でプロセスコントロ
ールの設定動作開始時刻になったかどうかを判断し、ま
だその時刻でなければそのまま、その時刻になった場合
にはステップ35でステイタスを「1」にした後、メイ
ンルーチンへリターンする。ステップ37では、現在コ
ピー中かどうかを判断して、コピー中であれば直ちにメ
インルーチンへリターンし、コピー中でなければステッ
プ38でプロセスコントロールの設定動作開始要求フラ
グをセットし、ステップ39でステイタスを「0」にし
て、メインルーチンへリターンする。
【0050】このように、この実施例の複写機では、プ
ロセスコントロールの設定動作開始時刻がウィークリタ
イマ設定画面によって設定されているかどうかを判断
し、設定されていればその設定時刻になった時に、設定
されていなければ予め設定された時刻になった時にそれ
ぞれプロセスコントロールの設定動作を開始するため、
以下の効果を得られる。
【0051】つまり、この複写機をその電源を1日24
時間オン状態にして使用する場合でも画質の劣化を防止
できる。また、ユーザがプロセスコントロールの設定動
作開始時刻を任意に設定できるため、その時刻をコピー
作業を最も多く行なう時間帯の直前に設定しておけば、
より安定した画質を得られることになる。さらに、たと
えユーザがプロセスコントロールの設定動作開始時刻を
設定するための操作を行なうことを忘れた場合でも、画
質が劣化することがない。
【0052】なお、この複写機では、ウィークリタイマ
設定画面によってプロセスコントロールの設定動作開始
時刻を設定しておき、その時刻あるいは予め設定された
時刻にプロセスコントロールの設定動作を開始するよう
にしたが、そのいずれか一方の時刻にのみプロセスコン
トロールの設定動作を開始するようにしてもよい。以
上、この発明を複写機に適用した実施例について説明し
たが、この発明はこれに限らず、レーザプリンタ,LE
Dプリンタ,液晶シャッタプリンタ等のプリンタやファ
クシミリ装置などの各種画像形成装置に適用し得るもの
である。
【0053】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明によれば、画像形成装置をその電源を1日24時間オ
ン状態にして使用する場合でも画質の劣化を防止でき
る。請求項2の発明によれば、上述と同様の効果を得ら
れ、しかも画像形成条件の自動調整開始時刻を任意に設
定できるため、ユーザが画像形成作業を最も多く行なう
時間帯の直前に設定しておけば、一層安定した画質を得
られる。
【0054】請求項3の発明によれば、請求項2の発明
と同様の効果を得られ、しかもユーザが画像形成条件の
自動調整開始時刻を設定するための操作を行なうことを
忘れた場合でも、画質が劣化することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の基本構成を示す機能ブロック
図である。
【図2】請求項2,3の発明の基本構成を示す機能ブロ
ック図である。
【図3】この発明の一実施例である複写機の機構部の一
例を示す概略構成図である。
【図4】図3に示した複写機の操作部の構成例を示す外
観図である。
【図5】図4の表示器に表示されるモード設定画面の一
例を示す図である。
【図6】図4の表示器に表示されるUPモード設定画面
の一例を示す図である。
【図7】同じくシステム時計設定画面の一例を示す図で
ある。
【図8】同じくウィークリタイマ設定画面の一例を示す
図である。
【図9】図3に示した複写機の制御系の構成例を示すブ
ロック図である。
【図10】図9に示した複写機本体の制御部によるコピ
ープロセス制御及びこの発明に係わる制御を含むメイン
制御のルーチンの一例を示すフロー図である。
【図11】図10におけるプロセスコントロール設定動
作制御のサブルーチンの一例を示すフロー図である。
【図12】図10におけるプロセスコントロール設定動
作開始要求制御のサブルーチンの一例を示すフロー図で
ある。
【符号の説明】
1:複写機本体 4:操作部 51:トナー濃度センサ 52:電位センサ 67:テンキー 68:表示器 103:ウィークリタイマ設定キー 111:時計設定キー 112:日付キー 113,122:確定キー 114:曜日キー 115:時刻キー 130:CPU 131:ROM 132:RAM 121:オン時刻キー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成条件を自動調整する自動調整手
    段を備えた画像形成装置において、 時計手段と、該時計手段による時刻が予め設定された時
    刻になった時に前記自動調整手段に画像形成条件の自動
    調整を開始させる調整開始指示手段とを設けたことを特
    徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 画像形成条件を自動調整する自動調整手
    段を備えた画像形成装置において、 前記自動調整手段による画像形成条件の自動調整開始時
    刻を任意に設定する調整開始時刻設定手段と、時計手段
    と、該時計手段による時刻が前記調整開始時刻設定手段
    によって設定された時刻になった時に前記自動調整手段
    に画像形成条件の自動調整を開始させる調整開始指示手
    段とを設けたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記調整開始指示手段が、前記調整開始
    時刻設定手段によって前記自動調整手段による画像形成
    条件の自動調整開始時刻が設定されていない場合には、
    前記時計手段による時刻が予め設定された時刻になった
    時に前記自動調整手段に画像形成条件の自動調整を開始
    させる手段を有することを特徴とする請求項2記載の画
    像形成装置。
JP7054753A 1995-03-14 1995-03-14 画像形成装置 Pending JPH08248835A (ja)

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