JPH086403Y2 - 耕耘爪の支持手段 - Google Patents
耕耘爪の支持手段Info
- Publication number
- JPH086403Y2 JPH086403Y2 JP1989107287U JP10728789U JPH086403Y2 JP H086403 Y2 JPH086403 Y2 JP H086403Y2 JP 1989107287 U JP1989107287 U JP 1989107287U JP 10728789 U JP10728789 U JP 10728789U JP H086403 Y2 JPH086403 Y2 JP H086403Y2
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- JP
- Japan
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- holder
- claw
- hole
- shape
- tilling
- Prior art date
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- Soil Working Implements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は、ボルトやナット等の締結具を要しないで
耕耘爪を支持することが可能な耕耘爪の支持手段に関す
るものである。
耕耘爪を支持することが可能な耕耘爪の支持手段に関す
るものである。
(従来の技術) 一般に耕耘軸に設けられた爪ホルダーに耕耘爪を着脱
自在に支持させる支持手段はよく知られているが、従来
の支持手段においては、耕耘爪の被ホルダー部を着脱自
在に嵌着するための爪ホルダーのホルダー孔を、単純な
矩形態に形成していたので、耕耘爪の被ホルダー部を爪
ホルダーのホルダー孔に固定する場合はボルトやナット
等の締結具を必要とした。従って上記耕耘爪の取付けや
取外しが煩雑になるうえ、締結具の緩み等により耕耘爪
の締付け態様にガタ付が生じ、これによって上記の耕耘
爪が損傷したり、あるいは屈曲したりするという問題点
があった。
自在に支持させる支持手段はよく知られているが、従来
の支持手段においては、耕耘爪の被ホルダー部を着脱自
在に嵌着するための爪ホルダーのホルダー孔を、単純な
矩形態に形成していたので、耕耘爪の被ホルダー部を爪
ホルダーのホルダー孔に固定する場合はボルトやナット
等の締結具を必要とした。従って上記耕耘爪の取付けや
取外しが煩雑になるうえ、締結具の緩み等により耕耘爪
の締付け態様にガタ付が生じ、これによって上記の耕耘
爪が損傷したり、あるいは屈曲したりするという問題点
があった。
またこれを改良した従来の支持手段としては、第8図
および第9図に示すものがある(特開昭57-5601号)。
この支持手段は、耕耘装置のギヤケース(いずれも図示
せず)に連結された耕耘軸1の外周面に多数(図面では
単数を示し他は省略する)の爪ホルダー2Xを設けてこの
爪ホルダー2Xのホルダー孔21Xに、耕耘爪3Xの刃部5に
隣接した被ホルダー部31Xを、ピン孔34に対する止ピン
4の挿通をもって着脱自在に支持させる場合、ホルダー
孔21Xの内面を、ピン孔24を境にして上下共に耕耘軸1
の回転方向に対し左右側面が徐々に縮小する楔形の傾斜
面22X,23Xに、またこのホルダー孔21X内に挿入する耕耘
爪3Xの被ホルダー部31Xも、上記と対応するように上下
共に左右側面が同様に楔形の傾斜面32X,33Xにそれぞれ
形成されていた。従って前記のボルトやナット等の締結
具を用いないでも、耕耘機の使用中に耕耘爪3Xが土壌耕
起の反力を受けた場合、上記耕耘爪3Xの被ホルダー部31
は、止ピンチを支点にしてその前部部分bの傾斜面32X,
33Xが、これと接しているこの側の爪ホルダー2Xの傾斜
面22X,23Xに押し付けられ、また後部部分においても同
様にして、いわゆる楔が食い込んだ状態となる。これに
より耕耘爪3Xの被ホルダー部31Xは、爪ホルダー2Xに強
固にかつ確実に支持されることになる。
および第9図に示すものがある(特開昭57-5601号)。
この支持手段は、耕耘装置のギヤケース(いずれも図示
せず)に連結された耕耘軸1の外周面に多数(図面では
単数を示し他は省略する)の爪ホルダー2Xを設けてこの
爪ホルダー2Xのホルダー孔21Xに、耕耘爪3Xの刃部5に
隣接した被ホルダー部31Xを、ピン孔34に対する止ピン
4の挿通をもって着脱自在に支持させる場合、ホルダー
孔21Xの内面を、ピン孔24を境にして上下共に耕耘軸1
の回転方向に対し左右側面が徐々に縮小する楔形の傾斜
面22X,23Xに、またこのホルダー孔21X内に挿入する耕耘
爪3Xの被ホルダー部31Xも、上記と対応するように上下
共に左右側面が同様に楔形の傾斜面32X,33Xにそれぞれ
形成されていた。従って前記のボルトやナット等の締結
具を用いないでも、耕耘機の使用中に耕耘爪3Xが土壌耕
起の反力を受けた場合、上記耕耘爪3Xの被ホルダー部31
は、止ピンチを支点にしてその前部部分bの傾斜面32X,
33Xが、これと接しているこの側の爪ホルダー2Xの傾斜
面22X,23Xに押し付けられ、また後部部分においても同
様にして、いわゆる楔が食い込んだ状態となる。これに
より耕耘爪3Xの被ホルダー部31Xは、爪ホルダー2Xに強
固にかつ確実に支持されることになる。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、前記挟圧支持は、爪ホルダー2Xに傾斜
面22X、23Xを、被ホルダー部31Xに傾斜面32X,33Xをそれ
ぞれ設けて行なうものであるため、爪ホルダー2Xと被ホ
ルダー部31Xとの形状が特定されてしまい、多種の耕耘
爪の支持に用いるには不向きであった。また、挟圧力が
傾斜面全体に分散されてしまい挟持力には限界があって
負荷変動の激しい耕耘装置では挟持力が不安定になる恐
れがあった。
面22X、23Xを、被ホルダー部31Xに傾斜面32X,33Xをそれ
ぞれ設けて行なうものであるため、爪ホルダー2Xと被ホ
ルダー部31Xとの形状が特定されてしまい、多種の耕耘
爪の支持に用いるには不向きであった。また、挟圧力が
傾斜面全体に分散されてしまい挟持力には限界があって
負荷変動の激しい耕耘装置では挟持力が不安定になる恐
れがあった。
この考案は上記の問題点を解決するためになされたも
のであり、その目的とするところは、耕耘爪をボルトナ
ット等の締結具を必要とすることなく容易に支持し得る
と共に、形状の自由度を大幅に増大し、多種の耕耘爪を
より強固な支持で行なうことのできる耕耘爪の支持手段
を提供することにある。
のであり、その目的とするところは、耕耘爪をボルトナ
ット等の締結具を必要とすることなく容易に支持し得る
と共に、形状の自由度を大幅に増大し、多種の耕耘爪を
より強固な支持で行なうことのできる耕耘爪の支持手段
を提供することにある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 上記課題を解決するためにこの考案は、耕耘軸に突設
した爪ホルダーの爪ホルダー孔に耕耘爪の被ホルダー部
を嵌合させ中央付近を止着具にて取付けてなる耕耘爪の
支持手段において、前記爪ホルダーのホルダー孔及び被
ホルダー部の断面の形状を深さ方向にて、それぞれ同一
になるように形成すると共に、前記断面の形状を、それ
ぞれ、この断面中心に対し断面図における上下及び左右
の各辺が対称になるように大略縦長の矩形、鼓形又は杵
形形状であって該矩形、鼓形又は杵形形状の左右辺に対
し中心線から上下に離れた部分において異なる角度であ
って、ホルダー孔より被ホルダー部が大きい角度の傾斜
面を有する形状に形成し、前記止着具を中心とする被ホ
ルダー部の回転により断面の左右共に前記ホルダー孔の
傾斜面に被ホルダー部の左右辺及び傾斜面の交差部を当
接させ被ホルダー部を爪ホルダーのホルダー孔にて挾圧
支持するようにしたものである。
した爪ホルダーの爪ホルダー孔に耕耘爪の被ホルダー部
を嵌合させ中央付近を止着具にて取付けてなる耕耘爪の
支持手段において、前記爪ホルダーのホルダー孔及び被
ホルダー部の断面の形状を深さ方向にて、それぞれ同一
になるように形成すると共に、前記断面の形状を、それ
ぞれ、この断面中心に対し断面図における上下及び左右
の各辺が対称になるように大略縦長の矩形、鼓形又は杵
形形状であって該矩形、鼓形又は杵形形状の左右辺に対
し中心線から上下に離れた部分において異なる角度であ
って、ホルダー孔より被ホルダー部が大きい角度の傾斜
面を有する形状に形成し、前記止着具を中心とする被ホ
ルダー部の回転により断面の左右共に前記ホルダー孔の
傾斜面に被ホルダー部の左右辺及び傾斜面の交差部を当
接させ被ホルダー部を爪ホルダーのホルダー孔にて挾圧
支持するようにしたものである。
(作用) 爪ホルダーへ被ホルダー部を嵌合させ、耕耘爪に土壌
からの抵抗を与える等して両者を相対回転させれば、挟
圧支持の局部的な挟圧支持により被ホルダー部が爪ホル
ダーへ強固に支持される。
からの抵抗を与える等して両者を相対回転させれば、挟
圧支持の局部的な挟圧支持により被ホルダー部が爪ホル
ダーへ強固に支持される。
(実施例) 以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図および第2図はこの考案の第1実施例を示すも
のである。まず構成を説明すると、前記した後者の従来
例と同様に耕耘軸1の外周面には次に示す多数の爪ホル
ダー2が、側面から見て放射状となるように適宜の間隔
をもって溶接等の手段により固着されている。上記の爪
ホルダー2は、左右別のほぼコ字形による2体の金属板
を、一方コ字形板の上下端面が他方の上下端面に重合す
るようにして補強部Hが構成され、その外周端は溶接部
分dにおいて一体化されている。この場合上記爪ホルダ
ー2のホルダー孔21は、断面形状が深さ方向で一様であ
り、断面中心に対し上下及び左右が対称であり、かつ、
大略縦長の矩形形状であると共に上下で縮小する様な傾
斜面22,23を有している。
のである。まず構成を説明すると、前記した後者の従来
例と同様に耕耘軸1の外周面には次に示す多数の爪ホル
ダー2が、側面から見て放射状となるように適宜の間隔
をもって溶接等の手段により固着されている。上記の爪
ホルダー2は、左右別のほぼコ字形による2体の金属板
を、一方コ字形板の上下端面が他方の上下端面に重合す
るようにして補強部Hが構成され、その外周端は溶接部
分dにおいて一体化されている。この場合上記爪ホルダ
ー2のホルダー孔21は、断面形状が深さ方向で一様であ
り、断面中心に対し上下及び左右が対称であり、かつ、
大略縦長の矩形形状であると共に上下で縮小する様な傾
斜面22,23を有している。
この傾斜面22,23は後述する如く挾圧支持部を構成す
る。これにより爪ホルダー2は中間高さの左右対称位置
に穿設されたピン孔24を境にして上下共に側壁が前記の
重合端面に近い側を厚くし、上記のピン孔24に近い中間
高さ側を薄く形成されている。
る。これにより爪ホルダー2は中間高さの左右対称位置
に穿設されたピン孔24を境にして上下共に側壁が前記の
重合端面に近い側を厚くし、上記のピン孔24に近い中間
高さ側を薄く形成されている。
また前記のホルダー孔21内に着脱自在に嵌挿する耕耘
爪3は、刃部5(図面では一部省略)と被ホルダー部31
とからなり、被ホルダー部31は次のように構成されてい
る。
爪3は、刃部5(図面では一部省略)と被ホルダー部31
とからなり、被ホルダー部31は次のように構成されてい
る。
上記の被ホルダー部31は、断面形状がホルダー穴21と
対応した大略縦長の矩形形状であり、その左右部の中間
体が平行面に形成されていて、前記した爪ホルダー2の
各傾斜面22,23とは隙間eが生じるように構成されてい
る。また上記平行面の上下端には、左右平行面(左右
辺)に対して交差する如く、前記したホルダー孔21の傾
斜面22,23よりも角度の大きい縮小形の傾斜面32,33に形
成されている。従って被ホルダー部31の中間体に穿設さ
れたピン孔34に爪ホルダー2のピン孔24から止ピン4を
挿通した場合、耕耘爪3は、左右の平行面とその側毎の
傾斜面32,33との交差部が局部的な接触部分cになっ
て、ホルダー孔21内の中心線よりも上下端に近いその側
毎の傾斜面22,23に当接するように構成されている。
対応した大略縦長の矩形形状であり、その左右部の中間
体が平行面に形成されていて、前記した爪ホルダー2の
各傾斜面22,23とは隙間eが生じるように構成されてい
る。また上記平行面の上下端には、左右平行面(左右
辺)に対して交差する如く、前記したホルダー孔21の傾
斜面22,23よりも角度の大きい縮小形の傾斜面32,33に形
成されている。従って被ホルダー部31の中間体に穿設さ
れたピン孔34に爪ホルダー2のピン孔24から止ピン4を
挿通した場合、耕耘爪3は、左右の平行面とその側毎の
傾斜面32,33との交差部が局部的な接触部分cになっ
て、ホルダー孔21内の中心線よりも上下端に近いその側
毎の傾斜面22,23に当接するように構成されている。
前記した止ピン4は、耕耘爪3の被ホルダー部31を爪
ホルダー2のホルダー孔21内に嵌入係合させて、爪ホル
ダー2のピン孔24と耕耘爪3のピン孔34とに挿通し、こ
れによって耕耘爪3を爪ホルダー2に着脱自在に固定し
ている。なお止ピン4は、図示しない割りピン等によっ
て抜け止めがなされている。
ホルダー2のホルダー孔21内に嵌入係合させて、爪ホル
ダー2のピン孔24と耕耘爪3のピン孔34とに挿通し、こ
れによって耕耘爪3を爪ホルダー2に着脱自在に固定し
ている。なお止ピン4は、図示しない割りピン等によっ
て抜け止めがなされている。
上記の構成によりその作用を説明すると、図示しない
原動機の作動で耕耘軸1を回転させ、これによって耕耘
爪3が土壌の耕起を開始した場合、上記の耕耘爪3は第
1図に示すように、刃部5を介して土壌耕起の反力を前
部下位側aと後部上位側bで受けるため、耕耘爪3の被
ホルダー部31は、ピン孔24の止ピン4を支点にして、前
部及び後部側において、断面の左右辺と傾斜面との交差
部がその位置毎の爪ホルダー2の傾斜面22,23に押し付
けられ、接触部分cとなり、挾圧支持されることにな
る。この場合爪ホルダー2の上下端部は左右側壁の折曲
げにより重合された補強部になっていて、挾圧支持によ
る応力集中を避けて亀裂するのを防止することができ
る。また上記反力の押し付けにより、爪ホルダー2の止
ピン4に近い中間の高さ部分は肉厚が薄く形成されてい
るため、この位置におけるホルダー孔21の傾斜面22,23
は、止ピン4の軸方向に弾性的に拡大することになる。
さらに上記反力の押し付けが消滅するとホルダー孔21の
側壁は原状態に復帰する。上記において、ホルダー孔21
の傾斜面22,23には被ホルダー部31の傾斜面交差部が接
触部分cとして当接しているため、局部的に大きな圧力
が生じ、被ホルダー部31がホルダー孔21にて強固に挾圧
支持される。而して、上記ホルダー孔21の側壁はこの接
触部分cを支点にして隙間eの側に弾性的に緩衝性が働
く。従って上記による緩衝性が隙間eの参加により活用
されて耕耘爪3の接触部分cに弾性力による締付け作用
が働く。これによりボルトやナット等の締結具を要しな
いで被ホルダー部31を爪ホルダー2に強固にかつ確実に
支持することができる。
原動機の作動で耕耘軸1を回転させ、これによって耕耘
爪3が土壌の耕起を開始した場合、上記の耕耘爪3は第
1図に示すように、刃部5を介して土壌耕起の反力を前
部下位側aと後部上位側bで受けるため、耕耘爪3の被
ホルダー部31は、ピン孔24の止ピン4を支点にして、前
部及び後部側において、断面の左右辺と傾斜面との交差
部がその位置毎の爪ホルダー2の傾斜面22,23に押し付
けられ、接触部分cとなり、挾圧支持されることにな
る。この場合爪ホルダー2の上下端部は左右側壁の折曲
げにより重合された補強部になっていて、挾圧支持によ
る応力集中を避けて亀裂するのを防止することができ
る。また上記反力の押し付けにより、爪ホルダー2の止
ピン4に近い中間の高さ部分は肉厚が薄く形成されてい
るため、この位置におけるホルダー孔21の傾斜面22,23
は、止ピン4の軸方向に弾性的に拡大することになる。
さらに上記反力の押し付けが消滅するとホルダー孔21の
側壁は原状態に復帰する。上記において、ホルダー孔21
の傾斜面22,23には被ホルダー部31の傾斜面交差部が接
触部分cとして当接しているため、局部的に大きな圧力
が生じ、被ホルダー部31がホルダー孔21にて強固に挾圧
支持される。而して、上記ホルダー孔21の側壁はこの接
触部分cを支点にして隙間eの側に弾性的に緩衝性が働
く。従って上記による緩衝性が隙間eの参加により活用
されて耕耘爪3の接触部分cに弾性力による締付け作用
が働く。これによりボルトやナット等の締結具を要しな
いで被ホルダー部31を爪ホルダー2に強固にかつ確実に
支持することができる。
第3図はこの考案の第2実施例を示すものである。
この実施例における爪ホルダー2Aは、全体が1体の素
材をもって補強部Hを有する縦断面がほぼ鼓形に形成さ
れている。上記爪ホルダー2Aのホルダー孔21の側壁も外
周部と同様に鼓形による円弧状の傾斜面25,26に形成さ
れている。すなわち止ピン4が挿通されるピン孔24の位
置よりも上下端側が幅広となる傾斜面25,26に形成され
ている。またこの爪ホルダー2Aのホルダー孔21内に挿入
される耕耘爪3Aの被ホルダー部31の両側部も、止めピン
4の中心線より上下に離れたところで、左右面に対する
角度(中心線に向かって)が上記の傾斜面25,26より大
きな角度を有する同様状の傾斜面35,36に形成されてい
る。そして、止ピン4が挿通される中間高さ位置の近傍
では、双方間に隙間eが形出されている。従って耕耘爪
3の被ホルダー部31の傾斜面35,36と左右面との交差部
が爪ホルダー2Aの傾斜面25,26に当接し、これにより局
部的な接触部分cを生ずるように形成されている。
材をもって補強部Hを有する縦断面がほぼ鼓形に形成さ
れている。上記爪ホルダー2Aのホルダー孔21の側壁も外
周部と同様に鼓形による円弧状の傾斜面25,26に形成さ
れている。すなわち止ピン4が挿通されるピン孔24の位
置よりも上下端側が幅広となる傾斜面25,26に形成され
ている。またこの爪ホルダー2Aのホルダー孔21内に挿入
される耕耘爪3Aの被ホルダー部31の両側部も、止めピン
4の中心線より上下に離れたところで、左右面に対する
角度(中心線に向かって)が上記の傾斜面25,26より大
きな角度を有する同様状の傾斜面35,36に形成されてい
る。そして、止ピン4が挿通される中間高さ位置の近傍
では、双方間に隙間eが形出されている。従って耕耘爪
3の被ホルダー部31の傾斜面35,36と左右面との交差部
が爪ホルダー2Aの傾斜面25,26に当接し、これにより局
部的な接触部分cを生ずるように形成されている。
上記の構成により、この実施例では、前記の実施例と
同様に図示しない原動機の作動で耕耘軸1を回転させ、
これによって耕耘爪3Aが土壌の耕起を開始した際、上記
の耕耘爪3Aはその刃部5を介して同様に土壌耕起の反力
を受けるが、この場合傾斜面は前記の実施例とは反対に
止ピン4側に向って狭まるように形成されているため、
相対移動が反対になる。しかし、非ホルダー部のホルダ
ー穴に対する挟持の仕方は前実施例と同様である。而し
てこの実施例では第1図を準用すると、上記の反力は前
部bの下位側及び後部aの上位側で押上げ力として受け
ることになる。従ってその押上げ力で被ホルダー部31の
接触部分cは、この位置の幅よりも狭いピン孔24部分の
側壁面に押上げ状に働くので、止ピン4の位置における
ホルダー孔21の傾斜面25,26には上記止ピン4の軸方向
に反力が拡大する弾性力となって作用することになる。
このため前述と同様にこの位置での緩衝性が隙間eの参
加により活用されて耕耘爪3Aの接触部分cに弾性力によ
る締付け作用が働く。これによりこの実施例でもボルト
やナット等の締結具を要しないで被ホルダー部31を爪ホ
ルダー2Aに強固にかつ確実に支持することができる。ま
たこの実施例の爪ホルダー2Aは1体の素材から形成され
ているので、上記の反力を受けても強力な剛性が維持さ
れ、かつ前記の緩衝性により上下端部に亀裂等が起こる
のを未然に防止できる。
同様に図示しない原動機の作動で耕耘軸1を回転させ、
これによって耕耘爪3Aが土壌の耕起を開始した際、上記
の耕耘爪3Aはその刃部5を介して同様に土壌耕起の反力
を受けるが、この場合傾斜面は前記の実施例とは反対に
止ピン4側に向って狭まるように形成されているため、
相対移動が反対になる。しかし、非ホルダー部のホルダ
ー穴に対する挟持の仕方は前実施例と同様である。而し
てこの実施例では第1図を準用すると、上記の反力は前
部bの下位側及び後部aの上位側で押上げ力として受け
ることになる。従ってその押上げ力で被ホルダー部31の
接触部分cは、この位置の幅よりも狭いピン孔24部分の
側壁面に押上げ状に働くので、止ピン4の位置における
ホルダー孔21の傾斜面25,26には上記止ピン4の軸方向
に反力が拡大する弾性力となって作用することになる。
このため前述と同様にこの位置での緩衝性が隙間eの参
加により活用されて耕耘爪3Aの接触部分cに弾性力によ
る締付け作用が働く。これによりこの実施例でもボルト
やナット等の締結具を要しないで被ホルダー部31を爪ホ
ルダー2Aに強固にかつ確実に支持することができる。ま
たこの実施例の爪ホルダー2Aは1体の素材から形成され
ているので、上記の反力を受けても強力な剛性が維持さ
れ、かつ前記の緩衝性により上下端部に亀裂等が起こる
のを未然に防止できる。
第4図はこの考案の第3実施例を示すものである。
この実施例における爪ホルダー2Bは、全体が1体の素
材をもって外周部が補強部Hを有する矩形態に形成され
ている。そしてこの爪ホルダー2Bのホルダー孔21の側壁
は前実施例の鼓形より更に中心側に向ってくびれたほぼ
杵形に形成されている。すなわちピン孔24が設けられた
中間高さ位置の側壁は幅狭い平行面に形成されている
が、上下端に近い側壁は中間高さ位置の側壁をさらに凹
部状に拡大した傾斜面27,28に形成されている。またこ
の爪ホルダー2Bのホルダー孔21内に挿入される耕耘爪3B
の被ホルダー部31の両側部も、ほぼ上記の傾斜面27,28
に対応するように、中間高さ位置の側部は外部面と平行
状に形成されているが、上下端に近い側部は中間高さ位
置の側部をさらに凸部状に拡大した(即ち、左右面に対
する角度が被ホルダー部の傾斜面27,28よりの大きい)
傾斜面37,38に形成されている。この場合双方の中間高
さ位置の平行縦面間には隙間eが形出されている。従っ
て耕耘爪3Bの傾斜面37,38が爪ホルダー2Bの傾斜面27,28
に当接する接触部分cは、中間高さ位置の隙間eが消滅
した杵の首部にあたる上下端に近い位置となるように構
成されている。
材をもって外周部が補強部Hを有する矩形態に形成され
ている。そしてこの爪ホルダー2Bのホルダー孔21の側壁
は前実施例の鼓形より更に中心側に向ってくびれたほぼ
杵形に形成されている。すなわちピン孔24が設けられた
中間高さ位置の側壁は幅狭い平行面に形成されている
が、上下端に近い側壁は中間高さ位置の側壁をさらに凹
部状に拡大した傾斜面27,28に形成されている。またこ
の爪ホルダー2Bのホルダー孔21内に挿入される耕耘爪3B
の被ホルダー部31の両側部も、ほぼ上記の傾斜面27,28
に対応するように、中間高さ位置の側部は外部面と平行
状に形成されているが、上下端に近い側部は中間高さ位
置の側部をさらに凸部状に拡大した(即ち、左右面に対
する角度が被ホルダー部の傾斜面27,28よりの大きい)
傾斜面37,38に形成されている。この場合双方の中間高
さ位置の平行縦面間には隙間eが形出されている。従っ
て耕耘爪3Bの傾斜面37,38が爪ホルダー2Bの傾斜面27,28
に当接する接触部分cは、中間高さ位置の隙間eが消滅
した杵の首部にあたる上下端に近い位置となるように構
成されている。
上記の構成により、この実施例では、前記の両実施例
と同様に耕耘爪3Bが土壌の耕起を開始した際、上記の耕
耘爪3Bはその刃部5を介して同様に反力を受けるが、こ
の実施例でも前記の第2実施例と同様に止ピン4の中間
高さ位置が幅狭い平行面に形成されているため、上記の
反力は前部の下位側及び後部の上位側で受けることにな
る。従ってこの実施例でも爪ホルダー2Bの傾斜面27,28
は、止ピン4の軸方向に拡大する弾性力となって作用
し、これによって前述と同様にこの位置での緩衝性が隙
間eの参加により活用されて耕耘爪3Bの接触部分cに弾
性力による締付け作用が働いて、ボルトやナット等の締
結具を要することなく被ホルダー部31を爪ホルダー2Bに
強固にかつ確実に支持することができる。またこの実施
例でも爪ホルダー2Bは前記の第2実施例と同様に1体の
素材から形成されているので、上記の反力を受けても強
力な剛性が維持され、かつ前述した緩衝性により上下の
端部に亀裂等が起こるのを未然に防止できる。
と同様に耕耘爪3Bが土壌の耕起を開始した際、上記の耕
耘爪3Bはその刃部5を介して同様に反力を受けるが、こ
の実施例でも前記の第2実施例と同様に止ピン4の中間
高さ位置が幅狭い平行面に形成されているため、上記の
反力は前部の下位側及び後部の上位側で受けることにな
る。従ってこの実施例でも爪ホルダー2Bの傾斜面27,28
は、止ピン4の軸方向に拡大する弾性力となって作用
し、これによって前述と同様にこの位置での緩衝性が隙
間eの参加により活用されて耕耘爪3Bの接触部分cに弾
性力による締付け作用が働いて、ボルトやナット等の締
結具を要することなく被ホルダー部31を爪ホルダー2Bに
強固にかつ確実に支持することができる。またこの実施
例でも爪ホルダー2Bは前記の第2実施例と同様に1体の
素材から形成されているので、上記の反力を受けても強
力な剛性が維持され、かつ前述した緩衝性により上下の
端部に亀裂等が起こるのを未然に防止できる。
第5図(a),(b),(c)は上記によるこの考案
の第1,第2,第3実施例を基本として応用した第4実施例
を示すものである。
の第1,第2,第3実施例を基本として応用した第4実施例
を示すものである。
この実施例では、第1図に示すと同様の耕耘軸1に大
径のフランジ円板体6を同心状に軸嵌し、この円板体6
の外周部に近い面部には多数(図面では1個乃至2個を
もって示している)の切欠部7を遠心力の方向に似た配
置態様をもって適宜間隔を設け、この各切欠部7内には
前記の3実施例による爪ホルダー2(または2A,2B)
を、そのホルダー孔21がフランジ円板体6とほぼ同一面
状となる態様により、溶接等の手段をもって固着されて
いる。また上記の円板体6に溶着した爪ホルダー2(ま
たは2A,2B)のホルダー孔21内には前記3実施例の耕耘
爪3(または3A,3B)が止ピン4の挿通をもってそれぞ
れ着脱自在に固定されている。
径のフランジ円板体6を同心状に軸嵌し、この円板体6
の外周部に近い面部には多数(図面では1個乃至2個を
もって示している)の切欠部7を遠心力の方向に似た配
置態様をもって適宜間隔を設け、この各切欠部7内には
前記の3実施例による爪ホルダー2(または2A,2B)
を、そのホルダー孔21がフランジ円板体6とほぼ同一面
状となる態様により、溶接等の手段をもって固着されて
いる。また上記の円板体6に溶着した爪ホルダー2(ま
たは2A,2B)のホルダー孔21内には前記3実施例の耕耘
爪3(または3A,3B)が止ピン4の挿通をもってそれぞ
れ着脱自在に固定されている。
上記の構成により、この実施例では、耕耘爪3(また
は3A,3B)が土壌の耕起を開始した際に前述したと同様
の反力を受けるが、爪ホルダー2(または2A,2B)にお
ける緩衝性が隙間eの参加により活用されて耕耘爪3
(または3A,3B)の接触部分cに弾性力による締付け作
用が働くため、この実施例でも前記した基本の3実施例
と同様に被ホルダー部31を爪ホルダー2(または2A,2
B)に強固にかつ確実に支持することができる。また爪
ホルダー2(または2A,2B)はフランジ円板体6と同一
面状に溶着されているので、爪ホルダー2(または2A,2
B)は上記の反力を受けても外周部における強力な剛性
が維持されて上下端部が亀裂するのを容易確実に防止す
ることができる。
は3A,3B)が土壌の耕起を開始した際に前述したと同様
の反力を受けるが、爪ホルダー2(または2A,2B)にお
ける緩衝性が隙間eの参加により活用されて耕耘爪3
(または3A,3B)の接触部分cに弾性力による締付け作
用が働くため、この実施例でも前記した基本の3実施例
と同様に被ホルダー部31を爪ホルダー2(または2A,2
B)に強固にかつ確実に支持することができる。また爪
ホルダー2(または2A,2B)はフランジ円板体6と同一
面状に溶着されているので、爪ホルダー2(または2A,2
B)は上記の反力を受けても外周部における強力な剛性
が維持されて上下端部が亀裂するのを容易確実に防止す
ることができる。
第6図(a),(b)は上記によるこの考案の第1,第
2,第3実施例を基本として応用した第5実施例を示すも
のである。
2,第3実施例を基本として応用した第5実施例を示すも
のである。
この実施例では、前記の第4実施例と同様に耕耘軸1
に大径のフランジ円板体6を同心状に軸嵌し、この円板
体6の一方面側の外周部に近い面部には前記と同様の配
置により、前述した基本の3実施例による爪ホルダー2
(または2A,2B)を、そのホルダー孔21が円板体6の面
部と平行する態様により、溶接等の手段をもって固着さ
れている。そして上記円板体6に溶着した爪ホルダー2
(または2A,2B)には前記した基本の3実施例による耕
耘爪3(または3A,3B)が止ピン4の挿通をもってそれ
ぞれ着脱自在に固定されている。
に大径のフランジ円板体6を同心状に軸嵌し、この円板
体6の一方面側の外周部に近い面部には前記と同様の配
置により、前述した基本の3実施例による爪ホルダー2
(または2A,2B)を、そのホルダー孔21が円板体6の面
部と平行する態様により、溶接等の手段をもって固着さ
れている。そして上記円板体6に溶着した爪ホルダー2
(または2A,2B)には前記した基本の3実施例による耕
耘爪3(または3A,3B)が止ピン4の挿通をもってそれ
ぞれ着脱自在に固定されている。
上記の構成により、この実施例では、耕耘爪3(また
は3A,3B)が土壌の耕起を開始した際に前述したと同様
の反力を受けるとが、爪ホルダー2(または2A,2B)に
おける緩衝性が隙間eの参加により活用されて耕耘爪3
(または3A,3B)の接触部分cに弾性力による締付け作
用が働くため、この実施例でも前記した基本の3実施例
と同様に被ホルダー部31を爪ホルダー2(または2A,2
B)に強固にかつ確実に支持することができる。また爪
ホルダー2(または2A,2B)はフランジ円板体6と同一
面状に溶着されているので、爪ホルダー2(または2A,2
B)は上記の反力を受けても外周部での溶接により強力
な剛性が維持されるうえ、前述した事由により、上記の
反力は爪ホルダー2(または2A,2B)の上下端に波及し
ないため、上下端部が亀裂するのを容易確実に防止する
ことができる。
は3A,3B)が土壌の耕起を開始した際に前述したと同様
の反力を受けるとが、爪ホルダー2(または2A,2B)に
おける緩衝性が隙間eの参加により活用されて耕耘爪3
(または3A,3B)の接触部分cに弾性力による締付け作
用が働くため、この実施例でも前記した基本の3実施例
と同様に被ホルダー部31を爪ホルダー2(または2A,2
B)に強固にかつ確実に支持することができる。また爪
ホルダー2(または2A,2B)はフランジ円板体6と同一
面状に溶着されているので、爪ホルダー2(または2A,2
B)は上記の反力を受けても外周部での溶接により強力
な剛性が維持されるうえ、前述した事由により、上記の
反力は爪ホルダー2(または2A,2B)の上下端に波及し
ないため、上下端部が亀裂するのを容易確実に防止する
ことができる。
第7図(a),(b)はこの考案の第6実施例を示す
ものである。
ものである。
この実施例では前記の第4,第5実施例と同様に耕耘軸
1に大径のフランジ円板体6を同心状に軸嵌し、この円
板体6の一方面側の外周部に近い面部に前記爪ホルダー
2の一部または半身部を構成するための凹所8を多数
(図面では1個をもって示している)前述と同様の態様
により設け、この凹所8の外方位置には前記爪ホルダー
2の一部または半身部の残りの一部または半身部を形成
したホルダー部9が、溶接等の手段により固着されて、
この内部に前記第1実施例と同様のホルダー孔21が構成
されている。そして上記のホルダー孔21内には前記第1
実施例の耕耘爪3が止ピン4の挿通をもってそれぞれ着
脱自在に固定されている。
1に大径のフランジ円板体6を同心状に軸嵌し、この円
板体6の一方面側の外周部に近い面部に前記爪ホルダー
2の一部または半身部を構成するための凹所8を多数
(図面では1個をもって示している)前述と同様の態様
により設け、この凹所8の外方位置には前記爪ホルダー
2の一部または半身部の残りの一部または半身部を形成
したホルダー部9が、溶接等の手段により固着されて、
この内部に前記第1実施例と同様のホルダー孔21が構成
されている。そして上記のホルダー孔21内には前記第1
実施例の耕耘爪3が止ピン4の挿通をもってそれぞれ着
脱自在に固定されている。
上記の構成により、各ホルダー孔21はフランジ円板体
6に設けられた凹所8を爪ホルダー2の一部または半身
部として構成しているため、原形態が容易に堅持されて
被ホルダー部31が土壌耕起の反力を受けても変形した
り、脱落するのを容易に防止できる。そのうえ第1実施
例と同様の緩衝性による締付け力が働くことから、耕耘
爪3の被ホルダー部31を爪ホルダー2に強固にかつ確実
に支持することができる。
6に設けられた凹所8を爪ホルダー2の一部または半身
部として構成しているため、原形態が容易に堅持されて
被ホルダー部31が土壌耕起の反力を受けても変形した
り、脱落するのを容易に防止できる。そのうえ第1実施
例と同様の緩衝性による締付け力が働くことから、耕耘
爪3の被ホルダー部31を爪ホルダー2に強固にかつ確実
に支持することができる。
[考案の効果] 以上に説明したようにこの考案の構成によれば、耕耘
爪の支持をボルト・ナット等の締結具を用いることなく
容易に行なえると共に、爪ホルダー、被ホルダー部共に
形状の自由度が大幅に増大し、挟持力も局部的となって
著しく増大する。従って、被ホルダー部が断面矩形の一
般的な爪、負荷変動が大きくなる大型爪等、多種の耕耘
爪をより強固に支持することが可能である。
爪の支持をボルト・ナット等の締結具を用いることなく
容易に行なえると共に、爪ホルダー、被ホルダー部共に
形状の自由度が大幅に増大し、挟持力も局部的となって
著しく増大する。従って、被ホルダー部が断面矩形の一
般的な爪、負荷変動が大きくなる大型爪等、多種の耕耘
爪をより強固に支持することが可能である。
第1図はこの考案の第1実施例による耕耘爪の支持手段
を示す要部側面図、第2図は第1図のII-II線における
縦断面図、第3図は第2実施例を第1図のII-IIに相当
する位置で示す縦断面図、第4図は第3実施例を第1図
のII-IIに相当する位置で示す縦断面図、第5図(a)
は上記の3実施例を基本とする第4実施例を示す一部縦
断側面図、第5図(b)は同一部縦断正面図、第5図
(c)はこの実施例に用いる爪ホルダーの一部を示す斜
視図、第6図(a)は第5実施例を示す一部縦断側面
図、第6図(b)は同一部縦断正面図、第7図(a)は
第6実施例を示す側面図、第7図(b)は同一部縦断正
面図、第8図は従来例における耕耘爪の支持手段を示す
要部側面図、第9図は第8図のX−X線における縦断面
図である。 1……耕耘軸 2,2A,2B……爪ホルダー 3,3A,3B……耕耘爪 4……止ピン 21……ホルダー孔 22,23,25,26,27,28,32,33,35,36,37,38……傾斜面(挾
圧支持部) 31……被ホルダー部 H……補強部
を示す要部側面図、第2図は第1図のII-II線における
縦断面図、第3図は第2実施例を第1図のII-IIに相当
する位置で示す縦断面図、第4図は第3実施例を第1図
のII-IIに相当する位置で示す縦断面図、第5図(a)
は上記の3実施例を基本とする第4実施例を示す一部縦
断側面図、第5図(b)は同一部縦断正面図、第5図
(c)はこの実施例に用いる爪ホルダーの一部を示す斜
視図、第6図(a)は第5実施例を示す一部縦断側面
図、第6図(b)は同一部縦断正面図、第7図(a)は
第6実施例を示す側面図、第7図(b)は同一部縦断正
面図、第8図は従来例における耕耘爪の支持手段を示す
要部側面図、第9図は第8図のX−X線における縦断面
図である。 1……耕耘軸 2,2A,2B……爪ホルダー 3,3A,3B……耕耘爪 4……止ピン 21……ホルダー孔 22,23,25,26,27,28,32,33,35,36,37,38……傾斜面(挾
圧支持部) 31……被ホルダー部 H……補強部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 松本 俊吾 高知県高知市布師田3950番地 太陽鍛工株 式会社内 (72)考案者 植田 浩 高知県高知市布師田3950番地 太陽鍛工株 式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−5601(JP,A) 実開 昭59−156407(JP,U) 実公 昭44−30643(JP,Y1)
Claims (1)
- 【請求項1】耕耘軸に突設した爪ホルダーの爪ホルダー
孔に耕耘爪の被ホルダー部を嵌合させ中央付近を止着具
にて取付けてなる耕耘爪の支持手段において、前記爪ホ
ルダーのホルダー孔及び被ホルダー部の断面の形状を深
さ方向にて、それぞれ同一になるように形成すると共
に、前記断面の形状を、それぞれ、この断面中心に対し
断面図における上下及び左右の各辺が対称になるように
大略縦長の矩形、鼓形又は杵形形状であって該矩形、鼓
形又は杵形形状の左右辺に対し中心線から上下に離れた
部分において異なる角度であって、ホルダー孔より被ホ
ルダー部が大きい角度の傾斜面を有する形状に形成し、
前記止着具を中心とする被ホルダー部の回転により断面
の左右共に前記ホルダー孔の傾斜面に被ホルダー部の左
右辺及び傾斜面の交差部を当接させ被ホルダー部を爪ホ
ルダーのホルダー孔にて挾圧支持するようにしたことを
特徴とする耕耘爪の支持手段。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989107287U JPH086403Y2 (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | 耕耘爪の支持手段 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989107287U JPH086403Y2 (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | 耕耘爪の支持手段 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0255503U JPH0255503U (ja) | 1990-04-23 |
JPH086403Y2 true JPH086403Y2 (ja) | 1996-02-28 |
Family
ID=31341563
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989107287U Expired - Lifetime JPH086403Y2 (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | 耕耘爪の支持手段 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH086403Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS575601A (en) * | 1980-06-10 | 1982-01-12 | Taiyou Tankou Kk | Supporting means of tilling tine |
JPS59156407U (ja) * | 1983-04-07 | 1984-10-20 | セイレイ工業株式会社 | 正逆両用爪のロ−タリ軸への取付構造 |
JPH0335041U (ja) * | 1989-08-17 | 1991-04-05 |
-
1989
- 1989-09-14 JP JP1989107287U patent/JPH086403Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0255503U (ja) | 1990-04-23 |
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