JP4365390B2 - トレンチャー式撹拌混合機における掘削撹拌翼の取付構造 - Google Patents

トレンチャー式撹拌混合機における掘削撹拌翼の取付構造 Download PDF

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Description

本発明は、エンドレスなチェーンに装着した掘削撹拌翼をそのチェーンとともに周回移動させるようにしたいわゆるトレンチャー式の撹拌混合機における掘削撹拌翼の取付構造に関し、特に、チェーンに対して掘削撹拌翼を着脱可能としてチェーン保管時の利便性および掘削撹拌翼のメンテナンス性を向上させ、かつ撹拌混合時における掘削撹拌翼のがたつきを低減するとともにその脱落を防止したトレンチャー式撹拌混合機における掘削撹拌翼の取付構造に関するものである。
この種のトレンチャー式撹拌混合機としては、例えば特許文献1に記載されているものがある。特許文献1に記載のトレンチャー式撹拌混合機はバックホウ等の建設機械のアーム先端に装着されるとともに、その駆動輪と従動輪との間には外周に複数の掘削撹拌翼を備えたチェーンを巻き掛け支持させて、そのチェーンを地中で周回駆動させることにより上記掘削撹拌翼により地盤を掘削しながら撹拌混合するものである。
特開2003−268762号公報
このようなトレンチャー式撹拌混合機においては、使用により掘削撹拌翼に損耗が生じるため、良好な掘削撹拌性能を維持する上で掘削撹拌翼をその損耗の程度に応じて適宜交換もしくは肉盛補修するなどのメンテナンスを行うことが必要となる。
しかしながら、従来のトレンチャー式撹拌混合機では掘削撹拌翼を着脱することが考慮されておらず、掘削撹拌翼はチェーンのリンクプレートに溶接固定されているため、その交換を行うには損耗した掘削撹拌翼を溶断等によりチェーンから切り離した上で、新しい掘削撹拌翼をチェーンに溶接しなければならず、その作業は煩雑となる。その上、掘削撹拌翼の肉盛補修やその交換に伴う溶断および溶接といった作業を行う際には、その作業性を確保するために撹拌混合機本体からチェーンを取り外した上で、チェーンのピンを取り外してチェーンを展開する等の必要があり、その作業が煩雑となるばかりでなく、大きな作業スペースを確保しなければならないため、メンテナンス性が悪い。
また、撹拌混合作業の能率を向上させるためには、掘削撹拌翼の幅寸法が可能な限り大きいことが望ましいが、この場合において、掘削撹拌翼を装着した状態でチェーンを倉庫等に保管すると、掘削撹拌翼が突出しているために嵩張って保管時のスペース効率が悪くなるほか、掘削撹拌翼自体に掘削刃等による突起感があるためその取り扱いが煩雑となり、チェーン保管時の利便性に欠ける。
そこで、掘削撹拌翼を着脱可能とするために、チェーンのリンクプレートと掘削撹拌翼の両者に取付穴を設け、掘削撹拌翼とチェーンとをボルトにより圧締固定することも一部で提案されているが、これでは撹拌混合時にボルトが負担する土圧抵抗が大きい上に、撹拌混合時の振動によってボルトの緩みが生じやすく、掘削撹拌翼ががたついたり脱落して撹拌混合効率が低下する恐れがあるため、実用的ではない。
本発明はこのような事情に鑑み、チェーンに対し掘削撹拌翼を着脱可能としてチェーン保管時の利便性および掘削撹拌翼のメンテナンス性を向上させ、かつ撹拌混合時における掘削撹拌翼のがたつきや脱落を防止したトレンチャー式撹拌混合機における掘削撹拌翼の取付構造を提供することを目的とする。
フレームの一端の駆動輪とフレームの他端の従動輪との間にエンドレスなチェーンを巻き掛け、チェーンには所定のピッチで複数の掘削撹拌翼を装着するとともに、各掘削撹拌翼は翼本体に掘削刃を幅方向で複数並設することでそれぞれ構成し、これらの掘削撹拌翼をチェーンとともに周回移動させるようにしたトレンチャー式撹拌混合機における掘削撹拌翼の取付構造であって、断面略T字状のTスロット(T溝)を有するプレートホルダを掘削撹拌翼の裏面に設ける一方、そのプレートホルダのTスロットに受容されるベースプレートをチェーンに設け、Tスロットとベースプレートをチェーンの長手方向でその幅寸法が漸次変化するテーパ状のものとしてそれぞれ形成するとともに、Tスロットに沿った着脱方向をチェーンの長手方向に設定し、上記プレートホルダベースプレートをTスロット嵌合で且つテーパ嵌合をもって着脱可能に嵌合させ、上記ベースプレートがその略全長にわたって上記Tスロットに受容された状態で、機械的固定手段にてTスロットに沿った着脱方向における両者の相対変位を規制するとともに、各掘削刃のうち最も翼本体の幅方向両側に配置された両掘削刃が、上記プレートホルダから幅方向両側へ延出した位置でそれぞれ翼本体に固定されていることを特徴とする。
例えば、請求項5に記載の発明のように、掘削撹拌翼の表面側に複数の掘削刃を設けるとともに、掘削撹拌翼の裏面側には撹拌ブレードと、Tスロットを有するプレートホルダとを設けてあるものとする。
したがって、少なくとも請求項1に記載の発明では、上記機械的固定手段による上記プレートホルダベースプレートとの固定状態を解除することでチェーンと掘削撹拌翼とが着脱可能となるため、使用によって損耗した掘削撹拌翼の交換を行う際に損耗した掘削撹拌翼および新しい掘削撹拌翼の着脱を容易に行うことができるほか、損耗した掘削撹拌翼の肉盛補修を行う際には、チェーンから掘削撹拌翼を取り外すことでその作業性を確保でき、小さい作業スペースでも作業できる。また、撹拌混合時においては、掘削撹拌翼がチェーンに対してTスロットの溝の深さおよび溝の幅にて拘束されている上に、上記機械的固定手段にてTスロットの着脱方向における両者の相対変位が規制されているため、掘削撹拌翼のチェーンに対するがたつきが発生せず、チェーンに対する掘削撹拌翼の装着状態が堅固で且つ安定したものとなる。
さらにベースプレートプレートホルダとがTスロット嵌合するとともにテーパ嵌合するため、ベースプレートをTスロットに挿入することでベースプレートプレートホルダに対する位置決めがなされ、チェーンへの掘削撹拌翼の取付がより容易となるほか、特にチェーンの周回方向を、掘削撹拌翼が撹拌混合作業による抵抗を受けた場合にベースプレートプレートホルダとのテーパ嵌合が一段と締まり方向となる方向に設定することで、ベースプレートからのプレートホルダの抜け止め効果が発揮されるとともに、上記機械的固定手段による固定状態に万が一緩みが生じても掘削撹拌翼のがたつきや脱落を未然に防止できることになる。
その上で請求項3に記載のように、上記機械的固定手段が上記プレートホルダおよびベースプレートを重合方向に圧締固定することが、チェーンに対する掘削攪拌翼の装着状態をより堅固で且つ安定したものとする上で望ましい。
また、上記のような掘削撹拌翼のがたつき防止のための拘束力はすべてTスロット嵌合をあずかる部分が負担するため、相対的に上記機械的固定手段の負担は少なく、上記機械的固定手段はチェーンからの掘削撹拌翼の脱落を防止する機能さえあればよいから、その機械的固定手段としては請求項4に記載の発明のように単一のボルトまたはピンで十分に対応できることになる。
さらに、請求項6に記載の発明のように、チェーンに所定のピッチで多数のベースプレートを取付けておき、それらのベースプレートのうちの任意のものを選択使用可能とすると、掘削撹拌翼の取付ピッチを撹拌混合作業の対象物の硬軟等の度合いに応じて任意に選択することによって、混合撹拌時におけるその対象物に対するいわゆる羽根切り回数を任意に設定できる。この場合において、請求項7に記載の発明のように、選択使用されないベースプレートはそれに被せた保護カバーで保護されていることがそれらの損耗を防止する上で望ましい。
請求項1に記載の発明によれば、上記機械的固定手段による上記プレートホルダベースプレートとの固定状態を解除することで掘削撹拌翼とチェーンとが容易に着脱可能となるため、掘削撹拌翼の損耗時のメンテナンス性が向上するほか、掘削撹拌翼とチェーンとを取り外して保管することで保管時のスペース効率が高まる。また、撹拌混合時においては、ベースプレートプレートホルダとのTスロット嵌合をもって掘削撹拌翼のがたつきの発生を防止し、撹拌混合効率が向上する。
その上ベースプレートプレートホルダとがTスロット嵌合するとともにテーパ嵌合することで両者の相対位置決めがなされて、チェーンへの掘削撹拌翼の取付はより容易となり、掘削撹拌翼のメンテナンス性がさらに向上するほか、特に撹拌混合時におけるチェーンの周回方向を、掘削撹拌翼が撹拌混合作業による抵抗を受けた場合にベースプレートプレートホルダとのテーパ嵌合が一段と締まり方向となる方向に設定することで、ベースプレートからのプレートホルダの抜け止め効果が発揮されるとともに、上記機械的固定手段の固定状態に万が一緩みが生じても掘削撹拌翼のがたつきや脱落を未然に防止でき、撹拌混合効率はより向上する。
また、請求項6に記載の発明によれば、撹拌混合の対象物の硬軟などの度合いに応じてその対象物に対するいわゆる羽根切り回数を任意に選択することによって、撹拌混合効率を向上させることができる利点がある。
図1以下の図面は本発明に係るトレンチャー式撹拌混合機における掘削撹拌翼の取付構造の好ましい実施の形態を示す図である。
図1の(A),(B)はトレンチャー式撹拌混合機(以下、単に「混合機」と略称する)1を主要素とする地盤改良装置を示すものであり、同図(A)は混合機1を地中に貫入する前の状態を、同図(B)は混合機1を地中に貫入した状態をそれぞれ示している。この混合機1は建設機械であるバックホウ2を母機(ベースマシン)とし、そのアーム3の先端に土壌の掘削と固化材との撹拌混合を目的として着脱可能に装着されている。
図2の(A)は図1の混合機1の詳細を示しており、同図(B)は同図(A)の正面図である。また、図3は図2の(B)の要部拡大図である。図2の(A),(B)のほか図3に示すように、混合機1は、略角柱状のフレーム4の上部にチェーンスプロケット等の駆動輪5を、フレーム4の下部には同じくチェーンスプロケット等の従動輪6をそれぞれに設け、それら駆動輪5と従動輪6との間にエンドレスなドライブチェーン7を巻き掛けるとともに、そのドライブチェーン7の外周に当該ドライブチェーン7よりも幅広の複数の掘削撹拌翼(以下、単に「撹拌翼」と略称する)8,8A,8B,8Cを着脱可能に装着したものである。ここでは、幅寸法の異なる数種類(図示の例では4種類)の撹拌翼8,8A,8B,8Cを一組として複数組の掘削撹拌翼8,8A,8B,8Cを等ピッチで着脱可能に装着してある。なお、ドライブチェーン7には、フレーム4に設けた複数のチェーンテンショナ9によって所定の張力が付与されている。
また、フレーム4の先端には固化材吐出装置10が設けられており、例えばグラウトポンプ等により吐出パイプ11を介して圧送されてきた粉体状もしくはスラリー状の固化材が吐出されるようになっている。
そして、フレーム4の上部に設けられた油圧モータ12を起動することにより各撹拌翼8,8A,8B,8Cがドライブチェーン7とともに周回移動し、それに併せてバックホウ2の推力にて混合機1そのものを図1の(B)に示すように地中に貫入することにより土壌の掘削とともに固化材との撹拌混合が行われることになる。
図2および図3から明らかなように、撹拌翼8,8A,8B,8Cはそれぞれ基本構造を同一としてその幅寸法を互いに異ならしめたものであって、これらをチェーン周回方向に沿ってその幅寸法が段階的に大きくなるかもしくは段階的に小さくなるようにドライブチェーン7に等ピッチで装着してあり、各撹拌翼8,8A,8B,8Cがドライブチェーン7とともに周回移動する過程で、各撹拌翼8,8A,8B,8Cに設けられた掘削刃13が常に同じ位置を通るのではなく、ドライブチェーン7の幅方向で積極的に繰り返し蛇行移動するかたちとすることで撹拌混合性能の向上を図っている。
ドライブチェーン7に対する各撹拌翼8,8A,8B,8Cの取付構造はいずれも同一であって、図4の(A),(B)は代表例として撹拌翼8の取付構造の詳細を示しているとともに、図5は図4の(A)の分解図を示している。また、図6は撹拌翼8単独での詳細を、図7はドライブチェーン7側の取付部単独での詳細をそれぞれ示している。
図4,5に示すように、ドライブチェーン7側には雄側部材として機能するベースプレート25を装着してある一方、撹拌翼8側には雌側部材としてクランプバー19付きのプレートホルダ18を装着してあり、両者をTスロット嵌合の形態をもって凹凸嵌合させつつテーパ嵌合させた上でねじ部材であるボルト27、ナット29にて着脱可能に固定してある。
より詳しくは、図4,5のほか図6に示すように、撹拌翼8は幅広且つ平板状の翼本体14を母体として構成されているもので、その翼本体14の表面側には長手方向に沿って複数(図示の例では四枚)の掘削刃13をほぼ直立姿勢にて突設してあり、各掘削刃13の周回方向先端部には鋭角な切れ刃13aが形成されている。そして、各掘削刃13はその刃たけ(翼本体14から切れ刃13aまでの高さ)をある程度大きく確保するために掘削刃取付プレート15を介して翼本体14に溶接固定されている。また、翼本体14の周回方向端部には補強プレート21が設けられている。
翼本体14の裏面側には面直角で且つ長手方向に沿うかたちとなる撹拌ブレード16とともに、偏平幅広状のTスロット(T溝)17を有する雌側部材たるプレートホルダ18とが溶接固定されている。プレートホルダ18は翼本体14の長手方向のほぼ中央に設けられているとともに、二本のクランプバー19とバックプレート20により構成されている。バックプレート20は翼本体14に溶接固定されている。他方、各クランプバー19は断面形状がいわゆるアングル状のもので、ドライブチェーン7の長手方向に対してそれぞれを所定角度傾斜させて、いわゆる略ハの字状となるように対向配置した上で、バックプレート20に対し図6の(A),(B)に示す溶接箇所B1,B2にて溶接固定されている。なお、バックプレート20とクランプバー19とのなす背面側コーナー部は、同部位に溶接固定された補強プレート22にて補強されている。
このように、バックプレート20上にて一対のクランプバー19を略ハの字状に対向配置した上で溶接固定することにより、図6に示すように、開放側溝幅寸法W1が比較的大きい偏平状のTスロット17が形成されていて、同時にそのTスロット17はドライブチェーン7の長手方向でその溝幅寸法W2が漸次変化するテーパ状のものとして形成されている。ここで、Tスロット17の溝の深さDは後述するドライブチェーン7側のベースプレート25の板厚を受容し得る大きさに設定されている。また、翼本体14とセンタープレート20の中央部には取付穴23が貫通形成されている。
一方、図2,3のほか図4,5に示すように、ドライブチェーン7には撹拌翼8のほか撹拌翼8A,8B,8Cが装着されるべき位置に略台形板状の複数のベースプレート25が等ピッチで固定されている。このベースプレート25は、図4,5のほか図7に示すように、ドライブチェーン7を形成しているリンクプレート24上に溶接箇所B3,B4にて溶接固定されている。このベースプレート25は撹拌翼8側のTスロット17にいわゆるTスロット嵌合で且つテーパ嵌合をもってはまり合うように、クランプバー19の傾斜に対応した傾斜面25aを有する略台形板状のものとして形成されているとともに、中央部には撹拌翼8側の取付穴23と合致する取付穴26が貫通形成されている。
そして、図5に示すように、撹拌翼8側のプレートホルダ18とドライブチェーン7側のベースプレート25とを重合させるようして、プレートホルダ18のTスロット17とベースプレート25とをドライブチェーン7の長手方向でいわゆるTスロット嵌合させつつ且つテーパ嵌合させることで両者の相対位置決めがなされて、双方の取付穴23,26同士が合致することになる。この状態で、それらの取付穴23,26に機械的固定手段たるボルト27を挿入し、スプリングワッシャー28を介してナット29を締め込むことにより、ドライブチェーン7のリンクプレート24に対し撹拌翼8が堅固に圧締固定され、ベースプレート25とプレートホルダ18とのTスロット17に沿った着脱方向における相対変位が規制される。すなわち、撹拌翼8はドライブチェーン7に着脱可能に固定されている。
なお、このような撹拌翼8の着脱可能な取付構造は他の撹拌翼8A,8B,8Cについても全く同様である。
したがって、このような撹拌翼8、8A,8B,8Cの取付構造を採用した混合機1によれば、混合機1を地中に貫入した上で撹拌翼8,8A,8B,8Cをドライブチェーン7とともに上下方向に周回移動させ、地盤の掘削とともに固化材との撹拌混合を行うものであることは従来のものと同様である。
より詳しくは、ドライブチェーン7とともに撹拌翼8,8A,8B,8Cが地中で周回移動する過程で、掘削刃13の周回方向先端に設けられた鋭角な切れ刃13aが地盤を掘削し、その掘削された土と固化材吐出装置10から吐出された粉体状もしくはスラリー状の固化材とを主として撹拌ブレード16により撹拌混合することで、改良対象地盤の強度を高める。
この場合において、ドライブチェーン7の周回方向は、撹拌翼8,8A,8B,8Cが土圧抵抗を受けた場合にプレートホルダ18のTスロット17とベースプレート25とのテーパ嵌合が一段と締まり方向となる方向に設定しておく。その結果、撹拌翼8,8A,8B,8Cがドライブチェーン7側のベースプレート25との重合方向においてTスロット17の溝の深さDにて拘束されているだけでなく、ボルト27にて圧締固定されているため、撹拌翼8,8A,8B,8Cにベースプレート25との重合方向でのがたつきが発生しないばかりでなく、万が一ボルト27に緩みが生じても撹拌翼8,8A,8B,8Cのがたつきや脱落を未然に防止できることになる。
しかも、上記のようにプレートホルダ18のTスロット17とベースプレート25とがテーパ嵌合しているのに加えて、そのテーパ嵌合の締まり方向に土圧抵抗が加わるようにドライブチェーン7の周回方向を設定してあるために、ベースプレート25からの撹拌翼8,8A,8B,8Cの抜け止め効果が発揮されるとともに、例えばボルト27を回転中心とした揺動方向での撹拌翼8,8A,8B,8Cのがたつきの発生をも確実に防止することができ、ドライブチェーン7に対する各撹拌翼8,8A,8B,8Cの装着状態が堅固で且つ安定したものとなる。
さらに、上記のような撹拌翼8,8A,8B,8Cのがたつき防止のための拘束力はすべてTスロット嵌合をあずかる部分が負担しているので、相対的にボルト27の負担を少なくすることができ、要はボルト27はベースプレート25からの撹拌翼8,8A,8B,8Cの脱落を防止する機能さえあればよいから、そのボルト27としては小径で且つ単一のもので十分に対応できることになる。
一方、撹拌翼8,8A,8B,8Cが使用により損耗した時には、その取替や補修といったメンテナンスを行う必要があるが、この場合には撹拌翼8,8A,8B,8Cをドライブチェーン7から取り外すことで対処する。すなわち、撹拌翼8,8A,8B,8Cの取り外しに際しては、ボルト27,ナット29による結合を解除した上で、例えばハンマー等を用いて撹拌翼8,8A,8B,8CをTスロット17によるTスロット嵌合部でのテーパ嵌合を解除するべく抜き取り方向に打撃力を与えればその取り外しをきわめて容易に行うことができる。
また、ドライブチェーン7を混合機1から取り外して保管する場合には、ドライブチェーン7から撹拌翼8を取り外して保管することで、無用な嵩張りをなくして両者の保管スペースを小さくすることができる。
その上、撹拌翼8,8A,8B,8Cが任意に着脱可能であることによって、例えば掘削撹拌作業を行う地盤の硬軟等の土質性状に応じてそれに適した形状の撹拌翼を選択し、ドライブチェーン7に撹拌翼を付け替えることが可能となり、ドライブチェーン7の汎用性が高まるので経済性に優れる。
しかも、単一のボルト27でドライブチェーン7と撹拌翼8を圧締固定しているため、撹拌翼8の着脱作業をより容易に行うことができる。
なお、ドライブチェーン7には撹拌翼として四種類の撹拌翼8,8A,8B,8Cを複数装着したが、ドライブチェーン7に特定の一種類の撹拌翼のみを複数装着して使用することも勿論可能である。
図8〜図10は本発明の第2の実施の形態を示し、特に図8は撹拌翼8,8A,8Bが装着されていないドライブチェーン7の詳細を、また図9はドライブチェーン7に撹拌翼8,8A,8Bを装着した状態をそれぞれ示している。
図8に示すように、本実施の形態では第1の実施の形態の構造を基本としつつも、ドライブチェーン7には第1の実施の形態よりも小さなピッチでより多数のべースプレート25が等間隔で取り付けられており、それらのベースプレート25を任意に選択使用可能としている。
したがって、この構成のもとでは、例えば図9の(A)に示すように二つおきにそのベースプレート25に三種類の撹拌翼8,8A,8Bを着脱可能に装着することができるほか、図9の(B)に示すように例えば一つおきにそのベースプレート25に三種類の撹拌翼8,8A,8Bを装着することもできる。
また、選択使用されないベースプレート25には図10の(A),(B)に示すように保護カバーたるプレートカバー34が装着される。これは、選択使用されないベースプレート25もドライブチェーン7とともに地中を周回移動することに変わりはなく、土砂との直接接触による損耗からベースプレート25を保護しようとするものである。プレートカバー34は例えば鋼板をいわゆる偏平Cチャンネル状に曲折成形したものであり、ドライブチェーン7の長手方向に沿ってベースプレート25に着脱可能としているとともに、ベースプレート25の取付穴26と対応する位置に取付穴35が穿設されていて、ベースプレート25にプレートカバー34を被せた上で、ベースプレート25とプレートカバー34の取付穴26,35にボルト27を挿入し、ナット29にてスプリングワッシャー28を介して圧締固定している。
したがって、この第2の実施の形態によれば、前述の第1の実施の形態と同様の効果に加えて、撹拌翼8,8A,8Bの取付ピッチを撹拌混合作業の対象となる地盤の硬軟等の土質性状に応じて任意に選択することによって、混合撹拌時におけるその地盤に対するいわゆる羽根切り回数を任意に設定できるので、混合撹拌品質および混合撹拌効率を向上できる利点がある。
また、選択使用されないベースプレート25にはプレートカバー34を装着することによって、土砂との直接接触によるベースプレート25の損耗を防ぐことができる。
図11,12は本発明の第3の実施の形態として、第2の実施の形態における機械的固定手段としてテーパピン36を用いた例を示す図であって、図11の(A),(B)はドライブチェーン7に攪拌翼8を取り付けた状態を示す図、図12の(A),(B)はドライブチェーン7にプレートカバー34を取り付けた状態を示す図である。
第3の実施の形態では、図11の(A),(B)に示すように、ベースプレート25に穿設された取付穴37がドライブチェーン7側に向かって小径となるテーパ状に形成されているとともに、攪拌翼8側に穿設された取付穴38はベースプレート25側の取付穴37と連続するテーパ状に形成されている。
そして、第2の実施の形態と同様に攪拌翼8側のプレートホルダ18とドライブチェーン7側のベースプレート25を重合させるようにして、いわゆるTスロット嵌合させることで両者の相対位置決めがなされて、両者の取付穴37,38同士が合致する。その状態で、取付穴37,38に合致する形状のテーパピン36を機械的固定手段として取付穴37,38に圧入するとともに、翼本体14とテーパピン36とを溶接箇所B5にて点溶接してテーパピン36の抜け止めを施すことで、テーパピン36と取付穴37,38のテーパ嵌合をもってプレートホルダ18とベースプレート25を両者の重合方向で圧締固定する。
また、図12の(A),(B)に示すように、プレートカバー34にも同様に取付穴40が穿設されていて、プレートカバー34も攪拌翼8と同様の取付構造をもってベースプレート25に取り付けられている。
すなわち、テーパピン36によってプレートホルダ18またはプレートカバー34とベースプレート25とのTスロット17に沿った着脱方向における相対変位が規制される。一方、攪拌翼8およびプレートカバー34をドライブチェーン7から取り外す際には、例えばたがね等を用いてテーパピン36の抜け止めとして機能する溶接箇所B5における溶接ビードを剥した上で、テーパピン36を取付穴37,38とのテーパ嵌合を解除する方向に打撃力を与えてテーパピン36を抜き取ることで、プレートホルダ18とベースプレート25とがTスロットに沿った着脱方向で相対変位可能となり、攪拌翼8およびプレートカバー34をドライブチェーン7から取り外すことができる。
なお、このような攪拌翼8の着脱可能な取付構造は他の攪拌翼8A,8Bについても全く同様である。
したがって、この第3の実施の形態においても第2の実施の形態とほぼ同様の効果が得られる。
なお、機械的固定手段としては、以上に説明したボルト27およびテーパピン36のほか、プレートホルダ18とベースプレート25とを点溶接して両者のTスロット17に沿った着脱方向における両者の相対変位を規制するようにしてもよい。
本発明の実施の形態として、バックホウを母機とする地盤改良装置の概略を示す説明図で、(A)は施工前の状態を示す図、(B)は施工中の状態を示す図。 図1におけるトレンチャー式撹拌混合機の詳細を示す説明図で、(A)はその拡大図、(B)は同図(A)の側面図。 図2におけるドライブチェーンを展開した説明図。 第1の実施の形態として図2の(B)に示した掘削撹拌翼の詳細を示す図で、(A)はその拡大図、(B)は同図(A)の一部切欠正面図。 図4の分解説明図で、掘削撹拌翼の着脱方向を示す図。 図5における掘削撹拌翼の詳細を示す説明図で、(A)はその一部切欠正面図、(B)はその裏面図、(C)は同図(B)の側面図。 図5におけるドライブチェーンの詳細を示す説明図で、(A)はその一部切欠正面図、(B)はその裏面図。 第2の実施の形態として掘削撹拌翼が装着されていない状態のドライブチェーンの詳細を示す説明図。 (A),(B)ともに図8のドライブチェーンに掘削撹拌翼を装着した状態を示す説明図。 図9の(A),(B)において掘削撹拌翼が装着されていないベースプレートの詳細を示す説明図で、(A)はその拡大図、(B)は同図(A)の一部切欠正面図。 第3の実施の形態としてドライブチェーンに攪拌翼を取り付けた状態を示す図であって、(A)はその平面図、(B)は同図(A)の一部切欠正面図。 第3の実施の形態としてドライブチェーンにプレートカバーを取り付けた状態を示す図であって、(A)はその平面図、(B)は同図(A)の一部切欠正面図。
符号の説明
1…トレンチャー式撹拌混合機
4…フレーム
5…駆動輪
6…従動輪
7…ドライブチェーン(チェーン)
8,8A,8B,8C…掘削撹拌翼
13…掘削刃
16…撹拌ブレード
17…Tスロット
18…プレートホルダ(雌側部材)
25…ベースプレート(雄側部材
7…ボルト(機械的固定手段)
34…プレートカバー(保護カバー)
36…テーパピン(機械的固定手段)

Claims (7)

  1. フレームの一端の駆動輪とフレームの他端の従動輪との間にエンドレスなチェーンを巻き掛け、チェーンには所定のピッチで複数の掘削撹拌翼を装着するとともに、各掘削撹拌翼は翼本体に掘削刃を幅方向で複数並設することでそれぞれ構成し、これらの掘削撹拌翼をチェーンとともに周回移動させるようにしたトレンチャー式撹拌混合機における掘削撹拌翼の取付構造であって、
    断面略T字状のTスロットを有するプレートホルダを掘削撹拌翼の裏面に設ける一方、そのプレートホルダのTスロットに受容されるベースプレートをチェーンに設け、Tスロットとベースプレートをチェーンの長手方向でその幅寸法が漸次変化するテーパ状のものとしてそれぞれ形成するとともに、Tスロットに沿った着脱方向をチェーンの長手方向に設定し、
    上記プレートホルダベースプレートをTスロット嵌合で且つテーパ嵌合をもって着脱可能に嵌合させ、上記ベースプレートがその略全長にわたって上記Tスロットに受容された状態で、機械的固定手段にてTスロットに沿った着脱方向における両者の相対変位を規制するとともに、各掘削刃のうち最も翼本体の幅方向両側に配置された両掘削刃が、上記プレートホルダから幅方向両側へ延出した位置でそれぞれ翼本体に固定されていることを特徴とするトレンチャー式撹拌混合機における掘削撹拌翼の取付構造。
  2. 翼本体のうち幅方向のほぼ中央にプレートホルダを設けるとともに、その翼本体のうちプレートホルダから幅方向一方側へ延出した部分と、翼本体のうちプレートホルダから幅方向他方側に延出した部分と、にそれぞれ同数の掘削刃を配置してあることを特徴とする請求項1に記載のトレンチャー式撹拌混合機における掘削撹拌翼の取付構造。
  3. 上記機械的固定手段が上記プレートホルダおよびベースプレートを重合方向に圧締固定するものであることを特徴とする請求項1または2に記載のトレンチャー式撹拌混合機における掘削撹拌翼の取付構造。
  4. 上記機械的固定手段が単一のボルトまたはピンであることを特徴とする請求項3に記載のトレンチャー式撹拌混合機における掘削撹拌翼の取付構造。
  5. 掘削撹拌翼は表面側に複数の掘削刃を有しているとともに、裏面側にプレートホルダとともに撹拌ブレードを有していることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のトレンチャー式撹拌混合機における掘削撹拌翼の取付構造。
  6. チェーンに所定のピッチで多数のベースプレートを取付けておき、それらのベースプレートのうちの任意のものを選択使用可能となっていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のトレンチャー式撹拌混合機における掘削撹拌翼の取付構造。
  7. 選択使用されないベースプレートがそれに被せた保護カバーで保護されていることを特徴とする請求項6に記載のトレンチャー式撹拌混合機における掘削撹拌翼の取付構造。
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