JPH0876187A - カメラの測光装置 - Google Patents

カメラの測光装置

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JPH0876187A
JPH0876187A JP6214037A JP21403794A JPH0876187A JP H0876187 A JPH0876187 A JP H0876187A JP 6214037 A JP6214037 A JP 6214037A JP 21403794 A JP21403794 A JP 21403794A JP H0876187 A JPH0876187 A JP H0876187A
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photometry
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Hidehiro Ogawa
英洋 小川
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Nikon Corp
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    • G03B7/09979Multi-zone light measuring

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、マルチパターン測光を行うカメラ
の測光装置に関し、マルチパターン測光による露出の変
更量を確認できるカメラの測光装置を提供することを目
的とする。 【構成】 撮影範囲内の複数箇所を測光する測光素子を
有する測光手段と、これらの各測光素子によって測光さ
れた各測光値に、与えられる測光モードに応じた重み付
け加算を行って実効測光値を算出する測光値算出手段
と、各測光素子によって測光された各測光値に、予め定
められる所定の重み付け加算を行い、基準測光値を算出
する基準値算出手段と測光値算出手段による実効測光値
と前記基準値算出手段による基準測光値とを取り込み、
取り込まれた値の対数値における偏差を演算する偏差演
算手段と、その偏差演算手段によって演算された偏差を
表示する表示手段とを備えて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マルチパターン測光を
行うカメラの測光装置に関し、特にマルチパターン測光
による露出の変更量を表示する機能を有する測光装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、カメラのAE撮影では、測光装
置によって被写体輝度が測光され、その測光値に応じて
露出の自動設定が行われる。このようなAE撮影では、
煩雑な露出計算の必要が無く、手軽に撮影を楽しむこと
ができる。
【0003】そして近年、より的確な露出を設定するた
めに、撮影範囲内の複数箇所を分割測光して重み付け加
算することにより、被写体の状況に応じた実効的な測光
値(以下、「実効測光値」という)を算出する測光装置
が開発されている。
【0004】このような測光装置では、マルチトパター
ン測光モードが選択されると、カメラに内蔵されたマイ
クロコンピュータなどにより、最適な露出が得られるよ
うに、分割された各測光素子の測光値の重み付けが行わ
れる。
【0005】一方、中央部重点測光モードが選択された
場合は、画面中央部の測光値に重点をおいた重み付けが
行われ、実効測光値が算出されるので、画面中央に位置
する主要な被写体の輝度を的確に求めることができる。
【0006】また、平均測光モードでは、複数箇所の測
光値に均一な重み付けを行って、実効測光値を算出する
ので、画面全体の平均的な輝度を求めることができる。
さらに、低輝度重点測光モードでは、複数の測光値のう
ち、最低輝度の測光値に重点をおいた重み付けを行っ
て、実効測光値を算出するので、逆光状態や物陰に入っ
た主要な被写体の輝度を的確に求めることができる。
【0007】また、高輝度重点測光モードでは、最高輝
度の測光値に重点をおいた重みづけを行って、実効測光
値を算出するので、被写体のハイライト部分の輝度を的
確に求めることができる。
【0008】このように算出された実効測光値は、カメ
ラに装填されたフィルムの感度に応じて、フィルムを適
正に露出するための露出値に換算され、この露出値を与
えるシャッター速度および絞りF値の組み合わせが設定
される。
【0009】このシャッター速度および絞りF値などの
露出情報は、図6に示すように、ファインダ内のシャッ
ター速度表示部4および絞りF値表示部5にそれぞれ表
示される。
【0010】なお、図6に示した露出偏差表示部6に
は、露出を手動で調整する手動露出モードにおいて、露
出の手動調整値と適正露出値との偏差が、バーグラフで
表示される。撮影者は、このバーグラフの表示を参照し
ながら、シャッター速度および絞りF値の設定を調節す
ることにより、適正な露出を手動設定することができる
(図6b)。一方、マルチパターン測光モードでは、露
出偏差表示部6にはバーグラフが表示されず、露出情報
としてシャッター速度および絞りF値が、表示される
(図6c)。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の測
光装置では、マルチパターン測光においては、シャッタ
ー速度および絞りF値の表示を確認することしかでき
ず、マルチパターン測光を行うことによって、中央部重
点測光などと比べ、露出がどの程度変更されたかを確認
することができなかった。
【0012】したがって、本発明は、マルチパターン測
光による露出の変更量を撮影者が容易に確認できるカメ
ラの測光装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明を、図1に示す実
施例に対応付けて説明する。請求項1に記載の発明は、
撮影範囲内の複数箇所を測光する測光素子を有する測光
手段(30)と、これらの各測光素子によって測光され
た各測光値に、与えられる測光モードに応じた重み付け
加算を行って実効測光値を算出する測光値算出手段(4
3)と、各測光素子によって測光された各測光値に、予
め定められる所定の重み付け加算を行い、基準測光値を
算出する基準値算出手段(44)と測光値算出手段(4
3)による実効測光値と前記基準値算出手段(44)に
よる基準測光値とを取り込み、取り込まれた値の対数値
における偏差を演算する偏差演算手段(45)と、その
偏差演算手段(45)によって演算された偏差を表示す
る表示手段(26)とを備えたことを特徴とする。
【0014】請求項2に記載の発明は、請求項1の測光
装置において、上記の基準値算出手段(44)による所
定の重み付けは、撮影範囲の中央部における測光値の重
み付けがその他の重み付けに比較して大きいことを特徴
とする。
【0015】請求項3に記載の発明は、請求項1の測光
装置において、上記の基準値算出手段(44)による所
定の重み付けは、測光素子の各測光値に対し、均一であ
ることを特徴とする。
【0016】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3
のいずれか1項記載の測光装置において、測光モードと
して基準測光値が選択されているときは、実効測光値と
基準測光値との偏差の表示を上記の表示手段(26)に
表示しないことを特徴とする。
【0017】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4
のいずれか1項記載の測光装置において、上記の表示手
段(26)が、手動露出における露出補正量の表示部を
兼用してなることを特徴とする。
【0018】請求項6に記載の発明は、請求項1乃至4
のいずれか1項記載の測光装置において、上記の表示手
段(26)が、フィルム駒数の表示部を兼用してなるこ
とを特徴とする。
【0019】
【作用】請求項1の測光装置では、測光値算出手段が、
外部から与えられる測光モードに従って、撮影範囲内の
複数箇所の測光値を重み付け加算し、実効測光値を算出
する。
【0020】一方、基準値算出手段は、撮影範囲内の複
数箇所の測光値に対し、予め基準として定められた重み
付け処理を行って加算し、基準とする測光値(基準測光
値)を算出する。
【0021】偏差演算手段は、このように算出された実
効測光値および基準測光値を取り込み、これらの値の対
数値における偏差を算出する。一般に、被写体の測光値
をB,フィルム感度をS,比例定数をKと示すと、適正
な露出値Evは、 Ev=log(B・S/K) ・・・(式1) と表される。
【0022】上式により、実効測光値B′による露出値
Ev′と、基準測光値B″による露出値Ev″との間の
偏差は、 Ev′─Ev″=log(B′)─log(B″) ・・・(式2) となり、実効測光値B′および基準測光値B″の対数値
における偏差に等しくなる。
【0023】したがって、偏差演算手段が、実効測光値
B′および基準測光値B″の対数値における偏差を演算
することにより、露出値Ev′,Ev″の偏差に相当す
る値が求められ、表示手段によって表示される。
【0024】撮影者は、このような露出値の偏差を参照
することによって、マルチパターン測光による露出の変
更量を知ることができる。請求項2の測光装置では、基
準値算出手段が、撮影範囲の中央部の測光値に重点的な
重み付けを行い、基準測光値を算出する。
【0025】この基準測光値は、画面中央に主要な被写
体を写す場合に多用される標準的な測光値なので、この
ような測光値を基準測光値として偏差を演算することに
より、露出の変更量を的確に求めることができる。
【0026】請求項3の測光装置では、基準値算出手段
が、撮影範囲内の測光値に均一な重み付けを行うことに
より、基準測光値を算出する。この基準測光値は、画面
全体に平均的に露出を合わせる場合に多用される標準的
な測光値なので、このような測光値を基準測光値として
偏差を演算することにより、露出の変更量を的確に求め
ることができる。
【0027】請求項4の測光装置では、実効測光値によ
り露出値を決定する測光モードが選択されている場合の
み、実効測光値と基準測光値との偏差を表示する。請求
項5の測光装置では、表示手段が、手動露出における露
出補正量の表示部を兼用する。
【0028】従来、手動露出時の露出補正量の表示部
は、マルチパターン測光によるAE撮影時には使用され
なかったので、この表示部を兼用して、マルチパターン
測光による露出の変更量を表示することができる。
【0029】また、これらの露出補正量と露出の変更量
とは、どちらも露出値の偏差を示す値ので、露出値の単
位を用いて、同一の尺度で表示することができる。請求
項6の測光装置では、表示手段が、フィルム駒数の表示
部を兼用する。
【0030】露出の変更量は、±2.0 程度の範囲の小数
点をもつ実数値であるが、これに対してフィルム駒数は
整数値なので、撮影者はこれらの値を容易に判別して、
露出の変更量を知ることができる。
【0031】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、請求項1乃至6に対応する実施例の機能
ブロックを示す図である。
【0032】図2は、請求項1乃至6に対応する実施例
を示す図である。図2において、カメラ本体21には撮
影レンズ22が取りつけられ、撮影レンズ22の光軸上
には、絞り23およびミラー24が配置される。撮影レ
ンズ22の光軸をミラー24で幾何学的に正反射した方
向には、焦点板25およびペンタプリズム27が配置さ
れ、焦点板25には、表示部材26が並設される。
【0033】このペンタプリズム27の内部で反射され
た光軸上には接眼レンズ28が配置され、ペンタプリズ
ム27に近接した位置には、集光レンズ29を介して測
光部材30が配置される。
【0034】また、カメラ本体21には、測光モードを
選択するスイッチ31が配置され、ミラー24の後方に
はシャッター32およびフィルム33が配置される。一
方、絞り23,表示部材26およびシャッター32には
マイクロコンピュータ34の制御出力が個別に与えら
れ、また、マイクロコンピュータ34には測光部材30
およびスイッチ31の出力が個別に与えられる。
【0035】図1に本実施例の機能ブロックを示す。図
において、マイクロコンピュータ34は、測光値算出手
段43,基準値算出手段44および偏差演算手段45に
対応する機能を有する。
【0036】測光部材30の出力は、マイクロコンピュ
ータ34に取り込まれ、測光値算出手段43および基準
値算出手段44に個別に与えられる。測光値算出手段4
3および基準値算出手段44の各出力は、偏差演算手段
45に与えられ、この偏差演算手段45の出力は表示部
材26に与えられる。
【0037】図3は、本実施例の動作を示す流れ図であ
る。以下、本実施例の動作を説明する。撮影レンズ22
を透過した入射光は、ミラー24に反射されて焦点板2
5に被写体像を結像する。焦点板25を透過して散乱さ
れた光は、表示部材26の放射光と共に、ペンタプリズ
ム27の内部で反射され、接眼レンズ28を介して、撮
影者に観察される。
【0038】また、焦点板25で散乱された光の一部
は、ペンタプリズム27および集光レンズ29を介して
測光部材30に受光される。この測光部材30の受光面
は、図4に示すように8つの測光パターンに区切られ、
測光パターン毎に測光素子30a〜hが配置される。
【0039】この状態で、図示しないレリーズ釦が半押
しになると、マイクロコンピュータ34は、測光素子3
0a〜hによる各測光値を取り込み(ステップS1)、
内部のメモリに記憶する(ステップS2)。
【0040】スイッチ31によってマルチパターン測光
モードが選択された状態において(ステップS3)、マ
イクロコンピュータ34は、各測光値の最大値と最小値
との差により撮影画面のコントラスト比を判断し、ま
た、各測光値の最大値により屋外,室内などを判断す
る。これらの判断に基づいて、予め設定された重み付け
の1つが選択される(ステップS4)。
【0041】このように選択された重み付けにより、各
測光値が重み付け加算され、実効測光値が算出されるこ
とにより(ステップS5)、測光値算出手段43が実現
される。
【0042】この実効測光値,およびフィルム感度など
により、適正なシャッタ速度および絞りF値の組合せが
選択され(ステップS6)、その値が表示部材26に表
示される(ステップS7)。
【0043】ここで、初期設定として測光値の偏差表示
が設定されていると(ステップS8)、マイクロコンピ
ュータ34は、画面中央の測光値に重点的な重み付け加
算を行い、中央重点測光値を求め、基準測光値とする
(ステップS9)。このようにして基準値算出手段44
が実現される。
【0044】このような実効測光値および基準測光値に
ついて、これらの対数値における偏差を演算することに
より、上述した(式2)に示したように露出値の偏差に
相当する値が算出される。これにより偏差演算手段45
が実現される。
【0045】この偏差が、図5bに示すように、表示部
材26の露出偏差表示部56に表示される(ステップS
10)。なお、図5bでは、露出偏差表示部56にバー
グラフ表示のための1/3段毎の目盛りが設けられ、マ
ルチパターン測光による露出の変更量が、─0.7 段であ
ることを示している。
【0046】一方、マルチパターン測光を行わない場合
は(ステップS3)、画面中央の測光値に重点的な重み
付けを施して加算し、中央重点測光値を求める(ステッ
プS11)。
【0047】この中央重点測光値およびフィルム感度な
どに基づいて、シャッター速度および絞りF値の組み合
わせが選択され(ステップS12)、その値が表示部材
26に表示される(ステップS13)。
【0048】以上のように、本実施例では、実効測光値
および基準測光値の対数値における偏差を算出すること
により、マルチパターン測光による露出の変更量を表示
することができる。
【0049】また、このような表示を行うことにより、
撮影者は、マルチパターン測光による露出が適正である
か否かを容易に確認することができる。さらに、本実施
例では、標準的な中央重点測光値を基準測光値として、
その偏差を表示するので、撮影者は、露出の判断を的確
にかつ容易に行うことができる。
【0050】また、露出偏差表示部56を兼用して表示
を行うことにより、別に表示部を設ける必要がなく、か
つ、表示部が増えないので、見やすい表示部を実現する
ことができる。
【0051】なお、本実施例では、中央重点測光値を基
準測光値としているが、それに限定されるものではな
く、例えば、画面全体の測光値を平均した測光値(平均
測光値)を基準測光値としても良い。このような平均測
光値は、撮影範囲の明るさを示す標準的な値なので、こ
の平均測光値を基準測光値とすることにより、露出の判
断を的確かつ容易に行うことができる。
【0052】また、本実施例では、露出偏差表示部56
を兼用しているが、それに限定されるものではなく、例
えば、図5cに示すように、駒数表示部57に撮影駒数
を通常表示し、レリーズ釦が半押しになると、駒数表示
部57に露出の変更量を数値で表示しても良い。このよ
うに、駒数表示部57を兼用することにより、別に表示
部を設ける必要がなく、かつ、表示部が増えないので、
見やすい表示部を実現することができる。
【0053】さらに、露出の変更量を駒数表示部57に
表示する場合に、図5cに示すように、露出偏差表示部
56に「測光偏差表示」を明示する記号を表示しても良
い。このような記号を表示することにより、駒数と露出
の変更量とを容易に判別することができる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の測光装
置では、実効測光値および基準測光値の対数値における
偏差を算出することにより、マルチパターン測光による
露出の変更量を求めることができる。
【0055】また、この偏差を表示することにより、撮
影者は、マルチパターン測光による露出が適正であるか
否かを容易に確認することができる。請求項2の測光装
置では、画面中央に重点をおいた標準的な測光値(中央
重点測光値)を基準測光値とするので、マルチパターン
測光による露出の変更量を的確に求めることができる。
【0056】したがって、撮影者は、マルチパターン測
光による露出が適正であるか否かを的確に確認すること
ができる。請求項3の測光装置では、画面全体の測光値
を平均した標準的な測光値(平均測光値)を基準測光値
とするので、マルチパターン測光による露出の変更量を
的確に求めることができる。
【0057】したがって、撮影者は、マルチパターン測
光による露出が適正であるか否かを的確に確認すること
ができる。請求項4の測光装置では、測光モードとして
マルチパターン測光が選択されている場合のみ偏差を表
示するので、その他の測光モードにおいて撮影者に不要
な情報を与えず、見易い表示部を実現することができ
る。
【0058】請求項5の測光装置では、表示手段が、手
動露出による露出補正量の表示部を兼用することによ
り、表示部の仕様を変更せずに、マルチパターン測光に
よる露出の変更量を表示することができる。
【0059】また、表示部が増えないので、表示される
情報が煩雑にならず、見やすい表示部を実現することが
できる。さらに、手動露出による露出補正量と、マルチ
パターン測光による露出変更量とは、どちらも露出値
(Ev)を単位とすることにより、同一の尺度で表示す
ることができる。
【0060】請求項6の測光装置では、表示手段が、フ
ィルム駒数の表示部を兼用することにより、表示部の仕
様を変更せずに、マルチパターン測光による露出の変更
量を表示することができる。
【0061】また、表示部が増えないので、表示される
情報が煩雑にならず、見やすい表示部を実現することが
できる。以上のように、本発明の測光装置を適用したカ
メラでは、撮影者が、撮影意図に応じて、マルチパター
ン測光による露出が適正か否かを容易に確認できるの
で、露出ミスを確実に減少させ、撮影者の意図を反映し
た撮影を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1乃至6に対応する実施例の機能ブロッ
ク図である。
【図2】請求項1乃至6に対応する実施例を示す図であ
る。
【図3】本実施例の動作を示す流れ図である。
【図4】分割測光パターンの一例を示す図である。
【図5】本実施例の表示部を示す図である。
【図6】従来のファインダ内表示部を示す図である。
【符号の説明】
21 カメラ本体 22 撮影レンズ 23 絞り 24 ミラー 25 焦点板 26 表示部材 27 ペンタプリズム 28 接眼レンズ 29 集光レンズ 30 測光部材 30a〜h 測光素子 31 マルチパターン測光モードの選択スイッチ 32 シャッター 33 フィルム 34 マイクロコンピュータ 43 測光値算出手段 44 基準値算出手段 45 偏差演算手段 56 露出偏差表示部 57 駒数表示部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影範囲内の複数箇所を測光する測光素
    子を有する測光手段と、 前記各測光素子によって測光された各測光値に、与えら
    れた測光モードに応じて重み付け加算を行い、実効測光
    値を算出する測光値算出手段と、 前記各測光素子によって測光された各測光値に、予め定
    められる所定の重み付け加算を行い、基準測光値を算出
    する基準値算出手段と、 前記測光値算出手段による実効測光値と前記基準値算出
    手段による基準測光値とを取り込み、取り込まれた値の
    対数値における偏差を演算する偏差演算手段と、 前記偏差演算手段によって演算された偏差を表示する表
    示手段と、 を備えたことを特徴とするカメラの測光装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の測光装置において、 前記基準値算出手段における所定の重み付けは、撮影範
    囲の中央部を測光する測光素子の測光値に対する重み付
    けが、その他の測光素子の測光値に対する重み付けより
    大きいことを特徴とするカメラの測光装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の測光装置において、 前記基準値算出手段における所定の重み付けは、各測光
    素子の測光値に対して均一であることを特徴とするカメ
    ラの測光装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項記載の測
    光装置において、 カメラの測光モードとして実効測光値を用いるモードが
    選択されているときに実効測光値と基準測光値との偏差
    の表示を行い、測光モードとして基準測光値を用いるモ
    ードが選択されているときは実効測光値と基準測光値と
    の偏差の表示を行わない手段を有することを特徴とする
    カメラの測光装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1項記載の測
    光装置において、 前記表示手段は、手動露出における露出補正量の表示部
    を兼用してなることを特徴とするカメラの測光装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至4のいずれか1項記載の測
    光装置において、 前記表示手段は、フィルム駒数の表示部を兼用してなる
    ことを特徴とするカメラの測光装置。
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