JPH08276225A - プレス機械のしわ押え方法およびしわ押え装置 - Google Patents

プレス機械のしわ押え方法およびしわ押え装置

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JPH08276225A
JPH08276225A JP7076998A JP7699895A JPH08276225A JP H08276225 A JPH08276225 A JP H08276225A JP 7076998 A JP7076998 A JP 7076998A JP 7699895 A JP7699895 A JP 7699895A JP H08276225 A JPH08276225 A JP H08276225A
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die
ring
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pressing
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Kazunari Kirii
一成 桐井
Norihisa Hirao
典久 平尾
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クッションピンから加えられるしわ押え荷重
とワーク挟圧位置との位置ずれに起因してしわ押えが損
なわれることを防止する。 【構成】 しわ押えリング30のうち、クッションピン
24の配設位置がビード46の形成部位(ワーク挟圧位
置)よりも外周側に設定されている部分では、そのクッ
ションピン24による支持位置よりも外周側部分56の
上面にディスタンスブロック58を取り付け、ディスタ
ンスブロック58の上端がダイス型18に当接させられ
ることにより、しわ押えリング30の外周側部分56と
ダイス型18とが所定量以上接近することを阻止し、し
わ押えリング30の局部的な姿勢変化を防止した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプレス機械のしわ押え方
法およびしわ押え装置に係り、特に、しわ押えの際にし
わ押えリングにモーメントが生じてしわ押えが損なわれ
ることを防止する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
(a)しわ押え荷重付与手段によりしわ押え荷重が作用
させられるクッションパッドと、(b)そのクッション
パッドとしわ押えリングとの間に並列に介在させられて
それぞれ前記しわ押え荷重を伝達する複数のクッション
ピンとを備え、そのしわ押えリングとダイス型との間で
ワークの周縁部を挟圧してしわ押えするとともに、その
状態でそのしわ押えリングおよびダイス型がポンチ型に
対してプレス方向へ相対移動させられることにより、そ
のポンチ型の成形面に沿って前記ワークを絞り加工する
プレス機械、所謂シングルアクション型のプレス機械が
広く知られている。特開平5−285557号公報に記
載されているプレス機械はその一例で、略水平なクッシ
ョンパッド上に複数のクッションピンが載置されるとと
もに、そのクッションピン上にしわ押えリングが載置さ
れ、上方から下降させられるダイス型との間でしわ押え
を行うとともに、しわ押えリングの内側に位置固定に配
設されたポンチ型の成形面に沿って絞り加工を行うよう
になっている。
【0003】上記公報に記載のプレス機械はまた、
(c)前記複数のクッションピンの伝達荷重を略等しく
する均圧化装置を備え、しわ押えリングとダイス型との
間でワークをしわ押えする際に、クッションピンの長さ
寸法のばらつきやクッションパッドの傾きなどに拘ら
ず、クッションピンの配設位置に対応して所望するしわ
押え分布が得られるようになっている。均圧化装置は、
例えば前記複数のクッションピンに対応して配設される
とともに油圧室が互いに連通させられた複数の油圧シリ
ンダを有して構成され、前記しわ押え荷重によってその
油圧シリンダのピストンがそれぞれ追い込まれて中立状
態とされることにより、複数のクッションピンの伝達荷
重が略等しくなる。油圧シリンダはクッションパッドに
配設することが望ましいが、クッションピンなどに設け
ることも可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のプレス機械においても、クッションピンから
加えられるしわ押え荷重に基づいてしわ押えリングにモ
ーメントが生じると、しわ押えリングの姿勢変化に起因
してしわ押えが損なわれ、所望するプレス品質が得られ
なくなることがあった。しわ押えリングにモーメントが
生じる原因は、例えば絞り加工時におけるワークの流入
方向においてクッションピンのしわ押えリングに対する
当接位置としわ押えの際のワーク挟圧位置との位置ずれ
で、ワーク流入方向と略直角で且つプレス方向と略直角
な中心線まわりのモーメントが局部的に生じ、しわ押え
リングの撓み変形でワークを十分に挟圧できなくなった
りワークに片当たりして割れを生じさせたりすることが
ある。また、しわ押えリングにしわ押え荷重を伝達する
複数のクッションピンの配設位置が偏っていると、しわ
押えの際にしわ押えリングに加えられるしわ押え荷重が
全体として偏荷重となってモーメントが生じ、しわ押え
リングの傾斜や撓み変形によってしわ押えが損なわれる
ことがある。
【0005】一方、クッションピンからしわ押えリング
に伝達されたしわ押え荷重は、その荷重印加点(当接位
置)から放射状に分散しながらしわ押えリング内を伝播
してしわ押え面に到達するが、しわ押えリングの周方向
に連続する複数のクッションピンの配設位置が上記しわ
押え荷重の分散以上に離れすぎていると、局部的に十分
なしわ押えが得られなくなって面圧分布が不均一にな
り、プレス品質が損なわれることがある。
【0006】本発明は以上の事情を背景として為された
もので、その目的とするところは、クッションピンから
加えられるしわ押え荷重に基づいてしわ押えリングに局
部的または全体的に生じるモーメントに起因してしわ押
えが損なわれることを防止することにある。また、しわ
押えリングの周方向において略均一な面圧分布が得られ
るようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための第1の手段】第1発明は、
(a)しわ押え荷重付与手段によりしわ押え荷重が作用
させられるクッションパッドと、(b)そのクッション
パッドとしわ押えリングとの間に並列に介在させられて
それぞれ前記しわ押え荷重を伝達する複数のクッション
ピンとを備え、そのしわ押えリングとダイス型との間で
ワークの周縁部を挟圧してしわ押えするとともに、その
状態でそのしわ押えリングおよびダイス型がポンチ型に
対してプレス方向へ相対移動させられることにより、そ
のポンチ型の成形面に沿って前記ワークを絞り加工する
プレス機械のしわ押え方法において、(c)前記しわ押
えの際に前記クッションピンから加えられるしわ押え荷
重に基づいて前記しわ押えリングにモーメントが生じる
場合に、そのモーメントに起因してそのしわ押えリング
が姿勢変化しないように、少なくとも前記しわ押えの際
のワーク挟圧位置よりも外周側においてそのしわ押えリ
ングと前記ダイス型との所定量以上の接近を妨げるよう
にしたことを特徴とする。
【0008】
【作用および第1発明の効果】すなわち、しわ押え荷重
に基づいてしわ押えリングにモーメントが生じても、そ
のモーメントに起因してしわ押えリングが姿勢変化しな
いように、ワーク挟圧位置よりも外周側においてしわ押
えリングとダイス型との所定量以上の接近を妨げるよう
にしたのであり、このようにすればしわ押えリングの姿
勢変化に起因するしわ押え不良が防止され、常に良好な
しわ押えが行われるようになって所望するプレス品質が
安定して得られるようになる。
【0009】以上が第1発明特有の作用効果であるが、
この第1発明の好適な実施態様(X)は、前記クッショ
ンピンの前記しわ押えリングに対する当接位置が前記し
わ押えの際のワーク挟圧位置よりも外周側である場合
に、その位置ずれに基づいて生じるモーメントに起因し
てそのしわ押えリングが姿勢変化しないように、前記当
接位置よりも外周側においてそのしわ押えリングと前記
ダイス型との所定量以上の接近を妨げるように構成され
る。すなわち、上記当接位置ではクッションピンからダ
イス型に接近する方向のしわ押え荷重が加えられる一
方、その当接位置よりも内周側のワーク挟圧位置ではダ
イス型からワークを介して逆方向の荷重(しわ押え面圧
やビード成形力)が作用させられ、当接位置を支点とし
て内周側はダイス型から離間し外周側はダイス型に接近
する方向のモーメントがしわ押えリングに生じる場合
に、当接位置の外周側ではダイス型に対してしわ押えリ
ングが所定量以上接近することを妨げるようにしたので
あり、これにより、上記モーメントに起因するしわ押え
リングの姿勢変化(撓み変形)が防止され、その姿勢変
化に起因してワーク挟圧位置におけるしわ押え面圧が低
下したりダイス型に対して傾斜することによりワークに
片当たりして割れを生じさせたりすることが回避され
る。クッションパッドが略水平でその上にクッションピ
ンを介してしわ押えリングが載置される場合、ダイス型
に接近する方向は上向きで、ダイス型から離間する方向
は下向きである。
【0010】また、別の好適な実施態様(Y)は、前記
しわ押えリングにしわ押え荷重を伝達する複数のクッシ
ョンピンの配設位置が偏っている場合に、その偏りに基
づいて生じるモーメントに起因してそのしわ押えリング
が姿勢変化しないように、そのクッションピンの偏り側
においてそのしわ押えリングと前記ダイス型との所定量
以上の接近を妨げるように構成される。この場合には、
クッションピンの偏りに起因してその偏り側がダイス型
に接近する方向のモーメントが生じるが、その偏り側で
はダイス型に対して所定量以上接近することが妨げられ
るため、そのモーメントによりしわ押えリングが姿勢変
化(傾斜や撓み変形)してしわ押えが損なわれることが
回避される。
【0011】
【課題を解決するための第2の手段】第2発明は、
(a)しわ押え荷重付与手段によりしわ押え荷重が作用
させられるクッションパッドと、(b)そのクッション
パッドとしわ押えリングとの間に並列に介在させられて
それぞれ前記しわ押え荷重を伝達する複数のクッション
ピンとを備え、そのしわ押えリングとダイス型との間で
ワークの周縁部を挟圧してしわ押えするとともに、その
状態でそのしわ押えリングおよびダイス型がポンチ型に
対してプレス方向へ相対移動させられることにより、そ
のポンチ型の成形面に沿って前記ワークを絞り加工する
プレス機械のしわ押え装置において、(c)前記しわ押
えの際に前記クッションピンから加えられるしわ押え荷
重に基づいて前記しわ押えリングにモーメントが生じる
場合に、そのモーメントに起因してそのしわ押えリング
が姿勢変化しないように、少なくとも前記しわ押えの際
のワーク挟圧位置よりも外周側においてそのしわ押えリ
ングと前記ダイス型との間に両者の所定量以上の接近を
妨げるディスタンス手段を設けたことを特徴とする。
【0012】
【作用および第2発明の効果】この第2発明は、第1発
明のしわ押え方法を好適に実施できるしわ押え装置に関
するもので、少なくともしわ押えの際のワーク挟圧位置
よりも外周側においてそのしわ押えリングとダイス型と
の間に両者の所定量以上の接近を妨げるディスタンス手
段を設けたのであり、しわ押え荷重に基づいてしわ押え
リングにモーメントが生じても、そのモーメントに起因
してしわ押えリングが姿勢変化しないように、ディスタ
ンス手段によってしわ押えリングとダイス型との所定量
以上の接近が妨げられることにより、しわ押えリングの
姿勢変化に起因するしわ押え不良が防止され、常に良好
なしわ押えが行われるようになって所望するプレス品質
が安定して得られるようになる。
【0013】以上が第2発明特有の作用効果であるが、
この第2発明の好適な実施態様(X)は、前記クッショ
ンピンの前記しわ押えリングに対する当接位置が前記し
わ押えの際のワーク挟圧位置よりも外周側である場合
に、その位置ずれに基づいて生じるモーメントに起因し
てそのしわ押えリングが姿勢変化しないように、前記当
接位置よりも外周側においてそのしわ押えリングと前記
ダイス型との間に両者の所定量以上の接近を妨げるディ
スタンス手段が設けられる場合で、第1発明の好適な実
施態様(X)と同様の作用効果がえれらる。別の好適な
実施態様(Y)は、前記しわ押えリングにしわ押え荷重
を伝達する複数のクッションピンの配設位置が偏ってい
る場合に、その偏りに基づいて生じるモーメントに起因
してそのしわ押えリングが姿勢変化しないように、その
クッションピンの偏り側においてそのしわ押えリングと
前記ダイス型との間に両者の所定量以上の接近を妨げる
ディスタンス手段が設けられる場合で、第1発明の好適
な実施態様(Y)と同様の作用効果が得られる。
【0014】また、上記ディスタンス手段としては、例
えば金属製のディスタンスブロックが好適に用いられる
が、油圧シリンダやばね部材などしわ押えリングとダイ
ス型との接近を妨げることができる種々の手段を採用す
ることが可能である。
【0015】
【課題を解決するための第3の手段】第3発明は、
(a)しわ押え荷重付与手段によりしわ押え荷重が作用
させられるクッションパッドと、(b)そのクッション
パッドとしわ押えリングとの間に並列に介在させられて
それぞれ前記しわ押え荷重を伝達する複数のクッション
ピンとを備え、そのしわ押えリングとダイス型との間で
ワークの周縁部を挟圧してしわ押えするとともに、その
状態でそのしわ押えリングおよびダイス型がポンチ型に
対してプレス方向へ相対移動させられることにより、そ
のポンチ型の成形面に沿って前記ワークを絞り加工する
プレス機械のしわ押え方法において、(c)前記クッシ
ョンピンの前記しわ押えリングに対する当接位置が前記
しわ押えの際のワーク挟圧位置よりも外周側である場合
に、その位置ずれに基づいて生じるモーメントに起因し
てそのしわ押えリングが姿勢変化しないように、前記当
接位置よりも外周側においてそのしわ押えリングと前記
ダイス型との所定量以上の接近を妨げる一方、(d)前
記しわ押えリングの周方向における前記クッションピン
の配設間隔を、そのクッションピンからそのしわ押えリ
ングに伝達されたしわ押え荷重に基づいて前記ダイス型
との間で前記ワークを挟圧する面圧が前記周方向におい
て略均一になるように設定したことを特徴とする。
【0016】
【作用および第3発明の効果】この第3発明は、前記第
1発明における好適な実施態様(X)に相当するもの
で、クッションピンのしわ押えリングに対する当接位置
ではクッションピンからダイス型に接近する方向のしわ
押え荷重が加えられる一方、その当接位置よりも内周側
のワーク挟圧位置ではダイス型からワークを介して逆方
向の荷重(しわ押え面圧やビード成形力)が作用させら
れ、当接位置を中心として内周側はダイス型から離間し
外周側はダイス型に接近する方向のモーメントがしわ押
えリングに生じる場合に、当接位置の外周側ではダイス
型に対してしわ押えリングが所定量以上接近することを
妨げるようにしたのであり、これにより、上記モーメン
トに起因するしわ押えリングの姿勢変化(撓み変形)が
防止され、その姿勢変化に起因してワーク挟圧位置にお
けるしわ押え面圧が低下したりダイス型に対して傾斜す
ることによりワークに片当たりして割れを生じさせたり
することが回避される。
【0017】一方、本発明では、しわ押えリングの周方
向におけるクッションピンの配設間隔が、そのクッショ
ンピンからそのしわ押えリングに伝達されたしわ押え荷
重に基づいてダイス型との間でワークを挟圧する面圧が
周方向において略均一になるように設定されるため、そ
の周方向におけるクッションピン間の中間部でも良好な
しわ押えが行われるようになる。
【0018】すなわち、本発明によれば、クッションピ
ンの当接位置とワーク挟圧位置との位置ずれに基づくし
わ押え不良が防止されるとともに、しわ押えリングの周
方向におけるしわ押え不良も防止されるのであり、しわ
押えが全体として常に良好に行われるようになり、所望
するプレス品質が安定して得られるようになる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1のプレス機械10において、ポンチ型
12が取り付けられるボルスタ14はベッド16上の所
定位置に略水平に位置決め固定される一方、ダイス型1
8が取り付けられるスライドプレート20は図示しない
昇降駆動手段により上下移動させられるようになってい
る。ボルスタ14には、クッションピン24を配設する
ために多数の貫通孔26が設けられており、ボルスタ1
4の下方には、それ等のクッションピン24を支持する
クッションパッド28が配設されている。クッションピ
ン24は、上記ポンチ型12と共に配設されるしわ押え
リング30を支持するもので、そのしわ押えリング30
の形状等に応じて予め定められた所定の位置に任意の数
だけ配設される。上記ポンチ型12,ダイス型18,お
よびしわ押えリング30によってプレス金型が構成され
ており、プレス機械10に着脱可能に取り付けられて使
用される。
【0020】上記クッションパッド28は、貫通孔26
に対応して多数の油圧シリンダ32を備えており、クッ
ションピン24の下端部はそれぞれ油圧シリンダ32の
ピストンロッド上に載置されるようになっている。ま
た、クッションパッド28は図示しないガイドに案内さ
れつつ上下方向へ移動できるようになっているととも
に、しわ押え荷重付与手段として機能するエアシリンダ
34によって常時上方へ付勢されており、プレス作動時
にダイス型18が下降させられ、ワーク36を挟んでし
わ押えリング30に当接させられると、エアシリンダ3
4のエア室38の受圧面積およびエア圧に応じた大きさ
のしわ押え荷重がクッションパッド28からクッション
ピン24を介してしわ押えリング30に作用させられ、
ワーク36の周縁部がそのしわ押え荷重に従って挟圧さ
れてしわ押えされる。エア室38内のエア圧は、所望す
るしわ押え荷重に応じてエア圧調整手段40によって手
動若しくは自動で調整されるとともに、しわ押えリング
30の上面すなわちしわ押え面には周方向に凹溝42が
設けられる一方、ダイス型18のしわ押え面には凹溝4
2に対応する位置に凸条44が設けられ、ワーク36に
ビード46を形成するようになっている。そして、この
ようにワーク36の周縁部をしわ押えした状態でダイス
型18が更に下降させられ、そのダイス型18およびし
わ押えリング30がポンチ型12に対してプレス方向へ
相対移動させられると、ポンチ型12の成形面に沿って
ワーク36が絞り加工される。
【0021】上記多数の油圧シリンダ32の油圧室は連
通油路48を介して互いに連通させられているととも
に、その油圧は、クッションピン24の長さ寸法のばら
つきやクッションパッド28の傾きなどに拘らず、しわ
押え時にしわ押えに関与する総ての油圧シリンダ32の
ピストンがそれぞれ追い込まれて中立状態となるよう
に、油圧調整手段50によって自動または手動で調整さ
れるようになっている。したがって、しわ押え時におけ
る各クッションピン24による伝達荷重が略等しくな
り、クッションピン24の配設位置に対応して所望する
しわ押え荷重分布が得られるようになる。これ等の油圧
シリンダ32,連通油路48,および油圧調整手段50
によって均圧化装置52が構成されている。また、この
均圧化装置52および前記しわ押えリング30,クッシ
ョンピン24,クッションパッド28,エアシリンダ3
4等により、しわ押え装置としての均圧クッション装置
54が構成されている。
【0022】一方、前記しわ押えリング30のうち、ク
ッションピン24の配設位置がビード46の形成部位よ
りも外周側に設定されている部分では、そのクッション
ピン24による支持位置すなわちしわ押え荷重を印加す
る当接位置よりも外周側部分56の上面に、ディスタン
ス手段として金属材料製のディスタンスブロック58が
取り付けられ、そのディスタンスブロック58の上端が
ダイス型18に当接させられることにより、しわ押えリ
ング30の外周側部分56とダイス型18とが所定量以
上接近することを阻止するようになっている。これによ
り、しわ押えリング30の局部的な姿勢変化(撓み変
形)が防止され、常に良好なしわ押えが行われるように
なって所望するプレス品質が安定して得られるようにな
る。
【0023】図1の左側のしわ押え部分を拡大して示す
図2を参照しつつ具体的に説明すると、クッションピン
24の当接位置Xがビード46よりも外周側(図2にお
ける左側)の場合、その当接位置Xではダイス型18に
接近する上向きのしわ押え荷重fが加えられる一方、ビ
ード形成部ではビード46を成形するためのビード成形
力Bが下向きに作用するとともに、そのビード形成部よ
りも内周側部分(図2における右側)でワーク36を挟
圧している部分では、その挟圧力の反力Aが作用するた
め、しわ押えリング30には局部的に当接位置Xを支点
として図2の右まわり方向のモーメントが生じる。この
ため、ディスタンスブロック58が無いと図7に示すよ
うに内周側部分が下方へ下がるようにしわ押えリング3
0が局部的に撓み変形させられ、(a)の場合にはビー
ド46が十分に形成されないとともにしわ押えの面圧が
低下し、絞り加工時に所望する張力が得られなくなって
皺などの成形不良を生じる恐れがある一方、(b)のよ
うにワーク36がしわ押えリング30よりも外周側へ飛
び出している場合には、しわ押えリング30の外周縁が
ワーク36に片当たりして食い込み、絞り加工時の張力
が過大になって割れなどの成形不良を生じる恐れがあ
る。
【0024】これに対し、本実施例では当接位置Xより
も外周側の外周側部分56にディスタンスブロック58
が設けられ、しわ押えリング30とダイス型18とが所
定量以上接近することを阻止するようになっているた
め、上記モーメントに起因するしわ押えリング30の姿
勢変化(撓み変形)が防止される。ディスタンスブロッ
ク58の長さ(高さ)寸法は、絞り加工時においてしわ
押えリング30の上面すなわちしわ押え面60がダイス
型18のしわ押え面62と略平行となる姿勢を維持する
ように設定されており、このように両しわ押え面60,
62の平行状態が維持されることにより、しわ押えリン
グ30の姿勢変化に起因するしわ押え不良が回避される
のである。
【0025】本実施例では、ビード46の形成部分およ
びその内周側でワーク36を挟圧する部分がワーク挟圧
位置である。しわ押えリング30の上面のうちビード4
6の形成部分(凹所42)よりも外周側部分は、しわ押
え面60として機能する内周側部分よりも低く、面圧が
生じない。なお、ワーク36にビード46を形成するだ
けでしわ押えを行うこともできるし、ビード46を形成
することなくワーク36を挟圧するだけでしわ押えを行
うこともできる。
【0026】ここで、ディスタンスブロック58の配設
位置について検討する。先ず、ディスタンスブロック5
8がダイス型18に当接させられることにより、そのダ
イス型18からディスタンスブロック58を介してしわ
押えリング30に加えられる下向きの力をfD とする
と、前記しわ押え荷重f、ビード成形力B、および挟圧
力の反力Aは、力の釣り合いから次式(1)の関係を有
する。また、プレス方向と直角なワーク流入方向におけ
る当接位置Xから力fD の荷重中心までの寸法をLD
当接位置Xからビード成形力Bの荷重中心までの寸法を
B 、当接位置Xから挟圧力の反力Aの荷重中心までの
寸法をLA とすると、モーメントの釣り合いから次式
(2)の関係が得られる。そして、(2)式を(3)式
に代入して反力Aを消去すると次式(3)が得られ、こ
れを書き換えると寸法LD は次式(4)で表される。な
お、挟圧力の反力Aは、しわ押え面60におけるしわ押
え面圧をσ、ビード46と直角方向(ワーク流入方向)
のしわ押え面60の長さをS、ビード46と平行な方向
(しわ押えリング30の周方向)のクッションピン24
の離間距離をWとすると、A=σSWで表すことができ
る。
【数1】
【0027】一方、絞り加工時にワーク36を引き込む
張力Tは、しわ押え面60におけるワーク通過時の摩擦
係数をμ、ビード46の曲げ曲げ戻し力をRB 、しわ押
え部と成形面との角部の曲げ曲げ戻し力をRR とする
と、次式(5)で表される。また、前記力fD が加えら
れるのは、ビード46の成形完了後で面圧σによりワー
ク36の板厚tがΔtだけ圧縮された時であるとする
と、張力Tによって曲げ曲げ戻し力RB が作用するよう
になるとビード形状が元に戻ろうとする。その場合に、
f−fD ≧RB であれば、ビード形状が元に戻ることは
なく、適正なビード46の成形状態が維持されるととも
に面圧σが0になることもなく、常に良好なしわ押えが
行われる。したがって、上記f−fD ≧RB を満足する
ように、言い換えれば次式(6)を満足するように寸法
D を定めれば、常に安定したしわ押えが行われること
になる。
【数2】
【0028】このように上記(6)式を満足すること
が、しわ押えの安定性、更にはプレス品質の再現性を確
保する上で第1優先条件であるが、f−fD <RB
も、その曲げ曲げ戻し力RB により図3に示すようにビ
ード形状が緩んでなだらかになると、ダイス型18に対
してしわ押えリング30が離間させられ、面圧σや力f
Dが低下するため、少なくとも次式(7)を満たせば再
びビード46が形成される。この場合、完全なビード4
6を形成することはできないし、面圧σも0になるが、
ディスタンスブロック58がダイス型18に当接する状
態で、しわ押え面60と62との間のクリアランスは略
一定に維持され、略一定の曲げ曲げ戻し力R B により所
定の大きさのビード46が形成される。このように、
(7)式を満足し且つf−fD <RB すなわち次式
(8)を満足するように寸法LD を定めれば、安定した
しわ押えが行われる。これが、ディスタンスブロック5
8によりしわ押えを安定化させる第2優先条件で、主と
してビード成形力Bによって張力Tを発生させる場合
に、張力変動の少ない安定した絞り加工を行うことがで
きる。第1優先条件を使うか第2優先条件を使うかは、
各部のしわ押え条件によって任意に選択でき、単一のし
わ押えリング30において両方の優先条件によるディス
タンスブロック58が混在していても差し支えない。
【数3】
【0029】以上はワーク流入方向における荷重の位置
ずれに起因するしわ押え不良を防止するための構成であ
ったが、次に、しわ押えリング30の周方向におけるし
わ押え不良を防止する構成について説明する。前記均圧
クッション装置54において、しわ押えリング30の周
方向におけるクッションピン24の配設間隔(前記離間
距離W)は、そのクッションピン24からしわ押えリン
グ30に伝達されたしわ押え荷重fに基づいてワーク3
6を挟圧する面圧、すなわちしわ押え面60での面圧σ
が周方向において略均一になるように設定されている。
【0030】図4は、しわ押えリング30の周方向にお
ける面圧分布を説明する図で、クッションピン24が当
接させられる3箇所のボス部64にはそれぞれしわ押え
荷重fが伝達され、その伝達されたしわ押え荷重fは、
ボス部64から放射状に分散しながらしわ押えリング3
0内を伝播してしわ押え面60に到達する。ボス部64
が設けられた下面では、そのボス部64が設けられた部
分のみに比較的大きな面圧σ0 が生じるが、肉厚dの1
/3の部分、肉厚dの2/3の部分、しわ押え面60へ
向かうに従って、面圧σ1 、σ2 、σは次第に小さくな
るとともに分布面積は大きくなり、しわ押え面60では
隣接するボス部64から伝播してきた面圧が重なり合
い、ボス部64の位置とは無関係に略一定の面圧分布と
なる。なお、1箇所のボス部64からの伝播による面圧
σ0 、σ1 、σ2 、σのそれぞれの合計荷重Σσ0 、Σ
σ1 、Σσ2 、Σσは何れもしわ押え荷重fである。ま
た、図4では、両側のボス部64からの荷重伝播部分に
おいて面圧σ0 、σ1 、σ2、σを表す上向きの矢印を
省略し、面圧分布のみを示してある。
【0031】このように、本実施例では離間距離Wが、
しわ押えリング30の肉厚dとの関係で、しわ押え面6
0での面圧分布が略均一になるように予め設定されてい
るため、しわ押えリング30の周方向におけるしわ押え
不良が防止され、クッションピン24間の中間部でも良
好なしわ押えが行われる。すなわち、本実施例によれ
ば、クッションピン24の当接位置Xとワーク挟圧位置
(ビード46やしわ押え面60,62の位置)との位置
ずれに基づくしわ押え不良がディスタンスブロック58
によって防止されるとともに、クッションピン24の離
間距離Wが適当に設定されることによりしわ押えリング
30の周方向におけるしわ押え不良も防止されるため、
しわ押えが全体として常に良好に行われるようになり、
所望するプレス品質が安定して得られるようになる。
【0032】なお、主としてビード46により張力Tを
発生させてしわ押えを行う場合には、部分的に面圧σが
低くてもビード46は良好に形成されるため、必ずしも
上記のように面圧σが略均一になるようにクッションピ
ン24の離間距離Wや肉厚dを設定する必要はない。
【0033】また、複数のクッションピン24の配設位
置が偏っていると、その偏りに基づいてモーメントが発
生し、しわ押えリング30が姿勢変化してしわ押え不良
を生じることがある。例えば図5において「○」で示す
位置が当接位置X、すなわちクッションピン24によっ
て支持される支持位置である場合、しわ押えリング30
の重心を原点0としてx−y座標を設け、クッションピ
ン24間の単位長さ(前記油圧シリンダ32の配設間
隔)をaとしてモーメントを求めると、各象限毎のモー
メントM1 〜M4 は、それぞれ図6に「●」で示す位置
にしわ押え荷重fを作用させることと同じである。ま
た、それ等の合計すなわちしわ押えリング30全体のモ
ーメントMT は、図6に「○」で示す位置にしわ押え荷
重fを作用させることと同じであり、第4象限の部分が
上方へ向かって押圧される。したがって、その第4象限
の部分において、少なくとも前記ワーク挟圧位置よりも
外周側の部分に、前記ディスタンスブロック58と同様
なディスタンス手段を配置し、しわ押えリング30とダ
イス型18との所定量以上の接近を妨げることにより、
しわ押え面60と62とが平行状態を維持するようにす
れば、上記モーメントM T に起因するしわ押え不良が防
止される。これも第1発明および第2発明の一実施態様
である。
【0034】以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明したが、本発明は他の態様で実施することもで
きる。
【0035】例えば、前記実施例ではディスタンスブロ
ック58がしわ押えリング30に取り付けられていた
が、ダイス型18或いはスライドプレート20などに取
り付けるようにしても良い。前記実施例において、しわ
押えリング30に取り付けられたディスタンスブロック
58が、スライドプレート20などダイス型18と一体
的に移動する他の部材に当接させられるようになってい
ても良い。
【0036】また、前記均圧化装置52の態様は適宜変
更され得るとともに、均圧化装置を備えていないしわ押
え装置にも本発明は適用され得る。
【0037】また、前記実施例ではしわ押え荷重付与手
段としてエアシリンダ34が用いられていたが、ばねや
流体の流通抵抗によるものなど他の種々のしわ押え荷重
付与手段を採用できる。
【0038】また、前記実施例のプレス機械10はポン
チ型12が位置固定に設けられていたが、位置固定のダ
イス型の上方にポンチ型およびしわ押えリングを配設
し、それ等を下方へ移動させて絞り加工を行うこともで
きるなど、プレス機械の構成は適宜変更できる。
【0039】その他一々例示はしないが、本発明は当業
者の知識に基づいて種々の変更,改良を加えた態様で実
施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明、第3発明のしわ押え方法を好適に実
施できるとともに、第2発明の一実施例を成すしわ押え
装置を備えたプレス機械の構成を説明する概略図であ
る。
【図2】図1のプレス機械における左側のしわ押え部分
を力学的に解析するための各部の寸法などを示す図であ
る。
【図3】図1のプレス機械においてビードがなだらかに
なってしわ押えリングとダイス型とが離間させられた状
態を示す断面図である。
【図4】図1のプレス機械におけるしわ押えリングの周
方向の面圧分布としわ押え荷重の伝播状態を説明する図
である。
【図5】図1のプレス機械におけるしわ押えリングの形
状とクッションピンの配置形態の一例を示す図である。
【図6】図5の場合にしわ押えリングに生じるモーメン
トを説明する図である。
【図7】図1のプレス機械においてディスタンスブロッ
クを取り除いた場合のしわ押え状態を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
10:プレス機械 12:ポンチ型 18:ダイス型 24:クッションピン 30:しわ押えリング 34:エアシリンダ(しわ押え荷重付与手段) 36:ワーク 54:均圧クッション装置(しわ押え装置) 58:ディスタンスブロック(ディスタンス手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 しわ押え荷重付与手段によりしわ押え荷
    重が作用させられるクッションパッドと、該クッション
    パッドとしわ押えリングとの間に並列に介在させられて
    それぞれ前記しわ押え荷重を伝達する複数のクッション
    ピンとを備え、該しわ押えリングとダイス型との間でワ
    ークの周縁部を挟圧してしわ押えするとともに、その状
    態で該しわ押えリングおよびダイス型がポンチ型に対し
    てプレス方向へ相対移動させられることにより、該ポン
    チ型の成形面に沿って前記ワークを絞り加工するプレス
    機械のしわ押え方法において、 前記しわ押えの際に前記クッションピンから加えられる
    しわ押え荷重に基づいて前記しわ押えリングにモーメン
    トが生じる場合に、該モーメントに起因して該しわ押え
    リングが姿勢変化しないように、少なくとも前記しわ押
    えの際のワーク挟圧位置よりも外周側において該しわ押
    えリングと前記ダイス型との所定量以上の接近を妨げる
    ようにしたことを特徴とするプレス機械のしわ押え方
    法。
  2. 【請求項2】 しわ押え荷重付与手段によりしわ押え荷
    重が作用させられるクッションパッドと、該クッション
    パッドとしわ押えリングとの間に並列に介在させられて
    それぞれ前記しわ押え荷重を伝達する複数のクッション
    ピンとを備え、該しわ押えリングとダイス型との間でワ
    ークの周縁部を挟圧してしわ押えするとともに、その状
    態で該しわ押えリングおよびダイス型がポンチ型に対し
    てプレス方向へ相対移動させられることにより、該ポン
    チ型の成形面に沿って前記ワークを絞り加工するプレス
    機械のしわ押え装置において、 前記しわ押えの際に前記クッションピンから加えられる
    しわ押え荷重に基づいて前記しわ押えリングにモーメン
    トが生じる場合に、該モーメントに起因して該しわ押え
    リングが姿勢変化しないように、少なくとも前記しわ押
    えの際のワーク挟圧位置よりも外周側において該しわ押
    えリングと前記ダイス型との間に両者の所定量以上の接
    近を妨げるディスタンス手段を設けたことを特徴とする
    プレス機械のしわ押え装置。
  3. 【請求項3】 しわ押え荷重付与手段によりしわ押え荷
    重が作用させられるクッションパッドと、該クッション
    パッドとしわ押えリングとの間に並列に介在させられて
    それぞれ前記しわ押え荷重を伝達する複数のクッション
    ピンとを備え、該しわ押えリングとダイス型との間でワ
    ークの周縁部を挟圧してしわ押えするとともに、その状
    態で該しわ押えリングおよびダイス型がポンチ型に対し
    てプレス方向へ相対移動させられることにより、該ポン
    チ型の成形面に沿って前記ワークを絞り加工するプレス
    機械のしわ押え方法において、 前記クッションピンの前記しわ押えリングに対する当接
    位置が前記しわ押えの際のワーク挟圧位置よりも外周側
    である場合に、その位置ずれに基づいて生じるモーメン
    トに起因して該しわ押えリングが姿勢変化しないよう
    に、前記当接位置よりも外周側において該しわ押えリン
    グと前記ダイス型との所定量以上の接近を妨げる一方、 前記しわ押えリングの周方向における前記クッションピ
    ンの配設間隔を、該クッションピンから該しわ押えリン
    グに伝達されたしわ押え荷重に基づいて前記ダイス型と
    の間で前記ワークを挟圧する面圧が前記周方向において
    略均一になるように設定したことを特徴とするプレス機
    械のしわ押え方法。
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