JPH07164213A - スローアウェイ式工具 - Google Patents

スローアウェイ式工具

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JPH07164213A
JPH07164213A JP5341941A JP34194193A JPH07164213A JP H07164213 A JPH07164213 A JP H07164213A JP 5341941 A JP5341941 A JP 5341941A JP 34194193 A JP34194193 A JP 34194193A JP H07164213 A JPH07164213 A JP H07164213A
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JP
Japan
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tip
throw
mounting seat
away
bottom wall
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Pending
Application number
JP5341941A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Hibi
達也 日比
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Niterra Co Ltd
Original Assignee
NGK Spark Plug Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C5/00Milling-cutters
    • B23C5/02Milling-cutters characterised by the shape of the cutter
    • B23C5/10Shank-type cutters, i.e. with an integral shaft
    • B23C5/109Shank-type cutters, i.e. with an integral shaft with removable cutting inserts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B51/00Tools for drilling machines

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Milling Processes (AREA)
  • Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】スローアウェイ式工具において、その工具本体
のチップ取り付け座の底壁に対するねじ穴の穿設方向を
工夫することにより、クランプねじによるスローアウェ
イチップの工具本体に対するクランプ状態を常に適正に
維持する。 【構成】エンドミル本体10の小径部10aには、チッ
プ取り付け座11が形成されている。チップ取り付け座
11の底壁11aには、ネジ穴13が底壁11aに対す
る法線L1に対し所定角度αにて穿設されている。スロ
ーアウェイチップ20は、その両隣接側面を、チップ取
り付け座11の両側壁に当接させるとともに、その着座
面23をチップ取り付け座11の底壁11aに着座させ
てなるもので、このスローアウェイチップ20は、その
貫通穴24を通しクランプねじ40をねじ穴13内に着
脱可能に締着することにより、チップ取り付け座11内
にクランプされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種工作機械による切
削加工にあたり採用されるエンドミルやボーリングバイ
ト等の各種工具に係り、特に、工具本体にスローアウェ
イチップを着脱可能にクランプするようにしたスローア
ウェイ式工具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のスローアウェイ式工具に
おいて、スローアウェイチップを工具本体にクランプす
るにあたっては、工具本体の先端部に形成したチップ取
り付け座内にてその底壁上にスローアウェイチップを着
座させるとともに、チップ取り付け座の底壁に穿設した
ねじ穴内にスローアウェイチップの貫通穴を通しクラン
プねじを締着することにより行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
工具においては、チップ取り付け座の底壁におけるねじ
穴の穿設方向が、チップ取り付け座の底壁に対し直交し
ている。このため、上述のようにスローアウェイチップ
をクランプねじにより工具本体のチップ取り付け座にク
ランプした場合、スローアウェイチップの貫通穴、チッ
プ取り付け座の底壁のねじ穴及びクランプねじが、チッ
プ取り付け座の底壁に対し直交した状態で、互いに同軸
的に位置することとなる。従って、スローアウェイチッ
プが、そのクランプ穴の開口端に形成した受承座部に
て、クランプねじの頭部を受承することにより、チップ
取り付け座の底壁に垂直にクランプされる。
【0004】しかしながら、このようなクランプ構成で
は、エンドミルやボーリングバイト等の工具のように、
その工具本体の先端部におけるチップ取り付け座近傍の
横断面形状が、例えば円形でかつ小径である場合、チッ
プ取り付け座の底壁を形成する部分の肉厚が薄いため、
チップ取り付け座の底壁のねじ穴の有効軸長も必然的に
短くなってしまう。従って、同ねじ穴に対するクランプ
ねじの締着長さを十分には確保できない。また、クラン
プねじの締着方向がチップ取り付け座の底壁に対し上述
のように直交しているため、チップ取り付け座の底壁や
これに対するスローアウェイチップの着座面に加工精度
のバラツキがあると、スローアウェイチップの着座面が
チップ取り付け座の底壁上に密着できず、この底壁との
間に隙間を形成することもある。その結果、工具を工作
機械に装着して切削加工している間にクランプねじが緩
み、スローアウェイチップの工具本体に対するクランプ
状態が不完全となって、工具破損や切削不良を招くおそ
れがある。そこで、本発明は、このようなことに対処す
べく、スローアウェイ式工具において、その工具本体の
チップ取り付け座の底壁に対するねじ穴の穿設方向を工
夫することにより、クランプねじによるスローアウェイ
チップの工具本体に対するクランプ状態を常に適正に維
持するようにしようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決にあた
り、本発明においては、工具本体と、この工具本体の先
端部に形成したチップ取り付け座内にてその底壁上に着
座する平板状スローアウェイチップと、前記チップ取り
付け座の底壁に穿設したねじ穴内に前記スローアウェイ
チップの貫通穴を通し着脱可能に締着される首下ねじ部
と、前記貫通穴の開口端に形成した受承座部内に受承さ
れて前記スローアウェイチップを前記チップ取り付け座
内にクランプするクランプねじとを備えてなるスローア
ウェイ式工具において、以下のように構成したことにあ
る。即ち、本発明の構成上の特徴は、前記ねじ穴が、前
記チップ取り付け座の底壁から前記工具本体の先端部内
にその断面の肉厚増加方向に向け穿設されるようにした
ことにある。
【0006】
【作用】このように構成した本発明においては、上述の
ように前記ねじ穴を前記工具本体の先端部の断面の肉厚
増加方向に向け穿設することにより、前記ねじ穴の有効
軸長がより一層長くなる。また、前記クランプねじを前
記貫通穴を通し前記ねじ穴内に締着する過程において
は、前記クランプねじの頭部が前記貫通穴の受承座部を
前記底壁に向け押すように進みながら前記チップ取り付
け座の側壁に向け近づく。このため、前記スローアウェ
イチップが前記チップ取り付け座の底壁に向け押されな
がらその側壁に向け引き込まれる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
ると、図2乃至図4はスローアウェイ式工具の一例であ
るスローアウェイ式エンドミルに本発明が適用された例
を示している。このエンドミルは、工具本体に相当する
段付円柱状エンドミル本体10を備えており、このエン
ドミル本体10の先端部たる小径部10aの断面扇形状
の各凹所10b、10c内には、各チップ取り付け座1
1、12が、図2〜図4にて示すごとく形成されてい
る。チップ取り付け座11は、底壁11a及び両側壁1
1b、11cを有しており、底壁11aには、ネジ穴1
3が、図1にて拡大して示すごとく、小径部10aの横
断面内にて底壁11aに対する法線L1(後述するスロ
ーアウェイチップ20の貫通穴24と同軸的に位置す
る)に対し所)角度αにて穿設されている。かかる場
合、ねじ穴13の中心軸L2(図1参照)が、底壁11
aからエンドミル本体10の小径部10aの横断面内に
て同小径部10aの外周面に近づくにつれて、同小径部
10aの一直径線C(図1参照)に接近するように、ね
じ穴13が穿設されている。一方、チップ取り付け座1
2も、直径線Cに対し線対称的に、チップ取り付け座1
1と実質的に同様に構成されている。
【0008】また、エンドミルは、一対の略平板四角形
のスローアウェイチップ20、30を備えている。スロ
ーアウェイチップ20は、図1乃至図4にて示すごと
く、その両隣接側面21、22を、チップ取り付け座1
1の両側壁11b、11cに当接させるとともに、その
着座面23をチップ取り付け座11の底壁11aに着座
させてなるもので、このスローアウェイチップ20は、
その貫通穴24を通しクランプねじ40をねじ穴13内
に着脱可能に締着することにより、チップ取り付け座1
1内にクランプされている。かかる場合、クランプねじ
40は、その頭部41をクランプ穴24の開口端に形成
した受承座部24a上に図1にて示すごとく傾斜して受
承させることにより、スローアウェイチップ20のチッ
プ取り付け座11に対するクランプを確保している。一
方、スローアウェイチップ30のチップ取り付け座12
に対するクランプも、スローアウェイチップ20のチッ
プ取り付け座11に対するクランプと同様の構成により
なされている。
【0009】このように構成した本実施例において、各
スローアウェイチップ20、30をエンドミル本体10
にクランプするにあたっては、以下のようにする。ま
ず、スローアウェイチップ20を、その両側面21、2
2をチップ取り付け座11の両側壁11b、11cに当
接させるようにして、着座面23を底壁11a上に着座
させる。このとき、スローアウェイチップ20の貫通穴
24は底壁11aのねじ穴13を臨む位置にある(図1
参照)。然る後、クランプねじ40の首下ねじ部42を
貫通穴24を通してねじ穴13内に締着する。このと
き、ねじ穴13の中心軸L2は、上述のごとく、法線L
1に対し所定角度αだけ傾斜して小径部10aの横断面
内にてその外周面に近づく程直径線Cに近づくようにな
っているので、クランプねじ40は、頭部41にて、貫
通穴24の受承座部24aにより図1にて示すように傾
斜して受承されて、スローアウェイチップ20をチップ
取り付け座11内にクランプする。これにより、スロー
アウェイチップ20のチップ取り付け座11に対するク
ランプが完了する。一方、スローアウェイチップ30の
チップ取り付け座12に対するクランプも、同様に行
う。
【0010】かかる場合、上述のように、ねじ穴13の
中心軸L2は、図1にて示すごとく、法線L1に対し所
定角度αだけ傾斜して小径部10aの横断面内にて直径
線Cに近づくようになっているので、ねじ穴13の有効
軸長D(図1参照)は、従来のように法線L1と同軸的
に形成したと仮定した場合のねじ穴(図1にて符号13
a参照)の有効軸長dに比べて長くなる。例えば、所定
角度αを10度とした場合、エンドミルの刃径を14m
mとし、スローアウェイチップ20及びクランプねじ4
0として一般的に使用されるものを採用すれば、有効軸
長Dは、有効軸長dの約1.3倍となる。このため、ク
ランプねじ40のねじ穴13に対する締着長さを、従来
に比べて十分に長くできる。
【0011】また、クランプねじ40をねじ穴13内に
ねじ込むにつれて、頭部41が中心軸L2に沿い図1に
て図示矢印P方向に進みながらチップ取り付け座11の
側壁11cに近づくように図1及び図5にて各図示矢印
Q方向(小径部10aの横断面内にて底壁11aに平行
な方向に相当する)にも進む。このため、スローアウェ
イチップ20も、その貫通穴24の受承座部24aに
て、クランプねじ40の頭部41により底壁11aに向
け押されつつ側壁11c側に引き込まれるようにして、
チップ取り付け座11内にクランプされる。従って、ス
ローアウェイチップ20の着座面23が、チップ取り付
け座11の底壁11aに、これとの間に間隙を形成する
ことなく、一様に密着する。例えば、このような密着
は、着座面23と底壁11aとに加工精度のバラツキが
約0.2mmあっても、十分に確保できる。これによ
り、スローアウェイチップ20のチップ取り付け座11
に対するクランプ状態を常に適正に維持することがで
き、その結果、当該エンドミルを工作機械に取り付けて
切削加工しても、クランプねじ40が緩むこともなく、
エンドミルの破損や切削不良を招くことがない。以上の
ようなことは、スローアウェイチップ30の場合にも同
様に成立する。
【0012】なお、本発明の実施にあたっては、チップ
取り付け座11の底壁11aに対するねじ穴13の穿設
方向が、前記実施例とは異なり、エンドミルの小径部1
0aの横断面に対し図5にて図示矢印R方向の小径部1
0aの断面内にて、法線L1に対し所定角度αをとるよ
うに実施してもよい。かかる場合、前記実施例における
ねじ穴13の有効軸長Dをさらに長くすることができ、
これに伴い、クランプねじ40のねじ穴13に対する締
着長さを、前記実施例に比べて、より一層長くできる。
また、矢印Rは、図5にて示すごとく、チップ取り付け
座11の両側壁11b、11cの境界部に向いて。従っ
て、クランプねじ40をスローアウェイチップ20の貫
通穴24を通しねじ穴13内に締着する過程において
は、クランプねじ40の頭部41が両側壁11b、11
cの境界部に向けて進むため、スローアウェイチップ2
0が当該両側壁11b、11cの境界部に向け引き込ま
れる。このことはスローアウェイチップ20が両側壁1
1b、11cに向け均等に引き込まれることを意味す
る。このため、前記実施例に比べて、スローアウェイチ
ップ20のチップ取り付け座11に対するクランプ状態
を常により一層適正に維持することができ、その結果、
当該エンドミルを工作機械に取り付けて切削加工した場
合のクランプねじ40の緩み、エンドミルの破損や切削
不良等の防止が前記実施例に比べてより一層改善され
る。その他の作用効果は前記実施例と同様である。ま
た、以上のことは、チップ取り付け座12及びスローア
ウェイチップ30においても同様に成立する。
【0013】また、本発明の実施にあたっては、三角形
或いは菱形の平板状チップを各スローアウェイチップ2
0、30に代えて採用して実施してもよい。また、スロ
ーアウェイ式ボーリングバー等の丸シャンク型の工具本
体を有する工具に本発明を適用して実施してもよい。ま
た、本発明の実施にあたっては、前記実施例にて述べた
ねじ穴13の穿設方向は、エンドミル本体10の小径部
10aの縦断面に平行な断面内にて法線L1に対し所定
角度αにてチップ取り付け座11の側壁11b側へ傾斜
するようにし実施してもよい。
【0014】
【発明の効果】上述のような本発明の構成及びその作用
によれば、前記クランプねじの前記ねじ穴に対する締着
長さをより一層長くすることができ、かつ前記スローア
ウェイチップの前記チップ取り付け座の底壁に対する一
様な密着性を確保できる。これにより、前記スローアウ
ェイチップの前記チップ取り付け座に対するクランプ状
態を常に適正に維持することができ、その結果、この種
工具を工作機械に取り付けて切削加工しても、前記クラ
ンプねじが緩むこともなく、前記工具の破損や切削不良
を招くことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図5の1−1線に沿う断面図である。
【図2】本発明の一実施例を示すスローアウェイ式エン
ドミルの正面図である。
【図3】同エンドミルの側面図である。
【図4】同エンドミルの底面図である。
【図5】同エンドミルの部分拡大正面図である。
【符号の説明】
10・・・エンドミル、10a・・・エンドミル本体、
11、12・・・チップ取り付け座、11a・・・底
壁、13・・・ねじ穴、20、30・・・スローアウェ
イチップ、24・・・貫通穴、24a・・・受承座部、
40・・・クランプねじ、41・・・頭部、42・・・
頭部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】工具本体と、 この工具本体の先端部に形成したチップ取り付け座内に
    てその底壁上に着座する平板状スローアウェイチップ
    と、 前記チップ取り付け座の底壁に穿設したねじ穴内に前記
    スローアウェイチップの貫通穴を通し着脱可能に締着さ
    れる首下ねじ部と、前記貫通穴の開口端に形成した受承
    座部内に受承されて前記スローアウェイチップを前記チ
    ップ取り付け座内にクランプするクランプねじとを備え
    てなるスローアウェイ式工具において、 前記ねじ穴が、前記チップ取り付け座の底壁から前記工
    具本体の先端部内にその断面の肉厚増加方向に向け穿設
    されるようにしたことを特徴とするスローアウェイ式工
    具。
JP5341941A 1993-12-13 1993-12-13 スローアウェイ式工具 Pending JPH07164213A (ja)

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