JPH06113222A - 画像文字データ演算装置 - Google Patents

画像文字データ演算装置

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JPH06113222A
JPH06113222A JP4261582A JP26158292A JPH06113222A JP H06113222 A JPH06113222 A JP H06113222A JP 4261582 A JP4261582 A JP 4261582A JP 26158292 A JP26158292 A JP 26158292A JP H06113222 A JPH06113222 A JP H06113222A
Authority
JP
Japan
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data
line
character
memory
character information
Prior art date
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Pending
Application number
JP4261582A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasutada Aoyama
泰忠 青山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
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Publication of JPH06113222A publication Critical patent/JPH06113222A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィールドメモリを増やす事なく、ドットで
構成された文字情報を画面上で見た場合、階段状の段差
が斜め方向の輪郭にあらわれる段差を小さくすることに
より、文字の輪郭をなめらかにし、より見やすい文字を
画面上に表示することのできる文字データ演算装置を提
供する。 【構成】 ソースとなる外部映像データから同期分離回
路6によりタイミング情報を取り出し、前記タイミング
情報に同期してフィールドメモリ2より読み出したデー
タを奇数フィールドでは、そのまま映像データに合成
し、偶数フィールドでは第1のラインメモリ34と第2
のラインメモリ36に垂直方向に隣合う文字情報を格納
し2ラインのデータから偶数フィールドのデータを補間
し出力するデータ演算部40をもつ画像文字データ演算
装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビモニターに出力
する映像信号に所望の文字情報を重畳させて表示する画
像文字データ演算装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビモニターに出力する映像信
号に対して所望の文字情報を重畳させて表示する画像処
理装置は図9に示すような構成をとる。ここでは、表示
文字情報をカラーデータとして赤、緑、青の光の3原色
から構成されている事を前提としているが、モノクロの
文字データでも表示データの構成が異なる事以外は全く
同様の構成をとる。フィールドメモリ2には、ドットの
集まりで構成した文字情報を生成し記憶する。ここで述
べるフィールドメモリとは、1表示画面を構成する内の
半分の容量である。図3からもわかるように、飛び越し
走査方式では点線で示した走査線は奇数フィールド、実
線で示した走査線は偶数フィールドといったように一般
には1画面は2フィールド=1フレームと定義される。
また、外部からの映像信号はインターフェース4を介し
て同期分離回路6及びエンコーダ8に入力される。
【0003】同期分離回路6では、前記外部映像信号2
4に含まれる水平同期信号及び垂直同期信号をそれぞれ
分離する。分離された同期信号12は、メモリコントロ
ーラ10に入力される。メモリコントローラ10は、前
記フィールドメモリ2の読み出しを制御する制御信号1
4と外部映像信号24と同期をとるためのクロック信号
16を生成し、それぞれ制御信号14はフィールドメモ
リ2へ、クロック信号16はデジタルアナログ変換器1
8に供給される。
【0004】表示文字データはメモリコントーラ10の
出力する制御信号14に同期してデジタル信号22とし
て読み出され、該デジタル信号22は、デジタルアナロ
グ変換器18でクロック信号16に同期してアナログR
GB信号20に変換されエンコーダ8に入力される。エ
ンコーダ8は、前記外部映像信号24とアナログRGB
信号20を合成してNTSC信号26に変換した後、T
Vモニタ28に出力する。
【0005】以上の動作を外部映像信号24に含まれる
垂直同期信号の到来を検知して毎画面一連の表示動作を
繰り返す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記文
字情報は図6からもわかるように最小構成単位がドット
であるために、文字によっては表示画面上では斜め方向
の文字の輪郭が階段状になっていることがわかる。さら
に、表示文字用のフィールドメモリ2は、1フィールド
分しかないので奇数フィールドも偶数フィールドも同一
の文字データを出力するので、図10の如く2ライン単
位に同一データが表示される。従って、表示された文字
は、垂直方向にも文字の輪郭が階段状になっている様子
が助長され、見た目によくないという欠点があった。垂
直方向の解像度の問題は、フィールドメモリを奇数/偶
数フィールドについてそれぞれ割り当てる事により解決
されるが、メモリ容量が2倍になるためコストがかって
しまう。
【0007】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、フィールドメモリを増やす事な
く、ドットで構成された文字情報を画面上で見た場合、
階段状の段差が斜め方向の輪郭にあらわれる段差を小さ
くすることにより、文字の輪郭をなめらかにし、より見
やすい文字を画面上に表示することのできる文字データ
演算装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の文字データ演算装置は、図1に示すように飛
び越し走査方式でテレビジョンモニターに出力する映像
信号に対して所望の文字情報を重畳させて表示する画像
処理装置に使用する画像文字データ演算装置であって、
1水平ライン分の表示文字情報を記憶する第1の記憶手
段と、前記1水平ラインに対して2ライン後の1水平ラ
イン分の表示文字情報を記憶する第2の記憶手段と、前
記2ライン分の表示文字情報に基づいて、2ラインの間
の1ライン表示文字データを演算する演算手段とからな
る。
【0009】
【作用】上記の構成を有する本発明の画像文字データ演
算装置によれば、第1の記憶手段は、フィールドメモリ
に格納されている1画面分の表示文字情報の内、1水平
ライン分の文字情報を記憶し、第2の記憶手段は、連続
した次の1水平ラインの文字情報を記憶する。演算手段
は、前記第1の記憶手段及び第2の記憶手段から読み出
される文字情報を基に、ドット単位に前記2ラインの間
の1ライン分のデータを補間、生成し外部映像信号と合
成する。
【0010】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。図2は本発明を具体化した画像文字
データ演算装置のブロック図である。図4及び図5は、
文字の最小構成単位であるドット情報がTV画面上でど
の様に表示されるかを示す図である。
【0011】図2において、フィールドメモリ2は1フ
ィールド分のドット情報を記憶することのできるメモリ
で、例えば装置内のCPUによってドットデータに展開
された文字情報が、表示画面位置に対応したアドレスに
格納されている。各ドットの色は、赤緑青の3原色から
構成されている。例えば、各色3ビットの情報を持ち得
るとすると512色の色を表現することができる。
【0012】インターフェース4は、外部からのビデオ
信号(NTSC信号)を入力し、得られる外部映像信号
24を同期分離回路6及びNTSCエンコーダ8に供給
する。同期分離回路6では、該外部映像信号24に含ま
れる垂直同期信号、水平同期信号を分離し、同期信号1
2としてメモリコントローラ10に出力する。メモリコ
ントローラ10は、得られた同期信号12を基にフィー
ルドメモリ2から文字情報としてのドットデータを読み
出す。更に、前記同期信号12から映像データに同期し
たクロック信号16を生成し、書き込み読み出しSW3
8及びデータ演算部40とD/Aコンバータ18に出力
する。
【0013】書き込み読み出しSW38は、第1のライ
ンメモリ34と第2のラインメモリ36の制御を行う。
第1のラインメモリ34には(m+1)ライン目のデー
タを、第2のラインメモリ36にはmライン目のデータ
を格納する。これら2つのラインメモリはファーストイ
ンファーストアウト構成のメモリである。2つのライン
メモリに記憶されたデータは、前記SW38からの信号
により読み出され、データ演算部40に送り込まれる。
【0014】データ演算部40では、後述するアルゴリ
ズムにより1ライン分のデータを逐次生成し、該データ
をセレクタ50へ出力する。セレクタ50は、同期分離
回路6より得られるフィールド信号48によって外部映
像信号が奇数フィールドか偶数フィールドかを判別し、
奇数フィールドであればデジタルRGB信号32を選択
し、偶数フィールドであれば演算データ22を選択出力
する。D/Aコンバータ18は、セレクタより入力され
るデータをアナログRGB信号に変換し、NTSCエン
コーダ8に出力する。NTSCエンコーダ8は外部映像
信号に、アナログRGBデータを重畳してNTSC信号
26をTVモニタに出力することにより合成画面が得ら
れる。
【0015】次に、上記構成の画像文字データ演算装置
の一連の動作についてフローチャート図7を用いて詳述
する。まず、同期分離回路6は外部映像信号24に含ま
れる同期信号から到来した映像信号が奇数フィールドか
偶数フィールドかをフィールド判別信号48として出力
する(S10)。ここで奇数フィールドの場合、同期分
離回路6が垂直同期信号を検知するとこれを受けたメモ
リコントローラ10はフィールドメモリ2に対し、画面
の左上に相当するメモリアドレスから文字データを水平
同期信号の到来に合わせて1ドットづつ読み出すための
制御信号14を出力する。この制御信号14によりフィ
ールドメモリ2より読み出されるデータをデータ演算部
40を通すことなくセレクタ50を介してD/Aコンバ
ータ18に出力される(S12)。
【0016】一方、偶数フィールドである場合はデータ
演算部40で演算した結果をセレクタ50を介してD/
Aコンバータ18に出力される(S11)。この様な一
連の動作を繰り返して1ライン単位にデータの読み出し
動作を繰り返し、得られたアナログRGBデータ20は
NTSCエンコーダ8で外部映像信号と合成され1フィ
ールド分の表示データを出力する(S13),(S1
4)。この動作を奇数フィールドと偶数フィールドとを
交互に繰り返すことにより1画面を構成する。
【0017】次に図8のフローチャート及び図4、図5
を用いて偶数フィールドのデータの生成のアルゴリズム
について説明する。前述したように、外部映像信号に同
期してフィールドメモリ2より読み出された文字情報
は、書き込み読み出しSW38が出力するクロック信号
により、第1のラインメモリ34には1ライン分の表示
データが格納される。同時に第1のラインメモリ34に
対して書き込まれた表示データは、第1のラインメモリ
34に対して読み出し用クロック信号を出力することに
より読み出され、第2のラインメモリ36に書き込む。
次に到来した水平同期信号を起点として、フィールドメ
モリ2より読み出された1ライン分の文字情報即ち前記
1ラインと連続したラインの文字情報は、書き込み読み
出しSW38が出力する書き込み用クロック信号により
第1のラインメモリ34には1ライン分の表示データが
格納される。
【0018】この様に2ライン分のデータが揃った時点
で書き込み読み出しSW38は第1のラインメモリ3
4、第2のラインメモリ36に対して読み出し信号を供
給し、読み出された文字情報はデータ演算部40に送ら
れる。データ演算部40は、文字情報を構成する赤緑青
のそれぞれについて演算を実行するため、Rデータ演算
42、Gデータ演算44、Bデータ演算部46の3つの
ブロックから構成されている。ここで予め説明しておか
なければならないこととして、外部映像信号24の水平
ラインとフィールドメモリ2に定義した水平ラインとの
相対関係がある。つまり、フィールドメモリ上ではmラ
インと(m+1)ラインは垂直方向に隣あっているが、
図3で示したように映像信号は飛び越し走査であるた
め、フィールドメモリ2の情報をモニタ28に合成して
表示した場合、mラインのデータが映像信号24のnラ
インに合成されるとすると、(m+1)ラインのデータ
は、(n+2)ラインに合成されることになる。以下、
m=n,m+1=n+2として説明する。
【0019】偶数フィールドにデータを合成する場合の
演算によるデータの生成の過程を図9のフローチャート
に沿って説明する。まず、第2のラインメモリ36から
得られるnライン目の、水平位置Xドット目の位置(以
下、(n,X)と記述する)にデータが存在するかどう
かを判定し(S1)、なければ(n+1、X)のデータ
は無しと定義する。一方、S1でデータが有りと判断し
た場合は第1のラインメモリ34から得られる(n+
2、X−1)にデータが有るか否かを判定し(S2)、
なければ(n+1,X)=(n,X)とデータを定義す
る(S3)。一方、S2でデータ有りと判断した場合
は、図4の如く(n+1,X−0.5)に(n,X)と
同一のデータを定義する(S4)。これにより左側の輪
郭のギザギザをやわらげることができる。更に、(n,
X+1)にデータがあるか否かを判定し(S5)、なけ
れば何もせず、データがあれば(n+2,X)にデータ
があるか否かを判定する(S6)。ここでデータがなけ
れば何もせず、あれば図5に示したように(n+1,X
+0.5)に(n,X+1)と同一のデータを定義する
(S7)。
【0020】以上の様に2ライン分のデータを基に間の
1ラインを上記の方法で補間することにより、文字の輪
郭に見られるギザギザを少なくすることが出来る。その
結果、実際の文字データの解像度に対して2倍の解像度
を得ることが出来、画面に文字を表示したときの文字の
輪郭がなめらかになり見易くなる。尚、前記実施例にお
いて、偶数フィールドに演算データを表示しているが、
奇数フィールドに演算データ、偶数フィールドにフィー
ルドメモリのデータを表示する構成であってもよい。ま
た、データ演算部40において(n、X)のデータと
(n+2、X)のデータとの平均をとるようにすれば、
垂直方向に対して疑似的に2倍の解像度を得ることが出
来る。その結果、自然画などのグラフィックデータをフ
ィールドメモリに格納した場合、例えば200ライン分
のメモリ容量で400ライン分の表示を得ることが出来
る。
【0021】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の画像文字データ演算装置は1フィールド分のメモ
リで構成された装置において、上記演算により文字デー
タの解像度が水平方向にも垂直方向にも2倍になり、合
成される文字データの表示が見易くなるという効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施例による画像文字データ演算装
置の機能ブロック構成図である。
【図3】モニター画面と飛び越し走査線との対応を示す
図である。
【図4】本発明により得られるドットデータの表示例を
示す図である。
【図5】本発明により得られるドットデータの表示例を
示す図である。
【図6】文字データの拡大図である。
【図7】本発明の一実施例を示すフローチャートであ
る。
【図8】本発明の実施例においてデータ演算のアルゴリ
ズムを示すフローチャートである。
【図9】従来技術による文字データ合成装置の機能ブロ
ック構成図である。
【図10】従来技術によるドットデータ表示例を示す図
である。
【符号の説明】
34 第1のラインメモリ 36 第2のラインメモリ 40 データ演算部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飛び越し走査方式でテレビジョンモニタ
    ーに出力する映像信号に対して所望の文字情報を重畳さ
    せて表示する画像処理に使用する画像文字データ演算装
    置において、 1水平ライン分の表示文字情報を記憶する第1の記憶手
    段と、 前記1水平ラインに対して2ライン後の1水平ライン分
    の表示文字情報を記憶する第2の記憶手段と、 第1の記憶手段及び第2の記憶手段に記憶されている表
    示文字情報に基づいて、第1及び第2の記憶手段の2ラ
    イン分の間の1ライン表示文字情報を演算する演算手段
    とを備えたことを特徴とする画像文字データ演算装置。
JP4261582A 1992-09-30 1992-09-30 画像文字データ演算装置 Pending JPH06113222A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4261582A JPH06113222A (ja) 1992-09-30 1992-09-30 画像文字データ演算装置

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JP4261582A JPH06113222A (ja) 1992-09-30 1992-09-30 画像文字データ演算装置

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JPH06113222A true JPH06113222A (ja) 1994-04-22

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ID=17363925

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4261582A Pending JPH06113222A (ja) 1992-09-30 1992-09-30 画像文字データ演算装置

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JP (1) JPH06113222A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5532752A (en) * 1993-04-28 1996-07-02 Kabushiki Kaisha Toshiba Character image encoding/decoding system
JP2008286928A (ja) * 2007-05-16 2008-11-27 Yazaki Corp 表示装置

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