JPH0720336U - 掘削バケット - Google Patents

掘削バケット

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JPH0720336U
JPH0720336U JP5571293U JP5571293U JPH0720336U JP H0720336 U JPH0720336 U JP H0720336U JP 5571293 U JP5571293 U JP 5571293U JP 5571293 U JP5571293 U JP 5571293U JP H0720336 U JPH0720336 U JP H0720336U
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JP
Japan
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bottom plate
bucket
plate
reinforcing
bucket body
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JP5571293U
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寛 兼澤
英雄 秋谷
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 摩耗板の交換を簡単にできるようにすると共
に、作業中の振動や土砂等の接触により摩耗板が底板か
ら脱落するのを防止する。 【構成】 バケット本体22の底板23外側面に、該底
板23外側面に沿って湾曲した複数の各摩耗板30,3
1を各ボルト32および各ナット33により強固に取付
けると共に、バケット本体22の基端側に位置する底板
23外側面には各補強板30の一端側に当接するストッ
パ34を突設する。また、バケット本体22内におい
て、各ナット33の近傍に位置する底板23内面側には
各ガード部材35を突設する。これにより、土砂の衝突
等により該各補強板30,31が位置ずれしたり、底板
23から脱落するのを防止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば油圧バックホウショベル等の作業機に用いて好適な掘削バケ ットに関する。
【0002】
【従来の技術】
図8ないし図10に従来技術による掘削バケットを油圧バックホウショベルに 用いた場合を例に挙げて説明する。
【0003】 図において、1は油圧ショベルの本体を構成する作業機本体、2は該作業機本 体1の前部に俯仰動可能に設けられた作業装置を示し、該作業装置2は、作業機 本体1にピン結合されたブーム3と、該ブーム3の先端側にピン結合されたアー ム4と、該アーム4の先端側に後述の各取付ブラケット14を介してピン結合さ れた掘削バケット5とから大略構成され、これらはブームシリンダ6,アームシ リンダ7およびバケットシリンダ8によってそれぞれ作動される。
【0004】 9は掘削バケット5の外形を構成するバケット本体を示し、該バケット本体9 はC字状に湾曲した底板10と、該底板10の左,右両側に設けられた側板11 ,11(片側のみ図示)と、該各側板11の前端側に溶接された左,右の開口部 側板12,12(片側のみ図示)と、該各開口部側板12間に位置して前記底板 10の前端側に溶接された開口部底板13とから大略構成されている。
【0005】 14,14はバケット本体9の底板10の基端側に位置し、幅方向左,右に離 間して設けられた一対の取付ブラケットを示し、該各取付ブラケット14には取 付穴14A,14Aがそれぞれ穿設されている。そして、該各取付ブラケット1 4の各取付穴14Aをアーム4の先端側にピン結合することにより、バケット本 体9はアーム4の先端に回動可能に取付けられている。
【0006】 15,15,…はバケット本体9の前記開口部底板13の先端側に位置し、幅 方向に離間して設けられた複数の掘削爪(1個のみ図示)を示す。16は各開口 部側板12の先端側にボルト等により取付けられた側板摩耗防止部材(片側のみ 図示)を示す。
【0007】 17,17,…はバケット本体9の底板10外側面を覆うように湾曲方向に沿 って複数設けられた補強板を示し、該各補強板17は高張力鋼板等の耐摩耗材を 曲げ加工することにより、バケット本体9の基端側(取付ブラケット14側)か ら先端側(掘削爪12側)に向けて底板10の外側面に沿って伸長するように形 成されている。そして、該各補強板17は底板10の外側面に互いに隣接するよ うに幅方向に並べて配設され、それぞれ溶接により底板10の外側面に固着され ている。
【0008】 従来技術による掘削バケット5は上述のような構成を有するもので、掘削作業 時には、ブームシリンダ6,アームシリンダ7でブーム3,アーム4をそれぞれ 俯仰動させつつ、バケットシリンダ8で掘削バケット5を回動させ、土砂の掘削 等を行う。
【0009】 また、各補強板17によりバケット本体9の底板10が土砂との接触により摩 耗するのを防止して底板10を保護するようにしている。そして、長期間の使用 等で各補強板17が摩耗した場合には、各補強板17を新しいものに付換えるこ とにより、掘削バケット5の耐久性を向上させている。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来技術では、掘削バケット5の長期使用により各補強板 17が摩耗した場合には、当該各補強板17を交換することができるようになっ ている。しかし、各補強板17はバケット本体9の底板10外側面に溶接により 固着されているため、該各補強板17を底板10から取外す作業、または新しい 各補強板17を底板10に溶接して取付ける作業が非常に困難であり、各補強板 17の交換作業に手間や時間がかかるという問題がある。
【0011】 また、他の従来技術として図10に示すように、各補強板18をバケット本体 9の幅寸法とほぼ同一の長さ寸法となる平板状に形成し、該各補強板18をそれ ぞれが隣接するように底板10外側面の湾曲に沿って並べるように配置し、それ ぞれをボルト,ナット等の螺着部材19,19,…により底板10外側面に固定 するようにしたものが知られている。
【0012】 しかし、このような他の従来技術では、各補強板18が平板状に形成されてい るため、各補強板18と底板10外側面とが線接触となってしまい、掘削作業時 の振動によりボルト等の螺着部材19が弛み易い上に、土砂が各補強板18の隣 接した部分に強く接触したときには、その衝撃により各補強板18が脱落し易く なる。このため、各補強板18を底板10にボルト等の螺着部材19で固定する だけでは足りず、溶接による補強が必要となる。従って、他の従来技術において も、前述した従来技術と同様に各補強板18の交換作業を容易に行うことができ ないという問題がある。
【0013】 また、掘削作業時にはバケット本体9と土砂とが頻繁に接触,衝突を繰り返す ため従来技術による各補強板17は必然的に摩耗するが、作業者の操作上の癖や 作業状況等によって摩耗が一部分に集中する場合がある。この場合に、従来技術 による各補強板17は底板10の外側面を取付ブラケット14の基端部位置から バケット本体9の開口部底板13にかけて覆うように形成されているため、一部 が摩耗した場合でもその摩耗部分を含む長さ寸法の長い補強板17を全て交換し なければならず、無駄が多くなり、経済性が悪いという問題がある。
【0014】 本考案は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、各補強板の交換を簡 単にできるようにすると共に、作業中の振動や土砂等の接触により各補強板が底 板から脱落するのを確実に防止できるようにした掘削バケットを提供することを 目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために本考案による掘削バケットは、湾曲した底板と 左,右の側板とからなり前面が開口したバケット本体と、該バケット本体の底板 外側面の基端側に位置し、幅方向に離間して設けられた一対の取付ブラケットと 、前記バケット本体の底板の先端側に位置し、幅方向に離間して設けられた複数 の掘削爪を備えている。
【0016】 そして、本考案が採用する構成の特徴は、前記バケット本体の底板の内,外側 面のうち、少なくとも一方の面には、該底板の表面に沿って湾曲した複数の補強 板を着脱可能に取付けたことにある。
【0017】 また、前記バケット本体の底板には、前記各補強板を位置決めすべく、各補強 板の端部と前記取付ブラケットとの間に位置し、該各補強板の端部に沿うように 前記バケット本体の幅方向に延びるストッパを突設することが好ましい。
【0018】
【作用】
上記構成により、各補強板を底板表面に面接触させた状態で取付けることがで き、該各補強板を底板表面に強固に固定することができる。従って、掘削作業時 の振動や各補強板に土砂が接触することで各補強板が底板から脱落するのを確実 に防止できる。
【0019】 また、複数の補強板を底板に着脱可能に取付けたことにより、補強板の交換作 業において、摩耗した部分の補強板のみを新しい補強板に容易に交換することが できる。
【0020】 また、前記ストッパによって各補強板の端部を支持しているから、掘削作業時 において、前記各補強板が土砂との摩擦により基端側(取付ブラケット側)に向 けて位置ずれするのを防止することができる。しかも、このように位置ずれが防 止できることにより、ボルトにせん断力がかかるのを防止することができる。
【0021】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図1ないし図7に基づいて説明する。なお、実施例で は従来技術と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとす る。
【0022】 まず、図1ないし図4に本考案の第1の実施例を示す。
【0023】 図において、21は本実施例による掘削バケットを示し、該掘削バケット21 はアーム4の先端側にピン結合され、バケットシリンダ8を作動させることによ り図4中の矢示A,B方向に回動するようになっている。
【0024】 22は掘削バケット21の外形を構成するバケット本体を示し、該バケット本 体22は従来技術で述べたバケット本体9とほぼ同様に、C字状に湾曲した底板 23と、該底板23の左,右両側に設けられた側板24,24と、該各側板24 の先端側に溶接された開口部側板25,25と、前記底板23の先端側に溶接さ れた開口部底板26とから大略構成されているものの、本実施例によるバケット 本体22の底板23には後述する各ボルト32が挿通される挿通穴23A,23 A,…が穿設されている。
【0025】 27,27はバケット本体22の底板23の基端側に位置し、幅方向左,右に 離間して設けられた一対の取付ブラケットを示し、該各取付ブラケット27には 取付穴27A,27Aが穿設されている。そして、該各取付ブラケット27を介 して、バケット本体22はアーム4の先端側に回動可能にピン結合される。
【0026】 28,28,…はバケット本体22の開口部底板26の先端側に位置し、幅方 向に離間して設けられた複数の掘削爪を示し、29,29はバケット本体22の 各開口部側板25の先端側に設けられた一対の側板摩耗防止部材を示す。
【0027】 30,30,…はバケット本体22の底板23外側面のうち基端側(取付ブラ ケット27側)に位置して4枚設けられた第1の補強板、31,31,…はバケ ット本体22の底板23外側面のうち先端側(開口部底板26側)に位置して4 枚設けられた第2の補強板を示し、該各補強板30,31はそれぞれ高張力鋼板 等の耐摩耗材により形成され、底板23の外側面の湾曲に沿うように曲げ加工が 施されている。そして、該各補強板30,31は底板23の外側面に面接触する ように取付けられ、底板23の外側面を広く覆っている。
【0028】 また、該各補強板30,31には底板23の各挿通穴23Aと連通するように 挿通穴30A,30A,…、挿通穴31A,31A,…がそれぞれ穿設されてい る。そして、図3に示すように前記各補強板30,31は該各挿通穴30A,3 1Aを介して螺着部材としてのボルト32,32,…およびナット33,33, …によって強固に固定されている。
【0029】 34は各補強板30の一端側と取付ブラケット27との間に位置してバケット 本体22の底板23外側面に設けられたストッパを示し、該ストッパ34は底板 23から突出すると共に、バケット本体22の幅方向に伸長し、その片側側面が 各補強板30の基端側に当接している。そして、該ストッパ34は、掘削作業時 において、掘削バケット21を図4中の矢示A方向に回動させて土砂を掘削する ときに、各補強板30,31が土砂等との摩擦により図1中の矢示C方向に位置 ずれするのを防止している。
【0030】 35はバケット本体22内で底板23内側面に突出するガード部材を示し、該 各ガード部材35は図2および図3に示すように、バケット本体22の先端側に 位置する各ナット33の近傍にそれぞれ配設されている。そして、該各ガード部 材35は、掘削作業時において、掘削バケット21を図4中の矢示A方向に回動 させて土砂を掘削するときに、バケット本体22内に図3中の矢示D方向に侵入 する土砂等から各ボルト32およびナット33を保護するようになっている。
【0031】 本実施例による掘削バケット21は上述のような構成を有するもので、土砂を 掘削するときには、掘削バケット21を土砂に向けて図4中の矢示A方向に回動 させ、土砂を掘削爪28で切崩してから、崩した土砂をバケット本体22内に収 容し、すくい上げる。そして、このような掘削時には、掘削バケット21と土砂 等とが激しく接触するため、従来技術で述べた掘削バケット5とほぼ同様にバケ ット本体22の底板23外側面に各補強板30,31を取付け、底板23を補強 している。
【0032】 而して、本実施例による掘削バケット21は次のような効果を有する。
【0033】 第1に、各補強板30,31を底板23外側面の湾曲に合わせた形状に形成す ると共に、底板23外側面に各ボルト32およびナット33で着脱可能に取付け るようにしたから、各補強板30,31を底板23の外側面に面接触させた状態 で、各ボルト32およびナット33で強固に固定することができる。従って、掘 削作業時の振動や、土砂の衝突等によって各補強板30,31が底板23から脱 落するのを確実に防止することができる。
【0034】 第2に、各補強板30,31を交換する場合には、各ボルト32および各ナッ ト33を取外すだけで各補強板30,31を底板23から簡単に取外すことがで き、各補強板30,31を手間をかけずに短時間で交換することができる。
【0035】 第3に、基端側には4枚の各補強板30を、先端側には4枚の各補強板31を 、それぞれ4枚ずつ合計8枚の各補強板30,31を設けたことにより、掘削作 業の状況や、作業者の操作上の癖等により各補強板30,31の摩耗箇所が一箇 所に集中する場合には、摩耗した箇所を含む各補強板30,31のみを交換する ことができる。例えば、図1に示すように、土砂との頻繁な接触により各補強板 30のうち図中右側の補強板30に摩耗が集中して、摩耗部Mが形成された場合 には、この摩耗部Mを含む1枚の補強板30を交換するだけでよく、各補強板3 0,31の交換を無駄なく効果的に行うことができ、各補強板30,31の製造 にかかる材料費等を大幅に削減することができる。
【0036】 第4に、各補強板30の一端側と当接するようにストッパ34を設けたことで 、掘削作業時において、掘削バケット21を図4中の矢示A方向に回動させて土 砂を掘削するときに、土砂との摩擦で各補強板30,31が図1中の矢示C方向 に位置ずれするのを、該ストッパ34によって確実に防止することができ、各ボ ルト32およびナット33のせん断力を緩和することができる。
【0037】 第5に、底板23の内側面にはバケット本体22内に突出する各ナット33の 近傍に位置して各ガード部材35を設けたから、掘削作業時において、掘削バケ ット21を図4中の矢示A方向に回動させて土砂を掘削するときに、バケット本 体22内に図3中の矢示D方向に侵入する土砂を該各ガード部材35で除けるこ とができ、各ナット33に土砂が強く衝突したり、各ナット33が土砂等により 強く押圧されたりすることにより、各ナット33が緩んで各ボルト32が抜け落 ちたり、各ボルト32が破損したりして結果的に各補強板30,31が底板23 から脱落するのを確実に防止することができる。
【0038】 次に、図5および図6は本考案の第2の実施例を示すに、本実施例の特徴は、 バケット本体の底板内側面に湾曲方向に伸長する補強板を設けたことにある。な お、本実施例では、前記第1の実施例と同一の構成要素に同一の符号を付し、そ の説明を省略するものとする。
【0039】 図中、41,41,…はバケット本体22の底板23内側面に取付けられた4 枚の補強板を示し、該各補強板41は高張力鋼板等の耐摩耗材により長方形に形 成され、開口部底板26側からバケット本体22内に向けて底板23に沿って湾 曲しつつ伸長している。そして、該各補強板41は、底板23の内側面と面接触 した状態で各ボルト32,ナット33を締付けることにより着脱可能に固定され ている。また、該各補強板41には各ナット33を埋め込むザグリ穴41A,4 1A,…が穿設され、各ナット33をボルト32に締着させた状態では各ナット 33が各ザグリ穴41A内に埋め込まれる。
【0040】 かくして、このように構成される本実施例でも、前記第1の実施例とほぼ同様 の作用効果が得られるものの、特に本実施例では、バケット本体22の底板23 内側面に各補強板41を設けたことにより、掘削作業時において、バケット本体 22内に侵入する土砂によって、底板23の内側面が傷つけられるのを防止でき る。
【0041】 また、各補強板41の各ザグリ穴41A内に各ナット33を埋め込むようにし たから、各ナット33がバケット本体22内の土砂により押圧され、各ナット3 3および各ボルト32が折曲がるのを防止することができる。
【0042】 次に、図7は本考案の第3の実施例を示すに、本実施例の特徴はバケット本体 22の底板23外側面に、バケット本体22の幅方向に伸長する複数の補強板5 1,51,…を螺着部材としてのボルトおよびナット(図示せず)により取付け たことにある。
【0043】 ここで、各補強板51は高張力鋼板等により長方形に形成され、その長手寸法 がバケット本体22の幅寸法に対応している。また、該各補強板51は底板23 外側面の形状に合うように湾曲し、底板23外側面に面接触するようになってい る。そして、該各補強板51はバケット本体22の底板23外側面を覆うように 湾曲方向に列設されている。
【0044】 また、該各補強板51には底板23の挿通穴23Aと連通する挿通穴51A, 51A,…が穿設され、該各補強板51は、該各挿通穴51Aおよび底板23の 各挿通穴23Aに外側からボルトを挿通し、バケット本体22内でナットを締着 することにより底板23外側面に強固に取付けられている。
【0045】 かくして、このように構成される本実施例でも、前記第1の実施例とほぼ同様 な作用効果を得ることができる。
【0046】 なお、前記各実施例では、底板23外側面に合計8枚の各補強板30,31を 配設したが、本考案はこれに限らず、8枚より多数の補強板を底板23外側面を 覆うように配設してもよい。
【0047】 また、掘削作業の状況や作業者の操作上の癖等により摩耗が集中する部分には 他の各補強板30,31より剛性のある鋼板で形成された補強板を取付けるよう にすれば、補強板の交換回数を減らすことができ、油圧ショベルの稼働率を向上 させることができる。
【0048】
【考案の効果】
以上詳述した通り本考案によれば、バケット本体の底板の内,外側面のうち少 なくとも一方の面には、該底板の表面に沿って湾曲した複数の補強板を着脱可能 に取付けたから、該各補強板を前記バケット本体の底板表面に面接触させること により強固に固定することができ、掘削作業時の振動や土砂の衝突により各補強 板が底板から脱落するのを確実に防止することができる。
【0049】 また、各補強板を交換するときには、各補強板を底板から簡単に取外すことが でき、交換にかける手間や時間を大幅に削減することができる。
【0050】 さらに、前記バケット本体の底板には、各補強板の端部と前記取付ブラケット との間に位置し、該各補強板の端部に沿うように前記バケット本体の幅方向に延 びるストッパを突設したから、各補強板が掘削時に土砂との接触による摩擦によ り取付ブラケット側に向けて位置ずれするのを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例による掘削バケットを示
す斜視図である。
【図2】図1に示す掘削バケットの正面図である。
【図3】図2中の矢示III −III 方向断面図である。
【図4】掘削バケットによる掘削作業を示す説明図であ
る。
【図5】本考案の第2の実施例による掘削バケットを示
す正面図である。
【図6】図5中の矢示VI−VI方向断面図である。
【図7】本考案の第3の実施例による掘削バケットを示
す斜視図である。
【図8】従来技術による油圧ショベルを示す側面図であ
る。
【図9】従来技術による掘削バケットを示す斜視図であ
る。
【図10】他の従来技術による掘削バケットを示す斜視
図である。
【符号の説明】
21 掘削バケット 22 バケット本体 23 底板 24 側板 27 取付ブラケット 28 掘削爪 30,31,41,51 補強板 32 ボルト(螺着部材) 33 ナット(螺着部材) 34 ストッパ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 湾曲した底板と左,右の側板とからなり
    前面が開口したバケット本体と、該バケット本体の底板
    外側面の基端側に位置し、幅方向に離間して設けられた
    一対の取付ブラケットと、前記バケット本体の底板の先
    端側に位置し、幅方向に離間して設けられた複数の掘削
    爪を備えてなる掘削バケットにおいて、前記バケット本
    体の底板の内,外側面のうち、少なくとも一方の面に
    は、該底板の表面に沿って湾曲した複数の補強板を着脱
    可能に取付けたことを特徴とする掘削バケット。
  2. 【請求項2】 前記バケット本体の底板には、前記各補
    強板を位置決めすべく、各補強板の端部と前記取付ブラ
    ケットとの間に位置し、該各補強板の端部に沿うように
    前記バケット本体の幅方向に延びるストッパを突設して
    なる請求項1記載の掘削バケット。
JP5571293U 1993-09-21 1993-09-21 掘削バケット Pending JPH0720336U (ja)

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