JP2010248752A - スケルトンバケット - Google Patents

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Manabu Sasaki
学 佐々木
Noboru Kono
昇 河野
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Abstract

【課題】スケルトンバケットの底板部と側板部とが当接する隅部に土砂等の処理物が堆積付着しにくいようにし、堆積物の掻き落とし清掃などの作業の必要性を除く。
【解決手段】スケルトンバケット2が、断面U字形状に形成されU字の曲がり方向の一側に切刃4を有した底板部6と、底板部6の曲がり方向に直交する幅方向の両側それぞれに接合された一対の側板部8,8を備え、底板部6および側板部8がそれぞれ複数の桝目TM、SMを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、スケルトンバケット、さらに詳しくは、バケットの中の土砂などの残留を減らすことができるスケルトンバケットに関する。
ホイールローダ、油圧ショベルなどの作業機に取り付けられるバケットの一つとして、底板に多数の桝目を備え、すくい込んだ土砂、解体物などを「ふるい」のように分別することができるスケルトンバケットが実用されている(例えば、特許文献1参照)。
このスケルトンバケットは、桝目を有し断面U字形状に形成された底板部と、底板部の幅方向両側を塞ぐ側板部を備えている。
特開2005−200911号公報(図1)
上述のような従来のスケルトンバケットには、次のとおりの解決すべき課題がある。
すなわち、底板部と側板部が当接する隅部に、土砂等の処理物が付着堆積してしまうことがあり、処理物を適切に扱うことができなくなる。そのため、付着堆積した処理物の掻き落とし清掃などの作業が必要になる。
本発明は上記事実に鑑みてなされたもので、その技術的課題は、スケルトンバケットの底板部と側板部とが当接する隅部に土砂等の処理物が堆積付着しにくいようにし、堆積物の掻き落とし清掃などの作業の必要性を除くことができるようにした、スケルトンバケットを提供することである。
本発明によれば上記技術的課題を解決するスケルトンバケットとして、断面U字形状に形成されU字の曲がり方向の一側に切刃を有した底板部と、底板部の曲がり方向に直交する幅方向の両側それぞれに接合された一対の側板部と、を備え、底板部および側板部がそれぞれ複数の桝目を備えている、ことを特徴とするスケルトンバケットが提供される。
好適には、側板部は、底板部の桝目と略同じ大きさの桝目を備えている。そして、底板部の幅方向中央部の弧状部分の外側に、弧状部分に沿って接合され、スケルトンバケットを作業機に取り付けるためのフックを有した略矩形円弧状の背面板を備えている。
本発明に従って構成されたスケルトンバケットは、断面U字形状の底板部とその両側に接合された側板部の両方に桝目を備えている。したがって、バケット内の土砂等の処理物は、底板部の桝目とともに側板部の桝目からも放出されるので、底板部と側板部との当接する隅部に土砂等の処理物の付着堆積をしにくくすることができ、付着堆積物の掻き落とし清掃などの作業の必要性を除くことができる。
本発明に従って構成されたスケルトンバケットの斜視図。 図1の矢印A方向に見た側面図。 図2の矢印B方向に見た背面図。 図3の矢印C方向に見た下面図。 図3の矢印D方向に見た上面図。 図2の矢印E方向に見た正面図。 図1に示すスケルトンバケットを取り付けた作業機であるホイールローダの側面図。
以下、本発明に従って構成されたスケルトンバケットについて、好適実施形態を図示している添付図面を参照して、さらに詳細に説明する。
図1および図2を参照して説明する。全体を番号2で示すスケルトンバケットは、断面U字形状に形成されU字の曲がり方向の一側に切刃4を有した底板部6と、底板部6の曲がり方向に直交する幅方向(図1に矢印Xで示す)の両側それぞれに接合された一対の側板部8,8を備え、底板部6および側板部8,8はそれぞれ複数の桝目TM、SMを備えている。切刃4には、着脱自在な切刃であるカッティングエッジ5がボルト、ナットによって取り付けられている。
スケルトンバケット2は、着脱自在なカッティングエッジ5以外は、鋼製の部材を溶接接合して形成されている。また、側板部8の桝目SMは、底板部6の桝目TMと略同じ大きさに形成されている。
底板部6の幅X方向中央部の弧状部分の外側には、弧状部分に沿って接合され、スケルトンバケット2を作業機に取り付けるための一対のフック10を有した略矩形円弧状の背面板12が備えられている。
図1,図2とともに図3〜図6を参照して説明する。底板部6は、幅X方向に所定の間隔で平行に配設された複数(実施例では10個)の平板材をU字形状に切断し形成された縦リブ14と、縦リブ14のU字の曲げ方向に所定の間隔で平行に配設され、丸棒材によって形成され、縦リブ14を貫通し両端が一対の側板部8,8に当接し接合された複数(実施例では6個)の横バー16を備えている。
切刃4は、幅X方向に延び一対の側板部8,8に両端部が接合された長方形に形成されている。複数の縦リブ14の長手方向の一端はこの切刃4の上に接合され、他端はスケルトンバケット2の上部を形成する幅X方向に延びた、こぼれ止め板であるスピルプレート18の上に接合されている。
底板部6の複数の桝目TMは、切刃4とスピルプレート18の間に、基本的に、縦リブ14と横バー16によって区画された大きさに形成されている。
側板部8は、Uの字の端部を直線で閉じた輪郭の側板20を備え、側板20の直線の部分にはその全長にわたって側部切刃22が備えられている。
側板20には、底板部6の桝目TMと実質的に同じ大きさの桝目SMが複数、側部切刃22に平行にそして直角の方向に整列し、溶断によりあるいは適宜の手段によって開口されている。底板部6に隣接した一部の桝目SMは、底板部6の形状に合わせて輪郭が修正されている。
背面板12は、矩形の幅X方向長さが複数の縦リブ14(実施例では6個、図6参照)に重ねられ、幅X方向に所定の間隔で一対のフック10,10が立設される大きさに形成されている。背面板12の円弧状の一端スピルプレート18側はスピルプレート18に当接接合され、他端には一対のフック10,10の間に、桝目TMを配置した凹状部13(図4)が形成されている。
フック10は平板材によって形成され、スケルトンバケット2を作業機の周知のクイックカプラ装置に連結するための、鉤状部10aが一端(スピルプレート18側)に、ピン穴10bが他端に形成されている。
図7は、作業機であるホイールローダ24にスケルトンバケット2を取り付けた状態を示している。スケルトンバケット2は、運転室26において操縦操作される作業腕装置28の先端に、急速着脱装置であるクイックカプラ装置30を介して取り付けられている。ホイールローダ24は、作業の形態などに応じて、クイックカプラ装置30によってスケルトンバケット2を他のバケットあるいは作業装置に任意に替え、作業を効率よく遂行することができる。
上述したとおりのスケルトンバケット2の作用効果について説明する。
スケルトンバケット2は、断面U字形状の底板部6とその両側に接合された側板部8の両方に桝目TM、SMを備えている。したがって、バケット2内の土砂等の処理物は、底板部6の桝目TMとともに側板部8の桝目SMからも放出されるので、底板部6と側板部8との当接する隅部に土砂等の処理物の付着堆積をしにくくすることができ、付着堆積物の掻き落とし清掃などの作業の必要性を除くことができる。
また、側板部8は、底板部6の桝目TMと略同じ大きさの桝目SMを備えている。したがって、スケルトンバケット2によって均質な「ふるい」作業を行うことができる。
さらに、底板部6の幅X方向中央部の弧状部分の外側に、弧状部分に沿って接合されスケルトンバケット2を作業機に取り付けるためのフック10を有した略矩形円弧状の背面板12を備えている。バケット内の処理物は、この中央部の背面板12によって左右に分散されるので、バケット全体によって均質の「ふるい」作業を行うことができる。また、背面板12は、底板部6の幅X方向中央部の弧状部分の外側に複数の縦リブ14に接合されるので、スケルトンバケット2の強度そして耐久性を向上させることができる。
2:スケルトンバケット
4:切刃
6:底板部
8:側板部
10:フック
12:背面板
TM:桝目
SM:桝目

Claims (3)

  1. 断面U字形状に形成されU字の曲がり方向の一側に切刃を有した底板部と、
    底板部の曲がり方向に直交する幅方向の両側それぞれに接合された一対の側板部と、を備え、
    底板部および側板部がそれぞれ複数の桝目を備えている、
    ことを特徴とするスケルトンバケット。
  2. 側板部が、
    底板部の桝目と略同じ大きさの桝目を備えている、
    ことを特徴とする請求項1記載のスケルトンバケット。
  3. 底板部の幅方向中央部の弧状部分の外側に、弧状部分に沿って接合され、スケルトンバケットを作業機に取り付けるためのフックを有した略矩形円弧状の背面板を備えている、
    ことを特徴とする請求項2記載のスケルトンバケット。
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