JPH0322326Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0322326Y2
JPH0322326Y2 JP20425685U JP20425685U JPH0322326Y2 JP H0322326 Y2 JPH0322326 Y2 JP H0322326Y2 JP 20425685 U JP20425685 U JP 20425685U JP 20425685 U JP20425685 U JP 20425685U JP H0322326 Y2 JPH0322326 Y2 JP H0322326Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plow
hole
pin
mounting plate
box body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP20425685U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62114921U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP20425685U priority Critical patent/JPH0322326Y2/ja
Publication of JPS62114921U publication Critical patent/JPS62114921U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0322326Y2 publication Critical patent/JPH0322326Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)
  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、除雪車による除雪作業中に、極めて
発生率の高い路面突起物、例えば縁石等による事
故を防止するためのプラウに設けられた安全装置
に関する。
(従来の技術) 一般に、除雪作業中に、プラウの路面接地部が
道路の路面突起物に衝突して、プラウが損傷を受
けるのみでなく、時には車両本体まで破損するこ
ともあり、運転者がむち打ち等の障害を受けるこ
とも避けられない。このため、第1の方法として
ボルト,ナツトによりプラウ本体およびプラウ端
部が連結され、プラウ端部と路面突起物との衝突
により、前記ボルトが切断されるボルト式安全装
置がある。
また、プラウ端部をプラウ本体に回動自在に連
結すると共に、プラウ端部をスプリングで前方に
付勢して、前記プラウ本体との連結状態を保持
し、プラウは除雪作業中に路面突起物に衝突する
と、プラウ端部が後方に反転回動し、プラウ端部
が路面突起物上を通過するとスプリングの作用に
より、プラウ端部がもとの位置に復元する第2の
方法がある。
なお、第4図に示すようなシヤーピン式安全装
置がある。この第3の方法は、回動軸4により回
動自在に構成されたプラウ本体1とプラウ端部2
との間に、シヤーピン(支持ピン)3が挿入され
てプラウ本体1とプラウ端部2とは位置決めされ
る。路面突起物5の衝撃を受けると、シヤーピン
3が切損してプラウ端部2が後方に回動され路面
突起物5を回避する方法である。
(考案が解決しようとする課題) ところが、第1の方法は、ボルトが切断される
と、その都度プラウを持上げて表面から新しいボ
ルトを挿入し、裏面からナツトで締付けを行う。
このために、この取換え作業が煩雑であつた。
また、第2の方法は構造が複雑化し、生産コス
トが高くなり、しかもスプリングの疲労またはク
リープ等の原因でプラウ端部の復元作用の劣化、
取付け角度の不良化を生じる恐れがあり、またス
プリングの取替作業が煩雑であるという問題があ
つた。
さらに、第3の方法は、シヤーピン3が折損す
るたびに除雪作業を中断して、運転者が下車しシ
ヤーピン3を取替えをしなければならない。しか
し、このシヤーピン3は、剪断による切断である
から、その剪断面は曲り等の変形を生じ、挿入孔
から取除くには、手数を要する。特に、この作業
は、雪中作業であり、夜間であることが多いから
極めて煩わしい作業であつた。従つて、第1、第
2および第3のいずれの方法も満足すべきもので
はなかつた。
本考案は、上述の点に鑑み、従来技術の問題点
を有効に解決し、その構成が簡単で、その取扱い
が容易で、取替え時間が短縮される安全装置を提
供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) このような課題を解決するために、本考案は、
プラウ本体と、このプラウ本体の下端部に所定の
幅に分割されてそれぞれに軸支された複数個のプ
ラウ端部とを有し、前記プラウ端部を前記プラウ
本体の下端部にそれぞれ連結保持し前記プラウ端
部に発生する衝撃により前記プラウ端部を後方に
反転回動させるプラウにおいて、前記プラウ本体
の下端部裏面に固定され前記プラウ端部裏面に接
触するべく取付けられた取付板と、この取付板に
設けられ中心部を前後方向に貫通する第1貫通孔
を有する箱体と、この箱体の内部に2分割されて
収容されその接触面に前記第1貫通孔と同一軸線
上で貫通し後部をほぼ同等の内径とし前部を放射
状に拡大する第2貫通孔を有するピン係止金具
と、このピン係止金具の接触面に押圧を付与する
弾性部材と、前記プラウ端部と取付板とを貫通す
る第3貫通孔を経て圧入され前記ピン係止部材の
第2貫通孔を押開き前記箱体後部にて係止されて
前記プラウ本体と前記プラウ端部とを連結保持し
前記プラウ端部の衝撃により発生する引張力にて
切断されるテンシヨンピンとを備えることを特徴
とする。
(作用) このように構成されたことにより、プラウ端部
裏面に接するように取付板をプラウ本体の下端部
裏面に取付け、中心部を前後方向に貫通する第1
貫通孔を有する箱体を前記取付板に設け、接触面
に前記第1貫通孔と同一軸線上で貫通し後部をほ
ぼ同等の内径とし前部を放射状に拡大する第2貫
通孔を有するピン係止金具を前記箱体の内部に2
分割して収容し、このピン係止金具の接触面に押
圧を付与する弾性部材を設け、前記プラウ端部と
取付板とを貫通する第3貫通孔を経て圧入され前
記ピン係止部材の第2貫通孔を押開き前記箱体後
部にて係止されて前記プラウ本体と前記プラウ端
部とを連結保持し前記プラウ端部の撃により発生
する引張力にて切断されるテンシヨンピンを設け
ることによつて、その構成が簡単で、その取扱い
が容易で、取替え時間が短縮される。
(実施例) 次に、本考案の実施例を図面に基づき、詳細に
説明する。
第1図は本考案が適用されたプラウの概略構成
図を示し、Aはワンウエイ形プラウ、Bはアング
リング形プラウである。図においてワンウエイ形
プラウ(プラウ)6およびアングリング形プラ
ウ(Aプラウ)7は、それぞれプラウ本体8,9
および複数個、本実施例では4個の所定幅に分割
されたプラウ端部10,11からなり、それぞれ
安全装置12により連結状態に保持されている。
なお、13,14はプラウ端部10,11の刃先
部で、ボルト・ナツト15により取付けられる。
次に、第2図は本考案の一実施例の概略構成図
を示し、Aはその正面図、Bはその側面要部断面
図、第3図は第2図の構成部材の斜視図である。
第2図および第3図において、安全装置12は、
主として取付板21、箱体16、ピン係止金具1
7、弾性部材付きねじ18、テンシヨンピン19
から構成される。このうち、取付板21は、プラ
ウ本体8,9の裏面に取付けられ、プラウ端部1
0,11を回動させて、その裏面を接触させる。
箱体16は、取付板21に設けられ、断面角形
中空体22と左右方向の両側端を閉鎖する蓋部2
3とからなる。この中空体22には、中心部を前
後方向に貫通する第1貫通孔24が、また蓋部2
3には中心部にネジ孔23Aが設けられ、弾性部
材付きねじ、本実施例ではスプリング25を収容
するスプリング付きねじ18が螺着されている。
また、ピン係止金具17は、箱体16内に収容
され左右対称に2分割され、その接触面に第1貫
通孔26と同一軸線上で第2貫通孔が貫通され、
その後部が第1貫通孔24とほぼ同等な内径で、
前部が放射状に拡大されている。
なお、ピン係止金具17は、常にスプリング付
きねじ18の球状突起物27によりスプリング2
5による左右方向からの押圧がその接触面に付与
されている。さらに、テンシヨンピン19は、先
端に先端突起部28と頸部29に環状溝30とが
設けられている。
さらにまた、第3貫通孔31は、第1および第
2貫通孔24,26と同一軸線上にて、プラウ端
部10,11の上端部と取付板21とを貫通する
孔である。なお、32,33はブラケツトで、プ
ラウ本体8,9にプラウ端部10,11を回動自
在とする回動軸4を軸支する。
以上のように構成されたことにより、プラウ端
部10,11が回動され、その裏面が取付板21
に接触されて、プラウ本体8,9との連結位置が
保持される。このとき、第1,第2および第3貫
通孔24,26,31は同一軸線上にあるから、
プラウ本体10,11の前面からテイシヨンピン
19を打込めば、このテンシヨンピン19の先端
突起部28は、ピン係止金具17をスプリング付
きねじ18のスプリング25の押圧に抗して押し
開き、箱体16の裏面に突出する。
従つて、ピン係止金具17は、テンシヨンピン
9の頸部29をスプリング25の押圧によつて挟
持する。このテンシヨンピン9は、プラウ本体
8,9とプラウ端部10,11とを連結し、プラ
ウ端部10,11の反転を阻止し、除雪抵抗との
バランスを保持するものである。なお、テンシヨ
ンピン19には、弾性ゴム状リングまたは皿ばね
であるクツシヨン材20が設けられ、打込まれた
テンシヨンピン19の遊びが取除かれている。
このような機能を備えた安全装置12であるか
ら除雪作業中に路面突起物5の衝撃を受ければ、
テンシヨンピン19にはテンシヨン(引張力)が
作用し所定のテンシヨン以上では環状溝30で切
断し、プラウ端部10,11は回動軸4を軸心と
して後方に反転回動する。従つて、プラウ端部1
0,11の刃先部13,14に加わる衝撃による
損傷が回避される。
再びプラウ本体8,9とプラウ端部10,11
とを連結するためには、切断されたテンシヨンピ
ン19を取除かねばならない。このテンシヨンピ
ン19は、衝撃によるテンシヨンで切断したもの
であるから、従来のシヤーピン3のような剪断に
よる変形がなく、テンシヨン19の頭部には剪断
時の衝撃で抜け去る。しかし、頸部29はピン係
止金具17により挟持されたまま残存するが、こ
の頸部29はあたらしいテンシヨンピン19を挿
入することにより、後方に容易に突き出すことが
できる。従つて、テンシヨンピン19の交換は従
来のシヤーピン3に比較して極めて容易である。
なお、テンシヨンピン19の頭部はプラウ6,7
の表面からほとんど突出することなく、ほぼ同一
面程度で、プラウの機能には何ら影響がない。
(考案の効果) 以上に説明するように本考案によれば、プラウ
端部裏面に接触するように取付板をプラウ本体の
下端部裏面に取付け、中心部を前後方向に貫通す
る第1貫通孔を有する箱体を前記取付板に設け、
接触面に前記第1貫通孔と同一軸線上で貫通し後
部をほぼ同等の内径とし前記を放射状に拡大する
第2貫通孔を有するピン係止金具を前記箱体の内
部に2分割して収容し、このピン係止金具の接触
面に押圧を付与する弾性部材を設け、前記プラウ
端部と取付板とを貫通する第3貫通孔を経て圧入
され前記ピン係止部材の第2貫通孔を押開き前記
箱体後部にて係止されて前記プラウ本体と前記プ
ラウ端部とを連結保持し前記プラウ端部の衝撃に
より発生する引張力にて切断されるテンシヨンピ
ンを設けることによつて、従来技術の問題点が有
効に解決され、その構成が簡単で、その取扱いが
容易で、取替え時間が短縮される等の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案が適用されたプラウの概略構成
図、第2図は本考案の一実施例の概略構成図を示
し、同図Aはその正面図、同図Bはその側面図、
第3図は第2図の構成部材の斜視図、第4図は従
来のシヤーピン式安全装置の機能説明図を示し、
同図Aは路面突起物当接前、同図Bは路面突起物
当接時、Cは路面突起物当接後である。 6,7……プラウ、8,9……プラウ本体、1
0,11……プラウ端部、12……安全装置、1
7……ピン係止金具、19……テンシヨンピン、
18…スプリング付きねじ、30……環状溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プラウ本体8,9と、このプラウ本体の下端部
    に所定の幅に分割されてそれぞれに軸支された複
    数個のプラウ端部10,11とを有し、前記プラ
    ウ端部を前記プラウ本体の下端部にそれぞれ連結
    保持し前記プラウ端部に発生する衝撃により前記
    プラウ端部を後方に反転回動させるプラウ6,7
    において、前記プラウ本体の下端部裏面に固定さ
    れ前記プラウ端部裏面に接触するべく取付けられ
    た取付板21と、この取付板に設けられ中心部を
    前後方向に貫通する第1貫通孔24を有する箱体
    16と、この箱体の内部に2分割されて収容され
    その接触面に前記第1貫通孔と同一軸線上で貫通
    し後部をほぼ同等の内径とし前部を放射状に拡大
    する第2貫通孔26を有するピン係止金具17
    と、このピン係止金具の接触面に押圧を付与する
    弾性部材18と、前記プラウ端部と取付板とを貫
    通する第3貫通孔31を経て圧入され前記ピン係
    止部材の第2貫通孔を押開き前記箱体後部にて係
    止されて前記プラウ本体と前記プラウ端部とを連
    結保持し前記プラウ端部の衝撃により発生する引
    張力にて切断されるテンシヨンピン19とを備え
    たことを特徴とする安全装置。
JP20425685U 1985-12-31 1985-12-31 Expired JPH0322326Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20425685U JPH0322326Y2 (ja) 1985-12-31 1985-12-31

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20425685U JPH0322326Y2 (ja) 1985-12-31 1985-12-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62114921U JPS62114921U (ja) 1987-07-22
JPH0322326Y2 true JPH0322326Y2 (ja) 1991-05-15

Family

ID=31170272

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20425685U Expired JPH0322326Y2 (ja) 1985-12-31 1985-12-31

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0322326Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62114921U (ja) 1987-07-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6125559A (en) Plow trip board biased by elastic torsion joint
CA2243143C (en) Wiper apparatus for vehicle
DE102011053628B4 (de) Bremspedalvorrichtung
US2582136A (en) Snowplow
US4778265A (en) Breakaway/swingaway truck mirror
JPH0322326Y2 (ja)
US5613411A (en) Tool for breaking loose lug nuts
JP2594719Y2 (ja) チルト式ステアリング装置
US4469348A (en) Trailer tongue stand
EP0908374B1 (fr) Dispositif de fixation d'une façade avant à la structure avant d'un véhicule automobile
US3122192A (en) Traction device
US1316323A (en) Anchor device foe
JPH0356210B2 (ja)
US3397525A (en) Breakaway knife holder
JP3263838B2 (ja) 土工車両のブレード装置
US4436445A (en) Stud anchor for securing a hollow non-round extension base
JPH035276A (ja) 切離し手段を組込んだ車両かじ取ハンドル管
JPS6224100Y2 (ja)
JP2514223B2 (ja) 耕耘爪の取付装置
US6131883A (en) Strut removal tool
US20050006867A1 (en) Deformable kingpin
US20030074877A1 (en) Blade mounting apparatus for a cutting implement
US6862965B1 (en) Tool to replace motocycle brake pads
JPS6127349Y2 (ja)
JP2002103240A (ja) 桟木挟持用クランプ