JPH07207700A - バケットにおけるスパイク取付構造 - Google Patents
バケットにおけるスパイク取付構造Info
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- JPH07207700A JPH07207700A JP543194A JP543194A JPH07207700A JP H07207700 A JPH07207700 A JP H07207700A JP 543194 A JP543194 A JP 543194A JP 543194 A JP543194 A JP 543194A JP H07207700 A JPH07207700 A JP H07207700A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】バケットによるスパイクを必要とする作業と、
スパイクを必要としない作業とのいずれにも容易に対応
する。 【構成】パワーショベル等に取着されるバケット1の前
部に回転軸12を設け、回転軸12には、スパイク5が
挿通されることにより回転可能に取着されている。この
スパイク5はその回転により爪部9がバケット1の前部
から突出する突出位置と、バケット1内に収納される収
納位置とに位置決めされ、これら突出位置及び収納位置
のそれぞれにボルト14にて固定される。従って、スパ
イク5を回転軸12を中心に回転させるだけで、スパイ
ク5を突出位置と収納位置とに容易に位置決め固定で
き、バケット1による掘削等の作業性を向上させること
ができる。
スパイクを必要としない作業とのいずれにも容易に対応
する。 【構成】パワーショベル等に取着されるバケット1の前
部に回転軸12を設け、回転軸12には、スパイク5が
挿通されることにより回転可能に取着されている。この
スパイク5はその回転により爪部9がバケット1の前部
から突出する突出位置と、バケット1内に収納される収
納位置とに位置決めされ、これら突出位置及び収納位置
のそれぞれにボルト14にて固定される。従って、スパ
イク5を回転軸12を中心に回転させるだけで、スパイ
ク5を突出位置と収納位置とに容易に位置決め固定で
き、バケット1による掘削等の作業性を向上させること
ができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパワーショベル等の産業
機械に取着されるバケットにおけるスパイク取付構造に
関するものである。
機械に取着されるバケットにおけるスパイク取付構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図10に示すように、パワーショ
ベル等に取着されるバケット31の前部には、スパイク
32が溶接により固着されている。この場合、パワーシ
ョベル等にて、特にスパイク32を必要としない作業を
行う場合には、バケット31をスパイク32が取り付け
られていない別のバケットと交換する必要がある。この
バケット31を交換するためには、例えばクレーン等が
使用され、交換作業自体が大掛かりとなり、手間がかか
るとともに面倒であるという問題がある。
ベル等に取着されるバケット31の前部には、スパイク
32が溶接により固着されている。この場合、パワーシ
ョベル等にて、特にスパイク32を必要としない作業を
行う場合には、バケット31をスパイク32が取り付け
られていない別のバケットと交換する必要がある。この
バケット31を交換するためには、例えばクレーン等が
使用され、交換作業自体が大掛かりとなり、手間がかか
るとともに面倒であるという問題がある。
【0003】そこで、バケット31の前部にスパイク3
2を、複数のボルト(図示せず)にて固着する方法が提
案されている。例えば前後方向に配設された二本のボル
トにてスパイク32をバケット31に固着する方法が提
案されている。この場合、二本のボルトにてスパイク3
2を確実に所定の位置に位置決めし固定することとな
る。従って、パワーショベル等にてスパイク32を必要
としない作業を行う場合には、バケット31から各ボル
トを取り外し、当該バケット31をスパイク32の取着
されていない状態にして掘削作業を行う。このとき、取
り外されたスパイク32及びボルトは所定の保管場所等
に保管される。
2を、複数のボルト(図示せず)にて固着する方法が提
案されている。例えば前後方向に配設された二本のボル
トにてスパイク32をバケット31に固着する方法が提
案されている。この場合、二本のボルトにてスパイク3
2を確実に所定の位置に位置決めし固定することとな
る。従って、パワーショベル等にてスパイク32を必要
としない作業を行う場合には、バケット31から各ボル
トを取り外し、当該バケット31をスパイク32の取着
されていない状態にして掘削作業を行う。このとき、取
り外されたスパイク32及びボルトは所定の保管場所等
に保管される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このバ
ケット31にて、スパイク32を必要としない作業を行
う場合には、スパイク32及びボルトをバケット31か
ら取り外して使用しないために紛失するおそれがある。
又、スパイク32をバケット31の所定の位置に確実に
固定するために、少なくとも二本のボルトにてスパイク
32を取り付ける必要があり、取り付けのために手間や
時間がかかるという問題がある。
ケット31にて、スパイク32を必要としない作業を行
う場合には、スパイク32及びボルトをバケット31か
ら取り外して使用しないために紛失するおそれがある。
又、スパイク32をバケット31の所定の位置に確実に
固定するために、少なくとも二本のボルトにてスパイク
32を取り付ける必要があり、取り付けのために手間や
時間がかかるという問題がある。
【0005】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的はバケットによるスパイク
を必要とする作業と、スパイクを必要としない作業との
いずれにも容易に対応することができるバケットにおけ
るスパイク取付構造を提供することにある。
れたものであって、その目的はバケットによるスパイク
を必要とする作業と、スパイクを必要としない作業との
いずれにも容易に対応することができるバケットにおけ
るスパイク取付構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1記載の発明は、バケットの前部に回転軸を
設け、回転軸にスパイクを回転可能に挿通するととも
に、その回転によりスパイクの先端部がバケットの前部
から突出する突出位置と、バケット内に収納される収納
位置とに位置決めし、これら突出位置及び収納位置のそ
れぞれに当該スパイクを締結部材にて固定可能に設けた
ことをその要旨とする。
め、請求項1記載の発明は、バケットの前部に回転軸を
設け、回転軸にスパイクを回転可能に挿通するととも
に、その回転によりスパイクの先端部がバケットの前部
から突出する突出位置と、バケット内に収納される収納
位置とに位置決めし、これら突出位置及び収納位置のそ
れぞれに当該スパイクを締結部材にて固定可能に設けた
ことをその要旨とする。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記締結部材はボルトであって、スパイク
を突出位置に固定するボルトと収納位置に固定するボル
トとは同一のボルトが使用されることをその要旨とす
る。
明において、前記締結部材はボルトであって、スパイク
を突出位置に固定するボルトと収納位置に固定するボル
トとは同一のボルトが使用されることをその要旨とす
る。
【0008】請求項3記載の発明は、バケットの先端部
に位置決め用のピンを取着し、そのピンにスパイクを係
止するとともに、その係止されたスパイクを一本の締結
部材にてバケットの予め定められた部位に取着すること
により、スパイクを突出位置及び収納位置に固定するよ
うにしたことをその要旨とする。
に位置決め用のピンを取着し、そのピンにスパイクを係
止するとともに、その係止されたスパイクを一本の締結
部材にてバケットの予め定められた部位に取着すること
により、スパイクを突出位置及び収納位置に固定するよ
うにしたことをその要旨とする。
【0009】
【作用】従って、請求項1記載の発明によれば、バケッ
トの前部に取着されたスパイクは回転軸を中心に回転さ
せることにより、突出位置及び収納位置に位置決めされ
る。このとき、スパイクは各突出位置及び収納位置に、
締結部材にて固定される。
トの前部に取着されたスパイクは回転軸を中心に回転さ
せることにより、突出位置及び収納位置に位置決めされ
る。このとき、スパイクは各突出位置及び収納位置に、
締結部材にて固定される。
【0010】請求項2記載の発明によれば、スパイクは
突出位置及び収納位置に同一のボルトにて固定される。
従って、当該突出位置及び収納位置に固定するために同
一の部品が使用される。よって、各位置に固定するため
に、その位置毎に不要な部品は存在せず、ボルト等の固
定に必要な部品の紛失が防止される。
突出位置及び収納位置に同一のボルトにて固定される。
従って、当該突出位置及び収納位置に固定するために同
一の部品が使用される。よって、各位置に固定するため
に、その位置毎に不要な部品は存在せず、ボルト等の固
定に必要な部品の紛失が防止される。
【0011】請求項3記載の発明によれば、位置決め用
のピンに係止した状態でスパイクをバケット上に載置
し、締結部材にてスパイクをバケットに取着することに
より、その係止されたスパイクを突出位置及び収納位置
に固定する。
のピンに係止した状態でスパイクをバケット上に載置
し、締結部材にてスパイクをバケットに取着することに
より、その係止されたスパイクを突出位置及び収納位置
に固定する。
【0012】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1〜
図6に従って説明する。図1,図2は、各種産業車両と
してのパワーショベルに取着されるバケット1を示して
いる。
図6に従って説明する。図1,図2は、各種産業車両と
してのパワーショベルに取着されるバケット1を示して
いる。
【0013】このバケット1はその側面形状が略三角形
状をなす箱体であって、バケット1の上部から後方下部
へ傾斜する上板部2と、その下部に位置する底板部3
と、上板部2及び底板部3の両側に設けられた側板部4
とから構成され、当該バケット1の前部が開口されてい
る。
状をなす箱体であって、バケット1の上部から後方下部
へ傾斜する上板部2と、その下部に位置する底板部3
と、上板部2及び底板部3の両側に設けられた側板部4
とから構成され、当該バケット1の前部が開口されてい
る。
【0014】上板部2の上面には、パワーショベル側の
支持アーム(図示せず)に連結されるブラケット2a
と、パワーショベル側の油圧シリンダ(図示せず)に連
結されるブラケット2bとが形成されている。
支持アーム(図示せず)に連結されるブラケット2a
と、パワーショベル側の油圧シリンダ(図示せず)に連
結されるブラケット2bとが形成されている。
【0015】底板部3の前縁部には、その横方向全体に
渡って上面が先細状に傾斜する前縁部3aが形成されて
いる。更に、底板部3の前部上面には、複数個(本実施
例では四個)のスパイク5が横方向に等間隔に取り付け
られている。このスパイク5は、図1に示すように、そ
の先端部がバケット1から突出した突出位置と、図2に
示すように、先端部がバケット1内に収納された収納位
置とに位置決め固定できるように取り付けられている。
渡って上面が先細状に傾斜する前縁部3aが形成されて
いる。更に、底板部3の前部上面には、複数個(本実施
例では四個)のスパイク5が横方向に等間隔に取り付け
られている。このスパイク5は、図1に示すように、そ
の先端部がバケット1から突出した突出位置と、図2に
示すように、先端部がバケット1内に収納された収納位
置とに位置決め固定できるように取り付けられている。
【0016】図3〜図6は、そのスパイク5の取付構造
を示している。底板部3の前部には、横方向に向かって
等間隔にその断面形状が円形状の貫通孔6が形成されて
いる。この貫通孔6の下面側には、貫通孔6よりも大径
の収容凹部6aが形成されている。又、貫通孔6の前後
両側には、それぞれ前部ネジ孔7a及び後部ネジ孔7b
が前記貫通孔6を中心に対称となる位置に形成されてい
る。即ち、前部ネジ孔7a、貫通孔6、後部ネジ孔7b
は前後方向に延びる同一直線上に同一ピッチで形成され
ている。
を示している。底板部3の前部には、横方向に向かって
等間隔にその断面形状が円形状の貫通孔6が形成されて
いる。この貫通孔6の下面側には、貫通孔6よりも大径
の収容凹部6aが形成されている。又、貫通孔6の前後
両側には、それぞれ前部ネジ孔7a及び後部ネジ孔7b
が前記貫通孔6を中心に対称となる位置に形成されてい
る。即ち、前部ネジ孔7a、貫通孔6、後部ネジ孔7b
は前後方向に延びる同一直線上に同一ピッチで形成され
ている。
【0017】スパイク5は、前記底板部3に取り付けら
れる取付部8と、取付部8よりも先端に位置する爪部9
とから形成されている。取付部8には、その略中央部に
断面円形状の貫通孔10が形成されている。この貫通孔
10の上面には、貫通孔10よりも大径の収容凹部10
aが形成されている。又、貫通孔10の前部には、それ
ぞれ断面円形状の挿通孔11が形成されている。この挿
通孔11の上面には挿通孔11よりも大径の収容凹部1
1aが形成されている。このとき、貫通孔10と挿通孔
11とのピッチは前記底板部3側の前部ネジ孔7aと貫
通孔6等とのピッチと同一ピッチとなっている。又、取
付部8の基端上部には、円弧状に形成されたアール部5
aが形成されている。
れる取付部8と、取付部8よりも先端に位置する爪部9
とから形成されている。取付部8には、その略中央部に
断面円形状の貫通孔10が形成されている。この貫通孔
10の上面には、貫通孔10よりも大径の収容凹部10
aが形成されている。又、貫通孔10の前部には、それ
ぞれ断面円形状の挿通孔11が形成されている。この挿
通孔11の上面には挿通孔11よりも大径の収容凹部1
1aが形成されている。このとき、貫通孔10と挿通孔
11とのピッチは前記底板部3側の前部ネジ孔7aと貫
通孔6等とのピッチと同一ピッチとなっている。又、取
付部8の基端上部には、円弧状に形成されたアール部5
aが形成されている。
【0018】爪部9は横幅が先端に向かう程先細状に形
成されるとともに、その上面は先端に向かう程下方に傾
斜し、高さ方向の幅も先端に向かうほど先細状に形成さ
れている。
成されるとともに、その上面は先端に向かう程下方に傾
斜し、高さ方向の幅も先端に向かうほど先細状に形成さ
れている。
【0019】このスパイク5は、当該スパイク5の貫通
孔10と底板部3の貫通孔6とが互いに対応するように
底板部3上に載置され、これら貫通孔6,10には回転
軸12が挿通されている。この回転軸12の先端部は収
容凹部6aに収容されたナット13に螺着されるととも
に、その先端部とナット13とは溶着され、確実に回転
軸12とナット13とが固着されている。このとき、回
転軸12の頭部12aは収容凹部10a内に収容され、
頭部12aの上面は常にスパイク5の取付部8における
上面よりも下方に位置し、前記ナット13の下面は底板
部3の前部下面よりも常に上方に位置している。そし
て、このスパイク5は回転軸12を中心に回転可能に設
けられている。
孔10と底板部3の貫通孔6とが互いに対応するように
底板部3上に載置され、これら貫通孔6,10には回転
軸12が挿通されている。この回転軸12の先端部は収
容凹部6aに収容されたナット13に螺着されるととも
に、その先端部とナット13とは溶着され、確実に回転
軸12とナット13とが固着されている。このとき、回
転軸12の頭部12aは収容凹部10a内に収容され、
頭部12aの上面は常にスパイク5の取付部8における
上面よりも下方に位置し、前記ナット13の下面は底板
部3の前部下面よりも常に上方に位置している。そし
て、このスパイク5は回転軸12を中心に回転可能に設
けられている。
【0020】即ち、図3,図4に示すように、スパイク
5は、当該スパイク5を挿通孔11と前部ネジ孔7aと
が対応する位置まで回転させることにより、爪部9がバ
ケット1の前方へ突出する突出位置に位置決めされる。
そして、挿通孔11に締結部材としてのボルト14を挿
通し前部ネジ孔7aに螺着することによって、スパイク
5は突出位置に固定される。
5は、当該スパイク5を挿通孔11と前部ネジ孔7aと
が対応する位置まで回転させることにより、爪部9がバ
ケット1の前方へ突出する突出位置に位置決めされる。
そして、挿通孔11に締結部材としてのボルト14を挿
通し前部ネジ孔7aに螺着することによって、スパイク
5は突出位置に固定される。
【0021】この突出位置に固定された状態から、ボル
ト14と前部ネジ孔7aとの螺合状態を解除して、ボル
ト14を取り外す。そして、図5,図6に示すように、
スパイク5を挿通孔11と後部ネジ孔7bとが対応する
位置まで、即ち180°回転させることにより、スパイ
ク5はその基端部が前方を向いた状態でバケット1内に
収納する収納位置に位置決めされる。そして、挿通孔1
1にボルト14を挿通し後部ネジ孔7bに螺着すること
によって、スパイク5は収納位置に固定される。
ト14と前部ネジ孔7aとの螺合状態を解除して、ボル
ト14を取り外す。そして、図5,図6に示すように、
スパイク5を挿通孔11と後部ネジ孔7bとが対応する
位置まで、即ち180°回転させることにより、スパイ
ク5はその基端部が前方を向いた状態でバケット1内に
収納する収納位置に位置決めされる。そして、挿通孔1
1にボルト14を挿通し後部ネジ孔7bに螺着すること
によって、スパイク5は収納位置に固定される。
【0022】同様に、この収納位置に固定された状態か
ら、ボルト14と後部ネジ孔7bとの螺合状態を解除し
て、ボルト14を取り外し、スパイク5を180°回転
させることにより、スパイク5は前記突出位置に位置決
めされ、ボルト14にて固定される。
ら、ボルト14と後部ネジ孔7bとの螺合状態を解除し
て、ボルト14を取り外し、スパイク5を180°回転
させることにより、スパイク5は前記突出位置に位置決
めされ、ボルト14にて固定される。
【0023】この場合、各突出位置及び収納位置におい
て、ボルト14の頭部14aは収容凹部11a内に収容
され、頭部14aの上面が常にスパイク5の取付部8の
上面より下方に位置するように、ボルト14はネジ孔7
a又はネジ孔7bに締め付け固定されている。同様に、
ボルト14の先端部は底板部3の下面より突出しないよ
うに、ボルト14はネジ孔7a又はネジ孔7bに締め付
け固定されている。
て、ボルト14の頭部14aは収容凹部11a内に収容
され、頭部14aの上面が常にスパイク5の取付部8の
上面より下方に位置するように、ボルト14はネジ孔7
a又はネジ孔7bに締め付け固定されている。同様に、
ボルト14の先端部は底板部3の下面より突出しないよ
うに、ボルト14はネジ孔7a又はネジ孔7bに締め付
け固定されている。
【0024】このように本実施例によれば、スパイク5
を回転軸12を中心に回転させることにより容易に、ス
パイク5を突出位置又は収納位置に位置決めでき、ボル
ト14にて固定することができる。そして、このバケッ
ト1は、スパイク5が突出位置に固定されている場合に
は、岩盤等の硬いものに対する掘削作業等を行い、スパ
イク5が収納位置に固定されている場合には、土砂等の
比較的軟らかいものをすくう等の作業を行う。このた
め、従来例のように、パワーショベル等による作業時に
おいて、その作業内容及び掘削部の硬度等に応じて、ス
パイクが取着されたバケットと、スパイクが取着されて
いないバケットとを使い分ける場合でも、わざわざバケ
ット自体を交換する必要がなく、スパイク5を回転させ
て突出位置又は収納位置に固定することによって容易に
対応することができる。よって、当該バケット1が取着
されたパワーショベルの作業性を向上させることができ
る。
を回転軸12を中心に回転させることにより容易に、ス
パイク5を突出位置又は収納位置に位置決めでき、ボル
ト14にて固定することができる。そして、このバケッ
ト1は、スパイク5が突出位置に固定されている場合に
は、岩盤等の硬いものに対する掘削作業等を行い、スパ
イク5が収納位置に固定されている場合には、土砂等の
比較的軟らかいものをすくう等の作業を行う。このた
め、従来例のように、パワーショベル等による作業時に
おいて、その作業内容及び掘削部の硬度等に応じて、ス
パイクが取着されたバケットと、スパイクが取着されて
いないバケットとを使い分ける場合でも、わざわざバケ
ット自体を交換する必要がなく、スパイク5を回転させ
て突出位置又は収納位置に固定することによって容易に
対応することができる。よって、当該バケット1が取着
されたパワーショベルの作業性を向上させることができ
る。
【0025】更に、例えばスパイク5を固定するボルト
14は突出位置及び収納位置のいずれに固定する場合に
も使用される。従って、スパイク5を突出位置及び収納
位置に固定する場合に使用される部品はいずれの場合に
も同じ部品が使用されるため、ボルト14等の固定のた
めに使用される部品の紛失を防止できる。又、スパイク
5自体は、回転軸12に確実に回転可能にバケット1に
取着され、バケット1から分離できないようになってい
るので、スパイク5の紛失を防止できる。
14は突出位置及び収納位置のいずれに固定する場合に
も使用される。従って、スパイク5を突出位置及び収納
位置に固定する場合に使用される部品はいずれの場合に
も同じ部品が使用されるため、ボルト14等の固定のた
めに使用される部品の紛失を防止できる。又、スパイク
5自体は、回転軸12に確実に回転可能にバケット1に
取着され、バケット1から分離できないようになってい
るので、スパイク5の紛失を防止できる。
【0026】スパイク5は、その突出位置時には後部ネ
ジ孔7bを覆い、収納位置時には前部ネジ部7aを覆う
ため、バケット1内に導入された土砂等から前部及び後
部ネジ孔7a,7bを保護できる。
ジ孔7bを覆い、収納位置時には前部ネジ部7aを覆う
ため、バケット1内に導入された土砂等から前部及び後
部ネジ孔7a,7bを保護できる。
【0027】又、スパイク5の収納位置時には、スパイ
ク5の基端がバケット1内にて前方を向いて固定されて
いる。この場合、その基端にはアール部5aが形成され
ているため、スパイク5の基端に衝突した土砂等は、そ
の基端のアール部5aに沿ってスムーズにバケット1内
に導入できる。従って、バケット1内に導入された土砂
等によるスパイク5の基端側の損傷を防止できる。更
に、スパイク5の基端に衝突した土砂等をスムーズに導
入できることにより、土砂等からスパイク5にかかる力
を低減できる。
ク5の基端がバケット1内にて前方を向いて固定されて
いる。この場合、その基端にはアール部5aが形成され
ているため、スパイク5の基端に衝突した土砂等は、そ
の基端のアール部5aに沿ってスムーズにバケット1内
に導入できる。従って、バケット1内に導入された土砂
等によるスパイク5の基端側の損傷を防止できる。更
に、スパイク5の基端に衝突した土砂等をスムーズに導
入できることにより、土砂等からスパイク5にかかる力
を低減できる。
【0028】更に、回転軸12及びボルト14の各頭部
12a,14aはそれぞれ収納凹部10a,11aに収
容され、各頭部12a,14aの上面は、スパイク5の
上面よりも下方に位置している。従って、回転軸12及
びボルト14の各頭部12a,14aと、バケット1内
に進入した土砂及び岩盤等との摩耗による損傷を防止で
きる。
12a,14aはそれぞれ収納凹部10a,11aに収
容され、各頭部12a,14aの上面は、スパイク5の
上面よりも下方に位置している。従って、回転軸12及
びボルト14の各頭部12a,14aと、バケット1内
に進入した土砂及び岩盤等との摩耗による損傷を防止で
きる。
【0029】又、スパイク5は、バケット1に回転軸1
2を介して回転可能に取着し、ボルト14にて固定する
簡単な構造で取り付けているので、既存のバケットにも
後加工を加えて容易にスパイク5を取り付けることがで
きる。
2を介して回転可能に取着し、ボルト14にて固定する
簡単な構造で取り付けているので、既存のバケットにも
後加工を加えて容易にスパイク5を取り付けることがで
きる。
【0030】加えて、バケット1の底板部3の前縁部3
aによって、バケット1の作業時における土砂等に対す
る食い付きが向上し、当該バケット1における掘削等の
能力及び作業性が向上する。特に、スパイク5が収納位
置にある場合には、その効果がより発揮される。
aによって、バケット1の作業時における土砂等に対す
る食い付きが向上し、当該バケット1における掘削等の
能力及び作業性が向上する。特に、スパイク5が収納位
置にある場合には、その効果がより発揮される。
【0031】同様に、スパイク5の先端部に形成された
爪部9が先細状に形成されているので、スパイク5が突
出位置にある場合には、岩盤等の掘削作業時における掘
削部に対する食い付きが向上し、当該バケット1におけ
る掘削等の能力及び作業性を向上させることができる。
爪部9が先細状に形成されているので、スパイク5が突
出位置にある場合には、岩盤等の掘削作業時における掘
削部に対する食い付きが向上し、当該バケット1におけ
る掘削等の能力及び作業性を向上させることができる。
【0032】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、構成の一部
を適宜に変更して以下のように実施することもできる。 (1)上記実施例では、スパイク5が回転軸12を中心
に回転することにより、スパイク5を突出位置及び収納
位置に位置決めするとともに、ボルト14にてこれら突
出位置及び収納位置にスパイク5を固定した。
ではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、構成の一部
を適宜に変更して以下のように実施することもできる。 (1)上記実施例では、スパイク5が回転軸12を中心
に回転することにより、スパイク5を突出位置及び収納
位置に位置決めするとともに、ボルト14にてこれら突
出位置及び収納位置にスパイク5を固定した。
【0033】これを、図7,図8に示すように、底板部
3にスパイク5を取り付けてもよい。即ち、スパイク5
の下方の底板部3には、ネジ孔15が形成されている。
そして、底板部3の上面には、スパイク5を突出位置及
び収納位置に位置決めするための四本のピン16が平面
略長方形を形成するように取着されている。又、スパイ
ク5には略中央部に挿通孔17が形成され、その挿通孔
17の上部には収容凹部17aが形成されている。
3にスパイク5を取り付けてもよい。即ち、スパイク5
の下方の底板部3には、ネジ孔15が形成されている。
そして、底板部3の上面には、スパイク5を突出位置及
び収納位置に位置決めするための四本のピン16が平面
略長方形を形成するように取着されている。又、スパイ
ク5には略中央部に挿通孔17が形成され、その挿通孔
17の上部には収容凹部17aが形成されている。
【0034】この場合、スパイク5の先端をバケット1
の前方を向けるとともに、挿通孔17とネジ孔15とを
対応させ、ピン16にてスパイク5が係止された状態
で、締結部材としてのボルト18を挿通孔17に挿通
し、ネジ孔15に締め付けることによりスパイク5は突
出位置に固定される。
の前方を向けるとともに、挿通孔17とネジ孔15とを
対応させ、ピン16にてスパイク5が係止された状態
で、締結部材としてのボルト18を挿通孔17に挿通
し、ネジ孔15に締め付けることによりスパイク5は突
出位置に固定される。
【0035】この状態からスパイク5を収納位置に固定
する場合には、ネジ孔15とボルト18との螺合状態を
解除して、ボルト18を取り外し、スパイク5をバケッ
ト1の底板部3から一旦取り外す。そして、スパイク5
の先端がバケット1の後方を向くようにスパイク5を付
け替え、挿通孔17とネジ孔15とを対応させて、ピン
16にスパイク5が係止された状態でボルト18を挿通
孔17に挿通し、ネジ孔15に締め付けることによりス
パイク5は収納位置に固定される。
する場合には、ネジ孔15とボルト18との螺合状態を
解除して、ボルト18を取り外し、スパイク5をバケッ
ト1の底板部3から一旦取り外す。そして、スパイク5
の先端がバケット1の後方を向くようにスパイク5を付
け替え、挿通孔17とネジ孔15とを対応させて、ピン
16にスパイク5が係止された状態でボルト18を挿通
孔17に挿通し、ネジ孔15に締め付けることによりス
パイク5は収納位置に固定される。
【0036】同様に、収納位置から突出位置に固定する
場合にも、スパイク5を一旦取り外した後、スパイク5
の向きを変えることにより行われる。尚、このボルト1
8の締め付け時においては、そのボルト18の頭部18
aは収納凹部17a内に収納され、頭部18aの上面は
取付部8の上面よりも下方に位置し、ボルト18の先端
部は底板部3の前部下面より突出しないようになってい
る。
場合にも、スパイク5を一旦取り外した後、スパイク5
の向きを変えることにより行われる。尚、このボルト1
8の締め付け時においては、そのボルト18の頭部18
aは収納凹部17a内に収納され、頭部18aの上面は
取付部8の上面よりも下方に位置し、ボルト18の先端
部は底板部3の前部下面より突出しないようになってい
る。
【0037】このように、ピン16を使用して、スパイ
ク5の位置決めを行った後、一本のボルト18で前記各
位置に固定するため、容易にスパイク5に位置決め固定
することができる。又、突出位置及び収納位置のいずれ
に取り付ける場合にも、同一の部品(ボルト18等)が
使用されるので、スパイク5やボルト18等の各部品の
紛失を防止できる。
ク5の位置決めを行った後、一本のボルト18で前記各
位置に固定するため、容易にスパイク5に位置決め固定
することができる。又、突出位置及び収納位置のいずれ
に取り付ける場合にも、同一の部品(ボルト18等)が
使用されるので、スパイク5やボルト18等の各部品の
紛失を防止できる。
【0038】(2)上記実施例では、回転軸12をナッ
ト13に溶着したが、特に、溶着することなく単に回転
軸12をナット13に螺合させた状態であってもよい。
この場合、回転軸12を取り外すことによりスパイク5
をバケット1から取り外すことができ、例えば作業内容
及び掘削部等の硬度等に応じてスパイク5を別のスパイ
クに適宜交換したい場合であっても容易に交換すること
ができ、掘削等の作業を効率よく行うことができる。
ト13に溶着したが、特に、溶着することなく単に回転
軸12をナット13に螺合させた状態であってもよい。
この場合、回転軸12を取り外すことによりスパイク5
をバケット1から取り外すことができ、例えば作業内容
及び掘削部等の硬度等に応じてスパイク5を別のスパイ
クに適宜交換したい場合であっても容易に交換すること
ができ、掘削等の作業を効率よく行うことができる。
【0039】(3)上記実施例では、パワーショベルに
取着されるバケット1に具体化したが、例えばスキッド
ステアローダ等の各種産業車両及び建設機械等に使用さ
れるバケットに応用してもよい。
取着されるバケット1に具体化したが、例えばスキッド
ステアローダ等の各種産業車両及び建設機械等に使用さ
れるバケットに応用してもよい。
【0040】(4)上記実施例では、底板部3にスパイ
ク5が取り付けられるバケット1に具体化したが、上板
部にスパイクが取り付けられるバケットに応用しても勿
論よい。
ク5が取り付けられるバケット1に具体化したが、上板
部にスパイクが取り付けられるバケットに応用しても勿
論よい。
【0041】(5)上記実施例では、スパイク5を四個
使用したが、そのスパイク5の数は特に限定せず、例え
ば単数であっても四個以外の複数個であってもよい。 (6)上記実施例において、図9に示すように、スパイ
ク5が取着された底板部3がその横幅方向において略中
央部に向かって尖頭状になるように形成されたバケット
19に応用してもよい。この場合、底板部3が略中央部
に向かって尖頭状に形成されているので、バケット19
は岩盤及び土砂等に食い込み易くなり、当該バケット1
9における作業能力を向上させることができる。
使用したが、そのスパイク5の数は特に限定せず、例え
ば単数であっても四個以外の複数個であってもよい。 (6)上記実施例において、図9に示すように、スパイ
ク5が取着された底板部3がその横幅方向において略中
央部に向かって尖頭状になるように形成されたバケット
19に応用してもよい。この場合、底板部3が略中央部
に向かって尖頭状に形成されているので、バケット19
は岩盤及び土砂等に食い込み易くなり、当該バケット1
9における作業能力を向上させることができる。
【0042】(7)上記実施例では、スパイク5を突出
位置及び収納位置のいずれに固定する場合にも、同一の
ボルト14にてスパイク5を固定したが、例えば軸径の
異なるボルトにて固定してもよい。この場合、前部及び
後部ネジ孔7a,7b等の径も締め付けられるボルトに
応じて変更される。
位置及び収納位置のいずれに固定する場合にも、同一の
ボルト14にてスパイク5を固定したが、例えば軸径の
異なるボルトにて固定してもよい。この場合、前部及び
後部ネジ孔7a,7b等の径も締め付けられるボルトに
応じて変更される。
【0043】(8)上記実施例において、回転軸12を
その頭部及び先端部をかしめることにより、スパイク5
を回転可能に挿通し、バケット1に取り付けてもよい。 (9)上記実施例では、締結部材としてボルト14,1
8等を使用したが、締結部材として、例えば両端にネジ
が形成された軸部材と、その両端に螺合するナットとか
ら形成してもよい。この場合、スパイク5及びバケット
1の所定の位置に挿通孔を形成し、各挿通孔に軸部材を
挿通し、スパイク5及びバケット1の両側からナットを
締め付けることにより、スパイク5はバケット1に固定
される。
その頭部及び先端部をかしめることにより、スパイク5
を回転可能に挿通し、バケット1に取り付けてもよい。 (9)上記実施例では、締結部材としてボルト14,1
8等を使用したが、締結部材として、例えば両端にネジ
が形成された軸部材と、その両端に螺合するナットとか
ら形成してもよい。この場合、スパイク5及びバケット
1の所定の位置に挿通孔を形成し、各挿通孔に軸部材を
挿通し、スパイク5及びバケット1の両側からナットを
締め付けることにより、スパイク5はバケット1に固定
される。
【0044】(10)上記実施例において、スパイク5
と回転軸12が一体型のものであってもよい。 以上の実施例によって把握されるその他の技術的思想に
ついてその効果とともに以下に記載する。
と回転軸12が一体型のものであってもよい。 以上の実施例によって把握されるその他の技術的思想に
ついてその効果とともに以下に記載する。
【0045】(1)請求項1〜3のいずれかに記載のス
パイク取付構造において、スパイク5にはその基端上部
にアール部5aが形成されたバケットにおけるスパイク
取付構造。
パイク取付構造において、スパイク5にはその基端上部
にアール部5aが形成されたバケットにおけるスパイク
取付構造。
【0046】このように構成すれば、スパイク5が収納
位置に固定された状態で土砂をすくう等の作業を行う場
合にはその土砂をスムーズにバケット1内に導入でき、
スパイク5の損傷等を防止することができるとともに、
スパイク5にかかる力を低減することができる。
位置に固定された状態で土砂をすくう等の作業を行う場
合にはその土砂をスムーズにバケット1内に導入でき、
スパイク5の損傷等を防止することができるとともに、
スパイク5にかかる力を低減することができる。
【0047】(2)請求項1〜3のいずれかに記載のス
パイク取付構造において、スパイク5はその先端部を先
細状に形成したバケットにおけるスパイク取付構造。こ
のように構成すれば、スパイク5の突出位置時における
バケット1の掘削能力及び作業性を向上させることがで
きる。
パイク取付構造において、スパイク5はその先端部を先
細状に形成したバケットにおけるスパイク取付構造。こ
のように構成すれば、スパイク5の突出位置時における
バケット1の掘削能力及び作業性を向上させることがで
きる。
【0048】(3)請求項1〜3記載のスパイク取付構
造において、回転軸12又はボルト14の頭部12a,
14aを収納凹部10a,11a内に収納されるととも
に、当該頭部12a,14aの上面がスパイク5の上面
よりも下方に位置するバケットにおけるスパイク取付構
造。
造において、回転軸12又はボルト14の頭部12a,
14aを収納凹部10a,11a内に収納されるととも
に、当該頭部12a,14aの上面がスパイク5の上面
よりも下方に位置するバケットにおけるスパイク取付構
造。
【0049】このように構成すれば、回転軸12又はボ
ルト14の頭部12a,14aとバケット1内に進入し
た土砂及び岩盤等との摩耗による損傷を防止することが
できる。
ルト14の頭部12a,14aとバケット1内に進入し
た土砂及び岩盤等との摩耗による損傷を防止することが
できる。
【0050】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1記載の発明
によれば、バケットによるスパイクを必要とする作業
と、スパイクを必要としない作業とのいずれにも、容易
に対応することができる優れた効果がある。更に、請求
項2記載の発明によれば、スパイクを突出位置及び収納
位置に同一のボルトを使用して、バケットに固定するた
め、当該ボルト等のスパイクを固定するための部品の紛
失を防止することができる。又、請求項3記載の発明に
よれば、スパイクをピンと係合した状態で固定するた
め、一本のネジ部材にてスパイクをバケットに固定する
ことができ、当該スパイクを固定するための作業性が向
上できる。
によれば、バケットによるスパイクを必要とする作業
と、スパイクを必要としない作業とのいずれにも、容易
に対応することができる優れた効果がある。更に、請求
項2記載の発明によれば、スパイクを突出位置及び収納
位置に同一のボルトを使用して、バケットに固定するた
め、当該ボルト等のスパイクを固定するための部品の紛
失を防止することができる。又、請求項3記載の発明に
よれば、スパイクをピンと係合した状態で固定するた
め、一本のネジ部材にてスパイクをバケットに固定する
ことができ、当該スパイクを固定するための作業性が向
上できる。
【図1】本発明を具体化した一実施例におけるバケット
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図2】一実施例におけるバケットを示す斜視図であ
る。
る。
【図3】一実施例において、バケットに固定されたスパ
イクを示す平面図である。
イクを示す平面図である。
【図4】一実施例において、バケットに固定されたスパ
イクを示す一部破断側断面図である。
イクを示す一部破断側断面図である。
【図5】一実施例において、バケットに固定されたスパ
イクを示す平面図である。
イクを示す平面図である。
【図6】一実施例において、バケットに固定されたスパ
イクを示す一部破断側断面図である。
イクを示す一部破断側断面図である。
【図7】別例において、バケットに固定されたスパイク
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図8】別例において、バケットに固定されたスパイク
を示す一部破断側断面図である。
を示す一部破断側断面図である。
【図9】別例におけるバケットを示す斜視図である。
【図10】従来例におけるバケットを示す斜視図であ
る。
る。
1…バケット、5…スパイク、12…回転軸、14…締
結部材としてのボルト、16…ピン、18…締結部材と
してのボルト。
結部材としてのボルト、16…ピン、18…締結部材と
してのボルト。
Claims (3)
- 【請求項1】 バケットの前部に回転軸を設け、回転軸
にスパイクを回転可能に挿通するとともに、その回転に
よりスパイクの先端部がバケットの前部から突出する突
出位置と、バケット内に収納される収納位置とに位置決
めし、これら突出位置及び収納位置のそれぞれに当該ス
パイクを締結部材にて固定可能に設けたバケットにおけ
るスパイク取付構造。 - 【請求項2】 前記締結部材はボルトであって、スパイ
クを突出位置に固定するボルトと収納位置に固定するボ
ルトとは同一のボルトが使用される請求項1記載のバケ
ットにおけるスパイク取付構造。 - 【請求項3】 バケットの先端部に位置決め用のピンを
取着し、そのピンにスパイクを係止するとともに、その
係止されたスパイクを一本の締結部材にてバケットの予
め定められた部位に取着することにより、スパイクを突
出位置及び収納位置に固定するようにしたバケットにお
けるスパイク取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP543194A JPH07207700A (ja) | 1994-01-21 | 1994-01-21 | バケットにおけるスパイク取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP543194A JPH07207700A (ja) | 1994-01-21 | 1994-01-21 | バケットにおけるスパイク取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07207700A true JPH07207700A (ja) | 1995-08-08 |
Family
ID=11611009
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP543194A Pending JPH07207700A (ja) | 1994-01-21 | 1994-01-21 | バケットにおけるスパイク取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07207700A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100710544B1 (ko) * | 1999-12-02 | 2007-04-24 | 가부시키가이샤 고마쓰 세이사쿠쇼 | 버킷투스 및 그 제조방법 |
JP2009102880A (ja) * | 2007-10-23 | 2009-05-14 | Sumitomo (Shi) Construction Machinery Manufacturing Co Ltd | 建設機械のバケット装置 |
JP2018115533A (ja) * | 2017-01-21 | 2018-07-26 | 株式会社イワテック | バケット、及びこれを用いた建設機械 |
-
1994
- 1994-01-21 JP JP543194A patent/JPH07207700A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100710544B1 (ko) * | 1999-12-02 | 2007-04-24 | 가부시키가이샤 고마쓰 세이사쿠쇼 | 버킷투스 및 그 제조방법 |
JP2009102880A (ja) * | 2007-10-23 | 2009-05-14 | Sumitomo (Shi) Construction Machinery Manufacturing Co Ltd | 建設機械のバケット装置 |
JP2018115533A (ja) * | 2017-01-21 | 2018-07-26 | 株式会社イワテック | バケット、及びこれを用いた建設機械 |
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