JPH08272526A - 入力座標値修正装置 - Google Patents

入力座標値修正装置

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JPH08272526A
JPH08272526A JP7074991A JP7499195A JPH08272526A JP H08272526 A JPH08272526 A JP H08272526A JP 7074991 A JP7074991 A JP 7074991A JP 7499195 A JP7499195 A JP 7499195A JP H08272526 A JPH08272526 A JP H08272526A
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JP
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coordinate
value
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JP7074991A
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English (en)
Inventor
Tomotetsu Kamikawa
知哲 神川
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Fuji Facom Corp
Original Assignee
Fuji Facom Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】画面上のオブジェクトを指定入力する場合、オ
ペレータの座標入力ミスを自動的に修正して再入力の手
間を省く。 【構成】座標入力装置8から未修正座標値3が入力され
ると、修正座標値選択手段2は、その未修正座標値3と
オブジェクト配置情報記憶手段から読み出したオブジェ
クト配置情報とを、それぞれ近似修正手段21、定常ズ
レ修正手段31、定常操作修正手段41へ送る。各修正
手段は送られた未修正座標値とオブジェクト配置情報と
により、それぞれ修正座標値とその信頼性値とを求め修
正座標値選択手段2へ返す。修正座標値選択手段2は、
返された修正座標値とその信頼性値とさらに各修正手段
に対する重み付け情報とにより、選択修正座標値9を選
択し出力する。これにより未修正座標値が修正されるの
で再入力が不要となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、入力画面をもつコン
ピュータなどのディスプレイ装置において、例えばポイ
ンティングデバイスなどによる座標入力を制御する入力
座標値修正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば図6に示す表示入力画面6
1に表示されているオブジェクト62(例えば、マウス
などの操作対象となるアイコン,メニュー,コマンドな
どの表示)を、マウス・ポインタ63により指定しよう
とする場合、オペレータが目標のオブジェクト62を外
し、入力した座標値がオブジェクト62の指定範囲外
(例えば64)であったときは、エラー表示や警告音な
どによって入力ミスであることがオペレータに通知さ
れ、オペレータはオブジェクト62の指定範囲内の座標
値(例えば65)を入力し直していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような座
標入力装置には次の問題がある。すなわち、オブジェク
トの種類や入力回数が多い場合などは、オペレータが入
力ミスしたときの再入力が面倒で手間がかかっていた。
この原因は、従来の座標入力装置が、オペレータの指定
しようとしたオブジェクトに対し、マウス・ポインタの
入力座標がオブジェクトの座標範囲内であるかないかだ
けを判定しているからである。つまり、例えば入力ミス
した座標が、指定したいオブジェクトのごく近くでも遠
くでも同様にオブジェクト指定範囲外であると判断され
てしまう。また、オペレータのマウス操作のくせや、オ
ブジェクト選択の順などの操作手順などによる修正も考
慮されていなかった。
【0004】この発明の目的は、オペレータの座標入力
ミスを自動的に修正し、再入力の手間を省く入力座標値
修正装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】画面表示された選択対象
物であるオブジェクトを指定入力する座標入力装置にお
いて、発明1による入力座標値修正装置は、入力座標値
を検出し未修正座標値として出力する座標入力手段と、
オブジェクトの配置情報を格納するオブジェクト配置情
報記憶手段と、未修正座標値とオブジェクト配置情報と
を受け取り、未修正座標から各オブジェクトに最も近い
オブジェクト座標である修正座標値とその信頼性値とを
求める近似修正手段と、座標入力手段から入力があった
とき、未修正座標値と、オブジェクト配置情報記憶手段
から読み出したオブジェクト配置情報とを近似修正手段
へ送った後、近似修正手段から送られた修正座標値と信
頼性値とに基づき、選択修正座標値を選択し出力する修
正座標値選択手段とを備える。
【0006】発明2による入力座標値修正装置は、入力
座標値を検出し未修正座標値として出力する座標入力手
段と、オブジェクトの配置情報を格納するオブジェクト
配置情報記憶手段と、未修正座標値とオブジェクト配置
情報とを受け取り、オペレータの定常的ズレの差分の履
歴による修正座標値とその信頼性値とを求める定常ズレ
修正手段と、座標入力手段から入力があったとき、未修
正座標値と、オブジェクト配置情報記憶手段から読み出
したオブジェクト配置情報とを定常ズレ修正手段へ送っ
た後、定常ズレ修正手段から送られた修正座標値と信頼
性値とに基づき、選択修正座標値を選択し出力する修正
座標値選択手段とを備える。
【0007】発明3による入力座標値修正装置は、入力
座標値を検出し未修正座標値として出力する座標入力手
段と、オブジェクトの配置情報を格納するオブジェクト
配置情報記憶手段と、未修正座標値とオブジェクト配置
情報とを受け取り、オペレータの定常的操作パターンの
履歴による修正座標値とその信頼性値とを求める定常操
作修正手段と、座標入力手段から入力があったとき、未
修正座標値と、オブジェクト配置情報記憶手段から読み
出したオブジェクト配置情報とを定常操作修正手段へ送
った後、定常操作修正手段から送られた修正座標値と信
頼性値とに基づき、選択修正座標値を選択し出力する修
正座標値選択手段とを備える。
【0008】発明4による入力座標値修正装置は、入力
座標値を検出し未修正座標値として出力する座標入力手
段と、オブジェクトの配置情報を格納するオブジェクト
配置情報記憶手段と、未修正座標値とオブジェクト配置
情報とを受け取り、未修正座標から各オブジェクトに最
も近いオブジェクト座標である修正座標値とその信頼性
値とを求める近似修正手段、未修正座標値とオブジェク
ト配置情報とを受け取り、オペレータの定常的ズレの差
分の履歴による修正座標値とその信頼性値とを求める定
常ズレ修正手段、未修正座標値とオブジェクト配置情報
とを受け取り、オペレータの定常的操作パターンの履歴
による修正座標値とその信頼性値とを求める定常操作修
正手段のうちの少なくとも2つの修正手段と、近似修正
手段と定常ズレ修正手段と定常操作修正手段のうちの少
なくとも2つの修正手段それぞれに対する重み付け情報
を格納する重み付け情報記憶手段と、座標入力手段から
入力があったとき、未修正座標値と、オブジェクト配置
情報記憶手段から読み出したオブジェクト配置情報と
を、近似修正手段と定常ズレ修正手段と定常操作修正手
段のうちの少なくとも2つの修正手段へそれぞれ送った
後、前記の各修正手段から送られた修正座標値と信頼性
値と、重み付け情報記憶手段から読みだした重み付け情
報とに基づき、選択修正座標値を選択し出力する修正座
標値選択手段とを備える。
【0009】発明5による入力座標値修正装置は、発明
1または発明4の入力座標値修正装置において、近似修
正手段は、オブジェクトからの距離と誤差率による関係
係数を示す距離/誤差情報を記憶する距離/誤差情報記
憶手段を備える。発明6による入力座標値修正装置は、
発明2または発明4の入力座標値修正装置において、定
常ズレ修正手段は、オブジェクトからのズレとその確率
を示すズレ修正確率情報を記憶するズレ修正確率情報記
憶手段を備える。
【0010】発明7による入力座標値修正装置は、発明
3または発明4の入力座標値修正装置において、定常操
作修正手段は、オペレータの操作パターンとその確率を
示す操作順序確率情報を記憶する操作順序確率情報記憶
手段を備える。
【0011】
【作用】発明1〜3の作用は次のとおりである。座標入
力手段から入力があったとき、修正座標値選択手段は、
座標入力手段が出力した未修正座標値と、オブジェクト
配置情報記憶手段から読み出したオブジェクト配置情報
とを、発明1では近似修正手段へ、発明2では定常ズレ
修正手段へ、発明3では定常操作修正手段へ、それぞれ
送る。
【0012】この送られた未修正座標値とオブジェクト
配置情報とに基づいて、発明1では近似修正手段が、発
明2では定常ズレ修正手段が、発明3では定常操作修正
手段が、それぞれ修正座標値とその信頼性値とを求め、
修正座標値選択手段へ返す。この返された修正座標値と
信頼性値とに基づいて、修正座標値選択手段は、選択修
正座標値を選択し出力する。
【0013】したがって、発明1〜3によれば、上記の
ようにして、オペレータの座標入力ミスである未修正座
標値が、選択修正座標値として自動的に修正される。発
明4は、上記の発明1〜3における、近似修正手段、定
常ズレ修正手段、及び定常操作修正手段をすべて備えた
構成である。そうして、座標入力手段から入力があった
とき、修正座標値選択手段は、座標入力手段が出力した
未修正座標値と、オブジェクト配置情報記憶手段から読
み出したオブジェクト配置情報とを、それぞれ上記の3
つの修正手段へ送る。
【0014】この送られた未修正座標値とオブジェクト
配置情報とに基づいて、上記の各修正手段が、それぞれ
修正座標値とその信頼性値とを求め、修正座標値選択手
段へ返す。この各修正手段から返された修正座標値とそ
の信頼性値と、さらに各修正手段に対する重み付け情報
とに基づき、修正座標値選択手段は、選択修正座標値を
選択し出力する。
【0015】したがって、発明4によれば、同様にして
オペレータの座標入力ミスである未修正座標値がいっそ
う確実に、選択修正座標値として自動的に修正される。
発明5によれば、発明1又は発明4の近似修正手段が、
オブジェクトからの距離と誤差率による関係係数を示す
距離/誤差情報に基づくものなので、オペレータの一般
的な距離感覚に近い情報によって座標値が修正される。
【0016】発明6によれば、発明2又は発明4の定常
ズレ修正手段が、オブジェクトからのズレとその確率を
示すズレ修正確率情報に基づくものなので、オペレータ
の操作のくせなどが考慮されて座標値が修正される。発
明7によれば、発明3又は発明4の定常操作修正手段
が、オペレータの操作パターンとその確率を示す操作順
序確率情報に基づくものなので、入力画面の操作環境や
オペレータのくせが考慮されて座標値が修正される。
【0017】
【実施例】以下に、この発明による入力座標値修正装置
の実施例を図面により説明する。図1は、この発明によ
る入力座標値修正装置の全体の構成を示す図である。各
装置とその動作の概要は次のとおりである。ポインティ
ングデバイス(例えば、マウスやタッチパネル)などの
座標入力装置8から座標値が入力されると、未修正座標
値3として修正座標値選択手段2に入力される。修正座
標値選択手段2は、後述する近似修正手段21,定常ズ
レ修正手段31,定常操作修正手段41のそれぞれに対
して、未修正座標値3の修正を指示する。そうして、修
正座標値選択手段2は、各修正手段から受け取った各修
正座標値とその信頼性値と、各修正手段に対する任意の
重み付けとに基づいて、最善の選択修正座標値9を選択
し出力する。この選択修正座標値9に従って所定の処理
が行われる。
【0018】ここで、上記の各修正手段は、修正座標値
選択手段2によって管理され、未修正座標値3を次のよ
うに修正する機能をもっている。すなわち、近似修正手
段21は入力座標に最も近いターゲット座標へ修正し、
定常ズレ修正手段31はオペレータの定常的ズレの差分
の履歴によって修正し、定常操作修正手段41はオペレ
ータの定常的操作パターンの履歴によって修正する。
【0019】次に、上記の各修正手段と修正座標値選択
手段2との処理手順について以下に順に説明する。図2
は、近似修正手段、すなわち未修正座標値23を入力座
標から最も近いターゲット座標へ修正する手段の処理手
順を示す図である。まず、修正座標値選択手段22から
座標値修正の指示があったとき、近似修正手段21は、
修正座標値選択手段22から、マウスなどで入力された
未修正座標値23と、座標入力の際に画面上に表示され
ていたオブジェクトの配置座標値や大きさなどを示すオ
ブジェクト配置情報24とを受け取る。なお、このオブ
ジェクト配置情報24は、修正座標選択手段22あるい
は別の記憶装置にあらかじめ記憶させておく。
【0020】次に、近似修正手段21は、オブジェクト
からの距離と誤差率による関係係数を示す距離/誤差情
報を距離/誤差情報記憶手段25から参照し、修正座標
値26とその修正の信頼性値27とを修正座標値選択手
段22に返す。上記の距離/誤差情報25としては、一
般に指定したいオブジェクトと入力座標値との間の距離
によって座標指定時の誤差も変わってくる(例えば、座
標入力時の指定誤差が同じ1mmであっても、オブジェ
クトとマウス・ポインタとの距離が5mmのときと20
mmのときでは相対的な誤差が違う)ことに着目して、
あらかじめ距離と誤差及び修正の信頼性を示す信頼性値
を設定し記憶しておく。
【0021】そうして、近似修正手段21が未修正座標
値23と画面上のオブジェクト配置情報24を受け取っ
たとき、各オブジェクトと未修正座標との距離を求め、
上記のようにして記憶された距離/誤差情報に基づい
て、未修正座標値に最も近い各オブジェクトの座標とそ
の修正に対する信頼性を示す信頼性値を、修正座標値選
択手段22に対し返すようにしてもよい。
【0022】また、距離/誤差情報記憶手段25は、上
記のようにあらかじめ設定しておいてもよいし、学習機
能を設けてオブジェクト指定入力のたびに更新するよう
にしてもよい。なお、この実施例では、近似修正手段2
1が修正座標値選択手段22の管理下で動作するように
配置されているが、未修正座標値23とオブジェクト配
置情報24とを受けられさえすれば単独で動作できる。
【0023】図3は、定常ズレ修正手段、すなわち未修
正座標値33をオペレータの定常的ズレの差分の履歴に
より修正する手段の処理手順を示す図である。まず、修
正座標値選択手段32から座標値修正の指示があったと
き、定常ズレ修正手段31は、修正座標値選択手段32
から、前述の近似修正手段と同様に、未修正座標値33
とオブジェクト配置情報34とを受け取る。
【0024】次に、定常ズレ修正手段31は、オペレー
タ自身の手動による座標入力の修正操作の定常的な修正
量とその確率を示すズレ修正確率情報をズレ修正確率情
報記憶手段35から参照し、修正座標値36とその修正
の信頼性値37とを修正座標値選択手段32に返す。上
記のズレ修正確率情報35としては、一般にオブジェク
トを外してミス入力する場合には、オペレータのマウス
操作のくせなどにより、オブジェクトを外したときの修
正量(ズレ)が特定値の近辺に分布することがあるのに
着目して、あらかじめ定常的な修正量と確率との関係、
及びその修正に対する信頼性を示す信頼性値を記憶させ
ておく。
【0025】そうして、定常ズレ修正手段31が未修正
座標値33とオブジェクト配置情報34を受け取ったと
き、各オブジェクトと未修正座標値との距離を求め、上
記のようにして記憶されたズレ修正確率情報35に基づ
いて、修正した各オブジェクトの座標とその修正に対す
る信頼性を示す信頼性値を、修正座標値選択手段32に
対し返すようにしてもよい。
【0026】また、ズレ修正確率情報35は、上記のよ
うにあらかじめ設定しておいてもよいし、学習機能を設
けてオブジェクト指定入力のたびに更新するようにして
もよい。なお、前述の近似修正手段21と同様に、定常
ズレ修正手段31も、未修正座標値33とオブジェクト
配置情報34とを受けられさえすれば単独で動作でき
る。
【0027】図4は、定常操作修正手段、すなわち未修
正座標値43をオペレータの定常的操作パターンの履歴
により修正する手段の処理手順を示す図である。まず、
修正座標値選択手段42から座標値修正の指示があった
とき、定常操作修正手段41は、修正座標値選択手段4
2から、前述の近似修正手段21や定常ズレ修正手段3
1と同様に、未修正座標値43とオブジェクト配置情報
44とを受け取る。
【0028】次に、定常操作修正手段41は、オペレー
タによる画面上のオブジェクトの選択の定常的な順序と
その確率を示す操作順序確率情報を操作順序確率情報記
憶手段45から参照し、修正座標値46とその修正の信
頼性値47とを修正座標値選択手段42に返す。上記の
操作順序確率情報45としては、オブジェクトを指定す
る入力画面の動作環境や、オペレータの操作のくせなど
によって、オブジェクトを指定する操作順序やパターン
が定常的にある確率で決まることに着目して、あらかじ
め操作順序とその確率及び座標修正の信頼性を示す値を
設定し記憶させておく。
【0029】そうして、定常操作修正手段41が未修正
座標値43とオブジェクト配置情報44を受け取ったと
き、上記のようにして記憶された操作順序確率情報に基
づいて、各オブジェクトの修正座標とその修正に対する
信頼性を示す信頼性値を、修正座標値選択手段42に対
し返すようにしてもよい。また、操作順序確率情報45
は、上記のようにあらかじめ設定しておいてもよいし、
学習機能を設けてオブジェクト指定入力のたびに更新す
るようにしてもよい。
【0030】なお、前述の近似修正手段21や定常ズレ
修正手段31と同様に、定常操作修正手段41も、未修
正座標値43とオブジェクト配置情報44とを受けられ
さえすれば単独で動作できる。図5は、前述の各修正手
段から最善の選択修正座標値を選択する、修正座標値選
択手段51の処理手順を示す図である。
【0031】修正座標値選択手段51は、座標入力装置
8から未修正座標値53を受け取ると、その未修正座標
値53、及びオブジェクト配置情報記憶手段4から読み
だした座標入力時の画面上のオブジェクト配置情報と
を、近似修正手段21、定常ズレ修正手段31、及び定
常操作修正手段41のそれぞれへ送る。次に、修正座標
値選択手段51は、上記の各手段が求めた修正座標値5
6と信頼性値57とをそれぞれ受け取り、各修正手段ご
との信頼性値57と、各修正手段に対する重み付け情報
10とを掛け合わせ、最も高い結果を得た座標値を選択
修正座標値9として選択し出力する。このとき、最も高
い結果を得た修正座標値であっても所定のしきい値を満
足しないときは、座標入力装置8からの未修正座標値5
3を選択修正座標値9としてそのまま出力する。なお、
上記の重み付け情報10は、修正座標値選択手段51あ
るいは別の記憶装置にあらかじめ記憶させておく。
【0032】なお、この実施例では、修正座標値選択手
段51が、近似修正手段21、定常ズレ修正手段31、
及び定常操作修正手段41を管理するように配置してい
る。しかし、修正座標値選択手段51がすべての修正手
段を用いる必要はなく、任意の修正手段だけを配置した
り、その他の任意の修正手段を追加して配置、使用して
もよい。
【0033】以上述べたように、上記の構成による動作
によって、ポインティングデバイスなどでオブジェクト
を指定入力する場合、目標のオブジェクトを外したとき
再入力の手間が不要となる。
【0034】
【発明の効果】この発明によれば、コンピュータシステ
ムなどのディスプレイ装置の画面上のオブジェクトをポ
インティングデバイスなどで入力して指定するような場
合に、オペレータの座標入力ミスが自動的に修正され、
所定のオブジェクトが選択される。したがって、オペレ
ータが目標のオブジェクトを外したときにも、正しい座
標値を入力し直す手間が省け、座標入力のための操作時
間が短縮できる。
【0035】また、定常ズレ修正手段ではオペレータの
操作上の定常的なズレにより、定常操作修正手段では定
常的な操作パターンにより座標値がそれぞれ修正される
ので、オペレータの操作やくせ、画面環境などに応じた
座標修正ができ修正がより確実にでき、入力の操作性も
向上する。さらに、修正座標値選択手段により、近似修
正手段、定常ズレ修正手段、及び定常操作修正手段に対
して重み付けをすることによって、さらに修正精度が高
くでき操作性のよい入力座標値修正装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による入力座標値修正装置の一実施例
の全体構成を示す構成ブロック図
【図2】図1の発明による入力座標修正装置の近似修正
手段の構成と動作を示す図
【図3】図1の発明による入力座標修正装置の定常ズレ
修正手段の構成と動作を示す図
【図4】図1の発明による入力座標修正装置の定常操作
修正手段の構成と動作を示す図
【図5】図1の発明による入力座標修正装置の修正座標
値選択手段の構成と動作を示す図
【図6】オブジェクトを座標入力する画面を例示する図
【符号の説明】
2,22,32,42,52…修正座標値選択手段、
3,23,33,43,53…未修正座標値、8…座標
入力装置、9…選択修正座標値、10…重み付け情報記
憶手段、21…近似修正手段、31…定常ズレ修正手
段、41…定常操作修正手段、4…オブジェクト配置情
報記憶手段、24,34,44,54…オブジェクト配
置情報,26,36,46,56…修正座標値、27,
37,47,57…信頼性値、25…距離/誤差情報記
憶手段、35…ズレ修正確率情報記憶手段、45…操作
順序確率情報記憶手段。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画面表示された選択対象物であるオブジェ
    クトを指定入力する座標入力装置において、 入力座標値を検出し未修正座標値として出力する座標入
    力手段と、 オブジェクトの配置情報を格納するオブジェクト配置情
    報記憶手段と、 未修正座標値とオブジェクト配置情報とを受け取り、未
    修正座標から各オブジェクトに最も近いオブジェクト座
    標である修正座標値とその信頼性値とを求める近似修正
    手段と、 座標入力手段から入力があったとき、未修正座標値と、
    オブジェクト配置情報記憶手段から読み出したオブジェ
    クト配置情報とを近似修正手段へ送った後、近似修正手
    段から送られた修正座標値と信頼性値とに基づき、選択
    修正座標値を選択し出力する修正座標値選択手段とを備
    えたことを特徴とする入力座標値修正装置。
  2. 【請求項2】画面表示された選択対象物であるオブジェ
    クトを指定入力する座標入力装置において、 入力座標値を検出し未修正座標値として出力する座標入
    力手段と、 オブジェクトの配置情報を格納するオブジェクト配置情
    報記憶手段と、 未修正座標値とオブジェクト配置情報とを受け取り、オ
    ペレータの定常的ズレの差分の履歴による修正座標値と
    その信頼性値とを求める定常ズレ修正手段と、 座標入力手段から入力があったとき、未修正座標値と、
    オブジェクト配置情報記憶手段から読み出したオブジェ
    クト配置情報とを定常ズレ修正手段へ送った後、定常ズ
    レ修正手段から送られた修正座標値と信頼性値とに基づ
    き、選択修正座標値を選択し出力する修正座標値選択手
    段とを備えたことを特徴とする入力座標値修正装置。
  3. 【請求項3】画面表示された選択対象物であるオブジェ
    クトを指定入力する座標入力装置において、 入力座標値を検出し未修正座標値として出力する座標入
    力手段と、 オブジェクトの配置情報を格納するオブジェクト配置情
    報記憶手段と、 未修正座標値とオブジェクト配置情報とを受け取り、オ
    ペレータの定常的操作パターンの履歴による修正座標値
    とその信頼性値とを求める定常操作修正手段と、 座標入力手段から入力があったとき、未修正座標値と、
    オブジェクト配置情報記憶手段から読み出したオブジェ
    クト配置情報とを定常操作修正手段へ送った後、定常操
    作修正手段から送られた修正座標値と信頼性値とに基づ
    き、選択修正座標値を選択し出力する修正座標値選択手
    段とを備えたことを特徴とする入力座標値修正装置。
  4. 【請求項4】画面表示された選択対象物であるオブジェ
    クトを指定入力する座標入力装置において、 入力座標値を検出し未修正座標値として出力する座標入
    力手段と、 オブジェクトの配置情報を格納するオブジェクト配置情
    報記憶手段と、 未修正座標値とオブジェクト配置情報とを受け取り、未
    修正座標から各オブジェクトに最も近いオブジェクト座
    標である修正座標値とその信頼性値とを求める近似修正
    手段、未修正座標値とオブジェクト配置情報とを受け取
    り、オペレータの定常的ズレの差分の履歴による修正座
    標値とその信頼性値とを求める定常ズレ修正手段、未修
    正座標値とオブジェクト配置情報とを受け取り、オペレ
    ータの定常的操作パターンの履歴による修正座標値とそ
    の信頼性値とを求める定常操作修正手段のうちの少なく
    とも2つの修正手段と、 近似修正手段と定常ズレ修正手段と定常操作修正手段の
    うちの少なくとも2つの修正手段それぞれに対する重み
    付け情報を格納する重み付け情報記憶手段と、 座標入力手段から入力があったとき、未修正座標値と、
    オブジェクト配置情報記憶手段から読み出したオブジェ
    クト配置情報とを、近似修正手段と定常ズレ修正手段と
    定常操作修正手段のうちの少なくとも2つの修正手段へ
    それぞれ送った後、前記の各修正手段から送られた修正
    座標値と信頼性値と、重み付け情報記憶手段から読みだ
    した重み付け情報とに基づき、選択修正座標値を選択し
    出力する修正座標値選択手段とを備えたことを特徴とす
    る入力座標値修正装置。
  5. 【請求項5】請求項1または請求項4記載の入力座標値
    修正装置において、近似修正手段は、オブジェクトから
    の距離と誤差率による関係係数を示す距離/誤差情報を
    記憶する距離/誤差情報記憶手段を備えたことを特徴と
    する入力座標値修正装置。
  6. 【請求項6】請求項2または請求項4記載の入力座標値
    修正装置において、定常ズレ修正手段は、オブジェクト
    からのズレとその確率を示すズレ修正確率情報を記憶す
    るズレ修正確率情報記憶手段を備えたことを特徴とする
    入力座標値修正装置。
  7. 【請求項7】請求項3または請求項4記載の入力座標値
    修正装置において、定常操作修正手段は、オペレータの
    操作パターンとその確率を示す操作順序確率情報を記憶
    する操作順序確率情報記憶手段を備えたことを特徴とす
    る入力座標値修正装置。
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