JPH08268512A - 基板仕分け装置を備えた荷保管設備 - Google Patents

基板仕分け装置を備えた荷保管設備

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JPH08268512A
JPH08268512A JP7699495A JP7699495A JPH08268512A JP H08268512 A JPH08268512 A JP H08268512A JP 7699495 A JP7699495 A JP 7699495A JP 7699495 A JP7699495 A JP 7699495A JP H08268512 A JPH08268512 A JP H08268512A
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    • H01L21/67Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 無人化を達成でき、歩留りを改善できる基板
仕分け装置を備えた荷保管設備を提供する。 【構成】 仕分け元となる異なるタイプの複数の基板を
収納した実カセット3Aを載置する仕分け元ステージ
と、タイプ別仕分け先となる空カセット3Bを載置する
複数のタイプ別仕分けステージを配置した架台23と、実
カセット3Aから、ガラス基板を各基板の情報に基づい
て空カセット3Bに仕分ける搬送ロボット25と、カセッ
ト3を収納する棚4と、実カセット3Aと空カセット3
Bを架台23の各ステージに供給する出し入れ装置11を備
える。 【効果】 作業員の存在を無くすことができ、またガラ
ス基板のカセット3の取扱が自動化されることにより、
作業員によるガラス基板の損傷を無くすことができ、ま
たガラス基板とカセット3の情報を自動管理することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえばLCD(液
晶)などの半導体工場のクリーンルーム内に設置される
基板仕分け装置を備えた荷保管設備に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】LCD(液晶)などの半導体工場では、
液晶の基板などを製作する場合、大型の基板(たとえ
ば、ガラス基板)に複数の同一の回路パターンを形成
し、この基板をダイシング(切断)して希望の回路基板
を得、次のボンディング工程に送っている。しかし、回
路パターンの製造工程が複雑なり、回路の規模が大きく
なることにより、多くの回路に不良が発生する。この回
路不良の基板をそのまま次のボンディング工程に送る
と、ボンディングの工程が無駄になることからロスを最
少限に抑えるため、基板のダイシングの前に各回路パタ
ーンの機能テストを行っている。そして、このテスト結
果に基づいて、基板上の不良回路の存在位置別のタイプ
に仕分けして、基板を戻して不良回路の修理を行うか、
あるいは切断後、不良が発生した回路基板を廃棄してい
る。
【0003】上記タイプ別の仕分けは、現状作業員が介
在して仕分け用の収納箱を準備するなどの作業を行って
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、LCD(液
晶)などの半導体工場のクリーンルームでは、塵埃の発
生源となる作業員が存在しないことが、歩留りを改善す
る方策の一つであるが、この方策に反しており、また作
業員は基板を損傷しないように基板の収納箱の取扱には
慎重を期する必要があり、作業員の負担になっている。
【0005】本発明は上記問題を解決するものであり、
無人化を達成でき、歩留りを改善できる基板仕分け装置
を備えた荷保管設備を提供することを目的とするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
第1発明の基板仕分け装置を備えた荷保管設備は、異な
るタイプの複数の基板を、これら各基板の情報に基づい
てタイプ別に仕分ける基板仕分け装置と、前記基板を収
納するカセットを保管する複数のカセット収納部を有す
る棚と、前記カセットの入出庫を行う搬入出装置を備え
た荷保管設備であって、前記基板仕分け装置を、仕分け
元となる異なるタイプの複数の基板を収納した実カセッ
トを載置する仕分け元ステージと、タイプ別仕分け先と
なる空カセットを載置する複数のタイプ別仕分けステー
ジを配置した架台と、前記実カセットから、基板を前記
各基板の情報に基づいて前記空カセットに仕分ける基板
出し入れ装置とから構成し、前記搬入出装置により、前
記棚のカセット収納部と架台のステージ間で前記カセッ
トの搬入出を行うことを特徴とする。
【0007】また第2発明の基板仕分け装置を備えた荷
保管設備は、上記第1発明の基板仕分け装置を備えた荷
保管設備であって、棚の一部を基板仕分け装置の架台と
して使用することを特徴とする。
【0008】
【作用】上記第1発明の構成によると、実カセットと空
カセットは、棚のカセット収納部よりそれぞれ搬入出装
置により各ステージへ供給され、実カセットの基板は、
基板出し入れ装置により、各回路の良否判定情報に基づ
いてタイプ別に仕分けられ、実カセットの基板の仕分け
が終了すると、また空カセットが仕分けられた基板で満
杯となると、搬入出装置により棚のカセット収納部に収
納され、保管される。
【0009】また第2発明の構成によると、棚の一部は
基板仕分け装置の架台として使用され、設備としてのス
ペースが縮小される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明の一実施例である基板仕分け装置
を備えた荷保管設備の平面図、図2は同荷保管設備の正
面図、図3は同荷保管設備の側面図である。
【0011】荷保管設備1は、図4に示すように、4回
路がパターン形成された複数毎のガラス基板2を水平に
収納するカセット3を保管し、入出庫するとともに、不
良回路の存在位置別のタイプにガラス基板2の仕分けを
行う基板仕分け装置を備えた設備であり、垂直な支柱と
この支柱に取付けた腕木により上下方向ならびに左右方
向に上記複数のカセット3の収納空間4Aが形成された
棚4と、入庫されるカセット3に取付けられたカセット
IDから成るバーコードを読み取るバーコードリーダ5
を有し、カセット3の入庫口を形成する第1荷受け台6
と、出庫されるカセット3の出庫口を形成する第2荷受
け台8と、棚4に対向して設けられた基板仕分け装置
(詳細は後述する)9と、棚4および基板仕分け装置9
のカセット3の入出庫面(前面)に沿った一定経路10を
走行自在に構成され、上下方向に昇降自在な昇降体を備
え、この昇降体上に、棚4のカセット収納空間と、基板
仕分け装置9と、第1,第2荷受け台6,8に対して出
退自在なカセット3の出し入れ具(フォーク)を備えた
出し入れ装置(搬入出装置)11と、基板仕分け装置9お
よび出し入れ装置11を制御するコントローラ12(詳細は
後述する)から形成されている。
【0012】第1荷受け台6に設けられたバーコードリ
ーダ5により読み取られたカセット3のコード(カセッ
トID)はコントローラ12へ入力される。またガラス基
板2の製造工程を管理するホストコンピュータ13が設け
られており、ホストコンピュータ13には、棚4のカセッ
ト収納空間毎に、カセット3の有無、カセット3が有る
場合には、カセットIDとガラス基板2の有無が記憶さ
れている。また、テスト済みのガラス基板2が収納され
たカセット(以下、実カセットと称す)3Aについて
は、各ガラス基板2のテスト結果(以下、ガラス情報と
称す)が記憶されている。
【0013】このガラス情報は、図5に示すように、不
良(NG)の回路の位置により、A〜Fのタイプが設定
されている。また、上記第1,第2荷受け台6,8に
は、カセット3を載せて回転スライドするテーブル14,
15が設けられ、またこれらテーブル14,15には、出し入
れ装置11の出し入れ具がカセット3の下方に自在に出し
入れを可能とするとともに、カセット3の位置決めを行
う台座が設けられている。
【0014】また棚4の背面には、クリーンエア供給ユ
ニット(清浄装置)16が設けられ、棚4と出し入れ装置
11にクリーンエアを供給している。なお荷保管設備1全
体にはクリーンルーム天井からクリーンエアが供給され
ている。また図2に示すように、棚4の側面には、作業
員に空らのカセット(以下、空カセットと称す)3Bの
補充が必要なことを報知するシグナルランプ17が設けら
れている。
【0015】基板仕分け装置9は、図6〜図8に示すよ
うに、実カセット3Aを載置する仕分け元ステージ21
と、上記A〜Fのタイプ別の仕分け先となる空カセット
3Bを載置する複数のタイプ別仕分けステージ22を一列
に配置した架台23と、ステージ21,22に沿った一定経路
24を走行自在で、実カセット3Aと空カセット3Bに対
して出退自在なガラス基板2の出し入れ具(フォーク)
を備えた基板出し入れ装置を形成する搬送ロボット25
と、周囲に巡らせた開閉自在な透明な板体26から形成さ
れている。
【0016】架台23の仕分け元ステージ21には、カセッ
ト3の位置決めを行う台座27と、台座27に載置された実
カセット3Aを左右方向から挟む移動腕28を有し、実カ
セット3Aのガラス基板2の位置をセンターに揃えるセ
ンタリング装置29が配設され、タイプ別仕分けステージ
22には、カセット3の位置決めを行う台座30が設けられ
ている。また、これらステージ21,22には、出し入れ装
置11の出し入れ具をカセット3の下方に出し入れ自在と
する出し入れ具挿入口31が設けられている。
【0017】上記荷保管設備1の制御構成図を図9に示
す。コントローラ12に出し入れ装置11のコントローラ41
とセンタリング装置29と搬送ロボット25のコントローラ
42が接続され、これら機器の動作を統括している。
【0018】まず、搬送ロボット25のコントローラ42の
動作を図10,図11に基づいて説明する。 〔搬送ロボットの動作〕図11に示すように、仕分け元ス
テージ21とA〜Fのタイプ別仕分けステージ22に載置さ
れた全てのカセット3に対応するメモリを有しており、
実カセット3Aよりガラス基板2が移載(仕分け)され
る毎に、最上段(No.1)よりガラスIDを埋めてい
き、最下段(No.25)の箇所にガラスIDが記憶され
る。なお、初期状態では、A〜Fのタイプ別仕分けステ
ージ22に載置された全てのカセット3にはガラス基板2
が収納されていない状態で記憶しており、また最大収納
できるガラス基板2の枚数を25枚としている。
【0019】まず、コントローラ12より仕分け元ステー
ジ21に載置された実カセット3AのカセットIDとこの
カセット内のガラス基板2のIDおよびガラス情報(A
〜F)と、A〜Fのタイプ別仕分けステージ22に載置さ
れたカセットIDからなる仕分け情報を入力すると(ス
テップ−1)、この仕分け情報を記憶し(ステップ−
2)、続いて実カセット3Aのn段(1≦n≦25)より
ガラスIDとガラス情報を検索し(ステップ−3,
4)、搬送ロボット25へこのn段のガラス基板2をガラ
ス情報(A〜F)のタイプ別仕分けステージ22の空カセ
ット3Bへ移載する搬送指令を出力する(ステップ−
5)。そして、搬送ロボット25より搬送終了の信号を入
力すると(ステップ−6)、上述したように、搬送先の
カセット3Bのメモリを更新する(ステップ−7)。
【0020】次に、このメモリが更新されたカセット3
Bが満杯(最下段までガラスIDが記憶)となったかど
うかを確認し(ステップ−8)、満杯の場合、移載を中
止して、ガラス情報(ロケーション情報)とカセットI
Dと記憶したガラスIDの一覧からなる満杯信号をコン
トローラ12へ出力する(ステップ−9)。そして、上記
ロケーション情報のカセット3が出庫され、次の空カセ
ットのカセットIDを入力すると(ステップ−10)、こ
のロケーションのメモリの初期化、およびカセットID
を記憶し(ステップ−11)、次のガラス基板2の移載を
再開する。
【0021】そして、25枚のガラス基板2を移載するま
で、ステップ−4〜13を繰り返し、25枚のガラス基板2
の実カセット3Aからの移載(仕分け)が終了すると
(ステップ−13)、仕分け終了信号をコントローラ12へ
出力して(ステップ−14)、終了する。
【0022】次にコントローラ12の詳細な動作を、図12
〜図15に示すフローチャートにしたがって説明する。 〔入庫動作〕(図12参照) まず、第1荷受け台6に設けられたバーコードリーダ5
により読み取られたコード(カセットID)を入力する
と(ステップ−1)、このカセットIDをホストコンピ
ュータ13へ出力する(ステップ−2)。そして、ホスト
コンピュータ13より、カセットID、および入庫するカ
セット3を格納するカセット収納空間のロケーション情
報からなる入庫情報(空カセット3Bが必要なときは空
カセット補充情報を含む)を入力すると(ステップ−
3)、この入庫情報を記憶し(ステップ−4)、上記ロ
ケーション情報を出し入れ装置10へ出力し、一旦実カセ
ット3をカセット収納空間に格納させる(ステップ−
5)。次に、入庫情報に空カセット補充情報が含まれて
いるときは(ステップ−6)、シグナルランプ17を点灯
し(ステップ−7)、含まれていないときはシグナルラ
ンプ17を消灯する(ステップ−8)。そして、出し入れ
装置10より入庫終了信号を入力すると(ステップ−
9)、カセットIDと入力終了信号をホストコンピュー
タ13へ出力する(ステップ−10)。 〔仕分け動作〕(図13,図14参照) ホストコンピュータ13より、A〜Fのタイプ別仕分けス
テージ22へ出力する空カセット3BのカセットIDとロ
ケーション情報、および仕分けを行う実カセット3Aの
カセットIDとロケーション情報およびカセット内に収
納されたガラス基板2のガラス情報(6種類)、および
ガラスIDからなる仕分け情報を入力すると(ステップ
−1)、この仕分け情報を記憶し(ステップ−2)、出
し入れ装置11へA〜Fのタイプ別仕分けステージ22へ出
力する空カセット3Bのロケーション情報を出力し(ス
テップ−3)、出し入れ装置11よりA〜Fのタイプ別仕
分けステージ22への出力終了信号を入力すると(ステッ
プ−4)、A〜Fのタイプ別仕分けステージ22に載置さ
れたカセットIDを記憶し(ステップ−5)、次に最初
に仕分けを行う実カセット3Aのロケーション情報を出
し入れ装置11へ出力し(ステップ−6,7)、出し入れ
装置11より仕分け元ステージ21への出力終了信号を入力
すると(ステップ−8)、仕分け元ステージ21に載置さ
れたカセットIDを記憶する(ステップ−9)。
【0023】次に、センタリング装置29へ移動腕28の駆
動命令信号を出力し(ステップ−10)、センタリング装
置29から駆動終了信号を入力すると(ステップ−11)、
搬送ロボット25のコントローラ(以下、搬送コントロー
ラと称す)42へ、仕分け元ステージ21に載置された実カ
セット3Aの収納されたガラス基板2のガラス情報(6
種類)、およびガラスIDと、A〜Fのタイプ別仕分け
ステージ22に載置された空カセット3BのカセットID
からなる移載情報を出力する(ステップ−12)。
【0024】そして、搬送コントローラ42より上記満杯
情報(カセットID)を入力すると(ステップ−13)、
ホストコンピュータ13へ満杯となったカセット(以下、
仕分けカセットと称す)3を移動するロケーション情報
と次に用意する空カセット3Bのロケーション情報を要
求する要求信号を出力する(ステップ−14)。これら情
報をホストコンピュータ13より入力すると(ステップ−
15)、出し入れ装置11へまず、仕分けカセット3のロケ
ーション情報とこの仕分けカセット3を収納する棚4の
カセット収納空間のロケーション情報からなる収納情報
を出力し(ステップ−16)、出し入れ装置11より収納終
了信号を入力すると(ステップ−17)、空カセット3B
のロケーション情報と、この空カセット3Bを載置する
タイプ別仕分けステージ22のロケーション情報からなる
移動情報を出力し(ステップ−18)、出し入れ装置11よ
り移動終了信号を入力すると(ステップ−19)、移動し
た空カセット3Bの情報を記憶し(ステップ−20)、空
カセット3BのカセットIDからなる情報を搬送コント
ローラ42へ出力する(ステップ−21)。
【0025】そして、搬送コントローラ42より仕分け終
了信号を入力すると(ステップ−22)、ホストコンピュ
ータ13へ仕分け済みで空カセット3Bとなったこの空カ
セット3を移動するロケーション情報を要求する要求信
号を出力する(ステップ−23)。この情報をホストコン
ピュータ13より入力すると(ステップ−24)、出し入れ
装置11へ、仕分け元ステージ21のロケーション情報とこ
の仕分け済みカセット3を収納する棚4のカセット収納
空間のロケーション情報からなる収納情報を出力し(ス
テップ−25)、出し入れ装置11より収納終了信号を入力
すると(ステップ−26)、次の実カセット3Aの仕分け
を実行する(ステップ−27,28)。そして、全ての仕分
けが終了すると(ステップ−28)、ホストコンピュータ
13へ仕分け終了信号を出力する(ステップ−29)。 〔出庫動作〕(図15参照) ホストコンピュータ13より、カセットID、および出庫
するカセット3を格納するカセット収納空間のロケーシ
ョン情報からなる出庫情報を入力すると(ステップ−
1)、この出庫情報を記憶し(ステップ−2)、上記ロ
ケーション情報を出し入れ装置10へ出力し、一旦カセッ
ト3を第2荷受け台8へ出庫させ(ステップ−3)、出
し入れ装置10より出庫終了信号を入力すると(ステップ
−4)、カセットIDと入力終了信号をホストコンピュ
ータ13へ出力する(ステップ−5)。
【0026】上記構成によるカセット3の移動動作を図
16にしたがって説明する。 第1荷受け台6にカセット3が載置され、そのカセッ
トIDがバーコードリーダにより読み取られると、この
カセット3はホストコンピュータ13の入庫情報に基づい
て棚4のカセット収納空間4Aへ入庫される。 ホストコンピュータ13の仕分け情報に基づいて、空カ
セット3Bがタイプ別仕分けステージ22へ移動され、仕
分けされる実カセット3Aが仕分け元ステージ21へ移動
される。 次にホストコンピュータ13の仕分け情報に基づいて、
実カセット3Aのガラス基板2がタイプ別仕分けステー
ジ22の空カセット3Bへ移載される。 満杯となった仕分けカセット3はホストコンピュータ
13の収納情報に基づいて、棚4のカセット収納空間へ収
納され、空カセット3Bがタイプ別仕分けステージ22へ
補充される。 仕分けの終了した仕分け済みカセット3はホストコン
ピュータ13の移動情報に基づいて、棚4のカセット収納
空間へ収納され、次の実カセット3Aが仕分け元ステー
ジ21へ移動される。 仕分けカセット3が、ホストコンピュータ13の出庫情
報に基づいて第2荷受け台8へ出庫される。
【0027】なお、仕分けカセット3は、タイプ別仕分
けステージ22から直接第2荷受け台8へ出庫されること
もある。このように、実カセット3Aと空カセット3B
は、それぞれ出し入れ装置11により各ステージ21,22へ
供給され、実カセット3Aのガラス基板2は、搬送ロボ
ット25により、ガラス情報に基づいてタイプ別に仕分け
られ、実カセット3Aのガラス基板2の仕分けが終了す
ると、また空カセット3Bが仕分けられたガラス基板2
で満杯となると、出し入れ装置11により取換えられる。
したがって、クリーンルームでの塵埃の発生源となる作
業員の存在を無くすことができ、またガラス基板2のカ
セット3の取扱が自動化されることにより、作業員によ
るガラス基板2の損傷を無くすことができ、また作業ミ
スを無くすことができ、さらにガラス基板2とカセット
3の情報を自動管理することができる。
【0028】また実カセット3Aと空カセット3Bと仕
分けカセット3が棚4のカセット収納空間に収納され
て、保管され、ステージ21,22へ供給されることによ
り、仕分け作業を迅速に行うことができ、全体の製造効
率を向上させることができ、さらに棚4を設けることに
より、カセット3の保管スペースを少なくすることがで
きる。また、クリーンエアが棚4と出し入れ装置11に供
給されることにより、カセット3をクリーンな状態で供
給・保管できる。
【0029】図17に荷保管設備の他の構成を示す。ガラ
ス基板2のテストを行う検査装置51が隣接され、この検
査装置51からカセット3を搬送するローラコンベヤ装置
52の終端が直接荷保管設備1内に配置され、この終端位
置に上下に昇降自在な仕分け元ステージ21’を設け、ロ
ーラコンベヤ装置52により搬送されてきた実カセット3
Aを台座上に載置する構成としている。
【0030】コントローラ12は、検査装置51よりコンベ
ヤ装置52を介して実カセット3Aが直接入庫されると、
仕分け元ステージ21’の台座に移載し、搬送ロボット25
によりガラス情報に基づいてタイプ別仕分けステージ22
の空カセット3Bにガラス基板2を仕分けるようにして
いる。また勿論、図10〜図16で説明した実施例の動作と
同様の動作を実行することもできる。
【0031】この構成により、実カセット3Aの搬入を
自動化することができ、さらに迅速な仕分け作業を実施
でき、全体の製造効率を向上させることができる。な
お、上記実施例では、架台23の上方を棚として使用して
いないが、棚として形成することもでき、カセット3の
保管スペースを増加させることができる。また、逆に棚
4を架台23のスペースに移動し、棚4の一部を架台23と
して使用することも可能であり、設備としての設置スペ
ースを縮小でき、工場内のスペースを有効に使用するこ
とができる。
【0032】
【発明の効果】以上のように第1発明によれば、実カセ
ットと空カセットは、それぞれ搬入出装置により各ステ
ージへ供給され、実カセットの基板は、基板出し入れ装
置により、各基板の情報に基づいてタイプ別に仕分けら
れ、実カセットの基板の仕分けが終了すると、また空カ
セットが仕分けられた基板で満杯となると、搬入出装置
により取換えられることによって、基板の仕分け作業に
おける作業員の存在を無くすことができ、よってクリー
ンルームでの塵埃の発生源をなくすことができ、またカ
セットの取扱が自動化されることにより、作業員による
基板の損傷を防止することができ、また作業ミスを無く
すことができ、さらに基板とカセットの情報を自動管理
することができる。さらに棚を設けることにより、カセ
ットの保管スペースを少なくすることができる。
【0033】また第2発明によれば、棚の一部を基板仕
分け装置の架台として使用することにより、設備として
のスペースを縮小でき、工場内のスペースを有効に使用
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における基板仕分け装置を備
えた荷保管設備の平面図である。
【図2】同荷保管設備の正面図である。
【図3】同荷保管設備の側面図である。
【図4】同荷保管設備に収納するカセットおよびガラス
基板の説明図である。
【図5】同荷保管設備に収納するガラス基板のタイプの
説明図である。
【図6】同荷保管設備の基板仕分け装置の平面図であ
る。
【図7】同荷保管設備の基板仕分け装置(図6)A−A
矢視図である。
【図8】同荷保管設備の基板仕分け装置(図6)B−B
矢視図である。
【図9】同荷保管設備の制御構成図である。
【図10】同荷保管設備の基板仕分け装置の搬送ロボット
コントローラの動作フローチャートである。
【図11】同荷保管設備の基板仕分け装置の搬送ロボット
コントローラのメモリマップである。
【図12】同荷保管設備のコントローラの動作フローチャ
ートである。
【図13】同荷保管設備のコントローラの動作フローチャ
ートである。
【図14】同荷保管設備のコントローラの動作フローチャ
ートである。
【図15】同荷保管設備のコントローラの動作フローチャ
ートである。
【図16】同荷保管設備の動作説明図である。
【図17】本発明の他の実施例における基板仕分け装置を
設置した荷保管設備の構成図である。
【符号の説明】
1 荷保管設備 2 ガラス基板 3 カセット 3A 実カセット 3B 空カセット 4 棚 5 バーコードリーダ 6,8 荷受け台 9 基板仕分け装置 10 一定経路 11 出し入れ装置(搬入出装置) 12 コントローラ 16 クリーンエア供給ユニット(清浄装置) 21 仕分け元ステージ 22 タイプ別仕分けステージ 23 架台 24 一定経路 25 搬送ロボット(基板出し入れ装置) 27,30 台座 29 センタリング装置 42 搬送ロボットのコントローラ 51 検査装置 52 ローラコンベヤ装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なるタイプの複数の基板を、これら各
    基板の情報に基づいてタイプ別に仕分ける基板仕分け装
    置と、前記基板を収納するカセットを保管する複数のカ
    セット収納部を有する棚と、前記カセットの入出庫を行
    う搬入出装置を備えた荷保管設備であって、 前記基板仕分け装置を、 仕分け元となる異なるタイプの複数の基板を収納した実
    カセットを載置する仕分け元ステージと、タイプ別仕分
    け先となる空カセットを載置する複数のタイプ別仕分け
    ステージを配置した架台と、 前記実カセットから、基板を前記各基板の情報に基づい
    て前記空カセットに仕分ける基板出し入れ装置と、から
    構成し、 前記搬入出装置により、前記棚のカセット収納部と架台
    のステージ間で前記カセットの搬入出を行うことを特徴
    とする基板仕分け装置を備えた荷保管設備。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の基板仕分け装置を備えた
    荷保管設備であって、棚の一部を基板仕分け装置の架台
    として使用することを特徴とする。
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