JPH08278525A - カメラ - Google Patents
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- JPH08278525A JPH08278525A JP7082215A JP8221595A JPH08278525A JP H08278525 A JPH08278525 A JP H08278525A JP 7082215 A JP7082215 A JP 7082215A JP 8221595 A JP8221595 A JP 8221595A JP H08278525 A JPH08278525 A JP H08278525A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- display
- color
- color information
- camera
- photometric
- Prior art date
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- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
- Exposure Control For Cameras (AREA)
- Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 補正用フィルタを選択するために、カメラ以
外に測色計を携帯しなくても良いようにする。 【構成】 被写界から入射した光が、撮影レンズ1を介
して反射ミラー2によって反射され、フォーカシングス
クリーン3において結像される。この結像された光は、
ペンタプリズム4において反射され、接眼レンズ5にお
いて像を結ぶ。また、ペンタプリズム4からでた光は、
測光レンズ6を介して、測光素子7において色成分毎に
測光され、CPU8において、この測光値から色情報が
演算される。ファインダ20から見て、フォーカシング
スクリーン3の下部に配置されている色情報表示装置9
に、CPU8で演算された色情報が表示され、撮影者は
接眼レンズ5を介して、ファインダ内にその表示を見る
ことができる。
外に測色計を携帯しなくても良いようにする。 【構成】 被写界から入射した光が、撮影レンズ1を介
して反射ミラー2によって反射され、フォーカシングス
クリーン3において結像される。この結像された光は、
ペンタプリズム4において反射され、接眼レンズ5にお
いて像を結ぶ。また、ペンタプリズム4からでた光は、
測光レンズ6を介して、測光素子7において色成分毎に
測光され、CPU8において、この測光値から色情報が
演算される。ファインダ20から見て、フォーカシング
スクリーン3の下部に配置されている色情報表示装置9
に、CPU8で演算された色情報が表示され、撮影者は
接眼レンズ5を介して、ファインダ内にその表示を見る
ことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被写界を撮影するカメ
ラに関し、特に操作性を向上したカメラに関する。
ラに関し、特に操作性を向上したカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】被写界を適切なカラーバランスで撮影す
るために、補正用のカラーフィルタをカメラに装填する
場合がある。撮影者は、適正なカラーフィルタを選択す
るために、測色計を用いて、入射する光の色のバランス
を測光し、被写界の色温度、この被写界を適切なカラー
バランスで撮影するためのライトバランシングファクタ
及びカラーコンペンセイティングファクタ、さらにライ
トバランシングファクタ及びカラーコンペンセイティン
グファクタに対応するフィルタ名等の色情報を得、その
情報から所定のカラーフィルタを選択するようにしてい
た。
るために、補正用のカラーフィルタをカメラに装填する
場合がある。撮影者は、適正なカラーフィルタを選択す
るために、測色計を用いて、入射する光の色のバランス
を測光し、被写界の色温度、この被写界を適切なカラー
バランスで撮影するためのライトバランシングファクタ
及びカラーコンペンセイティングファクタ、さらにライ
トバランシングファクタ及びカラーコンペンセイティン
グファクタに対応するフィルタ名等の色情報を得、その
情報から所定のカラーフィルタを選択するようにしてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように、補正用のカラーフィルタを選択するために
は、カメラ以外に、上記測色計を携帯しなければなら
ず、煩わしさが生じるという課題があった。
たように、補正用のカラーフィルタを選択するために
は、カメラ以外に、上記測色計を携帯しなければなら
ず、煩わしさが生じるという課題があった。
【0004】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、カメラを操作することで補正用のカラーフ
ィルタを選択できるようにすることを目的とする。
ものであり、カメラを操作することで補正用のカラーフ
ィルタを選択できるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のカメラは、被写
界から入射する光を複数の色成分毎に分離して測光する
測光手段(例えば図1の測光素子7)と、測光手段によ
って測光された測光値を用いて、被写界を適切なカラー
バランスで撮影するための被写界の色情報(色温度、ラ
イトバランシングファクタ、カラーコンペンセイティン
グファクタ)を演算する演算手段(例えば図1のCPU
8、図4のステップS5)と、被写界の複数の色情報を
同時に表示する表示手段(例えば図1の色情報表示装置
9)とを備えることを特徴とする。
界から入射する光を複数の色成分毎に分離して測光する
測光手段(例えば図1の測光素子7)と、測光手段によ
って測光された測光値を用いて、被写界を適切なカラー
バランスで撮影するための被写界の色情報(色温度、ラ
イトバランシングファクタ、カラーコンペンセイティン
グファクタ)を演算する演算手段(例えば図1のCPU
8、図4のステップS5)と、被写界の複数の色情報を
同時に表示する表示手段(例えば図1の色情報表示装置
9)とを備えることを特徴とする。
【0006】このカメラには、表示手段が複数の色情報
を同時に表示する第1の表示モード(CM1)と、表示
手段が複数の色情報に対応する複数のフィルタ名を表示
する第2の表示モード(CM2)と、を選択する選択手
段(例えば図1の表示切換ダイヤル10)をさらに設け
るようにすることができる。
を同時に表示する第1の表示モード(CM1)と、表示
手段が複数の色情報に対応する複数のフィルタ名を表示
する第2の表示モード(CM2)と、を選択する選択手
段(例えば図1の表示切換ダイヤル10)をさらに設け
るようにすることができる。
【0007】このカメラには、被写界の光量を測定し、
測定結果から適正露出値を演算する露出演算手段(例え
ば図1のCPU8、図4のステップS3)をさらに設け
るようにすることができ、選択手段には、表示手段が露
出演算手段で演算された適正露出値であるシャッタ速度
及び絞り値を表示する第3の表示モード(EXP)をさ
らに選択させるようにすることができる。
測定結果から適正露出値を演算する露出演算手段(例え
ば図1のCPU8、図4のステップS3)をさらに設け
るようにすることができ、選択手段には、表示手段が露
出演算手段で演算された適正露出値であるシャッタ速度
及び絞り値を表示する第3の表示モード(EXP)をさ
らに選択させるようにすることができる。
【0008】表示手段には、ファインダ内において所定
の表示を行わせるようにすることができる。
の表示を行わせるようにすることができる。
【0009】表示手段には、カメラボディの外部におい
て所定の表示を行わせるようにすることができる。
て所定の表示を行わせるようにすることができる。
【0010】
【作用】上記構成のカメラにおいては、表示切換ダイヤ
ル10がCM1またはCM2に切り換えられている場
合、レリーズボタンを半押すことで測光素子7が被写界
から入射した光を色成分毎に測光し、測光された測光値
がCPU8に入力される。CPU8はこの測光値を用い
て、色情報を演算し、色情報表示装置9に演算した色情
報を同時に表示する。従って、測色計が不要となり、操
作性が向上する。
ル10がCM1またはCM2に切り換えられている場
合、レリーズボタンを半押すことで測光素子7が被写界
から入射した光を色成分毎に測光し、測光された測光値
がCPU8に入力される。CPU8はこの測光値を用い
て、色情報を演算し、色情報表示装置9に演算した色情
報を同時に表示する。従って、測色計が不要となり、操
作性が向上する。
【0011】
【実施例】以下、本発明のカメラの実施例を図面を参照
して説明する。
して説明する。
【0012】図1は、本発明のカメラの構成例を示す図
である。撮影レンズ1は、被写界の光を入射させ、反射
ミラー2は、この入射された光をフォーカシングスクリ
ーン3に反射させる。この反射された光は、フォーカシ
ングスクリーン3において、結像するようになされてい
る。また、ペンタプリズム4は、フォーカシングスクリ
ーン3において結像した光を反射し、接眼レンズ5にお
いて像を結ぶようになされ、撮影者は接眼レンズ5を観
察することによって、フォーカシングスクリーン3に結
像した被写界を確認することができる。
である。撮影レンズ1は、被写界の光を入射させ、反射
ミラー2は、この入射された光をフォーカシングスクリ
ーン3に反射させる。この反射された光は、フォーカシ
ングスクリーン3において、結像するようになされてい
る。また、ペンタプリズム4は、フォーカシングスクリ
ーン3において結像した光を反射し、接眼レンズ5にお
いて像を結ぶようになされ、撮影者は接眼レンズ5を観
察することによって、フォーカシングスクリーン3に結
像した被写界を確認することができる。
【0013】測光レンズ6は、ペンタプリズム4から出
てきた光を測光素子7に入射させる。測光素子7は、こ
の光を、赤(RED)、緑(GREEN)及び青(BL
UE)の各色成分毎に測光し、この色成分毎の測光値を
CPU8に出力するようになされている。CPU8は、
測光素子7から入力された測光値を用いて、被写界を適
切なカラーバランスで撮影するために用いられる色情報
としての色温度、ライトバランシングファクタ(以下、
LB値という)LB及びカラーコンペンセイティングフ
ァクタ(以下、CC値という)CCを演算する。
てきた光を測光素子7に入射させる。測光素子7は、こ
の光を、赤(RED)、緑(GREEN)及び青(BL
UE)の各色成分毎に測光し、この色成分毎の測光値を
CPU8に出力するようになされている。CPU8は、
測光素子7から入力された測光値を用いて、被写界を適
切なカラーバランスで撮影するために用いられる色情報
としての色温度、ライトバランシングファクタ(以下、
LB値という)LB及びカラーコンペンセイティングフ
ァクタ(以下、CC値という)CCを演算する。
【0014】また、CPU8は、測光素子7から入力さ
れた測光出力を用いて適正露出値としてのシャッタ速度
及び絞り値を演算する。
れた測光出力を用いて適正露出値としてのシャッタ速度
及び絞り値を演算する。
【0015】色情報表示装置9は、CPU8において演
算されたパラメータを表示するようになされており、フ
ァインダ20を構成する接眼レンズ5を介して観察した
とき、フォーカシングスクリーン3の像の下部に見える
位置に配置されている。つまり、撮影者は接眼レンズ5
(ファインダ20)を観察することで、被写界とともに
色情報表示装置9に表示されるパラメータを確認するこ
とができる。
算されたパラメータを表示するようになされており、フ
ァインダ20を構成する接眼レンズ5を介して観察した
とき、フォーカシングスクリーン3の像の下部に見える
位置に配置されている。つまり、撮影者は接眼レンズ5
(ファインダ20)を観察することで、被写界とともに
色情報表示装置9に表示されるパラメータを確認するこ
とができる。
【0016】表示切換ダイヤル10は、図にはカメラボ
ディ30の内部に示されているが、実際にはカメラボデ
ィ30外部に配置されている。表示切換ダイヤル10
は、色情報表示装置9に表示されるパラメータを、色温
度、LB値LB及びCC値CCを同時に表示する第1の
表示モード(CM1)、色温度、LB値LBに対応する
LBフィルタ名及びCC値CCに対応するCCフィルタ
名を同時に表示する第2の表示モード(CM2)、また
はシャッタ速度及び絞り値を同時に表示する第3の表示
モード(EXP)のいずれかに切り換えるとき操作され
るようになされている。CPU8は、表示切換ダイヤル
10が選択しているモードに対応する演算を行う。ま
た、フィルム11には、被写界が撮像される。
ディ30の内部に示されているが、実際にはカメラボデ
ィ30外部に配置されている。表示切換ダイヤル10
は、色情報表示装置9に表示されるパラメータを、色温
度、LB値LB及びCC値CCを同時に表示する第1の
表示モード(CM1)、色温度、LB値LBに対応する
LBフィルタ名及びCC値CCに対応するCCフィルタ
名を同時に表示する第2の表示モード(CM2)、また
はシャッタ速度及び絞り値を同時に表示する第3の表示
モード(EXP)のいずれかに切り換えるとき操作され
るようになされている。CPU8は、表示切換ダイヤル
10が選択しているモードに対応する演算を行う。ま
た、フィルム11には、被写界が撮像される。
【0017】図2は、フォーカシングスクリーン3の一
例を示す図である。図1の反射ミラー2によって反射さ
れた被写界の光が、図2に示すフォーカシングスクリー
ン3に結像する。図1の測光素子7において、測光され
る範囲は、本実施例の場合、フォーカシングスクリーン
3における中央の測光領域31の内部とされる。
例を示す図である。図1の反射ミラー2によって反射さ
れた被写界の光が、図2に示すフォーカシングスクリー
ン3に結像する。図1の測光素子7において、測光され
る範囲は、本実施例の場合、フォーカシングスクリーン
3における中央の測光領域31の内部とされる。
【0018】なお、測光処理において測光される範囲
は、図2に示す場合と異なる範囲とすることも可能であ
る。
は、図2に示す場合と異なる範囲とすることも可能であ
る。
【0019】図3は、図1の測光素子7の一構成例を示
す図である。この測光素子7は、ストライプフィルタを
用いたワンチップ型のカラーセンサで構成されており、
本実施例においては、9分割した短冊形の光センサの前
面に色フィルタを取り付けた構成とされている。つま
り、光センサ71R,72R,73Rには、R(赤)の
色フィルタを、光センサ71G,72G,73Gには、
G(緑)の色フィルタを、光センサ71B,72B,7
3Bには、B(青)の色フィルタをそれぞれ取り付けた
構成となっている。
す図である。この測光素子7は、ストライプフィルタを
用いたワンチップ型のカラーセンサで構成されており、
本実施例においては、9分割した短冊形の光センサの前
面に色フィルタを取り付けた構成とされている。つま
り、光センサ71R,72R,73Rには、R(赤)の
色フィルタを、光センサ71G,72G,73Gには、
G(緑)の色フィルタを、光センサ71B,72B,7
3Bには、B(青)の色フィルタをそれぞれ取り付けた
構成となっている。
【0020】このようにすることで、光センサ71R乃
至73RにおいてはR(赤)成分の測光値が、光センサ
71G乃至73GにおいてはG(緑)成分の測光値が、
また光センサ71B乃至73BにおいてはB(青)成分
の測光値が、それぞれ得られることになる。これらの各
色成分毎の測光値はそれぞれ加算され、R成分のセンサ
データDR、 G成分のセンサデータDG、 B成分のセン
サデータDB としてCPU8に送られる。
至73RにおいてはR(赤)成分の測光値が、光センサ
71G乃至73GにおいてはG(緑)成分の測光値が、
また光センサ71B乃至73BにおいてはB(青)成分
の測光値が、それぞれ得られることになる。これらの各
色成分毎の測光値はそれぞれ加算され、R成分のセンサ
データDR、 G成分のセンサデータDG、 B成分のセン
サデータDB としてCPU8に送られる。
【0021】なお、本実施例においては、簡単のため、
測光素子7が9分割された短冊形の光センサ71R乃至
73R、71G乃至73G及び71B乃至73Bによっ
て構成されているが、実際には、入射した光の各色成分
の情報を取り込むために、非常に多数に分割されてい
る。また、測光素子7は、ある程度ピントがぼける位置
に配置されており、均一な光が、短冊形の各光センサ7
1R乃至73R、71G乃至73G及び71B乃至73
Bに照射するようになされている。
測光素子7が9分割された短冊形の光センサ71R乃至
73R、71G乃至73G及び71B乃至73Bによっ
て構成されているが、実際には、入射した光の各色成分
の情報を取り込むために、非常に多数に分割されてい
る。また、測光素子7は、ある程度ピントがぼける位置
に配置されており、均一な光が、短冊形の各光センサ7
1R乃至73R、71G乃至73G及び71B乃至73
Bに照射するようになされている。
【0022】以下、図1乃至図3に示した実施例の動作
を図4乃至図6のフローチャートを参照して説明する。
を図4乃至図6のフローチャートを参照して説明する。
【0023】被写界の光は、撮影レンズ1を介して、カ
メラ内部に入射される。この入射された光は、反射ミラ
ー2によって反射され、フォーカシングスクリーン3に
おいて結像される。この結像された光は、さらにペンタ
プリズム4において2回反射され、接眼レンズ5で像を
結ぶ。撮影者は、この像を観察することで被写界を確認
する。
メラ内部に入射される。この入射された光は、反射ミラ
ー2によって反射され、フォーカシングスクリーン3に
おいて結像される。この結像された光は、さらにペンタ
プリズム4において2回反射され、接眼レンズ5で像を
結ぶ。撮影者は、この像を観察することで被写界を確認
する。
【0024】図4の処理は、カメラのメインスイッチ
(電源スイッチ)がオンされた後、図示せぬレリーズボ
タンが半押しされるか、またはレリーズボタンの半押し
によって起動される時限タイマが起動しているときに開
始される。
(電源スイッチ)がオンされた後、図示せぬレリーズボ
タンが半押しされるか、またはレリーズボタンの半押し
によって起動される時限タイマが起動しているときに開
始される。
【0025】まず、ステップS1において、測光素子7
は、測光レンズ6から入射された光を、赤(RED)、
緑(GREEN)、及び青(BLUE)の各色成分毎に
測光し、この各色成分毎の測光値を測光し、この各色成
分毎の測光値(センサデータ)をCPU8に出力し、ス
テップS2に進む。
は、測光レンズ6から入射された光を、赤(RED)、
緑(GREEN)、及び青(BLUE)の各色成分毎に
測光し、この各色成分毎の測光値を測光し、この各色成
分毎の測光値(センサデータ)をCPU8に出力し、ス
テップS2に進む。
【0026】ステップS2において、CPU8は、表示
切換ダイヤル10がシャッタ速度及び絞り値を表示する
第3のモード(EXP)に切り換えられている否かを判
定する。表示切換ダイヤル10が第3のモードに切り換
えられていると判定されると、ステップS3に進む。
切換ダイヤル10がシャッタ速度及び絞り値を表示する
第3のモード(EXP)に切り換えられている否かを判
定する。表示切換ダイヤル10が第3のモードに切り換
えられていると判定されると、ステップS3に進む。
【0027】ステップS3において、CPU8は、測光
素子7から入力された測光値を用いて、被写界の適正露
出値としてのシャッタ速度及び絞り値を演算し、ステッ
プS4に進む。
素子7から入力された測光値を用いて、被写界の適正露
出値としてのシャッタ速度及び絞り値を演算し、ステッ
プS4に進む。
【0028】ステップS4において、CPU8は、シャ
ッタ速度及び絞り値を色情報表示装置9の所定の位置
(後述する)に表示させ、動作が終了する。
ッタ速度及び絞り値を色情報表示装置9の所定の位置
(後述する)に表示させ、動作が終了する。
【0029】一方、ステップS2において、表示切換ダ
イヤル10が、第3のモードに切り換えられていない
(すなわち、第1または第2のモードに切り換えられて
いる)と判定されると、ステップS5に進み、CPU8
は、図5及び図6に示す測色演算を実行する。
イヤル10が、第3のモードに切り換えられていない
(すなわち、第1または第2のモードに切り換えられて
いる)と判定されると、ステップS5に進み、CPU8
は、図5及び図6に示す測色演算を実行する。
【0030】図5は、図4に示したステップS4の測色
演算のうち、CPU8が被写界の色情報のうちの色温度
及びLB値LBを演算する場合に行う動作を示すフロー
チャートである。ステップS11において、測光素子7
からのB成分のセンサデータDB 及びR成分のセンサデ
ータDR をCPU8が読み取り、ステップS12におい
て、DB とDR の比であるX1(=DB/DR)を算出す
る。
演算のうち、CPU8が被写界の色情報のうちの色温度
及びLB値LBを演算する場合に行う動作を示すフロー
チャートである。ステップS11において、測光素子7
からのB成分のセンサデータDB 及びR成分のセンサデ
ータDR をCPU8が読み取り、ステップS12におい
て、DB とDR の比であるX1(=DB/DR)を算出す
る。
【0031】次に、ステップS13において、CPU8
に予め用意されているテーブル(TABLE1)を用い
て、ステップS12において計算したX1から色温度T
[ケルビン]を求める。さらに、ステップS14におい
て、この色温度TからLB値LB[ミレッド]を次式に
従って演算する。 LB=2000・(T−5500)/(11×T)
に予め用意されているテーブル(TABLE1)を用い
て、ステップS12において計算したX1から色温度T
[ケルビン]を求める。さらに、ステップS14におい
て、この色温度TからLB値LB[ミレッド]を次式に
従って演算する。 LB=2000・(T−5500)/(11×T)
【0032】図6は、図4に示したステップS5の測色
演算のうち、CPU8が色情報のうちのCC値CCを演
算する場合に行う動作を示すフローチャートである。ス
テップS21において、測光素子7からのB成分のセン
サデータDB 、R成分のセンサデータDR 及びG成分の
センサデータDG をCPU8が読み取り、次に、ステッ
プS22において、次式からX2を算出する。 X2=DG/((DB+DR)/2)
演算のうち、CPU8が色情報のうちのCC値CCを演
算する場合に行う動作を示すフローチャートである。ス
テップS21において、測光素子7からのB成分のセン
サデータDB 、R成分のセンサデータDR 及びG成分の
センサデータDG をCPU8が読み取り、次に、ステッ
プS22において、次式からX2を算出する。 X2=DG/((DB+DR)/2)
【0033】次に、ステップS23において、CPU8
は、予め用意されているテーブル(TABLE2)を用
いて、ステップS22において算出したX2からCC値
CCを求める。
は、予め用意されているテーブル(TABLE2)を用
いて、ステップS22において算出したX2からCC値
CCを求める。
【0034】図5及び図6に示す、ステップS5の測色
演算が終了すると、ステップS6に進む。
演算が終了すると、ステップS6に進む。
【0035】ステップS6において、CPU8は、表示
切換ダイヤル10が第1のモード(CM1)に切り換え
られているか否かを判定する。表示切換ダイヤル10が
第1のモードに切り換えられていると判定されると、ス
テップS7に進み、CPU8は、色温度、LB値LB及
びCC値CCを、色情報表示装置9の所定の位置(後述
する)に、同時に表示させ、動作が終了する。
切換ダイヤル10が第1のモード(CM1)に切り換え
られているか否かを判定する。表示切換ダイヤル10が
第1のモードに切り換えられていると判定されると、ス
テップS7に進み、CPU8は、色温度、LB値LB及
びCC値CCを、色情報表示装置9の所定の位置(後述
する)に、同時に表示させ、動作が終了する。
【0036】一方、ステップS6において、表示切換ダ
イヤル10が第1のモード(CM1)に切り換えられて
いない(すなわち、第2のモード(CM2)に切り換え
られている)と判定されると、ステップS8に進む。
イヤル10が第1のモード(CM1)に切り換えられて
いない(すなわち、第2のモード(CM2)に切り換え
られている)と判定されると、ステップS8に進む。
【0037】ステップS8において、CPU8は、色温
度、演算したLB値LBに対応するLBフィルタ名及び
演算したCC値CCに対応するCCフィルタ名を、色情
報表示装置9の所定の位置(後述する)に、同時に表示
させ、動作が終了する。
度、演算したLB値LBに対応するLBフィルタ名及び
演算したCC値CCに対応するCCフィルタ名を、色情
報表示装置9の所定の位置(後述する)に、同時に表示
させ、動作が終了する。
【0038】なお、CPU8は、測光素子7から入力さ
れるセンサデータDR、DG、DB を、ステップS3にお
ける露出演算においては、適当な比率で測光に用い、ス
テップS5の測色演算(すなわち、表示切換ダイヤル1
0が第1または第2のモードになっているとき)におい
ては、上述したように色情報の演算に用いる。
れるセンサデータDR、DG、DB を、ステップS3にお
ける露出演算においては、適当な比率で測光に用い、ス
テップS5の測色演算(すなわち、表示切換ダイヤル1
0が第1または第2のモードになっているとき)におい
ては、上述したように色情報の演算に用いる。
【0039】図7は、図1の接眼レンズ5を介して、撮
影者がカメラの図示せぬファインダ20内において見る
ことができるフォーカシングスクリーン3及び色情報表
示装置9の表示例を示す図である。ファインダ20内に
おいて、色情報表示装置9は、フォーカシングスクリー
ン3の下部に配置されている。この実施例においては、
表示切換ダイヤル10が第1のモード(CM1)に切り
換えられており、色温度、LB値LB、CC値CCが、
それぞれ、色情報表示装置10の表示部9a,9b,9
cに、左から順に表示されている。
影者がカメラの図示せぬファインダ20内において見る
ことができるフォーカシングスクリーン3及び色情報表
示装置9の表示例を示す図である。ファインダ20内に
おいて、色情報表示装置9は、フォーカシングスクリー
ン3の下部に配置されている。この実施例においては、
表示切換ダイヤル10が第1のモード(CM1)に切り
換えられており、色温度、LB値LB、CC値CCが、
それぞれ、色情報表示装置10の表示部9a,9b,9
cに、左から順に表示されている。
【0040】なお、色情報表示装置9はファインダ20
内で観察できる位置ではなく、カメラボディ30外部に
配置することも可能である。
内で観察できる位置ではなく、カメラボディ30外部に
配置することも可能である。
【0041】図8は、表示切換ダイヤル10の各表示モ
ードにおける色情報表示装置9の表示例を示す図であ
る。表示切換ダイヤル10が第1の表示モード(CM
1)に切り換えられている場合、図8(a)に示すよう
に、色情報表示装置9はCPU8によって演算された色
温度T、LB値LB及びCC値CCを同時に表示する
(この表示状態は、図7に示した状態に対応する)。
ードにおける色情報表示装置9の表示例を示す図であ
る。表示切換ダイヤル10が第1の表示モード(CM
1)に切り換えられている場合、図8(a)に示すよう
に、色情報表示装置9はCPU8によって演算された色
温度T、LB値LB及びCC値CCを同時に表示する
(この表示状態は、図7に示した状態に対応する)。
【0042】表示切換ダイヤル10が第2の表示モード
(CM2)に切り換えられている場合、図8(b)に示
すように、色情報表示装置9は、色温度T、LB値LB
に対応するLBフィルタ名及びCC値CCに対応するC
Cフィルタ名を同時に表示する。
(CM2)に切り換えられている場合、図8(b)に示
すように、色情報表示装置9は、色温度T、LB値LB
に対応するLBフィルタ名及びCC値CCに対応するC
Cフィルタ名を同時に表示する。
【0043】表示切換ダイヤル10が第3の表示モード
(EXP)に切り換えられている場合、色情報表示装置
9は、図8(c)に示すように、シャッタ速度を表示部
9dに、絞り値を表示部9eに同時に表示する。
(EXP)に切り換えられている場合、色情報表示装置
9は、図8(c)に示すように、シャッタ速度を表示部
9dに、絞り値を表示部9eに同時に表示する。
【0044】従って、使用者は、表示切換ダイヤル10
を切り換えることによって、所望の色情報を得ることが
でき、LB値及びCC値を知りたい場合においても、測
色系を携帯、操作する必要がなくなる。
を切り換えることによって、所望の色情報を得ることが
でき、LB値及びCC値を知りたい場合においても、測
色系を携帯、操作する必要がなくなる。
【0045】
【発明の効果】以上のように、本発明のカメラによれ
ば、測光手段が入射する光の色のバランスを測光し、演
算手段が被写界の色情報を演算し、表示手段が色情報及
び色情報に対応するフィルタ名を表示するようにしたの
で、補正用のフィルタを選択する場合に、カメラ以外に
測色計を携帯する必要がなくなり、操作性が向上する。
ば、測光手段が入射する光の色のバランスを測光し、演
算手段が被写界の色情報を演算し、表示手段が色情報及
び色情報に対応するフィルタ名を表示するようにしたの
で、補正用のフィルタを選択する場合に、カメラ以外に
測色計を携帯する必要がなくなり、操作性が向上する。
【図1】本発明のカメラの一実施例の構成例を示す図で
ある。
ある。
【図2】図1のフォーカシングスクリーン3の一例を示
す図である。
す図である。
【図3】図1の測光素子7の構成例を示す図である。
【図4】図1の実施例の動作を説明するフローチャート
である。
である。
【図5】図4のステップS5の測色演算のうち、色温度
及びLB値を演算する動作を説明するフローチャートで
ある。
及びLB値を演算する動作を説明するフローチャートで
ある。
【図6】図4のステップS5の測色演算のうち、CC値
を演算する動作を説明するフローチャートである。
を演算する動作を説明するフローチャートである。
【図7】図1の接眼レンズ5を介して見られるフォーカ
シングスクリーン3及び色情報表示装置9の表示例を示
す図である。
シングスクリーン3及び色情報表示装置9の表示例を示
す図である。
【図8】図1の表示切換ダイヤル10の各表示モードに
おける色情報表示装置9の表示例を示す図である。
おける色情報表示装置9の表示例を示す図である。
1 撮影レンズ 2 反射ミラー 3 フォーカシングスクリーン 4 ペンタプリズム 5 接眼レンズ 6 測光レンズ 7 測光素子 8 CPU 9 色情報表示装置 10 表示切換ダイヤル 11 フィルム 20 ファインダ 30 カメラボディ 71R乃至73R,71G乃至73G,71B乃至73
B 光センサ
B 光センサ
Claims (6)
- 【請求項1】 被写界から入射する光を複数の色成分毎
に分離して測光する測光手段と、 前記測光手段によって測光された測光値を用いて、前記
被写界を適切なカラーバランスで撮影するための前記被
写界の複数の色情報を演算する演算手段と、 前記複数の色情報を同時に表示する表示手段とを備える
ことを特徴とするカメラ。 - 【請求項2】 前記表示手段が前記複数の色情報を表示
する第1の表示モードと、 前記表示手段が前記複数の色情報に対応する複数のフィ
ルタ名を表示する第2の表示モードとを選択する選択手
段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のカ
メラ。 - 【請求項3】 前記被写界の光量を測定し、測定結果か
ら適正露出値を演算する露出演算手段をさらに備え、 前記選択手段は、前記表示手段が前記露出演算手段で演
算された適正露出値であるシャッタ速度及び絞り値を表
示する第3の表示モードをさらに選択することを特徴と
する請求項2に記載のカメラ。 - 【請求項4】 前記表示手段は、前記カメラのファイン
ダ内において所定の表示を行うことを特徴とする請求項
1,2または3に記載のカメラ。 - 【請求項5】 前記表示手段は、カメラボディの外部に
おいて所定の表示を行うことを特徴とする請求項1乃至
4のいずれかに記載のカメラ。 - 【請求項6】 前記被写界の複数の色情報は、色温度
と、ライトバランシングファクタと、カラーコンペイセ
イティングファクタであることを特徴とする請求項1乃
至5のいずれかに記載のカメラ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7082215A JPH08278525A (ja) | 1995-04-07 | 1995-04-07 | カメラ |
US08/926,031 US6070018A (en) | 1995-04-07 | 1997-09-09 | Camera with color data display |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7082215A JPH08278525A (ja) | 1995-04-07 | 1995-04-07 | カメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08278525A true JPH08278525A (ja) | 1996-10-22 |
Family
ID=13768204
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7082215A Pending JPH08278525A (ja) | 1995-04-07 | 1995-04-07 | カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08278525A (ja) |
-
1995
- 1995-04-07 JP JP7082215A patent/JPH08278525A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040528 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040608 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040806 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040830 |