JPH08282877A - シート媒体送り装置 - Google Patents

シート媒体送り装置

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JPH08282877A
JPH08282877A JP8014817A JP1481796A JPH08282877A JP H08282877 A JPH08282877 A JP H08282877A JP 8014817 A JP8014817 A JP 8014817A JP 1481796 A JP1481796 A JP 1481796A JP H08282877 A JPH08282877 A JP H08282877A
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media
sensor
medium
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Landscapes

  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】印刷装置において、媒体サイズ設定動作を行わ
なくても、媒体供給トレイを交換するだけでその媒体サ
イズに適応できるようにする。 【解決手段】ピック機構の出力側にセンサ34を設け
る。このセンサにおいて短い第1の媒体と長い第2の媒
体を検知するタイミングをマイクロプロセッサ65によ
り制御する。1枚目の媒体が第1の予測時間にセンサを
通過した場合は、媒体供給トレイに第1の媒体が存在す
ると判定し、通過していなかった場合は、第2の予測時
間に再び媒体をセンシングし、媒体がセンサを通過して
いれば、その媒体供給トレイに第2の媒体が存在すると
判定し、通過していなければジャムと判定する。2枚目
以降は上で判定された媒体の予測時間に媒体をセンシン
グしてジャムを検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザ・プリンタに用
いられるような電子写真式印刷に関するものである。と
りわけ、本発明は、検知されたシート媒体の不適正な動
きに応答して、電子写真装置または他のシート媒体処理
装置の制御操作に関するものである。
【0002】本発明は、シート媒体処理に関するもので
ある。シート媒体または他の媒体の個々のシートは、シ
ート・スタックから分離され、さらに処理が施される。
このタイプの操作は、電子写真装置並びに無数の他のシ
ート媒体処理装置によって実施される。該処理には、シ
ート媒体経路に沿ってシート媒体を移動させるための装
置によるシート媒体の操作または処理が含まれる。本発
明は、多種多様なシート媒体処理装置に関連して利用す
ることが可能であるが、レーザ・プリンタのような電子
写真装置に用いるために開発されたものである。本発明
は、電子写真に対する応用例として説明するが、他のタ
イプのシート媒体処理装置にも適用可能であることは明
らかである。
【0003】
【従来の技術】シート媒体処理装置の特定の構成に関係
なく、多くは、一般にシート媒体をピックし、主たる一
連のシート媒体処理操作がこれに後続することになる。
望ましい実施例のレーザ・プリンタを含む電子処理装置
における主たる一連のシート媒体処理操作は、イメージ
ャ・ステーション及びフューザ・ステーションにおける
操作である。これには、本発明の望ましい実施例のレー
ザ・プリンタが含まれる。
【0004】電子写真式印刷の場合、個々のシート媒体
は、シート媒体供給源におけるシート媒体スタックから
取り出され、静電荷のパターンに対応するトナー・イメ
ージがシート媒体に塗布される。供給源からシート媒体
の個々のシートを取り出す操作は、「ピック」と呼ばれ
る。
【0005】本願出願人のLaserJet II-P(LaserJet
II-Pはヒューレット・パッカード・カンパニーの製
品)プリンタのような本願出願人の「LaserJetシリー
ズ」プリンタの場合、ピックは、固定パッドを通って回
転する「Dローラ」と呼ばれる非対称形状のローラによ
って実施される。Dローラは、摩擦係数がシート媒体よ
りも高く、通常は、Dローラの回転によって1枚のシー
ト媒体だけしか移動しないように、固定パッドから間隔
があけて配置されている。これによって、一般に、1枚
のシート媒体の所望のピックが実施され、この結果、該
シート媒体は電子写真式イメージャに送られ、その後、
プリント済みのページとして送り出される。
【0006】ピックを実施するための代替技法には、上
部のシートを反らせるために、シート・スタックから一
枚のシートをスライドさせることが含まれる。コーナ・
セパレータを利用して、反ったシートの検索が行われ、
該シートは、次に電子写真式イメージャに送られ、その
後、プリント済みのページとして送り出される。この技
法は、本願出願人のLaserJet 4L(LaserJet 4Lはヒュー
レット・パッカード・カンパニーの製品)プリンタにお
いて用いられている。
【0007】ピック後、イメージは、フォトレセプタま
たは他の適合する装置が考えられる、イメージャにおい
てシート媒体に転写される。この後、シートは、さらに
処理を施され、通常、フューザ・ステーションを通過し
て、排出トレイに達する。例えば、ドライヤ・ステーシ
ョン(液体イメージング・システムに用いられる)及び
ペーパ・コレータのような送り出しハンドラを設けるこ
とによって、補助シート媒体処理の実施が可能である。
【0008】機能不良が検知された場合、プリンタのデ
ィスプレイは、機能不良が生じたことを表示する。通常
の手順では、オペレータが機能不良を調査して、直し、
「継続」または「動作リセット」ボタンを押す必要があ
る。機能不良が真のシート媒体ジャムであれば、該装置
を部分的に開き、しわが寄ったシート媒体をシート媒体
経路から取り除く。その後、装置を閉じ、ボタンを押す
と、通常の動作が続行される。一方、機能不良には、シ
ート媒体供給源が空という場合もある。この場合には、
もちろん、シート媒体を取り除く必要はなく、ただ単に
シート媒体供給源を補充しさえすればよい。
【0009】シート媒体ジャムは、レーザ・プリンタの
場合、顧客にとって重要な問題を発生する可能性があ
る。大部分の故障には、フューザ・ジャム、リーガル・
サイズのシート媒体のタイミング機能不良、ピック・ア
ップ遅延ジャム(またはピック失敗によるシート媒体送
り不良)、ピック・ステーショナリ・ジャム、送り出し
ステーショナリ・ジャム、及び、初期残余ジャムが関連
している。
【0010】ピック・アップ遅延ジャム(またはピック
失敗によるシート媒体送り不良)の場合、媒体は、ピッ
ク・アップ開始後の所望の時間内にレジストレーション
・センサに到達しない。ピック・ステーショナリ・ジャ
ムは、1枚のシート媒体の前縁の通過後の所望の時間内
に、該シート媒体の後縁がレジストレーション位置に到
達しなかった結果である。これは、レジストレーション
位置における前縁の検知から後縁の検知までの時間がか
かりすぎることを表している。
【0011】送り出しステーショナリ・ジャムは、イメ
ージャの出力側に配置された送り出しまたは前方センサ
が、垂直同期信号の出力後の所望の時間内に1枚のシー
ト媒体を検出できなかった結果である。垂直同期信号
は、ただ単にプリント・サイクルの開始タイミングに関
連したものであり、従って、送り出しステーショナリ・
ジャムは、ピックされたシートが、ピック機構の出力に
おいて検知された後、前方センサに到達しないことを表
している。
【0012】「初期残余」という用語は、シート媒体供
給源以外の場所の装置に残っている媒体を表している。
初期残余ジャムの場合、送り出しセンサまたはレジスト
レーション・センサが、パワー・オン後の所望の時間に
媒体を検出または検知する。これは、センサが、例え
ば、シート媒体経路における1枚のシート媒体によって
遮られることを表している。
【0013】シート媒体経路機能不良に対する応答は、
一般に、オペレータによってジャムの解消が可能になる
まで、プリンタの動作を中断することであった。実際に
は、シート媒体ジャムのタイプが異なれば、理想的な応
答も異なることになる。ジャムが緩慢な送りによるもの
である場合、シート媒体がピック機構によって最終的に
ピック・アップされると、機能不良は自己補正され、プ
リンタは動作を続行することが望ましい。機能不良がフ
ューザ・ステーション(プリンタの出力に近い)におけ
るアコーディオン・ジャムの結果である場合、プリンタ
のシート媒体処理機構の連続動作によってジャムがいっ
そう悪化する。同様に、機能不良がフューザ・ステーシ
ョンにおけるシート媒体の巻き付きの結果である場合、
プリンタのシート媒体処理機構の連続動作はやはり、不
都合が生じる。
【0014】ピック機構の出力において検知されたシー
ト媒体経路における機能不良は、たとえシート媒体処理
機構が動作状態のままに放置され、ジャムが補正されな
い場合であっても、解消が大幅に困難になる可能性はな
い。一例として、ピック機構の出力におけるアコーディ
オン・ジャムは、おそらく自己解消することはないが、
後続のシートがピックされない限り、シート媒体処理機
構の連続動作によって、ジャムが悪化することはない。
おそらくは、シート媒体処理機構の連続動作をさせてお
いても、シート媒体がさらに隆起し、プリンタからの抜
き取りが容易になるだけである。いずれにせよ、プリン
タの入力におけるシート媒体のジャムは、手が届き易い
ことから、手動で解消するのが最も容易であるという傾
向がある。
【0015】プリンタの中には、先行シートの排出前に
ピック動作を実施することによって、複数のシート媒体
を同時に処理するものもある。従って、ピック動作が試
みられる間に、先行シートは、フューザ・ステーション
を通過し、プリンタのシート媒体排出部分すなわち出力
において処理することが可能になる。ピック動作がうま
くいかない場合には、機能不良の検出時にプリンタを停
止させると、先行シートの印刷に関しても機能不良を生
じることになる。この結果、最初のシートの印刷に支障
をきたし、おそらく、融着しないトナーが最初のシート
に残ることになる。
【0016】プリンタが、特定のシート媒体経路の機能
不良に応答して実施すべき最も適切な操作シーケンスが
どのようなものあるかを判定するようにプログラムされ
ていれば、好都合である。すなわち、プリンタが、検知
された機能不良に対する適切な応答が、即座に停止する
ことであるか、機能不良を無視することであるか、ある
いは、つまったシートを取り除いてジャムを解消しよう
とするのに十分な時間にわたって操作を継続することで
あるかを判定することができれば好都合である。同様の
理由から、プリンタが検知した機能不良に応答し、フュ
ーザにシート媒体を残すことになりそうな環境において
停止しなければ好都合である。
【0017】一般的なエラーが生じるのは、シート媒体
長を利用して、補正機能が決定される場合である。シー
ト媒体サイズの一般的な変化は、レター・サイズのシー
トないしロング・サイズのシートの範囲である。サイズ
間の典型的な変化は、A−4(21.0×29.7c
m)または8.5レター(21.59×27.94c
m)のようなレター・サイズ〜B4(25.7×36.
4cm)、米国8.5×14リーガル・サイズ(21.
59×35.56cm)またはoficioサイズ(2
1.59×33.02、主としてイタリアで用いられ
る)の範囲である。これらのサイズ変化は、間違ったサ
イズのシートがプリンタのシート媒体供給源に挿入され
た結果といった不注意による可能性もあるが、ユーザ
は、トレイに納められているサイズのシート媒体を用い
るつもりでいたが、ユーザ・プログラムの印刷コマンド
にペーパ・サイズに関するソフトウェア・コマンドを挿
入しなかったという可能性もある。実際的な問題とし
て、シート媒体処理に影響する最も一般的なシート媒体
サイズ・エラーは、8.5×11のレター・サイズと
8.5×14の米国リーガル・サイズとの間、または、
A−4と8.5×14の米国リーガル・サイズとの間に
おけるエラーである。A−4と8.5×11のサイズの
レター・サイズとの間のシート媒体サイズ・エラーは、
やはり一般的であるが、長さの違いは2cmだけしかな
い。
【0018】プリンタが、シート媒体供給源に実際に装
填されるより短いシート媒体サイズを予測している場
合、シートの後縁が、予測より遅れてプリンタの個々の
部分を通過することになる。従って、複数の一連の順次
操作における後続ピックによって、ページの重なりが生
じる可能性がある。これは、シート媒体サイズ・エラー
を無視するため、シート媒体処理機構は、予測される最
長のシートが通過するのに十分な時間が経過するまで、
順次シートの印刷を遅延させなければならないというこ
とを表している。このため、プリンタの動作が、順次ピ
ックのタイミングを狭い範囲のシート媒体サイズに適応
させる場合に比べて大幅に遅くなる。
【0019】異なるシート媒体位置の検出は、通常、シ
ート媒体経路に沿ったいくつかの位置におけるセンサに
よって実施可能である。従って、シート媒体サイズが間
違っていれば、シート媒体サイズ機能不良が検出され
る。
【0020】シート媒体サイズ・エラーの結果、プリン
タが機能不良を報告することになる。間違ったサイズの
シート媒体が実際に用いられているので、エラーとなる
のが望ましい場合もあるが、エラーが無視される方が望
ましい場合もある。さらに、フューザ・ステーションに
おいて停止しないようにシートを排出させることができ
るようにした方が好都合の場合もあれば、別様にプリン
タの支障を解消した方が好都合な場合もある。シート媒
体サイズのエラーを利用して、装置を停止させたが、ユ
ーザが「間違った」サイズのシート媒体で続行したいと
いう場合には、ユーザは、印刷ジョブにおける後続のシ
ートについて繰り返しプリンタの再起動しなければなら
ない可能性がある。
【0021】「間違った」サイズのシート媒体エラーの
受信が、単に、不適正なプログラミングによるものであ
ったり、あるいは、ページ・サイズ・コマンドが直接プ
リンタに、または、ソフトウェア・コマンドを通じてプ
リンタに与えられなかった結果である場合もある。さら
に、オペレータが、意図的に「間違った」サイズのシー
ト媒体を利用しようとする別の場合もある。この一例と
して、A−4シート媒体への印刷に合わせて作成された
文書であるが、初めからA−4フォーマットで8.5×
11のレター(21.59×27.94cm)シート媒
体に印刷されることになる場合がある。ページ・サイズ
は、順次ピックのタイミングの判定にも利用されるの
で、プリンタは、ユーザが別様に「間違った」サイズの
シート媒体に対する印刷を可能にしたいと望んだ場合で
あっても、シート媒体サイズの変更に適応することが重
要である。
【0022】稀ではあるが、サイズ・エラーが、デフォ
ルトのシート媒体サイズが実際の一般的なタイプのシー
ト媒体とは異なるために生じる場合がある。例えば、一
般的なシート媒体がA−4であって、デフォルトのシー
ト媒体サイズが8.5×11のレター・サイズである場
合、ソフトウェア印刷コマンドがシート媒体サイズ・コ
マンドを示さなければ、必ずシート媒体サイズ・エラー
が生じることになる。地理的分布(geographical distr
ibution)、場合によっては、線電流(line current)
さえ用いて、正確なデフォルトのサイズをセットするこ
とが可能であるが、これは必ずしも信頼できるものでは
ない。従って、異なるタイプの標準シート媒体を用いる
ユーザは、シート媒体サイズ・エラー機能不良の処理を
頻繁に行わなければならない。
【0023】レター・サイズとリーガル・サイズシート
媒体との間の変更が最も一般的である。シート媒体サイ
ズの変更に合わせて印刷プログラム素材のリフォーマッ
ティングを頻繁に行う必要がない。プログラムがシート
媒体サイズ・コマンドを出さない(または、そのコマン
ドがプログラムの出力文書またはファイルに挿入されて
いない)場合、シート媒体サイズ・コマンドを手動でプ
リンタにプログラムしなければならない。状況によって
は、とりわけ、単一ユーザ・アプリケーションの場合に
は、シート媒体サイズが目に見えて明らかであり、従っ
て、プリンタによって自動的にシート媒体サイズ・エラ
ーの調整が行われることになれば望ましい。自動調整に
よって、ユーザによるシート媒体サイズ・コマンドのプ
ログラムが不要になる。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、異なるページ・サイズに選択的に適応することがで
きる、あるいは、場合によっては、予測しなかったペー
ジ・サイズを無視でき、またはそれに適応することがで
きるプリンタを提供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明の望ましい態様に
よれば、イメージャ上流のシート媒体ジャムとして機能
不良が検出された場合、シート媒体処理機構は、所定の
時間にわたる続行が許される。所定の時間は、シート媒
体ジャムの自己解消、並びに、該ジャムの下流のシート
媒体経路に既に存在するシート媒体のフューザ・ステー
ション通過を可能にするのに十分な時間である。シート
媒体経路の機能不良が、イメージャの下流で検出される
場合、懸念されるジャムを手動で解消できるようにする
ため、シート媒体処理機構は停止する。
【0026】ジャムが、イメージャの上流におけるセン
サとイメージャの下流におけるセンサとの間における緩
速送りの結果である場合、シート媒体処理機構は所定の
時間にわたって続行が許され、その後、シート媒体処理
機構が停止する前に下流センサがシート媒体を検出しな
い限り、シート媒体処理機構が停止する。下流センサが
シート媒体処理機構が停止する前にシート媒体を検出す
ると、機能不良報告がキャンセルされ、シート媒体処理
機構は動作の続行を許される。
【0027】本発明では、特定のタイプのシート媒体経
路機能不良に対して独自の応答がなされる。ピック・ア
ップ遅延ジャムまたはピック失敗によるシート媒体送り
不良が生じる場合の本発明による応答は、スキャナ及び
ディベロッパのバイアスをオフにし、次に、25秒間に
わたって主モータ及びフューザをオンにして、ジャムを
解消することである。
【0028】不正確なシート媒体サイズ・コマンドによ
るシート媒体サイズ・ジャムの報告を回避するため、ピ
ック・ステーショナリ・ジャムの検出が削除される。送
り出しステーショナリ・ジャム検出のレター・サイズ・
チェック・タイミングが、一般に予測される最長のシー
ト(典型的なのがリーガル・サイズのシート媒体)に適
合するように変更される。本発明が開発される実施例の
場合、送り出しステーショナリ・ジャム検出のこのタイ
ミングは、23.19秒から26.38秒に増すことに
なる。
【0029】本発明のもう1つの態様によれば、プリン
タのシート媒体処理機構は、シート媒体処理機構による
所定の最大シート・サイズの受け取りに十分な時間が経
過するまで、複数の一連の順次ピック操作における2枚
目のシート媒体のピックを遅延させる。最初のシートの
通過タイミングが、プリンタの予測したシート媒体サイ
ズに適合する場合、3番目のピック操作及びそれに続く
一連のピック操作は、予測されたシート媒体サイズに適
合したタイミングで実施される。1枚目のシート媒体の
タイミングが、予測されたシート媒体サイズに適したタ
イミングより長い場合、プリンタによるより長いシート
の受け取りに十分な時間が経過するまで、一連の順次ピ
ック操作も遅延させられる。この方法によれば、プリン
タは、装填されたシート媒体供給源が所与の印刷ジョブ
に適合する場合、オーバラップするシートによる送りジ
ャムを回避するために、正しいシート媒体サイズをセッ
トする必要がなくなる。
【0030】より長いシートに適応するのに十分な遅延
は、複数の一連の順次ピック操作における1枚目のシー
ト媒体と2枚目のシート媒体の間で実施されるだけであ
り、その後、狭い範囲の予測されるシート媒体サイズに
適合するより短い時間遅延が実施される。1枚目のシー
ト媒体が予測より長い場合には、複数の一連の順次ピッ
ク操作に関する時間遅延が増すが、後続のシートも長い
サイズの場合には必然的にそうなる。
【0031】望ましい実施例の場合、シート媒体サイズ
は、オペレータの介入を必要とせずに調整されるが、本
発明のこの態様は、シート媒体サイズ・エラーの検出後
にオペレータの介入を必要とするか、あるいは、検出し
てしまえば、シート媒体サイズ・エラーに自動的に適応
するようにすることによって実施することも可能であ
る。2枚目のシート媒体のピックの時間遅延は、プリン
タによって許容される最大サイズと一般に用いられるシ
ートの最大サイズが異なる場合、これらのサイズのいず
れかにセットすることが可能である。この方法によれ
ば、プリンタの動作の時間遅延を最小限にしても、シー
ト媒体サイズ・エラーの結果として生じるシート媒体ジ
ャムの可能性が低下し、「間違った」サイズのシート媒
体を用いたプリンタの動作を継続することが可能にな
る。
【0032】シート媒体サイズのエラーに対する適応に
関して、シート媒体サイズの変化には、検出すると、オ
ペレータの介入が必要となるものもあれば、検出して
も、オペレータの介入を必要とせずに動作の続行を許す
ものもあり得る。この方法によれば、8.5×11のレ
ター・サイズシート媒体をデフォルトとする装置を備え
たA−4シート媒体のユーザ及びこの逆のユーザは、印
刷ジョブ要求がシート媒体サイズ・コマンドを示さない
場合でもいちいちシート媒体サイズをリセットする必要
がない。さらに改善する場合、印刷ジョブに関してシー
ト媒体サイズ・コマンドが出されない場合に限って、選
択されたシート媒体サイズを無視させるが、印刷ジョブ
要求にシート媒体サイズ・コマンドが含まれている場合
には必ずオペレータの介入を必要とするようにすること
も可能である。ただし、望ましい実施例の場合、ページ
・エラーは両方の場合とも無視される。
【0033】本発明を実施する場合、レーザ・プリンタ
のようなシート媒体処理機のセンサ数は、単一センサを
用いて、複数位置のシート媒体を検出することによって
減少させることが可能である。アームのフラグが、フォ
トセンサの光路を選択的に遮断することによって、異な
る時間の異なる位置におけるシート媒体の有無に関する
論理的情報を提供する。この情報は、タイミング情報、
及び、装置の出力ステーションに配置されたセンサのよ
うな他のセンサからの情報と組み合わせられる。ある構
成の場合、シート媒体の検知は、フラグを備えた複数の
アームによって実施される。複数アームのフラグは、1
つのフォトセンサの光路を遮断することによって、単一
フォトセンサを利用した複数状態の検知を可能にする。
この能力は、フォトセンサの論理出力とタイミング情報
及び他のセンサからの情報を組み合わせることによって
高められる。これによって、装置は検知される異なる機
能不良間の区別が可能になる。
【0034】単一フォトセンサを用いて、シート媒体供
給源におけるシート媒体の有無及びDローラの出力にお
けるシート媒体の有無、及び、ピックされたシート媒体
の前縁の通過を検知することが可能である。これは、検
知される位置と交差する光路を利用するか、あるいは、
機械アームを利用することによって実施可能である。と
りわけ、イメージャの上流にある単一フォトセンサを用
いる場合、シート媒体経路に沿った検知位置に入り込む
複数のアームを設けることが可能であり、該アームに
は、フォトセンサを通過する光を遮断することが可能な
延長部またはフラグが備わっている。フォトセンサの遮
断は、シート媒体のシート・サイズのような外部入力に
加えて、シート媒体処理装置の出力ステーションに配置
されたセンサのようなシート媒体処理装置の他の機能の
予測されるタイミング、及び、装置のサイクルのタイミ
ングに基づいて解釈される。タイミング情報を分析する
ための望ましい技法は、クロック・タイマを利用するも
のである。シート媒体処理装置の機械的動作によって
も、タイミング情報が得られるので、代わりに、シート
媒体処理機構の検知位置を利用してセンサからの情報の
タイミングをとることも可能である。シート媒体切れ状
態のような異なるタイプの機能不良を別個に示す能力を
備えたシート媒体処理装置が得られるように、単一入力
センサを他のデータに関連して用いることも可能であ
る。
【0035】本書では、シート媒体及びシート媒体処理
について述べているが、本発明が、他のタイプのシート
媒体及びシート媒体処理についても有効であることは明
らかである。
【0036】
【実施例】図1を参照すると、レーザ・プリンタ11に
は、シート媒体のような1枚または複数枚の印刷媒体が
シート媒体(または印刷媒体)スタック15として保持
されるシート媒体供給ホッパ13が設けられている。レ
ーザ・プリンタ11が示されているが、本発明は、例え
ば、他のタイプの電子写真式プリンタ、インク・ジェッ
ト・プリンタ、及び、折たたみ及び丁調べ機のような他
の印刷媒体処理装置の形態で実施することも可能であ
る。
【0037】Dローラとして知られる偏心ローラ17を
用いて、スタック15から印刷媒体の個々のシートが取
り出される。Dローラ17は、固定プレート19の形態
をなす固定パッドとのアライメントがとられる。Dロー
ラ17は、シート媒体に対する摩擦係数が固定プレート
19よりも高いので、部品(17と19)間におけるシ
ート媒体に関するDローラ17と固定プレート19との
相対運動によって、シート媒体はスリップして、固定プ
レート19を通過し、Dローラ17と共に移動する。固
定プレート19は、バネによってDローラ17に押しつ
けられ、その摩擦係数によって、Dローラ17が回転す
ると、通常はシート媒体が1枚だけ移動し、固定プレー
ト19を通過するようになっている。
【0038】スタック15からの個々のシートの取り出
しは、ピックとして知られており、後続の印刷媒体処理
のために印刷媒体の個々のシートを取り出すのに用いる
には望ましい技法である。ピックを実施するための他の
技法も本発明に適応できるのは明らかである。レーザ・
プリンタ用途において後続の印刷媒体処理は、印刷媒体
のシートをシート媒体経路23に沿ってフォトレセプタ
27または他のイメージャを含むディベロッパ(現像)
・ステーション25に送ることから構成される。望まし
い実施例の場合、フォトレセプタ27は、円筒形のドラ
ム(図示)であるが、フォトレセプタ27に関する他の
構成が可能であるように企図されている。シートは、さ
らに処理が施され、通常はフューザ・ステーション31
を通過し、シート媒体経路23をたどって、排出(出
力)トレイ33に達する。例えば、ドライヤ・ステーシ
ョン(液体トナーの場合に用いられる、不図示)及びシ
ート媒体コレータ(不図示)のような排出ハンドラを設
けることによって、補助的な印刷媒体処理を実施するこ
とが可能である。
【0039】シート媒体処理装置の特定の構成には関係
なく、多くの場合、一般に印刷媒体がピックされ、これ
に主たる一連の印刷媒体処理操作が続くことになる。望
ましい実施例のレーザ・プリンタにおける主たる一連の
印刷媒体処理操作は、ディベロッパ及びフューザ・ステ
ーション27、31において実施される操作である。ピ
ックがうまくいった後、ディベロッパ入力センサ34に
よって、ディベロッパ・ステーション25に供給される
印刷媒体に関する情報が与えられる。1枚の印刷媒体が
ピックされ、フューザ・ステーション31からの排出
(排出)がこれに続くと、少なくとも主たる印刷媒体処
理操作に関する限り、一般にサイクルが首尾よく行われ
たものとみなすことが可能である。一方、印刷媒体が主
たる一連の印刷媒体処理操作から全く抜け出せない場
合、機能不良とみなすことが可能である。フューザ・ス
テーション31からの印刷媒体の排出の検知は、フュー
ザ出力センサを典型的な例とする前方印刷媒体センサに
よって実施される。
【0040】印刷媒体処理装置の特定の構成によって、
前方印刷媒体センサ(センサ35)に関するさまざまな
構成がある。本発明の望ましい実施例の場合、センサ3
5は、この情報とシートのピックとの調整のため、印刷
媒体がフューザ・ステーション31から排出されるのを
検知する。代替案として、印刷媒体経路においてフュー
ザ・ステーション31の前に配置することが可能なセン
サを他の任意の位置において用いることも可能である。
前方センサ35の特定の位置は、検知される印刷媒体の
処理機能に影響を与えるが、本発明の目的のために、印
刷媒体のピックの検知を越えて進行した印刷媒体を検知
するのにいかなる方法を利用することも可能である。
【0041】本発明は、検知された機能不良に対する最
も適切な応答を決定するため、ディベロッパ入力センサ
34の信号とフューザ出力センサ35の信号との関係を
利用しようとするものである。即時停止の応答、印刷媒
体経路をクリアするための遅延停止の応答、または、動
作の続行の応答を決定するために、特定の応答が選択さ
れる。さらに、標準的な短い(「レター」または「A−
4」)印刷媒体を受け入れるようにプリンタをセットし
ておいて、標準的な長い「リーガル・サイズ」印刷媒体
を装填することによって生じる印刷媒体サイズ・エラー
に自動的に適応するために、これらの信号が利用され
る。
【0042】ディベロッパ入力センサ34において検出
される機能不良に対する応答は、一般に、ジャムが解消
されるか、または、補正されるまで、所定の時間期間に
わたってプリンタの動作を続行することである。ピック
・アップ遅延ジャムにおけるように、ディベロッパ入力
センサ34が所定の時間に印刷媒体の存在を表示しない
結果として、印刷媒体がディベロッパ入力センサ34に
おいて検出されない場合、印刷機構は所定の時間期間に
わたって動作状態に保たれる。その時間期間の終了時
に、ディベロッパ入力センサ34が印刷媒体を検知する
と、プリンタはそのサイクルの続行を許される。ディベ
ロッパ入力センサ34が媒体を検知しなければ、プリン
タは停止する。時間期間は、プリンタにおけるシート媒
体処理装置の速度に応じて、及び、プリンタのテストに
よって得られる実験データの結果として変化する。
【0043】印刷媒体がピック・アップ開始後の所望の
時間内にディベロッパ入力センサ34に達するが、印刷
媒体の後縁が通過しない場合、ピック・ステーショナリ
・ジャムまたはシート媒体サイズ・エラーが検出され
る。ピック・ステーショナリ・ジャムまたはシート媒体
サイズ・エラーが検出された場合、プリンタはすぐには
停止しないで、従って、これらの機能不良の弁別が可能
である。シート媒体サイズ・エラーの場合、これらは、
リーガル・サイズのシート媒体(21.59×35.5
6cm)が8.5×11レター(21.59×27.9
4cm)またはA−4(21.0×29.7cm)の代
わりに用いられる結果として生じたものとみなされる。
望ましい実施例の場合、このエラーは、プリンタがリー
ガル・シート媒体サイズに合わせて調整できるようにす
ることによって無視される。
【0044】リーガル・サイズシート媒体エラーに関す
るこの適応は、B4(25.7cm×36.4cm)及
びoficio(21.59×33.02)のような他
のより長いサイズにも適応させることが可能である。リ
ーガル・サイズ以外のサイズを用いることによるシート
媒体サイズ・エラーは、それほど一般的ではないので、
これは、副次的な利点である。重要なのは、リーガル・
シートは、レター・サイズ・シート(または、おそらく
A−4)と取り替えて用いられることが多いということ
である。
【0045】シート媒体サイズ・エラーを検知した場
合、プリンタは動作の続行を許されるので、シート媒体
に印刷し、排出(出力)することが可能になる。ピック
機構17による2枚目のシート媒体の供給は、リーガル
・サイズシート媒体に適応するのに十分なだけ遅延す
る。このため、シート媒体供給ホッパ13にリーガル・
サイズのシート媒体を装填する場合、約25%ほど2枚
目のシート媒体の印刷が遅延するが、プリンタはシート
媒体の重なりを生じることなく、動作を続行することが
可能になる。最も一般的な状況は、所定の印刷ジョブに
関して全てのシート媒体が同じサイズということであ
る。シート媒体サイズ・エラーが検出されない限り、プ
リンタが、印刷ジョブにおける2枚目のシート媒体の後
に続くシート媒体を遅延させることはない。シート媒体
サイズ・エラーが1枚目のシート媒体で検出されると、
プリンタは、より長いシート媒体サイズに自己プログラ
ムすることによって、印刷ジョブ時における後続のシー
ト媒体のピックを引き続き遅延させる。
【0046】シート媒体サイズ・エラーが検出される時
間までに、ピック機構17が既に2枚目のシート媒体を
ピックしてしまうことになるので、2枚目のシート媒体
のピックの遅延が必要である。従って、シート媒体サイ
ズ・エラー調整が1枚目のシート媒体の検知からなされ
ても、その検知の結果として実施される最初の遅延は、
印刷ジョブにおける3枚目のシート媒体に関してという
ことになる。
【0047】ピック・ステーショナリ・ジャムは、シー
ト媒体の後縁が所定の時間内にディベロッパ入力センサ
34に到達しないということによって弁別される。この
時間が十分に短ければ、機能不良はシート媒体サイズ・
エラーとして取り扱われる。後縁の検知時間がシート媒
体サイズ・エラーに対応したものよりも長い場合、印刷
ジョブにおける2枚目のシート媒体に関するものを除く
後続のピック操作は停止される。シート媒体処理機構は
所定の時間期間にわたってジャムを解消する試みを続け
る。前方センサ35が所定の時間期間内にシート媒体を
検出すると、ジャムが解消されたものとみなし、ジャム
を生じたシート媒体が排出された後、印刷操作の続行が
可能になる。前方センサ35が所定の時間期間内にシー
ト媒体を検出できない場合には、プリンタを停止させ
て、ジャムを手動で解消しなければならない。ジャムは
手動補正が必要であるとみなされ、ほとんどの場合、シ
ート媒体がディベロッパ・ステーション27もフューザ
・ステーション31も通過することはない。一般に、シ
ート媒体処理機構が所定の時間期間にわたって動作を続
けることが影響して手動でジャムを解消するのがより困
難になるということはなく、むしろジャムの解消が容易
になる場合がある。
【0048】送り出しまたは前方センサ35が、垂直同
期信号の出力後、所望の時間内に印刷媒体を検知しない
場合、送り出しステーショナリ・ジャムが検出される。
応答はプリンタの停止であり、停止と同時にジャムの手
動による解消が可能になる。これは、前方センサ35が
ピック・ステーショナリ・ジャムが検知された後の所定
の時間期間の経過後に、シート媒体の検出に失敗する場
合の応答でもある。
【0049】初期残余ジャムの場合、ディベロッパ入力
センサ34または前方センサ35が、パワー・オン後、
所望の時間に印刷媒体を検出または検知する。これは例
えば、センサが印刷経路内の1枚の印刷媒体によって遮
られることを表している。これに対する応答は、最初の
ピック操作前にプリンタを停止することである。
【0050】以上の情報は一般にシート媒体供給ホッパ
・センサ(不図示)及び印刷バッファ情報のような他の
センサからの検知情報と組み合わせられる。
【0051】センサ34、35からの情報の調整は、ス
イッチングによって実施される。このスイッチングは、
信号処理技術における熟練者には既知のいくつかある方
法のうち任意の方法によって実施することが可能であ
る。マイクロプロセッサ65は、プリンタ11の制御を
目的として設けられ、図示のように、エラー表示によっ
て得られる情報を制御する。マイクロプロセッサが示さ
れているが、センサ34、35からの信号に応答し、手
頃な任意のタイプのスイッチング機構を利用して信号を
出力することが可能である。スイッチングは機械的スイ
ッチングによって実施することも可能であり、最も基本
的な意味においては、スイッチングを手動で実施するこ
とが可能であるが、人間のオペレータの限界のため、及
び本発明の目的が人間の介入を付加することなくスイッ
チングの出力から情報及びプリンタの応答が得られるよ
うにすることにあるため、これは実用的ではないとみな
される。
【0052】図2は、異なる長さのシート媒体に対する
適応に必要な時間遅延を示すタイミング図である。上部
のラインのパルス61で示されたピックの開始信号によ
ってDローラ17によるピック操作が生じ、それにより
シート媒体の移動が始まる。第1の時間遅延t1は、ピ
ックの開始時と、ディベロッパ入力センサ34における
シート媒体(または他の印刷媒体)の前縁の検出時との
間の予測される遅延である。
【0053】第2の時間遅延tsetは、図2に示すt2
たはt3に対応する。tsetは、1枚目のシート媒体との
オーバラップまたは別様の支障を生じることなく後続の
シート媒体をピックできるようになる前に、1枚目のシ
ート媒体が通過するのにかかる予測時間である。この時
間は、ディベロッパ入力センサ34がシート媒体の後縁
で検知を停止するまでに要する時間である。図2に示す
ように、これは、ディベロッパ入力センサ34によるシ
ート媒体の前縁の検知で開始するのが望ましいが、パル
ス61のような別の時間基準から開始することも可能で
ある。シート媒体が8.5×11のレター・サイズのよ
うに標準的な短い長さのシート媒体であれば、tset
2となる。シート媒体が、8.5×14のリーガル・
サイズのように標準的な長い長さのシート媒体であれ
ば、tset=t3となる。従って、標準的な長い長さのシ
ート媒体に適応するには、引き続き行っていくピック動
作のサイクル時間tsetをt3−t2だけ延長する必要が
ある。これは、長さの長いシート媒体が実際に印刷され
ている場合にはもちろん許容可能であるが、印刷されて
いるシート媒体が、A−4または8.5×11のレター
・サイズのように標準的な短い長さの場合には、印刷サ
イクリングを不必要に遅くすることになる。対応するソ
フトウェア・コマンドなしで、プリンタに標準的な長い
長さのシート媒体が供給される可能性に適応するため、
一連の印刷されるシート媒体のうち2枚目のシート媒体
は、実際にはtset=t3だけ遅延させられる。
【0054】この移動において、ディベロッパ入力セン
サ34における1枚のシート媒体の前縁検知とフューザ
出力センサ35におけるそのシート媒体の前縁検知との
間の時間は、シート長に関係なく同じであることが望ま
しい。ディベロッパ入力センサ34における前縁検知と
フューザ出力センサ35における前縁検知との間の時間
遅延はt4である。望ましい実施例の場合、通常はt4
持続時間がtsetの変化に応じて変化することはない。
【0055】望ましい実施例の場合、プリンタ11は、
ピック後、そのシート媒体経路に沿って定速でシート媒
体を移動させるが、時間期間の解説は、定速移動に基づ
くものである。代替案として、シート媒体処理が、シー
ト媒体経路に沿って変動する速度で実施される場合、時
間遅延はそれに応じて調整される。
【0056】シート媒体がシート媒体経路に沿って適正
に移動しない場合、検知はそれに応じて実施される。図
3及び図4を参照すると、どの場合にもシート媒体ジャ
ムの宣言及び関連装置の停止ではなく、送りミス及びシ
ート媒体サイズ調整の論理によって異なる応答が生じる
ことになる。以下に図3及び図4における各ボックスの
内容を示す。 71:スタート(開始信号) 72:センサ34またはセンサ35が“オン”か 73:検知が開始後一回目か 74:排紙 75:レポート・エラー 78:プリント要求 80:紙のピック 81:時間遅延(t1) 83:センサ34が紙を検知している 85:センサ35が紙を検知している 88:排紙のためプリント・エンジン作動の続行 89:“ピック失敗による紙送り不良”をレポート 91:時間遅延(tset) 93:一回目のピックである 96:センサ34が紙を検知していない 98:時間遅延(t3−t2) 99:センサ34が紙を検知していない 100:後続のシートのためにt3をタイミングとして
使用 101:ピック・ステーショナリ・ジャムをレポート 103:センサ34が紙を検知していない 111:センサ35が紙を検知していない 112:デリバリ・ステーショナリ・ジャム(ラッピン
グ・ジャム) 113:時間遅延(tset) l15:センサ35が紙を検知していない 117:デリバリ・ディレイ・ジャム(アコーディオン
・ジャム)
【0057】図3に示すように、ブロック71で表した
開始信号によって、それぞれ、S34及びS35で表示のデ
ィベロッパ入力センサ34及びフューザ出力センサ35
による検知が開始される。ディベロッパ入力センサ34
またはフューザ出力センサ35が、ブロック72で表し
た検知状態を表示している場合、ブロック73で表すよ
うに検知状態が「開始」後初めて生じたものか否かにつ
いて判定を行う。検知状態が初めて生じたものであれ
ば、ブロック74で表すように、シート媒体の排出が試
みられ、これに続いてブロック71におけるプロセスが
再開される。検知状態にとどまる場合、ブロック75で
表すようにシート媒体経路エラーが報告される(「初期
残余」機能不良)。この判定が初めて実施されるが、こ
れはその論理テストの実施が初めてということであっ
て、最初の時間期間ということではない。
【0058】ディベロッパ入力センサ34及びフューザ
出力センサ35」が、両方とも、空のシート媒体経路を
検出すると、ブロック78で表す印刷要求によって、ブ
ロック80で表すシート媒体ピックから始まる後続の操
作が開始される。t1に対応する時間遅延の後(ブロッ
ク81)、ブロック83で表すように、ディベロッパ入
力センサ34の検知状況の判定が行われる。検知状況
(ブロック83)がシート媒体が存在するということで
あれば、ピックが首尾よくいったものとみなされ、操作
が続行される。検知状況が、シート媒体が存在しないと
いうことであれば、「ピック失敗」による機能不良が検
出される。
【0059】ブロック83において「ピック失敗」によ
る機能不良が検出されると、ブロック85で表すよう
に、フューザ出力センサ35においてシート媒体が検知
されるか否かの判定が行われる。その場書でシート媒体
が検知される場合、それは通常、「ピック失敗」による
機能不良の対象であるシート媒体に先行するシート媒体
がシート媒体経路内にあるためである。プリンタ11は
この時点で停止し、オペレータがそのシート媒体を除去
しなければならない。プリンタ11が停止してしまった
ので、フューザ出力センサ35におけるシート媒体は、
フューザ31を完全に通過しない結果として、台無しに
なるか、あるいは、ジャムを生じることになる可能性が
最も高い。ブロック85で表すように、フューザ出力セ
ンサ35においてシート媒体が検知された場合の応答
は、シート媒体の排出のために、十分な時間をとって引
き続きシート媒体を駆動させ、プリンタを通過させるこ
とである。これはブロック88で表されている。この結
果、シート媒体は首尾よく印刷され、台無しになり、未
融着トナーの付着したシート媒体をオペレータが取り除
く必要がなくなる。フューザ出力センサ35(ブロック
85)においてシート媒体が検知されるか否かはともか
くとして、ブロック89で表すように、「ピック失敗」
による機能不良が報告される。
【0060】ブロック91で表すように、ディベロッパ
入力センサ34によってピックが首尾よくいったことが
検出されると、ブロック83で表すように、ページ長を
予測した時間遅延tsetの待機が開始される。時間遅延
setは、当初t2である(tset=t2)。tsetの経過
後、ディベロッパ入力センサ34がオフになると、シー
ト媒体の後縁がセンサ34を通過してしまっており、値
(tset=t2)は正しいとみなされる。一方、ディベロ
ッパ入力センサ34がtsetの経過後もシート媒体を検
知している場合、値tset=t2は正しくないということ
になる。
【0061】対象となるサイクルが一連の印刷要求にお
ける1枚目のシート媒体(印刷コマンドまたは印刷ジョ
ブにおける最初のページ)に関するものであるか否かの
判定が行われる。この判定がブロック93で示されてい
る。サイクルが1枚目のシート媒体に関するものであれ
ば、ブロック96で示すように、そのシート媒体がディ
ベロッパ入力センサ34を通過したか否かの判定が行わ
れる。そのシート媒体がディベロッパ入力センサ34を
通過している場合、そのシート媒体についての値tset
=t2は正しいので、tsetの調整は行われず、一連の印
刷コマンドにおける後続の印刷要求が実施可能になる。
【0062】一方、ブロック96で表す判定によって、
シート媒体がディベロッパ入力センサ34を通過してい
ないということになると、ブロック98で表すように、
時間差t3−t2に等しい遅延が実施される。時間差t3
−t2に等しい遅延(ブロック98)の後、ディベロッ
パ入力センサ34がもう1度チェックされる(ブロック
99)。その時点で、センサがシート媒体がないと表示
すると、シート媒体は通過済みであるが、遅延t2より
長くかかったことになる。従って、tset=t2は正しく
ないとみなされて、tset=t3に変更され、後続の印刷
要求では、そのセッティングが用いられる。tsetのt2
からt3への調整はブロック100で表されている。
【0063】一方、その時点において、ディベロッパ入
力センサ34が引き続きシート媒体の存在を示している
場合、シート媒体は通過しておらず、ブロック101で
表すように、「ピック・ステーショナリ・ジャム」が報
告される。
【0064】ブロック93で表すように、対象となるサ
イクルが一連の印刷要求における最初のシート媒体では
ないと判定されると、そのシート媒体がディベロッパ入
力センサ34を通過したか否かの判定が行われる。これ
は、ブロック103で表されている。ブロック96で表
す場合のように、デベロッパ入力センサ34を通過した
シート媒体に対する応答は、一連の印刷コマンドにおけ
る後続の印刷要求を実施可能にすることである。ブロッ
ク103で表した判定によって、シート媒体がディベロ
ッパ入力センサ34を通過していないということになる
と、tsetをt2またはt3に調整する試みは実施されな
い。「ピック・ステーショナリ」機能不良が報告され
る。
【0065】望ましい実施例の場合、「ピック・ステー
ショナリ」における機能不良に対する応答は、シート媒
体供給機能不良を表示し、シート媒体供給機構を停止す
ることである。オペレータが機能不良を解消した後、プ
リンタ11は再起動される(ブロック71)。そのシー
ト媒体が最初にピックされたものであれば、ブロック9
3における判定により、次にピックするのも一連の印刷
要求における1枚目のシート媒体とみなされる。次に、
一連のシート長テスト及びtset調整(ブロック98、
99、及び、100)が実施されることになる。「ピッ
ク・ステーショナリ」機能不良の報告後は、任意のシー
ト媒体を1枚目のシート媒体として扱うことが可能であ
るが(ブロック93)、これが有利なのは、主として
「ピック・ステーショナリ」機能不良の原因がシート・
サイズの変更にあると予測される場合である。
【0066】代替案として、シート媒体の排出を試み、
これに続いてシート媒体がセンサ34、35を通過して
いなければ、シート媒体供給機構を停止させることも可
能である。一連のコマンドにおける最初の印刷要求にお
いて「ピック・ステーショナリ」ジャムが報告される
と、一連のコマンドの残りの部分については値tset
3が用いられることになる。
【0067】ブロック83で表すように、ディベロッパ
入力センサ34によってピックが首尾よくいったことが
検出されると、ブロック110で表すように時間遅延t
4の待機が開始する。時間遅延t4が経過すると、ブロッ
ク111で表すように、フューザ出力センサ35がシー
ト媒体を検知するか否かの判定が行われる。検知しなけ
れば、「送り出しステーショナリ・ジャム」が報告され
る(ブロック112)。フューザ出力センサ35がシー
ト媒体を検出すると、時間遅延tsetを利用し、tset
よって決まるシート長に基づいて、シート媒体がセンサ
35を通過するか否かの判定が行われる。これがブロッ
ク113で示されている。ブロック115で表すよう
に、シート媒体が通過すると、プリンタ11は続行が可
能になる。シート媒体が適正な時間(t4+tset)にフ
ューザ出力センサ35を通過しなかった場合には、「送
り出し遅延ジャム」が報告される(ブロック117)。
【0068】図3のフローチャートを読んで留意すべき
点は、センサ34、35によって、シート媒体の存在を
表すのに、検知論理レベルを「YES」で示していると
いうことである。センサが印刷媒体の不在の場合の論理
レベルをHighとして表示するように構成することも可能
である。その場合、論理の流れもそれに応じて修正され
る。もちろん、図3に示す特定の論理シーケンスとは大
幅に変化するが、同様の結果が得られる。
【0069】上述のさまざまな機能を実施するさまざま
な方法が存在する。本発明のセンサ・システムは、プリ
ンタ以外のシート媒体処理装置に利用することもできる
し、他の形態の媒体を受け入れるようにすることが可能
な装置に利用することも可能である。こうした構成の場
合、媒体の検知に対する適応が適切に実施される。複数
センサ、電力消費センサのようなセンサ、並びに、機械
的移動装置及びタイマのさまざまな組み合わせが得られ
るようにすることも可能である。適合する環境におい
て、2枚目のシート媒体を超えて、遅延(t3−t2)
を実施することも可能である。これは、ピック機構のさ
まざまな構成、並びに、1枚目のシート媒体と後続のシ
ート媒体のサイズが異なる可能性にも適応する。従って
本発明は、特許請求の範囲のみによって、その範囲を限
定すべきであると思われる。
【0070】〔実施態様〕なお、本発明の実施態様の例
を以下に示す。
【0071】〔実施態様1〕ピック機構17、19によ
ってシート媒体供給源13から取り出されたシート媒体
15の有無を判定するピック・センサ34を備え、シー
ト媒体の経路における機能不良を検知し、スイッチング
手段65の制御を受けるシート媒体送り機構17、2
5、31によって、少なくとも主たる一連のシート媒体
送り操作を通じて、シート媒体15がシート媒体供給源
13から送り出され、シート媒体の経路における機能不
良を検知することを特徴とする、シート媒体処理装置1
1の操作方法において、以下の(a)〜(d)のステッ
プを含むことを特徴とする操作方法: (a)ピック・センサ34が、ピック機構17、19に
よってシート媒体供給源13から取り出されたシート媒
体15の有無を判定するステップ; (b)前方位置センサ35を設けて、前記主たる一連の
シート媒体送り操作の終了時に、前記シート媒体15の
存在を検出し、前記主たる一連のシート媒体送り操作の
開始後、前記1枚のシート媒体を検出するように前記セ
ンサの位置決めを行うステップ; (c)ピック機構17、19によるシート媒体供給源1
3からの前記1枚のシート媒体の取り出しの開始に対応
する時間期間t1にわたって待機するステップ; (d)次に、ピック・センサ34が前記シート媒体15
を検知したか否かを判定するステップ。
【0072】〔実施態様2〕以下のステップ(e)をさ
らに含むことを特徴とする、実施態様1に記載の方法: (e)前方センサ35が前記シート媒体15を検知した
か否かを判定し、ピック・センサ34が前記シート媒体
15を検知できず、前方センサ35がシート媒体15を
検知できない場合には、ピック失敗によるシート媒体送
り不良に対する第1の所定の応答で応答し、ピック・セ
ンサ34が前記シート媒体15を検知できず、前方セン
サ35がシート媒体15を検知する場合には、ピック失
敗によるシート媒体送り不良に対する第2の所定の応答
で応答するステップ:前記第2の所定の応答に、前方セ
ンサ35によって検知されたシート媒体15の排出を試
みるステップを含む。
【0073】〔実施態様3〕シート媒体送り装置11の
シート媒体経路における第1のタイプの機能不良に第1
の方法で応答し、シート媒体経路における他のタイプの
機能不良に異なる方法で応答することによって、シート
媒体経路における機能不良の解消を試みるシート媒体送
りを可能にするステップと、前記前方センサ35に応答
し、シート媒体15が前方センサ35を通過するのに要
する予測時間に対応する時間期間tsetを超えて、前記
シート媒体15の検知を続けさせるステップとをさらに
含むことを特徴とする、実施態様1または実施態様2に
記載のシート媒体送り装置11の操作方法。
【0074】〔実施態様4〕ピック機構17、19が1
枚のシート媒体の取り出しを開始するステップ前に、ス
イッチング手段65によって、センサ位置におけるシー
ト媒体15の有無を判定するセンサに応答し、シート媒
体15が、ピック機構17、19の下流のシート媒体送
り装置に存在するか否かを判定するため、ピック機構1
7、19の出力及び前方位置センサ35の位置における
シート媒体15の有無を判定し、ピック機構17、19
の下流において前記シート媒体15を検出すると、これ
に応答するステップと、前記媒体15を排除する74試
みを含んだ、下流におけるシート媒体15の検出の少な
くとも1つの形態に対する前記応答をするステップとを
さらに含むことを特徴とする、実施態様1または実施態
様2に記載のシート媒体送り装置11の操作方法。
【0075】〔実施態様5〕以下の(ア)〜(ウ)のス
テップをさらに含むことを特徴とする、実施態様1また
は実施態様2に記載のシート媒体送り装置11の操作方
法: (ア)ピック機構17、19によるシート媒体供給源1
3からの前記1枚のシート媒体の前記取り出し開始後に
おける、前記ピック・センサ34による1枚のシート媒
体の検出に対応する時間期間t1にわたって待機するス
テップ; (イ)次に、ピック・センサ34が前記シート媒体15
を検知したか否かを判定するステップ; (ウ)前方センサ35が前記シート媒体15を検知した
か否かを判定し、ピック・センサ34が前記シート媒体
15を検知できず、前方センサ35がシート媒体15を
検知できない場合には、ピック失敗によるシート媒体送
り不良に対する第1の所定の応答で応答し、ピック・セ
ンサ34が前記シート媒体15を検知できず、前方セン
サ35がシート媒体15を検知する場合には、ピック失
敗によるシート媒体送り不良に対する第2の所定の応答
で応答するステップ:前記第2の所定の応答88は、前
方センサ35によって検知されたシート媒体15の排出
を試みるステップを含む。
【0076】〔実施態様6〕シート媒体経路の異なる位
置における機能不良の検出間における曖昧性が、前記セ
ンサ34、35による検出のタイミングによって解決さ
れることを特徴とする、実施態様1または実施態様2に
記載のシート媒体送り装置11の操作方法。
【0077】〔実施態様7〕少なくとも主たる一連のシ
ート媒体送り操作を通じて、シート媒体15をシート媒
体供給源13から移送し、シート媒体経路における機能
不良を検知するシート媒体送り装置11において、以下
の(A)〜(D)を含むことを特徴とする、シート媒体
送り装置11: (A)前記主たる一連のシート媒体送り操作を通じて、
シート媒体15をシート媒体供給源13ホッパから移送
するためのシート媒体送り機構17、25、31; (B)シート媒体供給源13から前記1枚のシート媒体
15を選択し、シート媒体供給源13から前記1枚のシ
ート媒体を取り出し、ピック機構17、19の出力から
送り出すためのピック機構17、19; (C)ピック機構17、19の出力におけるシート媒体
15の有無を判定するためのセンサ; (D)前記主たる一連のシート媒体送り操作の開始後に
おける前記1枚のシート媒体を検出するように配置され
ていて、前記主たる一連のシート媒体送り操作の後、前
記1枚のシート媒体15の有無を検出する前方位置セン
サ35。
【0078】〔実施態様8〕以下の(E)をさらに含む
ことを特徴とする、実施態様7に記載の装置: (E)センサ位置におけるシート媒体15の有無を判定
するためのセンサに応答し、ピック機構17、19の出
力及び前方位置センサ35の位置におけるシート媒体1
5の有無を判定し、シート媒体送り操作を制御するスイ
ッチング手段65:該スイッチング手段65は、第1の
方法でシート媒体送り装置11のシート媒体経路におけ
る第1のタイプの機能不良に応答し、異なる方法でシー
ト媒体経路における他のタイプの機能不良に応答するこ
とによって、シート媒体経路における機能不良の解消を
試みるシート媒体送りを可能にする。
【0079】〔実施態様9〕所定の一連のシート媒体送
り操作において、前記スイッチング手段65が、ピック
機構17、19を制御し、2枚目のシート媒体15が1
枚目のシート媒体15に重ならないように、所定のシー
ト媒体長の通過を可能するのに十分な第1の所定の時間
期間t3の経過後、2枚目のシート媒体15をピックす
ることと、前記スイッチング手段65が、ピック機構1
7、19を制御し、各先行シート媒体の後、第2の時間
期間t2が経過する毎に、所定の1枚のシート媒体に後
続するシート媒体を順次ピックすることと、第2の時間
期間が、最初は第1の時間期間t3よりも持続時間が短
くなるように選択されることと、前記スイッチング手段
65が、少なくとも1枚のシート媒体15の検出された
長さに応答して、後続の時間期間tsetを変更し、これ
によって、異なる長さのシート媒体に適応し、同時に、
前記所定の一連の複数の順次シート処理操作に要する処
理時間を短縮することを特徴とする、実施態様7または
実施態様8に記載のシート媒体送り装置11。
【0080】
【発明の効果】本発明によれば、検知されたシート媒体
経路の機能不良は、検知された機能不良の予測される性
質に基づいて、異なるやり方で処理される。これによっ
て、レーザ・プリンタまたは他の電子写真式プリンタの
ようなシート媒体処理機が、最小限のユーザ・サービス
またはより信頼できるやり方で動作を継続することが可
能になる。
【0081】ピック機構の出力において生じる機能不良
の検知には、プリンタがシート媒体経路内のシート媒体
の処理を試みて動作を続行できるようにすることによっ
て応答し、一方、プリンタのイメージャの下流位置にお
いて検知される機能不良には、シート媒体処理機構を停
止させることによって応答する。応答が動作を継続させ
ることである場合、機能不良を解消するのに十分な長さ
の時間期間にわたって、後続のピック中断させることが
可能である。
【0082】これは、シート媒体処理機構が所定の時間
期間にわたって動作を継続できるようにし、その後、機
能不良またはジャムの解消が検出されなければ、該機構
を停止することによって実施するのが望ましい。所定の
時間期間は、機能不良が複雑化しないように、機能不良
に関連したシートに先行するシート媒体がシート媒体経
路を通過できるようにするのに十分なものにする。
【0083】機能不良がピック機構の出力において検出
された後も、シート媒体処理装置が動作を継続できるよ
うにすることによって、プリンタは、オペレータが介入
しなくても、シート媒体ジャムを解消することが可能に
なるので、シート媒体経路における先行シートによって
プリンタが停止する結果としてそれ以上の機能不良が生
じるのを回避することが可能になる。
【0084】逆に、イメージャの下流に生じる機能不良
の検知に応答してシート媒体処理機構を停止するのも好
都合である。これによって、シート媒体経路機能不良を
抱えたプリンタの動作を続行させることによって生じ
る、該機能不良の複雑性が軽減される。
【0085】実施例にしめしたような論理によって、可
変シート・サイズの検出が可能である。さらに、プリン
タがより短いサイズのシート媒体の順次ピックをより迅
速に行うことが可能になる。同時に、報告される各種ジ
ャム及び機能不良は、単に操作を終了させるのではな
く、機能不良検知のタイミング及び場所に基づいて特定
のタイプのジャムに適合させられる。可変シート・サイ
ズの検出を利用することにより、より長いシートに関す
る認識プログラミング・コマンドがなくてもより長いシ
ートに適応することができるにもかかわらず、短いシー
トを含む出力ジャムに対する迅速な応答が可能になる。
これに、検知された機能不良のタイプに基づいて与えら
れる適切な応答を組み合わせると、オペレータの介入に
よって機能不良を解消する必要がさらに低下する。本発
明にはさらに、プリンタ11が影響のなかったシート媒
体に対する処理を続行できるようにすることによって、
機能不良の場合のシート媒体の浪費が減少するという利
点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子写真式印刷に用いられるシート媒体供給ス
テーションを含むシート媒体経路の断面図である。
【図2】異なる長さのシート媒体に適応するのに必要な
時間遅延を示すタイミング図である。
【図3】図1のセンサに用いられるサンプルとしての論
理流れパターンの概略の一部を示す図である。
【図4】図1のセンサに用いられるサンプルとしての論
理流れパターンの概略の一部を示す図である。
【符号の説明】
11:プリンタ 12:シート媒体供給ホッパ 15:シート媒体スタック 17:Dローラ 19:固定プレート 23:シート媒体経路 27:ディベロッパ・ステーション 31:フューザ・ステーション 33:排出トレイ 34:ディベロッパ入力センサ 35:前方印刷媒体センサ 65:マイクロプロセッサ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ピック機構によってシート媒体供給源から
    取り出されたシート媒体の有無を判定するピック・セン
    サを備え、シート媒体の経路における機能不良を検知
    し、スイッチング手段の制御を受けるシート媒体送り機
    構によって、少なくとも主たる一連のシート媒体送り操
    作を通じて、シート媒体がシート媒体供給源から送り出
    され、シート媒体の経路における機能不良を検知するこ
    とを特徴とする、シート媒体処理装置の操作方法におい
    て、以下の(a)〜(d)のステップを含むことを特徴
    とする方法: (a)ピック・センサが、ピック機構によってシート媒
    体供給源から取り出されたシート媒体の有無を判定する
    ステップ; (b)前方位置センサを設けて、前記主たる一連のシー
    ト媒体送り操作の終了時に、前記シート媒体の存在を検
    出し、前記主たる一連のシート媒体送り操作の開始後、
    前記1枚のシート媒体を検出するように前記センサの位
    置決めを行うステップ; (c)ピック機構によるシート媒体供給源からの前記1
    枚のシート媒体の取り出しの開始に対応する時間期間t
    1にわたって待機するステップ; (d)次に、ピック・センサが前記シート媒体を検知し
    たか否かを判定するステップ。
  2. 【請求項2】以下のステップ(e)をさらに含むことを
    特徴とする、請求項1に記載の方法: (e)前方センサが前記シート媒体を検知したか否かを
    判定し、 ピック・センサが前記シート媒体を検知できず、前方セ
    ンサがシート媒体を検知できない場合には、ピック失敗
    によるシート媒体送り不良に対する第1の所定の応答で
    応答し、 ピック・センサが前記シート媒体を検知できず、前方セ
    ンサがシート媒体を検知する場合には、ピック失敗によ
    るシート媒体送り不良に対する第2の所定の応答で応答
    するステップ:前記第2の所定の応答に、前方センサに
    よって検知されたシート媒体の排出を試みるステップを
    含む。
  3. 【請求項3】少なくとも主たる一連のシート媒体送り操
    作を通じて、シート媒体をシート媒体供給源から移送
    し、シート媒体経路における機能不良を検知するシート
    媒体送り装置において、以下の(A)〜(D)を含むこ
    とを特徴とする、シート媒体送り装置: (A)前記主たる一連のシート媒体送り操作を通じて、
    シート媒体をシート媒体供給源ホッパから移送するため
    のシート媒体送り機構; (B)シート媒体供給源から前記1枚のシート媒体を選
    択し、シート媒体供給源から前記1枚のシート媒体を取
    り出し、ピック機構の出力から送り出すためのピック機
    構; (C)ピック機構の出力におけるシート媒体の有無を判
    定するためのセンサ; (D)前記主たる一連のシート媒体送り操作の開始後に
    おける前記1枚のシート媒体を検出するように配置され
    ていて、前記主たる一連のシート媒体送り操作の後、前
    記1枚のシート媒体の有無を検出する前方位置センサ。
  4. 【請求項4】以下の(E)をさらに含むことを特徴とす
    る、請求項3に記載の装置: (E)センサ位置におけるシート媒体の有無を判定する
    ためのセンサに応答し、ピック機構の出力及び前方位置
    センサの位置におけるシート媒体の有無を判定し、シー
    ト媒体送り操作を制御するスイッチング手段:該スイッ
    チング手段は、第1の方法でシート媒体送り装置のシー
    ト媒体経路における第1のタイプの機能不良に応答し、
    異なる方法でシート媒体経路における他のタイプの機能
    不良に応答することによって、シート媒体経路における
    機能不良の解消を試みるシート媒体送りを可能にする。
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