JPH08275115A - 映像信号変換装置及び表示装置 - Google Patents
映像信号変換装置及び表示装置Info
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- JPH08275115A JPH08275115A JP7076088A JP7608895A JPH08275115A JP H08275115 A JPH08275115 A JP H08275115A JP 7076088 A JP7076088 A JP 7076088A JP 7608895 A JP7608895 A JP 7608895A JP H08275115 A JPH08275115 A JP H08275115A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】インタレース映像信号DINTを、ライン間を補
間してなるノンインタレース映像信号DNON-INTに変換
する映像信号変換装置に関し、回路規模を小さくし、消
費電力の低減化と、低価格化とを図る。 【構成】インタレース映像信号DINTを記憶させ、異な
る2本のラインの映像信号をドット順に同時に、映像信
号出力端子70A、70Bに読出すことができるフィー
ルドバッファ70を設ける。
間してなるノンインタレース映像信号DNON-INTに変換
する映像信号変換装置に関し、回路規模を小さくし、消
費電力の低減化と、低価格化とを図る。 【構成】インタレース映像信号DINTを記憶させ、異な
る2本のラインの映像信号をドット順に同時に、映像信
号出力端子70A、70Bに読出すことができるフィー
ルドバッファ70を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インタレース映像信号
をノンインタレース映像信号に変換する場合等に使用さ
れる映像信号変換装置及びこの映像信号変換装置を使用
してなる表示装置に関する。
をノンインタレース映像信号に変換する場合等に使用さ
れる映像信号変換装置及びこの映像信号変換装置を使用
してなる表示装置に関する。
【0002】たとえば、テレビジョンにおいては、走査
方式として、インタレース走査方式が採用されている
が、パーソナルコンピュータにおいては、一般に、ノン
インタレース走査方式が採用されている。
方式として、インタレース走査方式が採用されている
が、パーソナルコンピュータにおいては、一般に、ノン
インタレース走査方式が採用されている。
【0003】ここに、インタレース走査方式を採用する
表示装置用の映像信号、いわゆる、インタレース映像信
号を、ノンインタレース走査方式を採用する表示装置に
入力して映像を表示させるためには、インタレース映像
信号をノンインタレース走査方式を採用する表示装置用
の映像信号、いわゆる、ノンインタレース映像信号に変
換する映像信号変換装置を必要とする。
表示装置用の映像信号、いわゆる、インタレース映像信
号を、ノンインタレース走査方式を採用する表示装置に
入力して映像を表示させるためには、インタレース映像
信号をノンインタレース走査方式を採用する表示装置用
の映像信号、いわゆる、ノンインタレース映像信号に変
換する映像信号変換装置を必要とする。
【0004】また、インタレース映像信号をノンインタ
レース走査方式を採用する表示装置に入力し、垂直方向
に拡大又は縮小した映像を表示するためには、インタレ
ース映像信号を、垂直方向に拡大又は縮小した映像を表
示できるノンインタレース映像信号に変換する映像信号
変換装置を必要とする。
レース走査方式を採用する表示装置に入力し、垂直方向
に拡大又は縮小した映像を表示するためには、インタレ
ース映像信号を、垂直方向に拡大又は縮小した映像を表
示できるノンインタレース映像信号に変換する映像信号
変換装置を必要とする。
【0005】
第1従来例・・図50〜図54 図50は第1従来例を示す回路図であり、この第1従来
例は、インタレース映像信号を、ライン間を補間してな
るノンインタレース映像信号に変換する従来の映像信号
変換装置の一例である。
例は、インタレース映像信号を、ライン間を補間してな
るノンインタレース映像信号に変換する従来の映像信号
変換装置の一例である。
【0006】図50中、1はデジタル化されたインタレ
ース映像信号DINTが入力される映像信号入力端子、2
はインタレース映像信号DINT用の垂直同期信号V
SYNC-Aが入力される垂直同期信号入力端子、3はインタ
レース映像信号DINT用の水平同期信号HSYNC-Aが入力
される水平同期信号入力端子である。
ース映像信号DINTが入力される映像信号入力端子、2
はインタレース映像信号DINT用の垂直同期信号V
SYNC-Aが入力される垂直同期信号入力端子、3はインタ
レース映像信号DINT用の水平同期信号HSYNC-Aが入力
される水平同期信号入力端子である。
【0007】また、4は第1フィールドと第2フィール
ドとを判別するフィールド判別信号FDISが入力される
フィールド判別信号入力端子、5はクロック信号CLK
1が入力されるクロック信号入力端子、6はクロック信
号CLK1の2倍の周波数のクロック信号CLK2が入
力されるクロック信号入力端子である。
ドとを判別するフィールド判別信号FDISが入力される
フィールド判別信号入力端子、5はクロック信号CLK
1が入力されるクロック信号入力端子、6はクロック信
号CLK1の2倍の周波数のクロック信号CLK2が入
力されるクロック信号入力端子である。
【0008】また、7は映像信号入力端子1に入力され
るインタレース映像信号DINTを対象として、1フィー
ルド分の映像信号を一時的に記憶させるための記憶回
路、いわゆる、フィールドバッファである。
るインタレース映像信号DINTを対象として、1フィー
ルド分の映像信号を一時的に記憶させるための記憶回
路、いわゆる、フィールドバッファである。
【0009】このフィールドバッファ7は、書込み側に
クロック信号CLK1が与えられると共に、読出し側に
クロック信号CLK2が与えられ、書込みはクロック信
号CLK1に同期して行われ、読出しはクロックCLK
2に同期して行われる。即ち、読出しは、書込みの2倍
の速度で行われる。
クロック信号CLK1が与えられると共に、読出し側に
クロック信号CLK2が与えられ、書込みはクロック信
号CLK1に同期して行われ、読出しはクロックCLK
2に同期して行われる。即ち、読出しは、書込みの2倍
の速度で行われる。
【0010】また、8はフィールドバッファ7から出力
される映像信号D7を対象として、1ライン分の映像信
号を一時的に記憶させるための記憶回路、いわゆる、ラ
インバッファであり、このラインバッファ8は、書込み
側及び読出し側にクロック信号CLK2が与えられ、書
込み及び読出しは、クロック信号CLK2に同期して行
われる。
される映像信号D7を対象として、1ライン分の映像信
号を一時的に記憶させるための記憶回路、いわゆる、ラ
インバッファであり、このラインバッファ8は、書込み
側及び読出し側にクロック信号CLK2が与えられ、書
込み及び読出しは、クロック信号CLK2に同期して行
われる。
【0011】また、9はフィールドバッファ7から出力
される映像信号D7とラインバッファ8から出力される
映像信号D8とを演算処理して、ノンインタレース映像
信号DNON-INTを生成する演算回路、10は演算回路9
に与えるべき重み係数αを記憶するROM(read only
memory)、いわゆる、係数ROMである。
される映像信号D7とラインバッファ8から出力される
映像信号D8とを演算処理して、ノンインタレース映像
信号DNON-INTを生成する演算回路、10は演算回路9
に与えるべき重み係数αを記憶するROM(read only
memory)、いわゆる、係数ROMである。
【0012】また、演算回路9において、11は映像信
号D7から映像信号D8を減算する減算器、12は減算
器11から出力される映像信号D11と係数ROM10
から出力される重み係数αとを乗算する乗算器、13は
乗算器12から出力される映像信号D12と映像信号D
8とを加算し、ノンインタレース映像信号DNON-INTを
出力する加算器である。
号D7から映像信号D8を減算する減算器、12は減算
器11から出力される映像信号D11と係数ROM10
から出力される重み係数αとを乗算する乗算器、13は
乗算器12から出力される映像信号D12と映像信号D
8とを加算し、ノンインタレース映像信号DNON-INTを
出力する加算器である。
【0013】即ち、この演算回路9においては、映像信
号D7、D8について、{重み係数α×(映像信号D7
−映像信号D8)+映像信号D8}なる演算が行われ、
ノンインタレース映像信号DNON-INTが生成される。
号D7、D8について、{重み係数α×(映像信号D7
−映像信号D8)+映像信号D8}なる演算が行われ、
ノンインタレース映像信号DNON-INTが生成される。
【0014】また、14は垂直同期信号VSYNC-A、水平
同期信号HSYNC-A及びクロック信号CLK1を入力して
書込みアドレスADDWRAを出力し、映像信号入力端子
1に入力されるインタレース映像信号DINTのフィール
ドバッファ7に対する書込み及びフィールドバッファ7
から出力される映像信号D7のラインバッファ8に対す
る書込みを制御する書込み制御回路である。
同期信号HSYNC-A及びクロック信号CLK1を入力して
書込みアドレスADDWRAを出力し、映像信号入力端子
1に入力されるインタレース映像信号DINTのフィール
ドバッファ7に対する書込み及びフィールドバッファ7
から出力される映像信号D7のラインバッファ8に対す
る書込みを制御する書込み制御回路である。
【0015】この書込み制御回路14から出力される書
込みアドレスADDWRAは、ラインごとに設定されるア
ドレス、いわゆる、垂直アドレスADDWRA-Vと、ライ
ン上のドットごとに設定されるアドレス、いわゆる、水
平アドレスADDWRA-Hとから構成される。
込みアドレスADDWRAは、ラインごとに設定されるア
ドレス、いわゆる、垂直アドレスADDWRA-Vと、ライ
ン上のドットごとに設定されるアドレス、いわゆる、水
平アドレスADDWRA-Hとから構成される。
【0016】ここに、垂直アドレスADDWRA-Vは、水
平同期信号HSYNC-Aの立ち下がりを検出すると1番地進
み、垂直同期信号VSYNC-Aの立ち下がりを検出するとリ
セットされ、水平アドレスADDWRA-Hは、クロック信
号CLK1の立ち上がりを検出すると1番地進み、水平
同期信号HSYNC-Aの立ち下がりを検出するとリセットさ
れる。
平同期信号HSYNC-Aの立ち下がりを検出すると1番地進
み、垂直同期信号VSYNC-Aの立ち下がりを検出するとリ
セットされ、水平アドレスADDWRA-Hは、クロック信
号CLK1の立ち上がりを検出すると1番地進み、水平
同期信号HSYNC-Aの立ち下がりを検出するとリセットさ
れる。
【0017】この例では、フィールドバッファ7に対し
ては、垂直アドレスADDWRA-V及び水平アドレスAD
DWRA-Hが与えられ、ラインバッファ8に対しては、水
平アドレスADDWRA-Hのみが与えられる。
ては、垂直アドレスADDWRA-V及び水平アドレスAD
DWRA-Hが与えられ、ラインバッファ8に対しては、水
平アドレスADDWRA-Hのみが与えられる。
【0018】また、15は垂直同期信号VSYNC-A、水平
同期信号HSYNC-A、フィールド判別信号FDIS及びクロ
ック信号CLK2を入力し、ノンインタレース映像信号
DNON -INT用の垂直同期信号VSYNC-B及び水平同期信号
HSYNC-Bを出力すると共に、読出しアドレスADDRDA
を出力し、フィールドバッファ7からの映像信号D7の
読出し、ラインバッファ8からの映像信号D8の読出し
及び係数ROM10からの重み係数αの読出しを制御す
る読出し制御回路である。
同期信号HSYNC-A、フィールド判別信号FDIS及びクロ
ック信号CLK2を入力し、ノンインタレース映像信号
DNON -INT用の垂直同期信号VSYNC-B及び水平同期信号
HSYNC-Bを出力すると共に、読出しアドレスADDRDA
を出力し、フィールドバッファ7からの映像信号D7の
読出し、ラインバッファ8からの映像信号D8の読出し
及び係数ROM10からの重み係数αの読出しを制御す
る読出し制御回路である。
【0019】この読出し制御回路15から出力される読
出しアドレス信号ADDRDAは、垂直アドレスADD
RDA-Vと、水平アドレスADDRDA-Hとから構成され、垂
直アドレスADDRDA-Vは、水平同期信号HSYNC-Bの立
ち下がりを2回検出すると1番地進み、垂直同期信号V
SYNC-Bの立ち下がりを検出するとリセットされ、水平ア
ドレスADDRDA-Hは、クロック信号CLK2の立ち上
がりを検出すると1番地進み、水平同期信号HSYNC-Bの
立ち下がりを検出するとリセットされる。
出しアドレス信号ADDRDAは、垂直アドレスADD
RDA-Vと、水平アドレスADDRDA-Hとから構成され、垂
直アドレスADDRDA-Vは、水平同期信号HSYNC-Bの立
ち下がりを2回検出すると1番地進み、垂直同期信号V
SYNC-Bの立ち下がりを検出するとリセットされ、水平ア
ドレスADDRDA-Hは、クロック信号CLK2の立ち上
がりを検出すると1番地進み、水平同期信号HSYNC-Bの
立ち下がりを検出するとリセットされる。
【0020】この例では、フィールドバッファ7及び係
数ROM10に対しては、垂直アドレスADDRDA-V及
び水平アドレスADDRDA-Hが与えられ、ラインバッフ
ァ8に対しては、水平アドレスADDRDA-Hのみが与え
られる。
数ROM10に対しては、垂直アドレスADDRDA-V及
び水平アドレスADDRDA-Hが与えられ、ラインバッフ
ァ8に対しては、水平アドレスADDRDA-Hのみが与え
られる。
【0021】図51は、この第1従来例の垂直方向の動
作を示すタイミングチャートであり、破線17は同一時
刻を示しており、紙面の広さの都合上、図51D〜図5
1Jは、図51A〜図51Cに対して、一垂直期間TV
だけ時刻を前にずらして記載している。
作を示すタイミングチャートであり、破線17は同一時
刻を示しており、紙面の広さの都合上、図51D〜図5
1Jは、図51A〜図51Cに対して、一垂直期間TV
だけ時刻を前にずらして記載している。
【0022】ここに、図51Aは垂直同期信号
VSYNC-A、図51Bは水平同期信号HSYNC-A、図51C
はインタレース映像信号DINTを示しており、インタレ
ース映像信号DINTは、第1フィールドの場合、奇数ラ
インの映像信号N2i-1が第1ラインの映像信号N1から
順に、かつ、ドット順に入力され、入力される順にフィ
ールドバッファ7に書き込まれる。
VSYNC-A、図51Bは水平同期信号HSYNC-A、図51C
はインタレース映像信号DINTを示しており、インタレ
ース映像信号DINTは、第1フィールドの場合、奇数ラ
インの映像信号N2i-1が第1ラインの映像信号N1から
順に、かつ、ドット順に入力され、入力される順にフィ
ールドバッファ7に書き込まれる。
【0023】また、第2フィールドの場合には、偶数ラ
インの映像信号N2i-2が第0ラインの映像信号N0から
順に、かつ、ドット順に入力され、入力される順にフィ
ールドバッファ7に書き込まれる。なお、第0ライン
は、第1ラインの1ライン前のラインであるが、表示面
には表示されないラインである。
インの映像信号N2i-2が第0ラインの映像信号N0から
順に、かつ、ドット順に入力され、入力される順にフィ
ールドバッファ7に書き込まれる。なお、第0ライン
は、第1ラインの1ライン前のラインであるが、表示面
には表示されないラインである。
【0024】また、図51Dは垂直同期信号VSYNC-B、
図51Eは水平同期信号HSYNC-Bを示しており、垂直同
期信号VSYNC-Bは垂直同期信号VSYNC-Aのローレベル期
間を1/2に短縮したもの、水平同期信号HSYNC-Bは水
平同期信号HSYNC-Aの周期を1/2に短縮したものとさ
れている。
図51Eは水平同期信号HSYNC-Bを示しており、垂直同
期信号VSYNC-Bは垂直同期信号VSYNC-Aのローレベル期
間を1/2に短縮したもの、水平同期信号HSYNC-Bは水
平同期信号HSYNC-Aの周期を1/2に短縮したものとさ
れている。
【0025】また、図51Fはフィールド信号FDIS、
図51Gは映像信号D7を示しており、フィールド判別
信号FDIS=論理0(以下、「0」と記す)とされる期
間、即ち、第1フィールドに対応するフレーム(第1フ
ィールドのインタレース映像信号を変換してなるノンイ
ンタレース映像信号が出力される期間。以下、同様であ
る)の場合においては、映像信号D7として、フィール
ドバッファ7から奇数ラインの映像信号N2i-1が第1ラ
インの映像信号N1から順に、2回ずつ、書込みの場合
の2倍の速度で読み出され、この順にラインバッファ8
に書込まれる。
図51Gは映像信号D7を示しており、フィールド判別
信号FDIS=論理0(以下、「0」と記す)とされる期
間、即ち、第1フィールドに対応するフレーム(第1フ
ィールドのインタレース映像信号を変換してなるノンイ
ンタレース映像信号が出力される期間。以下、同様であ
る)の場合においては、映像信号D7として、フィール
ドバッファ7から奇数ラインの映像信号N2i-1が第1ラ
インの映像信号N1から順に、2回ずつ、書込みの場合
の2倍の速度で読み出され、この順にラインバッファ8
に書込まれる。
【0026】また、フィールド判別信号FDIS=論理1
(以下、「1」と記す)とされる期間、即ち、第2フィ
ールドに対応するフレームの場合(第2フィールドのイ
ンタレース映像信号を変換してなるノンインタレース映
像信号が出力される期間。以下、同様である)において
は、映像信号D7として、フィールドバッファ7から偶
数ラインの映像信号N2i-2が第0ラインの映像信号N0
から順に、2回ずつ、書込みの場合の2倍の速度で読み
出され、この順にラインバッファ8に書込まれる。
(以下、「1」と記す)とされる期間、即ち、第2フィ
ールドに対応するフレームの場合(第2フィールドのイ
ンタレース映像信号を変換してなるノンインタレース映
像信号が出力される期間。以下、同様である)において
は、映像信号D7として、フィールドバッファ7から偶
数ラインの映像信号N2i-2が第0ラインの映像信号N0
から順に、2回ずつ、書込みの場合の2倍の速度で読み
出され、この順にラインバッファ8に書込まれる。
【0027】また、図51Hはラインバッファ8から出
力される映像信号D8を示しており、ラインバッファ8
に書込まれる各ラインの映像信号は、このラインバッフ
ァ8から1ライン分遅延して出力される。
力される映像信号D8を示しており、ラインバッファ8
に書込まれる各ラインの映像信号は、このラインバッフ
ァ8から1ライン分遅延して出力される。
【0028】また、図51Iは係数ROM10から出力
される重み係数α、図51Jは演算回路9から出力され
るノンインタレース映像信号DNON-INTを示しており、
Miは第iラインの映像信号である。
される重み係数α、図51Jは演算回路9から出力され
るノンインタレース映像信号DNON-INTを示しており、
Miは第iラインの映像信号である。
【0029】この例では、フィールド判別信号FDIS=
「0」とされる期間において、奇数ラインの映像信号M
2i-1が生成される場合には、重み係数αとして0が出力
され、偶数ラインの映像信号M2iが生成される場合に
は、重み係数αとして1/2が出力される。
「0」とされる期間において、奇数ラインの映像信号M
2i-1が生成される場合には、重み係数αとして0が出力
され、偶数ラインの映像信号M2iが生成される場合に
は、重み係数αとして1/2が出力される。
【0030】また、フィールド判別信号FDIS=「1」
とされる期間において、奇数ラインの映像信号M2i-1が
生成される場合には、重み係数αとして1/2が出力さ
れ、偶数ラインの映像信号M2iが生成される場合には、
重み係数αとして0が出力される。
とされる期間において、奇数ラインの映像信号M2i-1が
生成される場合には、重み係数αとして1/2が出力さ
れ、偶数ラインの映像信号M2iが生成される場合には、
重み係数αとして0が出力される。
【0031】また、図52は、この第1従来例の水平方
向の動作を示すタイミングチャートであり、図52Aは
クロック信号CLK1、図52Bは垂直同期信号V
SYNC-A、図52Cは水平同期信号HSYNC-A、図52Dは
書込みアドレスADDWRAのうち、垂直アドレスADD
WRA-Vを示しており、この垂直アドレスADDWRA-Vは、
0番地→1番地→2番地→・・・→262番地の順に出
力される。
向の動作を示すタイミングチャートであり、図52Aは
クロック信号CLK1、図52Bは垂直同期信号V
SYNC-A、図52Cは水平同期信号HSYNC-A、図52Dは
書込みアドレスADDWRAのうち、垂直アドレスADD
WRA-Vを示しており、この垂直アドレスADDWRA-Vは、
0番地→1番地→2番地→・・・→262番地の順に出
力される。
【0032】図52Eは映像信号入力端子1を介してフ
ィールドバッファ7に入力されるインタレース映像信号
DINTを示しており、1、2、3・・・910はドット
を示している。
ィールドバッファ7に入力されるインタレース映像信号
DINTを示しており、1、2、3・・・910はドット
を示している。
【0033】また、図52Fはクロック信号CLK2、
図52Gは垂直同期信号VSYNC-B、図52Hは水平同期
信号HSYNC-B、図52Iは読出しアドレスADDRDAの
うち、垂直アドレスADDRDA-Vを示しており、この垂
直アドレスADDRDA-Vは、0番地→0番地→1番地→
1番地→・・・→262番地→262番地の順に出力さ
れ、各ドットの映像信号がクロック信号CLK2に同期
して出力される。
図52Gは垂直同期信号VSYNC-B、図52Hは水平同期
信号HSYNC-B、図52Iは読出しアドレスADDRDAの
うち、垂直アドレスADDRDA-Vを示しており、この垂
直アドレスADDRDA-Vは、0番地→0番地→1番地→
1番地→・・・→262番地→262番地の順に出力さ
れ、各ドットの映像信号がクロック信号CLK2に同期
して出力される。
【0034】また、図52Jは演算回路9から出力され
るノンインタレース映像信号DNON- INT、即ち、この第
1従来例から出力されるノンインタレース映像信号D
NON-INTを示しており、1、2、3・・・910はドッ
トを示している。
るノンインタレース映像信号DNON- INT、即ち、この第
1従来例から出力されるノンインタレース映像信号D
NON-INTを示しており、1、2、3・・・910はドッ
トを示している。
【0035】ここに、図53、図54は演算回路9で行
われる演算の一部を示す図であり、図53は第1フィー
ルドに対応するフレームの場合、図54は第2フィール
ドに対応するフレームの場合を示している。
われる演算の一部を示す図であり、図53は第1フィー
ルドに対応するフレームの場合、図54は第2フィール
ドに対応するフレームの場合を示している。
【0036】即ち、第1フィールドに対応するフレーム
の場合において、奇数ラインの映像信号M2i-1を生成す
る場合には、重み係数α=0とされ、{0(N2i+1−N
2i-1)+N2i-1}なる演算が行われ、映像信号M2i-1と
して、N2i-1が得られる。
の場合において、奇数ラインの映像信号M2i-1を生成す
る場合には、重み係数α=0とされ、{0(N2i+1−N
2i-1)+N2i-1}なる演算が行われ、映像信号M2i-1と
して、N2i-1が得られる。
【0037】また、第1フィールドに対応するフレーム
の場合において、偶数ラインの映像信号M2iを生成する
場合には、重み係数α=1/2とされ、{1/2・(N
2i+1−N2i-1)+N2i-1}なる演算が行われ、映像信号
M2iとして、1/2・N2i-1+1/2・N2i+1が得られ
る。
の場合において、偶数ラインの映像信号M2iを生成する
場合には、重み係数α=1/2とされ、{1/2・(N
2i+1−N2i-1)+N2i-1}なる演算が行われ、映像信号
M2iとして、1/2・N2i-1+1/2・N2i+1が得られ
る。
【0038】また、第2フィールドに対応するフレーム
の場合において、奇数ラインの映像信号M2i-1を生成す
る場合には、重み係数α=1/2とされ、{1/2・
(N2i−N2i-2)+N2i-2}なる演算が行われ、映像信
号M2i-1として、1/2・N2i -2+1/2・N2iが得ら
れる。
の場合において、奇数ラインの映像信号M2i-1を生成す
る場合には、重み係数α=1/2とされ、{1/2・
(N2i−N2i-2)+N2i-2}なる演算が行われ、映像信
号M2i-1として、1/2・N2i -2+1/2・N2iが得ら
れる。
【0039】また、第2フィールドに対応するフレーム
の場合において、偶数ラインの映像信号M2iを生成する
場合には、重み係数α=0とされ、{0(N2i+2−
N2i)+N2i}なる演算が行われ、映像信号M2iとし
て、N2iが得られる。
の場合において、偶数ラインの映像信号M2iを生成する
場合には、重み係数α=0とされ、{0(N2i+2−
N2i)+N2i}なる演算が行われ、映像信号M2iとし
て、N2iが得られる。
【0040】第2従来例・・図55〜図58 図55は第2従来例を示す回路図であり、この第2従来
例は、インタレース映像信号を、垂直方向に拡大した映
像を表示できるノンインタレース映像信号に変換する従
来の映像信号変換装置の一例である。
例は、インタレース映像信号を、垂直方向に拡大した映
像を表示できるノンインタレース映像信号に変換する従
来の映像信号変換装置の一例である。
【0041】図56は、この第2従来例で行われる映像
の垂直方向への拡大化を説明するための図であり、図5
6中、19は拡大対象の映像、20は拡大対象の映像1
9を垂直方向に拡大した映像を示している。
の垂直方向への拡大化を説明するための図であり、図5
6中、19は拡大対象の映像、20は拡大対象の映像1
9を垂直方向に拡大した映像を示している。
【0042】即ち、この第2従来例は、525ラインの
映像を表示できるインタレース映像信号DINTを525
ラインのノンインタレース映像信号DNON-INTに変換
し、更に、このノンインタレース映像信号D
NON-INTを、このノンインタレース映像信号DNON-INTの
第1ライン〜第394ラインによる映像を第1ライン〜
第525ラインによる映像に垂直方向に拡大した映像を
表示できるノンインタレース映像信号D394-525を得る
とするものである。
映像を表示できるインタレース映像信号DINTを525
ラインのノンインタレース映像信号DNON-INTに変換
し、更に、このノンインタレース映像信号D
NON-INTを、このノンインタレース映像信号DNON-INTの
第1ライン〜第394ラインによる映像を第1ライン〜
第525ラインによる映像に垂直方向に拡大した映像を
表示できるノンインタレース映像信号D394-525を得る
とするものである。
【0043】図55において、22はインタレース映像
信号DINTが入力される映像信号入力端子、23はイン
タレース映像信号DINT用の垂直同期信号VSYNC-Aが入
力される垂直同期信号入力端子、24はインタレース映
像信号DINT用の水平同期信号HSYNC-Aが入力される水
平同期信号入力端子である。
信号DINTが入力される映像信号入力端子、23はイン
タレース映像信号DINT用の垂直同期信号VSYNC-Aが入
力される垂直同期信号入力端子、24はインタレース映
像信号DINT用の水平同期信号HSYNC-Aが入力される水
平同期信号入力端子である。
【0044】また、25はクロック信号CLK1が入力
されるクロック信号入力端子、26はクロック信号CL
K1の2倍の周波数のクロック信号CLK2が入力され
るクロック信号入力端子である。
されるクロック信号入力端子、26はクロック信号CL
K1の2倍の周波数のクロック信号CLK2が入力され
るクロック信号入力端子である。
【0045】また、27は映像信号入力端子22に入力
されるインタレース映像信号DINTをノンインタレース
映像信号DNON-INTに変換する走査変換回路、28は走
査変換回路27から出力されるノンインタレース映像信
号DNON-INTを処理して、ノンインタレース映像信号D
394-525を生成する拡大処理回路であり、走査変換回路
27は、図50に示す第1従来例と同様に構成される。
されるインタレース映像信号DINTをノンインタレース
映像信号DNON-INTに変換する走査変換回路、28は走
査変換回路27から出力されるノンインタレース映像信
号DNON-INTを処理して、ノンインタレース映像信号D
394-525を生成する拡大処理回路であり、走査変換回路
27は、図50に示す第1従来例と同様に構成される。
【0046】また、拡大処理回路28において、29は
走査変換回路27から出力されるノンインタレース映像
信号DNON-INTを対象として、1フレーム分の映像信号
M1〜M525を一時的に記憶させるためのフレームバ
ッファであり、このフレームバッファ29は、書込み側
及び読出し側にクロック信号CLK2が与えられ、書込
み及び読出しは、クロック信号CLK2に同期して行わ
れる。
走査変換回路27から出力されるノンインタレース映像
信号DNON-INTを対象として、1フレーム分の映像信号
M1〜M525を一時的に記憶させるためのフレームバ
ッファであり、このフレームバッファ29は、書込み側
及び読出し側にクロック信号CLK2が与えられ、書込
み及び読出しは、クロック信号CLK2に同期して行わ
れる。
【0047】また、30はフレームバッファ29から出
力される映像信号D29を対象として、1ライン分の映
像信号を一時的に記憶させるためのラインバッファであ
り、このラインバッファ30は、書込み側及び読出し側
にクロック信号CLK2が与えられ、書込み及び読出し
は、クロック信号CLK2に同期して行われる。
力される映像信号D29を対象として、1ライン分の映
像信号を一時的に記憶させるためのラインバッファであ
り、このラインバッファ30は、書込み側及び読出し側
にクロック信号CLK2が与えられ、書込み及び読出し
は、クロック信号CLK2に同期して行われる。
【0048】また、31はフレームバッファ29から出
力される映像信号D29とラインバッファ30から出力
される映像信号D30とを演算処理して、ノンインタレ
ース拡大映像信号D394-525を生成する演算回路、32
は演算回路31に与えるべき重み係数αを記憶する係数
ROMである。
力される映像信号D29とラインバッファ30から出力
される映像信号D30とを演算処理して、ノンインタレ
ース拡大映像信号D394-525を生成する演算回路、32
は演算回路31に与えるべき重み係数αを記憶する係数
ROMである。
【0049】また、演算回路31において、33は映像
信号D29から映像信号D30を減算する減算器、34
は減算器33から出力される映像信号D33と係数RO
M32から出力される重み係数αとを乗算する乗算器、
35は乗算器34から出力される映像信号D34と映像
信号D30とを加算して、ノンインタレース映像信号D
394-525を出力する加算器である。
信号D29から映像信号D30を減算する減算器、34
は減算器33から出力される映像信号D33と係数RO
M32から出力される重み係数αとを乗算する乗算器、
35は乗算器34から出力される映像信号D34と映像
信号D30とを加算して、ノンインタレース映像信号D
394-525を出力する加算器である。
【0050】即ち、この演算回路31においては、映像
信号D29、D30について、{重み係数α×(映像信
号D29−映像信号D30)+映像信号D30}なる演
算が行われ、ノンインタレース映像信号D394-525が生
成される。
信号D29、D30について、{重み係数α×(映像信
号D29−映像信号D30)+映像信号D30}なる演
算が行われ、ノンインタレース映像信号D394-525が生
成される。
【0051】また、36は垂直同期信号VSYNC-B、水平
同期信号HSYNC-B及びクロック信号CLK2を入力して
書込みアドレスADDWRBを出力し、走査変換回路27
から出力されるノンインタレース映像信号DNON-INTの
フレームバッファ29に対する書込み及びフレームバッ
ファ29から出力される映像信号D29のラインバッフ
ァ30に対する書込みを制御する書込み制御回路であ
る。
同期信号HSYNC-B及びクロック信号CLK2を入力して
書込みアドレスADDWRBを出力し、走査変換回路27
から出力されるノンインタレース映像信号DNON-INTの
フレームバッファ29に対する書込み及びフレームバッ
ファ29から出力される映像信号D29のラインバッフ
ァ30に対する書込みを制御する書込み制御回路であ
る。
【0052】この書込み制御回路36から出力される書
込みアドレスADDWRBは、垂直アドレスADD
WRB-Vと、水平アドレスADDWRB-Hとから構成され、垂
直アドレスADDWRB-Vは、水平同期信号HSYNC-Bの立
ち下がりを検出すると1番地進み、垂直同期信号V
SYNC-Bの立ち下がりを検出するとリセットされ、水平ア
ドレスADDWRB-Hは、クロック信号CLK1の立ち上
がりを検出すると1番地進み、水平同期信号HSYNC-Bの
立ち下がりを検出するとリセットされる。
込みアドレスADDWRBは、垂直アドレスADD
WRB-Vと、水平アドレスADDWRB-Hとから構成され、垂
直アドレスADDWRB-Vは、水平同期信号HSYNC-Bの立
ち下がりを検出すると1番地進み、垂直同期信号V
SYNC-Bの立ち下がりを検出するとリセットされ、水平ア
ドレスADDWRB-Hは、クロック信号CLK1の立ち上
がりを検出すると1番地進み、水平同期信号HSYNC-Bの
立ち下がりを検出するとリセットされる。
【0053】この例では、フレームバッファ29に対し
ては、垂直アドレスADDWRB-V及び水平アドレスAD
DWRB-Hが与えられ、ラインバッファ30に対しては、
水平アドレスADDWRB-Hのみが与えられる。
ては、垂直アドレスADDWRB-V及び水平アドレスAD
DWRB-Hが与えられ、ラインバッファ30に対しては、
水平アドレスADDWRB-Hのみが与えられる。
【0054】また、37は垂直同期信号VSYNC-B、水平
同期信号HSYNC-B及びクロック信号CLK2を入力して
読出しアドレスADDRDBを出力し、フレームバッファ
29からの映像信号D29の読出し、ラインバッファ3
0からの映像信号D30の読出し及び係数ROM32か
らの重み係数αの読出しを制御する読出し制御回路であ
る。
同期信号HSYNC-B及びクロック信号CLK2を入力して
読出しアドレスADDRDBを出力し、フレームバッファ
29からの映像信号D29の読出し、ラインバッファ3
0からの映像信号D30の読出し及び係数ROM32か
らの重み係数αの読出しを制御する読出し制御回路であ
る。
【0055】この読出し制御回路37から出力される読
出しアドレスADDRDBは、垂直アドレスADD
RDB-Vと、水平アドレスADDRDB-Hとから構成され、垂
直アドレスADDRDB-Vは、水平同期信号HSYNC-Bの立
ち下がりを検出すると1番地進み、垂直同期信号V
SYNC-Bの立ち下がりを検出するとリセットされる。
出しアドレスADDRDBは、垂直アドレスADD
RDB-Vと、水平アドレスADDRDB-Hとから構成され、垂
直アドレスADDRDB-Vは、水平同期信号HSYNC-Bの立
ち下がりを検出すると1番地進み、垂直同期信号V
SYNC-Bの立ち下がりを検出するとリセットされる。
【0056】但し、水平同期信号HSYNC-Bの立ち下がり
を検出した後、4ラインごとに水平同期信号HSYNC-Bを
1ライン分マスクする信号が生成され、水平同期信号H
SYNC -Bを進める動作が禁止され、4ラインごとに同じ垂
直アドレスが連続して出力され、同じラインの映像信号
が連続して読出されるようにされている。
を検出した後、4ラインごとに水平同期信号HSYNC-Bを
1ライン分マスクする信号が生成され、水平同期信号H
SYNC -Bを進める動作が禁止され、4ラインごとに同じ垂
直アドレスが連続して出力され、同じラインの映像信号
が連続して読出されるようにされている。
【0057】また、水平アドレスADDRDB-Hは、クロ
ック信号CLK1の立ち上がりを検出すると1番地進
み、水平同期信号HSYNC-Bの立ち下がりを検出するとリ
セットされる。
ック信号CLK1の立ち上がりを検出すると1番地進
み、水平同期信号HSYNC-Bの立ち下がりを検出するとリ
セットされる。
【0058】この例では、フレームバッファ29及び係
数ROM32に対しては、垂直アドレスADDRDB-V及
び水平アドレスADDRDB-Hが与えられ、ラインバッフ
ァ30に対しては、水平アドレスADDRDB-Hのみが与
えられる。
数ROM32に対しては、垂直アドレスADDRDB-V及
び水平アドレスADDRDB-Hが与えられ、ラインバッフ
ァ30に対しては、水平アドレスADDRDB-Hのみが与
えられる。
【0059】図57は、この第2従来例の垂直方向の動
作を示すタイミングチャートであり、破線39は同一時
刻を示しており、紙面の広さの都合上、図57E〜図5
7Iは、図57A〜図57Dに対して、一垂直期間TV
だけ時刻を前にずらして記載している。
作を示すタイミングチャートであり、破線39は同一時
刻を示しており、紙面の広さの都合上、図57E〜図5
7Iは、図57A〜図57Dに対して、一垂直期間TV
だけ時刻を前にずらして記載している。
【0060】ここに、図57Aは垂直同期信号
VSYNC-B、図57Bは水平同期信号HSYNC-B、図57C
はノンインタレース映像信号DNON-INT、図57Dは書
込みアドレスADDWRBのうち、垂直アドレスADD
WRB-Vを示している。
VSYNC-B、図57Bは水平同期信号HSYNC-B、図57C
はノンインタレース映像信号DNON-INT、図57Dは書
込みアドレスADDWRBのうち、垂直アドレスADD
WRB-Vを示している。
【0061】即ち、走査変換回路27から出力されたノ
ンインタレース映像信号DNON-INTの第1ラインの映像
信号M1、第2ラインの映像信号M2・・・第525ラ
インの映像信号M525は、それぞれ、垂直アドレスA
DDWRB-Vが指示する0番地、1番地・・・524番地
に書込まれる。
ンインタレース映像信号DNON-INTの第1ラインの映像
信号M1、第2ラインの映像信号M2・・・第525ラ
インの映像信号M525は、それぞれ、垂直アドレスA
DDWRB-Vが指示する0番地、1番地・・・524番地
に書込まれる。
【0062】また、図57Eは読出し制御回路37から
出力される読出しアドレス信号ADDRDBのうち、垂直
アドレスADDRDB-Vを示しており、この垂直アドレス
ADD RDB-Vは、0番地→1番地→2番地→3番地→3
番地→4番地→5番地→6番地→6番地→・・・→39
3番地の順に出力される。即ち、4ラインごとに同一の
垂直アドレスが連続して出力される。
出力される読出しアドレス信号ADDRDBのうち、垂直
アドレスADDRDB-Vを示しており、この垂直アドレス
ADD RDB-Vは、0番地→1番地→2番地→3番地→3
番地→4番地→5番地→6番地→6番地→・・・→39
3番地の順に出力される。即ち、4ラインごとに同一の
垂直アドレスが連続して出力される。
【0063】また、図57Fはフレームバッファ29か
ら出力される映像信号D29、図57Gはラインバッフ
ァ30から出力される映像信号D30を示しており、映
像信号D29は、垂直アドレスADDRDB-Vに対応させ
て、第1ラインの映像信号M1→第2ラインの映像信号
M2→第3ラインの映像信号M3→第4ラインの映像信
号M4→第4ラインの映像信号M4→第5ラインの映像
信号M5→第6ラインの映像信号M6→第7ラインの映
像信号M7→第7ラインの映像信号M7→・・・→第3
94ラインの映像信号M394の順に出力され、映像信
号D30は、映像信号D29を一ライン分遅延させたも
のとなる。
ら出力される映像信号D29、図57Gはラインバッフ
ァ30から出力される映像信号D30を示しており、映
像信号D29は、垂直アドレスADDRDB-Vに対応させ
て、第1ラインの映像信号M1→第2ラインの映像信号
M2→第3ラインの映像信号M3→第4ラインの映像信
号M4→第4ラインの映像信号M4→第5ラインの映像
信号M5→第6ラインの映像信号M6→第7ラインの映
像信号M7→第7ラインの映像信号M7→・・・→第3
94ラインの映像信号M394の順に出力され、映像信
号D30は、映像信号D29を一ライン分遅延させたも
のとなる。
【0064】また、図57Hは係数ROM32から出力
される重み係数αを示しており、この重み係数αは、各
フレームごとに、水平同期信号HSYNC-Bに同期させて、
0→3/4→2/4→1/4の順に繰り返して出力され
る。
される重み係数αを示しており、この重み係数αは、各
フレームごとに、水平同期信号HSYNC-Bに同期させて、
0→3/4→2/4→1/4の順に繰り返して出力され
る。
【0065】また、図57Iは演算回路31から出力さ
れるノンインタレース映像信号D39 4-525、即ち、この
第2従来例から出力されるノンインタレース映像信号D
394-5 25を示しており、Piは、第iラインの映像信号
である。
れるノンインタレース映像信号D39 4-525、即ち、この
第2従来例から出力されるノンインタレース映像信号D
394-5 25を示しており、Piは、第iラインの映像信号
である。
【0066】ここに、図58は演算回路31で行われる
演算の一部を示す図であり、第1ライン、第5ライン、
第9ライン等、第4i−3ラインの映像信号P4i-3を生
成する場合には、重み係数α=0とされ、{0(M3i-1
−M3i-2)+M3i-2}なる演算が行われ、映像信号P
4i-3として、M3i-2が得られる。
演算の一部を示す図であり、第1ライン、第5ライン、
第9ライン等、第4i−3ラインの映像信号P4i-3を生
成する場合には、重み係数α=0とされ、{0(M3i-1
−M3i-2)+M3i-2}なる演算が行われ、映像信号P
4i-3として、M3i-2が得られる。
【0067】また、第2ライン、第6ライン、第10ラ
イン等、第4i−2ラインの映像信号P4i-2を生成する
場合には、重み係数α=3/4とされ、{3/4・(M
3i-1−M3i-2)+M3i-2}なる演算が行われ、映像信号
P4i-2として、1/4・M3i -2+3/4・M3i-1が得ら
れる。
イン等、第4i−2ラインの映像信号P4i-2を生成する
場合には、重み係数α=3/4とされ、{3/4・(M
3i-1−M3i-2)+M3i-2}なる演算が行われ、映像信号
P4i-2として、1/4・M3i -2+3/4・M3i-1が得ら
れる。
【0068】また、第3ライン、第7ライン、第11ラ
イン等、第4i−1ラインの映像信号P4i-1を生成する
場合には、重み係数α=2/4とされ、{2/4・(M
3i−M3i-1)+M3i-1}なる演算が行われ、映像信号P
4i-1として、2/4・M3i-1+2/4・M3iが得られ
る。
イン等、第4i−1ラインの映像信号P4i-1を生成する
場合には、重み係数α=2/4とされ、{2/4・(M
3i−M3i-1)+M3i-1}なる演算が行われ、映像信号P
4i-1として、2/4・M3i-1+2/4・M3iが得られ
る。
【0069】また、第4ライン、第6ライン、第12ラ
イン等、第4iラインの映像信号P 4iを生成する場合に
は、重み係数α=1/4とされ、{1/4・(M3i+1−
M3i)+M3i}なる演算が行われ、映像信号P4iとし
て、3/4・M3i+1/4・M 3i+1が得られる。
イン等、第4iラインの映像信号P 4iを生成する場合に
は、重み係数α=1/4とされ、{1/4・(M3i+1−
M3i)+M3i}なる演算が行われ、映像信号P4iとし
て、3/4・M3i+1/4・M 3i+1が得られる。
【0070】第3従来例・・図59〜図63 図59は第3従来例を示す回路図であり、この第3従来
例は、インタレース映像信号を、垂直方向に縮小した映
像を表示できるノンインタレース映像信号に変換する従
来の映像信号変換装置の一例である。
例は、インタレース映像信号を、垂直方向に縮小した映
像を表示できるノンインタレース映像信号に変換する従
来の映像信号変換装置の一例である。
【0071】図60は、この第3従来例で行われる映像
の垂直方向への縮小化を説明するための図であり、図6
0中、41は縮小対象の映像、42は縮小対象の映像4
1を垂直方向に縮小した映像を示している。
の垂直方向への縮小化を説明するための図であり、図6
0中、41は縮小対象の映像、42は縮小対象の映像4
1を垂直方向に縮小した映像を示している。
【0072】即ち、この第3従来例は、525ラインの
映像を表示できるインタレース映像信号DINTを525
ラインのノンインタレース映像信号DNON-INTに変換
し、更に、このノンインタレース映像信号D
NON-INTを、このノンインタレース映像信号DNON-INTに
よる映像を第1ライン〜第393ラインの映像に垂直方
向に縮小した映像を表示できるノンインタレース映像信
号D525-393を得るとするものである。
映像を表示できるインタレース映像信号DINTを525
ラインのノンインタレース映像信号DNON-INTに変換
し、更に、このノンインタレース映像信号D
NON-INTを、このノンインタレース映像信号DNON-INTに
よる映像を第1ライン〜第393ラインの映像に垂直方
向に縮小した映像を表示できるノンインタレース映像信
号D525-393を得るとするものである。
【0073】ここに、図59において、44はインタレ
ース映像信号DINTが入力される映像信号入力端子、4
5はインタレース映像信号DINT用の垂直同期信号V
SYNC-Aが入力される垂直同期信号入力端子、46はイン
タレース映像信号DINT用の水平同期信号HSYNC-Aが入
力される水平同期信号入力端子である。
ース映像信号DINTが入力される映像信号入力端子、4
5はインタレース映像信号DINT用の垂直同期信号V
SYNC-Aが入力される垂直同期信号入力端子、46はイン
タレース映像信号DINT用の水平同期信号HSYNC-Aが入
力される水平同期信号入力端子である。
【0074】また、47はクロック信号CLK1が入力
されるクロック信号入力端子、48はクロック信号CL
K1の2倍の周波数を有するクロック信号CLK2が入
力されるクロック信号入力端子である。
されるクロック信号入力端子、48はクロック信号CL
K1の2倍の周波数を有するクロック信号CLK2が入
力されるクロック信号入力端子である。
【0075】また、49は映像信号入力端子44に入力
されるインタレース映像信号DINTをノンインタレース
映像信号DNON-INTに変換する走査変換回路、50は走
査変換回路49から出力されるノンインタレース映像信
号DNON-INTを処理してノンインタレース映像信号D
525-393を生成する縮小処理回路であり、走査変換回路
49は、図50に示す第1従来例と同様に構成される。
されるインタレース映像信号DINTをノンインタレース
映像信号DNON-INTに変換する走査変換回路、50は走
査変換回路49から出力されるノンインタレース映像信
号DNON-INTを処理してノンインタレース映像信号D
525-393を生成する縮小処理回路であり、走査変換回路
49は、図50に示す第1従来例と同様に構成される。
【0076】また、縮小処理回路50において、51は
走査変換回路49から出力されるノンインタレース映像
信号DNON-INTを対象として、1ライン分の映像信号を
一時的に記憶させるためのラインバッファであり、この
ラインバッファ51は、書込み側及び読出し側にクロッ
ク信号CLK2が与えられ、書込み及び読出しは、クロ
ック信号CLK2に同期して行われる。
走査変換回路49から出力されるノンインタレース映像
信号DNON-INTを対象として、1ライン分の映像信号を
一時的に記憶させるためのラインバッファであり、この
ラインバッファ51は、書込み側及び読出し側にクロッ
ク信号CLK2が与えられ、書込み及び読出しは、クロ
ック信号CLK2に同期して行われる。
【0077】また、52は走査変換回路49から出力さ
れるノンインタレース映像信号DNO N-INTとラインバッ
ファ51から出力される映像信号D51とを演算処理
し、ノンインタレース映像信号D525-393を生成する演
算回路、53は演算回路52に与えるべき重み係数αを
記憶する係数ROMである。
れるノンインタレース映像信号DNO N-INTとラインバッ
ファ51から出力される映像信号D51とを演算処理
し、ノンインタレース映像信号D525-393を生成する演
算回路、53は演算回路52に与えるべき重み係数αを
記憶する係数ROMである。
【0078】また、演算回路52において、54はノン
インタレース映像信号DNON-INTから映像信号D54を
減算する減算器、55は減算器54から出力される映像
信号D54と係数ROM53から出力される重み係数α
とを乗算する乗算器、56は乗算器55から出力される
映像信号D55とノンインタレース映像信号DNON-IN T
とを加算する加算器である。
インタレース映像信号DNON-INTから映像信号D54を
減算する減算器、55は減算器54から出力される映像
信号D54と係数ROM53から出力される重み係数α
とを乗算する乗算器、56は乗算器55から出力される
映像信号D55とノンインタレース映像信号DNON-IN T
とを加算する加算器である。
【0079】即ち、この演算回路52においては、ノン
インタレース映像信号DNON-INT及び映像信号D51に
ついて、{重み係数α×(ノンインタレース映像信号D
NON- INT−映像信号D51)+映像信号D51}なる演
算が行われる。
インタレース映像信号DNON-INT及び映像信号D51に
ついて、{重み係数α×(ノンインタレース映像信号D
NON- INT−映像信号D51)+映像信号D51}なる演
算が行われる。
【0080】また、57は加算器56から出力される映
像信号D56を対象として、1フレーム分の映像信号を
一時的に記憶させるためのフレームバッファであり、こ
のフレームバッファ57は、書込み側及び読出し側にク
ロック信号CLK2が与えられ、書込み及び読出しは、
クロック信号CLK2に同期して行われる。
像信号D56を対象として、1フレーム分の映像信号を
一時的に記憶させるためのフレームバッファであり、こ
のフレームバッファ57は、書込み側及び読出し側にク
ロック信号CLK2が与えられ、書込み及び読出しは、
クロック信号CLK2に同期して行われる。
【0081】また、58は垂直同期信号VSYNC-B、水平
同期信号HSYNC-B及びクロック信号CLK2を入力して
書込みアドレスADDWRBを出力し、ノンインタレース
映像信号DNON-INTのラインバッファ51への書込み及
び映像信号D56のフレームバッファ57への書込みを
制御する書込み制御回路である。
同期信号HSYNC-B及びクロック信号CLK2を入力して
書込みアドレスADDWRBを出力し、ノンインタレース
映像信号DNON-INTのラインバッファ51への書込み及
び映像信号D56のフレームバッファ57への書込みを
制御する書込み制御回路である。
【0082】この書込み制御回路58から出力される書
込みアドレスADDWRBは、垂直アドレスADDWRB-V及
び水平アドレスADDWRB-Hから構成され、垂直アドレ
スADDWRB-Vは、水平同期信号HSYNC-Bの立ち下がり
を検出すると1番地進み、垂直同期信号VSYNC-Bの立ち
下がりを検出するとリセットされ、水平アドレスADD
WRB-Hは、クロック信号CLK2の立ち上がりを検出す
ると1番地進み、水平同期信号HSYNC-Bの立ち下がりを
検出するとリセットされる。
込みアドレスADDWRBは、垂直アドレスADDWRB-V及
び水平アドレスADDWRB-Hから構成され、垂直アドレ
スADDWRB-Vは、水平同期信号HSYNC-Bの立ち下がり
を検出すると1番地進み、垂直同期信号VSYNC-Bの立ち
下がりを検出するとリセットされ、水平アドレスADD
WRB-Hは、クロック信号CLK2の立ち上がりを検出す
ると1番地進み、水平同期信号HSYNC-Bの立ち下がりを
検出するとリセットされる。
【0083】この例では、フレームバッファ57に対し
ては、垂直アドレスADDWRB-V及び水平アドレスAD
DWRB-Hが与えられ、ラインバッファ51に対しては、
水平アドレスADDWRB-Hのみが与えられる。
ては、垂直アドレスADDWRB-V及び水平アドレスAD
DWRB-Hが与えられ、ラインバッファ51に対しては、
水平アドレスADDWRB-Hのみが与えられる。
【0084】また、59は垂直同期信号VSYNC-B、水平
同期信号HSYNC-B及びクロック信号CLK2を入力し
て、ラインバッファ51に与える読出しアドレスADD
RDB1、係数ROM53に与える読出しアドレスADD
RDB2及びフレームバッファ57に与える読出しアドレス
ADDRDB3を出力し、ラインバッファ51からの映像信
号D51の読出し、係数ROM53からの重み係数αの
読出し及びフレームバッファ57からのノンインタレー
ス映像信号D525-393の読出しを制御する読出し制御回
路である。
同期信号HSYNC-B及びクロック信号CLK2を入力し
て、ラインバッファ51に与える読出しアドレスADD
RDB1、係数ROM53に与える読出しアドレスADD
RDB2及びフレームバッファ57に与える読出しアドレス
ADDRDB3を出力し、ラインバッファ51からの映像信
号D51の読出し、係数ROM53からの重み係数αの
読出し及びフレームバッファ57からのノンインタレー
ス映像信号D525-393の読出しを制御する読出し制御回
路である。
【0085】ここに、ラインバッファ51に与えられる
読出しアドレスADDRDB1は、水平アドレスのみからな
りクロック信号CLK2の立ち上がりを検出すると1番
地進み、水平同期信号HSYNC-Bの立ち下がりを検出する
とリセットされる。
読出しアドレスADDRDB1は、水平アドレスのみからな
りクロック信号CLK2の立ち上がりを検出すると1番
地進み、水平同期信号HSYNC-Bの立ち下がりを検出する
とリセットされる。
【0086】また、係数ROM53に与えられる読出し
アドレスADDRDB2は、垂直アドレスADDRDB2-V及び
水平アドレスADDRDB2-Hから構成され、垂直アドレス
ADDRDB2-Vは、水平同期信号HSYNC-Bの立ち下がりを
検出すると1番地進み、垂直同期信号VSYNC-Bの立ち下
がりを検出するとリセットされ、水平アドレスADD
RDB2-Hは、クロック信号CLK1の立ち上がりを検出す
ると1番地進み、水平同期信号HSYNC-Bの立ち下がりを
検出するとリセットされる。
アドレスADDRDB2は、垂直アドレスADDRDB2-V及び
水平アドレスADDRDB2-Hから構成され、垂直アドレス
ADDRDB2-Vは、水平同期信号HSYNC-Bの立ち下がりを
検出すると1番地進み、垂直同期信号VSYNC-Bの立ち下
がりを検出するとリセットされ、水平アドレスADD
RDB2-Hは、クロック信号CLK1の立ち上がりを検出す
ると1番地進み、水平同期信号HSYNC-Bの立ち下がりを
検出するとリセットされる。
【0087】また、フレームバッファ51に与えられる
読出しアドレスADDRDB3は、垂直アドレスADD
RDB3-V及び水平アドレスADDRDB3-Hから構成され、垂
直アドレスADDRDB3-Vは、水平同期信号HSYNC-Bの立
ち下がりを検出すると1番地進み、垂直同期信号V
SYNC-Bの立ち下がりを検出するとリセットされる。
読出しアドレスADDRDB3は、垂直アドレスADD
RDB3-V及び水平アドレスADDRDB3-Hから構成され、垂
直アドレスADDRDB3-Vは、水平同期信号HSYNC-Bの立
ち下がりを検出すると1番地進み、垂直同期信号V
SYNC-Bの立ち下がりを検出するとリセットされる。
【0088】但し、水平同期信号HSYNC-Bの立ち下がり
を検出した後、4ラインごとに不要ラインを検出して、
そのラインの読出しを禁止し、4ラインごとに発生する
1ラインの不要ラインを取り除くようにされている。
を検出した後、4ラインごとに不要ラインを検出して、
そのラインの読出しを禁止し、4ラインごとに発生する
1ラインの不要ラインを取り除くようにされている。
【0089】また、水平アドレスADDRDB3-Hは、クロ
ック信号CLK1の立ち上がりを検出すると1番地進
み、水平同期信号HSYNC-Bの立ち下がりを検出するとリ
セットされる。
ック信号CLK1の立ち上がりを検出すると1番地進
み、水平同期信号HSYNC-Bの立ち下がりを検出するとリ
セットされる。
【0090】図61は、この第3従来例の垂直方向の動
作を示すタイミングチャートであり、破線61は同一時
刻を示しており、紙面の広さの都合上、図61H、図6
1Iは、図61A〜図61Gに対して、一垂直期間TV
だけ時刻を前にずらして記載している。
作を示すタイミングチャートであり、破線61は同一時
刻を示しており、紙面の広さの都合上、図61H、図6
1Iは、図61A〜図61Gに対して、一垂直期間TV
だけ時刻を前にずらして記載している。
【0091】ここに、図61Aは垂直同期信号
VSYNC-B、図61Bは水平同期信号HSYNC-B、図61C
はノンインタレース映像信号DNONーINT、図61Dは映
像信号D51を示しており、この映像信号D51は、ノ
ンインタレース映像信号DNONーINTを一ライン分遅延し
たものとなる。
VSYNC-B、図61Bは水平同期信号HSYNC-B、図61C
はノンインタレース映像信号DNONーINT、図61Dは映
像信号D51を示しており、この映像信号D51は、ノ
ンインタレース映像信号DNONーINTを一ライン分遅延し
たものとなる。
【0092】また、図61Eは係数ROM53から出力
される演算係数αを示しており、この重み係数αは、各
フレームにおいて、水平同期信号HSYNC-Bに同期させ
て、X(任意の数値)→1/3→2/3の順に繰り返し
て出力される。
される演算係数αを示しており、この重み係数αは、各
フレームにおいて、水平同期信号HSYNC-Bに同期させ
て、X(任意の数値)→1/3→2/3の順に繰り返し
て出力される。
【0093】また、図61Fは加算器56から出力され
る映像信号D56を示しているが、この加算器を含む演
算回路52においては、図62に、その一部を示すよう
な演算が行われる。
る映像信号D56を示しているが、この加算器を含む演
算回路52においては、図62に、その一部を示すよう
な演算が行われる。
【0094】即ち、走査変換回路49から第1ラインの
映像信号M1が出力される場合には、ラインバッファ5
1からは前フレームの第525ラインの映像信号M52
5が出力され、重み係数αはXとされるので、この場合
には、{X(M1−M525)+M525}なる演算が
行われ、映像信号Z1が得られる。
映像信号M1が出力される場合には、ラインバッファ5
1からは前フレームの第525ラインの映像信号M52
5が出力され、重み係数αはXとされるので、この場合
には、{X(M1−M525)+M525}なる演算が
行われ、映像信号Z1が得られる。
【0095】また、走査変換回路49から第5ライン、
第9ライン、第13ライン等、第4i−3ラインの映像
信号M4i-3が出力される場合には、ラインバッファ51
からは第4i−4ラインの映像信号M4i-4が出力され、
重み係数αはXとされるので、この場合には、{X(M
4i-3−M4i-4)+M4i-4}なる演算が行われ、映像信号
Ziが得られる。
第9ライン、第13ライン等、第4i−3ラインの映像
信号M4i-3が出力される場合には、ラインバッファ51
からは第4i−4ラインの映像信号M4i-4が出力され、
重み係数αはXとされるので、この場合には、{X(M
4i-3−M4i-4)+M4i-4}なる演算が行われ、映像信号
Ziが得られる。
【0096】また、走査変換回路49から第2ライン、
第6ライン、第10ライン等、第4i−2ラインの映像
信号M4i-2が出力される場合には、ラインバッファ51
からは第4i−3ラインの映像信号M4i-3が出力され、
重み係数αは0とされるので、この場合には、{0(M
4i-2−M4i-3)+M4i-3}なる演算が行われ、映像信号
Q3i-2として、M4i-3が得られる。
第6ライン、第10ライン等、第4i−2ラインの映像
信号M4i-2が出力される場合には、ラインバッファ51
からは第4i−3ラインの映像信号M4i-3が出力され、
重み係数αは0とされるので、この場合には、{0(M
4i-2−M4i-3)+M4i-3}なる演算が行われ、映像信号
Q3i-2として、M4i-3が得られる。
【0097】また、走査変換回路49から第3ライン、
第7ライン、第11ライン等、第4i−1ラインの映像
信号M4i-1が出力される場合には、ラインバッファ51
からは第4i−2ラインの映像信号M4i-2が出力され、
重み係数αは1/3とされるので、この場合には、{1
/3・(M4i-1−M4i-2)+M4i-2}なる演算が行わ
れ、映像信号Q3i-1として、2/3・M4i-2+1/3・
M4i-1が得られる。
第7ライン、第11ライン等、第4i−1ラインの映像
信号M4i-1が出力される場合には、ラインバッファ51
からは第4i−2ラインの映像信号M4i-2が出力され、
重み係数αは1/3とされるので、この場合には、{1
/3・(M4i-1−M4i-2)+M4i-2}なる演算が行わ
れ、映像信号Q3i-1として、2/3・M4i-2+1/3・
M4i-1が得られる。
【0098】また、走査変換回路49から第4ライン、
第8ライン、第12ライン等、第4iラインの映像信号
M4iが出力される場合には、ラインバッファ51からは
第4i−1ラインの映像信号M4i-1が出力され、重み係
数αは2/3とされるので、この場合には、{2/3・
(M4i−M4i-1)+M4i-1}なる演算が行われ、映像信
号Q3iとして、1/3・M4i-1+2/3・M4iが得られ
る。
第8ライン、第12ライン等、第4iラインの映像信号
M4iが出力される場合には、ラインバッファ51からは
第4i−1ラインの映像信号M4i-1が出力され、重み係
数αは2/3とされるので、この場合には、{2/3・
(M4i−M4i-1)+M4i-1}なる演算が行われ、映像信
号Q3iとして、1/3・M4i-1+2/3・M4iが得られ
る。
【0099】即ち、加算器56からは映像信号D56と
して、映像信号Z1、Q1、Q2、Q3、Z2、Q4、
Q5、Q6、Z3・・・Q393、Z132が順に出力
される。
して、映像信号Z1、Q1、Q2、Q3、Z2、Q4、
Q5、Q6、Z3・・・Q393、Z132が順に出力
される。
【0100】また、図61Gは書込みアドレスADD
WRBのうち、垂直アドレスADDWRB-Vを示しており、垂
直アドレスADDWRB-Vは、0番地→1番地→2番地→
・・・→524番地の順に出力され、この結果、映像信
号Z1、Q1、Q2、Q3、Z2、Q4、Q5、Q6、
Z3・・・Z132は、それぞれ、0番地、1番地、2
番地・・・524番地に書込まれる。
WRBのうち、垂直アドレスADDWRB-Vを示しており、垂
直アドレスADDWRB-Vは、0番地→1番地→2番地→
・・・→524番地の順に出力され、この結果、映像信
号Z1、Q1、Q2、Q3、Z2、Q4、Q5、Q6、
Z3・・・Z132は、それぞれ、0番地、1番地、2
番地・・・524番地に書込まれる。
【0101】また、図61Hは読出しアドレスADD
RDB3のうち、垂直アドレスADDRDB3 -Vを示しており、
垂直アドレスADDRDB3-Vは、1番地→2番地→3番地
→5番地→6番地→7番地→・・・→523番地の順に
出力され、0番地、4番地・・・524番地は出力され
ない。
RDB3のうち、垂直アドレスADDRDB3 -Vを示しており、
垂直アドレスADDRDB3-Vは、1番地→2番地→3番地
→5番地→6番地→7番地→・・・→523番地の順に
出力され、0番地、4番地・・・524番地は出力され
ない。
【0102】したがって、フレームバッファ57から出
力されるノンインタレース映像信号D525-393は、図6
1Iに示すように、映像信号Q1→映像信号Q2→・・
・→映像信号Q393の順に出力され、映像信号Z1、
Z2・・・Z132は出力されない。
力されるノンインタレース映像信号D525-393は、図6
1Iに示すように、映像信号Q1→映像信号Q2→・・
・→映像信号Q393の順に出力され、映像信号Z1、
Z2・・・Z132は出力されない。
【0103】なお、ここに、図63は、演算回路52で
行われる演算のうち、その演算結果がノンインタレース
映像信号D525-393として出力される演算の一部を示し
ている。
行われる演算のうち、その演算結果がノンインタレース
映像信号D525-393として出力される演算の一部を示し
ている。
【0104】
第1従来例が有する問題点 図50に示す第1従来例によれば、インタレース映像信
号DINTを、ライン間を補間してなるノンインタレース
映像信号DNON-INTに変換することができるが、フィー
ルドバッファ7から出力される映像信号を1ライン分遅
延させるためのラインバッファ8を必要としており、こ
のため、回路規模が大きくなり、消費電力の増加と、高
価格化とを招いてしまうという問題点を有していた。
号DINTを、ライン間を補間してなるノンインタレース
映像信号DNON-INTに変換することができるが、フィー
ルドバッファ7から出力される映像信号を1ライン分遅
延させるためのラインバッファ8を必要としており、こ
のため、回路規模が大きくなり、消費電力の増加と、高
価格化とを招いてしまうという問題点を有していた。
【0105】また、インタレース映像信号DINTを、ラ
イン間を補間してなるノンインタレース映像信号D
NON-INTに変換するためには、同一ラインの連続読出し
といった複雑なアドレッシング動作を必要とするが、図
50に示す第1従来例においては、このアドレッシング
動作を規模の大きい回路で行っており、この点からも、
消費電力の増加と、高価格化とを招いてしまうという問
題点があった。
イン間を補間してなるノンインタレース映像信号D
NON-INTに変換するためには、同一ラインの連続読出し
といった複雑なアドレッシング動作を必要とするが、図
50に示す第1従来例においては、このアドレッシング
動作を規模の大きい回路で行っており、この点からも、
消費電力の増加と、高価格化とを招いてしまうという問
題点があった。
【0106】第2従来例が有する問題点 図55に示す第2従来例によれば、インタレース映像信
号DINTを、垂直方向に拡大した映像を表示できるノン
インタレース映像信号D394-525に変換できるが、フレ
ームバッファ29から出力される映像信号を1ライン分
遅延させるためのラインバッファ30を必要としてお
り、このため、回路規模が大きくなり、消費電力の増加
と、高価格化とを招いてしまうという問題点を有してい
た。
号DINTを、垂直方向に拡大した映像を表示できるノン
インタレース映像信号D394-525に変換できるが、フレ
ームバッファ29から出力される映像信号を1ライン分
遅延させるためのラインバッファ30を必要としてお
り、このため、回路規模が大きくなり、消費電力の増加
と、高価格化とを招いてしまうという問題点を有してい
た。
【0107】また、インタレース映像信号DINTを、垂
直方向に拡大した映像を表示できるノンインタレース映
像信号D394-525に変換するためには、同一ラインの連
続読出しといった複雑なアドレッシング動作を必要とす
るが、図55に示す第2従来例においては、このアドレ
ッシング動作を規模の大きい回路で行っており、この点
からも、消費電力の増加と、高価格化とを招いてしまう
という問題点があった。
直方向に拡大した映像を表示できるノンインタレース映
像信号D394-525に変換するためには、同一ラインの連
続読出しといった複雑なアドレッシング動作を必要とす
るが、図55に示す第2従来例においては、このアドレ
ッシング動作を規模の大きい回路で行っており、この点
からも、消費電力の増加と、高価格化とを招いてしまう
という問題点があった。
【0108】第3従来例が有する問題点 図59に示す第3従来例によれば、インタレース映像信
号DINTを、垂直方向に縮小した映像を表示できるノン
インタレース映像信号D525-393に変換できるが、走査
変換回路49から出力される映像信号を1ライン分遅延
させるためのラインバッファ51を必要としており、こ
のため、回路規模が大きくなり、消費電力の増加と、高
価格化とを招いてしまうという問題点を有していた。
号DINTを、垂直方向に縮小した映像を表示できるノン
インタレース映像信号D525-393に変換できるが、走査
変換回路49から出力される映像信号を1ライン分遅延
させるためのラインバッファ51を必要としており、こ
のため、回路規模が大きくなり、消費電力の増加と、高
価格化とを招いてしまうという問題点を有していた。
【0109】また、インタレース映像信号DINTを、垂
直方向に縮小した映像を表示できるノンインタレース映
像信号D525-393に変換するためには、不要ラインの読
み飛ばしといった複雑なアドレッシング動作を必要とす
るが、図59に示す第3従来例においては、このアドレ
ッシング動作を規模の大きい回路で行っており、この点
からも、消費電力の増加と、高価格化とを招いてしまう
という問題点があった。
直方向に縮小した映像を表示できるノンインタレース映
像信号D525-393に変換するためには、不要ラインの読
み飛ばしといった複雑なアドレッシング動作を必要とす
るが、図59に示す第3従来例においては、このアドレ
ッシング動作を規模の大きい回路で行っており、この点
からも、消費電力の増加と、高価格化とを招いてしまう
という問題点があった。
【0110】本発明は、かかる点に鑑み、インタレース
映像信号をノンインタレース映像信号に変換する映像信
号変換装置であって、回路規模が小さく、消費電力の低
減化と、低価格化とを図ることができるようにした映像
信号変換装置を提供することを第1の目的とする。
映像信号をノンインタレース映像信号に変換する映像信
号変換装置であって、回路規模が小さく、消費電力の低
減化と、低価格化とを図ることができるようにした映像
信号変換装置を提供することを第1の目的とする。
【0111】また、本発明は、インタレース映像信号を
第1のノンインタレース映像信号に変換し、更に、この
第1のノンインタレース映像信号を第2のノンインタレ
ース映像信号に変換する映像信号変換装置であって、回
路規模が小さく、消費電力の低減化と、低価格化とを図
ることができるようにした映像信号変換装置を提供する
ことを第2の目的とする。
第1のノンインタレース映像信号に変換し、更に、この
第1のノンインタレース映像信号を第2のノンインタレ
ース映像信号に変換する映像信号変換装置であって、回
路規模が小さく、消費電力の低減化と、低価格化とを図
ることができるようにした映像信号変換装置を提供する
ことを第2の目的とする。
【0112】また、本発明は、第1のノンインタレース
映像信号を第2のノンインタレース映像信号に変換する
映像信号変換装置であって、回路規模が小さく、消費電
力の低減化と、低価格化とを図ることができるようにし
た映像信号変換装置を提供することを第3の目的とす
る。
映像信号を第2のノンインタレース映像信号に変換する
映像信号変換装置であって、回路規模が小さく、消費電
力の低減化と、低価格化とを図ることができるようにし
た映像信号変換装置を提供することを第3の目的とす
る。
【0113】また、本発明は、インタレース映像信号を
ノンインタレース映像信号に変換する映像信号変換装
置、又は、インタレース映像信号を第1のノンインタレ
ース映像信号に変換し、更に、この第1のノンインタレ
ース映像信号を第2のノンインタレース映像信号に変換
する映像信号変換装置、又は、第1のノンインタレース
映像信号を第2のノンインタレース映像信号に変換する
映像信号変換装置を備える表示装置であって、回路規模
が小さく、消費電力の低減化と、低価格化とを図ること
ができるようにした表示装置を提供することを第4の目
的とする。
ノンインタレース映像信号に変換する映像信号変換装
置、又は、インタレース映像信号を第1のノンインタレ
ース映像信号に変換し、更に、この第1のノンインタレ
ース映像信号を第2のノンインタレース映像信号に変換
する映像信号変換装置、又は、第1のノンインタレース
映像信号を第2のノンインタレース映像信号に変換する
映像信号変換装置を備える表示装置であって、回路規模
が小さく、消費電力の低減化と、低価格化とを図ること
ができるようにした表示装置を提供することを第4の目
的とする。
【0114】
【課題を解決するための手段】本発明中、第1の発明の
映像信号変換装置は、インタレース映像信号をノンイン
タレース映像信号に変換する映像信号変換装置であっ
て、インタレース映像信号を記憶させ、異なる2本のラ
インの映像信号をドット順に同時に第1、第2の出力部
に読出すことができる記憶回路と、この記憶回路の第
1、第2の出力部に読出される映像信号について、重み
係数を使用した演算を行い、ノンインタレース映像信号
を生成する演算回路と、記憶回路に対して書込みアドレ
ス及び読出しアドレスを与える制御回路とを備えて構成
されるものである。
映像信号変換装置は、インタレース映像信号をノンイン
タレース映像信号に変換する映像信号変換装置であっ
て、インタレース映像信号を記憶させ、異なる2本のラ
インの映像信号をドット順に同時に第1、第2の出力部
に読出すことができる記憶回路と、この記憶回路の第
1、第2の出力部に読出される映像信号について、重み
係数を使用した演算を行い、ノンインタレース映像信号
を生成する演算回路と、記憶回路に対して書込みアドレ
ス及び読出しアドレスを与える制御回路とを備えて構成
されるものである。
【0115】本発明中、第2の発明の映像信号変換装置
は、インタレース映像信号を第1のノンインタレース映
像信号に変換し、更に、この第1のノンインタレース映
像信号を第2のノンインタレース映像信号に変換する映
像信号変換装置であって、インタレース映像信号を第1
のノンインタレース映像信号に変換する走査変換回路
と、この走査変換回路から出力される第1のノンインタ
レース映像信号を記憶させ、異なる2本のラインの映像
信号をドット順に同時に第1、第2の出力部に読出すこ
とができる記憶回路と、この記憶回路の第1、第2の出
力部に読出される映像信号について、重み係数を使用し
た演算を行い、第2のノンインタレース映像信号を生成
する演算回路と、記憶回路に対して書込みアドレス及び
読出しアドレスを与える制御回路とを備えて構成される
ものである。
は、インタレース映像信号を第1のノンインタレース映
像信号に変換し、更に、この第1のノンインタレース映
像信号を第2のノンインタレース映像信号に変換する映
像信号変換装置であって、インタレース映像信号を第1
のノンインタレース映像信号に変換する走査変換回路
と、この走査変換回路から出力される第1のノンインタ
レース映像信号を記憶させ、異なる2本のラインの映像
信号をドット順に同時に第1、第2の出力部に読出すこ
とができる記憶回路と、この記憶回路の第1、第2の出
力部に読出される映像信号について、重み係数を使用し
た演算を行い、第2のノンインタレース映像信号を生成
する演算回路と、記憶回路に対して書込みアドレス及び
読出しアドレスを与える制御回路とを備えて構成される
ものである。
【0116】本発明中、第3の発明の映像信号変換装置
は、第1のノンインタレース映像信号を第2のノンイン
タレース映像信号に変換する映像信号変換装置であっ
て、第1のノンインタレース映像信号を記憶させ、異な
る2本のラインの映像信号をドット順に同時に第1、第
2の出力部に読出すことができる記憶回路と、この記憶
回路の第1、第2の出力部に読出される映像信号につい
て、重み係数を使用した演算を行い、第2のノンインタ
レース映像信号を生成する演算回路と、記憶回路に対し
て書込みアドレス及び読出しアドレスを与える制御回路
とを備えて構成されるものである。
は、第1のノンインタレース映像信号を第2のノンイン
タレース映像信号に変換する映像信号変換装置であっ
て、第1のノンインタレース映像信号を記憶させ、異な
る2本のラインの映像信号をドット順に同時に第1、第
2の出力部に読出すことができる記憶回路と、この記憶
回路の第1、第2の出力部に読出される映像信号につい
て、重み係数を使用した演算を行い、第2のノンインタ
レース映像信号を生成する演算回路と、記憶回路に対し
て書込みアドレス及び読出しアドレスを与える制御回路
とを備えて構成されるものである。
【0117】本発明中、第4の発明の表示装置は、第
1、第2又は第3の発明の映像信号変換装置と、これら
第1、第2又は第3の発明の映像信号変換装置から出力
されるノンインタレース映像信号による映像を表示でき
る表示手段とを備えて構成されるものである。
1、第2又は第3の発明の映像信号変換装置と、これら
第1、第2又は第3の発明の映像信号変換装置から出力
されるノンインタレース映像信号による映像を表示でき
る表示手段とを備えて構成されるものである。
【0118】
【作用】本発明中、第1の発明によれば、インタレース
映像信号の、ライン間を補間してなるノンインタレース
映像信号への変換、又は、インタレース映像信号の、こ
のインタレース映像信号による映像を垂直方向に拡大又
は縮小した映像を表示できるノンインタレース映像信号
への変換を行うことができる。
映像信号の、ライン間を補間してなるノンインタレース
映像信号への変換、又は、インタレース映像信号の、こ
のインタレース映像信号による映像を垂直方向に拡大又
は縮小した映像を表示できるノンインタレース映像信号
への変換を行うことができる。
【0119】ここに、たとえば、制御回路は、記憶回路
にインタレース映像信号を第1の速度で書込み、第1の
出力部に、記憶回路に書込んだ映像信号を書込んだ順
に、かつ、所定のラインの映像信号については2回続け
て、第1の速度の2倍の第2の速度で読出すと共に、第
2の出力部に、第1の出力部に読出される次のラインの
映像信号を第2の速度で読出すように、記憶回路に対し
て前記書込みアドレス及び読出しアドレスを与え、演算
回路は、{(1−重み係数)×第1の出力部に読出され
る映像信号+重み係数×第2の出力部に読出される映像
信号}なる演算を任意の手順で行うように構成する場合
には、インタレース映像信号を、ライン間を補間してな
るノンインタレース映像信号に変換することができる。
にインタレース映像信号を第1の速度で書込み、第1の
出力部に、記憶回路に書込んだ映像信号を書込んだ順
に、かつ、所定のラインの映像信号については2回続け
て、第1の速度の2倍の第2の速度で読出すと共に、第
2の出力部に、第1の出力部に読出される次のラインの
映像信号を第2の速度で読出すように、記憶回路に対し
て前記書込みアドレス及び読出しアドレスを与え、演算
回路は、{(1−重み係数)×第1の出力部に読出され
る映像信号+重み係数×第2の出力部に読出される映像
信号}なる演算を任意の手順で行うように構成する場合
には、インタレース映像信号を、ライン間を補間してな
るノンインタレース映像信号に変換することができる。
【0120】また、たとえば、制御回路は、記憶回路に
インタレース映像信号を第1の速度で書込み、第1の出
力部に、記憶回路に書込んだ映像信号を書込んだ順に、
かつ、所定のラインの映像信号については複数回続け
て、第2の速度で読出すと共に、第2の出力部に、第1
の出力部に読出される次のラインの映像信号を読出すよ
うに、記憶回路に対して書込みアドレス及び読出しアド
レスを与え、演算回路は、{(1−重み係数)×第1の
出力部に読出される映像信号+重み係数×第2の出力部
に読出される映像信号}なる演算を任意の手順で行うこ
とができるように構成する場合には、インタレース映像
信号を、このインタレース映像信号による映像を垂直方
向に拡大又は縮小した映像を表示できるノンインタレー
ス映像信号に変換することができる。
インタレース映像信号を第1の速度で書込み、第1の出
力部に、記憶回路に書込んだ映像信号を書込んだ順に、
かつ、所定のラインの映像信号については複数回続け
て、第2の速度で読出すと共に、第2の出力部に、第1
の出力部に読出される次のラインの映像信号を読出すよ
うに、記憶回路に対して書込みアドレス及び読出しアド
レスを与え、演算回路は、{(1−重み係数)×第1の
出力部に読出される映像信号+重み係数×第2の出力部
に読出される映像信号}なる演算を任意の手順で行うこ
とができるように構成する場合には、インタレース映像
信号を、このインタレース映像信号による映像を垂直方
向に拡大又は縮小した映像を表示できるノンインタレー
ス映像信号に変換することができる。
【0121】ここに、この第1の発明においては、イン
タレース映像信号を記憶させ、異なる2本のラインの映
像信号を同時に第1、第2の出力部に読出すことができ
る記憶回路を設けることにより、映像信号を1ライン分
遅延させるための記憶回路を不要としているので、イ
ンタレース映像信号の、ライン間を補間してなるノンイ
ンタレース映像信号への変換、インタレース映像信号
の、このインタレース映像信号による映像を垂直方向に
拡大した映像を表示できるノンインタレース映像信号へ
の変換、又は、インタレース映像信号の、このインタ
レース映像信号による映像を垂直方向に縮小した映像を
表示できるノンインタレース映像信号への変換のうち、
いずれか1種の変換、又は、いずれか2種の変換、又
は、全部の変換を行うことができる映像信号変換装置に
つき、回路規模を小さくすることができる。
タレース映像信号を記憶させ、異なる2本のラインの映
像信号を同時に第1、第2の出力部に読出すことができ
る記憶回路を設けることにより、映像信号を1ライン分
遅延させるための記憶回路を不要としているので、イ
ンタレース映像信号の、ライン間を補間してなるノンイ
ンタレース映像信号への変換、インタレース映像信号
の、このインタレース映像信号による映像を垂直方向に
拡大した映像を表示できるノンインタレース映像信号へ
の変換、又は、インタレース映像信号の、このインタ
レース映像信号による映像を垂直方向に縮小した映像を
表示できるノンインタレース映像信号への変換のうち、
いずれか1種の変換、又は、いずれか2種の変換、又
は、全部の変換を行うことができる映像信号変換装置に
つき、回路規模を小さくすることができる。
【0122】また、本発明中、第2の発明によれば、イ
ンタレース映像信号を第1のノンインタレース映像信号
に変換し、更に、この第1のノンインタレース映像信号
を、この第1のノンインタレース映像信号による映像を
垂直方向に拡大又は縮小した映像を表示できる第2のノ
ンインタレース映像信号に変換することができる。
ンタレース映像信号を第1のノンインタレース映像信号
に変換し、更に、この第1のノンインタレース映像信号
を、この第1のノンインタレース映像信号による映像を
垂直方向に拡大又は縮小した映像を表示できる第2のノ
ンインタレース映像信号に変換することができる。
【0123】ここに、たとえば、制御回路は、記憶回路
に第1のノンインタレース映像信号を書込み、第1の出
力部に、記憶回路に書込んだ映像信号を書込んだ順に、
かつ、所定のラインの映像信号については複数回続け
て、書込み速度と同一の速度で読出すと共に、第2の出
力部に、第1の出力部に読出される次のラインの映像信
号を読出すように、記憶回路に対して書込みアドレス及
び読出しアドレスを与え、演算回路は、{(1−重み係
数)×第1の出力部に読出される映像信号+重み係数×
第2の出力部に読出される映像信号}なる演算を任意の
手順で行うことができるように構成する場合には、第2
のノンインタレース映像信号として、第1のノンインタ
レース映像信号による映像を垂直方向に拡大した映像を
表示できるノンインタレース映像信号を生成することが
できる。
に第1のノンインタレース映像信号を書込み、第1の出
力部に、記憶回路に書込んだ映像信号を書込んだ順に、
かつ、所定のラインの映像信号については複数回続け
て、書込み速度と同一の速度で読出すと共に、第2の出
力部に、第1の出力部に読出される次のラインの映像信
号を読出すように、記憶回路に対して書込みアドレス及
び読出しアドレスを与え、演算回路は、{(1−重み係
数)×第1の出力部に読出される映像信号+重み係数×
第2の出力部に読出される映像信号}なる演算を任意の
手順で行うことができるように構成する場合には、第2
のノンインタレース映像信号として、第1のノンインタ
レース映像信号による映像を垂直方向に拡大した映像を
表示できるノンインタレース映像信号を生成することが
できる。
【0124】また、たとえば、制御回路は、記憶回路に
第1のノンインタレース映像信号を書込み、第1の出力
部に、記憶回路に書込んだ映像信号を書込んだ順に、か
つ、所定のラインの映像信号については読出さないよう
に、書込み速度と同一の速度で読出すと共に、第2の出
力部に、第1の出力部に読出される次のラインの映像信
号を読出すように、記憶回路に対して書込みアドレス及
び読出しアドレスを供給し、演算回路は、{(1−重み
係数)×第1の出力部に読出される映像信号+重み係数
×第2の出力部に読出される映像信号}なる演算を任意
の手順で行うことができるように構成する場合には、第
2のノンインタレース映像信号として、第1のノンイン
タレース映像信号による映像を垂直方向に縮小した映像
を表示できるノンインタレース映像信号を生成すること
ができる。
第1のノンインタレース映像信号を書込み、第1の出力
部に、記憶回路に書込んだ映像信号を書込んだ順に、か
つ、所定のラインの映像信号については読出さないよう
に、書込み速度と同一の速度で読出すと共に、第2の出
力部に、第1の出力部に読出される次のラインの映像信
号を読出すように、記憶回路に対して書込みアドレス及
び読出しアドレスを供給し、演算回路は、{(1−重み
係数)×第1の出力部に読出される映像信号+重み係数
×第2の出力部に読出される映像信号}なる演算を任意
の手順で行うことができるように構成する場合には、第
2のノンインタレース映像信号として、第1のノンイン
タレース映像信号による映像を垂直方向に縮小した映像
を表示できるノンインタレース映像信号を生成すること
ができる。
【0125】ここに、この第2の発明においては、走査
変換回路から出力される第1のノンインタレース映像信
号を記憶させ、異なる2本のラインの映像信号を同時に
第1、第2の出力部に読出すことができる記憶回路を設
けることにより、映像信号を1ライン分遅延させるため
の記憶回路を不要としているので、インタレース映像信
号を第1のノンインタレース映像信号に変換し、更に、
この第1のノンインタレース映像信号を、この第1のノ
ンインタレース映像信号による映像を垂直方向に拡大し
た映像を表示できる第2のノンインタレース映像信号へ
の変換、又は、インタレース映像信号を第1のノンイン
タレース映像信号に変換し、更に、この第1のノンイン
タレース映像信号を、この第1のノンインタレース映像
信号による映像を垂直方向に縮小した映像を表示できる
第2のノンインタレース映像信号への変換のうち、いず
れか1種の変換、又は、両方の変換を行うことができる
映像信号変換装置につき、回路規模を小さくすることが
できる。
変換回路から出力される第1のノンインタレース映像信
号を記憶させ、異なる2本のラインの映像信号を同時に
第1、第2の出力部に読出すことができる記憶回路を設
けることにより、映像信号を1ライン分遅延させるため
の記憶回路を不要としているので、インタレース映像信
号を第1のノンインタレース映像信号に変換し、更に、
この第1のノンインタレース映像信号を、この第1のノ
ンインタレース映像信号による映像を垂直方向に拡大し
た映像を表示できる第2のノンインタレース映像信号へ
の変換、又は、インタレース映像信号を第1のノンイン
タレース映像信号に変換し、更に、この第1のノンイン
タレース映像信号を、この第1のノンインタレース映像
信号による映像を垂直方向に縮小した映像を表示できる
第2のノンインタレース映像信号への変換のうち、いず
れか1種の変換、又は、両方の変換を行うことができる
映像信号変換装置につき、回路規模を小さくすることが
できる。
【0126】なお、インタレース映像信号を第1のノン
インタレース映像信号に変換する走査変換回路を第1の
発明の映像信号変換装置で構成する場合には、更に、回
路規模を小さくすることができる。
インタレース映像信号に変換する走査変換回路を第1の
発明の映像信号変換装置で構成する場合には、更に、回
路規模を小さくすることができる。
【0127】また、本発明中、第3の発明においては、
第1のノンインタレース映像信号を、垂直方向に拡大又
は縮小した映像を表示できる第2のノンインタレース映
像信号に変換することができる。
第1のノンインタレース映像信号を、垂直方向に拡大又
は縮小した映像を表示できる第2のノンインタレース映
像信号に変換することができる。
【0128】ここに、たとえば、制御回路は、記憶回路
に第1のノンインタレース映像信号を書込み、第1の出
力部に、記憶回路に書込んだ映像信号を書込んだ順に、
かつ、所定のラインの映像信号については複数回続け
て、書込み速度と同一の速度で読出すと共に、第2の出
力部に、第1の出力部に読出される次のラインの映像信
号を読出すように、記憶回路に対して書込みアドレス及
び読出しアドレスを与え、演算回路は、{(1−重み係
数)×第1の出力部に読出される映像信号+重み係数×
第2の出力部に読出される映像信号}なる演算を任意の
手順で行うことができるように構成する場合には、第2
のノンインタレース映像信号として、第1のノンインタ
レース映像信号による映像を垂直方向に拡大した映像を
表示できるノンインタレース映像信号を生成することが
できる。
に第1のノンインタレース映像信号を書込み、第1の出
力部に、記憶回路に書込んだ映像信号を書込んだ順に、
かつ、所定のラインの映像信号については複数回続け
て、書込み速度と同一の速度で読出すと共に、第2の出
力部に、第1の出力部に読出される次のラインの映像信
号を読出すように、記憶回路に対して書込みアドレス及
び読出しアドレスを与え、演算回路は、{(1−重み係
数)×第1の出力部に読出される映像信号+重み係数×
第2の出力部に読出される映像信号}なる演算を任意の
手順で行うことができるように構成する場合には、第2
のノンインタレース映像信号として、第1のノンインタ
レース映像信号による映像を垂直方向に拡大した映像を
表示できるノンインタレース映像信号を生成することが
できる。
【0129】また、たとえば、制御回路は、記憶回路に
第1のノンインタレース映像信号を書込み、第1の出力
部に、記憶回路に書込んだ映像信号を書込んだ順に、か
つ、所定のラインの映像信号については読出さないよう
に、書込み速度と同一の速度で読出すと共に、第2の出
力部に、第1の出力部に読出される次のラインの映像信
号を読出すように、記憶回路に対して書込みアドレス及
び読出しアドレスを与え、演算回路は、{(1−重み係
数)×第1の出力部に読出される映像信号+重み係数×
第2の出力部に読出される映像信号}なる演算を任意の
手順で行うことができるように構成する場合には、第2
のノンインタレース映像信号として、第1のノンインタ
レース映像信号による映像を垂直方向に縮小した映像を
表示できるノンインタレース映像信号を生成することが
できる。
第1のノンインタレース映像信号を書込み、第1の出力
部に、記憶回路に書込んだ映像信号を書込んだ順に、か
つ、所定のラインの映像信号については読出さないよう
に、書込み速度と同一の速度で読出すと共に、第2の出
力部に、第1の出力部に読出される次のラインの映像信
号を読出すように、記憶回路に対して書込みアドレス及
び読出しアドレスを与え、演算回路は、{(1−重み係
数)×第1の出力部に読出される映像信号+重み係数×
第2の出力部に読出される映像信号}なる演算を任意の
手順で行うことができるように構成する場合には、第2
のノンインタレース映像信号として、第1のノンインタ
レース映像信号による映像を垂直方向に縮小した映像を
表示できるノンインタレース映像信号を生成することが
できる。
【0130】ここに、この第3の発明においては、第1
のノンインタレース映像信号を記憶させ、異なる2本の
ラインの映像信号を同時に第1、第2の出力部に読出す
ことができる記憶回路を設けることにより、映像信号を
1ライン分遅延させるための記憶回路を不要としている
ので、第1のノンインタレース映像信号の、この第1の
ノンインタレース映像信号による映像を垂直方向に拡大
した映像を表示できる第2のノンインタレース映像信号
への変換、又は、第1のノンインタレース映像信号の、
この第1のノンインタレース映像信号による映像を垂直
方向に縮小した映像を表示できる第2のノンインタレー
ス映像信号への変換のうち、いずれか1種の変換、又
は、両方の変換を行うことができる映像信号変換装置に
つき、回路規模を小さくすることができる。
のノンインタレース映像信号を記憶させ、異なる2本の
ラインの映像信号を同時に第1、第2の出力部に読出す
ことができる記憶回路を設けることにより、映像信号を
1ライン分遅延させるための記憶回路を不要としている
ので、第1のノンインタレース映像信号の、この第1の
ノンインタレース映像信号による映像を垂直方向に拡大
した映像を表示できる第2のノンインタレース映像信号
への変換、又は、第1のノンインタレース映像信号の、
この第1のノンインタレース映像信号による映像を垂直
方向に縮小した映像を表示できる第2のノンインタレー
ス映像信号への変換のうち、いずれか1種の変換、又
は、両方の変換を行うことができる映像信号変換装置に
つき、回路規模を小さくすることができる。
【0131】なお、第1、第2及び第3の発明において
は、制御回路は、演算回路において第1ラインの映像信
号を生成する場合には、初期値の選択により、整数から
なる読出しアドレスのうちの垂直アドレスと、小数から
なる重み係数とを出力し、その他のラインの映像信号を
生成する場合には、変換動作の種類によって設定される
一定の数値と、現に出力している垂直アドレス及び重み
係数とを加算し、この加算結果のうち、整数部分を記憶
回路から次に出力するラインの垂直アドレスとして出力
し、小数部分を次に出力するラインの映像信号を演算す
る場合の重み係数として出力するように構成することが
でき、このようにする場合には、記憶回路に与える読出
しアドレスのうちの垂直アドレスのアドレッシングの容
易化を図ることができる。
は、制御回路は、演算回路において第1ラインの映像信
号を生成する場合には、初期値の選択により、整数から
なる読出しアドレスのうちの垂直アドレスと、小数から
なる重み係数とを出力し、その他のラインの映像信号を
生成する場合には、変換動作の種類によって設定される
一定の数値と、現に出力している垂直アドレス及び重み
係数とを加算し、この加算結果のうち、整数部分を記憶
回路から次に出力するラインの垂直アドレスとして出力
し、小数部分を次に出力するラインの映像信号を演算す
る場合の重み係数として出力するように構成することが
でき、このようにする場合には、記憶回路に与える読出
しアドレスのうちの垂直アドレスのアドレッシングの容
易化を図ることができる。
【0132】第4の発明 第4の発明においては、表示手段に対してノンインタレ
ース映像信号を供給する映像信号変換装置として、第
1、第2又は第3の発明の映像信号変換装置を備えると
しているので、回路規模を小さくすることができる。
ース映像信号を供給する映像信号変換装置として、第
1、第2又は第3の発明の映像信号変換装置を備えると
しているので、回路規模を小さくすることができる。
【0133】
【実施例】以下、図1〜図49を参照して、本発明の第
1実施例〜第9実施例について説明する。
1実施例〜第9実施例について説明する。
【0134】第1実施例・・図1〜図9 図1は、本発明の第1実施例を示す回路図であり、この
第1実施例は、インタレース映像信号を、ライン間を補
間してなるノンインタレース映像信号に変換するもので
ある。
第1実施例は、インタレース映像信号を、ライン間を補
間してなるノンインタレース映像信号に変換するもので
ある。
【0135】図1中、63はデジタル化されたインタレ
ース映像信号DINTが入力される映像信号入力端子、6
4はインタレース映像信号DINT用の垂直同期信号V
SYNC-Aが入力される垂直同期信号入力端子、65はイン
タレース映像信号DINT用の水平同期信号HSYNC-Aが入
力される水平同期信号入力端子である。
ース映像信号DINTが入力される映像信号入力端子、6
4はインタレース映像信号DINT用の垂直同期信号V
SYNC-Aが入力される垂直同期信号入力端子、65はイン
タレース映像信号DINT用の水平同期信号HSYNC-Aが入
力される水平同期信号入力端子である。
【0136】また、66は重み係数増分Δαが入力され
る重み係数増分入力端子であり、この例では、重み係数
増分Δαとして、1/2が入力される。
る重み係数増分入力端子であり、この例では、重み係数
増分Δαとして、1/2が入力される。
【0137】また、67は映像信号入力端子63に入力
されるインタレース映像信号DINTについて、第1フィ
ールドか、第2フィールドかを判別するフィールド判別
信号FDISが入力されるフィールド判別信号入力端子、
68はクロック信号CLK1が入力されるクロック信号
入力端子、69はクロック信号CLK1の2倍の周波数
のクロック信号CLK2が入力されるクロック信号入力
端子である。
されるインタレース映像信号DINTについて、第1フィ
ールドか、第2フィールドかを判別するフィールド判別
信号FDISが入力されるフィールド判別信号入力端子、
68はクロック信号CLK1が入力されるクロック信号
入力端子、69はクロック信号CLK1の2倍の周波数
のクロック信号CLK2が入力されるクロック信号入力
端子である。
【0138】また、70は映像信号入力端子63に入力
されるインタレース映像信号DINTを対象として、1フ
ィールド分の映像信号を一時的に記憶させるためのフィ
ールドバッファである。
されるインタレース映像信号DINTを対象として、1フ
ィールド分の映像信号を一時的に記憶させるためのフィ
ールドバッファである。
【0139】このフィールドバッファ70は、1系統の
書込みポートと2系統の読出しポートとを有しており、
異なるラインの映像信号をドット順に同時に読み出すこ
とができるように構成されており、70Aは第1読出し
ポートの映像信号出力端子、70Bは第2読出しポート
の映像信号出力端子、D70Aは映像信号出力端子70
Aに出力される映像信号、D70Bは映像信号出力端子
70Bに出力される映像信号である。
書込みポートと2系統の読出しポートとを有しており、
異なるラインの映像信号をドット順に同時に読み出すこ
とができるように構成されており、70Aは第1読出し
ポートの映像信号出力端子、70Bは第2読出しポート
の映像信号出力端子、D70Aは映像信号出力端子70
Aに出力される映像信号、D70Bは映像信号出力端子
70Bに出力される映像信号である。
【0140】また、このフィールドバッファ70は、書
込みポート側にクロック信号CLK1が与えられると共
に、読出しポート側にクロック信号CLK2が与えら
れ、書込みはクロック信号CLK1に同期して行われ、
読出しは、クロック信号CLK2に同期して行われるよ
うにされている。
込みポート側にクロック信号CLK1が与えられると共
に、読出しポート側にクロック信号CLK2が与えら
れ、書込みはクロック信号CLK1に同期して行われ、
読出しは、クロック信号CLK2に同期して行われるよ
うにされている。
【0141】また、71はフィールドバッファ70の映
像信号出力端子70A、70Bから出力される映像信号
D70A、D70Bを演算処理して、ノンインタレース
映像信号DNON-INTを生成する演算回路である。
像信号出力端子70A、70Bから出力される映像信号
D70A、D70Bを演算処理して、ノンインタレース
映像信号DNON-INTを生成する演算回路である。
【0142】この演算回路71において、72は映像信
号D70Bから映像信号D70Aを減算する減算器、7
3は減算器72から出力される映像信号D72と重み係
数αとを乗算する乗算器、74は乗算器73から出力さ
れる映像信号D73と映像信号D70Aとを加算して、
ノンインタレース映像信号DNON-INTを出力する加算器
である。
号D70Bから映像信号D70Aを減算する減算器、7
3は減算器72から出力される映像信号D72と重み係
数αとを乗算する乗算器、74は乗算器73から出力さ
れる映像信号D73と映像信号D70Aとを加算して、
ノンインタレース映像信号DNON-INTを出力する加算器
である。
【0143】即ち、この演算回路71においては、映像
信号D70A、D70Bについて、{重み係数α×(映
像信号D70B−映像信号D70A)+映像信号D70
A}なる演算が行われ、ノンインタレース映像信号D
NON-INTが生成される。
信号D70A、D70Bについて、{重み係数α×(映
像信号D70B−映像信号D70A)+映像信号D70
A}なる演算が行われ、ノンインタレース映像信号D
NON-INTが生成される。
【0144】また、75は垂直同期信号VSYNC-A、水平
同期信号HSYNC-A及びクロック信号CLK1を入力して
書込みアドレス信号ADDWRAを出力し、インタレース
映像信号DINTのフィールドバッファ70に対する書込
みを制御する書込み制御回路である。
同期信号HSYNC-A及びクロック信号CLK1を入力して
書込みアドレス信号ADDWRAを出力し、インタレース
映像信号DINTのフィールドバッファ70に対する書込
みを制御する書込み制御回路である。
【0145】この書込み制御回路75から出力される書
込みアドレス信号ADDWRAは、垂直アドレスADD
WRA-Vと、水平アドレスADDWRA-Hとから構成され、垂
直アドレスADDWRA-Vは、水平同期信号HSYNC-Aの立
ち下がりを検出すると1番地進み、垂直同期信号V
SYNC-Aの立ち下がりを検出するとリセットされ、水平ア
ドレスADDWRA-Hは、クロック信号CLK1の立ち上
がりを検出すると1番地進み、水平同期信号HSYNC-Aの
立ち下がりを検出するとリセットされる。
込みアドレス信号ADDWRAは、垂直アドレスADD
WRA-Vと、水平アドレスADDWRA-Hとから構成され、垂
直アドレスADDWRA-Vは、水平同期信号HSYNC-Aの立
ち下がりを検出すると1番地進み、垂直同期信号V
SYNC-Aの立ち下がりを検出するとリセットされ、水平ア
ドレスADDWRA-Hは、クロック信号CLK1の立ち上
がりを検出すると1番地進み、水平同期信号HSYNC-Aの
立ち下がりを検出するとリセットされる。
【0146】また、76は垂直同期信号VSYNC-A、水平
同期信号HSYNC-A、重み係数増分Δα、フィールド判別
信号FDIS及びクロック信号CLK2を入力し、フィー
ルドバッファ70の第1読出しポート側に与えるべき読
出しアドレスADDRDAのうち、垂直アドレスADD
RDA-V、及び、ノンインタレース映像信号DNON-INT用の
垂直同期信号VSYNC-B及び水平同期信号HSYNC-Bを出力
すると共に、加算器73に与えるべき重み係数αを出力
する重み係数生成回路である。
同期信号HSYNC-A、重み係数増分Δα、フィールド判別
信号FDIS及びクロック信号CLK2を入力し、フィー
ルドバッファ70の第1読出しポート側に与えるべき読
出しアドレスADDRDAのうち、垂直アドレスADD
RDA-V、及び、ノンインタレース映像信号DNON-INT用の
垂直同期信号VSYNC-B及び水平同期信号HSYNC-Bを出力
すると共に、加算器73に与えるべき重み係数αを出力
する重み係数生成回路である。
【0147】また、77は重み係数生成回路76から出
力される垂直アドレスADDRDA-Vに1を加算して、垂
直アドレスADDRDA-Vの1番地先の垂直アドレスAD
DRDA -V”を生成する加算器であり、この垂直アドレス
ADDRDA-V”は、フィールドバッファ70の第2読出
しポート側に与えられる。
力される垂直アドレスADDRDA-Vに1を加算して、垂
直アドレスADDRDA-Vの1番地先の垂直アドレスAD
DRDA -V”を生成する加算器であり、この垂直アドレス
ADDRDA-V”は、フィールドバッファ70の第2読出
しポート側に与えられる。
【0148】また、78は垂直同期信号VSYNC-A、水平
同期信号HSYNC-A及びクロック信号CLK2を入力し、
フィールドバッファ70の第1、第2読出しポートに読
出しアドレスADDRDA、ADDRDA”のうち、水平アド
レスを与える読出し制御回路であり、この第2実施例で
は、第1、第2読出しポートには同一の水平アドレスA
DDRDA-Hが与えられる。
同期信号HSYNC-A及びクロック信号CLK2を入力し、
フィールドバッファ70の第1、第2読出しポートに読
出しアドレスADDRDA、ADDRDA”のうち、水平アド
レスを与える読出し制御回路であり、この第2実施例で
は、第1、第2読出しポートには同一の水平アドレスA
DDRDA-Hが与えられる。
【0149】ここに、書込み制御回路75、重み係数生
成回路76、加算器77及び読出し制御回路78は、全
体として、フィールドバッファ70を制御する制御回路
を構成する。
成回路76、加算器77及び読出し制御回路78は、全
体として、フィールドバッファ70を制御する制御回路
を構成する。
【0150】また、図2は重み係数生成回路76の垂直
アドレスADDRDA-V及び重み係数αを生成する部分の
構成を示す回路図である。
アドレスADDRDA-V及び重み係数αを生成する部分の
構成を示す回路図である。
【0151】図2中、80は加算器であり、この加算器
80は、図3に示すように、整数部分8ビット、小数部
分8ビットの16ビットからなる重み係数増分Δαと、
整数部分8ビットからなる垂直アドレスADDRDA-V及
び小数部分8ビットからなる重み係数αとを加算し、こ
の加算結果のうち、整数部分8ビットを次のラインの垂
直アドレスADDRDA-Vとして出力し、小数部分8ビッ
トを次のラインの映像信号を生成するための重み係数α
として出力するものである。
80は、図3に示すように、整数部分8ビット、小数部
分8ビットの16ビットからなる重み係数増分Δαと、
整数部分8ビットからなる垂直アドレスADDRDA-V及
び小数部分8ビットからなる重み係数αとを加算し、こ
の加算結果のうち、整数部分8ビットを次のラインの垂
直アドレスADDRDA-Vとして出力し、小数部分8ビッ
トを次のラインの映像信号を生成するための重み係数α
として出力するものである。
【0152】また、81はフィールド判別信号FDISを
入力して初期値を生成する初期値生成回路であり、この
初期値生成回路81は、フィールド判別信号FDIS=
「0」の場合、初期値として0を出力し、フィールド判
別信号FDIS=「1」の場合、初期値として1/2を出
力する。
入力して初期値を生成する初期値生成回路であり、この
初期値生成回路81は、フィールド判別信号FDIS=
「0」の場合、初期値として0を出力し、フィールド判
別信号FDIS=「1」の場合、初期値として1/2を出
力する。
【0153】また、82は垂直同期信号VSYNC-Aを選択
制御信号として、加算器80の出力と初期値生成回路8
1から出力される初期値とを選択して出力するセレクタ
であり、このセレクタ82は、垂直同期信号VSYNC-A=
「0」の場合、入力端子Bを選択し、垂直同期信号V
SYNC-A=「1」の場合には、入力端子Aを選択する。
制御信号として、加算器80の出力と初期値生成回路8
1から出力される初期値とを選択して出力するセレクタ
であり、このセレクタ82は、垂直同期信号VSYNC-A=
「0」の場合、入力端子Bを選択し、垂直同期信号V
SYNC-A=「1」の場合には、入力端子Aを選択する。
【0154】また、83は水平同期信号HSYNC-Aをクロ
ック信号としてラッチ動作を行うDフリップフロップ回
路であり、正相出力端子Qに垂直アドレスADDRDA-V
及び重み係数αが出力される。
ック信号としてラッチ動作を行うDフリップフロップ回
路であり、正相出力端子Qに垂直アドレスADDRDA-V
及び重み係数αが出力される。
【0155】ここに、図4は、この重み係数生成回路7
6の動作を示すタイミングチャートであり、図4Aは垂
直同期信号VSYNC-B、図4Bは水平同期信号HSYNC-B、
図4Cはフィールド判別信号FDIS、図4Dは初期値生
成回路81から出力される初期値、図4EはDフリップ
フロップ回路83から出力される垂直アドレスADD
RDA-V、図4FはDフリップフロップ回路83から出力
される重み係数αを示している。
6の動作を示すタイミングチャートであり、図4Aは垂
直同期信号VSYNC-B、図4Bは水平同期信号HSYNC-B、
図4Cはフィールド判別信号FDIS、図4Dは初期値生
成回路81から出力される初期値、図4EはDフリップ
フロップ回路83から出力される垂直アドレスADD
RDA-V、図4FはDフリップフロップ回路83から出力
される重み係数αを示している。
【0156】また、図5、図6は重み係数生成回路76
の加算器80で行われる加算の一部を2進数で示す図で
あり、図5は第1フィールドに対応するフレームの場
合、図6は第2フィールドに対応するフレームの場合を
示している。
の加算器80で行われる加算の一部を2進数で示す図で
あり、図5は第1フィールドに対応するフレームの場
合、図6は第2フィールドに対応するフレームの場合を
示している。
【0157】即ち、第1フィールドに対応するフレーム
の場合、フィールド判別信号FDIS=「0」で、初期値
=0とされるので、第1ラインの水平同期信号HSYNC-B
が立ち下がった場合には、Dフリップフロップ回路83
の出力=0となり、第1水平期間においては、垂直アド
レスADDRDA-Vとして0が出力され、重み係数αとし
て0が出力される。
の場合、フィールド判別信号FDIS=「0」で、初期値
=0とされるので、第1ラインの水平同期信号HSYNC-B
が立ち下がった場合には、Dフリップフロップ回路83
の出力=0となり、第1水平期間においては、垂直アド
レスADDRDA-Vとして0が出力され、重み係数αとし
て0が出力される。
【0158】したがって、この場合には、加算器80に
おいては、{1/2(重み係数増分Δα)+0(Dフリ
ップフロップ回路83の出力)}なる加算が行われ、こ
の加算結果として1/2が出力されるので、第2水平期
間においては、垂直アドレスADDRDA-Vとして0が出
力され、重み係数αとして1/2が出力される。
おいては、{1/2(重み係数増分Δα)+0(Dフリ
ップフロップ回路83の出力)}なる加算が行われ、こ
の加算結果として1/2が出力されるので、第2水平期
間においては、垂直アドレスADDRDA-Vとして0が出
力され、重み係数αとして1/2が出力される。
【0159】したがって、この場合には、加算器80に
おいては、{1/2(重み係数増分Δα)+1/2(D
フリップフロップ回路83の出力)}なる加算が行わ
れ、この加算結果として2/2=1が出力されるので、
第3水平期間においては、垂直アドレスADDRDA-Vと
して1が出力され、重み係数αとして0が出力される。
おいては、{1/2(重み係数増分Δα)+1/2(D
フリップフロップ回路83の出力)}なる加算が行わ
れ、この加算結果として2/2=1が出力されるので、
第3水平期間においては、垂直アドレスADDRDA-Vと
して1が出力され、重み係数αとして0が出力される。
【0160】したがって、この場合には、加算器80に
おいては、{1/2(重み係数増分Δα)+2/2(D
フリップフロップ回路83の出力)}なる加算が行わ
れ、この加算結果として3/2=1・1/2が出力され
るので、第4水平期間においては、垂直アドレスADD
RDA-Vとして1が出力され、重み係数αとして1/2が
出力される。
おいては、{1/2(重み係数増分Δα)+2/2(D
フリップフロップ回路83の出力)}なる加算が行わ
れ、この加算結果として3/2=1・1/2が出力され
るので、第4水平期間においては、垂直アドレスADD
RDA-Vとして1が出力され、重み係数αとして1/2が
出力される。
【0161】このように、重み係数生成回路76におい
ては、第1フィールドに対応するフレームの場合、第1
水平期間→第2水平期間→第3水平期間→第4水平期間
→第5水平期間→第6水平期間→第7水平期間→第8水
平期間・・・と変化すると、垂直アドレスADDRDA-V
は、0番地→0番地→1番地→1番地→2番地→2番地
→3番地→3番地・・・と変化し、重み係数αは、0→
1/2→0→1/2→0→1/2→0→1/2・・・と
変化する。
ては、第1フィールドに対応するフレームの場合、第1
水平期間→第2水平期間→第3水平期間→第4水平期間
→第5水平期間→第6水平期間→第7水平期間→第8水
平期間・・・と変化すると、垂直アドレスADDRDA-V
は、0番地→0番地→1番地→1番地→2番地→2番地
→3番地→3番地・・・と変化し、重み係数αは、0→
1/2→0→1/2→0→1/2→0→1/2・・・と
変化する。
【0162】即ち、垂直アドレスADDRDA-Vは、水平
期間を単位として、0番地から順に同一のアドレスが2
回ずつ出力されると共に、重み係数αは、水平期間を単
位として、0、1/2が0を先頭値として繰り返して出
力される。
期間を単位として、0番地から順に同一のアドレスが2
回ずつ出力されると共に、重み係数αは、水平期間を単
位として、0、1/2が0を先頭値として繰り返して出
力される。
【0163】これに対して、第2フィールドに対応する
フレームの場合、フィールド判別信号FDIS=「1」
で、初期値=1/2とされるので、第1ラインの水平同
期信号HSYNC-Bが立ち下がった場合には、Dフリップフ
ロップ回路83の出力=1/2となり、第1水平期間に
おいては、垂直アドレスADDRDA-Vとして0が出力さ
れ、重み係数αとして1/2が出力される。
フレームの場合、フィールド判別信号FDIS=「1」
で、初期値=1/2とされるので、第1ラインの水平同
期信号HSYNC-Bが立ち下がった場合には、Dフリップフ
ロップ回路83の出力=1/2となり、第1水平期間に
おいては、垂直アドレスADDRDA-Vとして0が出力さ
れ、重み係数αとして1/2が出力される。
【0164】したがって、この場合には、加算器80に
おいては、{1/2(重み係数増分Δα)+1/2(D
フリップフロップ回路83の出力)}なる加算が行わ
れ、この加算結果として2/2=1が出力されるので、
第2水平期間においては、垂直アドレスADDRDA-Vと
して1が出力され、重み係数αとして0が出力される。
おいては、{1/2(重み係数増分Δα)+1/2(D
フリップフロップ回路83の出力)}なる加算が行わ
れ、この加算結果として2/2=1が出力されるので、
第2水平期間においては、垂直アドレスADDRDA-Vと
して1が出力され、重み係数αとして0が出力される。
【0165】したがって、この場合には、加算器80に
おいては、{1/2(重み係数増分Δα)+2/2(D
フリップフロップ回路83の出力)}なる加算が行わ
れ、この加算結果として3/2=1・1/2が出力され
るので、第3水平期間においては、垂直アドレスADD
RDA-Vとして1が出力され、重み係数αとして1/2が
出力される。
おいては、{1/2(重み係数増分Δα)+2/2(D
フリップフロップ回路83の出力)}なる加算が行わ
れ、この加算結果として3/2=1・1/2が出力され
るので、第3水平期間においては、垂直アドレスADD
RDA-Vとして1が出力され、重み係数αとして1/2が
出力される。
【0166】したがって、この場合には、加算器80に
おいては、1/2(重み係数増分Δα)+3/2(Dフ
リップフロップ回路83の出力)なる加算が行われ、こ
の加算結果として4/2=2が出力されるので、第4水
平期間においては、ラインアドレスADDRDA-Vとして
2が出力され、重み係数αとして0が出力される。
おいては、1/2(重み係数増分Δα)+3/2(Dフ
リップフロップ回路83の出力)なる加算が行われ、こ
の加算結果として4/2=2が出力されるので、第4水
平期間においては、ラインアドレスADDRDA-Vとして
2が出力され、重み係数αとして0が出力される。
【0167】このように、重み係数生成回路76におい
ては、第2フィールドに対応するフレームの場合、第1
水平期間→第2水平期間→第3水平期間→第4水平期間
→第5水平期間→第6水平期間→第7水平期間・・・と
変化すると、垂直アドレスADDRDA-Vは、0→1→1
→2→2→3→3・・・と変化し、重み係数αは、1/
2→0→1/2→0→1/2→0→1/2・・・と変化
する。
ては、第2フィールドに対応するフレームの場合、第1
水平期間→第2水平期間→第3水平期間→第4水平期間
→第5水平期間→第6水平期間→第7水平期間・・・と
変化すると、垂直アドレスADDRDA-Vは、0→1→1
→2→2→3→3・・・と変化し、重み係数αは、1/
2→0→1/2→0→1/2→0→1/2・・・と変化
する。
【0168】即ち、垂直アドレスADDRDA-Vは、水平
期間を単位として、0番地を1回出力した後、1番地か
ら順に同一のアドレスが2回ずつ出力されると共に、重
み係数αは、水平期間を単位として、1/2、0が1/
2を先頭値として繰り返して出力される。
期間を単位として、0番地を1回出力した後、1番地か
ら順に同一のアドレスが2回ずつ出力されると共に、重
み係数αは、水平期間を単位として、1/2、0が1/
2を先頭値として繰り返して出力される。
【0169】図7は、この第1実施例の垂直方向の動作
を示すタイミングチャートであり、破線85は同一時刻
を示しており、紙面の広さの都合上、図7E〜図7L
は、図7A〜図7Dに対して、一垂直期間TVだけ時刻
を前にずらして記載している。
を示すタイミングチャートであり、破線85は同一時刻
を示しており、紙面の広さの都合上、図7E〜図7L
は、図7A〜図7Dに対して、一垂直期間TVだけ時刻
を前にずらして記載している。
【0170】ここに、図7Aは垂直同期信号VSYNC-A、
図7Bは水平同期信号HSYNC-Aを示しており、垂直同期
信号VSYNC-Aのローレベル期間は一水平期間とされてい
る。
図7Bは水平同期信号HSYNC-Aを示しており、垂直同期
信号VSYNC-Aのローレベル期間は一水平期間とされてい
る。
【0171】また、図7Cはインタレース映像信号D
INTを示しており、第1フィールドの場合、奇数ライン
の映像信号が第1ラインの映像信号N1から順に入力さ
れ、第2フィールドの場合には、偶数ラインの映像信号
が第0ラインの映像信号N0から順に入力される。
INTを示しており、第1フィールドの場合、奇数ライン
の映像信号が第1ラインの映像信号N1から順に入力さ
れ、第2フィールドの場合には、偶数ラインの映像信号
が第0ラインの映像信号N0から順に入力される。
【0172】また、図7Dは書込み制御回路75から出
力される書込みアドレスADDWRAのうち、垂直アドレ
スADDWRA-Vを示しており、第1フィールドの場合に
おいても、第2フィールドの場合においても、0番地→
1番地→2番地→・・・→524番地の順に出力され
る。
力される書込みアドレスADDWRAのうち、垂直アドレ
スADDWRA-Vを示しており、第1フィールドの場合に
おいても、第2フィールドの場合においても、0番地→
1番地→2番地→・・・→524番地の順に出力され
る。
【0173】したがって、第1フィールドの場合に入力
される第1ラインの映像信号N1、第3ラインの映像信
号N3、第5ラインの映像信号N5・・・第525ライ
ンの映像信号N525は、それぞれ、0番地、1番地、
2番地・・・524番地の垂直アドレスに書き込まれ
る。
される第1ラインの映像信号N1、第3ラインの映像信
号N3、第5ラインの映像信号N5・・・第525ライ
ンの映像信号N525は、それぞれ、0番地、1番地、
2番地・・・524番地の垂直アドレスに書き込まれ
る。
【0174】また、第2フィールドの場合に入力される
第0ラインの映像信号N0、第2ラインの映像信号N
2、第4ラインの映像信号N4・・・第524ラインの
映像信号N524は、それぞれ、0番地、1番地、2番
地・・・524番地の垂直アドレスに書き込まれる。
第0ラインの映像信号N0、第2ラインの映像信号N
2、第4ラインの映像信号N4・・・第524ラインの
映像信号N524は、それぞれ、0番地、1番地、2番
地・・・524番地の垂直アドレスに書き込まれる。
【0175】また、図7Eは重み係数生成回路76から
出力される垂直同期信号VSYNC-Bを示しており、この垂
直同期信号VSYNC-Bは、垂直同期信号VSYNC-Aのローレ
ベル期間を1/2に短縮したものとされている。
出力される垂直同期信号VSYNC-Bを示しており、この垂
直同期信号VSYNC-Bは、垂直同期信号VSYNC-Aのローレ
ベル期間を1/2に短縮したものとされている。
【0176】また、図7Fは重み係数生成回路76から
出力される水平同期信号HSYNC-Bを示しており、この水
平同期信号HSYNC-Bは、水平同期信号HSYNC-Aの周期を
1/2に短縮したものとされている。
出力される水平同期信号HSYNC-Bを示しており、この水
平同期信号HSYNC-Bは、水平同期信号HSYNC-Aの周期を
1/2に短縮したものとされている。
【0177】また、図7Gは重み係数生成回路76から
出力される読出しアドレスADDRD Aのうち、フィール
ドバッファ70の第1読出しポート側に与えられる垂直
アドレスADDRDA-Vを示している。
出力される読出しアドレスADDRD Aのうち、フィール
ドバッファ70の第1読出しポート側に与えられる垂直
アドレスADDRDA-Vを示している。
【0178】この垂直アドレスADDRDA-Vは、前述し
たように、第1フィールドに対応するフレームの場合に
おいては、第1水平期間→第2水平期間→第3水平期間
→第4水平期間→第5水平期間→第6水平期間→第7水
平期間→第8水平期間・・・と変化すると、0番地→0
番地→1番地→1番地→2番地→2番地→3番地→3番
地・・・と変化する。
たように、第1フィールドに対応するフレームの場合に
おいては、第1水平期間→第2水平期間→第3水平期間
→第4水平期間→第5水平期間→第6水平期間→第7水
平期間→第8水平期間・・・と変化すると、0番地→0
番地→1番地→1番地→2番地→2番地→3番地→3番
地・・・と変化する。
【0179】また、第2フィールドに対応するフレーム
の場合においては、第1水平期間→第2水平期間→第3
水平期間→第4水平期間→第5水平期間→第6水平期間
→第7水平期間・・・と変化すると、垂直アドレスAD
DRDA-Vは、0番地→1番地→1番地→2番地→2番地
→3番地→3番地・・・と変化する。
の場合においては、第1水平期間→第2水平期間→第3
水平期間→第4水平期間→第5水平期間→第6水平期間
→第7水平期間・・・と変化すると、垂直アドレスAD
DRDA-Vは、0番地→1番地→1番地→2番地→2番地
→3番地→3番地・・・と変化する。
【0180】また、図7Hは加算器77から出力され、
フィールドバッファ70の第2読出しポート側に与えら
れる垂直アドレスADDRDA-V”を示しており、この垂
直アドレスADDRDA-V”は、前述したように、垂直ア
ドレスADDRDA-Vに1を加算したものとなる。
フィールドバッファ70の第2読出しポート側に与えら
れる垂直アドレスADDRDA-V”を示しており、この垂
直アドレスADDRDA-V”は、前述したように、垂直ア
ドレスADDRDA-Vに1を加算したものとなる。
【0181】即ち、垂直アドレスADDRDA-V”は、第
1フィールドに対応するフレームの場合においては、第
1水平期間→第2水平期間→第3水平期間→第4水平期
間→第5水平期間→第6水平期間→第7水平期間→第8
水平期間・・・と変化すると、1番地→1番地→2番地
→2番地→3番地→3番地→4番地→4番地・・・と変
化する。
1フィールドに対応するフレームの場合においては、第
1水平期間→第2水平期間→第3水平期間→第4水平期
間→第5水平期間→第6水平期間→第7水平期間→第8
水平期間・・・と変化すると、1番地→1番地→2番地
→2番地→3番地→3番地→4番地→4番地・・・と変
化する。
【0182】また、第2フィールドに対応するフレーム
の場合には、第1水平期間→第2水平期間→第3水平期
間→第4水平期間→第5水平期間→第6水平期間→第7
水平期間・・・と変化すると、1番地→2番地→2番地
→3番地→3番地→4番地→4番地・・と変化する。
の場合には、第1水平期間→第2水平期間→第3水平期
間→第4水平期間→第5水平期間→第6水平期間→第7
水平期間・・・と変化すると、1番地→2番地→2番地
→3番地→3番地→4番地→4番地・・と変化する。
【0183】したがって、フィールドバッファ70の第
1読出しポートの映像信号出力端子70Aから出力され
る映像信号D70Aは、図7Iに示すように、第1フィ
ールドに対応するフレームの場合には、第1ラインの映
像信号N1→第1ラインの映像信号N1→第3ラインの
映像信号N3→第3ラインの映像信号N3→第5ライン
の映像信号N5→第5ラインの映像信号N5・・・の順
に出力される。
1読出しポートの映像信号出力端子70Aから出力され
る映像信号D70Aは、図7Iに示すように、第1フィ
ールドに対応するフレームの場合には、第1ラインの映
像信号N1→第1ラインの映像信号N1→第3ラインの
映像信号N3→第3ラインの映像信号N3→第5ライン
の映像信号N5→第5ラインの映像信号N5・・・の順
に出力される。
【0184】また、第2フィールドに対応するフレーム
の場合には、第0ラインの映像信号N0→第2ラインの
映像信号N2→第2ラインの映像信号N2→第4ライン
の映像信号N4→第4ラインの映像信号N4→第6ライ
ンの映像信号N6・・・の順に出力される。
の場合には、第0ラインの映像信号N0→第2ラインの
映像信号N2→第2ラインの映像信号N2→第4ライン
の映像信号N4→第4ラインの映像信号N4→第6ライ
ンの映像信号N6・・・の順に出力される。
【0185】また、フィールドバッファ70の第2読出
しポートの映像信号出力端子70Bから出力される映像
信号D70Bは、図7Jに示すように、第1フィールド
に対応するフレームの場合には、第3ラインの映像信号
N3→第3ラインの映像信号N3→第5ラインの映像信
号N5→第7ラインの映像信号N7→第7ラインの映像
信号N7・・・の順に出力される。
しポートの映像信号出力端子70Bから出力される映像
信号D70Bは、図7Jに示すように、第1フィールド
に対応するフレームの場合には、第3ラインの映像信号
N3→第3ラインの映像信号N3→第5ラインの映像信
号N5→第7ラインの映像信号N7→第7ラインの映像
信号N7・・・の順に出力される。
【0186】また、第2フィールドに対応するフレーム
の場合には、第2ラインの映像信号N2→第4ラインの
映像信号N4→第4ラインの映像信号N4→第6ライン
の映像信号N6→第6ラインの映像信号N6→第8ライ
ンの映像信号N8→第8ラインの映像信号N8・・・の
順に出力される。
の場合には、第2ラインの映像信号N2→第4ラインの
映像信号N4→第4ラインの映像信号N4→第6ライン
の映像信号N6→第6ラインの映像信号N6→第8ライ
ンの映像信号N8→第8ラインの映像信号N8・・・の
順に出力される。
【0187】また、図7Kは重み係数生成回路76から
出力される重み係数αを示しており、この重み係数α
は、前述したように、第1フィールドに対応するフレー
ムの場合には、第1水平期間→第2水平期間→第3水平
期間→第4水平期間→第5水平期間→第6水平期間→第
7水平期間・・・と変化すると、0→1/2→0→1/
2→0→1/2→0・・・と変化する。
出力される重み係数αを示しており、この重み係数α
は、前述したように、第1フィールドに対応するフレー
ムの場合には、第1水平期間→第2水平期間→第3水平
期間→第4水平期間→第5水平期間→第6水平期間→第
7水平期間・・・と変化すると、0→1/2→0→1/
2→0→1/2→0・・・と変化する。
【0188】また、第2フィールドに対応するフレーム
の場合には、第1水平期間→第2水平期間→第3水平期
間→第4水平期間→第5水平期間→第6水平期間→第7
水平期間・・・と変化すると、1/2→0→1/2→0
→1/2→0→1/2・・・と変化する。
の場合には、第1水平期間→第2水平期間→第3水平期
間→第4水平期間→第5水平期間→第6水平期間→第7
水平期間・・・と変化すると、1/2→0→1/2→0
→1/2→0→1/2・・・と変化する。
【0189】また、図7Lは、演算回路71から出力さ
れるノンインタレース映像信号、即ち、この第1実施例
から出力されるノンインタレース映像信号DNON-INTを
示している。
れるノンインタレース映像信号、即ち、この第1実施例
から出力されるノンインタレース映像信号DNON-INTを
示している。
【0190】また、図8、図9は演算回路71で行われ
る演算の一部を示す図であり、図8は第1フィールドに
対応するフレームの場合、図9は第2フィールドに対応
するフレームの場合を示している。
る演算の一部を示す図であり、図8は第1フィールドに
対応するフレームの場合、図9は第2フィールドに対応
するフレームの場合を示している。
【0191】ここに、演算回路71においては、{重み
係数α×(映像信号D70B−映像信号70A)+映像
信号70A}なる演算が行われるので、第1フィールド
に対応するフレームの場合において、奇数ラインの映像
信号M2i-1が生成される場合には、重み係数αとして0
が出力され、{0(N2i+1−N2i-1)+N2i-1}なる演
算が行われ、映像信号M2i-1として、N2i-1が得られ
る。
係数α×(映像信号D70B−映像信号70A)+映像
信号70A}なる演算が行われるので、第1フィールド
に対応するフレームの場合において、奇数ラインの映像
信号M2i-1が生成される場合には、重み係数αとして0
が出力され、{0(N2i+1−N2i-1)+N2i-1}なる演
算が行われ、映像信号M2i-1として、N2i-1が得られ
る。
【0192】また、第1フィールドに対応するフレーム
の場合において、偶数ラインの映像信号M2iが生成され
る場合には、重み係数αとして1/2が出力され、{1
/2・(N2i+1−N2i-1)+N2i-1}なる演算が行わ
れ、映像信号M2iとして、1/2・N2i-1+1/2・N
2i+1が得られることになる。
の場合において、偶数ラインの映像信号M2iが生成され
る場合には、重み係数αとして1/2が出力され、{1
/2・(N2i+1−N2i-1)+N2i-1}なる演算が行わ
れ、映像信号M2iとして、1/2・N2i-1+1/2・N
2i+1が得られることになる。
【0193】また、第2フィールドに対応するフレーム
の場合において、奇数ラインの映像信号M2i-1が生成さ
れる場合には、重み係数αとして1/2が出力され、
{1/2・(N2i−N2i-2)+N2i-2}なる演算が行わ
れ、映像信号M2i-1として、1/2・N2i-2+1/2・
N2iが得られることになる。
の場合において、奇数ラインの映像信号M2i-1が生成さ
れる場合には、重み係数αとして1/2が出力され、
{1/2・(N2i−N2i-2)+N2i-2}なる演算が行わ
れ、映像信号M2i-1として、1/2・N2i-2+1/2・
N2iが得られることになる。
【0194】また、第2フィールドに対応するフレーム
の場合において、偶数ラインの映像信号M2iが生成され
る場合には、重み係数αとして0が出力され、{0(N
2i+2−N2i)+N2i}なる演算が行われ、映像信号M2i
として、N2iが得られることになる。
の場合において、偶数ラインの映像信号M2iが生成され
る場合には、重み係数αとして0が出力され、{0(N
2i+2−N2i)+N2i}なる演算が行われ、映像信号M2i
として、N2iが得られることになる。
【0195】このように、この第1実施例によれば、5
25ラインによる映像を表示できるインタレース映像信
号DINTを、ライン間を補間してなる525ラインのノ
ンインタレース映像信号DNON-INTに変換することがで
きる。
25ラインによる映像を表示できるインタレース映像信
号DINTを、ライン間を補間してなる525ラインのノ
ンインタレース映像信号DNON-INTに変換することがで
きる。
【0196】ここに、この第1実施例においては、イン
タレース映像信号DINTを記憶させ、異なる2本のライ
ンの映像信号を同時に映像信号出力端子70A、70B
に読出すことができるフィールドバッファ70を設け、
インタレース映像信号DINTをドット順にクロック信号
CLK1に同期させてフィールドバッファ70に書込
み、書き込んだ映像信号を書き込んだ順に、かつ、所定
のラインの映像信号については2回続けて、クロック信
号CLK2に同期させて映像信号出力端子70Aに読出
すと共に、映像信号出力端子70Bに、映像信号出力端
子70Aに出力される次のラインの映像信号を出力させ
ることにより、映像信号を一ライン分遅延させるための
ラインバッファを不要としている。
タレース映像信号DINTを記憶させ、異なる2本のライ
ンの映像信号を同時に映像信号出力端子70A、70B
に読出すことができるフィールドバッファ70を設け、
インタレース映像信号DINTをドット順にクロック信号
CLK1に同期させてフィールドバッファ70に書込
み、書き込んだ映像信号を書き込んだ順に、かつ、所定
のラインの映像信号については2回続けて、クロック信
号CLK2に同期させて映像信号出力端子70Aに読出
すと共に、映像信号出力端子70Bに、映像信号出力端
子70Aに出力される次のラインの映像信号を出力させ
ることにより、映像信号を一ライン分遅延させるための
ラインバッファを不要としている。
【0197】したがって、この第1実施例によれば、5
25ラインによる映像を表示できるインタレース映像信
号DINTを525ラインのノンインタレース映像信号D
NON-I NTに変換する映像信号変換装置について、回路規
模を小さくし、消費電力の低減化と、低価格化とを図る
ことができる。
25ラインによる映像を表示できるインタレース映像信
号DINTを525ラインのノンインタレース映像信号D
NON-I NTに変換する映像信号変換装置について、回路規
模を小さくし、消費電力の低減化と、低価格化とを図る
ことができる。
【0198】また、この第1実施例によれば、重み係数
生成回路76は、第1ラインの映像信号M1を生成する
場合には、初期値0の選択により、整数からなる垂直ア
ドレスADDRDA-Vと、小数からなる重み係数αとを出
力し、第1ライン〜第524ラインの映像信号M2〜M
524を生成する場合には、重み係数増分Δαと、現に
出力されている垂直アドレスADDRDA-V及び重み係数
αとを加算し、この加算結果のうち、整数部分を次に出
力するラインの垂直アドレスADDRDA-Vとして出力
し、小数部分を次に出力するラインを生成するための重
み係数αとして出力するとしているので、垂直方向のア
ドレッシングを規模の小さい回路で行うことができ、こ
の点からも、消費電力の低減化と、低価格化とを図るこ
とができる。
生成回路76は、第1ラインの映像信号M1を生成する
場合には、初期値0の選択により、整数からなる垂直ア
ドレスADDRDA-Vと、小数からなる重み係数αとを出
力し、第1ライン〜第524ラインの映像信号M2〜M
524を生成する場合には、重み係数増分Δαと、現に
出力されている垂直アドレスADDRDA-V及び重み係数
αとを加算し、この加算結果のうち、整数部分を次に出
力するラインの垂直アドレスADDRDA-Vとして出力
し、小数部分を次に出力するラインを生成するための重
み係数αとして出力するとしているので、垂直方向のア
ドレッシングを規模の小さい回路で行うことができ、こ
の点からも、消費電力の低減化と、低価格化とを図るこ
とができる。
【0199】第2実施例、第3実施例・・図10〜図1
5 図10は本発明の第2実施例を示す回路図であり、この
第2実施例は、525ラインの映像を表示できるインタ
レース映像信号DINTを525ラインのノンインタレー
ス映像信号DNON-INTに変換し、更に、このノンインタ
レース映像信号DNON-INTを、図56に示す場合と同様
に、このノンインタレース映像信号DNON -INTによる映
像のうち、第1ライン〜第394ラインによる映像を第
1ライン〜第525ラインによる映像に垂直方向に拡大
した映像を表示できるノンインタレース映像信号D
394-525に変換するものである。
5 図10は本発明の第2実施例を示す回路図であり、この
第2実施例は、525ラインの映像を表示できるインタ
レース映像信号DINTを525ラインのノンインタレー
ス映像信号DNON-INTに変換し、更に、このノンインタ
レース映像信号DNON-INTを、図56に示す場合と同様
に、このノンインタレース映像信号DNON -INTによる映
像のうち、第1ライン〜第394ラインによる映像を第
1ライン〜第525ラインによる映像に垂直方向に拡大
した映像を表示できるノンインタレース映像信号D
394-525に変換するものである。
【0200】図10中、87はインタレース映像信号D
INTが入力される映像信号入力端子、88はインタレー
ス映像信号DINT用の垂直同期信号VSYNC-Aが入力され
る垂直同期信号入力端子、89はインタレース映像信号
DINT用の水平同期信号HSYN C-Aが入力される水平同期
信号入力端子である。
INTが入力される映像信号入力端子、88はインタレー
ス映像信号DINT用の垂直同期信号VSYNC-Aが入力され
る垂直同期信号入力端子、89はインタレース映像信号
DINT用の水平同期信号HSYN C-Aが入力される水平同期
信号入力端子である。
【0201】また、90は重み係数増分Δαが入力され
る重み係数増分入力端子、91は初期値が入力される初
期値入力端子であり、この第2実施例においては、重み
係数増分Δαとして3/4、初期値として0が入力され
る。
る重み係数増分入力端子、91は初期値が入力される初
期値入力端子であり、この第2実施例においては、重み
係数増分Δαとして3/4、初期値として0が入力され
る。
【0202】また、92はクロック信号CLK1が入力
されるクロック信号入力端子、93はクロック信号CL
K1の2倍の周波数のクロック信号CLK2が入力され
るクロック信号入力端子である。
されるクロック信号入力端子、93はクロック信号CL
K1の2倍の周波数のクロック信号CLK2が入力され
るクロック信号入力端子である。
【0203】また、94は映像信号入力端子87に入力
されるインタレース映像信号DINTをノンインタレース
映像信号DNON-INTに変換する走査変換回路であり、図
1に示す第1実施例と同様に構成される。なお、フィー
ルド判別信号FDISが入力されるフィールド判別信号入
力端子は、図示を省略している。
されるインタレース映像信号DINTをノンインタレース
映像信号DNON-INTに変換する走査変換回路であり、図
1に示す第1実施例と同様に構成される。なお、フィー
ルド判別信号FDISが入力されるフィールド判別信号入
力端子は、図示を省略している。
【0204】また、95は走査変換回路94から出力さ
れるノンインタレース映像信号DNO N-INTを処理し、こ
のノンインタレース映像信号による映像のうち、第1ラ
イン〜第394ラインによる映像を第1ライン〜第52
5ラインによる映像に垂直方向に拡大した映像を表示で
きるノンインタレース映像信号D394-525に変換する拡
大処理回路であり、本発明の第3実施例をなすものであ
る。
れるノンインタレース映像信号DNO N-INTを処理し、こ
のノンインタレース映像信号による映像のうち、第1ラ
イン〜第394ラインによる映像を第1ライン〜第52
5ラインによる映像に垂直方向に拡大した映像を表示で
きるノンインタレース映像信号D394-525に変換する拡
大処理回路であり、本発明の第3実施例をなすものであ
る。
【0205】この拡大処理回路95において、96は走
査変換回路94から出力されるノンインタレース映像信
号DNON-INTを対象として、1フレーム分の映像信号を
一時的に記憶させるためのフレームバッファである。
査変換回路94から出力されるノンインタレース映像信
号DNON-INTを対象として、1フレーム分の映像信号を
一時的に記憶させるためのフレームバッファである。
【0206】このフレームバッファ96は、1系統の書
込みポートと2系統の読出しポートとを有し、異なるラ
インの映像信号を同時に読出すことができるようにされ
ており、96Aは第1読出しポートの映像信号出力端
子、96Bは第2読出しポートの映像信号出力端子、D
96Aは映像信号出力端子96Aから出力される映像信
号、D96Bは映像信号出力端子96Bから出力される
映像信号である。
込みポートと2系統の読出しポートとを有し、異なるラ
インの映像信号を同時に読出すことができるようにされ
ており、96Aは第1読出しポートの映像信号出力端
子、96Bは第2読出しポートの映像信号出力端子、D
96Aは映像信号出力端子96Aから出力される映像信
号、D96Bは映像信号出力端子96Bから出力される
映像信号である。
【0207】また、このフレームバッファ96は、書込
みポート側及び読出しポート側にクロック信号CLK2
が与えられ、書込み及び読出しは、クロック信号CLK
2に同期して行われるようにされている。
みポート側及び読出しポート側にクロック信号CLK2
が与えられ、書込み及び読出しは、クロック信号CLK
2に同期して行われるようにされている。
【0208】また、97はフレームバッファ96の映像
信号出力端子96A、96Bから出力される映像信号D
96A、D96Bを演算処理して、ノンインタレース映
像信号D394-525を出力する演算回路である。
信号出力端子96A、96Bから出力される映像信号D
96A、D96Bを演算処理して、ノンインタレース映
像信号D394-525を出力する演算回路である。
【0209】この演算回路97において、98は映像信
号D96Bから映像信号D96Aを減算する減算器、9
9は減算器98から出力される映像信号D98と重み係
数αとを乗算する乗算器、100は乗算器99から出力
される映像信号D99と映像信号D96Aとを加算し
て、ノンインタレース映像信号D394-525を出力する加
算器である。
号D96Bから映像信号D96Aを減算する減算器、9
9は減算器98から出力される映像信号D98と重み係
数αとを乗算する乗算器、100は乗算器99から出力
される映像信号D99と映像信号D96Aとを加算し
て、ノンインタレース映像信号D394-525を出力する加
算器である。
【0210】即ち、この演算回路97においては、映像
信号D96A、D96Bについて、{重み係数α×(映
像信号D96B−映像信号D96A)+映像信号D96
A}なる演算が行われ、ノンインタレース映像信号D
394-525が生成される。
信号D96A、D96Bについて、{重み係数α×(映
像信号D96B−映像信号D96A)+映像信号D96
A}なる演算が行われ、ノンインタレース映像信号D
394-525が生成される。
【0211】また、拡大処理回路95において、101
は垂直同期信号VSYNC-B、水平同期信号HSYNC-B及びク
ロック信号CLK2を入力して書込みアドレスADD
WRBを出力し、ノンインタレース映像信号DNON-INTのフ
レームバッファ96に対する書込みを制御する書込み制
御回路である。
は垂直同期信号VSYNC-B、水平同期信号HSYNC-B及びク
ロック信号CLK2を入力して書込みアドレスADD
WRBを出力し、ノンインタレース映像信号DNON-INTのフ
レームバッファ96に対する書込みを制御する書込み制
御回路である。
【0212】この書込み制御回路101から出力される
書込みアドレスADDWRBは、垂直ドレスADD
WRB-Vと、水平ドットアドレスADDWRB-Hから構成さ
れ、垂直アドレスADDWRB-Vは、水平同期信号H
SYNC-Bの立ち下がりを検出すると1番地進み、垂直同期
信号VSYNC-Bの立ち下がりを検出するとリセットされ、
水平アドレスADDWRB-Hは、クロック信号CLK1の
立ち上がりを検出すると1番地進み、水平同期信号H
SYNC-Aの立ち下がりを検出するとリセットされる。
書込みアドレスADDWRBは、垂直ドレスADD
WRB-Vと、水平ドットアドレスADDWRB-Hから構成さ
れ、垂直アドレスADDWRB-Vは、水平同期信号H
SYNC-Bの立ち下がりを検出すると1番地進み、垂直同期
信号VSYNC-Bの立ち下がりを検出するとリセットされ、
水平アドレスADDWRB-Hは、クロック信号CLK1の
立ち上がりを検出すると1番地進み、水平同期信号H
SYNC-Aの立ち下がりを検出するとリセットされる。
【0213】また、102は垂直同期信号VSYNC-B、水
平同期信号HSYNC-B、重み係数増分Δα及びクロック信
号CLK2を入力して、フレームバッファ96の第1読
出しポート側に与えるべき読出しアドレスADDRDBの
うち、垂直アドレスADDRDB -Vを出力すると共に、乗
算器99に与えるべき重み係数αを出力する重み係数生
成回路である。
平同期信号HSYNC-B、重み係数増分Δα及びクロック信
号CLK2を入力して、フレームバッファ96の第1読
出しポート側に与えるべき読出しアドレスADDRDBの
うち、垂直アドレスADDRDB -Vを出力すると共に、乗
算器99に与えるべき重み係数αを出力する重み係数生
成回路である。
【0214】また、103は重み係数生成回路102か
ら出力される垂直アドレスADDRD B-Vに1を加算し
て、垂直アドレスADDRDB-Vの1番地先の垂直アドレ
スADD RDB-V”を生成する加算器であり、この垂直ア
ドレスADDRDB-V”は、フレームバッファ96の第2
読出しポート側に与えられる。
ら出力される垂直アドレスADDRD B-Vに1を加算し
て、垂直アドレスADDRDB-Vの1番地先の垂直アドレ
スADD RDB-V”を生成する加算器であり、この垂直ア
ドレスADDRDB-V”は、フレームバッファ96の第2
読出しポート側に与えられる。
【0215】また、104は垂直同期信号VSYNC-B、水
平同期信号HSYNC-B及びクロック信号CLK2を入力し
て、フレームバッファ96の第1、第2読出しポートに
与えるべき読出しアドレスADDRDB、ADDRDB”のう
ち、水平アドレスを与える読出し制御回路であり、この
第2実施例では、第1、第2読出しポートには同一の水
平アドレスADDRDB-Hが与えられる。
平同期信号HSYNC-B及びクロック信号CLK2を入力し
て、フレームバッファ96の第1、第2読出しポートに
与えるべき読出しアドレスADDRDB、ADDRDB”のう
ち、水平アドレスを与える読出し制御回路であり、この
第2実施例では、第1、第2読出しポートには同一の水
平アドレスADDRDB-Hが与えられる。
【0216】ここに、書込み制御回路101、重み係数
生成回路102、加算器103及び読出し制御回路10
4は、全体として、フレームバッファ96を制御する制
御回路を構成する。
生成回路102、加算器103及び読出し制御回路10
4は、全体として、フレームバッファ96を制御する制
御回路を構成する。
【0217】また、図11は重み係数生成回路102の
構成を示す回路図であり、図11中、106は加算器で
ある。
構成を示す回路図であり、図11中、106は加算器で
ある。
【0218】この加算器106は、図3に示すと同様
に、整数部分8ビット、小数部分8ビットの16ビット
からなる重み係数増分Δαと、整数部分8ビットからな
る垂直アドレスADDRDA-V及び小数部分8ビットから
なる重み係数αとを加算し、この加算結果のうち、整数
部分8ビットを次のラインの垂直アドレスADDRDA-V
として出力し、小数部分8ビットを次のラインの映像信
号を生成するための重み係数αとして出力するものであ
る。
に、整数部分8ビット、小数部分8ビットの16ビット
からなる重み係数増分Δαと、整数部分8ビットからな
る垂直アドレスADDRDA-V及び小数部分8ビットから
なる重み係数αとを加算し、この加算結果のうち、整数
部分8ビットを次のラインの垂直アドレスADDRDA-V
として出力し、小数部分8ビットを次のラインの映像信
号を生成するための重み係数αとして出力するものであ
る。
【0219】また、107は垂直同期信号VSYNC-Bを選
択制御信号として、加算器106の出力と初期値とを選
択して出力するセレクタであり、このセレクタ107
は、垂直同期信号VSYNC-B=「0」の場合には、入力端
子Bを選択し、垂直同期信号V SYNC-B=「1」の場合に
は、入力端子Aを選択する。
択制御信号として、加算器106の出力と初期値とを選
択して出力するセレクタであり、このセレクタ107
は、垂直同期信号VSYNC-B=「0」の場合には、入力端
子Bを選択し、垂直同期信号V SYNC-B=「1」の場合に
は、入力端子Aを選択する。
【0220】また、108は水平同期信号HSYNC-Bをク
ロック信号としてラッチ動作を行うDフリップフロップ
回路であり、正相出力端子Qに垂直アドレスADD
RDB-V及び重み係数αを得るとするものである。
ロック信号としてラッチ動作を行うDフリップフロップ
回路であり、正相出力端子Qに垂直アドレスADD
RDB-V及び重み係数αを得るとするものである。
【0221】図12は重み係数生成回路102の動作を
示すタイミングチャートであり、図12Aは走査変換回
路94から出力される垂直同期信号VSYNC-B、図12B
は走査変換回路94から出力される水平同期信号H
SYNC-B、図12Cは初期値入力端子91に入力される初
期値、図12DはDフリップフロップ回路108から出
力される垂直アドレスADDRDB-V、図12EはDフリ
ップフロップ回路108から出力される重み係数αを示
している。
示すタイミングチャートであり、図12Aは走査変換回
路94から出力される垂直同期信号VSYNC-B、図12B
は走査変換回路94から出力される水平同期信号H
SYNC-B、図12Cは初期値入力端子91に入力される初
期値、図12DはDフリップフロップ回路108から出
力される垂直アドレスADDRDB-V、図12EはDフリ
ップフロップ回路108から出力される重み係数αを示
している。
【0222】また、図13は重み係数生成回路102の
加算器106で行われる加算の一部を2進数で示す図で
あり、重み係数生成回路102においては、セレクタ1
07は、垂直同期信号VSYNC-B=「0」の場合、初期値
を選択し、垂直同期信号VSY NC-B=「1」の場合には、
加算器106の出力を選択する。
加算器106で行われる加算の一部を2進数で示す図で
あり、重み係数生成回路102においては、セレクタ1
07は、垂直同期信号VSYNC-B=「0」の場合、初期値
を選択し、垂直同期信号VSY NC-B=「1」の場合には、
加算器106の出力を選択する。
【0223】したがって、各フレームにおいて、第1ラ
インの水平同期信号HSYNC-Bが立ち下がると、Dフリッ
プフロップ回路108の出力は0となり、第1水平期間
においては、垂直アドレスADDRDB-Vとして0が出力
され、重み係数αとして0が出力される。
インの水平同期信号HSYNC-Bが立ち下がると、Dフリッ
プフロップ回路108の出力は0となり、第1水平期間
においては、垂直アドレスADDRDB-Vとして0が出力
され、重み係数αとして0が出力される。
【0224】この結果、この場合には、加算器106に
おいては、{3/4(重み係数増分Δα)+0(Dフリ
ップフロップ回路108の出力)}なる演算が行われ、
加算結果として3/4が出力されるので、第2水平期間
においては、垂直アドレスADDRDB-Vとして0が出力
され、重み係数αとして3/4が出力される。
おいては、{3/4(重み係数増分Δα)+0(Dフリ
ップフロップ回路108の出力)}なる演算が行われ、
加算結果として3/4が出力されるので、第2水平期間
においては、垂直アドレスADDRDB-Vとして0が出力
され、重み係数αとして3/4が出力される。
【0225】この結果、この場合には、加算器106に
おいては、{3/4(重み係数増分Δα)+3/4(D
フリップフロップ回路108の出力)}なる演算が行わ
れ、加算結果として6/4=1・2/4が出力されるの
で、第3水平期間においては、垂直アドレスADD
RDB-Vとして1が出力され、重み係数αとして2/4が
出力される。
おいては、{3/4(重み係数増分Δα)+3/4(D
フリップフロップ回路108の出力)}なる演算が行わ
れ、加算結果として6/4=1・2/4が出力されるの
で、第3水平期間においては、垂直アドレスADD
RDB-Vとして1が出力され、重み係数αとして2/4が
出力される。
【0226】この結果、この場合には、加算器106に
おいては、{3/4(重み係数増分Δα)+6/4(D
フリップフロップ回路108の出力)}なる演算が行わ
れ、加算結果として9/4=2・1/4が出力されるの
で、第4水平期間においては、垂直アドレスADD
RDB-Vとして2が出力され、重み係数αとして1/4が
出力される。
おいては、{3/4(重み係数増分Δα)+6/4(D
フリップフロップ回路108の出力)}なる演算が行わ
れ、加算結果として9/4=2・1/4が出力されるの
で、第4水平期間においては、垂直アドレスADD
RDB-Vとして2が出力され、重み係数αとして1/4が
出力される。
【0227】この結果、この場合には、加算器106に
おいては、{3/4(重み係数増分Δα)+9/4(D
フリップフロップ回路108の出力)}なる演算が行わ
れ、加算結果として12/4=3が出力されるので、第
5水平期間においては、垂直アドレスADDRDB-Vとし
て3が出力され、重み係数αとして0が出力される。
おいては、{3/4(重み係数増分Δα)+9/4(D
フリップフロップ回路108の出力)}なる演算が行わ
れ、加算結果として12/4=3が出力されるので、第
5水平期間においては、垂直アドレスADDRDB-Vとし
て3が出力され、重み係数αとして0が出力される。
【0228】この結果、この場合には、加算器106に
おいては、{3/4(重み係数増分Δα)+12/4
(Dフリップフロップ回路108の出力)}なる演算が
行われ、加算結果として15/4=3・3/4が出力さ
れるので、第6水平期間においては、垂直アドレスAD
DRDB-Vとして3が出力され、重み係数αとして3/4
が出力される。
おいては、{3/4(重み係数増分Δα)+12/4
(Dフリップフロップ回路108の出力)}なる演算が
行われ、加算結果として15/4=3・3/4が出力さ
れるので、第6水平期間においては、垂直アドレスAD
DRDB-Vとして3が出力され、重み係数αとして3/4
が出力される。
【0229】この結果、この場合には、加算器106に
おいては、{3/4(重み係数増分Δα)+15/4
(Dフリップフロップ回路108の出力)}なる演算が
行われ、加算結果として18/4=4・2/4が出力さ
れるので、第7水平期間においては、垂直アドレスAD
DRDB-Vとして4が出力され、重み係数αとして2/4
が出力される。
おいては、{3/4(重み係数増分Δα)+15/4
(Dフリップフロップ回路108の出力)}なる演算が
行われ、加算結果として18/4=4・2/4が出力さ
れるので、第7水平期間においては、垂直アドレスAD
DRDB-Vとして4が出力され、重み係数αとして2/4
が出力される。
【0230】この結果、この場合には、加算器106に
おいては、{3/4(重み係数増分Δα)+18/4
(Dフリップフロップ回路108の出力)}なる演算が
行われ、加算結果として21/4=5・1/4が出力さ
れるので、第8水平期間においては、垂直アドレスAD
DRDB-Vとして5が出力され、重み係数αとして1/4
が出力される。
おいては、{3/4(重み係数増分Δα)+18/4
(Dフリップフロップ回路108の出力)}なる演算が
行われ、加算結果として21/4=5・1/4が出力さ
れるので、第8水平期間においては、垂直アドレスAD
DRDB-Vとして5が出力され、重み係数αとして1/4
が出力される。
【0231】この結果、この場合には、加算器106に
おいては、{3/4(重み係数増分Δα)+21/4
(Dフリップフロップ回路108の出力)}なる演算が
行われ、加算結果として24/4=6が出力されるの
で、第9水平期間においては、垂直アドレスADD
RDB-Vとして6が出力され、重み係数αとして0が出力
される。
おいては、{3/4(重み係数増分Δα)+21/4
(Dフリップフロップ回路108の出力)}なる演算が
行われ、加算結果として24/4=6が出力されるの
で、第9水平期間においては、垂直アドレスADD
RDB-Vとして6が出力され、重み係数αとして0が出力
される。
【0232】このように、各フレームにおいては、第1
水平期間→第2水平期間→第3水平期間→第4水平期間
→第5水平期間→第6水平期間→第7水平期間→第8水
平期間→第9水平期間・・・と変化すると、垂直アドレ
スADDRDB-Vは、0番地→0番地→1番地→2番地→
3番地→3番地→4番地→5番地→6番地・・・と変化
し、重み係数αは、0→3/4→2/4→1/4→0→
3/4→2/4→1/4→0・・・と変化する。
水平期間→第2水平期間→第3水平期間→第4水平期間
→第5水平期間→第6水平期間→第7水平期間→第8水
平期間→第9水平期間・・・と変化すると、垂直アドレ
スADDRDB-Vは、0番地→0番地→1番地→2番地→
3番地→3番地→4番地→5番地→6番地・・・と変化
し、重み係数αは、0→3/4→2/4→1/4→0→
3/4→2/4→1/4→0・・・と変化する。
【0233】即ち、垂直アドレスADDRDB-Vは、水平
期間を単位として、(3i−3)番地→(3i−3)番
地→(3i−2)番地→(3i−1)番地の順にi=1
→2→3・・・と変化させて出力され、重み係数αは、
0、3/4、2/4、1/4が順に繰り返して出力され
る。
期間を単位として、(3i−3)番地→(3i−3)番
地→(3i−2)番地→(3i−1)番地の順にi=1
→2→3・・・と変化させて出力され、重み係数αは、
0、3/4、2/4、1/4が順に繰り返して出力され
る。
【0234】図14は、この第2実施例の垂直方向の動
作を示すタイミングチャートであり、破線109は同一
時刻を示しており、紙面の広さの都合上、図14E〜図
14Jは、図14A〜図14Dに対し、一垂直期間Tv
だけ時刻を前にずらして記載している。
作を示すタイミングチャートであり、破線109は同一
時刻を示しており、紙面の広さの都合上、図14E〜図
14Jは、図14A〜図14Dに対し、一垂直期間Tv
だけ時刻を前にずらして記載している。
【0235】ここに、図14Aは走査変換回路94から
出力される垂直同期信号VSYNC-B、図14Bは走査変換
回路94から出力される水平同期信号HSYNC-Bを示して
おり、垂直同期信号VSYNC-Bのロウレベル期間は、1水
平期間とされている。
出力される垂直同期信号VSYNC-B、図14Bは走査変換
回路94から出力される水平同期信号HSYNC-Bを示して
おり、垂直同期信号VSYNC-Bのロウレベル期間は、1水
平期間とされている。
【0236】なお、垂直同期信号VSYNC-Bは、垂直同期
信号VSYNC-Aのロウレベル期間を1/2としたものであ
り、水平同期信号HSYNC-Bは、水平同期信号HSYNC-Aの
周期を1/2としたものである。
信号VSYNC-Aのロウレベル期間を1/2としたものであ
り、水平同期信号HSYNC-Bは、水平同期信号HSYNC-Aの
周期を1/2としたものである。
【0237】また、図14Cは走査変換回路94から出
力されるノンインタレース映像信号DNON-INTを示して
おり、各フレームにおいては、第1ラインの映像信号M
1→第2ラインの映像信号M2→第3ラインの映像信号
M3→第4ラインの映像信号M4→・・・→第525ラ
インの映像信号M525の順に出力される。
力されるノンインタレース映像信号DNON-INTを示して
おり、各フレームにおいては、第1ラインの映像信号M
1→第2ラインの映像信号M2→第3ラインの映像信号
M3→第4ラインの映像信号M4→・・・→第525ラ
インの映像信号M525の順に出力される。
【0238】また、図14Dは書込み制御回路101か
ら出力される書込みアドレスADD WRBのうち、垂直ア
ドレスADDWRB-Vを示しており、各フレームにおいて
は、0番地→1番地→2番地→・・・→524番地の順
に出力される。
ら出力される書込みアドレスADD WRBのうち、垂直ア
ドレスADDWRB-Vを示しており、各フレームにおいて
は、0番地→1番地→2番地→・・・→524番地の順
に出力される。
【0239】したがって、第1ラインの映像信号M1、
第2ラインの映像信号M2、第3ラインの映像信号M3
・・・第525ラインの映像信号M525は、それぞ
れ、0番地、1番地、2番地・・・524番地の垂直ア
ドレスに書き込まれる。
第2ラインの映像信号M2、第3ラインの映像信号M3
・・・第525ラインの映像信号M525は、それぞ
れ、0番地、1番地、2番地・・・524番地の垂直ア
ドレスに書き込まれる。
【0240】また、図14Eは重み係数生成回路102
から出力され、フレームバッファ96の第1読出しポー
ト側に与えられる垂直アドレスADDRDB-Vを示してお
り、この垂直アドレスADDRDB-Vは、前述したよう
に、各フレームにおいて、第1水平期間→第2水平期間
→第3水平期間→第4水平期間→第5水平期間→第6水
平期間・・・と変化すると、0番地→0番地→1番地→
2番地→3番地→3番地・・・と変化する。
から出力され、フレームバッファ96の第1読出しポー
ト側に与えられる垂直アドレスADDRDB-Vを示してお
り、この垂直アドレスADDRDB-Vは、前述したよう
に、各フレームにおいて、第1水平期間→第2水平期間
→第3水平期間→第4水平期間→第5水平期間→第6水
平期間・・・と変化すると、0番地→0番地→1番地→
2番地→3番地→3番地・・・と変化する。
【0241】また、図14Fは加算器103から出力さ
れ、フレームバッファ96の第2読出しポート側に与え
られる垂直アドレスADDRDB-V”を示しており、この
垂直アドレスADDRDB-V”は、垂直アドレスADD
RDB-Vに1を加算したものであるから、各フレームにお
いて、第1水平期間→第2水平期間→第3水平期間→第
4水平期間→第5水平期間→第6水平期間・・・と変化
すると、1番地→1番地→2番地→3番地→4番地→4
番地・・・と変化する。
れ、フレームバッファ96の第2読出しポート側に与え
られる垂直アドレスADDRDB-V”を示しており、この
垂直アドレスADDRDB-V”は、垂直アドレスADD
RDB-Vに1を加算したものであるから、各フレームにお
いて、第1水平期間→第2水平期間→第3水平期間→第
4水平期間→第5水平期間→第6水平期間・・・と変化
すると、1番地→1番地→2番地→3番地→4番地→4
番地・・・と変化する。
【0242】この結果、フレームバッファ96の第1読
出しポートの映像信号出力端子96Aから出力される映
像信号D96Aは、図14Gに示すように、各フレーム
において、第1ラインの映像信号M1→第1ラインの映
像信号M1→第2ラインの映像信号M2→第3ラインの
映像信号M3→第4ラインの映像信号M4→第4ライン
の映像信号M4・・・の順に出力される。
出しポートの映像信号出力端子96Aから出力される映
像信号D96Aは、図14Gに示すように、各フレーム
において、第1ラインの映像信号M1→第1ラインの映
像信号M1→第2ラインの映像信号M2→第3ラインの
映像信号M3→第4ラインの映像信号M4→第4ライン
の映像信号M4・・・の順に出力される。
【0243】また、フレームバッファ96の第2読出し
ポートの映像信号出力端子96Bから出力される映像信
号D96Bは、図14Hに示すように、各フレームにお
いて、第2ラインの映像信号M2→第2ラインの映像信
号M2→第3ラインの映像信号M3→第4ラインの映像
信号M4→第5ラインの映像信号M5→第5ラインの映
像信号M5・・・の順に出力される。
ポートの映像信号出力端子96Bから出力される映像信
号D96Bは、図14Hに示すように、各フレームにお
いて、第2ラインの映像信号M2→第2ラインの映像信
号M2→第3ラインの映像信号M3→第4ラインの映像
信号M4→第5ラインの映像信号M5→第5ラインの映
像信号M5・・・の順に出力される。
【0244】また、図14Iは重み係数生成回路102
から出力され、乗算器99に与えられる重み係数αを示
しており、この重み係数αは、前述したように、各フレ
ームにおいて、第1水平期間→第2水平期間→第3水平
期間→第4水平期間→第5水平期間→第6水平期間→第
7水平期間→第8水平期間・・・と変化すると、0→3
/4→2/4→1/4→0→3/4→2/4→1/4→
0・・・と変化する。
から出力され、乗算器99に与えられる重み係数αを示
しており、この重み係数αは、前述したように、各フレ
ームにおいて、第1水平期間→第2水平期間→第3水平
期間→第4水平期間→第5水平期間→第6水平期間→第
7水平期間→第8水平期間・・・と変化すると、0→3
/4→2/4→1/4→0→3/4→2/4→1/4→
0・・・と変化する。
【0245】また、図14Jは演算回路97から出力さ
れるノンインタレース映像信号、即ち、この第2実施例
から出力されるノンインタレース映像信号D394-525を
示している。
れるノンインタレース映像信号、即ち、この第2実施例
から出力されるノンインタレース映像信号D394-525を
示している。
【0246】ここに、図15は演算回路97で行われる
演算の一部を示す図であり、第1ライン、第5ライン、
第9ライン等、第4i−3ラインの映像信号P4i-3が生
成される場合には、{0(M3i-1−M3i-2)+M3i-2}
なる演算が行われ、映像信号P4i-3として、M3i-2が得
られる。
演算の一部を示す図であり、第1ライン、第5ライン、
第9ライン等、第4i−3ラインの映像信号P4i-3が生
成される場合には、{0(M3i-1−M3i-2)+M3i-2}
なる演算が行われ、映像信号P4i-3として、M3i-2が得
られる。
【0247】また、第2ライン、第6ライン、第10ラ
イン等、第4i−2ラインの映像信号P4i-2が生成され
る場合には、{3/4・(M3i-1−M3i-2)+M3i-2}
なる演算が行われ、映像信号P4i-2として、1/4・M
3i-2+2/4・M3i-1が得られる。
イン等、第4i−2ラインの映像信号P4i-2が生成され
る場合には、{3/4・(M3i-1−M3i-2)+M3i-2}
なる演算が行われ、映像信号P4i-2として、1/4・M
3i-2+2/4・M3i-1が得られる。
【0248】また、第3ライン、第7ライン、第11ラ
イン等、第4i−1ラインの映像信号P4i-1が生成され
る場合には、{2/4・(M3i−M3i-1)+M3i-1}な
る演算が行われ、映像信号P4i-1として、2/4・M
3i-1+2/4・M3iが得られる。
イン等、第4i−1ラインの映像信号P4i-1が生成され
る場合には、{2/4・(M3i−M3i-1)+M3i-1}な
る演算が行われ、映像信号P4i-1として、2/4・M
3i-1+2/4・M3iが得られる。
【0249】また、第4ライン、第8ライン、第12ラ
イン等、第4iラインの映像信号P 4iが生成される場合
には、{1/4・(M3i+1−M3i)+M3i}なる演算が
行われ、映像信号P4iとして、3/4・M3i+1/4・
M3i+1が得られる。
イン等、第4iラインの映像信号P 4iが生成される場合
には、{1/4・(M3i+1−M3i)+M3i}なる演算が
行われ、映像信号P4iとして、3/4・M3i+1/4・
M3i+1が得られる。
【0250】このように、この第2実施例によれば、5
25ラインの映像を表示できるインタレース映像信号D
INTを525ラインのノンインタレース映像信号D
NON-INTに変換し、更に、このノンインタレース映像信
号DNON-INTを、第1ライン〜第394ラインによる映
像を第1ライン〜第525ラインによる映像に垂直方向
に拡大した映像を表示できるノンインタレース映像信号
D394-525に変換することができる。
25ラインの映像を表示できるインタレース映像信号D
INTを525ラインのノンインタレース映像信号D
NON-INTに変換し、更に、このノンインタレース映像信
号DNON-INTを、第1ライン〜第394ラインによる映
像を第1ライン〜第525ラインによる映像に垂直方向
に拡大した映像を表示できるノンインタレース映像信号
D394-525に変換することができる。
【0251】ここに、この第2実施例においては、走査
変換回路94から出力されるノンインタレース映像信号
DNON-INTを記憶させ、異なる2本のラインの映像信号
を同時に映像信号出力端子96A、96Bに読出すこと
ができるフレームバッファ96を設け、ノンインタレー
ス映像信号DNON-INTをドット順にクロック信号CLK
2に同期させてフレームバッファ96に書込み、書き込
んだ映像信号を書き込んだ順に、かつ、所定のラインの
映像信号については2回続けて、クロック信号CLK2
に同期させて映像信号出力端子96Aに読出すと共に、
映像信号出力端子96Bに、映像信号出力端子96Aに
出力される次のラインの映像信号を出力させることによ
り、映像信号を一ライン分遅延させるためのラインバッ
ファを不要としている。
変換回路94から出力されるノンインタレース映像信号
DNON-INTを記憶させ、異なる2本のラインの映像信号
を同時に映像信号出力端子96A、96Bに読出すこと
ができるフレームバッファ96を設け、ノンインタレー
ス映像信号DNON-INTをドット順にクロック信号CLK
2に同期させてフレームバッファ96に書込み、書き込
んだ映像信号を書き込んだ順に、かつ、所定のラインの
映像信号については2回続けて、クロック信号CLK2
に同期させて映像信号出力端子96Aに読出すと共に、
映像信号出力端子96Bに、映像信号出力端子96Aに
出力される次のラインの映像信号を出力させることによ
り、映像信号を一ライン分遅延させるためのラインバッ
ファを不要としている。
【0252】したがって、この第2実施例によれば、5
25ラインによる映像を表示できるインタレース映像信
号DINTを525ラインのノンインタレース映像信号D
NON-I NTに変換し、更に、このノンインタレース映像信
号DNON-INTを、このノンインタレース映像信号D
NON-INTによる映像のうち、第1ライン〜第394ライ
ンによる映像を第1ライン〜第525ラインによる映像
に垂直方向に拡大してなる映像を表示できるノンインタ
レース映像信号D394-525に変換する映像信号変換装置
につき、回路規模を小さくし、消費電力の低減化と、低
価格化とを図ることができる。
25ラインによる映像を表示できるインタレース映像信
号DINTを525ラインのノンインタレース映像信号D
NON-I NTに変換し、更に、このノンインタレース映像信
号DNON-INTを、このノンインタレース映像信号D
NON-INTによる映像のうち、第1ライン〜第394ライ
ンによる映像を第1ライン〜第525ラインによる映像
に垂直方向に拡大してなる映像を表示できるノンインタ
レース映像信号D394-525に変換する映像信号変換装置
につき、回路規模を小さくし、消費電力の低減化と、低
価格化とを図ることができる。
【0253】また、この第2実施例によれば、重み係数
生成回路102において、各フレームにおいて、初期値
の選択による垂直アドレスADDRDB-V及び重み係数α
を出力し、その後は、重み係数増分Δαと、重み係数生
成回路102の出力との加算により次ラインの垂直アド
レスADDRDB-V及び重み係数αを生成するとしている
ので、垂直方向のアドレッシングを規模の小さい回路で
行うことができ、この点からも、消費電力の低減化と、
低価格化とを図ることができる。
生成回路102において、各フレームにおいて、初期値
の選択による垂直アドレスADDRDB-V及び重み係数α
を出力し、その後は、重み係数増分Δαと、重み係数生
成回路102の出力との加算により次ラインの垂直アド
レスADDRDB-V及び重み係数αを生成するとしている
ので、垂直方向のアドレッシングを規模の小さい回路で
行うことができ、この点からも、消費電力の低減化と、
低価格化とを図ることができる。
【0254】なお、第3実施例(拡大処理回路95)に
よれば、525ラインのノンインタレース映像信号D
NON-INTを、このノンインタレース映像信号DNON-INTの
第1ライン〜第394ラインによる映像を第1ライン〜
第525ラインによる映像に垂直方向に拡大してなる映
像を表示できるノンインタレース映像信号D394-525に
変換する映像信号変換装置につき、回路規模を小さく
し、消費電力の低減化と、低価格化とを図ることができ
る。
よれば、525ラインのノンインタレース映像信号D
NON-INTを、このノンインタレース映像信号DNON-INTの
第1ライン〜第394ラインによる映像を第1ライン〜
第525ラインによる映像に垂直方向に拡大してなる映
像を表示できるノンインタレース映像信号D394-525に
変換する映像信号変換装置につき、回路規模を小さく
し、消費電力の低減化と、低価格化とを図ることができ
る。
【0255】また、この第3実施例によれば、重み係数
生成回路102において、各フレームにおいて、初期値
の選択による垂直アドレスADDRDB-V及び重み係数α
を出力し、その後は、重み係数増分Δαと、重み係数生
成回路102の出力との加算により次ラインの垂直アド
レスADDRDB-V及び重み係数αを生成するとしている
ので、垂直方向のアドレッシングを規模の小さい回路で
行うことができ、この点からも、消費電力の低減化と、
低価格化とを図ることができる。
生成回路102において、各フレームにおいて、初期値
の選択による垂直アドレスADDRDB-V及び重み係数α
を出力し、その後は、重み係数増分Δαと、重み係数生
成回路102の出力との加算により次ラインの垂直アド
レスADDRDB-V及び重み係数αを生成するとしている
ので、垂直方向のアドレッシングを規模の小さい回路で
行うことができ、この点からも、消費電力の低減化と、
低価格化とを図ることができる。
【0256】第4実施例、第5実施例・・図16〜図2
1 図16は本発明の第4実施例を示す回路図であり、この
第4実施例は、525ラインの映像を表示できるインタ
レース映像信号DINTを525ラインのノンインタレー
ス映像信号DNON-INTに変換し、更に、このノンインタ
レース映像信号DNON-INTを、図60に示す場合と同様
に、525ラインによる映像を第1ライン〜第393ラ
インの映像に垂直方向に縮小した映像を表示できるノン
インタレース映像信号D525-393に変換するものであ
る。
1 図16は本発明の第4実施例を示す回路図であり、この
第4実施例は、525ラインの映像を表示できるインタ
レース映像信号DINTを525ラインのノンインタレー
ス映像信号DNON-INTに変換し、更に、このノンインタ
レース映像信号DNON-INTを、図60に示す場合と同様
に、525ラインによる映像を第1ライン〜第393ラ
インの映像に垂直方向に縮小した映像を表示できるノン
インタレース映像信号D525-393に変換するものであ
る。
【0257】図16中、111はインタレース映像信号
DINTが入力される映像信号入力端子、112はインタ
レース映像信号DINT用の垂直同期信号VSYNC-Aが入力
される垂直同期信号入力端子、113はインタレース映
像信号DINT用の水平同期信号HSYNC-Aが入力される水
平同期信号入力端子である。
DINTが入力される映像信号入力端子、112はインタ
レース映像信号DINT用の垂直同期信号VSYNC-Aが入力
される垂直同期信号入力端子、113はインタレース映
像信号DINT用の水平同期信号HSYNC-Aが入力される水
平同期信号入力端子である。
【0258】また、114は重み係数増分Δαが入力さ
れる重み係数増分入力端子、115は初期値が入力され
る初期値入力端子であり、この第4実施例では、重み係
数増分Δαとして4/3が入力され、初期値として0が
入力される。
れる重み係数増分入力端子、115は初期値が入力され
る初期値入力端子であり、この第4実施例では、重み係
数増分Δαとして4/3が入力され、初期値として0が
入力される。
【0259】また、116はクロック信号CLK1が入
力されるクロック信号入力端子、117はクロック信号
CLK1の2倍の周波数のクロック信号CLK2が入力
されるクロック信号入力端子である。
力されるクロック信号入力端子、117はクロック信号
CLK1の2倍の周波数のクロック信号CLK2が入力
されるクロック信号入力端子である。
【0260】また、118は映像信号入力端子111に
入力されるインタレース映像信号D INTをノンインタレ
ース映像信号DNON-INTに変換する走査変換回路であ
り、図1に示す第1実施例と同様に構成される。なお、
フィールド判別信号FDISが入力されるフィールド判別
信号入力端子は、図示を省略している。
入力されるインタレース映像信号D INTをノンインタレ
ース映像信号DNON-INTに変換する走査変換回路であ
り、図1に示す第1実施例と同様に構成される。なお、
フィールド判別信号FDISが入力されるフィールド判別
信号入力端子は、図示を省略している。
【0261】また、119は走査変換回路118から出
力されるノンインタレース映像信号DNON-INTを処理
し、第1ライン〜第525ラインによる映像を第1ライ
ン〜第393ラインの映像に垂直方向に縮小した映像を
表示できるノンインタレース映像信号D525-393に変換
する縮小処理回路であり、本発明の第5実施例の映像信
号変換装置をなすものである。
力されるノンインタレース映像信号DNON-INTを処理
し、第1ライン〜第525ラインによる映像を第1ライ
ン〜第393ラインの映像に垂直方向に縮小した映像を
表示できるノンインタレース映像信号D525-393に変換
する縮小処理回路であり、本発明の第5実施例の映像信
号変換装置をなすものである。
【0262】この縮小処理回路119において、120
は走査変換回路118から出力されるノンインタレース
映像信号DNON-INTを対象として、1フレーム分の映像
信号を一時的に記憶させるためのフレームバッファであ
る。
は走査変換回路118から出力されるノンインタレース
映像信号DNON-INTを対象として、1フレーム分の映像
信号を一時的に記憶させるためのフレームバッファであ
る。
【0263】このフレームバッファ120は、1系統の
書込みポートと2系統の読出しポートとを有し、異なる
ラインの映像信号を同時に読出すことができるようにさ
れており、120Aは第1読出しポートの映像信号出力
端子、120Bは第2読出しポートの映像信号出力端
子、D120Aは映像信号出力端子120Aに出力され
る映像信号、D120Bは映像信号出力端子120Bに
出力される映像信号である。
書込みポートと2系統の読出しポートとを有し、異なる
ラインの映像信号を同時に読出すことができるようにさ
れており、120Aは第1読出しポートの映像信号出力
端子、120Bは第2読出しポートの映像信号出力端
子、D120Aは映像信号出力端子120Aに出力され
る映像信号、D120Bは映像信号出力端子120Bに
出力される映像信号である。
【0264】また、このフレームバッファ120は、書
込みポート側及び読出しポート側にクロック信号CLK
2が与えられ、書込み及び読出しは、クロック信号CL
K2に同期して行われるようにされている。
込みポート側及び読出しポート側にクロック信号CLK
2が与えられ、書込み及び読出しは、クロック信号CL
K2に同期して行われるようにされている。
【0265】また、121はフレームバッファ120か
ら出力される映像信号D120A、D120Bを演算処
理して、ノンインタレース映像信号D525-393を出力す
る演算回路である。
ら出力される映像信号D120A、D120Bを演算処
理して、ノンインタレース映像信号D525-393を出力す
る演算回路である。
【0266】この演算回路121において、122は映
像信号D120Bから映像信号D120Aを減算する減
算器、123は減算器122から出力される映像信号D
122と重み係数αとを乗算する乗算器、124は乗算
器123から出力される映像信号D123と映像信号D
120Aとを加算して、ノンインタレース映像信号D
525-393を出力する加算器である。
像信号D120Bから映像信号D120Aを減算する減
算器、123は減算器122から出力される映像信号D
122と重み係数αとを乗算する乗算器、124は乗算
器123から出力される映像信号D123と映像信号D
120Aとを加算して、ノンインタレース映像信号D
525-393を出力する加算器である。
【0267】即ち、この演算回路121においては、映
像信号D120A、D120Bについて、{重み係数α
×(映像信号D120B−映像信号D120A)+映像
信号D120A}なる演算が行われ、ノンインタレース
映像信号D525-393が出力される。
像信号D120A、D120Bについて、{重み係数α
×(映像信号D120B−映像信号D120A)+映像
信号D120A}なる演算が行われ、ノンインタレース
映像信号D525-393が出力される。
【0268】また、縮小処理回路119において、12
5は垂直同期信号VSYNC-B、水平同期信号HSYNC-B及び
クロック信号CLK2を入力して書込みアドレスADD
WRBを出力し、ノンインタレース映像信号DNON-INTのフ
レームバッファ120に対する書込みを制御する書込み
制御回路である。
5は垂直同期信号VSYNC-B、水平同期信号HSYNC-B及び
クロック信号CLK2を入力して書込みアドレスADD
WRBを出力し、ノンインタレース映像信号DNON-INTのフ
レームバッファ120に対する書込みを制御する書込み
制御回路である。
【0269】この書込み制御回路125から出力される
書込みアドレスADDWRBは、垂直アドレスADDWRB-V
と、水平アドレスADDWRB-Hとから構成され、垂直ア
ドレスADDWRB-Vは、水平同期信号HSYNC-Bの立ち下
がりを検出すると1番地進み、垂直同期信号VSYNC-Bの
立ち下がりを検出するとリセットされ、水平アドレスA
DDWRB-Hは、クロック信号CLK1の立ち上がりを検
出すると1番地進み、水平同期信号HSYNC-Bの立ち下が
りを検出するとリセットされる。
書込みアドレスADDWRBは、垂直アドレスADDWRB-V
と、水平アドレスADDWRB-Hとから構成され、垂直ア
ドレスADDWRB-Vは、水平同期信号HSYNC-Bの立ち下
がりを検出すると1番地進み、垂直同期信号VSYNC-Bの
立ち下がりを検出するとリセットされ、水平アドレスA
DDWRB-Hは、クロック信号CLK1の立ち上がりを検
出すると1番地進み、水平同期信号HSYNC-Bの立ち下が
りを検出するとリセットされる。
【0270】また、126は垂直同期信号VSYNC-B、水
平同期信号HSYNC-B、重み係数増分Δα及びクロック信
号CLK2を入力して、フレームバッファ120の第1
読出しポート側に与えるべき読出しアドレスADDRDB
のうち、垂直アドレスADDR DB-Vを出力すると共に、
乗算器123に与えるべき重み係数αを出力する重み係
数生成回路である。
平同期信号HSYNC-B、重み係数増分Δα及びクロック信
号CLK2を入力して、フレームバッファ120の第1
読出しポート側に与えるべき読出しアドレスADDRDB
のうち、垂直アドレスADDR DB-Vを出力すると共に、
乗算器123に与えるべき重み係数αを出力する重み係
数生成回路である。
【0271】また、127は重み係数生成回路126か
ら出力される垂直アドレスADDRD B-Vに1を加算し
て、垂直アドレスADDRDB-Vの1番地先の垂直アドレ
スADD RDB-V”を生成する加算器であり、この垂直ア
ドレスADDRDB-V”は、フレームバッファ120の第
2読出しポート側に与えられる。
ら出力される垂直アドレスADDRD B-Vに1を加算し
て、垂直アドレスADDRDB-Vの1番地先の垂直アドレ
スADD RDB-V”を生成する加算器であり、この垂直ア
ドレスADDRDB-V”は、フレームバッファ120の第
2読出しポート側に与えられる。
【0272】また、128は垂直同期信号VSYNC-B、水
平同期信号HSYNC-B及びクロック信号CLK2を入力し
て、フレームバッファ120の第1、第2読出しポート
に与えるべき読出しアドレスADDRDB、ADDRDB”の
うち、水平アドレスを与える読出し制御回路であり、こ
の第4実施例では、第1、第2読出しポートには同一の
水平アドレスADDRDB-Hが与えられる。
平同期信号HSYNC-B及びクロック信号CLK2を入力し
て、フレームバッファ120の第1、第2読出しポート
に与えるべき読出しアドレスADDRDB、ADDRDB”の
うち、水平アドレスを与える読出し制御回路であり、こ
の第4実施例では、第1、第2読出しポートには同一の
水平アドレスADDRDB-Hが与えられる。
【0273】ここに、書込み制御回路125、重み係数
生成回路126、加算器127及び読出し制御回路12
8は、全体として、フレームバッファ120を制御する
制御回路を構成する。
生成回路126、加算器127及び読出し制御回路12
8は、全体として、フレームバッファ120を制御する
制御回路を構成する。
【0274】また、図17は重み係数生成回路126の
構成を示す回路図であり、図17中、129は加算器で
ある。
構成を示す回路図であり、図17中、129は加算器で
ある。
【0275】この加算器129は、図3に示すと同様
に、整数部分8ビット、小数部分8ビットの16ビット
からなる重み係数増分Δαと、整数部分8ビットからな
る垂直アドレスADDRDB-V及び小数部分8ビットから
なる重み係数αとを加算し、この加算結果のうち、整数
部分8ビットを次のラインの垂直アドレスADDRDB-V
として出力し、小数部分8ビットを次のラインの映像信
号を生成するための重み係数αとして出力するものであ
る。
に、整数部分8ビット、小数部分8ビットの16ビット
からなる重み係数増分Δαと、整数部分8ビットからな
る垂直アドレスADDRDB-V及び小数部分8ビットから
なる重み係数αとを加算し、この加算結果のうち、整数
部分8ビットを次のラインの垂直アドレスADDRDB-V
として出力し、小数部分8ビットを次のラインの映像信
号を生成するための重み係数αとして出力するものであ
る。
【0276】また、130は垂直同期信号VSYNC-Bを選
択制御信号として、加算器129の出力と初期値とを選
択して出力するセレクタであり、このセレクタ130
は、垂直同期信号VSYNC-B=「0」の場合には、入力端
子Bを選択し、垂直同期信号V SYNC-B=「1」の場合に
は、入力端子Aを選択する。
択制御信号として、加算器129の出力と初期値とを選
択して出力するセレクタであり、このセレクタ130
は、垂直同期信号VSYNC-B=「0」の場合には、入力端
子Bを選択し、垂直同期信号V SYNC-B=「1」の場合に
は、入力端子Aを選択する。
【0277】また、131は水平同期信号HSYNC-Bをク
ロック信号としてラッチ動作を行うDフリップフロップ
回路であり、正相出力端子Qに垂直アドレスADD
RDB-V及び重み係数αを得るとするものである。
ロック信号としてラッチ動作を行うDフリップフロップ
回路であり、正相出力端子Qに垂直アドレスADD
RDB-V及び重み係数αを得るとするものである。
【0278】ここに、図18は重み係数生成回路126
の動作を示すタイミングチャートであり、図18Aは走
査変換回路118から出力される垂直同期信号
VSYNC-B、図18Bは走査変換回路118から出力され
る水平同期信号HSYNC-B、図18Cは初期値入力端子1
15に入力される初期値、図18DはDフリップフロッ
プ回路131から出力される垂直アドレスAD
DRDB-V、図18EはDフリップフロップ回路131か
ら出力される重み係数αを示している。
の動作を示すタイミングチャートであり、図18Aは走
査変換回路118から出力される垂直同期信号
VSYNC-B、図18Bは走査変換回路118から出力され
る水平同期信号HSYNC-B、図18Cは初期値入力端子1
15に入力される初期値、図18DはDフリップフロッ
プ回路131から出力される垂直アドレスAD
DRDB-V、図18EはDフリップフロップ回路131か
ら出力される重み係数αを示している。
【0279】また、図19は重み係数生成回路126の
加算器129で行われる加算の一部を2進数で示す図で
あり、この重み係数生成回路126においては、セレク
タ130は、垂直同期信号VSYNC-B=「0」の場合、初
期値を選択し、垂直同期信号VSYNC-B=「1」の場合に
は、加算器129の出力を選択する。
加算器129で行われる加算の一部を2進数で示す図で
あり、この重み係数生成回路126においては、セレク
タ130は、垂直同期信号VSYNC-B=「0」の場合、初
期値を選択し、垂直同期信号VSYNC-B=「1」の場合に
は、加算器129の出力を選択する。
【0280】したがって、各フレームにおいて、第1ラ
インの水平同期信号HSYNC-Bが立ち下がると、Dフリッ
プフロップ回路131の出力は0となり、第1水平期間
においては、垂直アドレスADDRDB-Vとして0が出力
され、重み係数αとして0が出力される。
インの水平同期信号HSYNC-Bが立ち下がると、Dフリッ
プフロップ回路131の出力は0となり、第1水平期間
においては、垂直アドレスADDRDB-Vとして0が出力
され、重み係数αとして0が出力される。
【0281】この結果、この場合には、加算器129に
おいては、{4/3(重み係数増分Δα)+0(Dフリ
ップフロップ回路131の出力)}なる演算が行われ、
加算結果として4/3=1・1/3が出力されるので、
第2水平期間においては、垂直アドレスADDRDB-Vと
して1が出力され、重み係数αとして1/3が出力され
る。
おいては、{4/3(重み係数増分Δα)+0(Dフリ
ップフロップ回路131の出力)}なる演算が行われ、
加算結果として4/3=1・1/3が出力されるので、
第2水平期間においては、垂直アドレスADDRDB-Vと
して1が出力され、重み係数αとして1/3が出力され
る。
【0282】この結果、この場合には、加算器129に
おいては、{4/3(重み係数増分Δα)+4/3(D
フリップフロップ回路131の出力)}なる演算が行わ
れ、加算結果として8/2=2・2/3が出力されるの
で、第3水平期間においては、垂直アドレスADD
RDB-Vとして2が出力され、重み係数αとして2/3が
出力される。
おいては、{4/3(重み係数増分Δα)+4/3(D
フリップフロップ回路131の出力)}なる演算が行わ
れ、加算結果として8/2=2・2/3が出力されるの
で、第3水平期間においては、垂直アドレスADD
RDB-Vとして2が出力され、重み係数αとして2/3が
出力される。
【0283】この結果、この場合には、加算器129に
おいては、{8/3(重み係数増分Δα)+4/3(D
フリップフロップ回路131の出力)}なる演算が行わ
れ、加算結果として12/3=4が出力されるので、第
4水平期間においては、垂直アドレスADDRDB-Vとし
て4が出力され、重み係数αとして0が出力される。
おいては、{8/3(重み係数増分Δα)+4/3(D
フリップフロップ回路131の出力)}なる演算が行わ
れ、加算結果として12/3=4が出力されるので、第
4水平期間においては、垂直アドレスADDRDB-Vとし
て4が出力され、重み係数αとして0が出力される。
【0284】この結果、この場合には、加算器129に
おいては、{12/3(重み係数増分Δα)+4/3
(Dフリップフロップ回路131の出力)}なる演算が
行われ、加算結果として16/3=5・1/3が出力さ
れるので、第5水平期間においては、垂直アドレスAD
DRDB-Vとして5が出力され、重み係数αとして1/3
が出力される。
おいては、{12/3(重み係数増分Δα)+4/3
(Dフリップフロップ回路131の出力)}なる演算が
行われ、加算結果として16/3=5・1/3が出力さ
れるので、第5水平期間においては、垂直アドレスAD
DRDB-Vとして5が出力され、重み係数αとして1/3
が出力される。
【0285】この結果、この場合には、加算器129に
おいては、{16/3(重み係数増分Δα)+4/3
(Dフリップフロップ回路131の出力)}なる演算が
行われ、加算結果として20/3=6・2/3が出力さ
れるので、第6水平期間においては、垂直アドレスAD
DRDB-Vとして6が出力され、重み係数αとして2/3
が出力される。
おいては、{16/3(重み係数増分Δα)+4/3
(Dフリップフロップ回路131の出力)}なる演算が
行われ、加算結果として20/3=6・2/3が出力さ
れるので、第6水平期間においては、垂直アドレスAD
DRDB-Vとして6が出力され、重み係数αとして2/3
が出力される。
【0286】この結果、この場合には、加算器129に
おいては、{20/3(重み係数増分Δα)+4/3
(Dフリップフロップ回路131の出力)}なる演算が
行われ、加算結果として24/3=8が出力されるの
で、第7水平期間においては、垂直アドレスADD
RDB-Vとして8が出力され、重み係数αとして0が出力
される。
おいては、{20/3(重み係数増分Δα)+4/3
(Dフリップフロップ回路131の出力)}なる演算が
行われ、加算結果として24/3=8が出力されるの
で、第7水平期間においては、垂直アドレスADD
RDB-Vとして8が出力され、重み係数αとして0が出力
される。
【0287】このように、この重み係数生成回路126
においては、各フレームにおいて、第1水平期間→第2
水平期間→第3水平期間→第4水平期間→第5水平期間
→第6水平期間→第7水平期間・・・と変化すると、垂
直アドレスADDRDB-Vは、0番地→1番地→2番地→
4番地→5番地→6番地→8番地→9番地→10番地・
・・と変化し、重み係数αは、0→1/3→2/3→0
→1/3→2/3→・・・と変化する。
においては、各フレームにおいて、第1水平期間→第2
水平期間→第3水平期間→第4水平期間→第5水平期間
→第6水平期間→第7水平期間・・・と変化すると、垂
直アドレスADDRDB-Vは、0番地→1番地→2番地→
4番地→5番地→6番地→8番地→9番地→10番地・
・・と変化し、重み係数αは、0→1/3→2/3→0
→1/3→2/3→・・・と変化する。
【0288】即ち、垂直アドレスADDRDB-Vは、水平
期間を単位として、(4i−4)番地→(4i−3)番
地→(4i−2)番地の順に、i=1→2→3・・・と
変化させて出力され、重み係数αは、0、1/3、2/
3が順に繰り返して出力される。
期間を単位として、(4i−4)番地→(4i−3)番
地→(4i−2)番地の順に、i=1→2→3・・・と
変化させて出力され、重み係数αは、0、1/3、2/
3が順に繰り返して出力される。
【0289】図20は、この第4実施例の垂直方向の動
作を示すタイミングチャートであり、破線132は同一
時刻を示しており、紙面の広さの都合上、図20E〜図
20Jは、図20A〜図20Dに対し、一垂直期間Tv
だけ時刻を前にずらして記載している。
作を示すタイミングチャートであり、破線132は同一
時刻を示しており、紙面の広さの都合上、図20E〜図
20Jは、図20A〜図20Dに対し、一垂直期間Tv
だけ時刻を前にずらして記載している。
【0290】ここに、図20Aは走査変換回路118か
ら出力される垂直同期信号VSYNC-B、図20Bは走査変
換回路118から出力される水平同期信号HSYNC-Bを示
しており、垂直同期信号VSYNC-Bのロウレベル期間は1
水平走査期間とされている。
ら出力される垂直同期信号VSYNC-B、図20Bは走査変
換回路118から出力される水平同期信号HSYNC-Bを示
しており、垂直同期信号VSYNC-Bのロウレベル期間は1
水平走査期間とされている。
【0291】また、図20Cは走査変換回路118から
出力されるノンインタレース映像信号DNON-INTを示し
ており、この第4実施例においては、各フレームにおい
て、第1ラインの映像信号M1→第2ラインの映像信号
M2→第3ラインの映像信号M3→第4ラインの映像信
号M4→・・・→第525ラインの映像信号M525の
順に出力される。
出力されるノンインタレース映像信号DNON-INTを示し
ており、この第4実施例においては、各フレームにおい
て、第1ラインの映像信号M1→第2ラインの映像信号
M2→第3ラインの映像信号M3→第4ラインの映像信
号M4→・・・→第525ラインの映像信号M525の
順に出力される。
【0292】また、図20Dは書込み制御回路125か
ら出力される書込みアドレスADD WRBのうち、垂直ア
ドレスADDWRB-Vを示しており、各フレームにおい
て、0番地→1番地→2番地→・・・→524番地の順
に出力される。
ら出力される書込みアドレスADD WRBのうち、垂直ア
ドレスADDWRB-Vを示しており、各フレームにおい
て、0番地→1番地→2番地→・・・→524番地の順
に出力される。
【0293】したがって、第1ラインの映像信号M1、
第2ラインの映像信号M2、第3ラインの映像信号M3
・・・第525ラインの映像信号M525は、それぞ
れ、0番地、1番地、2番地・・・524番地の垂直ア
ドレスに書き込まれる。
第2ラインの映像信号M2、第3ラインの映像信号M3
・・・第525ラインの映像信号M525は、それぞ
れ、0番地、1番地、2番地・・・524番地の垂直ア
ドレスに書き込まれる。
【0294】また、図20Eは重み係数生成回路126
から出力され、フレームバッファ120の第1読出しポ
ート側に与えられる垂直アドレスADDRDB-Vを示して
おり、前述したように、各フレームにおいて、第1水平
期間→第2水平期間→第3水平期間→第4水平期間→第
5水平期間→第6水平期間→第7水平期間・・・と変化
すると、垂直アドレスADDRDB-Vは、0番地→1番地
→2番地→4番地→5番地→6番地・・・と変化する。
から出力され、フレームバッファ120の第1読出しポ
ート側に与えられる垂直アドレスADDRDB-Vを示して
おり、前述したように、各フレームにおいて、第1水平
期間→第2水平期間→第3水平期間→第4水平期間→第
5水平期間→第6水平期間→第7水平期間・・・と変化
すると、垂直アドレスADDRDB-Vは、0番地→1番地
→2番地→4番地→5番地→6番地・・・と変化する。
【0295】また、図20Fは加算器127から出力さ
れ、フレームバッファ120の第2読出しポート側に与
えられる垂直アドレスADDRDB-V”を示しており、垂
直アドレスADDRDB-V”は、垂直アドレスADDRDB-V
に1を加算したものであるから、各フレームにおいて、
第1水平期間→第2水平期間→第3水平期間→第4水平
期間→第5水平期間→第6水平期間→第7水平期間・・
・と変化すると、1番地→2番地→3番地→5番地→6
番地→7番地・・・と変化する。
れ、フレームバッファ120の第2読出しポート側に与
えられる垂直アドレスADDRDB-V”を示しており、垂
直アドレスADDRDB-V”は、垂直アドレスADDRDB-V
に1を加算したものであるから、各フレームにおいて、
第1水平期間→第2水平期間→第3水平期間→第4水平
期間→第5水平期間→第6水平期間→第7水平期間・・
・と変化すると、1番地→2番地→3番地→5番地→6
番地→7番地・・・と変化する。
【0296】この結果、フレームバッファ120の映像
信号出力端子120Aから出力される映像信号D120
Aは、図20Gに示すように、各フレームにおいて、第
1水平期間→第2水平期間→第3水平期間→第4水平期
間→第5水平期間→第6水平期間→第7水平期間・・・
と変化すると、第1ラインの映像信号M1→第2ライン
の映像信号M2→第3ラインの映像信号M3→第5ライ
ンの映像信号M5→第6ラインの映像信号M6→第7ラ
インの映像信号M7・・・の順に出力することになる。
信号出力端子120Aから出力される映像信号D120
Aは、図20Gに示すように、各フレームにおいて、第
1水平期間→第2水平期間→第3水平期間→第4水平期
間→第5水平期間→第6水平期間→第7水平期間・・・
と変化すると、第1ラインの映像信号M1→第2ライン
の映像信号M2→第3ラインの映像信号M3→第5ライ
ンの映像信号M5→第6ラインの映像信号M6→第7ラ
インの映像信号M7・・・の順に出力することになる。
【0297】また、フレームバッファ120の映像信号
出力端子120Bから出力される映像信号D120B
は、図20Hに示すように、各フレームにおいて、第1
水平期間→第2水平期間→第3水平期間→第4水平期間
→第5水平期間→第6水平期間→第7水平期間・・・と
変化すると、第2ラインの映像信号M2→第3ラインの
映像信号M3→第4ラインの映像信号M4→第6ライン
の映像信号M6→第7ラインの映像信号M7→第8ライ
ンの映像信号M8・・・の順に出力されることになる。
出力端子120Bから出力される映像信号D120B
は、図20Hに示すように、各フレームにおいて、第1
水平期間→第2水平期間→第3水平期間→第4水平期間
→第5水平期間→第6水平期間→第7水平期間・・・と
変化すると、第2ラインの映像信号M2→第3ラインの
映像信号M3→第4ラインの映像信号M4→第6ライン
の映像信号M6→第7ラインの映像信号M7→第8ライ
ンの映像信号M8・・・の順に出力されることになる。
【0298】また、図20Iは重み係数生成回路126
から出力される重み係数αを示しており、この重み係数
αは、前述したように、各フレーム時、第1水平期間→
第2水平期間→第3水平期間→第4水平期間→第5水平
期間→第6水平期間→第7水平期間→第8水平期間→第
9水平期間・・・と変化すると、垂直アドレスADD
RDB-Vは、0→1→2→4→5→6→8→9→10・・
・と変化し、重み係数αは、0→1/3→2/3→0→
1/3→2/3→0→1/3→2/3と変化する。
から出力される重み係数αを示しており、この重み係数
αは、前述したように、各フレーム時、第1水平期間→
第2水平期間→第3水平期間→第4水平期間→第5水平
期間→第6水平期間→第7水平期間→第8水平期間→第
9水平期間・・・と変化すると、垂直アドレスADD
RDB-Vは、0→1→2→4→5→6→8→9→10・・
・と変化し、重み係数αは、0→1/3→2/3→0→
1/3→2/3→0→1/3→2/3と変化する。
【0299】また、図20Jは演算回路121から出力
されるノンインタレース映像信号、即ち、この第4実施
例から出力されるノンインタレース映像信号D525-393
を示している。
されるノンインタレース映像信号、即ち、この第4実施
例から出力されるノンインタレース映像信号D525-393
を示している。
【0300】ここに、図21は演算回路121で行われ
る演算の一部を示す図であり、第1ライン、第4ライ
ン、第7ライン等、第3i−2ラインの映像信号Q3i-2
が生成される場合には、{0(M4i-2−M4i-3)+M
4i-3}なる演算が行われ、映像信号Q3i-2として、M
4i-3が出力される。
る演算の一部を示す図であり、第1ライン、第4ライ
ン、第7ライン等、第3i−2ラインの映像信号Q3i-2
が生成される場合には、{0(M4i-2−M4i-3)+M
4i-3}なる演算が行われ、映像信号Q3i-2として、M
4i-3が出力される。
【0301】また、第2ライン、第5ライン、第8ライ
ン等、第3i−1ラインの映像信号Q3i-1が生成される
場合には、{1/3・(M4i-1−M4i-2)+M4i-2}な
る演算が行われ、映像信号Q3i-1として、2/3・M
4i-2+1/3・M4i-1が出力される。
ン等、第3i−1ラインの映像信号Q3i-1が生成される
場合には、{1/3・(M4i-1−M4i-2)+M4i-2}な
る演算が行われ、映像信号Q3i-1として、2/3・M
4i-2+1/3・M4i-1が出力される。
【0302】また、第3ライン、第6ライン、第9ライ
ン等、第3iラインの映像信号Q3iが生成される場合に
は、{2/3・(M4i−M4i-1)+M4i-1}なる演算が
行われ、映像信号Q3iとして、1/3・M4i-1+2/3
・M4iが出力される。
ン等、第3iラインの映像信号Q3iが生成される場合に
は、{2/3・(M4i−M4i-1)+M4i-1}なる演算が
行われ、映像信号Q3iとして、1/3・M4i-1+2/3
・M4iが出力される。
【0303】このように、この第4実施例によれば、5
25ラインによる映像を表示できるインタレース映像信
号DINTを525ラインのノンインタレース映像信号D
NON-I NTに変換し、更に、このノンインタレース映像信
号DNON-INTを、このノンインタレース映像信号D
NON-INTによる525ラインの映像を第1ライン〜第3
93ラインによる映像に垂直方向に縮小した映像を表示
できるノンインタレース映像信号D525-393に変換する
ことができる。
25ラインによる映像を表示できるインタレース映像信
号DINTを525ラインのノンインタレース映像信号D
NON-I NTに変換し、更に、このノンインタレース映像信
号DNON-INTを、このノンインタレース映像信号D
NON-INTによる525ラインの映像を第1ライン〜第3
93ラインによる映像に垂直方向に縮小した映像を表示
できるノンインタレース映像信号D525-393に変換する
ことができる。
【0304】ここに、この第4実施例においては、走査
変換回路118から出力されるノンインタレース映像信
号DNON-INTを記憶させ、異なる2本のラインの映像信
号を同時に映像信号出力端子120A、120Bに読出
すことができるフレームバッファ120を設け、ノンイ
ンタレース映像信号DNON-INTをドット順にクロック信
号CLK2に同期させてフレームバッファ120に書込
み、書き込んだ映像信号を書き込んだ順に、かつ、所定
のラインの映像信号については2回続けて、クロック信
号CLK2に同期させて映像信号出力端子120Aに読
出すと共に、映像信号出力端子120Bに、映像信号出
力端子120Aに出力される次のラインの映像信号を出
力させることにより、映像信号を一ライン分遅延させる
ためのラインバッファを不要としている。
変換回路118から出力されるノンインタレース映像信
号DNON-INTを記憶させ、異なる2本のラインの映像信
号を同時に映像信号出力端子120A、120Bに読出
すことができるフレームバッファ120を設け、ノンイ
ンタレース映像信号DNON-INTをドット順にクロック信
号CLK2に同期させてフレームバッファ120に書込
み、書き込んだ映像信号を書き込んだ順に、かつ、所定
のラインの映像信号については2回続けて、クロック信
号CLK2に同期させて映像信号出力端子120Aに読
出すと共に、映像信号出力端子120Bに、映像信号出
力端子120Aに出力される次のラインの映像信号を出
力させることにより、映像信号を一ライン分遅延させる
ためのラインバッファを不要としている。
【0305】したがって、この第4実施例によれば、5
25ラインによる映像を表示できるインタレース映像信
号DINTを525ラインのインタレース映像信号DINTに
変換し、更に、このノンインタレース映像信号D
NON-INTを、525ラインによる映像を第1ライン〜第
393ラインによる映像に垂直方向に縮小した映像を表
示できるノンインタレース映像信号D525-393に変換す
ることができる映像信号変換装置につき、回路規模を小
さくし、消費電力の低減化と、低価格化とを図ることが
できる。
25ラインによる映像を表示できるインタレース映像信
号DINTを525ラインのインタレース映像信号DINTに
変換し、更に、このノンインタレース映像信号D
NON-INTを、525ラインによる映像を第1ライン〜第
393ラインによる映像に垂直方向に縮小した映像を表
示できるノンインタレース映像信号D525-393に変換す
ることができる映像信号変換装置につき、回路規模を小
さくし、消費電力の低減化と、低価格化とを図ることが
できる。
【0306】また、この第4実施例によれば、重み係数
生成回路126において、各フレームにおいて、初期値
の選択による垂直アドレスADDRDB-V及び重み係数α
を出力し、その後は、重み係数増分Δαと、重み係数生
成回路126の出力との加算により次ラインの垂直アド
レスADDRDB-V及び重み係数αを生成するとしている
ので、垂直方向のアドレッシングを規模の小さい回路で
行うことができ、この点からも、消費電力の低減化と、
低価格化とを図ることができる。
生成回路126において、各フレームにおいて、初期値
の選択による垂直アドレスADDRDB-V及び重み係数α
を出力し、その後は、重み係数増分Δαと、重み係数生
成回路126の出力との加算により次ラインの垂直アド
レスADDRDB-V及び重み係数αを生成するとしている
ので、垂直方向のアドレッシングを規模の小さい回路で
行うことができ、この点からも、消費電力の低減化と、
低価格化とを図ることができる。
【0307】なお、第5実施例(拡大処理回路119)
によれば、525ラインのノンインタレース映像信号D
NON-INTを、このノンインタレース映像信号DNON-INTに
よる525ラインの映像を第1ライン〜第393ライン
による映像に垂直方向に縮小してなる映像を表示できる
ノンインタレース映像信号D525-393に変換する映像信
号変換装置につき、回路規模を小さくし、消費電力の低
減化と、低価格化とを図ることができる。
によれば、525ラインのノンインタレース映像信号D
NON-INTを、このノンインタレース映像信号DNON-INTに
よる525ラインの映像を第1ライン〜第393ライン
による映像に垂直方向に縮小してなる映像を表示できる
ノンインタレース映像信号D525-393に変換する映像信
号変換装置につき、回路規模を小さくし、消費電力の低
減化と、低価格化とを図ることができる。
【0308】また、この第5実施例によれば、重み係数
生成回路126において、各フレームにおいて、初期値
の選択による垂直アドレスADDRDB-V及び重み係数α
を出力し、その後は、重み係数増分Δαと、重み係数生
成回路126の出力との加算により次ラインの垂直アド
レスADDRDB-V及び重み係数αを生成するとしている
ので、垂直方向のアドレッシングを規模の小さい回路で
行うことができるので、この点からも、消費電力の低減
化と、低価格化とを図ることができる。
生成回路126において、各フレームにおいて、初期値
の選択による垂直アドレスADDRDB-V及び重み係数α
を出力し、その後は、重み係数増分Δαと、重み係数生
成回路126の出力との加算により次ラインの垂直アド
レスADDRDB-V及び重み係数αを生成するとしている
ので、垂直方向のアドレッシングを規模の小さい回路で
行うことができるので、この点からも、消費電力の低減
化と、低価格化とを図ることができる。
【0309】第6実施例・・図22〜図44 図22は本発明の第6実施例を示す回路図であり、この
第6実施例は、3種類の変換を行うことができるもので
ある。
第6実施例は、3種類の変換を行うことができるもので
ある。
【0310】まず、この第6実施例は、525ラインの
映像を表示できるインタレース映像信号DINTを、ライ
ン間を補間してなる525ラインのノンインタレース映
像信号DNON-INTに変換することができる。
映像を表示できるインタレース映像信号DINTを、ライ
ン間を補間してなる525ラインのノンインタレース映
像信号DNON-INTに変換することができる。
【0311】また、この第6実施例は、525ラインの
映像を表示できるインタレース映像信号DINTを、走査
変換及び拡大処理を一括して行うことにより、第1ライ
ン〜第394ラインによる映像を第1ライン〜第525
ラインによる垂直方向に拡大した映像を表示できるノン
インタレース映像信号D394-525に変換することができ
る。
映像を表示できるインタレース映像信号DINTを、走査
変換及び拡大処理を一括して行うことにより、第1ライ
ン〜第394ラインによる映像を第1ライン〜第525
ラインによる垂直方向に拡大した映像を表示できるノン
インタレース映像信号D394-525に変換することができ
る。
【0312】また、この第6実施例は、525ラインの
映像を表示できるインタレース映像信号DINTを、走査
変換及び拡大縮小を一括して行うことにより、525ラ
インによる映像を第1ライン〜第393ラインによる垂
直方向に縮小した映像を表示できるノンインタレース映
像信号D525-393に変換をすることができる。
映像を表示できるインタレース映像信号DINTを、走査
変換及び拡大縮小を一括して行うことにより、525ラ
インによる映像を第1ライン〜第393ラインによる垂
直方向に縮小した映像を表示できるノンインタレース映
像信号D525-393に変換をすることができる。
【0313】図22中、133はインタレース映像信号
DINTが入力される映像信号入力端子、134はインタ
レース映像信号DINT用の垂直同期信号VSYNC-Aが入力
される垂直同期信号入力端子、135はインタレース映
像信号DINT用の水平同期信号HSYNC-Aが入力される水
平同期信号入力端子である。
DINTが入力される映像信号入力端子、134はインタ
レース映像信号DINT用の垂直同期信号VSYNC-Aが入力
される垂直同期信号入力端子、135はインタレース映
像信号DINT用の水平同期信号HSYNC-Aが入力される水
平同期信号入力端子である。
【0314】また、136は重み係数増分Δαが入力さ
れる重み係数増分入力端子であり、この第6実施例にお
いては、重み係数増分Δαは、走査変換処理を行う場合
には1/2、拡大処理する場合には3/8、縮小処理す
る場合には4/6とされる。
れる重み係数増分入力端子であり、この第6実施例にお
いては、重み係数増分Δαは、走査変換処理を行う場合
には1/2、拡大処理する場合には3/8、縮小処理す
る場合には4/6とされる。
【0315】ここに、重み係数増分Δαは、(インタレ
ース走査時の走査線数/ノンインタレース走査時の走査
線数)×(拡大又は縮小処理後の走査線数/拡大又は縮
小処理前の走査線数)で求められる。但し、拡大又は縮
小処理を行わず、走査変換のみを行う場合には、(拡大
又は縮小処理後の走査線数/拡大又は縮小処理前の走査
線数)=1とする。
ース走査時の走査線数/ノンインタレース走査時の走査
線数)×(拡大又は縮小処理後の走査線数/拡大又は縮
小処理前の走査線数)で求められる。但し、拡大又は縮
小処理を行わず、走査変換のみを行う場合には、(拡大
又は縮小処理後の走査線数/拡大又は縮小処理前の走査
線数)=1とする。
【0316】したがって、走査変換処理のみを行い、5
25ラインの映像を表示できるインタレース映像信号D
INTを、ライン間を補間してなる525ラインのノンイ
ンタレース映像信号DNON-INTに変換する場合には、重
み係数増分Δα=1/2となる。
25ラインの映像を表示できるインタレース映像信号D
INTを、ライン間を補間してなる525ラインのノンイ
ンタレース映像信号DNON-INTに変換する場合には、重
み係数増分Δα=1/2となる。
【0317】また、走査変換及び拡大処理を行い、52
5ラインの映像を表示できるインタレース映像信号D
INTを、インタレース映像信号DINTを走査変換してなる
525ラインのノンインタレース映像信号DNON-INTの
第1ライン〜第394ラインによる映像を第1ライン〜
第525ラインによる垂直方向に拡大した映像を表示で
きるノンインタレース映像信号D394-525に変換する場
合には、(1/2)×(394/525)=3/8とな
る。
5ラインの映像を表示できるインタレース映像信号D
INTを、インタレース映像信号DINTを走査変換してなる
525ラインのノンインタレース映像信号DNON-INTの
第1ライン〜第394ラインによる映像を第1ライン〜
第525ラインによる垂直方向に拡大した映像を表示で
きるノンインタレース映像信号D394-525に変換する場
合には、(1/2)×(394/525)=3/8とな
る。
【0318】また、走査変換及び拡大縮小を行い、52
5ラインの映像を表示できるインタレース映像信号D
INTを、インタレース映像信号DINTを走査変換してなる
525ラインのノンインタレース映像信号DNON-INTに
よる映像を第1ライン〜第393ラインによる垂直方向
に縮小した映像を表示できるノンインタレース映像信号
D525-393に変換する場合には、(1/2)×(525
/393)=4/6となる。
5ラインの映像を表示できるインタレース映像信号D
INTを、インタレース映像信号DINTを走査変換してなる
525ラインのノンインタレース映像信号DNON-INTに
よる映像を第1ライン〜第393ラインによる垂直方向
に縮小した映像を表示できるノンインタレース映像信号
D525-393に変換する場合には、(1/2)×(525
/393)=4/6となる。
【0319】また、137は第1フィールドと第2フィ
ールドとを判別するフィールド判別信号FDISが入力さ
れるフィールド判別信号入力端子、138はクロック信
号CLK1が入力されるクロック信号入力端子、139
はクロック信号CLK1の2倍の周波数のクロック信号
CLK2が入力されるクロック信号入力端子である。
ールドとを判別するフィールド判別信号FDISが入力さ
れるフィールド判別信号入力端子、138はクロック信
号CLK1が入力されるクロック信号入力端子、139
はクロック信号CLK1の2倍の周波数のクロック信号
CLK2が入力されるクロック信号入力端子である。
【0320】また、140は映像信号入力端子133に
入力されるインタレース映像信号D INTを対象として、
1フィールド分の映像信号を一時的に記憶させるための
フィールドバッファである。
入力されるインタレース映像信号D INTを対象として、
1フィールド分の映像信号を一時的に記憶させるための
フィールドバッファである。
【0321】このフィールドバッファ140は、1系統
の書込みポートと、2系統の読出しポートとを有し、異
なるラインの映像信号を同時に読出すことができるよう
にされており、140Aは第1読出しポートの映像信号
出力端子、140Bは第2読出しポートの映像信号出力
端子、D140Aは映像信号出力端子140Aに出力さ
れる映像信号、D140Bは映像信号出力端子140B
に出力される映像信号である。
の書込みポートと、2系統の読出しポートとを有し、異
なるラインの映像信号を同時に読出すことができるよう
にされており、140Aは第1読出しポートの映像信号
出力端子、140Bは第2読出しポートの映像信号出力
端子、D140Aは映像信号出力端子140Aに出力さ
れる映像信号、D140Bは映像信号出力端子140B
に出力される映像信号である。
【0322】また、このフィールドバッファ140は、
書込みポート側にはクロック信号1が与えられ、読出し
ポート側にはクロック信号CLK2が与えられ、書込み
はクロック信号CLK1に同期して行われ、読出しはク
ロック信号CLK2に同期して行われるようにされてい
る。
書込みポート側にはクロック信号1が与えられ、読出し
ポート側にはクロック信号CLK2が与えられ、書込み
はクロック信号CLK1に同期して行われ、読出しはク
ロック信号CLK2に同期して行われるようにされてい
る。
【0323】また、141はフィールドバッファ140
から出力される映像信号D140A、D140Bを演算
処理して、ノンインタレース映像信号DNON-INT、又
は、ノンインタレース映像信号D394-525、又は、ノン
インタレース映像信号D525-393を生成する演算回路で
ある。
から出力される映像信号D140A、D140Bを演算
処理して、ノンインタレース映像信号DNON-INT、又
は、ノンインタレース映像信号D394-525、又は、ノン
インタレース映像信号D525-393を生成する演算回路で
ある。
【0324】また、この演算回路141において、14
2は映像信号D140Bから映像信号D140Aを減算
する減算器、143は減算器142から出力される映像
信号D142と重み係数αとを乗算する乗算器、144
は乗算器143から出力される映像信号D143と映像
信号D140Aとを加算し、ノンインタレース映像信号
DNON-INT、又は、ノンインタレース映像信号
D394-525、又は、ノンインタレース映像信号D525-393
を出力する加算器である。
2は映像信号D140Bから映像信号D140Aを減算
する減算器、143は減算器142から出力される映像
信号D142と重み係数αとを乗算する乗算器、144
は乗算器143から出力される映像信号D143と映像
信号D140Aとを加算し、ノンインタレース映像信号
DNON-INT、又は、ノンインタレース映像信号
D394-525、又は、ノンインタレース映像信号D525-393
を出力する加算器である。
【0325】即ち、この演算回路141においては、映
像信号D140A、D140Bについて、{重み係数α
×(映像信号D140B−映像信号D140A)+映像
信号D140A}なる演算が行われ、ノンインタレース
映像信号DNON-INT、又は、ノンインタレース映像信号
D394-525、又は、ノンインタレース映像信号D525-3 93
が生成される。
像信号D140A、D140Bについて、{重み係数α
×(映像信号D140B−映像信号D140A)+映像
信号D140A}なる演算が行われ、ノンインタレース
映像信号DNON-INT、又は、ノンインタレース映像信号
D394-525、又は、ノンインタレース映像信号D525-3 93
が生成される。
【0326】また、145は垂直同期信号VSYNC-A、水
平同期信号HSYNC-A及びクロック信号CLK1を入力し
て書込みアドレスADDWRAを出力し、インタレース映
像信号DINTのフィールドバッファ140に対する書込
みを制御する書込み制御回路である。
平同期信号HSYNC-A及びクロック信号CLK1を入力し
て書込みアドレスADDWRAを出力し、インタレース映
像信号DINTのフィールドバッファ140に対する書込
みを制御する書込み制御回路である。
【0327】この書込み制御回路145から出力される
書込みアドレスADDWRAは、垂直アドレスADDWRA-V
と、水平アドレスADDWRA-Hから構成され、垂直アド
レスADDWRA-Vは、水平同期信号HSYNC-Aの立ち下が
りを検出すると1番地進み、垂直同期信号VSYNC-Aの立
ち下がりを検出するとリセットされ、水平アドレスAD
DWRA-Hは、クロック信号CLK1の立ち上がりを検出
すると1番地進み、水平同期信号HSYNC-Aの立ち下がり
を検出するとリセットされる。
書込みアドレスADDWRAは、垂直アドレスADDWRA-V
と、水平アドレスADDWRA-Hから構成され、垂直アド
レスADDWRA-Vは、水平同期信号HSYNC-Aの立ち下が
りを検出すると1番地進み、垂直同期信号VSYNC-Aの立
ち下がりを検出するとリセットされ、水平アドレスAD
DWRA-Hは、クロック信号CLK1の立ち上がりを検出
すると1番地進み、水平同期信号HSYNC-Aの立ち下がり
を検出するとリセットされる。
【0328】また、146は垂直同期信号VSYNC-A、水
平同期信号HSYNC-A、重み係数増分Δα及びクロック信
号CLK2を入力し、フィールドバッファ140の第1
読出しポート側に与えるべき読出しアドレスADDRDA
のうち、垂直アドレスADDR DA-V及びノンインタレー
ス映像信号DNON-INT、D394-525、D525-393用の垂直
同期信号VSYNC-B及び水平同期信号HSYNC-Bを出力する
と共に、加算器143に与えるべき重み係数αを出力す
る重み係数生成回路である。
平同期信号HSYNC-A、重み係数増分Δα及びクロック信
号CLK2を入力し、フィールドバッファ140の第1
読出しポート側に与えるべき読出しアドレスADDRDA
のうち、垂直アドレスADDR DA-V及びノンインタレー
ス映像信号DNON-INT、D394-525、D525-393用の垂直
同期信号VSYNC-B及び水平同期信号HSYNC-Bを出力する
と共に、加算器143に与えるべき重み係数αを出力す
る重み係数生成回路である。
【0329】また、147は重み係数生成回路146か
ら出力される垂直アドレスADDRD A-Vに1を加算し
て、垂直アドレスADDRDA-Vの1番地先の垂直アドレ
スADD RDA-V”を生成する加算器であり、この垂直ア
ドレスADDRDA-V”は、フィールドバッファ140の
第2読出しポート側に与えられる。
ら出力される垂直アドレスADDRD A-Vに1を加算し
て、垂直アドレスADDRDA-Vの1番地先の垂直アドレ
スADD RDA-V”を生成する加算器であり、この垂直ア
ドレスADDRDA-V”は、フィールドバッファ140の
第2読出しポート側に与えられる。
【0330】また、148は垂直同期信号VSYNC-A、水
平同期信号HSYNC-A及びクロック信号CLK2を入力
し、フィールドバッファ140の第1、第2読出しポー
トに与えるべき読出しアドレスADDRDA、ADDRDA”
のうち、水平アドレスを与える読出し制御回路であり、
この第6実施例では、第1、第2読出しポートには同一
の水平アドレスADDRDA-Hが与えられる。
平同期信号HSYNC-A及びクロック信号CLK2を入力
し、フィールドバッファ140の第1、第2読出しポー
トに与えるべき読出しアドレスADDRDA、ADDRDA”
のうち、水平アドレスを与える読出し制御回路であり、
この第6実施例では、第1、第2読出しポートには同一
の水平アドレスADDRDA-Hが与えられる。
【0331】ここに、書込み制御回路145、重み係数
生成回路146、加算器147及び読出し制御回路14
8は、全体として、フィールドバッファ140を制御す
る制御回路を構成する。
生成回路146、加算器147及び読出し制御回路14
8は、全体として、フィールドバッファ140を制御す
る制御回路を構成する。
【0332】ここに、図23は重み係数生成回路146
の垂直アドレスADDRDA-V及び重み係数αを生成する
部分の構成を示す回路図であり、図23中、150は加
算器である。
の垂直アドレスADDRDA-V及び重み係数αを生成する
部分の構成を示す回路図であり、図23中、150は加
算器である。
【0333】この加算器150は、図3に示すと同様
に、整数部分8ビット、小数部分8ビットの16ビット
からなる重み係数増分Δαと、整数部分8ビットからな
る垂直アドレスADDRDA-V及び小数部分8ビットから
なる重み係数αとを加算し、この加算結果のうち、整数
部分8ビットを次のラインの垂直アドレスADDRDA-V
として出力し、小数部分8ビットを次のラインの映像信
号を生成するための重み係数αとして出力するものであ
る。
に、整数部分8ビット、小数部分8ビットの16ビット
からなる重み係数増分Δαと、整数部分8ビットからな
る垂直アドレスADDRDA-V及び小数部分8ビットから
なる重み係数αとを加算し、この加算結果のうち、整数
部分8ビットを次のラインの垂直アドレスADDRDA-V
として出力し、小数部分8ビットを次のラインの映像信
号を生成するための重み係数αとして出力するものであ
る。
【0334】また、151はフィールド判別信号FDIS
を入力して初期値を出力する初期値生成回路であり、フ
ィールド判別信号FDIS=「0」の場合、初期値として
0を出力し、フィールド判別信号FDIS=「1」の場合
には、初期値として1/2を出力する。
を入力して初期値を出力する初期値生成回路であり、フ
ィールド判別信号FDIS=「0」の場合、初期値として
0を出力し、フィールド判別信号FDIS=「1」の場合
には、初期値として1/2を出力する。
【0335】また、152は垂直同期信号VSYNC-Bを選
択制御信号として、加算器150の出力と初期値とを選
択して出力するセレクタであり、このセレクタ152
は、垂直同期信号VSYNC-B=「0」の場合には、入力端
子Bを選択し、垂直同期信号V SYNC-B=「1」の場合に
は、入力端子Aを選択する。
択制御信号として、加算器150の出力と初期値とを選
択して出力するセレクタであり、このセレクタ152
は、垂直同期信号VSYNC-B=「0」の場合には、入力端
子Bを選択し、垂直同期信号V SYNC-B=「1」の場合に
は、入力端子Aを選択する。
【0336】また、153は水平同期信号HSYNC-Bをク
ロック信号としてラッチ動作を行うDフリップフロップ
回路であり、正相出力端子Qに垂直アドレスADD
RDA-V及び重み係数αを得るとするものである。
ロック信号としてラッチ動作を行うDフリップフロップ
回路であり、正相出力端子Qに垂直アドレスADD
RDA-V及び重み係数αを得るとするものである。
【0337】図24は、この第6実施例におけるフィー
ルドバッファ140に対する書込み動作を説明するため
のタイミングチャートであり、図24Aは垂直同期信号
VSY NC-A、図24Bは水平同期信号HSYNC-A、図24C
はインタレース映像信号DIN Tを示している。
ルドバッファ140に対する書込み動作を説明するため
のタイミングチャートであり、図24Aは垂直同期信号
VSY NC-A、図24Bは水平同期信号HSYNC-A、図24C
はインタレース映像信号DIN Tを示している。
【0338】即ち、第1フィールドの場合には、奇数ラ
インの映像信号が第1ラインの映像信号N1→第3ライ
ンの映像信号N3→第5ラインの映像信号N5→・・・
→第525ラインの映像信号N525の順に入力され、
第2フィールドの場合には、偶数ラインの映像信号が第
0ラインの映像信号N0→第2ラインの映像信号N2→
第4ラインの映像信号N4→・・・→第524ラインの
映像信号N524の順に入力される。
インの映像信号が第1ラインの映像信号N1→第3ライ
ンの映像信号N3→第5ラインの映像信号N5→・・・
→第525ラインの映像信号N525の順に入力され、
第2フィールドの場合には、偶数ラインの映像信号が第
0ラインの映像信号N0→第2ラインの映像信号N2→
第4ラインの映像信号N4→・・・→第524ラインの
映像信号N524の順に入力される。
【0339】また、図24Dは書込み制御回路145か
らフィールドバッファ140に与えられる書込みアドレ
スADDWRAのうち、垂直アドレスADDWRA-Vを示して
おり、第1フィールドの場合においても、第2フィール
ドの場合においても、0番地→1番地→2番地→・・・
→524番地の順に出力される。
らフィールドバッファ140に与えられる書込みアドレ
スADDWRAのうち、垂直アドレスADDWRA-Vを示して
おり、第1フィールドの場合においても、第2フィール
ドの場合においても、0番地→1番地→2番地→・・・
→524番地の順に出力される。
【0340】したがって、第1フィールドの場合に入力
される第1ラインの映像信号N1、第3ラインの映像信
号N3、第5ラインの映像信号N5・・・第525ライ
ンの映像信号N525は、それぞれ、0番地、1番地、
2番地・・・524番地の垂直アドレスに書き込まれ、
第2フィールドの場合に入力される第0ラインの映像信
号N0、第2ラインの映像信号N2、第4ラインの映像
信号N4・・・第524ラインの映像信号N524も、
それぞれ、0番地、1番地、2番地・・・524番地の
垂直アドレスに書き込まれる。
される第1ラインの映像信号N1、第3ラインの映像信
号N3、第5ラインの映像信号N5・・・第525ライ
ンの映像信号N525は、それぞれ、0番地、1番地、
2番地・・・524番地の垂直アドレスに書き込まれ、
第2フィールドの場合に入力される第0ラインの映像信
号N0、第2ラインの映像信号N2、第4ラインの映像
信号N4・・・第524ラインの映像信号N524も、
それぞれ、0番地、1番地、2番地・・・524番地の
垂直アドレスに書き込まれる。
【0341】また、図25は走査変換動作が行われる場
合の重み係数生成回路146の動作を示すタイミングチ
ャートであり、図25Aは垂直同期信号VSYNC-B、図2
5Bは水平同期信号HSYNC-B、図25Cはフィールド判
別信号FDISを示している。
合の重み係数生成回路146の動作を示すタイミングチ
ャートであり、図25Aは垂直同期信号VSYNC-B、図2
5Bは水平同期信号HSYNC-B、図25Cはフィールド判
別信号FDISを示している。
【0342】また、図25Dは初期値生成回路151か
ら出力される初期値、図25EはDフリップフロップ回
路153から出力される垂直アドレスADDRDA-V、図
25FはDフリップフロップ回路153から出力される
重み係数αを示している。
ら出力される初期値、図25EはDフリップフロップ回
路153から出力される垂直アドレスADDRDA-V、図
25FはDフリップフロップ回路153から出力される
重み係数αを示している。
【0343】ここに、図26、図27は重み係数生成回
路146の加算器150で行われる加算の一部を2進数
で示す図であり、図26は第1フィールドに対応するフ
レームの場合、図27は第2フィールドに対応するフレ
ームの場合を示している。
路146の加算器150で行われる加算の一部を2進数
で示す図であり、図26は第1フィールドに対応するフ
レームの場合、図27は第2フィールドに対応するフレ
ームの場合を示している。
【0344】即ち、第1フィールドに対応するフレーム
の場合、フィールド判別信号FDIS=「0」で、初期値
=0とされるので、第1ラインの水平同期信号HSYNC-A
が立ち下がった場合には、Dフリップフロップ回路15
3の出力=0となり、第1水平期間においては、垂直ア
ドレスADDRDA-Vとして0が出力され、重み係数αと
して0が出力される。
の場合、フィールド判別信号FDIS=「0」で、初期値
=0とされるので、第1ラインの水平同期信号HSYNC-A
が立ち下がった場合には、Dフリップフロップ回路15
3の出力=0となり、第1水平期間においては、垂直ア
ドレスADDRDA-Vとして0が出力され、重み係数αと
して0が出力される。
【0345】この結果、この場合には、加算器150に
おいては、{1/2(重み係数増分Δα)+0(Dフリ
ップフロップ回路153の出力)}なる演算が行われ、
加算結果として1/2が出力されるので、第2水平期間
においては、垂直アドレスADDRDA-Vとして0が出力
され、重み係数αとして1/2が出力される。
おいては、{1/2(重み係数増分Δα)+0(Dフリ
ップフロップ回路153の出力)}なる演算が行われ、
加算結果として1/2が出力されるので、第2水平期間
においては、垂直アドレスADDRDA-Vとして0が出力
され、重み係数αとして1/2が出力される。
【0346】この結果、この場合には、加算器150で
は、{1/2(重み係数増分Δα)+1/2(Dフリッ
プフロップ回路153の出力)}なる演算が行われ、加
算結果として2/2=1が出力されるので、第3水平期
間においては、垂直アドレスADDRDA-Vとして1が出
力され、重み係数αとして0が出力される。
は、{1/2(重み係数増分Δα)+1/2(Dフリッ
プフロップ回路153の出力)}なる演算が行われ、加
算結果として2/2=1が出力されるので、第3水平期
間においては、垂直アドレスADDRDA-Vとして1が出
力され、重み係数αとして0が出力される。
【0347】この結果、この場合には、加算器150で
は、{1/2(重み係数増分Δα)+1(Dフリップフ
ロップ回路153の出力)}なる演算が行われ、加算結
果として3/2=1・1/2が出力されるので、第4水
平期間においては、垂直アドレスADDRDA-Vとして1
が出力され、重み係数αとして1/2が出力される。
は、{1/2(重み係数増分Δα)+1(Dフリップフ
ロップ回路153の出力)}なる演算が行われ、加算結
果として3/2=1・1/2が出力されるので、第4水
平期間においては、垂直アドレスADDRDA-Vとして1
が出力され、重み係数αとして1/2が出力される。
【0348】このように、重み係数生成回路146にお
いては、第1フィールドに対応するフレームの場合、第
1水平期間→第2水平期間→第3水平期間→第4水平期
間→第5水平期間→第6水平期間→第7水平期間→第8
水平期間・・・と変化すると、垂直アドレスADD
RDA-Vは、0番地→0番地→1番地→1番地→2番地→
2番地→3番地→3番地・・・と変化し、重み係数α
は、0→1/2→0→1/2→0→1/2→0→1/2
・・・と変化する。
いては、第1フィールドに対応するフレームの場合、第
1水平期間→第2水平期間→第3水平期間→第4水平期
間→第5水平期間→第6水平期間→第7水平期間→第8
水平期間・・・と変化すると、垂直アドレスADD
RDA-Vは、0番地→0番地→1番地→1番地→2番地→
2番地→3番地→3番地・・・と変化し、重み係数α
は、0→1/2→0→1/2→0→1/2→0→1/2
・・・と変化する。
【0349】即ち、垂直アドレスADDRDA-Vは、水平
期間を単位として、0番地から順に同一のアドレスが2
回ずつ出力されると共に、重み係数αは、水平期間を単
位として、0、1/2が0を先頭値として繰り返して出
力される。
期間を単位として、0番地から順に同一のアドレスが2
回ずつ出力されると共に、重み係数αは、水平期間を単
位として、0、1/2が0を先頭値として繰り返して出
力される。
【0350】これに対して、第2フィールドに対応する
フレームの場合、フィールド判別信号FDIS=「1」
で、初期値=1/2とされるので、第1ラインの水平同
期信号HSYNC-Aが立ち下がった場合には、Dフリップフ
ロップ回路153の出力=1/2となり、第1水平期間
においては、垂直アドレスADDRDA-Vとして0が出力
され、重み係数αとして1/2が出力される。
フレームの場合、フィールド判別信号FDIS=「1」
で、初期値=1/2とされるので、第1ラインの水平同
期信号HSYNC-Aが立ち下がった場合には、Dフリップフ
ロップ回路153の出力=1/2となり、第1水平期間
においては、垂直アドレスADDRDA-Vとして0が出力
され、重み係数αとして1/2が出力される。
【0351】この結果、この場合には、加算器150で
は、{1/2(重み係数増分Δα)+1/2(Dフリッ
プフロップ回路153の出力)}なる演算が行われ、加
算結果として1が出力されるので、第2水平期間におい
ては、垂直アドレスADDRD A-Vとして1が出力され、
重み係数αとして0が出力される。
は、{1/2(重み係数増分Δα)+1/2(Dフリッ
プフロップ回路153の出力)}なる演算が行われ、加
算結果として1が出力されるので、第2水平期間におい
ては、垂直アドレスADDRD A-Vとして1が出力され、
重み係数αとして0が出力される。
【0352】この結果、この場合には、加算器150で
は、{1/2(重み係数増分Δα)+1(Dフリップフ
ロップ回路153の出力)}なる演算が行われ、加算結
果として3/2=1・1/2が出力されるので、第3水
平期間においては、垂直アドレスADDRDA-Vとして1
が出力され、重み係数αとして1/2が出力される。
は、{1/2(重み係数増分Δα)+1(Dフリップフ
ロップ回路153の出力)}なる演算が行われ、加算結
果として3/2=1・1/2が出力されるので、第3水
平期間においては、垂直アドレスADDRDA-Vとして1
が出力され、重み係数αとして1/2が出力される。
【0353】この結果、この場合には、加算器150で
は、1/2(重み係数増分Δα)+3/2(Dフリップ
フロップ回路153の出力)なる演算が行われ、加算結
果として4/2=2が出力されるので、第4水平期間に
おいては、垂直アドレスADDRDA-Vとして2が出力さ
れ、重み係数αとして0が出力される。
は、1/2(重み係数増分Δα)+3/2(Dフリップ
フロップ回路153の出力)なる演算が行われ、加算結
果として4/2=2が出力されるので、第4水平期間に
おいては、垂直アドレスADDRDA-Vとして2が出力さ
れ、重み係数αとして0が出力される。
【0354】このように、重み係数生成回路146にお
いては、第2フィールドに対応するフレームの場合、第
1水平期間→第2水平期間→第3水平期間→第4水平期
間→第5水平期間→第6水平期間→第7水平期間・・・
と変化すると、垂直アドレスADDRDA-Vは、0→1→
1→2→2→3→3・・・と変化し、重み係数αは、1
/2→0→1/2→0→1/2→0→1/2・・・と変
化する。
いては、第2フィールドに対応するフレームの場合、第
1水平期間→第2水平期間→第3水平期間→第4水平期
間→第5水平期間→第6水平期間→第7水平期間・・・
と変化すると、垂直アドレスADDRDA-Vは、0→1→
1→2→2→3→3・・・と変化し、重み係数αは、1
/2→0→1/2→0→1/2→0→1/2・・・と変
化する。
【0355】即ち、垂直アドレスADDRDA-Vは、水平
期間を単位として、0番地を1回出力した後、1番地か
ら順に同一のアドレスが2回ずつ出力されると共に、重
み係数αは、水平期間を単位として、1/2、0が1/
2を先頭値として繰り返して出力される。
期間を単位として、0番地を1回出力した後、1番地か
ら順に同一のアドレスが2回ずつ出力されると共に、重
み係数αは、水平期間を単位として、1/2、0が1/
2を先頭値として繰り返して出力される。
【0356】図28は、走査変換動作が行われる場合の
第6実施例の垂直方向の動作を示すタイミングチャート
であり、図28Aは重み係数生成回路146から出力さ
れる垂直同期信号VSYNC-Bを示しており、この垂直同期
信号VSYNC-Bは、垂直同期信号VSYNC-Aのロウレベル期
間を1/2としたものとされている。
第6実施例の垂直方向の動作を示すタイミングチャート
であり、図28Aは重み係数生成回路146から出力さ
れる垂直同期信号VSYNC-Bを示しており、この垂直同期
信号VSYNC-Bは、垂直同期信号VSYNC-Aのロウレベル期
間を1/2としたものとされている。
【0357】また、図28Bは重み係数生成回路146
から出力される水平同期信号HSYNC -Bを示しており、こ
の水平同期信号HSYNC-Bは、水平同期信号HSYNC-Aの周
期を1/2にしたものとされている。
から出力される水平同期信号HSYNC -Bを示しており、こ
の水平同期信号HSYNC-Bは、水平同期信号HSYNC-Aの周
期を1/2にしたものとされている。
【0358】また、図28Cは重み係数生成回路146
から出力され、フィールドバッファ140の第1読出し
ポート側に与えられる垂直アドレスADDRDA-Vを示し
ている。
から出力され、フィールドバッファ140の第1読出し
ポート側に与えられる垂直アドレスADDRDA-Vを示し
ている。
【0359】ここに、垂直アドレスADDRDA-Vは、前
述したように、第1フィールドに対応するフレームの場
合においては、第1水平期間→第2水平期間→第3水平
期間→第4水平期間→第5水平期間→第6水平期間→第
7水平期間→第8水平期間・・・と変化すると、0番地
→0番地→1番地→1番地→2番地→2番地→3番地→
3番地・・・と変化する。
述したように、第1フィールドに対応するフレームの場
合においては、第1水平期間→第2水平期間→第3水平
期間→第4水平期間→第5水平期間→第6水平期間→第
7水平期間→第8水平期間・・・と変化すると、0番地
→0番地→1番地→1番地→2番地→2番地→3番地→
3番地・・・と変化する。
【0360】また、第2フィールドに対応するフレーム
の場合においては、第1水平期間→第2水平期間→第3
水平期間→第4水平期間→第5水平期間→第6水平期間
→第7水平期間・・・と変化すると、垂直アドレスAD
DRDA-Vは、0番地→1番地→1番地→2番地→2番地
→3番地→3番地・・・と変化する。
の場合においては、第1水平期間→第2水平期間→第3
水平期間→第4水平期間→第5水平期間→第6水平期間
→第7水平期間・・・と変化すると、垂直アドレスAD
DRDA-Vは、0番地→1番地→1番地→2番地→2番地
→3番地→3番地・・・と変化する。
【0361】また、図28Dは加算器147から出力さ
れ、フィールドバッファ140の第2読出しポート側に
与えられる垂直アドレスADDRDA-V”を示している。
れ、フィールドバッファ140の第2読出しポート側に
与えられる垂直アドレスADDRDA-V”を示している。
【0362】この垂直アドレスADDRDA-V”は、垂直
アドレスADDRDA-Vに1を加算したものであるから、
第1フィールドに対応するフレームの場合においては、
第1水平期間→第2水平期間→第3水平期間→第4水平
期間→第5水平期間→第6水平期間→第7水平期間→第
8水平期間・・・と変化すると、1番地→1番地→2番
地→2番地→3番地→3番地→4番地→4番地・・・と
変化する。
アドレスADDRDA-Vに1を加算したものであるから、
第1フィールドに対応するフレームの場合においては、
第1水平期間→第2水平期間→第3水平期間→第4水平
期間→第5水平期間→第6水平期間→第7水平期間→第
8水平期間・・・と変化すると、1番地→1番地→2番
地→2番地→3番地→3番地→4番地→4番地・・・と
変化する。
【0363】また、第2フィールドに対応するフレーム
の場合には、第1水平期間→第2水平期間→第3水平期
間→第4水平期間→第5水平期間→第6水平期間→第7
水平期間・・・と変化すると、垂直アドレスADD
RDA-V”は、1番地→2番地→2番地→3番地→3番地
→4番地→4番地・・と変化する。
の場合には、第1水平期間→第2水平期間→第3水平期
間→第4水平期間→第5水平期間→第6水平期間→第7
水平期間・・・と変化すると、垂直アドレスADD
RDA-V”は、1番地→2番地→2番地→3番地→3番地
→4番地→4番地・・と変化する。
【0364】この結果、フィールドバッファ140の第
1読出しポートの映像信号出力端子140Aから出力さ
れる映像信号D140Aは、図28Eに示すように、第
1フィールドに対応するフレームの場合には、第1ライ
ンの映像信号N1→第1ラインの映像信号N1→第3ラ
インの映像信号N3→第3ラインの映像信号N3→第5
ラインの映像信号N5→第5ラインの映像信号N5・・
・の順に出力され、第2フィールドに対応するフレーム
の場合には、第0ラインの映像信号N0→第2ラインの
映像信号N2→第2ラインの映像信号N2→第4ライン
の映像信号N4→第4ラインの映像信号N4→第6ライ
ンの映像信号N6・・・の順に出力される。
1読出しポートの映像信号出力端子140Aから出力さ
れる映像信号D140Aは、図28Eに示すように、第
1フィールドに対応するフレームの場合には、第1ライ
ンの映像信号N1→第1ラインの映像信号N1→第3ラ
インの映像信号N3→第3ラインの映像信号N3→第5
ラインの映像信号N5→第5ラインの映像信号N5・・
・の順に出力され、第2フィールドに対応するフレーム
の場合には、第0ラインの映像信号N0→第2ラインの
映像信号N2→第2ラインの映像信号N2→第4ライン
の映像信号N4→第4ラインの映像信号N4→第6ライ
ンの映像信号N6・・・の順に出力される。
【0365】また、フィールドバッファ140の第2読
出しポートの映像信号出力端子140Bから出力される
映像信号D140Bは、図28Fに示すように、第1フ
ィールドに対応するフレームの場合には、第3ラインの
映像信号N3→第3ラインの映像信号N3→第5ライン
の映像信号N5→第5ラインの映像信号N5→第7ライ
ンの映像信号N7→第7ラインの映像信号N7・・・の
順に出力され、第2フィールドに対応するフレームの場
合には、第2ラインの映像信号N2→第4ラインの映像
信号N4→第4ラインの映像信号N4→第6ラインの映
像信号N6→第6ラインの映像信号N6→第8ラインの
映像信号N8→第8ラインの映像信号N8・・・の順に
出力される。
出しポートの映像信号出力端子140Bから出力される
映像信号D140Bは、図28Fに示すように、第1フ
ィールドに対応するフレームの場合には、第3ラインの
映像信号N3→第3ラインの映像信号N3→第5ライン
の映像信号N5→第5ラインの映像信号N5→第7ライ
ンの映像信号N7→第7ラインの映像信号N7・・・の
順に出力され、第2フィールドに対応するフレームの場
合には、第2ラインの映像信号N2→第4ラインの映像
信号N4→第4ラインの映像信号N4→第6ラインの映
像信号N6→第6ラインの映像信号N6→第8ラインの
映像信号N8→第8ラインの映像信号N8・・・の順に
出力される。
【0366】また、図28Gは重み係数生成回路146
から出力され、乗算器143に与えられる重み係数αを
示しており、この重み係数αは、前述したように、第1
フィールドに対応するフレームの場合には、第1水平期
間→第2水平期間→第3水平期間→第4水平期間→第5
水平期間→第6水平期間→第7水平期間・・・と変化す
ると、0→1/2→0→1/2→0→1/2→0・・・
と変化し、第2フィールドに対応するフレームの場合に
は、第1水平期間→第2水平期間→第3水平期間→第4
水平期間→第5水平期間→第6水平期間→第7水平期間
・・・と変化すると、1/2→0→1/2→0→1/2
→0→1/2・・・と変化する。
から出力され、乗算器143に与えられる重み係数αを
示しており、この重み係数αは、前述したように、第1
フィールドに対応するフレームの場合には、第1水平期
間→第2水平期間→第3水平期間→第4水平期間→第5
水平期間→第6水平期間→第7水平期間・・・と変化す
ると、0→1/2→0→1/2→0→1/2→0・・・
と変化し、第2フィールドに対応するフレームの場合に
は、第1水平期間→第2水平期間→第3水平期間→第4
水平期間→第5水平期間→第6水平期間→第7水平期間
・・・と変化すると、1/2→0→1/2→0→1/2
→0→1/2・・・と変化する。
【0367】また、図28Hは演算回路141から出力
されるノンインタレース映像信号D NON-INT、即ち、こ
の第6実施例から出力されるノンインタレース映像信号
DNON -INTを示している。
されるノンインタレース映像信号D NON-INT、即ち、こ
の第6実施例から出力されるノンインタレース映像信号
DNON -INTを示している。
【0368】また、図29、図30は、走査変換動作が
行われる場合に演算回路141で行われる演算の一部を
示す図である。
行われる場合に演算回路141で行われる演算の一部を
示す図である。
【0369】即ち、第1フィールドに対応するフレーム
の場合において、奇数ラインの映像信号M2i-1が生成さ
れる場合には、重み係数αとして0が出力され、{0
(N2i +1−N2i-1)+N2i-1}なる演算が行われ、映像
信号M2i-1として、N2i-1が得られることになる。
の場合において、奇数ラインの映像信号M2i-1が生成さ
れる場合には、重み係数αとして0が出力され、{0
(N2i +1−N2i-1)+N2i-1}なる演算が行われ、映像
信号M2i-1として、N2i-1が得られることになる。
【0370】また、第1フィールドに対応するフレーム
の場合において、偶数ラインの映像信号M2iが生成され
る場合には、重み係数αとして1/2が出力され、{1
/2・(N2i+1−N2i-1)+N2i-1}なる演算が行わ
れ、映像信号M2iとして、1/2・N2i-1+1/2・N
2i+1が得られることになる。
の場合において、偶数ラインの映像信号M2iが生成され
る場合には、重み係数αとして1/2が出力され、{1
/2・(N2i+1−N2i-1)+N2i-1}なる演算が行わ
れ、映像信号M2iとして、1/2・N2i-1+1/2・N
2i+1が得られることになる。
【0371】また、第2フィールドに対応するフレーム
の場合において、奇数ラインの映像信号M2i-1が生成さ
れる場合には、重み係数αとして1/2が出力され、
{1/2・(N2i−N2i-2)+N2i-2}なる演算が行わ
れ、映像信号M2i-1として、1/2・N2i-2+1/2・
N2iが得られることになる。
の場合において、奇数ラインの映像信号M2i-1が生成さ
れる場合には、重み係数αとして1/2が出力され、
{1/2・(N2i−N2i-2)+N2i-2}なる演算が行わ
れ、映像信号M2i-1として、1/2・N2i-2+1/2・
N2iが得られることになる。
【0372】また、第2フィールドに対応するフレーム
の場合において、偶数ラインの映像信号M2iが生成され
る場合には、重み係数αとして0が出力され、{0(N
2i+2−N2i)+N2i}なる演算が行われ、映像信号M2i
として、N2iが得られることになる。
の場合において、偶数ラインの映像信号M2iが生成され
る場合には、重み係数αとして0が出力され、{0(N
2i+2−N2i)+N2i}なる演算が行われ、映像信号M2i
として、N2iが得られることになる。
【0373】このように、この第6実施例によれば、5
25ラインの映像を表示できるインタレース映像信号D
INTを、ライン間を補間してなる525ラインのノンイ
ンタレース映像信号DNON-INTに変換することができ
る。
25ラインの映像を表示できるインタレース映像信号D
INTを、ライン間を補間してなる525ラインのノンイ
ンタレース映像信号DNON-INTに変換することができ
る。
【0374】図31は、走査変換及び拡大処理が一括し
て行われる場合の重み係数生成回路146の動作を示す
タイミングチャートであり、図31Aは垂直同期信号V
SYNC -B、図31Bは水平同期信号HSYNC-B、図31Cは
フィールド判別信号FDISを示している。
て行われる場合の重み係数生成回路146の動作を示す
タイミングチャートであり、図31Aは垂直同期信号V
SYNC -B、図31Bは水平同期信号HSYNC-B、図31Cは
フィールド判別信号FDISを示している。
【0375】また、図31Dは初期値生成回路151か
ら出力される初期値、図31EはDフリップフロップ回
路153から出力される垂直アドレスADDRDA-V、図
31FはDフリップフロップ回路153から出力される
重み係数αを示している。
ら出力される初期値、図31EはDフリップフロップ回
路153から出力される垂直アドレスADDRDA-V、図
31FはDフリップフロップ回路153から出力される
重み係数αを示している。
【0376】ここに、図32、図33は重み係数生成回
路146の加算器150で行われる加算の一部を2進数
で示す図であり、図32は第1フィールドに対応するフ
レームの場合、図33は第2フィールドに対応するフレ
ームの場合を示している。
路146の加算器150で行われる加算の一部を2進数
で示す図であり、図32は第1フィールドに対応するフ
レームの場合、図33は第2フィールドに対応するフレ
ームの場合を示している。
【0377】即ち、第1フィールドに対応するフレーム
の場合、フィールド判別信号FDIS=「0」で、初期値
=0とされるので、第1ラインの水平同期信号HSYNC-B
が立ち下がった場合には、Dフリップフロップ回路15
3の出力=0となり、第1水平期間においては、垂直ア
ドレスADDRDA-Vとして0が出力され、重み係数αと
して0が出力される。
の場合、フィールド判別信号FDIS=「0」で、初期値
=0とされるので、第1ラインの水平同期信号HSYNC-B
が立ち下がった場合には、Dフリップフロップ回路15
3の出力=0となり、第1水平期間においては、垂直ア
ドレスADDRDA-Vとして0が出力され、重み係数αと
して0が出力される。
【0378】この結果、この場合には、加算器150に
おいては、{3/8(重み係数増分Δα)+0(Dフリ
ップフロップ回路153の出力)}なる演算が行われ、
加算結果として3/8が出力されるので、第2水平期間
においては、垂直アドレスADDRDA-Vとして0が出力
され、重み係数αとして3/8が出力される。
おいては、{3/8(重み係数増分Δα)+0(Dフリ
ップフロップ回路153の出力)}なる演算が行われ、
加算結果として3/8が出力されるので、第2水平期間
においては、垂直アドレスADDRDA-Vとして0が出力
され、重み係数αとして3/8が出力される。
【0379】この結果、この場合には、加算器150に
おいては、{3/8(重み係数増分Δα)+3/8(D
フリップフロップ回路153の出力)}なる演算が行わ
れ、加算結果として6/8が出力されるので、第3水平
期間においては、垂直アドレスADDRDA-Vとして0が
出力され、重み係数αとして6/8が出力される。
おいては、{3/8(重み係数増分Δα)+3/8(D
フリップフロップ回路153の出力)}なる演算が行わ
れ、加算結果として6/8が出力されるので、第3水平
期間においては、垂直アドレスADDRDA-Vとして0が
出力され、重み係数αとして6/8が出力される。
【0380】この結果、この場合には、加算器150に
おいては、{3/8(重み係数増分Δα)+6/8(D
フリップフロップ回路153の出力)}なる演算が行わ
れ、加算結果として9/8=1・1/8が出力されるの
で、第4水平期間においては、垂直アドレスADD
RDA-Vとして1が出力され、重み係数αとして1/8が
出力される。
おいては、{3/8(重み係数増分Δα)+6/8(D
フリップフロップ回路153の出力)}なる演算が行わ
れ、加算結果として9/8=1・1/8が出力されるの
で、第4水平期間においては、垂直アドレスADD
RDA-Vとして1が出力され、重み係数αとして1/8が
出力される。
【0381】この結果、この場合には、加算器150に
おいては、{3/8(重み係数増分Δα)+9/8(D
フリップフロップ回路153の出力)}なる演算が行わ
れ、加算結果として12/8=1・4/8が出力される
ので、第5水平期間においては、垂直アドレスADD
RDA-Vとして1が出力され、重み係数αとして4/8が
出力される。
おいては、{3/8(重み係数増分Δα)+9/8(D
フリップフロップ回路153の出力)}なる演算が行わ
れ、加算結果として12/8=1・4/8が出力される
ので、第5水平期間においては、垂直アドレスADD
RDA-Vとして1が出力され、重み係数αとして4/8が
出力される。
【0382】この結果、この場合には、加算器150に
おいては、{3/8(重み係数増分Δα)+12/8
(Dフリップフロップ回路153の出力)}なる演算が
行われ、加算結果として15/8=1・7/8が出力さ
れるので、第6水平期間においては、垂直アドレスAD
DRDA-Vとして1が出力され、重み係数αとして7/8
が出力される。
おいては、{3/8(重み係数増分Δα)+12/8
(Dフリップフロップ回路153の出力)}なる演算が
行われ、加算結果として15/8=1・7/8が出力さ
れるので、第6水平期間においては、垂直アドレスAD
DRDA-Vとして1が出力され、重み係数αとして7/8
が出力される。
【0383】この結果、この場合には、加算器150に
おいては、{3/8(重み係数増分Δα)+15/8
(Dフリップフロップ回路153の出力)}なる演算が
行われ、加算結果として18/8=2・2/8が出力さ
れるので、第7水平期間においては、垂直アドレスAD
DRDA-Vとして2が出力され、重み係数αとして2/8
が出力される。
おいては、{3/8(重み係数増分Δα)+15/8
(Dフリップフロップ回路153の出力)}なる演算が
行われ、加算結果として18/8=2・2/8が出力さ
れるので、第7水平期間においては、垂直アドレスAD
DRDA-Vとして2が出力され、重み係数αとして2/8
が出力される。
【0384】この結果、この場合には、加算器150に
おいては、{3/8(重み係数増分Δα)+18/8
(Dフリップフロップ回路153の出力)}なる演算が
行われ、加算結果として21/8=2・5/8が出力さ
れるので、第8水平期間においては、垂直アドレスAD
DRDA-Vとして2が出力され、重み係数αとして5/8
が出力される。
おいては、{3/8(重み係数増分Δα)+18/8
(Dフリップフロップ回路153の出力)}なる演算が
行われ、加算結果として21/8=2・5/8が出力さ
れるので、第8水平期間においては、垂直アドレスAD
DRDA-Vとして2が出力され、重み係数αとして5/8
が出力される。
【0385】この結果、この場合には、加算器150に
おいては、{3/8(重み係数増分Δα)+21/8
(Dフリップフロップ回路153の出力)}なる演算が
行われ、加算結果として24/8=3が出力されるの
で、第9水平期間においては、垂直アドレスADD
RDA-Vとして3が出力され、重み係数αとして0が出力
される。
おいては、{3/8(重み係数増分Δα)+21/8
(Dフリップフロップ回路153の出力)}なる演算が
行われ、加算結果として24/8=3が出力されるの
で、第9水平期間においては、垂直アドレスADD
RDA-Vとして3が出力され、重み係数αとして0が出力
される。
【0386】この結果、この場合には、加算器150に
おいては、{3/8(重み係数増分Δα)+24/8
(Dフリップフロップ回路153の出力)}なる演算が
行われ、加算結果として27/8=3・3/8が出力さ
れるので、第10水平期間においては、垂直アドレスA
DDRDA-Vとして3が出力され、重み係数αとして3/
8が出力される。
おいては、{3/8(重み係数増分Δα)+24/8
(Dフリップフロップ回路153の出力)}なる演算が
行われ、加算結果として27/8=3・3/8が出力さ
れるので、第10水平期間においては、垂直アドレスA
DDRDA-Vとして3が出力され、重み係数αとして3/
8が出力される。
【0387】このように、重み係数生成回路146にお
いては、第1フィールドに対応するフレームの場合、第
1水平期間→第2水平期間→第3水平期間→第4水平期
間→第5水平期間→第6水平期間→第7水平期間→第8
水平期間→第9水平期間→第10水平期間・・・と変化
すると、垂直アドレスADDRDA-Vは、0番地→0番地
→0番地→1番地→1番地→1番地→2番地→2番地→
3番地→3番地・・・と変化し、重み係数αは、0→3
/8→6/8→1/8→4/8→7/8→2/8→5/
8→0→3/8・・・と変化する。
いては、第1フィールドに対応するフレームの場合、第
1水平期間→第2水平期間→第3水平期間→第4水平期
間→第5水平期間→第6水平期間→第7水平期間→第8
水平期間→第9水平期間→第10水平期間・・・と変化
すると、垂直アドレスADDRDA-Vは、0番地→0番地
→0番地→1番地→1番地→1番地→2番地→2番地→
3番地→3番地・・・と変化し、重み係数αは、0→3
/8→6/8→1/8→4/8→7/8→2/8→5/
8→0→3/8・・・と変化する。
【0388】即ち、垂直アドレスADDRDA-Vは、水平
期間を単位として、(4i−4)番地→(4i−4)番
地→(4i−4)番地→(4i−3)番地→(4i−
3)番地→(4i−3)番地→(4i−2)番地→(4
i−2)番地→(4i−1)番地→(4i−1)番地の
順に、i=1→2→3・・・と変化させて出力され、重
み係数αは、0→3/8→6/8→1/8→4/8→7
/8→2/8→5/8が0を先頭値として繰り返して出
力される。
期間を単位として、(4i−4)番地→(4i−4)番
地→(4i−4)番地→(4i−3)番地→(4i−
3)番地→(4i−3)番地→(4i−2)番地→(4
i−2)番地→(4i−1)番地→(4i−1)番地の
順に、i=1→2→3・・・と変化させて出力され、重
み係数αは、0→3/8→6/8→1/8→4/8→7
/8→2/8→5/8が0を先頭値として繰り返して出
力される。
【0389】これに対して、第2フィールドに対応する
フレームの場合、フィールド判別信号FDIS=「1」
で、初期値=1/2とされるので、第1ラインの水平同
期信号HSYNC-Bが立ち下がった場合には、Dフリップフ
ロップ回路153の出力=1/2となり、第1水平期間
においては、垂直アドレスADDRDA-Vとして0が出力
され、重み係数αとして1/2=4/8が出力される。
フレームの場合、フィールド判別信号FDIS=「1」
で、初期値=1/2とされるので、第1ラインの水平同
期信号HSYNC-Bが立ち下がった場合には、Dフリップフ
ロップ回路153の出力=1/2となり、第1水平期間
においては、垂直アドレスADDRDA-Vとして0が出力
され、重み係数αとして1/2=4/8が出力される。
【0390】この結果、この場合には、加算器150に
おいては、{3/8(重み係数増分Δα)+4/8(D
フリップフロップ回路153の出力)}なる演算が行わ
れ、加算結果として1が出力されるので、第2水平期間
においては、垂直アドレスADDRDA-Vとして0が出力
され、重み係数αとして7/8が出力される。
おいては、{3/8(重み係数増分Δα)+4/8(D
フリップフロップ回路153の出力)}なる演算が行わ
れ、加算結果として1が出力されるので、第2水平期間
においては、垂直アドレスADDRDA-Vとして0が出力
され、重み係数αとして7/8が出力される。
【0391】この結果、この場合には、加算器150に
おいては、{3/8(重み係数増分Δα)+7/8(D
フリップフロップ回路153の出力)}なる演算が行わ
れ、加算結果として10/8=1・2/8が出力される
ので、第3水平期間においては、垂直アドレスADD
RDA-Vとして1が出力され、重み係数αとして2/8が
出力される。
おいては、{3/8(重み係数増分Δα)+7/8(D
フリップフロップ回路153の出力)}なる演算が行わ
れ、加算結果として10/8=1・2/8が出力される
ので、第3水平期間においては、垂直アドレスADD
RDA-Vとして1が出力され、重み係数αとして2/8が
出力される。
【0392】この結果、この場合には、加算器150に
おいては、{3/8(重み係数増分Δα)+10/8
(Dフリップフロップ回路153の出力)なる演算が行
われ、加算結果として13/8=1・5/8が出力され
るので、第4水平期間においては、垂直アドレスADD
RDA-Vとして1が出力され、重み係数αとして5/8が
出力される。
おいては、{3/8(重み係数増分Δα)+10/8
(Dフリップフロップ回路153の出力)なる演算が行
われ、加算結果として13/8=1・5/8が出力され
るので、第4水平期間においては、垂直アドレスADD
RDA-Vとして1が出力され、重み係数αとして5/8が
出力される。
【0393】この結果、この場合には、加算器150に
おいては、{3/8(重み係数増分Δα)+13/8
(Dフリップフロップ回路153の出力)なる演算が行
われ、加算結果として16/8=2が出力されるので、
第5水平期間においては、垂直アドレスADDRDA-Vと
して2が出力され、重み係数αとして0が出力される。
おいては、{3/8(重み係数増分Δα)+13/8
(Dフリップフロップ回路153の出力)なる演算が行
われ、加算結果として16/8=2が出力されるので、
第5水平期間においては、垂直アドレスADDRDA-Vと
して2が出力され、重み係数αとして0が出力される。
【0394】この結果、この場合には、加算器150に
おいては、{3/8(重み係数増分Δα)+16/8
(Dフリップフロップ回路153の出力)なる演算が行
われ、加算結果として19/8=2・3/8が出力され
るので、第6水平期間においては、垂直アドレスADD
RDA-Vとして2が出力され、重み係数αとして3/8が
出力される。
おいては、{3/8(重み係数増分Δα)+16/8
(Dフリップフロップ回路153の出力)なる演算が行
われ、加算結果として19/8=2・3/8が出力され
るので、第6水平期間においては、垂直アドレスADD
RDA-Vとして2が出力され、重み係数αとして3/8が
出力される。
【0395】この結果、この場合には、加算器150に
おいては、{3/8(重み係数増分Δα)+19/8
(Dフリップフロップ回路153の出力)なる演算が行
われ、加算結果として22/8=2・6/8が出力され
るので、第7水平期間においては、垂直アドレスADD
RDA-Vとして2が出力され、重み係数αとして6/8が
出力される。
おいては、{3/8(重み係数増分Δα)+19/8
(Dフリップフロップ回路153の出力)なる演算が行
われ、加算結果として22/8=2・6/8が出力され
るので、第7水平期間においては、垂直アドレスADD
RDA-Vとして2が出力され、重み係数αとして6/8が
出力される。
【0396】この結果、この場合には、加算器150に
おいては、{3/8(重み係数増分Δα)+22/8
(Dフリップフロップ回路153の出力)なる演算が行
われ、加算結果として25/8=3・1/8が出力され
るので、第8水平期間においては、垂直アドレスADD
RDA-Vとして3が出力され、重み係数αとして1/8が
出力される。
おいては、{3/8(重み係数増分Δα)+22/8
(Dフリップフロップ回路153の出力)なる演算が行
われ、加算結果として25/8=3・1/8が出力され
るので、第8水平期間においては、垂直アドレスADD
RDA-Vとして3が出力され、重み係数αとして1/8が
出力される。
【0397】この結果、この場合には、加算器150に
おいては、{3/8(重み係数増分Δα)+25/8
(Dフリップフロップ回路153の出力)なる演算が行
われ、加算結果として28/8=3・4/8が出力され
るので、第9水平期間においては、垂直アドレスADD
RDA-Vとして3が出力され、重み係数αとして4/8が
出力される。
おいては、{3/8(重み係数増分Δα)+25/8
(Dフリップフロップ回路153の出力)なる演算が行
われ、加算結果として28/8=3・4/8が出力され
るので、第9水平期間においては、垂直アドレスADD
RDA-Vとして3が出力され、重み係数αとして4/8が
出力される。
【0398】この結果、この場合には、加算器150に
おいては、{3/8(重み係数増分Δα)+28/8
(Dフリップフロップ回路153の出力)なる演算が行
われ、加算結果として31/8=3・7/8が出力され
るので、第10水平期間においては、垂直アドレスAD
DRDA-Vとして3が出力され、重み係数αとして7/8
が出力される。
おいては、{3/8(重み係数増分Δα)+28/8
(Dフリップフロップ回路153の出力)なる演算が行
われ、加算結果として31/8=3・7/8が出力され
るので、第10水平期間においては、垂直アドレスAD
DRDA-Vとして3が出力され、重み係数αとして7/8
が出力される。
【0399】このように、重み係数生成回路146にお
いては、第2フィールドに対応するフレームの場合、第
1水平期間→第2水平期間→第3水平期間→第4水平期
間→第5水平期間→第6水平期間→第7水平期間→第8
水平期間→第9水平期間→第10水平期間・・・と変化
すると、垂直アドレスADDRDA-Vは、0番地→0番地
→1番地→1番地→2番地→2番地→2番地→3番地→
3番地→3番地・・・と変化し、重み係数αは、4/8
→7/8→2/8→5/8→0→3/8→6/8→1/
8→4/8→7/8・・・と変化する。
いては、第2フィールドに対応するフレームの場合、第
1水平期間→第2水平期間→第3水平期間→第4水平期
間→第5水平期間→第6水平期間→第7水平期間→第8
水平期間→第9水平期間→第10水平期間・・・と変化
すると、垂直アドレスADDRDA-Vは、0番地→0番地
→1番地→1番地→2番地→2番地→2番地→3番地→
3番地→3番地・・・と変化し、重み係数αは、4/8
→7/8→2/8→5/8→0→3/8→6/8→1/
8→4/8→7/8・・・と変化する。
【0400】即ち、垂直アドレスADDRDA-Vは、水平
期間を単位として、(4i−4)番地→(4i−4)番
地→(4i−3)番地→(4i−3)番地→(4i−
2)番地→(4i−2)番地→(4i−2)番地→(4
i−1)番地→(4i−1)番地→(4i−1)番地の
順に、i=1→2→3・・・と変化させて出力され、重
み係数αは、4/8、7/8、2/8、5/8、0、3
/8、6/8、1/8が4/8を先頭値として繰り返し
て出力される。
期間を単位として、(4i−4)番地→(4i−4)番
地→(4i−3)番地→(4i−3)番地→(4i−
2)番地→(4i−2)番地→(4i−2)番地→(4
i−1)番地→(4i−1)番地→(4i−1)番地の
順に、i=1→2→3・・・と変化させて出力され、重
み係数αは、4/8、7/8、2/8、5/8、0、3
/8、6/8、1/8が4/8を先頭値として繰り返し
て出力される。
【0401】ここに、図34は、走査変換及び拡大処理
が一括して行われる場合の第6本実施例の垂直方向の動
作を示すタイミングチャートであり、図34Aは垂直同
期信号VSYNC-B、図34Bは水平同期信号HSYNC-B、図
34Cは重み係数生成回路146から出力され、フィー
ルドバッファ140の第1読出しポート側に与えられる
垂直アドレスADDRDA-Vを示している。
が一括して行われる場合の第6本実施例の垂直方向の動
作を示すタイミングチャートであり、図34Aは垂直同
期信号VSYNC-B、図34Bは水平同期信号HSYNC-B、図
34Cは重み係数生成回路146から出力され、フィー
ルドバッファ140の第1読出しポート側に与えられる
垂直アドレスADDRDA-Vを示している。
【0402】ここに、垂直アドレスADDRDA-Vは、前
述したように、第1フィールドに対応するフレームの場
合においては、第1水平期間→第2水平期間→第3水平
期間→第4水平期間→第5水平期間→第6水平期間→第
7水平期間→第8水平期間→第9水平期間→第10水平
期間・・・と変化すると、0番地→0番地→0番地→1
番地→1番地→1番地→2番地→2番地→3番地→3番
地・・・と変化する。
述したように、第1フィールドに対応するフレームの場
合においては、第1水平期間→第2水平期間→第3水平
期間→第4水平期間→第5水平期間→第6水平期間→第
7水平期間→第8水平期間→第9水平期間→第10水平
期間・・・と変化すると、0番地→0番地→0番地→1
番地→1番地→1番地→2番地→2番地→3番地→3番
地・・・と変化する。
【0403】また、第2フィールドに対応するフレーム
の場合においては、第1水平期間→第2水平期間→第3
水平期間→第4水平期間→第5水平期間→第6水平期間
→第7水平期間→第8水平期間→第9水平期間→第10
水平期間・・・と変化すると、垂直アドレスADD
RDA-Vは、0番地→0番地→1番地→1番地→2番地→
2番地→2番地→3番地→3番地→3番地・・・と変化
する。
の場合においては、第1水平期間→第2水平期間→第3
水平期間→第4水平期間→第5水平期間→第6水平期間
→第7水平期間→第8水平期間→第9水平期間→第10
水平期間・・・と変化すると、垂直アドレスADD
RDA-Vは、0番地→0番地→1番地→1番地→2番地→
2番地→2番地→3番地→3番地→3番地・・・と変化
する。
【0404】また、図34Dは加算器147から出力さ
れ、フィールドバッファ140の第2読出しポート側に
与えられる垂直アドレスADDRDA-V”を示しており、
この垂直アドレスADDRDA-V”は、垂直アドレスAD
DRDA-Vに1を加算したものであるから、第1フィール
ドに対応するフレームの場合においては、第1水平期間
→第2水平期間→第3水平期間→第4水平期間→第5水
平期間→第6水平期間→第7水平期間→第8水平期間→
第9水平期間→第10水平期間・・・と変化すると、1
番地→1番地→1番地→2番地→2番地→2番地→3番
地→3番地→4番地→4番地・・・と変化する。
れ、フィールドバッファ140の第2読出しポート側に
与えられる垂直アドレスADDRDA-V”を示しており、
この垂直アドレスADDRDA-V”は、垂直アドレスAD
DRDA-Vに1を加算したものであるから、第1フィール
ドに対応するフレームの場合においては、第1水平期間
→第2水平期間→第3水平期間→第4水平期間→第5水
平期間→第6水平期間→第7水平期間→第8水平期間→
第9水平期間→第10水平期間・・・と変化すると、1
番地→1番地→1番地→2番地→2番地→2番地→3番
地→3番地→4番地→4番地・・・と変化する。
【0405】また、第2フィールドに対応するフレーム
の場合には、垂直アドレスADDRD A-V”は、第1水平
期間→第2水平期間→第3水平期間→第4水平期間→第
5水平期間→第6水平期間→第7水平期間→第8水平期
間→第9水平期間→第10水平期間・・・と変化する
と、1番地→1番地→2番地→2番地→3番地→3番地
→3番地→4番地→4番地→4番地・・と変化する。
の場合には、垂直アドレスADDRD A-V”は、第1水平
期間→第2水平期間→第3水平期間→第4水平期間→第
5水平期間→第6水平期間→第7水平期間→第8水平期
間→第9水平期間→第10水平期間・・・と変化する
と、1番地→1番地→2番地→2番地→3番地→3番地
→3番地→4番地→4番地→4番地・・と変化する。
【0406】この結果、フィールドバッファ140の第
1読出しポートの映像信号出力端子140Aから出力さ
れる映像信号D140Aは、図34Eに示すように、第
1フィールドに対応するフレームの場合には、第1ライ
ンの映像信号N1→第1ラインの映像信号N1→第1ラ
インの映像信号N1→第3ラインの映像信号N3→第3
ラインの映像信号N3→第3ラインの映像信号N3→第
5ラインの映像信号N5→第5ラインの映像信号N5→
第7ラインの映像信号N7→第7ラインの映像信号N7
・・・の順に出力される。
1読出しポートの映像信号出力端子140Aから出力さ
れる映像信号D140Aは、図34Eに示すように、第
1フィールドに対応するフレームの場合には、第1ライ
ンの映像信号N1→第1ラインの映像信号N1→第1ラ
インの映像信号N1→第3ラインの映像信号N3→第3
ラインの映像信号N3→第3ラインの映像信号N3→第
5ラインの映像信号N5→第5ラインの映像信号N5→
第7ラインの映像信号N7→第7ラインの映像信号N7
・・・の順に出力される。
【0407】また、第2フィールドに対応するフレーム
の場合には、第0ラインの映像信号N0→第0ラインの
映像信号N0→第2ラインの映像信号N2→第2ライン
の映像信号N2→第4ラインの映像信号N4→第4ライ
ンの映像信号N4→第4ラインの映像信号N4→第6ラ
インの映像信号N6→第6ラインの映像信号N6→第6
ラインの映像信号N6・・・の順に出力される。
の場合には、第0ラインの映像信号N0→第0ラインの
映像信号N0→第2ラインの映像信号N2→第2ライン
の映像信号N2→第4ラインの映像信号N4→第4ライ
ンの映像信号N4→第4ラインの映像信号N4→第6ラ
インの映像信号N6→第6ラインの映像信号N6→第6
ラインの映像信号N6・・・の順に出力される。
【0408】また、フィールドバッファ140の第2読
出しポートの映像信号出力端子140Bから出力される
映像信号D140Bは、図34Fに示すように、第1フ
ィールドに対応するフレームの場合には、第3ラインの
映像信号N3→第3ラインの映像信号N3→第3ライン
の映像信号N3→第5ラインの映像信号N5→第5ライ
ンの映像信号N5→第5ラインの映像信号N5→第7ラ
インの映像信号N7→第7ラインの映像信号N7→第9
ラインの映像信号N9→第9ラインの映像信号N9・・
・の順に出力される。
出しポートの映像信号出力端子140Bから出力される
映像信号D140Bは、図34Fに示すように、第1フ
ィールドに対応するフレームの場合には、第3ラインの
映像信号N3→第3ラインの映像信号N3→第3ライン
の映像信号N3→第5ラインの映像信号N5→第5ライ
ンの映像信号N5→第5ラインの映像信号N5→第7ラ
インの映像信号N7→第7ラインの映像信号N7→第9
ラインの映像信号N9→第9ラインの映像信号N9・・
・の順に出力される。
【0409】また、第2フィールドに対応するフレーム
の場合には、第2ラインの映像信号N2→第2ラインの
映像信号N2→第4ラインの映像信号N4→第4ライン
の映像信号N4→第6ラインの映像信号N6→第6ライ
ンの映像信号N6→第6ラインの映像信号N6→第8ラ
インの映像信号N8→第8ラインの映像信号N8→第8
ラインの映像信号N8・・・の順に出力される。
の場合には、第2ラインの映像信号N2→第2ラインの
映像信号N2→第4ラインの映像信号N4→第4ライン
の映像信号N4→第6ラインの映像信号N6→第6ライ
ンの映像信号N6→第6ラインの映像信号N6→第8ラ
インの映像信号N8→第8ラインの映像信号N8→第8
ラインの映像信号N8・・・の順に出力される。
【0410】また、図34Gは重み係数生成回路146
から出力され、乗算器143に与えられる重み係数αを
示しており、この重み係数αは、前述したように、第1
フィールドに対応するフレームの場合には、第1水平期
間→第2水平期間→第3水平期間→第4水平期間→第5
水平期間→第6水平期間→第7水平期間→第8水平期間
→第9水平期間・・・と変化すると、0→3/8→6/
8→1/8→4/8→7/8→2/8→5/8→0・・
・と変化する。
から出力され、乗算器143に与えられる重み係数αを
示しており、この重み係数αは、前述したように、第1
フィールドに対応するフレームの場合には、第1水平期
間→第2水平期間→第3水平期間→第4水平期間→第5
水平期間→第6水平期間→第7水平期間→第8水平期間
→第9水平期間・・・と変化すると、0→3/8→6/
8→1/8→4/8→7/8→2/8→5/8→0・・
・と変化する。
【0411】また、第2フィールドに対応するフレーム
の場合には、第1水平期間→第2水平期間→第3水平期
間→第4水平期間→第5水平期間→第6水平期間→第7
水平期間→第8水平期間→第9水平期間・・・と変化す
ると、4/8→7/8→2/8→5/8→0→3/8→
6/8→1/8→4/8・・・と変化する。
の場合には、第1水平期間→第2水平期間→第3水平期
間→第4水平期間→第5水平期間→第6水平期間→第7
水平期間→第8水平期間→第9水平期間・・・と変化す
ると、4/8→7/8→2/8→5/8→0→3/8→
6/8→1/8→4/8・・・と変化する。
【0412】また、図34Hは演算回路141から出力
されるノンインタレース映像信号D 394-525、即ち、こ
の第6実施例から出力されるノンインタレース映像信号
D394 -525を示している。
されるノンインタレース映像信号D 394-525、即ち、こ
の第6実施例から出力されるノンインタレース映像信号
D394 -525を示している。
【0413】また、図35、図36は、走査変換動作が
行われる場合に演算回路141で行われる演算の一部を
示す図であり、図35は第1フィールドに対応するフレ
ームの場合、図36は第2フィールドに対応するフレー
ムの場合である。
行われる場合に演算回路141で行われる演算の一部を
示す図であり、図35は第1フィールドに対応するフレ
ームの場合、図36は第2フィールドに対応するフレー
ムの場合である。
【0414】ここに、演算回路141においては、映像
信号α(D140B−D140A)+D140Aなる演
算が行われが、第1フィールドに対応するフレームの場
合において、第1ライン、第9ライン、第17ライン
等、第8i−7ラインの映像信号P8i-7が生成される場
合に、{0(N6i-3−N6i-5)+N6i-5}なる演算が行
われ、映像信号P8i-7として、N6i-5が得られる。
信号α(D140B−D140A)+D140Aなる演
算が行われが、第1フィールドに対応するフレームの場
合において、第1ライン、第9ライン、第17ライン
等、第8i−7ラインの映像信号P8i-7が生成される場
合に、{0(N6i-3−N6i-5)+N6i-5}なる演算が行
われ、映像信号P8i-7として、N6i-5が得られる。
【0415】また、第2ライン、第10ライン、第18
ライン等、第8i−6ラインの映像信号P8i-6が生成さ
れる場合には、{3/8・(N6i-3−N6i-5)+
N6i-5}なる演算が行われ、映像信号P8i-6として、5
/8・N6i-5+3/8・N6i-3が得られる。
ライン等、第8i−6ラインの映像信号P8i-6が生成さ
れる場合には、{3/8・(N6i-3−N6i-5)+
N6i-5}なる演算が行われ、映像信号P8i-6として、5
/8・N6i-5+3/8・N6i-3が得られる。
【0416】また、第3ライン、第11ライン、第19
ライン等、第8i−5ラインの映像信号P8i-5が生成さ
れる場合には、{6/8・(N6i-3−N6i-5)+
N6i-5}なる演算が行われ、映像信号P8i-5として、2
/8・N6i-5+6/8・N6i-3が得られる。
ライン等、第8i−5ラインの映像信号P8i-5が生成さ
れる場合には、{6/8・(N6i-3−N6i-5)+
N6i-5}なる演算が行われ、映像信号P8i-5として、2
/8・N6i-5+6/8・N6i-3が得られる。
【0417】また、第4ライン、第12ライン、第20
ライン等、第8i−4ラインの映像信号P8i-4が生成さ
れる場合には、{1/8・(N6i-1−N6i-3)+
N6i-3}なる演算が行われ、映像信号P8i-4として、7
/8・N6i-3+1/8・N6i-1が得られる。
ライン等、第8i−4ラインの映像信号P8i-4が生成さ
れる場合には、{1/8・(N6i-1−N6i-3)+
N6i-3}なる演算が行われ、映像信号P8i-4として、7
/8・N6i-3+1/8・N6i-1が得られる。
【0418】また、第5ライン、第13ライン、第21
ライン等、第8i−3ラインの映像信号P8i-3が生成さ
れる場合には、{4/8・(N6i-1−N6i-3)+
N6i-3}なる演算が行われ、映像信号P8i-3として、4
/8・N6i-3+4/8・N6i-1が得られる。
ライン等、第8i−3ラインの映像信号P8i-3が生成さ
れる場合には、{4/8・(N6i-1−N6i-3)+
N6i-3}なる演算が行われ、映像信号P8i-3として、4
/8・N6i-3+4/8・N6i-1が得られる。
【0419】また、第6ライン、第14ライン、第22
ライン等、第8i−2ラインの映像信号P8i-2が生成さ
れる場合には、{7/8・(N6i-1−N6i-3)+
N6i-3}なる演算が行われ、映像信号P8i-2として、1
/8・N6i-3+7/8・N6i-1が得られる。
ライン等、第8i−2ラインの映像信号P8i-2が生成さ
れる場合には、{7/8・(N6i-1−N6i-3)+
N6i-3}なる演算が行われ、映像信号P8i-2として、1
/8・N6i-3+7/8・N6i-1が得られる。
【0420】また、第7ライン、第15ライン、第23
ライン等、第8i−1ラインの映像信号P8i-1が生成さ
れる場合には、{2/8・(N6i+1−N6i-1)+
N6i-1}なる演算が行われ、映像信号P8i-1として、6
/8・N6i-1+2/8・N6i+1が得られる。
ライン等、第8i−1ラインの映像信号P8i-1が生成さ
れる場合には、{2/8・(N6i+1−N6i-1)+
N6i-1}なる演算が行われ、映像信号P8i-1として、6
/8・N6i-1+2/8・N6i+1が得られる。
【0421】また、第8ライン、第16ライン、第24
ライン等、第8iラインの映像信号P8iが生成される場
合には、{5/8・(N6i+1−N6i-1)+N6i-1}なる
演算が行われ、映像信号P8iとして、3/8・N6i-1+
5/8・N6i+1が得られる。
ライン等、第8iラインの映像信号P8iが生成される場
合には、{5/8・(N6i+1−N6i-1)+N6i-1}なる
演算が行われ、映像信号P8iとして、3/8・N6i-1+
5/8・N6i+1が得られる。
【0422】また、第2フィールドに対応するフレーム
の場合において、第1ライン、第9ライン、第17ライ
ン等、第8i−7ラインの映像信号P8i-7を生成する場
合に、{4/8・(N6i-4−N6i-6)+N6i-6}なる演
算が行われ、映像信号P8i-7として、4/8・N6i-6+
4/8・N6i-4が得られる。
の場合において、第1ライン、第9ライン、第17ライ
ン等、第8i−7ラインの映像信号P8i-7を生成する場
合に、{4/8・(N6i-4−N6i-6)+N6i-6}なる演
算が行われ、映像信号P8i-7として、4/8・N6i-6+
4/8・N6i-4が得られる。
【0423】また、第2ライン、第10ライン、第18
ライン等、第8i−6ラインの映像信号P8i-6を生成す
る場合に、{7/8・(N6i-4−N6i-6)+N6i-6}な
る演算が行われ、映像信号P8i-6として、1/8・N
6i-6+7/8・N6i-4が得られる。
ライン等、第8i−6ラインの映像信号P8i-6を生成す
る場合に、{7/8・(N6i-4−N6i-6)+N6i-6}な
る演算が行われ、映像信号P8i-6として、1/8・N
6i-6+7/8・N6i-4が得られる。
【0424】また、第3ライン、第11ライン、第19
ライン等、第8i−5ラインの映像信号P8i-5を生成す
る場合に、{2/8・(N6i-2−N6i-4)+N6i-4}な
る演算が行われ、映像信号P8i-5として、6/8・N
6i-4+2/8・N6i-2が得られる。
ライン等、第8i−5ラインの映像信号P8i-5を生成す
る場合に、{2/8・(N6i-2−N6i-4)+N6i-4}な
る演算が行われ、映像信号P8i-5として、6/8・N
6i-4+2/8・N6i-2が得られる。
【0425】また、第4ライン、第12ライン、第20
ライン等、第8i−4ラインの映像信号P8i-4を生成す
る場合に、{5/8・(N6i-2−N6i-4)+N6i-4}な
る演算が行われ、映像信号P8i-4として、3/8・N
6i-4+5/8・N6i-2が得られる。
ライン等、第8i−4ラインの映像信号P8i-4を生成す
る場合に、{5/8・(N6i-2−N6i-4)+N6i-4}な
る演算が行われ、映像信号P8i-4として、3/8・N
6i-4+5/8・N6i-2が得られる。
【0426】また、第5ライン、第13ライン、第21
ライン等、第8i−3ラインの映像信号P8i-3を生成す
る場合に、{0(N6i−N6i-2)+N6i-2}なる演算が
行われ、映像信号P8i-3として、N6i-2が得られる。
ライン等、第8i−3ラインの映像信号P8i-3を生成す
る場合に、{0(N6i−N6i-2)+N6i-2}なる演算が
行われ、映像信号P8i-3として、N6i-2が得られる。
【0427】また、第6ライン、第14ライン、第22
ライン等、第8i−2ラインの映像信号P8i-2を生成す
る場合に、{3/8・(N6i−N6i-2)+N6i-2}なる
演算が行われ、映像信号P8i-2として、5/8・N6i-2
+3/8・N6iが得られる。
ライン等、第8i−2ラインの映像信号P8i-2を生成す
る場合に、{3/8・(N6i−N6i-2)+N6i-2}なる
演算が行われ、映像信号P8i-2として、5/8・N6i-2
+3/8・N6iが得られる。
【0428】また、第7ライン、第15ライン、第23
ライン等、第8i−1ラインの映像信号P8i-1を生成す
る場合に、{6/8・(N6i−N6i-2)+N6i-2}なる
演算が行われ、映像信号P8i-1として、2/8・N6i-2
+6/8・N6iが得られる。
ライン等、第8i−1ラインの映像信号P8i-1を生成す
る場合に、{6/8・(N6i−N6i-2)+N6i-2}なる
演算が行われ、映像信号P8i-1として、2/8・N6i-2
+6/8・N6iが得られる。
【0429】また、第8ライン、第16ライン、第24
ライン等、第8iラインの映像信号P8iを生成する場合
に、{1/8・(N6i+2−N6i)+N6i}なる演算が行
われ、映像信号P8iとして、7/8・N6i+1/8・N
6i+2が得られる。
ライン等、第8iラインの映像信号P8iを生成する場合
に、{1/8・(N6i+2−N6i)+N6i}なる演算が行
われ、映像信号P8iとして、7/8・N6i+1/8・N
6i+2が得られる。
【0430】このように、この第6実施例によれば、5
25ラインの映像を表示できるインタレース映像信号D
INTを、走査変換及び拡大処理を一括して行うことによ
り、第1ライン〜第394ラインによる映像を第1ライ
ン〜第525ラインによる映像に垂直方向に拡大した映
像を表示できるノンインタレース映像信号D394-525に
変換することができる。
25ラインの映像を表示できるインタレース映像信号D
INTを、走査変換及び拡大処理を一括して行うことによ
り、第1ライン〜第394ラインによる映像を第1ライ
ン〜第525ラインによる映像に垂直方向に拡大した映
像を表示できるノンインタレース映像信号D394-525に
変換することができる。
【0431】ここに、図37、図38は第6実施例にお
いても第2実施例と同様のノンインタレース映像信号D
394-525を得ることができることを説明するための図で
あり、図37は第1フィールドに対応するフレームの場
合、図38は第2フィールドに対応するフレームの場合
を示している。
いても第2実施例と同様のノンインタレース映像信号D
394-525を得ることができることを説明するための図で
あり、図37は第1フィールドに対応するフレームの場
合、図38は第2フィールドに対応するフレームの場合
を示している。
【0432】即ち、図37に示す演算結果は、図8に示
す演算で得ることができるMi(走査変換回路94で行
われる走査変換により得ることができるMi)を図15
(演算回路97で行われる演算)に示すMiに代入する
ことにより得ることができる。
す演算で得ることができるMi(走査変換回路94で行
われる走査変換により得ることができるMi)を図15
(演算回路97で行われる演算)に示すMiに代入する
ことにより得ることができる。
【0433】また、図38に示す演算結果は、図9に示
す演算で得ることができるMi(走査変換回路94で行
われる走査変換により得ることができるMi)を図15
(演算回路97で行われる演算)に示すMiに代入する
ことにより得ることができる。
す演算で得ることができるMi(走査変換回路94で行
われる走査変換により得ることができるMi)を図15
(演算回路97で行われる演算)に示すMiに代入する
ことにより得ることができる。
【0434】図39は、走査変換及び縮小処理が一括し
て行われる場合の重み係数生成回路146の動作を示す
タイミングチャートであり、図39Aは垂直同期信号V
SYNC -B、図39Bは水平同期信号HSYNC-B、図39Cは
フィールド判別信号FDISを示している。
て行われる場合の重み係数生成回路146の動作を示す
タイミングチャートであり、図39Aは垂直同期信号V
SYNC -B、図39Bは水平同期信号HSYNC-B、図39Cは
フィールド判別信号FDISを示している。
【0435】また、図39Dは初期値生成回路151か
ら出力される初期値、図39EはDフリップフロップ回
路153から出力される垂直アドレスADDRDA-V、図
39FはDフリップフロップ回路153から出力される
重み係数αを示している。
ら出力される初期値、図39EはDフリップフロップ回
路153から出力される垂直アドレスADDRDA-V、図
39FはDフリップフロップ回路153から出力される
重み係数αを示している。
【0436】ここに、図40、図41は重み係数生成回
路146の加算器150で行われる加算の一部を2進数
で示す図であり、図40は第1フィールドに対応するフ
レームの場合、図41は第2フィールドに対応するフレ
ームの場合を示している。
路146の加算器150で行われる加算の一部を2進数
で示す図であり、図40は第1フィールドに対応するフ
レームの場合、図41は第2フィールドに対応するフレ
ームの場合を示している。
【0437】即ち、第1フィールドに対応するフレーム
の場合、フィールド判別信号FDIS=「0」で、初期値
=0とされるので、第1ラインの水平同期信号HSYNC-A
が立ち下がった場合には、Dフリップフロップ回路15
3の出力=0となり、第1水平期間においては、垂直ア
ドレスADDRDA-Vとして0が出力され、重み係数αと
して0が出力される。
の場合、フィールド判別信号FDIS=「0」で、初期値
=0とされるので、第1ラインの水平同期信号HSYNC-A
が立ち下がった場合には、Dフリップフロップ回路15
3の出力=0となり、第1水平期間においては、垂直ア
ドレスADDRDA-Vとして0が出力され、重み係数αと
して0が出力される。
【0438】この結果、加算器150においては、{4
/6(重み係数増分Δα)+0(Dフリップフロップ回
路153の出力)}なる演算が行われ、加算結果として
4/6が出力されるので、第2水平期間においては、垂
直アドレスADDRDA-Vとして0が出力され、重み係数
αとして4/6が出力される。
/6(重み係数増分Δα)+0(Dフリップフロップ回
路153の出力)}なる演算が行われ、加算結果として
4/6が出力されるので、第2水平期間においては、垂
直アドレスADDRDA-Vとして0が出力され、重み係数
αとして4/6が出力される。
【0439】この結果、加算器150では、{4/6重
み係数増分Δα)+4/6(Dフリップフロップ回路1
53の出力)}なる演算が行われ、加算結果として8/
6が=1・2/6出力されるので、第3水平期間におい
ては、垂直アドレスADDRD A-Vとして1が出力され、
重み係数αとして2/6が出力される。
み係数増分Δα)+4/6(Dフリップフロップ回路1
53の出力)}なる演算が行われ、加算結果として8/
6が=1・2/6出力されるので、第3水平期間におい
ては、垂直アドレスADDRD A-Vとして1が出力され、
重み係数αとして2/6が出力される。
【0440】この結果、加算器150では、{4/6
(重み係数増分Δα)+8/6(Dフリップフロップ回
路153の出力)}なる演算が行われ、加算結果として
12/6=2が出力されるので、第4水平期間において
は、垂直アドレスADDRDA-Vとして2が出力され、重
み係数αとして0が出力される。
(重み係数増分Δα)+8/6(Dフリップフロップ回
路153の出力)}なる演算が行われ、加算結果として
12/6=2が出力されるので、第4水平期間において
は、垂直アドレスADDRDA-Vとして2が出力され、重
み係数αとして0が出力される。
【0441】この結果、加算器150では、{4/6
(重み係数増分Δα)+12/6(Dフリップフロップ
回路153の出力)}なる演算が行われ、加算結果とし
て16/6=2・4/6が出力されるので、第5水平期
間においては、垂直アドレスADDRDA-Vとして2が出
力され、重み係数αとして4/6が出力される。
(重み係数増分Δα)+12/6(Dフリップフロップ
回路153の出力)}なる演算が行われ、加算結果とし
て16/6=2・4/6が出力されるので、第5水平期
間においては、垂直アドレスADDRDA-Vとして2が出
力され、重み係数αとして4/6が出力される。
【0442】この結果、加算器150では、{4/6
(重み係数増分Δα)+16/8(Dフリップフロップ
回路153の出力)}なる演算が行われ、加算結果とし
て20/6=3・2/6が出力されるので、第6水平期
間においては、垂直アドレスADDRDA-Vとして3が出
力され、重み係数αとして2/6が出力される。
(重み係数増分Δα)+16/8(Dフリップフロップ
回路153の出力)}なる演算が行われ、加算結果とし
て20/6=3・2/6が出力されるので、第6水平期
間においては、垂直アドレスADDRDA-Vとして3が出
力され、重み係数αとして2/6が出力される。
【0443】この結果、加算器150では、{4/6
(重み係数増分Δα)+20/6(Dフリップフロップ
回路153の出力)}なる演算が行われ、加算結果とし
て24/6=4が出力されるので、第7水平期間におい
ては、垂直アドレスADDRDA- Vとして4が出力され、
重み係数αとして0が出力される。
(重み係数増分Δα)+20/6(Dフリップフロップ
回路153の出力)}なる演算が行われ、加算結果とし
て24/6=4が出力されるので、第7水平期間におい
ては、垂直アドレスADDRDA- Vとして4が出力され、
重み係数αとして0が出力される。
【0444】このように、重み係数生成回路146にお
いては、第1フィールドに対応するフレームの場合、第
1水平期間→第2水平期間→第3水平期間→第4水平期
間→第5水平期間→第6水平期間→第7水平期間・・・
と変化すると、垂直アドレスADDRDA-Vは、0番地→
0番地→1番地→2番地→2番地→3番地・・・と変化
し、重み係数αは、0→4/6→2/6→0→4/6→
2/6・・・と変化する。
いては、第1フィールドに対応するフレームの場合、第
1水平期間→第2水平期間→第3水平期間→第4水平期
間→第5水平期間→第6水平期間→第7水平期間・・・
と変化すると、垂直アドレスADDRDA-Vは、0番地→
0番地→1番地→2番地→2番地→3番地・・・と変化
し、重み係数αは、0→4/6→2/6→0→4/6→
2/6・・・と変化する。
【0445】即ち、垂直アドレスADDRDA-Vは、水平
期間を単位として、(2i−2)番地→(2i−2)番
地→(2i−1)番地の順に、i=1→2→3・・・と
変化させて出力され、重み係数αは、0、4/6、2/
6が0を先頭値として繰り返して出力される。
期間を単位として、(2i−2)番地→(2i−2)番
地→(2i−1)番地の順に、i=1→2→3・・・と
変化させて出力され、重み係数αは、0、4/6、2/
6が0を先頭値として繰り返して出力される。
【0446】これに対して、第2フィールドに対応する
フレームの場合、フィールド判別信号FDIS=「1」
で、初期値=1/2とされるので、第1ラインの水平同
期信号HSYNC-Bが立ち下がった場合には、Dフリップフ
ロップ回路153の出力=1/2となり、第1水平期間
においては、垂直アドレスADDRDA-Vとして0が出力
され、重み係数αとして1/2=3/6が出力される。
フレームの場合、フィールド判別信号FDIS=「1」
で、初期値=1/2とされるので、第1ラインの水平同
期信号HSYNC-Bが立ち下がった場合には、Dフリップフ
ロップ回路153の出力=1/2となり、第1水平期間
においては、垂直アドレスADDRDA-Vとして0が出力
され、重み係数αとして1/2=3/6が出力される。
【0447】この結果、加算器150では、{4/6
(重み係数増分Δα)+3/6(Dフリップフロップ回
路153の出力)}なる演算が行われ、加算結果として
7/6=1・1/6が出力されるので、第2水平期間に
おいては、垂直アドレスADD RDA-Vとして1が出力さ
れ、重み係数αとして1/6が出力される。
(重み係数増分Δα)+3/6(Dフリップフロップ回
路153の出力)}なる演算が行われ、加算結果として
7/6=1・1/6が出力されるので、第2水平期間に
おいては、垂直アドレスADD RDA-Vとして1が出力さ
れ、重み係数αとして1/6が出力される。
【0448】この結果、加算器150では、{4/6
(重み係数増分Δα)+7/6(Dフリップフロップ回
路153の出力)}なる演算が行われ、加算結果として
11/6=1・5/6が出力されるので、第3水平期間
においては、垂直アドレスADDRDA-Vとして1が出力
され、重み係数αとして5/6が出力される。
(重み係数増分Δα)+7/6(Dフリップフロップ回
路153の出力)}なる演算が行われ、加算結果として
11/6=1・5/6が出力されるので、第3水平期間
においては、垂直アドレスADDRDA-Vとして1が出力
され、重み係数αとして5/6が出力される。
【0449】この結果、加算器150では、{4/6
(重み係数増分Δα)+11/6(Dフリップフロップ
回路153の出力)なる演算が行われ、加算結果として
15/6=2・3/6が出力されるので、第4水平期間
においては、垂直アドレスADDRDA-Vとして2が出力
され、重み係数αとして3/6が出力される。
(重み係数増分Δα)+11/6(Dフリップフロップ
回路153の出力)なる演算が行われ、加算結果として
15/6=2・3/6が出力されるので、第4水平期間
においては、垂直アドレスADDRDA-Vとして2が出力
され、重み係数αとして3/6が出力される。
【0450】この結果、加算器150では、{4/6
(重み係数増分Δα)+15/6(Dフリップフロップ
回路153の出力)なる演算が行われ、加算結果として
19/6=3・1/6が出力されるので、第5水平期間
においては、垂直アドレスADDRDA-Vとして3が出力
され、重み係数αとして1/6が出力される。
(重み係数増分Δα)+15/6(Dフリップフロップ
回路153の出力)なる演算が行われ、加算結果として
19/6=3・1/6が出力されるので、第5水平期間
においては、垂直アドレスADDRDA-Vとして3が出力
され、重み係数αとして1/6が出力される。
【0451】この結果、加算器150では、{4/6
(重み係数増分Δα)+19/6(Dフリップフロップ
回路153の出力)なる演算が行われ、加算結果として
23/6=3・5/6が出力されるので、第6水平期間
においては、垂直アドレスADDRDA-Vとして3が出力
され、重み係数αとして5/6が出力される。
(重み係数増分Δα)+19/6(Dフリップフロップ
回路153の出力)なる演算が行われ、加算結果として
23/6=3・5/6が出力されるので、第6水平期間
においては、垂直アドレスADDRDA-Vとして3が出力
され、重み係数αとして5/6が出力される。
【0452】この結果、加算器150では、{4/6
(重み係数増分Δα)+23/8(Dフリップフロップ
回路153の出力)なる演算が行われ、加算結果として
27/6=4・3/6が出力されるので、第7水平期間
においては、垂直アドレスADDRDA-Vとして4が出力
され、重み係数αとして3/6が出力される。
(重み係数増分Δα)+23/8(Dフリップフロップ
回路153の出力)なる演算が行われ、加算結果として
27/6=4・3/6が出力されるので、第7水平期間
においては、垂直アドレスADDRDA-Vとして4が出力
され、重み係数αとして3/6が出力される。
【0453】このように、重み係数生成回路146にお
いては、第2フィールドに対応するフレームの場合、第
1水平期間→第2水平期間→第3水平期間→第4水平期
間→第5水平期間→第6水平期間・・・と変化すると、
垂直アドレスADDRDA-Vは、0番地→1番地→1番地
→2番地→3番地→3番地・・・と変化し、重み係数α
は、3/6→1/6→5/6→3/6→1/6→5/6
・・・と変化する。
いては、第2フィールドに対応するフレームの場合、第
1水平期間→第2水平期間→第3水平期間→第4水平期
間→第5水平期間→第6水平期間・・・と変化すると、
垂直アドレスADDRDA-Vは、0番地→1番地→1番地
→2番地→3番地→3番地・・・と変化し、重み係数α
は、3/6→1/6→5/6→3/6→1/6→5/6
・・・と変化する。
【0454】即ち、垂直アドレスADDRDA-Vは、水平
期間を単位として、(2i−2)番地→(2i−1)番
地→(2i−1)番地の順に、i=1→2→3・・・と
変化させて出力され、重み係数αは、3/6、1/6、
5/6が3/6を先頭値として繰り返して出力される。
期間を単位として、(2i−2)番地→(2i−1)番
地→(2i−1)番地の順に、i=1→2→3・・・と
変化させて出力され、重み係数αは、3/6、1/6、
5/6が3/6を先頭値として繰り返して出力される。
【0455】ここに、図42は、走査変換及び縮小処理
が一括して行われる場合の第6本実施例の垂直方向の動
作を示すタイミングチャートであり、図42Aは垂直同
期信号VSYNC-B、図42Bは水平同期信号HSYNC-Bを示
している。
が一括して行われる場合の第6本実施例の垂直方向の動
作を示すタイミングチャートであり、図42Aは垂直同
期信号VSYNC-B、図42Bは水平同期信号HSYNC-Bを示
している。
【0456】また、図42Cは重み係数生成回路146
から出力され、フィールドバッファ140の第1読出し
ポート側に与えられる垂直アドレスADDRDB-Vを示し
ており、この垂直アドレスADDRDA-Vは、前述したよ
うに、第1フィールドに対応するフレームの場合におい
ては、第1水平期間→第2水平期間→第3水平期間→第
4水平期間→第5水平期間→第6水平期間・・・と変化
すると、0番地→0番地→1番地→2番地→2番地→3
番地・・・と変化する。
から出力され、フィールドバッファ140の第1読出し
ポート側に与えられる垂直アドレスADDRDB-Vを示し
ており、この垂直アドレスADDRDA-Vは、前述したよ
うに、第1フィールドに対応するフレームの場合におい
ては、第1水平期間→第2水平期間→第3水平期間→第
4水平期間→第5水平期間→第6水平期間・・・と変化
すると、0番地→0番地→1番地→2番地→2番地→3
番地・・・と変化する。
【0457】また、第2フィールドに対応するフレーム
の場合においては、第1水平期間→第2水平期間→第3
水平期間→第4水平期間→第5水平期間→第6水平期間
・・・と変化すると、垂直アドレスADDRDA-Vは、0
番地→1番地→1番地→2番地→3番地→3番地・・・
と変化する。
の場合においては、第1水平期間→第2水平期間→第3
水平期間→第4水平期間→第5水平期間→第6水平期間
・・・と変化すると、垂直アドレスADDRDA-Vは、0
番地→1番地→1番地→2番地→3番地→3番地・・・
と変化する。
【0458】また、図42Dは加算器147から出力さ
れ、フィールドバッファ140の第2読出しポート側に
与えられる垂直アドレスADDRDA-V”を示しており、
この垂直アドレスADDRDA-V”は、垂直アドレスAD
DRDA-Vに1を加算したものであるから、第1フィール
ドに対応するフレームの場合には、第1水平期間→第2
水平期間→第3水平期間→第4水平期間→第5水平期間
→第6水平期間・・・と変化すると、1番地→1番地→
2番地→3番地→3番地→4番地・・・と変化する。
れ、フィールドバッファ140の第2読出しポート側に
与えられる垂直アドレスADDRDA-V”を示しており、
この垂直アドレスADDRDA-V”は、垂直アドレスAD
DRDA-Vに1を加算したものであるから、第1フィール
ドに対応するフレームの場合には、第1水平期間→第2
水平期間→第3水平期間→第4水平期間→第5水平期間
→第6水平期間・・・と変化すると、1番地→1番地→
2番地→3番地→3番地→4番地・・・と変化する。
【0459】また、第2フィールドに対応するフレーム
の場合には、この垂直アドレスADDRDA-V”は、第1
水平期間→第2水平期間→第3水平期間→第4水平期間
→第5水平期間→第6水平期間・・・と変化すると、1
番地→2番地→2番地→3番地→4番地→4番地・・・
と変化する。
の場合には、この垂直アドレスADDRDA-V”は、第1
水平期間→第2水平期間→第3水平期間→第4水平期間
→第5水平期間→第6水平期間・・・と変化すると、1
番地→2番地→2番地→3番地→4番地→4番地・・・
と変化する。
【0460】この結果、フィールドバッファ140の第
1読出しポートの映像信号出力端子140Aから出力さ
れる映像信号D140Aは、図42Eに示すように、第
1フィールドに対応するフレームの場合には、第1ライ
ンの映像信号N1→第1ラインの映像信号N1→第3ラ
インの映像信号N3→第5ラインの映像信号N5→第5
ラインの映像信号N5→第7ラインの映像信号N7・・
・の順に出力される。
1読出しポートの映像信号出力端子140Aから出力さ
れる映像信号D140Aは、図42Eに示すように、第
1フィールドに対応するフレームの場合には、第1ライ
ンの映像信号N1→第1ラインの映像信号N1→第3ラ
インの映像信号N3→第5ラインの映像信号N5→第5
ラインの映像信号N5→第7ラインの映像信号N7・・
・の順に出力される。
【0461】また、第2フィールドに対応するフレーム
の場合においては、映像信号D140Aは、第0ライン
の映像信号N0→第2ラインの映像信号N2→第2ライ
ンの映像信号N2→第4ラインの映像信号N4→第6ラ
インの映像信号N6→第6ラインの映像信号N6・・・
の順に出力される。
の場合においては、映像信号D140Aは、第0ライン
の映像信号N0→第2ラインの映像信号N2→第2ライ
ンの映像信号N2→第4ラインの映像信号N4→第6ラ
インの映像信号N6→第6ラインの映像信号N6・・・
の順に出力される。
【0462】また、フィールドバッファ140の第2読
出しポートの映像信号出力端子140Bから出力される
映像信号D140Bは、図42Fに示すように、第1フ
ィールドに対応するフレームの場合には、第3ラインの
映像信号N3→第3ラインの映像信号N3→第5ライン
の映像信号N5→第7ラインの映像信号N7→第7ライ
ンの映像信号N7→第9ラインの映像信号N9・・・の
順に出力される。
出しポートの映像信号出力端子140Bから出力される
映像信号D140Bは、図42Fに示すように、第1フ
ィールドに対応するフレームの場合には、第3ラインの
映像信号N3→第3ラインの映像信号N3→第5ライン
の映像信号N5→第7ラインの映像信号N7→第7ライ
ンの映像信号N7→第9ラインの映像信号N9・・・の
順に出力される。
【0463】また、第2フィールドに対応するフレーム
の場合には、映像信号D140Bは、第2ラインの映像
信号N2→第4ラインの映像信号N4→第4ラインの映
像信号N4→第6ラインの映像信号N6→第8ラインの
映像信号N8→第8ラインの映像信号N8・・・の順に
出力される。
の場合には、映像信号D140Bは、第2ラインの映像
信号N2→第4ラインの映像信号N4→第4ラインの映
像信号N4→第6ラインの映像信号N6→第8ラインの
映像信号N8→第8ラインの映像信号N8・・・の順に
出力される。
【0464】また、図42Gは重み係数生成回路146
から出力される重み係数αを示しており、この重み係数
αは、前述したように、第1フィールドに対応するフレ
ームの場合においては、第1水平期間→第2水平期間→
第3水平期間→第4水平期間→第5水平期間→第6水平
期間・・・と変化すると、0→4/6→2/6→0→4
/6→2/6・・・と変化する。
から出力される重み係数αを示しており、この重み係数
αは、前述したように、第1フィールドに対応するフレ
ームの場合においては、第1水平期間→第2水平期間→
第3水平期間→第4水平期間→第5水平期間→第6水平
期間・・・と変化すると、0→4/6→2/6→0→4
/6→2/6・・・と変化する。
【0465】また、第2フィールドに対応するフレーム
の場合には、この重み係数αは、第1水平期間→第2水
平期間→第3水平期間→第4水平期間→第5水平期間→
第6水平期間・・・と変化すると、3/6→1/6→5
/6→3/6→1/6→5/6・・・と変化する。
の場合には、この重み係数αは、第1水平期間→第2水
平期間→第3水平期間→第4水平期間→第5水平期間→
第6水平期間・・・と変化すると、3/6→1/6→5
/6→3/6→1/6→5/6・・・と変化する。
【0466】また、図42Hは演算回路141から出力
されるノンインタレース映像信号D 525-393、即ち、こ
の第6実施例から出力されるノンインタレース映像信号
D525 -393を示している。
されるノンインタレース映像信号D 525-393、即ち、こ
の第6実施例から出力されるノンインタレース映像信号
D525 -393を示している。
【0467】また、図43、図44は、走査変換動作及
び縮小処理が一括して行われる場合に演算回路141で
行われる演算の一部を示す図であり、図43は第1フィ
ールドに対応するフレームの場合、図44は第2フィー
ルドに対応するフレームの場合である。
び縮小処理が一括して行われる場合に演算回路141で
行われる演算の一部を示す図であり、図43は第1フィ
ールドに対応するフレームの場合、図44は第2フィー
ルドに対応するフレームの場合である。
【0468】ここに、演算回路141においては、映像
信号α(D140B−D140A)+D140Aなる演
算が行われが、第1フィールドに対応するフレームの場
合において、第1ライン、第4ライン、第7ライン等、
第3i−2ラインの映像信号Q3i-2を生成する場合に、
{0(N4i-1−N4i-3)+N4i-3}なる演算が行われ、
映像信号Q3i-2として、N4i-3が得られる。
信号α(D140B−D140A)+D140Aなる演
算が行われが、第1フィールドに対応するフレームの場
合において、第1ライン、第4ライン、第7ライン等、
第3i−2ラインの映像信号Q3i-2を生成する場合に、
{0(N4i-1−N4i-3)+N4i-3}なる演算が行われ、
映像信号Q3i-2として、N4i-3が得られる。
【0469】また、第2ライン、第5ライン、第8ライ
ン等、第3i−1ラインの映像信号Q3i-1を生成する場
合に、{4/6・(N4i-1−N4i-3)+N4i-3}なる演
算が行われ、映像信号Q3i-1として、2/6・N4i-3+
4/6・N4i-1が得られる。
ン等、第3i−1ラインの映像信号Q3i-1を生成する場
合に、{4/6・(N4i-1−N4i-3)+N4i-3}なる演
算が行われ、映像信号Q3i-1として、2/6・N4i-3+
4/6・N4i-1が得られる。
【0470】また、第3ライン、第6ライン、第9ライ
ン等、第3iラインの映像信号Q3iを生成する場合に、
{2/6・(N4i+1−N4i-1)+N4i-1}なる演算が行
われ、映像信号Q3iとして、4/6・N4i-1+2/6・
N4i+1が得られる。
ン等、第3iラインの映像信号Q3iを生成する場合に、
{2/6・(N4i+1−N4i-1)+N4i-1}なる演算が行
われ、映像信号Q3iとして、4/6・N4i-1+2/6・
N4i+1が得られる。
【0471】また、第2フィールドに対応するフレーム
の場合において、第1ライン、第4ライン、第7ライン
等、第3i−2ラインの映像信号Q3i-2を生成する場合
に、{3/6・(N4i-2−N4i-4)+N4i-4}なる演算
が行われ、映像信号Q3i-2として、3/6・N4i-4+3
/6・N4i-2が得られる。
の場合において、第1ライン、第4ライン、第7ライン
等、第3i−2ラインの映像信号Q3i-2を生成する場合
に、{3/6・(N4i-2−N4i-4)+N4i-4}なる演算
が行われ、映像信号Q3i-2として、3/6・N4i-4+3
/6・N4i-2が得られる。
【0472】また、第2ライン、第5ライン、第8ライ
ン等、第3i−1ラインの映像信号Q3i-1を生成する場
合に、{1/6・(N4i−N4i-2)+N4i-2}なる演算
が行われ、映像信号Q3i-1として、5/6・N4i-2+1
/6・N4iが得られる。
ン等、第3i−1ラインの映像信号Q3i-1を生成する場
合に、{1/6・(N4i−N4i-2)+N4i-2}なる演算
が行われ、映像信号Q3i-1として、5/6・N4i-2+1
/6・N4iが得られる。
【0473】また、第3ライン、第6ライン、第9ライ
ン等、第3iラインの映像信号Q3iを生成する場合に、
5/6・(N4i−N4i-2)+N4i-2なる演算が行われ、
映像信号Q3iとして、1/6・N4i-2+5/6・N4iが
得られる。
ン等、第3iラインの映像信号Q3iを生成する場合に、
5/6・(N4i−N4i-2)+N4i-2なる演算が行われ、
映像信号Q3iとして、1/6・N4i-2+5/6・N4iが
得られる。
【0474】このように、この第6実施例によれば、5
25ラインの映像を表示できるインタレース映像信号D
INTを、走査変換及び拡大処理を一括して行うことによ
り、525ラインによる映像を第1ライン〜第393ラ
インによる映像に垂直方向に縮小した映像を表示できる
ノンインタレース映像信号D525-393に変換することが
できる。
25ラインの映像を表示できるインタレース映像信号D
INTを、走査変換及び拡大処理を一括して行うことによ
り、525ラインによる映像を第1ライン〜第393ラ
インによる映像に垂直方向に縮小した映像を表示できる
ノンインタレース映像信号D525-393に変換することが
できる。
【0475】ここに、図45、図46は第6実施例にお
いても第4実施例と同様のノンインタレース映像信号D
525-394を得ることができることを説明するための図で
あり、図45は第1フィールドに対応するフレームの場
合、図46は第2フィールドに対応するフレームの場合
を示している。
いても第4実施例と同様のノンインタレース映像信号D
525-394を得ることができることを説明するための図で
あり、図45は第1フィールドに対応するフレームの場
合、図46は第2フィールドに対応するフレームの場合
を示している。
【0476】即ち、図45に示す演算結果は、図8に示
す演算で得ることができるMi(走査変換回路118で
行われる走査変換により得ることができるMi)を図2
1(演算回路121で行われる演算)に示すMiに代入
する場合ことにより得ることができる。
す演算で得ることができるMi(走査変換回路118で
行われる走査変換により得ることができるMi)を図2
1(演算回路121で行われる演算)に示すMiに代入
する場合ことにより得ることができる。
【0477】また、図46に示す演算結果は、図9に示
す演算で得ることができるMi(走査変換回路118で
行われる走査変換により得ることができるMi)を図2
1(演算回路121で行われる演算)に示すMiに代入
する場合ことにより得ることができる。
す演算で得ることができるMi(走査変換回路118で
行われる走査変換により得ることができるMi)を図2
1(演算回路121で行われる演算)に示すMiに代入
する場合ことにより得ることができる。
【0478】ここに、この第6実施例においては、イン
タレース映像信号DINTを記憶させ、異なる2本のライ
ンの映像信号を同時に映像信号出力端子140A、14
0Bに読出すことができるフィールドバッファ140を
設け、インタレース映像信号DINTをドット順にクロッ
ク信号CLK1に同期させてフィールドバッファ140
に書込み、書き込んだ映像信号を書き込んだ順に、か
つ、所定のラインの映像信号については複数回続けて、
クロック信号CLK2に同期させて映像信号出力端子1
40Aに読出すと共に、映像信号出力端子140Bに、
映像信号出力端子140Aに出力される次のラインの映
像信号を出力させることにより、映像信号を1ライン分
遅延させるためのラインバッファを不要としている。
タレース映像信号DINTを記憶させ、異なる2本のライ
ンの映像信号を同時に映像信号出力端子140A、14
0Bに読出すことができるフィールドバッファ140を
設け、インタレース映像信号DINTをドット順にクロッ
ク信号CLK1に同期させてフィールドバッファ140
に書込み、書き込んだ映像信号を書き込んだ順に、か
つ、所定のラインの映像信号については複数回続けて、
クロック信号CLK2に同期させて映像信号出力端子1
40Aに読出すと共に、映像信号出力端子140Bに、
映像信号出力端子140Aに出力される次のラインの映
像信号を出力させることにより、映像信号を1ライン分
遅延させるためのラインバッファを不要としている。
【0479】したがって、この第6実施例によれば、
525ラインによる映像を表示することができるインタ
レース映像信号DINTを525ラインのノンインタレー
ス映像信号DNON-INTに変換し、又は、525ライン
による映像を表示することができるインタレース映像信
号DINTを、走査変換及び拡大処理を一括して行い、第
1ライン〜第394ラインによる映像を第1ライン〜第
525ラインによる映像に垂直方向に拡大してなる映像
を表示できるノンインタレース映像信号D394- 525に変
換し、又は、525ラインによる映像を表示すること
ができるインタレース映像信号DINTを、走査変換及び
拡大処理を一括して行い、第1ライン〜第525ライン
による映像を第1ライン〜第393ラインによる映像に
垂直方向に縮小してなる映像を表示できるノンインタレ
ース映像信号D525-393に変換することができる映像信
号変換装置につき、回路規模を小さくし、消費電力の低
減化と、低価格化とを図ることができる。
525ラインによる映像を表示することができるインタ
レース映像信号DINTを525ラインのノンインタレー
ス映像信号DNON-INTに変換し、又は、525ライン
による映像を表示することができるインタレース映像信
号DINTを、走査変換及び拡大処理を一括して行い、第
1ライン〜第394ラインによる映像を第1ライン〜第
525ラインによる映像に垂直方向に拡大してなる映像
を表示できるノンインタレース映像信号D394- 525に変
換し、又は、525ラインによる映像を表示すること
ができるインタレース映像信号DINTを、走査変換及び
拡大処理を一括して行い、第1ライン〜第525ライン
による映像を第1ライン〜第393ラインによる映像に
垂直方向に縮小してなる映像を表示できるノンインタレ
ース映像信号D525-393に変換することができる映像信
号変換装置につき、回路規模を小さくし、消費電力の低
減化と、低価格化とを図ることができる。
【0480】また、この第6実施例によれば、重み係数
生成回路146において、各フレームにおいて、初期値
の選択による垂直アドレスADDRDA-V及び重み係数α
を出力し、その後は、重み係数増分Δαと、重み係数生
成回路146の出力との加算により次ラインの垂直アド
レスADDRDA-V及び重み係数αを生成するとしている
ので、垂直方向のアドレッシングを規模の小さい回路で
行うことができ、この点からも、回路規模を小さくし、
消費電力の低減化と、低価格化とを図ることができる。
生成回路146において、各フレームにおいて、初期値
の選択による垂直アドレスADDRDA-V及び重み係数α
を出力し、その後は、重み係数増分Δαと、重み係数生
成回路146の出力との加算により次ラインの垂直アド
レスADDRDA-V及び重み係数αを生成するとしている
ので、垂直方向のアドレッシングを規模の小さい回路で
行うことができ、この点からも、回路規模を小さくし、
消費電力の低減化と、低価格化とを図ることができる。
【0481】第7実施例・・図47 図47は本発明の第7実施例を示す回路図であり、図4
7中、155は表示手段であるプラズマ・ディスプレイ
・パネルであり、156は映像を表示する表示部、15
7〜159は表示部の電極を駆動する駆動回路、160
は駆動回路157〜159の駆動を制御する制御回路で
ある。
7中、155は表示手段であるプラズマ・ディスプレイ
・パネルであり、156は映像を表示する表示部、15
7〜159は表示部の電極を駆動する駆動回路、160
は駆動回路157〜159の駆動を制御する制御回路で
ある。
【0482】また、161はデジタル化されているイン
タレース映像信号DINT1が入力される映像信号入力端
子、162はアナログ化されているインタレース映像信
号AIN Tが入力される映像信号入力端子である。
タレース映像信号DINT1が入力される映像信号入力端
子、162はアナログ化されているインタレース映像信
号AIN Tが入力される映像信号入力端子である。
【0483】また、163はインタレース映像信号A
INTをデジタル化されたインタレース映像信号DINT2に
変換するA/Dコンバータ、164はインタレース映像
信号D INT1とインタレース映像信号DINT2とを選択して
出力する選択回路、165は選択回路164の選択動作
を制御する選択信号SLが入力される選択信号入力端子
である。
INTをデジタル化されたインタレース映像信号DINT2に
変換するA/Dコンバータ、164はインタレース映像
信号D INT1とインタレース映像信号DINT2とを選択して
出力する選択回路、165は選択回路164の選択動作
を制御する選択信号SLが入力される選択信号入力端子
である。
【0484】また、166は第1実施例、第2実施例、
第4実施例又は第6実施例の映像信号変換装置、167
は垂直同期信号VSYNC-Aが入力される垂直同期信号入力
端子、168は水平同期信号HSYNC-Aが入力される水平
同期信号入力端子である。
第4実施例又は第6実施例の映像信号変換装置、167
は垂直同期信号VSYNC-Aが入力される垂直同期信号入力
端子、168は水平同期信号HSYNC-Aが入力される水平
同期信号入力端子である。
【0485】この第7実施例によれば、映像信号変換装
置として、第1実施例、第2実施例、第4実施例又は第
6実施例の映像信号変換装置166を設けるとしている
ので、デジタル化されているインタレース映像信号D
INT1又はアナログ化されているインタレース映像信号A
INTが入力されるノンインタレース走査方式を採用する
プラズマ・ディスプレイ・パネルを備えてなる表示装置
について、消費電力の低減化と、低価格化とを図ること
ができる。
置として、第1実施例、第2実施例、第4実施例又は第
6実施例の映像信号変換装置166を設けるとしている
ので、デジタル化されているインタレース映像信号D
INT1又はアナログ化されているインタレース映像信号A
INTが入力されるノンインタレース走査方式を採用する
プラズマ・ディスプレイ・パネルを備えてなる表示装置
について、消費電力の低減化と、低価格化とを図ること
ができる。
【0486】第8実施例・・図48 図48は本発明の第8実施例を示す回路図であり、この
第8実施例は、RGB逆マトリクス演算回路を設け、そ
の他については、第7実施例と同様に構成したものであ
る。
第8実施例は、RGB逆マトリクス演算回路を設け、そ
の他については、第7実施例と同様に構成したものであ
る。
【0487】この第8実施例によっても、映像信号変換
装置として、第1実施例、第2実施例、第4実施例又は
第6実施例の映像信号変換装置166を設けるとしてい
るので、デジタル化されているインタレース映像信号D
INT1又はアナログ化されているインタレース映像信号A
INTが入力されるノンインタレース走査方式を採用する
プラズマ・ディスプレイ・パネルを備えてなる表示装置
について、消費電力の低減化と、低価格化とを図ること
ができる。
装置として、第1実施例、第2実施例、第4実施例又は
第6実施例の映像信号変換装置166を設けるとしてい
るので、デジタル化されているインタレース映像信号D
INT1又はアナログ化されているインタレース映像信号A
INTが入力されるノンインタレース走査方式を採用する
プラズマ・ディスプレイ・パネルを備えてなる表示装置
について、消費電力の低減化と、低価格化とを図ること
ができる。
【0488】第9実施例・・図49 図49は本発明の第9実施例を示す回路図であり、図4
9中、172は表示手段をなすプラズマ・ディスプレイ
・パネルであり、173は映像を表示する表示部、17
4〜176は表示部の電極を駆動する駆動回路、177
は駆動回路174〜176の駆動を制御する制御回路で
ある。
9中、172は表示手段をなすプラズマ・ディスプレイ
・パネルであり、173は映像を表示する表示部、17
4〜176は表示部の電極を駆動する駆動回路、177
は駆動回路174〜176の駆動を制御する制御回路で
ある。
【0489】また、178はデジタル化されているノン
インタレース映像信号DNON-INTが入力される映像信号
入力端子、179は垂直同期信号VSYNC-Bが入力される
垂直同期信号入力端子、180は水平同期信号HSYNC-B
が入力される水平同期信号入力端子、181は第3実施
例、第5実施例の映像信号変換装置である。
インタレース映像信号DNON-INTが入力される映像信号
入力端子、179は垂直同期信号VSYNC-Bが入力される
垂直同期信号入力端子、180は水平同期信号HSYNC-B
が入力される水平同期信号入力端子、181は第3実施
例、第5実施例の映像信号変換装置である。
【0490】この第9実施例によれば、映像信号変換装
置として、第3実施例又は第5実施例の映像信号変換装
置181を設けるとしているので、デジタル化されてい
るノンインタレース映像信号DNON-INTが入力されるノ
ンインタレース走査方式を採用するプラズマ・ディスプ
レイ・パネルを備えてなる表示装置について、消費電力
の低減化と、低価格化とを図ることができる。
置として、第3実施例又は第5実施例の映像信号変換装
置181を設けるとしているので、デジタル化されてい
るノンインタレース映像信号DNON-INTが入力されるノ
ンインタレース走査方式を採用するプラズマ・ディスプ
レイ・パネルを備えてなる表示装置について、消費電力
の低減化と、低価格化とを図ることができる。
【0491】
【0492】本発明中、第1の発明によれば、インタレ
ース映像信号を記憶させ、異なる2本のラインの映像信
号を同時に第1、第2の出力部に読出すことができる記
憶回路を設けることにより、映像信号を1ライン分遅延
させるための記憶回路を不要としているので、インタレ
ース映像信号の、映像を拡大又は縮小しない映像を表示
できるノンインタレース映像信号への変換、及び、イン
タレース映像信号の、映像を垂直方向に拡大してなる映
像を表示できるノンインタレース映像信号への変換、及
び、インタレース映像信号の、映像を垂直方向に縮小し
てなる映像を表示できるノンインタレース映像信号への
変換のうち、いずれか1種の変換、又は、いずれか2種
の変換、又は、全部の変換を行うことができる映像信号
変換装置につき、回路規模を小さくし、消費電力の低減
化と、低価格化とを図ることができる。
ース映像信号を記憶させ、異なる2本のラインの映像信
号を同時に第1、第2の出力部に読出すことができる記
憶回路を設けることにより、映像信号を1ライン分遅延
させるための記憶回路を不要としているので、インタレ
ース映像信号の、映像を拡大又は縮小しない映像を表示
できるノンインタレース映像信号への変換、及び、イン
タレース映像信号の、映像を垂直方向に拡大してなる映
像を表示できるノンインタレース映像信号への変換、及
び、インタレース映像信号の、映像を垂直方向に縮小し
てなる映像を表示できるノンインタレース映像信号への
変換のうち、いずれか1種の変換、又は、いずれか2種
の変換、又は、全部の変換を行うことができる映像信号
変換装置につき、回路規模を小さくし、消費電力の低減
化と、低価格化とを図ることができる。
【0493】また、第2の発明によれば、走査変換回路
から出力されるノンインタレース映像信号を記憶させ、
異なる2本のラインの映像信号を同時に第1、第2の出
力部に読出すことができる記憶回路を設けることによ
り、映像信号を1ライン分遅延させるための記憶回路を
不要としているので、インタレース映像信号をノンイン
タレース映像信号に変換する走査変換回路を有し、イン
タレース映像信号の、垂直方向に拡大してなる映像を表
示できるノンインタレース映像信号への変換、又は、イ
ンタレース映像信号の、垂直方向に縮小してなる映像を
表示できるノンインタレース映像信号への変換を行うこ
とができる映像信号変換装置について、回路規模を小さ
くし、消費電力の低減化と、低価格化とを図ることがで
きる。
から出力されるノンインタレース映像信号を記憶させ、
異なる2本のラインの映像信号を同時に第1、第2の出
力部に読出すことができる記憶回路を設けることによ
り、映像信号を1ライン分遅延させるための記憶回路を
不要としているので、インタレース映像信号をノンイン
タレース映像信号に変換する走査変換回路を有し、イン
タレース映像信号の、垂直方向に拡大してなる映像を表
示できるノンインタレース映像信号への変換、又は、イ
ンタレース映像信号の、垂直方向に縮小してなる映像を
表示できるノンインタレース映像信号への変換を行うこ
とができる映像信号変換装置について、回路規模を小さ
くし、消費電力の低減化と、低価格化とを図ることがで
きる。
【0494】なお、インタレース映像信号をノンインタ
レース映像信号に変換する走査変換回路を第1の発明の
映像信号変換装置で構成する場合には、更に、回路規模
を小さくすることができる。
レース映像信号に変換する走査変換回路を第1の発明の
映像信号変換装置で構成する場合には、更に、回路規模
を小さくすることができる。
【0495】また、第3の発明によれば、第1のノンイ
ンタレース映像信号を記憶させ、異なる2本のラインの
映像信号を同時に第1、第2の出力部に読出すことがで
きる記憶回路を設けることにより、映像信号を1ライン
分遅延させるための記憶回路を不要としているので、第
1のノンインタレース映像信号の、垂直方向に拡大して
なる映像を表示できる第2のノンインタレース映像信号
への変換、又は、第1のノンインタレース映像信号の、
垂直方向に縮小してなる映像を表示できる第3のノンイ
ンタレース映像信号への変換を行うことができる映像信
号変換装置について、回路規模を小さくし、消費電力の
低減化と、低価格化とを図ることができる。
ンタレース映像信号を記憶させ、異なる2本のラインの
映像信号を同時に第1、第2の出力部に読出すことがで
きる記憶回路を設けることにより、映像信号を1ライン
分遅延させるための記憶回路を不要としているので、第
1のノンインタレース映像信号の、垂直方向に拡大して
なる映像を表示できる第2のノンインタレース映像信号
への変換、又は、第1のノンインタレース映像信号の、
垂直方向に縮小してなる映像を表示できる第3のノンイ
ンタレース映像信号への変換を行うことができる映像信
号変換装置について、回路規模を小さくし、消費電力の
低減化と、低価格化とを図ることができる。
【0496】また、第4の発明によれば、表示手段にノ
ンインタレース映像信号を供給する映像信号変換装置と
して第1、第2又は第3の発明の映像信号変換装置を備
えるとしているので、表示装置について、回路規模を小
さくし、消費電力の低減化と、低価格化とを図ることが
できる。
ンインタレース映像信号を供給する映像信号変換装置と
して第1、第2又は第3の発明の映像信号変換装置を備
えるとしているので、表示装置について、回路規模を小
さくし、消費電力の低減化と、低価格化とを図ることが
できる。
【図1】本発明の第1実施例を示す回路図である。
【図2】本発明の第1実施例が設ける重み係数生成回路
の垂直アドレス及び重み係数を生成する部分の構成を示
す回路図である。
の垂直アドレス及び重み係数を生成する部分の構成を示
す回路図である。
【図3】本発明の第1実施例が設ける重み係数生成回路
の加算器で行われる加算を説明するための図である。
の加算器で行われる加算を説明するための図である。
【図4】本発明の第1実施例が設ける重み係数生成回路
の動作を示すタイミングチャートである。
の動作を示すタイミングチャートである。
【図5】本発明の第1実施例が設ける重み係数生成回路
の加算器で行われる加算の一部を2進数で示す図であ
る。
の加算器で行われる加算の一部を2進数で示す図であ
る。
【図6】本発明の第1実施例が設ける重み係数生成回路
の加算器で行われる加算の一部を2進数で示す図であ
る。
の加算器で行われる加算の一部を2進数で示す図であ
る。
【図7】本発明の第1実施例の垂直方向の動作を示すタ
イミングチャートである。
イミングチャートである。
【図8】本発明の第1実施例が設ける演算回路で行われ
る演算の一部を示す図である。
る演算の一部を示す図である。
【図9】本発明の第1実施例が設ける演算回路で行われ
る演算の一部を示す図である。
る演算の一部を示す図である。
【図10】本発明の第2実施例を示す回路図である。
【図11】本発明の第2実施例が設ける重み係数生成回
路の構成を示す回路図である。
路の構成を示す回路図である。
【図12】本発明の第2実施例が設ける重み係数生成回
路の動作を示すタイミングチャートである。
路の動作を示すタイミングチャートである。
【図13】本発明の第2実施例が設ける重み係数生成回
路の加算器で行われる加算の一部を2進数で示す図であ
る。
路の加算器で行われる加算の一部を2進数で示す図であ
る。
【図14】本発明の第2実施例の垂直方向の動作を示す
タイミングチャートである。
タイミングチャートである。
【図15】本発明の第2実施例が設ける演算回路で行わ
れる演算の一部を示す図である。
れる演算の一部を示す図である。
【図16】本発明の第4実施例を示す回路図である。
【図17】本発明の第4実施例が設ける重み係数生成回
路の構成を示す回路図である。
路の構成を示す回路図である。
【図18】本発明の第4実施例が設ける重み係数生成回
路の動作を示すタイミングチャートである。
路の動作を示すタイミングチャートである。
【図19】本発明の第4実施例が設ける重み係数生成回
路の加算器で行われる加算の一部を2進数で示す図であ
る。
路の加算器で行われる加算の一部を2進数で示す図であ
る。
【図20】本発明の第4実施例の垂直方向の動作を示す
タイミングチャートである。
タイミングチャートである。
【図21】本発明の第4実施例が設ける演算回路で行わ
れる演算の一部を示す図である。
れる演算の一部を示す図である。
【図22】本発明の第6実施例を示す回路図である。
【図23】本発明の第6実施例が設ける重み係数生成回
路の垂直アドレス及び重み係数を生成する部分の構成を
示す回路図である。
路の垂直アドレス及び重み係数を生成する部分の構成を
示す回路図である。
【図24】本発明の第6実施例が設けるフィールドバッ
ファに対する書込み動作を説明するためのタイミングチ
ャートである。
ファに対する書込み動作を説明するためのタイミングチ
ャートである。
【図25】本発明の第6実施例において走査変換動作が
行われる場合の重み係数生成回路の動作を示すタイミン
グチャートである。
行われる場合の重み係数生成回路の動作を示すタイミン
グチャートである。
【図26】本発明の第6実施例において走査変換動作が
行われる場合に重み係数生成回路の加算器で行われる加
算の一部を2進数で示す図である。
行われる場合に重み係数生成回路の加算器で行われる加
算の一部を2進数で示す図である。
【図27】本発明の第6実施例において走査変換動作が
行われる場合に重み係数生成回路の加算器で行われる加
算の一部を2進数で示す図である。
行われる場合に重み係数生成回路の加算器で行われる加
算の一部を2進数で示す図である。
【図28】本発明の第6実施例において走査変換動作が
行われる場合の第6実施例の垂直方向の動作を示すタイ
ミングチャートである。
行われる場合の第6実施例の垂直方向の動作を示すタイ
ミングチャートである。
【図29】本発明の第6実施例において走査変換動作が
行われる場合に演算回路で行われる演算の一部を示す図
である。
行われる場合に演算回路で行われる演算の一部を示す図
である。
【図30】本発明の第6実施例において走査変換動作が
行われる場合に演算回路で行われる演算の一部を示す図
である。
行われる場合に演算回路で行われる演算の一部を示す図
である。
【図31】本発明の第6実施例において走査変換及び拡
大処理が一括して行われる場合の重み係数生成回路の動
作を示すタイミングチャートである。
大処理が一括して行われる場合の重み係数生成回路の動
作を示すタイミングチャートである。
【図32】本発明の第6実施例において走査変換及び拡
大処理が一括して行われる場合に重み係数生成回路の加
算器で行われる加算の一部を2進数で示す図である。
大処理が一括して行われる場合に重み係数生成回路の加
算器で行われる加算の一部を2進数で示す図である。
【図33】本発明の第6実施例において走査変換及び拡
大処理が一括して行われる場合に重み係数生成回路の加
算器で行われる加算の一部を2進数で示す図である。
大処理が一括して行われる場合に重み係数生成回路の加
算器で行われる加算の一部を2進数で示す図である。
【図34】本発明の第6実施例において走査変換及び拡
大処理が一括して行われる場合の第6実施例の垂直方向
の動作を示すタイミングチャートである。
大処理が一括して行われる場合の第6実施例の垂直方向
の動作を示すタイミングチャートである。
【図35】本発明の第6実施例において走査変換及び拡
大処理が一括して行われる場合に演算回路で行われる演
算の一部を示す図である。
大処理が一括して行われる場合に演算回路で行われる演
算の一部を示す図である。
【図36】本発明の第6実施例において走査変換及び拡
大処理が一括して行われる場合に演算回路で行われる演
算の一部を示す図である。
大処理が一括して行われる場合に演算回路で行われる演
算の一部を示す図である。
【図37】本発明の第6実施例においても第2実施例と
同様のノンインタレース映像信号を得ることができるこ
とを説明するための図である。
同様のノンインタレース映像信号を得ることができるこ
とを説明するための図である。
【図38】本発明の第6実施例においても第2実施例と
同様のノンインタレース映像信号を得ることができるこ
とを説明するための図である。
同様のノンインタレース映像信号を得ることができるこ
とを説明するための図である。
【図39】本発明の第6実施例において走査変換及び縮
小処理が一括して行われる場合の重み係数生成回路の動
作を示すタイミングチャートである。
小処理が一括して行われる場合の重み係数生成回路の動
作を示すタイミングチャートである。
【図40】本発明の第6実施例において走査変換及び縮
小処理が一括して行われる場合に重み係数生成回路の加
算器で行われる加算の一部を2進数で示す図である。
小処理が一括して行われる場合に重み係数生成回路の加
算器で行われる加算の一部を2進数で示す図である。
【図41】本発明の第6実施例において走査変換及び縮
小処理が一括して行われる場合に重み係数生成回路の加
算器で行われる加算の一部を2進数で示す図である。
小処理が一括して行われる場合に重み係数生成回路の加
算器で行われる加算の一部を2進数で示す図である。
【図42】本発明の第6実施例において走査変換及び縮
小処理が一括して行われる場合の第6実施例の垂直方向
の動作を示すタイミングチャートである。
小処理が一括して行われる場合の第6実施例の垂直方向
の動作を示すタイミングチャートである。
【図43】本発明の第6実施例において走査変換及び縮
小処理が一括して行われる場合に演算回路で行われる演
算の一部を示す図である。
小処理が一括して行われる場合に演算回路で行われる演
算の一部を示す図である。
【図44】本発明の第6実施例において走査変換及び縮
小処理が一括して行われる場合に演算回路で行われる演
算の一部を示す図である。
小処理が一括して行われる場合に演算回路で行われる演
算の一部を示す図である。
【図45】本発明の第6実施例においても第4実施例と
同様のノンインタレース映像信号を得ることができるこ
とを説明するための図である。
同様のノンインタレース映像信号を得ることができるこ
とを説明するための図である。
【図46】本発明の第6実施例においても第4実施例と
同様のノンインタレース映像信号を得ることができるこ
とを説明するための図である。
同様のノンインタレース映像信号を得ることができるこ
とを説明するための図である。
【図47】本発明の第7実施例を示す回路図である。
【図48】本発明の第8実施例を示す回路図である。
【図49】本発明の第9実施例を示す回路図である。
【図50】第1従来例を示す回路図である。
【図51】第1従来例の垂直方向の動作を示すタイミン
グチャートである。
グチャートである。
【図52】第1従来例の水平方向の動作を示すタイミン
グチャートである。
グチャートである。
【図53】第1従来例が設ける演算回路で行われる演算
の一部を示す図である。
の一部を示す図である。
【図54】第1従来例が設ける演算回路で行われる演算
の一部を示す図である。
の一部を示す図である。
【図55】第2従来例を示す回路図である。
【図56】第2従来例で行われる映像の垂直方向への拡
大化を説明するための図である。
大化を説明するための図である。
【図57】第2従来例の垂直方向の動作を示すタイミン
グチャートである。
グチャートである。
【図58】第2従来例が設ける演算回路で行われる演算
の一部を示す図である。
の一部を示す図である。
【図59】第3従来例を示す回路図である。
【図60】第3従来例で行われる映像の垂直方向への縮
小化を説明するための図である。
小化を説明するための図である。
【図61】第3従来例の垂直方向の動作を示すタイミン
グチャートである。
グチャートである。
【図62】第3従来例が設ける演算回路で行われる演算
の一部を示す図である。
の一部を示す図である。
【図63】第3従来例が設ける演算回路で行われる演算
のうち、その演算結果がノンインタレース映像信号とし
て出力される演算の一部を示す図である。
のうち、その演算結果がノンインタレース映像信号とし
て出力される演算の一部を示す図である。
【符号の説明】 DINT インタレース映像信号 Ni インタレース映像信号の各ラインの映像信号 DNON-INT ノンインタレース映像信号 Mi ノンインタレース映像信号の各ラインの映像信号 D394-525 拡大ノンインタレース映像信号 Pi 拡大ノンインタレース映像信号の各ラインの映像
信号 D525-393 縮小ノンインタレース映像信号 Qi 縮小ノンインタレース映像信号の各ラインの映像
信号
信号 D525-393 縮小ノンインタレース映像信号 Qi 縮小ノンインタレース映像信号の各ラインの映像
信号
Claims (13)
- 【請求項1】インタレース映像信号をノンインタレース
映像信号に変換する映像信号変換装置であって、前記イ
ンタレース映像信号を記憶させ、異なる2本のラインの
映像信号をドット順に同時に第1、第2の出力部に読出
すことができる記憶回路と、前記第1、第2の出力部に
読出される映像信号について、重み係数を使用した演算
を行い、前記ノンインタレース映像信号を生成する演算
回路と、前記記憶回路に対して書込みアドレス及び読出
しアドレスを与える制御回路とを有していることを特徴
とする映像信号変換装置。 - 【請求項2】前記制御回路は、前記記憶回路に前記イン
タレース映像信号を第1の速度で書込み、前記第1の出
力部に、前記記憶回路に書込んだ映像信号を書込んだ順
に、かつ、所定のラインの映像信号については2回続け
て、前記第1の速度の2倍の第2の速度で読出すと共
に、前記第2の出力部に、前記第1の出力部に読出され
る次のラインの映像信号を前記第2の速度で読出すよう
に、前記記憶回路に対して前記書込みアドレス及び前記
読出しアドレスを与え、前記演算回路は、{(1−重み
係数)×前記第1の出力部に読出される映像信号+前記
重み係数×前記第2の出力部に読出される映像信号}な
る演算を任意の手順で行い、前記ノンインタレース映像
信号として、前記インタレース映像信号による映像を垂
直方向に拡大又は縮小しない映像を表示できるノンイン
タレース映像信号を生成することを特徴とする請求項1
記載の映像信号変換装置。 - 【請求項3】前記制御回路は、前記記憶回路に前記イン
タレース映像信号を第1の速度で書込み、前記第1の出
力部に、前記記憶回路に書込んだ映像信号を書込んだ順
に、かつ、所定のラインの映像信号については複数回続
けて、前記第1の速度の2倍の第2の速度で読出すと共
に、前記第2の出力部に、前記第1の出力部に読出され
る次のラインの映像信号を読出すように、前記記憶回路
に対して前記書込みアドレス及び前記読出しアドレスを
与え、前記演算回路は、{(1−重み係数)×前記第1
の出力部に読出される映像信号+前記重み係数×前記第
2の出力部に読出される映像信号}なる演算を任意の手
順で行い、前記ノンインタレース映像信号として、前記
インタレース映像信号による映像を垂直方向に拡大した
映像を表示できるノンインタレース映像信号を生成する
ことを特徴とする請求項1記載の映像信号変換装置。 - 【請求項4】前記制御回路は、前記記憶回路に前記イン
タレース映像信号を第1の速度で書込み、前記第1の出
力部に、前記記憶回路に書込んだ映像信号を書込んだ順
に、かつ、所定のラインの映像信号については複数回続
けて、前記第1の速度の2倍の第2の速度で読出すと共
に、前記第2の出力部に、前記第1の出力部に読出され
る次のラインの映像信号を読出すように、前記記憶回路
に対して前記書込みアドレス及び前記読出しアドレスを
与え、前記演算回路は、{(1−重み係数)×前記第1
の出力部に読出される映像信号+前記重み係数×前記第
2の出力部に読出される映像信号}なる演算を任意の手
順で行い、前記ノンインタレース映像信号として、前記
インタレース映像信号による映像を垂直方向に縮小した
映像を表示できるノンインタレース映像信号を生成する
ことを特徴とする請求項1記載の映像信号変換装置。 - 【請求項5】インタレース映像信号を第1のノンインタ
レース映像信号に変換し、更に、この第1のノンインタ
レース映像信号を第2のノンインタレース映像信号に変
換する映像信号変換装置であって、前記インタレース映
像信号を前記第1のノンインタレース映像信号に変換す
る走査変換回路と、この走査変換回路から出力される前
記第1のノンインタレース映像信号を記憶させ、異なる
2本のラインの映像信号をドット順に同時に第1、第2
の出力部に読出すことができる記憶回路と、前記第1、
第2の出力部に読出される映像信号について、重み係数
を使用した演算を行い、前記第2のノンインタレース映
像信号を生成する演算回路と、前記記憶回路に対して書
込みアドレス及び読出しアドレスを与える制御回路とを
有していることを特徴とする映像信号変換装置。 - 【請求項6】前記制御回路は、前記記憶回路に前記第1
のノンインタレース映像信号を書込み、前記第1の出力
部に、前記記憶回路に書込んだ映像信号を書込んだ順
に、かつ、所定のラインの映像信号については複数回続
けて、書込み速度と同一の速度で読出すと共に、前記第
2の出力部に、前記第1の出力部に読出される次のライ
ンの映像信号を読出すように、前記記憶回路に対して前
記書込みアドレス及び前記読出しアドレスを与え、前記
演算回路は、{(1−重み係数)×前記第1の出力部に
読出される映像信号+前記重み係数×前記第2の出力部
に読出される映像信号}なる演算を任意の手順で行い、
前記第2のノンインタレース映像信号として、前記第1
のノンインタレース映像信号による映像を垂直方向に拡
大した映像を表示できるノンインタレース映像信号を生
成することを特徴とする請求項5記載の映像信号変換装
置。 - 【請求項7】前記制御回路は、前記記憶回路に前記第1
のノンインタレース映像信号を書込み、第1の出力部
に、前記記憶回路に書込んだ映像信号を書込んだ順に、
かつ、所定のラインの映像信号については読出さないよ
うに、書込み速度と同一の速度で読出すと共に、前記第
2の出力部に、前記第1の出力部に読出される次のライ
ンの映像信号を読出すように、前記記憶回路に対して前
記書込みアドレス及び前記読出しアドレスを与え、前記
演算回路は、{(1−重み係数)×前記第1の出力部に
読出される映像信号+前記重み係数×前記第2の出力部
に読出される映像信号}なる演算を任意の手順で行い、
前記第2のノンインタレース映像信号として、前記第1
のノンインタレース映像信号による映像を垂直方向に縮
小した映像を表示できるノンインタレース映像信号を生
成することを特徴とする請求項5記載の映像信号変換装
置。 - 【請求項8】前記走査変換回路は、請求項1、2、3又
は4記載の映像信号変換装置と同一の回路構成とされて
いることを特徴とする請求項5、6又は7記載の映像信
号変換装置。 - 【請求項9】第1のノンインタレース映像信号を第2の
ノンインタレース映像信号に変換する映像信号変換装置
であって、前記第1のノンインタレース映像信号を記憶
させ、異なる2本のラインの映像信号をドット順に同時
に第1、第2の出力部に読出すことができる記憶回路
と、前記第1、第2の出力部に読出される映像信号につ
いて、重み係数を使用した演算を行い、前記第2のノン
インタレース映像信号を生成する演算回路と、前記記憶
回路に対して書込みアドレス及び読出しアドレスを与え
る制御回路とを有していることを特徴とする映像信号変
換装置。 - 【請求項10】前記制御回路は、前記記憶回路に前記第
1のノンインタレース映像信号を書込み、前記第1の出
力部に、前記記憶回路に書込んだ映像信号を書込んだ順
に、かつ、所定のラインの映像信号については複数回続
けて、書込み速度と同一の速度で読出すと共に、前記第
2の出力部に、前記第1の出力部に読出される次のライ
ンの映像信号を読出すように、前記記憶回路に対して前
記書込みアドレス及び前記読出しアドレスを与え、前記
演算回路は、{(1−重み係数)×前記第1の出力部に
読出される映像信号+前記重み係数×前記第2の出力部
に読出される映像信号}なる演算を任意の手順で行い、
前記第2のノンインタレース映像信号として、前記第1
のノンインタレース映像信号による映像を垂直方向に拡
大した映像を表示できるノンインタレース映像信号を生
成することを特徴とする請求項9記載の映像信号変換装
置。 - 【請求項11】前記制御回路は、前記記憶回路に前記第
1のノンインタレース映像信号を書込み、第1の出力部
に、前記記憶回路に書込んだ映像信号を書込んだ順に、
かつ、所定のラインの映像信号については読出さないよ
うに、書込み速度と同一の速度で読出すと共に、前記第
2の出力部に、前記第1の出力部に読出される次のライ
ンの映像信号を読出すように、前記記憶回路に対して前
記書込みアドレス及び前記読出しアドレスを与え、前記
演算回路は、{(1−重み係数)×前記第1の出力部に
読出される映像信号+前記重み係数×前記第2の出力部
に読出される映像信号}なる演算を任意の手順で行い、
前記第2のノンインタレース映像信号として、前記第1
のノンインタレース映像信号による映像を垂直方向に縮
小した映像を表示できるノンインタレース映像信号を生
成することを特徴とする請求項9記載の映像信号変換装
置。 - 【請求項12】前記制御回路は、前記演算回路において
第1ラインの映像信号を生成する場合には、初期値の選
択により、整数からなる読出しアドレスのうちの垂直ア
ドレスと、小数からなる重み係数とを出力し、その他の
ラインの映像信号を生成する場合には、変換動作の種類
によって設定される一定の数値と、現に出力している垂
直アドレス及び重み係数とを加算し、この加算結果のう
ち、整数部分を前記記憶回路から次に出力するラインの
垂直アドレスとして出力し、小数部分を次に出力するラ
インの映像信号を生成する場合の重み係数として出力す
ることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、
7、8、9、10又は11記載の映像信号変換装置。 - 【請求項13】請求項1、2、3、4、5、6、7、
8、9、10、11又は12記載の映像信号変換装置
と、これら請求項1、2、3、4、5、6、7、8、
9、10、11又は12記載の映像信号変換装置から出
力されるノンインタレース映像信号による映像を表示で
きる表示手段とを有していることを特徴とする表示装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7076088A JPH08275115A (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 映像信号変換装置及び表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7076088A JPH08275115A (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 映像信号変換装置及び表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08275115A true JPH08275115A (ja) | 1996-10-18 |
Family
ID=13595089
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7076088A Withdrawn JPH08275115A (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 映像信号変換装置及び表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08275115A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100343374B1 (ko) * | 1999-12-18 | 2002-07-15 | 윤종용 | 영상 신호 처리 장치 및 그 처리 방법 |
CN100375509C (zh) * | 2005-04-13 | 2008-03-12 | 联发科技股份有限公司 | 缩放子画面数据呈现大小的方法、视讯处理电路以及数字激光视盘播放系统 |
-
1995
- 1995-03-31 JP JP7076088A patent/JPH08275115A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100343374B1 (ko) * | 1999-12-18 | 2002-07-15 | 윤종용 | 영상 신호 처리 장치 및 그 처리 방법 |
CN100375509C (zh) * | 2005-04-13 | 2008-03-12 | 联发科技股份有限公司 | 缩放子画面数据呈现大小的方法、视讯处理电路以及数字激光视盘播放系统 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020604 |