JPH08275604A - 耕うん爪の支持構造 - Google Patents

耕うん爪の支持構造

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JPH08275604A
JPH08275604A JP8371195A JP8371195A JPH08275604A JP H08275604 A JPH08275604 A JP H08275604A JP 8371195 A JP8371195 A JP 8371195A JP 8371195 A JP8371195 A JP 8371195A JP H08275604 A JPH08275604 A JP H08275604A
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JP
Japan
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claw
holder
inclined surface
tilling
inclined surfaces
Prior art date
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Pending
Application number
JP8371195A
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English (en)
Inventor
Toru Yamada
通 山田
Tomiji Oguri
富次 小栗
Shungo Matsumoto
俊吾 松本
Taizo Yamamoto
泰三 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAIYO TANKO KK
Original Assignee
TAIYO TANKO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 耕うん爪の挟圧支持構造において、耕うん爪
が左右に傾斜することを防ぎ、長時間にわたり強固、か
つ確実に支持する耕うん爪の支持手段。 【構成】 耕うん爪を挟圧支持する機構において、挟圧
支持する爪ホルダの第1傾斜面8、9と21、22、耕
うん爪5が左右に傾斜することを防止する第2傾斜面1
2、14と21、24を設け、第2傾斜面は、中心線c
に対して、第1傾斜面よりも鋭角に若しくは平行になる
ように第1傾斜面の起点hよりΘ2より平行になるまで
傾斜し、被ホルダ部4が対応するように、第2傾斜面1
3、15と27、28を有していることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耕うん爪の着脱が簡単
にでき、かつ、確実に保持することが可能な耕うん爪の
支持手段に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の耕うん爪の支持手段としては、爪
ホルダのホルダ孔に耕うん爪の被ホルダ部を着脱自在に
締結させるために、爪ホルダのホルダ孔を単純な矩形態
に形成していたので、耕うん爪の被ホルダ部を爪ホルダ
のホルダ孔に固定する場合に、ボルト・ナット等の締結
を必要としていた。従って、前記耕うん爪の取り付け
や、取外しが煩雑になるうえ、締結具の緩み等によりガ
タ付きが生じ、これによってホルダが損傷したり、耕う
ん爪が折損、脱落する問題があった。また、これを改良
した従来の支持手段としては、実開平3−34708に
開示されている第5図および第6図に示すようなものが
ある。この支持手段は、耕うん軸101の外周面に多数
(図面では1個のみを示し、他は省略する)の爪ホルダ
102を設け、この爪ホルダ孔105に耕うん爪103
の軸部にある被ホルダ部104を挿入し、ピン孔10
6、107に止めピン108を挿入し、キャップ109
をもって抜け止めすることにより、耕うん爪103は爪
ホルダ102に着脱自在に支持される。爪ホルダ102
は、中心線cに対して、第1傾斜面111、112及び
114、115がなす角度Θ10より大きな角度Θ11
をもった第2傾斜面110、113及び116、117
によって形成されている。上記構成によれば、耕うん軸
101の回転によって耕うん爪が土壌耕起を行うとき
に、耕うん爪にかかる土壌耕起の反力で被ホルダ部10
4が爪ホルダ102に対して止めピン108に相対して
回転し、被ホルダ部104は第1傾斜面111、112
と異なった角度をもった第2傾斜面110、113の2
点で挟圧支持される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな耕うん爪の支持手段では、爪ホルダ102の第2傾
斜面110、113は中心線cに対して第1傾斜面11
1、112に比較してΘ12だけ大きく傾斜しているの
で、被ホルダ部104は爪ホルダ102の傾斜面11
0、113のP点で接触、保持された状態になる。耕う
ん回転により被ホルダ部が爪ホルダ102のp点に荷重
が作用しすると、その作用点pが小さい面積であるため
面圧が高くなり、極部的に摩耗を生じ、支持手段が消滅
する恐れがあった。そこで本発明では、小さい面積で接
することを改め、広い面積で接するようにして極部摩耗
を防止し、耕うん爪に左右方向の力が作用して傾斜させ
る力が作用したとき、耕うん爪が傾斜することなく、長
時間にわたり強固、かつ、確実に支持することができる
耕うん爪の支持手段の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明は、耕うん軸1に突設した爪ホルダ3に耕う
ん爪5の被ホルダ部4を嵌合させ、爪ホルダ3と被ホル
ダ部4とを前記耕うん軸1の回転方向に対し左右に貫通
する止めピン2により連結し、前記爪ホルダ3と被ホル
ダ部4との嵌合をなす嵌合孔に、耕うん軸1の回転時に
前記被ホルダ部4の前記止めピン2を周辺とした回転に
より被ホルダ部4を挟圧支持する耕うん爪5の支持手段
であって、前記挟圧支持部の第1傾斜面8、9と21、
22のhを開始点として両端に向かって、第1傾斜面
8、9,21,22が中心線cとなす角度Θ1よりも小
さいか、平行となる第2傾斜面12、14、21、24
を設けた。耕うん爪5もそれに対応するようにfを開始
点として第1傾斜面10、11、23、24と異なる第
2傾斜面13、15、27、28を設けた。
【0005】
【作用】本発明によれば、耕うん爪5を爪ホルダ3に装
着する時は、爪ホルダ3に耕うん爪5の被ホルダ部4を
嵌入し、止めピン2を挿入し、キャップ7を嵌めるだけ
で良く工具は不要で被ホルダの前後方向の荷重が作用す
ると、爪ホルダの第1傾斜面8、9、21、22と被ホ
ルダの傾斜面10、11、23、24の接するe点付近
で挟圧支持される。耕うん作業中に耕うん爪5が左右に
傾斜しようとした時は、爪ホルダ3の両端部分12、1
4と25、26の部分は、被ホルダ部7の両端部分の第
2傾斜面傾斜面13、15、若しくは27、28で接
し、傾斜を防止できる。耕うん爪5に前後方向の荷重が
作用し、爪ホルダ3内で耕うん爪の被ホルダ部4が移動
しても両端の間隙jに変化がないので耕うん爪の傾斜を
防ぐ作用は落ちない。耕うん爪5を交換する場合は、耕
うん爪5を木ハンマ−等によって叩いて被ホルダ部4を
反対側に回動、あるいは、側面を叩くことによって容易
に耕うん爪5を爪ホルダ3から取外すことができる。
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述す
る。第1図はこの発明の一実施例に係る耕うん爪5の支
持手段を示す要部断面図、第2図は第1図のA−A線矢
視断面図を示すものである。耕うん軸1の外周面には、
複数個(図面では一個のみを示し、他は省略する)の爪
ホルダ3が側面からみて放射状となるように適宜間隔を
もって溶接等の手段により固着されている。前記爪ホル
ダ3は、全体が一体の素材をもって矩形態に形成され耕
うん爪5の被ホルダ部4を着脱自在に嵌合する嵌合孔6
が形成されている。この嵌合孔6は、止めピン2が挿入
されている中間付近を境にして上下に向かって側壁の肉
厚が厚くなる方向に傾斜した複数の異なった傾斜角をも
った第1傾斜面8、9と21、22、第2傾斜面12、
14、と25、26が形成されている。爪ホルダ3の第
1傾斜面8、9と21、22は被ホルダ4の第1傾斜面
10、11と23、24はe点付近で接し挟圧支持され
る。更に、爪ホルダ3の中央部には、止めピン2を挿通
する止めピン孔16、17が穿設されている。前記耕う
ん爪5は、その軸部である被ホルダ部4と刃部27(図
面では一部省略)とから構成され、被ホルダ部4の中央
部には、前記爪ホルダ3を止めるための止めピン孔18
が穿設されている。耕うん爪5の被ホルダ部4を爪ホル
ダ3の嵌合孔9に挿入系合させて、爪ホルダ3の止めピ
ン孔17、18に止めピン2を挿入し、これによって耕
うん爪5が爪ホルダ3に回転自在に支持される。止めピ
ン2は、キャップ7によって抜け止めがなされている。
砂礫の多い、条件の厳しい圃場では、耕うん爪に作用す
る荷重は大で、楔効果により左右へ引き裂かれる力が作
用するが爪ホルダ3と被ホルダ4の間隙kは荷重が大き
くなるに従って狭くなり最後は被ホルダ部4が爪ホルダ
3に接し、左右に引き裂く力は一定となり、爪ホルダが
破損をしないような構造になっている。第3図では、第
2図と同じ断面であって記号で表している。eは挟圧支
持する作用点である。hは、爪ホルダ3の両端に向かっ
て形成する第2傾斜面の開始点、fは被ホルダの第2傾
斜面の開始点である。被ホルダ4を爪ホルダ3の嵌合孔
に挿入した時は、間隙jが存在する。第4図では、耕う
ん爪5が耕うん作業中に耕うん爪5が左右の荷重を受
け、被ホルダ部4は傾斜して、いずれかの方向に傾斜し
て、爪間隙jは無くなり被ホルダ部4と爪ホルダ3が当
接した状態を示す。被ホルダ部4の第2傾斜面13、1
5が前後方向に移動しても、爪ホルダの第2傾斜面1
2、14と当接する面積は大で、摩耗や座屈が生じにく
い。また、被ホルダ部4と爪ホルダ3が略同一形状であ
るめ、間隙jが一定に加工することが容易である。
【発明の効果】この実施例によれば、耕うん爪5が左右
に傾斜することを少なくし、土の反転に変化が無く、耕
うん作業が効率よく行うことができる。また、耕うん爪
3の傾斜により発生する耕うんムラからの振動を防ぎ、
挟圧支持効果が永続し、加工方法も容易であるととも
に、耕うん爪の取付け、取外しをより簡単に行うことが
できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】爪ホルダに耕うん爪を取り付けた状態を示す。
【図2】爪ホルダに耕うん爪を取り付けた状態の断面を
示す。
【図3】爪ホルダに耕うん爪を取り付けた状態の断面を
示す。
【図4】爪ホルダに被ホルダブ部4が当接した状態の断
面の要部拡大図。
【図5】実開平3−3470で開示された図面。
【図6】実開平3−3470で開示された図面の要部拡
大図。
【符号の説明】
1 耕うん軸 2 止めピン 3 爪ホルダ 4 被ホルダ部 5 耕うん爪 6 爪ホルダの嵌合孔 7 キャップ 8 爪ホルダの第1傾斜面 9 爪ホルダの第1傾斜面 10 被ホルダ部の第1傾斜面 11 被ホルダ部の第1傾斜面 12 爪ホルダの第2傾斜面 13 被ホルダ部の第2傾斜面 14 爪ホルダの第2傾斜面 15 被ホルダの第2傾斜面 16 爪ホルダの止めピン孔 17 爪ホルダの止めピン孔 18 被ホルダ部の止めピン孔 19 被ホルダ部の平行部 20 被ホルダ部の平行部(図示せず) 21 爪ホルダの第1傾斜面 22 爪ホルダの第1傾斜面 23 被ホルダの第1傾斜面 24 被ホルダの第1傾斜面 25 爪ホルダの第2傾斜面 26 爪ホルダの第2傾斜面 27 被ホルダ部の第2傾斜面 28 被ホルダ部の第2傾斜面 e 挟圧部 f 傾斜起点 h 傾斜起点 j 第2傾斜面の爪ホルダ部と被ホルダ部の間隙 k 爪ホルダと被ホルダ部の間隙 Θ1 開示されている第1傾斜面が中心線cとなす角 Θ2 開示されている第2傾斜面が第1傾斜面となす
角 Θ10 第1傾斜面が中心線cとなす角 Θ11 第2傾斜角が中心線cとなす角 Θ12 第2傾斜角が第1傾斜角となす角
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 泰三 高知県高知市布師田3950番地太陽鍛工株式 会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耕うん軸1に固設された爪ホルダ3と、
    この爪ホルダ3に嵌挿された耕うん爪5と、この耕うん
    爪5と前記爪ホルダ3とを挿通して連結する止めピン2
    とからなり、それぞれの傾斜面での挟圧により支持する
    耕うん爪の支持構造において、爪ホルダ3の第2傾斜面
    12、14が、第1傾斜面8、9のhを開始点として、
    端面に向かって、第1傾斜面8、9が中心線cとなす角
    度Θ1よりも小さい傾斜角度Θ2、若しくは平行になっ
    ており、対応する耕うん爪5の被ホルダ部4も略同様な
    形状を有するように、第1傾斜面10、11のfを開始
    点として端面に向かって、第1傾斜面10、11よりも
    傾斜角が小さく、若しくは平行な第2傾斜面13、15
    を有して支持ピン2を中心として前後対象な形状を有し
    て、挟圧支持することを特徴とする耕うん爪の支持構
    造。
JP8371195A 1995-04-10 1995-04-10 耕うん爪の支持構造 Pending JPH08275604A (ja)

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