JP2000267783A - 表示内容の移動制御装置及び表示内容の移動制御方法 - Google Patents

表示内容の移動制御装置及び表示内容の移動制御方法

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JP2000267783A
JP2000267783A JP7288599A JP7288599A JP2000267783A JP 2000267783 A JP2000267783 A JP 2000267783A JP 7288599 A JP7288599 A JP 7288599A JP 7288599 A JP7288599 A JP 7288599A JP 2000267783 A JP2000267783 A JP 2000267783A
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JP7288599A
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Tomoaki Takeda
倫明 武田
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示内容にオブジェクトを含んだ場合におい
ても容易にスクロール等の画面移動が行える円滑な操作
が可能な表示内容の移動制御装置及び表示内容の移動制
御方法を提供することである。 【解決手段】 画面がタッチされたか否かを検出する手
段と、その検出されたタッチ位置が何らかの動作を開始
させるためのオブジェクトを示す領域であるか否かを判
断する手段と、その検出された第1のタッチ位置が変化
しているか否かを判定する手段と、所望のオブジェクト
動作あるいは表示内容の移動制御のいずれかを行う手段
とを備え、検出されたタッチ位置が、第1のタッチ位置
から変化した第2のタッチ位置と判断され、さらにその
第2のタッチ位置がオブジェクトの領域である場合に
は、所望のオブジェクト動作を、またその第2のタッチ
位置がオブジェクト以外の領域である場合には、表示内
容の移動制御を、それぞれ行うことで実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示装置に画面表
示された内容の表示制御方式、特に画面に触れることに
よって制御する画面表示内容の移動制御装置及び表示内
容の移動制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータ等の情報
機器において、表示装置に映し出されている内容を移動
制御する、例えばスクロール制御するものが多々ある。
これらの技術は、例えば、特開平6−149531号公
報、特開平6−187089号公報、特開平6−309
138号公報等に開示されている。
【0003】特開平6−149531号公報には、ディ
スプレイの表示画面上に透過型のタッチパネルが配置さ
れ、オペレータが指等を透過型タッチパネルに接触させ
た状態で、この透過型タッチパネル上を移動させると、
その際の指の移動量及び移動方向に基づいて、表示装置
上の画像データをスクロールさせるスクロール制御装置
に関する技術が開示されている。
【0004】特開平6−187089号公報には、ペン
入力装置により入力されたスクロール操作のためのペン
の移動の始点及び終点の座標を取り込み、その取り込ん
だ座標からX軸及びY軸方向の移動量を算出し、さらに
その算出されたX軸及びY軸方向の移動量に基づいて移
動方向の傾きを算出し、これらの算出された移動量及び
移動方向の傾きに基づいてX軸方向及びY軸方向に同時
にスクロールを実行するスクロール制御方法に関する技
術が開示されている。
【0005】特開平6−309138号公報には、CR
Tなどの表示装置の前面にタッチパネルを設け、このタ
ッチパネルから出力されるタッチ位置検出情報に基づい
てCRTの表示画面がタッチされた状態で動かされてい
るかどうかを判定し、表示画面がタッチされた状態でタ
ッチ位置が変化していると判定されたとき、所定のタイ
ミングで位置検出情報の変化に基づき表示画面をスクロ
ールさせる、つまり一定時間画面にタッチした後にタッ
チ位置をずらすことによりスクロ−ルか否かの判定を行
ってからスクロ−ル処理を行う、CRTの画面制御をタ
ッチパネルを使用することで制御する画面制御方法に関
する技術が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記記
載の技術においては、なお以下のような課題を有してい
る。
【0007】前記いずれのスクロール技術においても、
例えばメニュ−アイテムやボタン、リンク情報(以降、
アイコンと呼ぶ)といったようなタッチすることにより
何らかの動作を行うもの(以降、オブジェクトと呼ぶ)
がある場合、そのアイコンを必ず一定時間タッチしてい
なければスクロール処理が実行されない。つまり、その
一定時間までであれば、そのアイコンに該当するオブジ
ェクトが実行されてしまう。そのため、連続して複数回
のスクロール処理を行わせたい場合にはスクロールを開
始するまでの時間が非常にかかってしまうという問題が
あった。
【0008】また、即座にスクロール処理を行わせるた
めには、スクロール対象となる画面領域と、画面上のオ
ブジェクトを配置する領域を分けておかなければならな
いという問題もあった。そのため、表示内容にオブジェ
クトを含みかつ円滑な操作を提供することが不可能であ
った。
【0009】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、その目的とするところは、表示内容にオ
ブジェクトを含んだ場合においても容易にスクロール等
の画面移動が行える円滑な操作が可能な表示内容の移動
制御装置及び表示内容の移動制御方法を提供することで
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
表示内容の移動制御装置は、画面がタッチされたか否か
を検出するタッチ位置検出手段と、前記タッチ位置検出
手段によって検出されたタッチ位置が何らかの動作を開
始させるためのオブジェクトを示す領域であるか否かを
判断するオブジェクト判定手段と、前記タッチ位置検出
手段にて検出された第1のタッチ位置が変化しているか
否かを判定するタッチ位置変化判定手段と、所望のオブ
ジェクト動作あるいは表示内容の移動制御のいずれかを
行う画面制御手段とを備え、前記画面制御手段は、前記
タッチ位置検出手段によって検出されたタッチ位置が、
前記タッチ位置変化判定手段によって第1のタッチ位置
から変化した第2のタッチ位置と判断され、前記オブジ
ェクト判定手段により検出された第2のタッチ位置が前
記オブジェクトの領域であると判断された場合には、所
望のオブジェクト動作を、また検出された第2のタッチ
位置が前記オブジェクト以外の領域であると判断された
場合には、表示内容の移動制御を、行うことを特徴とす
る。
【0011】本発明の請求項2に係る表示内容の移動制
御装置は、請求項1記載の表示内容の移動制御装置にお
いて、前記オブジェクトは、ボタンやメニューアイテム
やリンク情報やテキスト情報や画像などのいずれかであ
ることを特徴とする。
【0012】本発明の請求項3に係る表示内容の移動制
御方法は、画面がタッチされたか否かを検出するための
タッチ位置検出ステップと、前記タッチ位置検出ステッ
プで検出されたタッチ位置が何らかの動作を開始させる
ためのオブジェクトを示す領域であるか否かを判断する
ためのオブジェクト判定ステップと、前記タッチ位置検
出ステップで検出された第1のタッチ位置が変化してい
るか否かを判定するためのタッチ位置変化判定ステップ
と、所望のオブジェクト動作あるいは表示内容の移動制
御のいずれかを行う画面制御ステップとを含み、前記画
面制御ステップでは、前記タッチ位置検出ステップで検
出されたタッチ位置が、前記タッチ位置変化判定ステッ
プで第1のタッチ位置から変化した第2のタッチ位置と
判断され、前記オブジェクト判定ステップで検出された
第2のタッチ位置が前記オブジェクトの領域であると判
断された場合は、所望のオブジェクト動作を、また検出
された第2のタッチ位置が前記オブジェクト以外の領域
であると判断された場合は、表示内容の移動制御を、行
うことを特徴とする。
【0013】本発明の請求項4に係る表示内容の移動制
御方法は、請求項3記載の表示内容の移動制御方法にお
いて、前記タッチ位置変化判定ステップは、タッチ開始
時及びタッチ終了時を含むタッチ状態中に、該タッチ位
置がオブジェクトから外れたかどうかの判定を行うこと
を特徴とする。
【0014】本発明の請求項5に係る表示内容の移動制
御方法は、請求項4記載の表示内容の移動制御方法にお
いて、前記タッチ位置判定ステップは、さらにタッチし
たままタッチ位置を移動させる操作を必要としている時
に、タッチ中の位置により表示内容の移動動作であるか
否かの判定を行うことを特徴とする。
【0015】本発明の請求項6に係る表示内容の移動制
御方法は、請求項3乃至5のいずれか記載の表示内容の
移動制御方法において、前記オブジェクト判定ステップ
で判断された結果をFIFO記憶手段に保存することに
より、前記タッチ位置判定ステップによって判定される
表示内容の移動動作であるか否かの判定の処理回数と該
判定結果による処理回数との間に差を持たせ、各処理の
負荷の差を埋めることを特徴とする。
【0016】本発明の請求項7に係る表示内容の移動制
御方法は、請求項3乃至5のいずれか記載の表示内容の
移動制御方法において、前記オブジェクト判定ステップ
で判断された結果を一時記憶手段に保存するか、あるい
はFIFO記憶手段に保存するかを、それぞれ選択して
保存し、さらに表示内容の移動処理もしくはオブジェク
ト処理の各内容に優先度を設定し、前記タッチ位置判定
ステップによって判定される表示内容の移動動作である
か否かの判定の結果、前記設定された優先度にしたがっ
て所望の表示内容の移動動作もしくはオブジェクト動作
を行うことを特徴とする。
【0017】本発明の請求項8に係る表示内容の移動制
御方法は、請求項3記載の表示内容の移動制御方法にお
いて、前記オブジェクトは、ボタンやメニューアイテム
やリンク情報やテキスト情報や画像などのいずれかであ
ることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明における表示内容
の移動制御装置及び表示内容の移動制御方法の実施形態
に関して図面を用いて説明する。
【0019】図1は、本発明における表示内容の移動制
御装置のハードウェア構成の一例を示したブロック図で
ある。
【0020】図示しているように、101は中央処理制
御部(CPU)であり、本発明における表示内容の移動
制御装置の各種機能部及びシステム全体を各種命令によ
って入力情報あるいは出力情報を制御する。
【0021】102は第1メモリであり、上記中央処理
制御部(CPU)101が実行するシステムプログラム
及びアプリケーションプログラム、さらにその他プログ
ラムで必要とする各種データが格納されている。この第
1メモリは一般的にROMで構成されている。
【0022】103は第2メモリであり、上記中央処理
制御部(CPU)101がシステムプログラム及びアプ
リケーションプログラムを実行する際に必要となる作業
エリアや一時的に保存が必要なデータの記憶エリア等を
備えている。この第2メモリは一般的にRAMで構成さ
れている。
【0023】104は表示部であり、上記中央処理制御
部(CPU)101が実行するシステムプログラムやア
プリケーションプログラムによる各種処理結果やオペレ
ータによって入力される各種データ(文字、イメージ等
を含む)や指示内容を表示する。
【0024】105は表示制御部であり、上記表示部1
04に対して上記中央処理制御部(CPU)101の指
示で送られてくる表示用の各種データを制御するもので
ある。例えば、スクロール制御、画面切り替え、画面消
去等がそれに該当する。
【0025】尚、上記表示部104と表示制御部105
から構成されてなる表示装置部分は、CRTでもよい
し、LCD等を含む液晶表示装置であってもよい。つま
り、表示デバイスを備えた装置であればいずれのもので
あってもよい。
【0026】106はタッチパネルであり、このタッチ
パネル106が入力手段として使用される。
【0027】107はタッチパネル106でタッチされ
た位置を検出するタッチ位置検出部であり、このタッチ
位置検出部107では物理的なタッチの有無とそのタッ
チされた座標が検出される。
【0028】108は外部I/F(インターフェース)
部であり、例えばモジュラー機能を備えていた場合は、
一般の公衆回線を含む通信回線、つまり外部ネットワー
クと接続され、電子メールの送受信やインターネットと
のデータの入出力が可能となる。尚、この外部I/F部
は、有線の場合にはモジュラー機能のみならずコネクタ
接続によるケーブル通信であってもよいし、また無線が
対応できるものであってもよい。無線が対応できるもの
としては、例えば、赤外線通信(Ir通信)や衛生放送
のようなものであってもよい。
【0029】109は外部補助記憶装置であり、この外
部補助記憶装置109は図示していない外部メディアで
ある磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッ
ピーディスクやハードディスク等の磁気ディスク系、C
D−ROMやMOやMDやDVD等の光ディスク系、I
Cカード(メモリカードを含む)や光カード等のカード
系などの本体装置と分離可能な記録媒体にアクセス可能
な装置である。この外部メディアには、アプリケーショ
ンプログラムやデータが格納されているものとする。
尚、記録媒体としては、上記外部メディアのような固定
的な担持体であってもよいし、あるいは上記外部I/F
部を介して外部の通信ネットワークから取り込む流動的
な担持体であってもよい。
【0030】上記説明では、第1メモリ102はROM
と記載したが、これはマスクROMであってもよいし、
EPROMであってもよいし、あるいは電気的に書き換
え可能なEEPROMやフラッシュROMの不揮発性メ
モリであってもよい。また、この第1メモリ102の格
納されているシステムプログラム、アプリケーションプ
ログラム、さらにその他プログラムで必要とする各種デ
ータは予め格納されていてもよいが、第1メモリ102
が上記の電気的に書き換え可能なメモリである場合に
は、上記外部補助記憶装置109を介して外部メディア
からアプリケーションプログラムやデータを読み出して
第1メモリ102に格納する方法であってもよい。その
際、第1メモリ102へのダウンロード用プログラムは
予め備えられているものとする。
【0031】以上の機能を用いて、オペレータがタッチ
パネル106にタッチした場合、タッチパネル位置検出
部107がそのタッチされた位置(座標)を検出し、中
央処理制御部(CPU)101はその位置(座標)を判
定し、その判定結果に基づいて、中央処理制御部(CP
U)101は表示部104に表示させる内容を表示制御
部105に送り、表示部104での表示形態を指示し、
表示制御部105はその内容にしたがって表示部104
に該当する画面を表示させる。
【0032】これによって、表示部104で画面タッチ
による操作を通して、表示されている画面の移動制御等
が行うことができる。
【0033】尚、画面がタッチされたか否かを検出する
ためのタッチ位置検出手段は、図1のタッチ位置検出部
が機能するが、それ以外の手段は図1の中央処理制御部
(CPU)101にて実現される。例えば、タッチされ
た位置が変化しているか否かを判定するための手段(タ
ッチ位置変化判定手段)や、検出されたタッチ位置が何
らかの動作を開始させるためのボタンやメニューアイテ
ムやリンク情報やテキスト情報や画像などのいずれかを
含むオブジェクトであるか否かを判断するための手段
(オブジェクト判定手段)や、タッチ開始時及びタッチ
終了時を含むタッチ状態中に、該タッチ位置がオブジェ
クトから外れたかどうかの判定を行う手段や、タッチし
たままタッチ位置を移動させる操作を必要としている時
に、タッチ中の位置により表示内容の移動動作であるか
否かの判定を行う手段が含まれる。さらにその検出され
たタッチ位置がオブジェクトの領域である場合には、所
望のオブジェクト動作を行い、その検出されたタッチ位
置がオブジェクト以外の領域である場合には、表示内容
の移動制御を行う、といった画面制御の処理も含まれ
る。ただし、この画面制御の処理は、中央処理制御部
(CPU)101と表示制御部105とで実現される。
【0034】以上の各種手段を用いて、(1)画面タッ
チ開始時、画面タッチ中、画面タッチ終了時に、オブジ
ェクトの表示領域内であるか否かを判定し、そのオブジ
ェクトに定義された動作、もしくは移動方向、移動量の
計算及びスクロール処理を行い。さらに、(2)画面上
にスクロール対象とならないボタン、スイッチ等を用意
するか、もしくは画面外に用意する。画面タッチ時の処
理はこのボタンの状態によって決定する。スクロールさ
せる状態にボタンを操作した場合、オブジェクトはない
ものとしてスクロール処理を行う。スクロールさせない
状態にボタンを操作した場合、オブジェクトの表示領域
上にタッチした時点でオブジェクトに定義された処理を
行う。
【0035】次に、上記画面の移動制御等を行うための
処理の手順を第1の実施例から第4の実施例を用いて説
明する。尚、以下の説明では画面の移動制御の操作対象
をスクロール制御として説明するが、実機にはこれに限
定されるものではなく、画面の切り替え等であってもよ
い。 (第1の実施例)第1の実施例に関して、図2から図5
を用いて説明する。
【0036】図2は、本実施例における表示内容の移動
制御装置を起動するための各種初期化処理の手順を示し
たフローチャートである。
【0037】図3は、本実施例における表示内容の移動
制御においてスクロール処理を行うかオブジェクト処理
を行うかを判定するための手続きの手順を示したフロー
チャートである。
【0038】判定の結果、オブジェクト処理であると判
定した場合には、オブジェクト処理手続きにタッチ位置
とオブジェクト処理開始を伝える。一方、スクロール処
理であると判定した場合には、タッチ位置の移動とスク
ロール処理開始をスクロール処理手続きに伝える。
【0039】図4は、図3の処理の判定でオブジェクト
処理と判断された場合のオブジェクト処理手続きの手順
を示したフローチャートである。
【0040】図5は、図3の処理の判定でスクロール処
理と判断された場合のスクロール処理手続きの手順を示
したフローチャートである。
【0041】上記図2から図5までの処理の内容を詳細
に説明する。
【0042】まず、これらの手続きでは、変数として
“Scroll_start”、“Object_st
art”、“Current_point”、“Pre
vious_point”、“Start_poin
t”、“End_point”、“Touch_con
tinue”が使用される。変数Scroll_sta
rtは、スクロール処理手続きに、スクロール処理の開
始を伝えるための変数である。変数値としては、Tru
e(真)もしくはFalse(偽)のいずれかの値をと
る。変数Object_startは、オブジェクト処
理手続きに、オブジェクト処理の開始を伝えるための変
数である。変数値としては、True(真)もしくはF
alse(偽)のいずれかの値をとる。変数Curre
nt_pointと変数Previous_point
は、オブジェクト処理手続きもしくはスクロール処理手
続きに、現在のタッチしているタッチ位置もしくはタッ
チ位置の移動を伝えるための以前タッチしていたタッチ
位置を覚えておくための変数である。変数Start_
point、変数End_point、変数Touch
_continueは、スクロール判定手続きの中で、
それぞれタッチ開始位置、タッチ終了位置、タッチ中で
あるか否かを判定するためのフラグ、としてそれぞれに
用いられる変数である。
【0043】以上の変数を用いて、図2から図5までの
処理を行うとそれぞれ以下のようになる。
【0044】図2では、初期化手続き(A100)が実
行される。図示しているように、この初期化の手続き
(A100)では、変数Scroll_start、変
数Object_start、変数Touch_con
tinueの各変数の初期値をFalseに設定する
(A101)。これにより初期された状態は、スクロー
ル処理の要求なし、オブジェクト処理の要求なし、タッ
チ中でない、という状態になる。これ以降は、図3のス
クロール判定手続き、図4のオブジェクト処理手続き、
図5のスクロール処理手続き、の各処理をそれぞれ1回
ずつ行うことを繰り返す。
【0045】図4では、オブジェクト処理手続き(A3
00)が実行される。図示しているように、このオブジ
ェクト処理手続き(A300)では、まず変数Obje
ct_start(オブジェクト処理手続きを行うか否
かのフラグ)の値を確認する(A301)。変数Obj
ect_startがFalseである場合には、何も
せずにオブジェクト処理手続きを終了する。一方、変数
Object_startがTrueである場合には、
変数End_point(タッチ終了位置)の値をもと
に該当するオブジェクトに割り当てられた処理を実行す
る(A302)。その後、目的とするオブジェクト処理
手続きが完了したことを示すために、変数Object
_start(オブジェクト処理手続きを行うか否かの
フラグ)の値をFalseに戻す(A303)。これに
よって、オブジェクト処理手続きを終了する。
【0046】ここで上記A302での処理は、変数En
d_point(タッチ終了位置)に指定された座標に
表示されているオブジェクトを確認し、そのオブジェク
トに定義されている処理を実行することである。
【0047】図5では、スクロール処理手続き(A40
0)が実行される。図示しているように、このスクロー
ル処理手続き(A400)では、まず変数Scroll
_start(スクロール処理手続きを行うか否かのフ
ラグ)の値を確認する(A401)。変数Scroll
_startがFalseである場合には、何もせずに
スクロール処理手続きを終了する。一方、変数Scro
ll_startがTrueである場合には、変数Pr
evious_point(以前タッチしていたタッチ
位置)と変数Current_point(現在タッチ
しているタッチ位置)をもとにスクロールの方向及び移
動量を計算する(A402)。中央処理制御部101は
その計算されたスクロールの方向及び移動量で表示制御
部105に表示領域の移動を要求し、画面上の表示を更
新する(A403)。その後、目的とするスクロール処
理手続きが完了したことを示すために、変数Scrol
l_start(スクロール処理手続きを行うか否かの
フラグ)の値をFalseに戻す(A404)。これに
よって、スクロール処理手続きを終了する。
【0048】ここで上記A402におけるスクロール量
の計算方法には、次のような方法がある。
【0049】まず、変数Current_point
(現在タッチしているタッチ位置)を座標(cx,c
y)とし、変数Previous_point(以前タ
ッチしていたタッチ位置)を座標(px,py)とし、
さらにX方向へのスクロール量を決めるための係数をA
とし、Y方向へのスクロール量を決めるための係数をB
とする。このとき、X方向へのスクロール量はA(cx
−px)、Y方向へのスクロール量はB(cy−py)
で表すことができる。X方向においては、A=1で、画
面上のペンの移動量とスクロール量が一致するとすれ
ば、A>1のときは、ペンの移動量よりもスクロール量
が増え、0<A<1のときは、ペンの移動量よりもスク
ロール量が減る。Aを正の値、負の値のいずれかにする
ことにより、ペンの移動の方向とスクロールの方向との
対応を、任意に変えることができる。BにおいてもAと
同様である。以上のスクロール量の計算方法は、ペンを
移動した距離に比例したスクロール量を求めるものであ
る。
【0050】また別の方法としては、変数Curren
t_point(現在タッチしているタッチ位置)をセ
ットした時刻をct、変数Previous_poin
t(以前タッチしていたタッチ位置)をセットした時刻
をptとして保存しておいて、X方向へのスクロール量
をA(cx−px)/(ct−pt)、Y方向へのスク
ロール量をB(cy−py)/(ct−pt)と計算す
る。この場合はペンを移動させる速度に比例したスクロ
ール量が計算される。
【0051】図3では、スクロール判定手続き(A20
0)が実行される。図示しているように、このスクロー
ル判定手続き(A200)では、現在画面にタッチされ
ている状態であるか否かにより、大きく2つに処理を分
ける(A201)。現在画面にタッチした状態である場
合にはA202に移行し、タッチした状態でない場合に
はA208に移行する。 (1)現在画面にタッチした状態である場合、以下の処
理を順次行ってゆく。
【0052】まず、現在のタッチ位置を変数Curre
nt_pointにセットする(A202)。次に前回
のスクロール判定手続き時に、タッチ中であったか否か
の判断を変数Touch_continueにより判定
する(A203)。ここで前回のスクロール判定手続き
時がタッチ中である(変数Touch_continu
e=True)場合には、タッチ位置が移動している可
能性があるので変数Scroll_start(スクロ
ール処理手続きを行うか否かのフラグ)の値をTrue
を設定しておく(A204)。
【0053】一方、前回のスクロール判定手続き時がタ
ッチ中でない(変数Touch_continue≠T
rue)場合には、いまタッチした位置がタッチ開始位
置であるので、変数Start_pointに現在のタ
ッチ位置を格納している変数Current_poin
tの値をセットする(A205)。このとき、変数Sc
roll_start(スクロール処理手続きを行うか
否かのフラグ)の値はTrue(スクロール処理手続き
を行う)にはしない。
【0054】ここで、次回のスクロール判定時に現在の
タッチ位置(上記A202でセットした変数Curre
nt_pointの値)を利用できるように、変数Cu
rrent_point(現在タッチしているタッチ位
置)の値を変数Previous_point(以前タ
ッチしていたタッチ位置(元の位置))にセットする
(A206)。
【0055】その後、次回のスクロール判定時にタッチ
の続きであるかどうかがわかるように、変数Touch
_continue(タッチ中であるか否かを判定する
ためのフラグ)の値にTrueをセットしておく(A2
07)。これによって、現在画面にタッチした状態であ
る場合のスクロール判定手続きが終了する。 (2)現在画面にタッチした状態でない場合、以下の処
理を順次行ってゆく。
【0056】まず、前回のスクロール判定手続き時に、
タッチ中であったか否かの判断を変数Touch_co
ntinueにより判定する(A208)。ここで前回
のスクロール判定手続き時がタッチ中でない(変数To
uch_continue≠True)場合には、何も
操作されていなく、タッチ位置が移動していないので何
もせずにスクロール判定処理を終了する。一方、前回の
スクロール判定手続き時がタッチ中である(変数Tou
ch_continue=True)場合には、タッチ
終了ということになるので、以前タッチしていたタッチ
位置を格納している変数Previous_point
の値を変数End_point(タッチ終了位置)にセ
ットする(A209)。
【0057】次に、変数Start_point(タッ
チ開始位置)と変数End_point(タッチ終了位
置)がそれぞれオブジェクトの表示領域上であるか否か
によって、オブジェクト処理をさせるか否かを決める
(A210)。この決定結果にしたがって、オブジェク
トの種類によって4通りの組合せからいずれかの処理に
割り当てることになるが、この割り当て方法は自由であ
る。実際には、タッチ介し、タッチ終了共にオブジェク
ト表示領域内でなければ、オブジェクトは実行しないと
する、もしくは、タッチ終了位置のみがオブジェクト表
示領域内であれば、オブジェクトを実行する、のいずれ
かに割り当てられる場合が多くなる。この割り当て結果
にしたがって処理の分岐がなされる(A211)。オブ
ジェクト処理が実行される場合は、変数Object_
start(オブジェクト処理手続きを行うか否かのフ
ラグ)にTrueをセットする(A212)。一方、オ
ブジェクト処理が実行されない場合は、何もしない。
【0058】その後、変数Touch_continu
e(タッチ中であるか否かを判定するためのフラグ)の
値をFalseにセットする。これにより、タッチが終
了し、次回タッチがあった時にタッチ開始であることが
判定できる。
【0059】以上の処理シーケンスに従うと、スクロー
ル制御において、ボタンやメニューアイテム、リンク情
報等のように、タッチ位置の移動を伴わないで操作可能
なオブジェクトに対しては、スクロール処理を行うかあ
るいはオブジェクト処理を行うかの判定ができる。 (第2の実施例)第2の実施例に関して、図6と図7を
用いて説明する。
【0060】図6は、本実施例における表示内容の移動
制御においてスクロール処理を行うかオブジェクト処理
を行うかを判定するための手続きの手順を示したフロー
チャートである。
【0061】前記第1の実施例同様、判定の結果、オブ
ジェクト処理であると判定した場合には、オブジェクト
処理手続きにタッチ位置とオブジェクト処理開始を伝え
る。一方、スクロール処理であると判定した場合には、
タッチ位置の移動とスクロール処理開始をスクロール処
理手続きに伝える。
【0062】図7は、図6の処理の判定でオブジェクト
処理と判断された場合のオブジェクト処理手続きの手順
を示したフローチャートである。
【0063】上記図6及び図7までの処理の内容を詳細
に説明する。
【0064】手続き的には、前記第1の実施例に加え
て、プルダウンメニューやスクロールバー等のようにタ
ッチ位置の移動を必要とするオブジェクトに対しても、
そのオブジェクトの機能を損なうことがないように判定
を行うために、前記第1の実施例での図3、図4の制御
に対して、以下の変更を施す。尚、ここでは前記第1の
実施例と異なる箇所に関してのみ記載する。
【0065】まず、図6のスクロール判定手続き(B2
00)は、前記図3では、“Touch_contin
ue=True”の場合、常に変数Scroll_st
artにTrueをセットしていた(A204)が、こ
の処理の前に変数Current_pointの値がペ
ン移動を必要とするオブジェクト外であるか否かのチェ
ックを行う判定を挿入している(B203’)。さら
に、この判定結果に従い、変数Current_poi
ntの値がペン移動を必要とするオブジェクト外でない
場合、つまりタッチ位置の移動が必要なオブジェクトで
ある場合には、変数Object_startにTru
eをセットし(B204’)、そうでない場合には前記
第1の実施例と同様に変数Scroll_startに
Trueをセットする(B204)。上記以外の箇所に
関しては全く前記第1の実施例と同じである。
【0066】この変更により、タッチ位置の移動による
操作が必要なオブジェクトを操作する場合には、スクロ
ール処理を行わせないことが可能となる。
【0067】次に、図7のオブジェクト処理手続き(B
300)は、前記図4ではオブジェクトに割り当てられ
た処理を実行するためには変数End_point(タ
ッチ終了位置)のみによる判定を行っていた(A30
2)が、変数Current_point(現在タッチ
しているタッチ位置)や変数Touch_contin
ue(タッチ中であるか否かを判定するためのフラグ)
を参照することにより、タッチ位置の移動による操作を
必要とするオブジェクトの処理(B302)にも対応す
ることが可能となる。
【0068】以上に示した、スクロール判定手続き、オ
ブジェクト処理手続き、スクロール処理手続きを各1回
ずつ繰り返し実行することで、画面上のオブジェクトに
対しての操作を通常通り行うことができ、さらに画面上
でオブジェクトに使用されていない部分全てでスクロー
ル操作を行うことができる。 (第3の実施例)第3の実施例に関して、図8から図1
2を用いて説明する。
【0069】図8は、本実施例における表示内容の移動
制御装置を起動するための各種初期化処理の手順を示し
たフローチャートである。
【0070】図9は、本実施例における表示内容の移動
制御においてスクロール処理を行うかオブジェクト処理
を行うかを判定するための手続きの手順を示したフロー
チャートである。
【0071】判定の結果、オブジェクト処理であると判
定した場合には、オブジェクト処理手続きにタッチ位置
とオブジェクト処理開始を伝える。一方、スクロール処
理であると判定した場合には、タッチ位置の移動とスク
ロール処理開始をスクロール処理手続きに伝える。
【0072】図10は、図9の処理の判定でオブジェク
ト処理と判断された場合のオブジェクト処理手続きの手
順を示したフローチャートである。
【0073】図11は、図9の処理の判定でスクロール
処理と判断された場合のスクロール処理手続きの手順を
示したフローチャートである。
【0074】上記図8から図12までの処理の内容を詳
細に説明する。
【0075】前記第1の実施例で示した手法では、スク
ロール処理判定手続き、スクロール処理手続き、オブジ
ェクト処理手続きを必ず一組として繰り返し実行しなけ
ればならなかった。これは、変数Scroll_sta
rt(スクロール処理手続きを行うか否かのフラグ)、
変数Object_start(オブジェクト処理手続
きを行うか否かのフラグ)を用いて、スクロール処理、
オブジェクト処理の各手続きに伝えているためである。
【0076】本実施例においては、このような変数を用
いる代わりに、FIFOメモリ(First In F
irst Out メモリ)を用いる。このFIFOメ
モリは、メモリが全て使用されているか、もしくは空で
あるかの状態を示すことが可能で、さらに最初にメモリ
に保存したデータから順に取り出して来ることが可能な
メモリである。このFIFOメモリは、変数Scrol
l_startと変数Object_startの代わ
りに、スクロール処理情報格納用とオブジェクト処理情
報格納用に、それぞれ用意する。以下では、スクロール
処理情報格納用のFIFOメモリをSFIFOメモリ
(以降、SFIFOと記載)、オブジェクト処理情報格
納用のFIFOメモリをOFIFOメモリ(以降、OF
IFOと記載)とする。
【0077】本実施例では、前記第1の実施例の図2、
図3、図4、図5で示したの各手続きを以下のように変
更する。
【0078】まず、図8の初期化手続き(C100)
は、前記図2における変数の初期化において変数Scr
oll_startと変数Object_startを
Falseに設定していた代わりに、SFIFOとOF
IFOを空の状態にするとともに、変数Touch_c
ontinueをFalseにセットする。
【0079】次に、図9のスクロール判定手続き(C2
00)は、前記図3における変数Scroll_sta
rtをTrueにする処理(A204)において、スク
ロール処理手続き(A400)で必要となる情報、つま
り変数Current_pointと変数Previo
us_pointの値をここでは1つのデータとしてS
FIFOに格納する(C204)こととする。また、変
数Object_startをTrueにする処理(A
212)において、オブジェクト処理手続き(A30
0)で必要となる情報、つまり変数End_point
の値をここではOFIFOに格納する(C212)こと
とする。
【0080】次に、図10のオブジェクト処理手続き
(C300)は、OFIFOが空であるか否かの判定を
行う(C301)。もし、空であれば、このオブジェク
ト処理手続きを終了する。一方、データが有れば、OF
IFOからデータ(変数End_pointの値)を1
つ取り出し(C302)、この取り出した変数End_
pointの値をもとにオブジェクトに割り当てられた
処理を行う(C303)。その後、再度OFIFOが空
であるか否かの判定を行う処理(C301)に戻り、O
FIFOにデータが残っている間、上記処理を繰り返し
実行する。
【0081】さらに、図11のスクロール処理手続き
(C400)は、SFIFOが空であるか否かの判定を
行う(C401)。もし、空であれば、このスクロール
処理手続きを終了する。一方、データが有れば、SFI
FOからデータ(変数Current_pointと変
数Previous_pointの値)を1つ取り出し
(C402)、この取り出した変数Current_p
ointと変数Previous_pointの値をも
とにスクロールの方向及び量の計算を行う(C40
3)。この計算されたスクロール方向及び量にしたがっ
て表示制御部に表示領域の移動を要求する(C40
4)。その後、再度SFIFOが空であるか否かの判定
を行う処理(C401)に戻り、SFIFOにデータが
残っている間、上記スクロール処理を繰り返し実行す
る。
【0082】図12は、上記図11とは異なるスクロー
ル処理手続き(C400’)を表したフローチャートで
ある。尚、ここでは相違点のみを記載する。
【0083】相違点としては、図11の場合は、SFI
FOからデータ(変数Current_pointと変
数Previous_pointの値)を1つ取り出す
(C402)ごとに、スクロール方向・量を計算し(C
403)、表示領域の移動を実行していた(C404)
が、図12の場合は、SFIFOからデータ(変数Cu
rrent_pointと変数Previous_po
intの値)を取り出し(C402’)、この取り出し
た変数Current_pointと変数Previo
us_pointの値をもとにスクロールの方向及び量
の計算を行う(C403’)といった処理をSFIFO
に格納されている全てのデータに対してまとめて実行
し、もうSFIFOに1つもデータが無くなった時点
(C401’)で、表示領域を移動(C404’)し
て、このスクロール処理手続きを終了する。
【0084】以上の変更を行うことにより、システムの
都合にあわせて、スクロール判定手続き、スクロール処
理手続き、オブジェクト処理手続きの回数を割り振るこ
とが可能となる。 (第4の実施例)第4の実施例に関して、図13から図
16を用いて説明する。
【0085】図13は、本実施例における表示内容の移
動制御装置を起動するための各種初期化処理の手順を示
したフローチャートである。
【0086】図14と図15は、本実施例における表示
内容の移動制御においてスクロール処理を行うかオブジ
ェクト処理を行うかを判定するための手続きの手順を示
したフローチャートである。
【0087】判定の結果、オブジェクト処理であると判
定した場合には、オブジェクト処理手続きにタッチ位置
とオブジェクト処理開始を伝える。一方、スクロール処
理であると判定した場合には、タッチ位置の移動とスク
ロール処理開始をスクロール処理手続きに伝える。
【0088】図16は、図14及び図15の処理の判定
でオブジェクト処理と判断された場合のオブジェクト処
理手続きの手順を示したフローチャートである。
【0089】上記図13から図15までの処理の内容を
詳細に説明する。
【0090】前記第3の実施例においては、変数Obj
ect_startをOFIFOに、変数Scroll
_startをSFIFOに置き換えたが、本実施例で
は変数Object_startとOFIFO、また変
数Scroll_startとSFIFOを併用するこ
ととする。
【0091】本実施例では、前記第3の実施例の図8、
図9、図10で示した各手続きを以下のように変更す
る。
【0092】まず、図13の初期化手続き(D100)
は、前記図8での変数の初期化処理をもとに、変数SF
IFOとOFIFOを空の状態にし、変数Touch_
continueをFalseにセットするとともに、
変数Object_startもFalseにセットす
る処理を追加している(D101)。
【0093】次に、図14及び図15では、スクロール
判定手続き(D200)が実行される。図示しているよ
うに、このスクロール判定手続き(D200)では、現
在画面にタッチされている状態であるか否かにより、大
きく2つに処理を分ける(D201)。現在画面にタッ
チした状態である場合にはD202に移行し、タッチし
た状態でない場合にはD208に移行する(以上は前記
図3のA210と同様)。 (1)現在画面にタッチした状態である場合、以下の処
理を順次行ってゆく。
【0094】まず、現在のタッチ位置を変数Curre
nt_pointにセットする(D202;前記図3の
A202と同様)。次に前回のスクロール判定手続き時
に、タッチ中であったか否かの判断を変数Touch_
continueにより判定する(D203;前記図3
のA203と同様)。ここで前回のスクロール判定手続
き時がタッチ中でない(変数Touch_contin
ue≠True)場合には、いまタッチした位置がタッ
チ開始位置であるので、変数Start_pointに
現在のタッチ位置を格納している変数Current_
pointの値をセットする(D205;前記図3のA
205と同様)。
【0095】一方、前回のスクロール判定手続き時がタ
ッチ中である(変数Touch_continue=T
rue)場合には、変数Current_pointの
値がペン移動を必要とするオブジェクト外であるか否か
の判定チェックを行う(D203’;前記図6のB20
3’と同様)。この判定の結果、変数Current_
pointの値がペン移動を必要とするオブジェクト外
である場合、つまりタッチ位置の移動が必要なオブジェ
クトでない場合には、変数Current_point
と変数Previous_pointの値を1つのデー
タとしてSFIFOに格納する(D204;前記図9の
C204と同様)。一方、上記判定の結果、変数Cur
rent_pointの値がペン移動を必要とするオブ
ジェクト外でない場合、つまりタッチ位置の移動が必要
なオブジェクトである場合には、まず優先させたいオブ
ジェクトであるか否かをチェックする(D20
3’’)。この結果、優先させたいオブジェクトであれ
ば、変数Object_startにTrueをセット
する(D204’;前記図6のB204’と同様)。一
方、優先させなくてもよいオブジェクトであれば、変数
Current_pointと変数Previous_
pointの値を1つのデータとしてOFIFOに格納
する(D204’’)。
【0096】上記D204、D204’、D20
4’’、D205の各処理の後、次回のスクロール判定
時に現在のタッチ位置(上記D202でセットした変数
Current_pointの値)を利用できるよう
に、変数Current_point(現在タッチして
いるタッチ位置)の値を変数Previous_poi
nt(以前タッチしていたタッチ位置(元の位置))に
セットする(D206;前記図3のA206と同様)。
【0097】その後、次回のスクロール判定時にタッチ
の続きであるかどうかがわかるように、変数Touch
_continue(タッチ中であるか否かを判定する
ためのフラグ)の値にTrueをセットしておく(D2
07;前記図3のA207と同様)。これによって、現
在画面にタッチした状態である場合のスクロール判定手
続きが終了する。 (2)現在画面にタッチした状態でない場合、以下の処
理を順次行ってゆく。
【0098】まず、前回のスクロール判定手続き時に、
タッチ中であったか否かの判断を変数Touch_co
ntinueにより判定する(D208;前記図3のA
206と同様)。ここで前回のスクロール判定手続き時
がタッチ中でない(変数Touch_continue
≠True)場合には、何も操作されていなく、タッチ
位置が移動していないので何もせずにスクロール判定処
理を終了する。
【0099】一方、前回のスクロール判定手続き時がタ
ッチ中である(変数Touch_continue=T
rue)場合には、タッチ終了ということになるので、
以前タッチしていたタッチ位置を格納している変数Pr
evious_pointの値を変数End_poin
t(タッチ終了位置)にセットする(D209;前記図
3のA209と同様)。
【0100】次に、変数Start_point(タッ
チ開始位置)と変数End_point(タッチ終了位
置)がそれぞれオブジェクトの表示領域上であるか否か
によって、オブジェクト処理をさせるか否かを決める
(D210;前記図3のA210と同様)。この決定結
果にしたがって、オブジェクトの種類によって4通りの
組合せからいずれかの処理に割り当てることになるが、
この割り当て方法は自由である。実際には、タッチ介
し、タッチ終了共にオブジェクト表示領域内でなけれ
ば、オブジェクトは実行しないとする、もしくは、タッ
チ終了位置のみがオブジェクト表示領域内であれば、オ
ブジェクトを実行する、のいずれかに割り当てられる場
合が多くなる。この割り当て結果にしたがって処理の分
岐がなされる(D211;前記図3のA211と同
様)。オブジェクト処理が実行されない場合は、何もし
ない。一方、オブジェクト処理が実行される場合は、そ
の実行すべきオブジェクトの中での優先度をチェックす
る(D211’)。該当するオブジェクトが優先させた
いオブジェクトである場合、変数Object_sta
rt(オブジェクト処理手続きを行うか否かのフラグ)
にTrueをセットする(D212;前記図3のA21
1と同様)。該当するオブジェクトが優先させたいオブ
ジェクトでない場合、OFIFOに変数End_poi
ntと変数Touch_continueの値を1つの
データとしてOFIFOに格納する(D212’;前記
図9のC212と同様)。
【0101】その後、変数Touch_continu
e(タッチ中であるか否かを判定するためのフラグ)の
値をFalseをセットする(D213;前記図9のC
213と同様)。これにより、タッチが終了し、次回タ
ッチがあった時にタッチ開始であることが判定できる。
【0102】次に、図16では、オブジェクト処理手続
き(D300)が実行される。図示しているように、こ
のオブジェクト処理手続き(D300)では、まず変数
Object_start(オブジェクト処理手続きを
行うか否かのフラグ)の値を確認する(D301)。 変数Object_startがTrueである場合
には、前記第2の実施例の場合と同じように、変数En
d_point(タッチ終了位置)、変数Curren
t_point(現在タッチしているタッチ位置)、変
数Touch_continue(タッチ中であるか否
かを判定するためのフラグ)を参照することにより、タ
ッチ位置の移動による操作を必要とするオブジェクトの
処理(D302;前記図7のB302と同様)にも対応
することが可能となる。その後、変数Object_s
tart(オブジェクト処理手続きを行うか否かのフラ
グ)の値をFalseに戻し(D303;前記図7のB
303と同様)、次の処理(D301’)に進む。 変数Object_startがTrueでない場合
には、前記第3の実施例の場合と同じように、OFIF
Oが空であるか否かの判定を行う(D301’;前記図
10のC301と同様)。もし、空であれば、このオブ
ジェクト処理手続きを終了する。一方、データが有れ
ば、OFIFOからデータ(例えば変数End_poi
ntの値)を1つ取り出し(D302’;前記図10の
C302と同様)、この取り出したデータ(例えば変数
End_pointの値)をもとにオブジェクトに割り
当てられた処理を行う(D303’;前記図10のC3
03と同様)。その後、再度OFIFOが空であるか否
かの判定を行う処理(D301’)に戻り、OFIFO
にデータが残っている間、上記処理を繰り返し実行す
る。
【0103】本実施例では、前記図9でのスクロール判
定手続き処理(C200)に関して、オブジェクト処理
と判定する際に、優先度の低いオブジェクトである場合
にはOFIFOに格納し、優先度の高いオブジェクトで
ある場合には変数Object_startを使用す
る。さらに、変数Object_startがTrue
である場合には、その処理を先に実行した後、前記図9
と同様の処理を行う。このことにより、例えば、スクロ
ールバーの移動は優先度を低くして、システムの都合に
合わせて行い、ボタンに定義された処理は優先させると
いったことが可能となる。 (具体例)図17は、上記第1から第4の実施例におい
て説明した実際のスクロール処理を示した図である。
【0104】操作対象の画面を図17の画面1とする。
この画面1の上で、(1)のようなペン操作(オブジェ
クトのない場所でのタッチ位置の移動)を行った場合、
画面2のように画面内容がスクロールされる。また、画
面1の上で、(2)のようなペン操作(プルダウンメニ
ューの場所をタッチして移動)を行った場合、タッチ開
始位置がオブジェクトであり、それがプルダウンメニュ
ーであるため、ペンの移動によってスクロールせずに、
画面3のようなメニュー内容が表示され、ペンを離した
位置がメニュー上であるならば、そのメニューが実行さ
れる。また、画面1の上で、(3)のようなペン操作
(テキストデータが表示されたオブジェクト内をタッチ
して移動)を行った場合も、タッチ開始位置がオブジェ
クトであり、それがテキストデータエリア内であるた
め、オブジェクト上でのタッチ位置の移動と判断すれ
ば、画面4のようにテキストデータの範囲の選択に使用
することができる。さらに、画面1の上で、ボタン1に
タッチして離した場合には、ボタン1に割り当てられた
処理を実行する。
【0105】以上、本発明によれば、操作対象となるオ
ブジェクトの機能は維持したまま、画面上のオブジェク
ト以外の表示領域全てを利用して、タッチ位置の移動に
よる画面スクロールが可能となる。またユーザは、スク
ロールさせるか否かの切替えを行うために、ボタン操作
を行ったり、あるいは、一定時間待つなどという操作を
する必要が無くなる。したがって、ユーザの慣れたスク
ロールやその他の操作方法を提供し、かつ、直観的でユ
ーザが操作する時のストレスを軽減できる、タッチ位置
の移動によるスクロール操作を提供することが可能とな
る。
【0106】尚、上記各実施例では、表示内容の移動制
御に関してスクロールについて記載したが、実施にはそ
れに限定されず、例えば、画面の全面切り換えやカーソ
ル移動等を含めた画面上に表示されているいずれの表示
内容の移動制御に関するものであってもよい。
【0107】また、画面をタッチしたり指定するための
手段に関しても、ペンや指でタッチするタッチ方法であ
ってもよいし、あるいはマウスやジョイスティック等で
指定するタッチ方法であってもよい。尚、これらの方法
は、目的とするあるいは使用する装置に依存してもよ
い。
【0108】以上、ここまで挙げた実施形態における内
容は、本発明の主旨を変えない限り、上記記載内容に限
定されるものではない。
【0109】
【発明の効果】本発明における表示内容の移動制御装置
及び表示内容の移動制御方法では、以下の効果が得られ
る。
【0110】本発明によれば、操作対象となるオブジェ
クトの機能は維持したまま、画面上のオブジェクト以外
の表示領域全てを利用して、タッチ位置の移動による画
面スクロールが可能となる。またユーザは、スクロール
させるか否かの切替えを行うために、ボタン操作を行っ
たり、あるいは、一定時間待つなどという操作をする必
要が無くなる。このため、ユーザの慣れたスクロールや
その他の操作方法を提供し、かつ、直観的でユーザが操
作する時のストレスを軽減できる、タッチ位置の移動に
よるスクロール操作を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の表示内容の移動制御装置のハードウェ
ア構成の一例を示したブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例における各種初期化処理
の手順を示したフローチャートである。
【図3】本発明の第1の実施例におけるスクロール判定
手続きの手順を示したフローチャートである。
【図4】本発明の第1の実施例におけるオブジェクト処
理手続きの手順を示したフローチャートである。
【図5】本発明の第1の実施例におけるスクロール処理
手続きの手順を示したフローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施例におけるスクロール判定
手続きの手順を示したフローチャートである。
【図7】本発明の第2の実施例におけるオブジェクト処
理手続きの手順を示したフローチャートである。
【図8】本発明の第3の実施例における各種初期化処理
の手順を示したフローチャートである。
【図9】本発明の第3の実施例におけるスクロール判定
手続きの手順を示したフローチャートである。
【図10】本発明の第3の実施例におけるオブジェクト
処理手続きの手順を示したフローチャートである。
【図11】本発明の第3の実施例におけるスクロール処
理手続きの手順を示したフローチャートである。
【図12】本発明の第3の実施例におけるスクロール処
理手続きの別の手順を示したフローチャートである。
【図13】本発明の第4の実施例における各種初期化処
理の手順を示したフローチャートである。
【図14】本発明の第4の実施例におけるスクロール判
定手続きの前半手順を示したフローチャートである。
【図15】本発明の第4の実施例におけるスクロール判
定手続きの後半手順を示したフローチャートである。
【図16】本発明の第4の実施例におけるオブジェクト
処理手続きの手順を示したフローチャートである。
【図17】本発明の第1から第4の実施例におけるスク
ロール処理での動作を示した図である。
【符号の説明】
101 CPU 102 第1メモリ 103 第2メモリ 104 表示部 105 表示制御部 106 タッチパネル 107 タッチ位置検出部 108 外部I/F(インターフェース) 109 外部記憶装置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画面がタッチされたか否かを検出するタ
    ッチ位置検出手段と、 前記タッチ位置検出手段によって検出されたタッチ位置
    が何らかの動作を開始させるためのオブジェクトを示す
    領域であるか否かを判断するオブジェクト判定手段と、 前記タッチ位置検出手段にて検出された第1のタッチ位
    置が変化しているか否かを判定するタッチ位置変化判定
    手段と、 所望のオブジェクト動作あるいは表示内容の移動制御の
    いずれかを行う画面制御手段とを備え、 前記画面制御手段は、前記タッチ位置検出手段によって
    検出されたタッチ位置が、前記タッチ位置変化判定手段
    によって第1のタッチ位置から変化した第2のタッチ位
    置と判断され、前記オブジェクト判定手段により検出さ
    れた第2のタッチ位置が前記オブジェクトの領域である
    と判断された場合には、所望のオブジェクト動作を、ま
    た検出された第2のタッチ位置が前記オブジェクト以外
    の領域であると判断された場合には、表示内容の移動制
    御を、行うことを特徴とする表示内容の移動制御装置。
  2. 【請求項2】 前記オブジェクトは、ボタンやメニュー
    アイテムやリンク情報やテキスト情報や画像などのいず
    れかであることを特徴とする請求項1記載の表示内容の
    移動制御装置。
  3. 【請求項3】 画面がタッチされたか否かを検出するた
    めのタッチ位置検出ステップと、 前記タッチ位置検出ステップで検出されたタッチ位置が
    何らかの動作を開始させるためのオブジェクトを示す領
    域であるか否かを判断するためのオブジェクト判定ステ
    ップと、 前記タッチ位置検出ステップで検出された第1のタッチ
    位置が変化しているか否かを判定するためのタッチ位置
    変化判定ステップと、 所望のオブジェクト動作あるいは表示内容の移動制御の
    いずれかを行う画面制御ステップとを含み、 前記画面制御ステップでは、前記タッチ位置検出ステッ
    プで検出されたタッチ位置が、前記タッチ位置変化判定
    ステップで第1のタッチ位置から変化した第2のタッチ
    位置と判断され、前記オブジェクト判定ステップで検出
    された第2のタッチ位置が前記オブジェクトの領域であ
    ると判断された場合は、所望のオブジェクト動作を、ま
    た検出された第2のタッチ位置が前記オブジェクト以外
    の領域であると判断された場合は、表示内容の移動制御
    を、行うことを特徴とする表示内容の移動制御方法。
  4. 【請求項4】 前記タッチ位置変化判定ステップは、タ
    ッチ開始時及びタッチ終了時を含むタッチ状態中に、該
    タッチ位置がオブジェクトから外れたかどうかの判定を
    行うことを特徴とする請求項3記載の表示内容の移動制
    御方法。
  5. 【請求項5】 前記タッチ位置判定ステップは、さらに
    タッチしたままタッチ位置を移動させる操作を必要とし
    ている時に、タッチ中の位置により表示内容の移動動作
    であるか否かの判定を行うことを特徴とする請求項4記
    載の表示内容の移動制御方法。
  6. 【請求項6】 前記オブジェクト判定ステップで判断さ
    れた結果をFIFO記憶手段に保存することにより、 前記タッチ位置判定ステップによって判定される表示内
    容の移動動作であるか否かの判定の処理回数と該判定結
    果による処理回数との間に差を持たせ、各処理の負荷の
    差を埋めることを特徴とする請求項3乃至5のいずれか
    記載の表示内容の移動制御方法。
  7. 【請求項7】 前記オブジェクト判定ステップで判断さ
    れた結果を一時記憶手段に保存するか、あるいはFIF
    O記憶手段に保存するかを、それぞれ選択して保存し、 さらに表示内容の移動処理もしくはオブジェクト処理の
    各内容に優先度を設定し、 前記タッチ位置判定ステップによって判定される表示内
    容の移動動作であるか否かの判定の結果、前記設定され
    た優先度にしたがって所望の表示内容の移動動作もしく
    はオブジェクト動作を行うことを特徴とする請求項3乃
    至5のいずれか記載の表示内容の移動制御方法。
  8. 【請求項8】 前記オブジェクトは、ボタンやメニュー
    アイテムやリンク情報やテキスト情報や画像などのいず
    れかであることを特徴とする請求項3記載の表示内容の
    移動制御方法。
JP7288599A 1999-03-18 1999-03-18 表示内容の移動制御装置及び表示内容の移動制御方法 Pending JP2000267783A (ja)

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